JP2019199530A - 組成物、ラミネート接着剤およびラミネートフィルム - Google Patents

組成物、ラミネート接着剤およびラミネートフィルム Download PDF

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Abstract

【課題】ラミネート成形に適した加工安定性を有し、かつ、接着性の低い材料に対しても十分に高い接着性を有する接着層を形成できる組成物、ラミネート接着剤及びラミネートフィルムを提供すること。【解決手段】プロピレンに基づく単位と、エチレン及び炭素数4〜20のα−オレフィンからなる群より選ばれる少なくとも1種のオレフィンに基づく単位とを有する非晶性プロピレン系共重合体と、50質量%超のエチレンに基づく単位を有し、190℃でのMFRが0.1〜30g/10分である高圧法エチレン系重合体とを含有し、非晶性プロピレン系共重合体の含有量が、非晶性プロピレン系共重合体及び高圧法エチレン系重合体の総量100質量部に対して50〜97質量部であり、190℃での溶融張力が17〜100mNの組成物である。【選択図】なし

Description

本発明は、組成物、ラミネート接着剤およびラミネートフィルムに関する。
剥離紙および剥離フィルムは、粘着製品の粘着剤面の保護用、各種樹脂の製膜用として、幅広い用途で使用されている。剥離紙および剥離フィルムの一般的な製造方法として、例えば、クラフト紙、ラミネート紙、樹脂フィルム等の基材の表面に、剥離剤、離型性樹脂等の剥離性を有する材料をコーティングまたはラミネートして離型性樹脂層を形成する方法が知られている。
離型性樹脂としては、適度な離型性と保持力とを備える熱可塑性樹脂が好適に用いられる。基材上へ離型性樹脂層を形成する方法としては、押出機を用いて溶融した離型性樹脂を基材に直接ラミネートする押出ラミネート法を用いることができる。離型性樹脂層には、基材に対して接着性を有しつつ、離型樹脂層の基材と反対の面には対象物に粘着した後に容易に剥離することが求められる。しかしながら、押出ラミネート法により離型性樹脂層を基材上に形成した場合、基材と離型性樹脂層との間で十分な接着強度が得られず、離型性樹脂層が基材から剥離してしまうことがある。そのため、離型性樹脂層と基材とを固定するためのラミネート接着剤が使われることがある。
そこで、プロピレン系共重合体とポリオレフィン系共重合体とを用いて、柔軟性、耐傷付性、耐衝撃性、ラミネート性、低温シール性等に優れた樹脂組成物を提供することが検討されている。例えば、特許文献1および2には、結晶性のプロピレン−1−ブテンランダム共重合体と低密度ポリエチレンとからなるラミネート接着剤用重合体組成物が記載されている。また、特許文献3には、非晶性プロピレン系共重合体とポリプロピレン樹脂とを含有する樹脂組成物が記載されている。
特開昭54−120656号公報 特開平10−338778号公報 特開平11−193309号公報
結晶性プロピレン系重合体を含有する組成物をラミネート接着剤として用いた場合、離型性樹脂としてのポリプロピレン系樹脂に対しては良好な接着性を示すものの、ポリメチルペンテン系樹脂に対しては接着性が不十分となるなど、適用できる離型性樹脂が限られる。また、非晶性プロピレン系共重合体を含有する組成物を用いて押出ラミネート成形をする場合、ラミネート速度を上げるとサージング(膜揺れ)し易く、また、ネックインが大きくなる等の成形上の問題が生じることがある。
そのため、ラミネート接着剤に用いられる組成物には、安定してラミネート成形することができ、膜の厚みムラや蛇行が無く、フィッシュアイ等の無い均一な外観を有し、かつ、接着性の低い材料に対しても接着性に優れる接着層を基材上に形成することが求められる。
本発明は、ラミネート成形に適した加工安定性を有し、かつ、接着性の低い材料に対しても十分に高い接着性を有する接着層を形成できる組成物、当該組成物を用いたラミネート接着剤およびラミネートフィルムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、非晶性プロピレン系共重合体と、高圧法エチレン系重合体とを含有する組成物であり、非晶性プロピレン系共重合体が、プロピレンに基づく単位と、エチレンおよび炭素数4〜20のα−オレフィンからなる群より選ばれる少なくとも1種のオレフィンに基づく単位とを有し、高圧法エチレン系重合体が、50質量%超のエチレンに基づく単位を有し、190℃でのメルトフローレートが0.1〜30g/10分であり、非晶性プロピレン系共重合体の含有量が、非晶性プロピレン系共重合体および高圧法エチレン系重合体の総量100質量部に対して、50〜97質量部であり、190℃での溶融張力が17〜100mNである組成物に関する。
また、本発明の第2の態様は、上記組成物を含むラミネート接着剤に関する。さらに、本発明の第3の態様は、基材と、該基材の少なくとも一方の面に積層された2〜200μmの厚みを有する接着層とを備え、接着層が上記ラミネート接着剤から形成されているラミネートフィルムに関する。
本発明によれば、ラミネート成形に適した加工安定性を有し、かつ、接着性の低い材料に対しても十分に高い接着性を有する接着層を形成できる組成物、当該組成物を用いたラミネート接着剤およびラミネートフィルムを提供することができる。
本実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[組成物]
本実施形態の組成物は、非晶性プロピレン系共重合体と、高圧法エチレン系重合体とを含有する。非晶性プロピレン系共重合体は、プロピレンに基づく単位と、エチレンおよび炭素数4〜20のα−オレフィンからなる群より選ばれる少なくとも1種のオレフィンに基づく単位とを有する。高圧法エチレン系重合体は、50質量%超のエチレンに基づく単位を有し、190℃でのメルトフローレートが0.1〜30g/10分である。本実施形態の組成物における非晶性プロピレン系共重合体の含有量は、非晶性プロピレン系共重合体および高圧法エチレン系重合体の総量100質量部に対して、50〜97質量部である。当該組成物において、190℃での溶融張力は17〜100mNである。
本実施形態の組成物は、ラミネート成形に適した加工安定性を有し、かつ、接着性の低い材料に対しても十分に高い接着性を有する接着層を形成できる接着性組成物である。
組成物の加工安定性をより向上させる観点から、メルトテンションテスター測定における樹脂組成物の190℃での溶融張力は、17〜100mNであり、18〜90mNが好ましく、18.5〜70mNがより好ましく、19〜40mNが更に好ましい。
組成物のMFRは、JIS K 7210に従い、温度230℃、荷重2.16kgfの条件で測定することができる。組成物の加工安定性をより向上させる観点から、組成物のMFRは、0.1〜30g/10分であることが好ましく、0.3〜20g/10分であることがより好ましく、0.5〜10g/10分であることが更に好ましく、1.0〜5.0g/10分であることが特に好ましい。
(成分(A):非晶性プロピレン系共重合体)
成分(A)は、プロピレンを主モノマーとする非晶性プロピレン系共重合体である。本実施形態に係る非晶性プロピレン系共重合体は、プロピレンに基づく単位(以下、単に「プロピレン単位」という。)と、エチレンおよび炭素数4〜20のα−オレフィンからなる群より選ばれる少なくとも1種のオレフィンに基づく単位とを有している。非晶性プロピレン系共重合体は、少なくとも50質量%超のプロピレン単位を有している。ここで、「単位」とは、重合体中の構成単位であって、その直前に記載されている重合性化合物(例えば、プロピレン)から誘導される重合体中の構成単位である。
非晶性プロピレン系共重合体におけるプロピレン単位の含有量は、組成物の接着性を高める観点から、好ましくは52〜99質量%であり、より好ましくは64〜98.5質量%であり、更に好ましくは72〜98質量%である。
非晶性プロピレン系共重合体は、プロピレン単位と共に、エチレン単位および/または炭素数4〜20のα−オレフィン単位を有している。非晶性プロピレン系共重合体は、プロピレンおよびエチレンの共重合体、プロピレン、エチレンおよび炭素数4〜20のα−オレフィンの共重合体、または、プロピレンおよび炭素数4〜20のα−オレフィンの共重合体であってもよい。
非晶性プロピレン系共重合体におけるエチレン単位は、組成物の柔軟性を高める成分である。非晶性プロピレン系共重合体がエチレン単位を有する場合、組成物に柔軟性を付与しつつ、接着性を向上させる観点から、エチレン単位の含有量は、好ましくは48質量%以下、より好ましくは36質量%以下、更に好ましくは28質量%以下である。柔軟性付与という効果をより有効に発現させる観点から、エチレン単位の含有量は、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上である。
非晶性プロピレン系共重合体におけるα−オレフィン単位は、組成物の透明性を高める成分である。非晶性プロピレン系共重合体がα−オレフィン単位を有する場合、透明性の観点から、α−オレフィン単位の含有量は、好ましくは48質量%以下、より好ましくは36質量%以下、更に好ましくは28質量%以下である。硬度を高め、適度の透明性を保つという効果をより有効に発現する観点から、α−オレフィン単位の含有量は、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上である。ラミネート接着剤としては通常、透明性の高いものが好まれる。
α−オレフィン単位となるα−オレフィンとしては、炭素数4〜20のα−オレフィンを用いることができ、入手の容易さ、コスト、共重合性等を加味して、炭素数4〜10のα−オレフィンを用いてもよい。α−オレフィンは直鎖状でも分岐状であってもよい。
直鎖状α−オレフィンとしては、例えば、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−へプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセン、1−ヘキサデセン、1−ヘプタデセン、1−オクタデセン、1−ノナデセンおよび1−エイコセンが挙げられる。分岐状α−オレフィンとしては、例えば、3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ヘキセンおよび2,2,4−トリメチル−1−ペンテンが挙げられる。中でも、α−オレフィンとして、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテンまたは1−デセンを用いることが好ましい。α−オレフィンは、1種を単独でまたは2種以上を混合して用いてもよい。
非晶性プロピレン系重合体として、例えば、エチレン/プロピレン共重合体、エチレン/プロピレン/1−ブテン共重合体、エチレン/プロピレン/1−ヘキセン共重合体、プロピレン/1−ブテン共重合体、プロピレン/1−ヘキセン共重合体、プロピレン/1−オクテン共重合体、プロピレン/4−メチル−1−ペンテン共重合体およびプロピレン/1−ブテン/1−ヘキセン共重合体が挙げられる。
本実施形態に係る非晶性プロピレン系共重合体は、チーグラー・ナッタ触媒またはシングルサイト触媒を用いて製造することができる。高分子量で、分子量分布が狭く、目的とする組成の共重合体が得られ易いことから、シングルサイト触媒を用いた重合を用いてもよい。
シングルサイト触媒としては、メタロセン系触媒または非メタロセン系の錯体触媒が挙げられる。メタロセン系触媒としては、例えば、特開昭58−19309号公報、特開昭60−35005号公報、特開昭60−35006号公報、特開昭60−35007号公報、特開昭60−35008号公報、特開昭61−130314号公報、特開平3−163088号公報、特開平4−268307号公報、特開平9−12790号公報、特開平9−87313号公報、特開平11−80233号公報、特表平10−508055号公報等に記載のメタロセン系触媒が挙げられる。
非メタロセン系の錯体触媒としては、例えば、特開平10−316710号公報、特開平11−100394号公報、特開平11−80228号公報、特開平11−80227号公報、特表平10−513489号公報、特開平10−338706号公報、特開平11−71420号公報等に記載の非メタロセン系の錯体触媒が挙げられる。
シングルサイト触媒として、好ましくは、入手が容易であるという観点から、メタロセン触媒である。メタロセン触媒を用いた製造方法の例としては、欧州特許出願公開第1211287号明細書に記載の方法等が挙げられる。
本実施形態に係る非晶性プロピレン系共重合体を用いることで、組成物の接着力を向上させることができる。組成物の接着力と加工安定性とを両立させる観点から、組成物中の非晶性プロピレン系共重合体の含有量は、非晶性プロピレン系共重合体および高圧法エチレン系重合体の総量100質量部に対して、50〜97質量部であり、60〜96.5質量部が好ましく、70〜96質量部がより好ましく、80〜95質量部が更に好ましい。
プロピレン系共重合体が非晶性であることは、示差走査熱量計(DSC)で昇温を行ったときに、結晶の融解に基づく1J/g以上のピークを有しないことで確認できる。本明細書において、結晶の融解による熱量1J/g以上の吸熱ピークを有するプロピレン系共重合体は、結晶性であるとみなされる。
ここで、プロピレン系共重合体の結晶の融解による吸熱ピークの有無は、室温(通常20〜30℃)から200℃まで10℃/分の速度で昇温した後、直ちに−50℃へ速度10℃/分で降温する1stヒーティングと、その後−50℃から200℃まで10℃/分の速度で昇温する2ndヒーティングとを含む示差走査熱量の測定で得られるDSCサーモグラムから確認することができる。具体的には、2ndヒーティングの−50℃から200℃までの昇温過程において、1J/g以上の吸熱ピークが観察されなければ、プロピレン系共重合体は非晶性である。プロピレン系共重合体のガラス転移点も、上記示差走査熱量測定において、2ndヒーティングの−50℃から200℃までの昇温過程のDSCサーモグラムから確認することができる。
組成物の接着力を高める観点から、非晶性プロピレン系共重合体の135℃のテトラリン中で測定される極限粘度[η]は、好ましくは0.1dL/g以上であり、より好ましくは0.3dL/g以上であり、更に好ましくは0.5dL/g以上であり、特に好ましくは0.7dL/g以上である。また、組成物の成形加工性を高める観点から、上記極限粘度は、好ましくは10dL/g以下であり、より好ましくは7dL/g以下であり、更に好ましくは5dL/g以下であり、特に好ましくは4dL/g以下である。極限粘度[η]の測定は、135℃のテトラリン中で、ウベローデ粘度計を用いて行うことができる。
組成物からの低分子量成分のブリードを抑え、接着力を安定させる観点から、非晶性プロピレン系共重合体の分子量分布は、3以下であることが好ましく、2.5以下であることがより好ましい。分子量分布は、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)法により測定される重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)である。MwおよびMnは、例えば、Waters社製の150C/GPC装置により測定することができる。カラムとしては、例えば、昭和電工(株)製のShodex Packed Column A−80Mを用いることができる。分子量標準物質としては、例えば、東ソー(株)製の標準ポリスチレンを用いることができる。
非晶性プロピレン系共重合体のMFRは、JIS K 7210に従い、温度230℃、荷重2.16kgfの条件で測定することができる。組成物の加工安定性を向上させる観点から、非晶性プロピレン系共重合体のMFRは、0.1〜30g/10分であることが好ましく、0.3〜20g/10分であることがより好ましく、0.5〜12g/10分であることが更に好ましい。
(成分(B):エチレン系重合体)
成分(B)は、エチレンを主モノマーとする高圧法エチレン系重合体である。高圧法エチレン系重合体とは、高圧ラジカル重合によって製造されたエチレン系重合体を意味し、石油化学勃興の時期から製造されてきており、配位重合触媒を用いて得られるエチレン系重合体とは異なる構造を有していることが周知である。本発明において、当該高圧法エチレン系重合体は、エチレンに基づく単位を50質量%超有している。成分(B)を用いることにより、本実施形態の組成物を用いてラミネート成形する際に、加工安定性に優れ、サージングの抑制、ネックインの減少等の効果が得られる。
本実施形態に係る高圧法エチレン系重合体において、エチレン単位の含有量は、組成物の接着性を高める観点から、好ましくは60〜100質量%であり、より好ましくは70〜100質量%であり、更に好ましくは80〜100質量%である。
本実施形態に係る高圧法エチレン系重合体は、エチレンの単独重合体であっても、エチレンおよびエチレンと共重合可能なモノマーの共重合体であってもよい。成分(B)として、例えば、低密度ポリエチレン、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体、エチレン−不飽和カルボン酸塩共重合体、エチレン−不飽和カルボン酸無水物共重合体、およびエチレン−不飽和エステル共重合体が挙げられる。
不飽和カルボン酸としては、例えば、アクリル酸およびメタクリル酸が挙げられる。不飽和カルボン酸塩としては、例えば、アクリル酸ナトリウム、アクリル酸カリウム、アクリル酸マグネシウム、アクリル酸カルシウム、アクリル酸鉄、アクリル酸銅、アクリル酸亜鉛、メタクリル酸ナトリウム、メタクリル酸カリウム、メタクリル酸マグネシウム、メタクリル酸カルシウム、メタクリル酸鉄、メタクリル酸銅およびメタクリル酸亜鉛が挙げられる。不飽和カルボン酸無水物としては、例えば、無水マレイン酸が挙げられる。不飽和エステルとしては、例えば、酢酸ビニル、エチレン−プロピオン酸ビニル等のビニルエステル;アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル等の不飽和カルボン酸エステルが挙げられる。
上記高圧法エチレン系重合体は、1種を単独で用いてもよく2種以上を組み合わせて用いてもよい。基材との接着性を高める観点から、成分(B)は、低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸塩共重合体、エチレン−メタクリル酸塩共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸プロピル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル共重合体、エチレン−アクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸プロピル共重合体、エチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、エチレン−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−アクリル酸メチル−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−アクリル酸プロピル−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−メタクリル酸エチル−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−メタクリル酸プロピル−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−メタクリル酸ブチル−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−アクリル酸プロピル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−メタクリル酸エチル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−メタクリル酸プロピル−無水マレイン酸共重合体、およびエチレン−メタクリル酸ブチル−無水マレイン酸共重合体からなる群より選ばれる少なくとも1種を含むことが好ましく、低密度ポリエチレン、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体またはエチレン−メタクリル酸グリシジル共重合体を含むことがより好ましい。
高圧法エチレン系重合体のMFRは、JIS K 7210に従い、温度190℃、荷重2.16kgfの条件で測定することができる。組成物の加工安定性を向上させる観点から、本実施形態に係る高圧法エチレン系重合体のMFRは、0.1〜30g/10分であり、0.2〜20g/10分が好ましく、0.3〜10g/10分がより好ましく、0.5〜5g/10分が更に好ましい。
加工安定性を向上させる観点から、本実施形態に係る高圧法エチレン系重合体の融点(Tm)は、50〜125℃が好ましく、60〜120℃がより好ましい。高圧法エチレン系重合体の融点は、示差走査熱量計を用いて測定することができ、上述した示差走査熱量測定と同様において、2ndヒーティングの−50℃から200℃までの昇温過程のDSCサーモグラムから確認することができる。
組成物の接着力と加工安定性を両立させ、さらにフィッシュアイを生じさせない観点から、組成物中の高圧法エチレン系重合体の含有量は、非晶性プロピレン系共重合体および高圧法エチレン系重合体の総量100質量部に対して3〜50質量部であり、3.5〜40質量部が好ましく、4〜30質量部がより好ましく、5〜20質量部が更に好ましい。
(成分(C):結晶性プロピレン系重合体)
本実施形態の組成物は、成分(C)として結晶性プロピレン系重合体を更に含有してもよい。結晶性プロピレン系重合体は、アイソタクチックポリプロピレン結晶構造を有する重合体であり、アイソタクチックポリプロピレン結晶構造の存否は、周知のX線結晶構造解析により判別可能である。結晶性プロピレン系重合体は、プロピレンの単独重合体であってもよいし、エチレンおよび炭素数4〜10のα−オレフィンからなる群より選ばれる少なくとも1種のオレフィンとプロピレンとのランダム、ブロック、または交互共重合体であってもよい。結晶性プロピレン系重合体は、数多くの市販品があってその中から適当なものを選択して使用すればよいし、非晶性プロピレン系共重合体と同様、チーグラー・ナッタ触媒またはシングルサイト触媒を用いて製造することができる。結晶性プロピレン系重合体は、非晶性プロピレン系共重合体のペレットを作製する際に、ペレット同士の互着を防止するために添加してもよい。
結晶性プロピレン系重合体の含有量は、非晶性プロピレン系共重合体および結晶性プロピレン系重合体の総量100質量部に対して1〜20質量部が好ましく、2〜19質量部がより好ましく、3〜18質量部が更に好ましく、5〜16質量部が特に好ましい。
(その他の成分)
本実施形態の組成物には、本発明が奏する効果を著しく逸脱しない範囲で、各種添加剤等を配合してもよい。
添加剤としては、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、吸着剤、有機充填剤、無機充填剤、顔料、染料および香料が挙げられる。添加剤は、単独でまたは2種以上を混合して用いてもよい。
組成物を調製する方法としては、特に限定されず、例えば、本実施形態に係る非晶性プロピレン系共重合体および高圧法エチレン系重合体を混練して組成物を調製してもよい。
混練装置の様式または形状は特に限定されない。混練装置として、例えば、ラボプラストミル、ラバーミル、ブラベンダーミキサー、バンバリーミキサー、加圧ニーダー、一軸押出機および二軸押出機が挙げられる。混練装置は、密閉式または開放式のいずれの形式であってもよいが、窒素ガス等の不活性ガスによって置換し得る密閉式の混練装置が好ましい。
混練温度は、通常120〜250℃であり、好ましくは140〜240℃である。混練時間は、用いられる成分の種類または量、混練装置の種類等によって適宜決定してもよい。加圧ニーダーまたはバンバリーミキサーを使用する場合、混練時間は、通常、約3〜10分である。混練方法としては、各成分を一括して混練する方法、または、各成分の一部を混練した後、残部を添加して混練を継続する多段分割混練方法を用いてもよい。
[ラミネート接着剤]
本実施形態の組成物は、ラミネート成形に適した加工安定性を有し、接着性の低い材料に対しても十分に高い接着性を有する接着層を基材上に形成できることから、ラミネート接着剤として用いることができる。本実施形態のラミネート接着剤は、上述の組成物を含んでいる。
[ラミネートフィルム]
本実施形態のラミネートフィルムは、基材と、該基材の少なくとも一方の面に積層された接着層とを備えている。接着層は、上記ラミネート接着剤から形成され、2〜200μmの厚みを有する。本実施形態に係る接着層は、均一な外観を有し、接着性に優れているため、接着性の低い材料からなる離型性樹脂層を接着層上に積層することができる。本実施形態のラミネートフィルムは、基材、接着層および離型性樹脂層が積層された構成を有していてもよい。
組成物の接着力を向上させる観点から、ラミネートフィルムにおける接着層の厚みは、2〜200μmであり、3〜150μmが好ましく、4〜120μmがより好ましい。
基材としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等のポリオレフィンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム等のポリエステルフィルム、未晒クラフト紙等のクラフト紙が挙げられる。基材の厚みは特に限定されず、例えば、2〜3000μmであってもよい。
ラミネートフィルムは、本実施形態の組成物を含むラミネート接着剤を基材上に溶融押出成形することにより、作製することができる。接着層の基材と反対の面には、離型性樹脂層を形成することができる。離型性樹脂層を形成する方法は特に限定されないが、ラミネート接着剤と、離型性樹脂とを共押出して、基材上に接着層と離型性樹脂層とを同時に形成する方法であってもよい。また、ラミネート接着剤のみを押出して基材上に接着層を形成してラミネートフィルムを作製した後、接着層上に、離型性樹脂からなる離型フィルムを積層することにより離型性樹脂層を形成してもよい。離型性樹脂層の厚みは特に限定されず、例えば、2〜3000μmであってもよい。
離型性樹脂としては、適度な離型性と保持力とを備え、対象物に立体模様を転写する際、型付けが良好に行われるのに充分な熱可塑性を有していれば特に限定されない。離型性樹脂として、例えば、ポリメチルペンテン樹脂などのポリオレフィン樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂が挙げられる。上記熱可塑性樹脂には、シリコーン系離型剤等の離型性を付与するための添加剤を混合してもよい。離型性樹脂層の厚みは特に限定されず、例えば、2〜3000μmであってもよい。
本実施形態のラミネートフィルムは、本実施形態に係る接着層を介して離型性樹脂層と基材とを接着することで、離型性樹脂層の基材からの剥離を抑制することができる。離型性樹脂層は、その表面形状を加工することができるため、離型性樹脂層の接着層と反対側の面にエンボス模様等の立体形状を付与することで、対象物に離型性樹脂層を粘着した後に剥離することで、対象物に立体模様、遠近模様等の装飾性を転写することができる。すなわち、本実施形態のラミネートフィルムは接着層上に離型性樹脂層を設けることで、転写フィルム等として用いることができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
以下に示す原材料を用いて、実施例および比較例の組成物を調製した。
(成分(A)及び成分(C))
非晶性プロピレン系共重合体であるプロピレン−1−ブテン共重合体(1−ブテンの構成単位:5.3質量%、MFR(230℃、2.16kgf):0.8g/10分、極限粘度[η]:2.3dL/g、示差走査熱量測定:−50℃から200℃の範囲に結晶の融解に基づく1J/g以上のピークなし。)92質量部と、結晶性プロピレン系重合体(プロピレンの構成単位:100質量%、Tm:164℃)8質量部との混合物(住友化学株式会社製「タフセレン H3002」、MFR(230℃、2.16kgf):3.0g/10分)を準備した。
(成分(B))
高圧法エチレン系重合体として、低密度ポリエチレン(住友化学株式会社製「スミカセン L211」、Tm:113℃、MFR(190℃、2.16kgf):2.0g/10分)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(住友化学株式会社製「アクリフト WH206−F」、Tm:86℃、MFR(190℃、2.16kgf):2.0g/10分)、および、エチレン−メタクリル酸グリシジル共重合体(住友化学株式会社製「ボンドファースト E」、メタクリル酸グリシジルの構成単位:12質量%、Tm:103℃、MFR(190℃、2.16kgf):3.0g/10分)を準備した。
(その他の成分)
その他の成分として、低結晶性プロピレン−1−ブテン共重合体(三井化学株式会社製「タフマー XM−7090」)、1−ブテンの構成単位:4.9質量%、Tm:98℃、MFR(230℃、2.16kgf):7.0g/10分)、直鎖状低密度ポリエチレン(住友化学株式会社製「スミカセンα CW5001」)、Tm:120℃、MFR(190℃、2.16kgf):12.0g/10分)、直鎖状超低密度ポリエチレン(住友化学株式会社製「エクセレン VL200」)、Tm:115℃、MFR(190℃、2.16kgf):2.0g/10分)、エチレン−α−オレフィン共重合体(住友化学株式会社製「エクセレン FX201」)、Tm:94℃、MFR(190℃、2.16kgf):2.0g/10分)、および、ポリプロピレン(住友化学株式会社製「ノーブレン EL80F5」)、Tm:160℃、MFR(230℃、2.16kgf):12.0g/10分)を準備した。
(離型性樹脂)
離型性樹脂として、ポリ4−メチルペンテン−1(三井化学株式会社製「TPX DX231」、Tm:232℃、MFR(260℃、5kgf):100g/10分、および、「TPX DX310」、Tm:226℃、MFR(260℃、5kgf):100g/10分)を準備した。
(基材)
基材として、軽包装用未晒クラフト紙(日本紙パルプ商事株式会社製、50g/m)を準備した。
(実施例1)
「タフセレン H3002」90質量部および「スミカセン L211」10質量部をドライブレンドすることにより、組成物を調製した。得られた組成物をラミネート接着剤として接着層に用い、「TPX DX231」を離型性樹脂層に用い、軽包装用未晒クラフト紙を基材に用いて、押出機のシリンダー温度:300℃(離型性樹脂層)、270℃(接着層)、280℃(Tダイ)で多層Tダイシート成形法により、離型性樹脂層、接着層および基材層を備えるラミネートフィルムを作製した。離型性樹脂層の厚みは15μm、接着層の厚みは15μmであった。
(実施例2)
「TPX DX310」を用いて離型性樹脂層を形成した以外は、実施例1と同様にしてラミネートフィルムを得た。
(実施例3)
「タフセレン H3002」90質量部および「アクリフト WH206−F」10質量部を用いて組成物を調製した以外は、実施例1と同様にしてラミネートフィルムを得た。
(実施例4)
「タフセレン H3002」90質量部および「ボンドファースト E」10質量部を用いて組成物を調製した以外は、実施例1と同様にしてラミネートフィルムを得た。
(比較例1)
「タフセレン H3002」90質量部および「スミカセンα CW5001」10質量部を用いて組成物を調製した以外は、実施例1と同様にしてラミネートフィルムを得た。
(比較例2)
「タフセレン H3002」90質量部および「エクセレン VL200」10質量部を用いて組成物を調製した以外は、実施例1と同様にしてラミネートフィルムを得た。
(比較例3)
「タフセレン H3002」90質量部および「エクセレン FX201」10質量部を用いて組成物を調製した以外は、実施例1と同様にしてラミネートフィルムを得た。
(比較例4)
「タフセレン H3002」90質量部および「ノーブレン EL80F5」10質量部を用いて組成物を調製した以外は、実施例1と同様にしてラミネートフィルムを得た。
(比較例5)
「タフセレン H3002」100質量部を用いて接着層を形成した以外は、実施例1と同様にしてラミネートフィルムを得た。
(比較例6)
「タフマー XM−7090」90質量部および「スミカセン L211」10質量部を用いて組成物を調製した以外は、実施例1と同様にしてラミネートフィルムを得た。
(比較例7)
「タフマー XM−7090」100質量部を用いて接着層を形成した以外は、実施例1と同様にしてラミネートフィルムを得た。
[評価]
実施例および比較例の組成物およびラミネートフィルムについて、以下の条件で評価した。結果を表1および表2に示す。
(組成物のMFR)
組成物のMFRは、JIS K 7210に従い、温度230℃、荷重2.16kgfの条件で測定を行った。
(組成物の溶融張力)
組成物の溶融張力は、190℃、引取速度3.2m/分の条件で測定を行った。
(組成物の加工安定性)
多層Tダイシート成形法により、離型性樹脂層、接着層および基材層を備えるラミネートフィルムを作製した。Tダイからフィルムを押出成形する際、蛇行、偏肉のいずれも生じることなくフィルムを作製できたときは「OK」とし、「蛇行」もしくは「偏肉」が認められたときは「NG」とした。
(接着層のフィルム幅)
上記ラミネートフィルムの成形方向と垂直方向(TD方向)のフィルム幅を3点測量し、その平均値を求めた。
(接着層の外観)
上記ラミネートフィルムの外観を目視し、フィッシュアイの認められなかったものは「僅少」とし、フィッシュアイが認められたものは「莫大」とした。
(接着性評価)
接着性はJIS K 5600−5−6に従い、上記ラミネートフィルムの離型性樹脂層の上から、1.5mm間隔にて離型性樹脂層のみに25マスの切れ込みを入れ、規格に規定された粘着テープを張り瞬間的に引き剥がすことによって評価を行った。計4カ所の評価を行い、その平均値として、1マスも剥がれなかったものを「A」、1〜10マスが剥がれたものを「B」、11マス以上が剥がれたものを「C」とした。
Figure 2019199530
Figure 2019199530
実施例の組成物は加工安定性に優れ、該組成物から形成された接着層は基材だけでなく離型性樹脂層に対しても十分に高い接着性を示すことが確認された。

Claims (5)

  1. 非晶性プロピレン系共重合体と、高圧法エチレン系重合体とを含有する組成物であり、
    前記非晶性プロピレン系共重合体が、プロピレンに基づく単位と、エチレンおよび炭素数4〜20のα−オレフィンからなる群より選ばれる少なくとも1種のオレフィンに基づく単位と、を有し、
    前記高圧法エチレン系重合体が、50質量%超のエチレンに基づく単位を有し、190℃でのメルトフローレートが0.1〜30g/10分であり、
    前記非晶性プロピレン系共重合体の含有量が、前記非晶性プロピレン系共重合体および前記高圧法エチレン系重合体の総量100質量部に対して、50〜97質量部であり、
    190℃での溶融張力が17〜100mNである、組成物。
  2. 前記非晶性プロピレン系共重合体が、前記プロピレンに基づく単位を52〜99質量%有する、請求項1に記載の組成物。
  3. 結晶性プロピレン系重合体を更に含有する、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物を含む、ラミネート接着剤。
  5. 基材と、該基材の少なくとも一方の面に積層された2〜200μmの厚みを有する接着層とを備え、
    前記接着層が、請求項4に記載のラミネート接着剤から形成されている、ラミネートフィルム。
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