JP2019198228A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐振性に優れると共に構成部品の冷却を行うことができる電力変換装置を提供すること。【解決手段】電力変換装置1は、スイッチング素子を内蔵した半導体モジュール2を冷却する冷却部40と、冷却部40から外部へ冷媒を排出する冷媒排出路が内部に形成された金属製の冷媒排出部41と、を備える。冷媒排出路と半導体モジュール2との並び方向Xに投影したときに、冷媒排出部41の外形は、半導体モジュール2の外形よりも大面積である。並び方向Xにおける冷媒排出部41の投影範囲内に、半導体モジュール2と電気的に接続された第1電気部品31の少なくとも一部が配置されている。第1電気部品31は、冷却部40に隣接して配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換装置に関する。
例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載されるインバータ等の電力変換装置として、半導体モジュールと冷却プレートとを積層した構造を有するものがある。そして、特許文献1には、半導体モジュールに電気的に接続される構成部品であるコンデンサをも、半導体モジュール及び冷却プレートと共に積層したものが開示されている。かかる構成とすることにより、半導体モジュールのみならずコンデンサをも冷却プレートによって冷却することができる。
特開2010−16402号公報
しかしながら、半導体モジュールと共にコンデンサ等の構成部品をも冷却プレートと共に積層して積層体を構成した場合において、積層体の積層方向の体格が大きくなると、耐振性において不利となることが考えられる。その一方、構成部品を積層体から外して配置すると、冷却プレートによる構成部品の冷却を行うことができない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、耐振性に優れると共に構成部品の冷却を行うことができる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、スイッチング素子(2u、2d)を内蔵した半導体モジュール(2)を冷却する冷却部(40)と、
前記冷却部から外部へ冷媒を排出する冷媒排出路が内部に形成された金属製の冷媒排出部(41)と、を備え、
前記冷媒排出路と前記半導体モジュールとの並び方向(X)に投影したときに、前記冷媒排出部の外形は、前記半導体モジュールの外形よりも大面積であり、
前記並び方向における前記冷媒排出部の投影範囲内に、前記半導体モジュールと電気的に接続された第1電気部品(31)の少なくとも一部が配置されており、
前記第1電気部品は、前記冷却部に隣接して配置されている、電力変換装置(1)にある。
本発明の参考態様として、スイッチング素子(2u、2d)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
上記半導体モジュールに電気的に接続された構成部品(31、32、33)と、
複数の冷却プレート(40)を備えた積層冷却器(4)と、を有し、
上記複数の冷却プレートと上記半導体モジュールとが少なくとも積層されて、積層体(10)を構成しており、
上記積層体を構成する上記複数の冷却プレートのうちの少なくとも一つは、積層方向(X)への投影面積が、他の上記冷却プレートよりも大きい大面積冷却プレート(41)であり、
上記構成部品の少なくとも一つは、上記積層方向から見たとき上記大面積冷却プレートと重なり、かつ、上記積層方向と直交する一つの方向から見たとき上記積層体と重なる特定位置に配置された、特定配置部品(30)である、電力変換装置(1)がある。
上記電力変換装置において、上記構成部品の少なくとも一つは、上記特定配置部品である。そのため、積層体の積層方向の体格を抑制することができると共に、大面積冷却プレートによる上記構成部品の冷却が可能となる。
すなわち、構成部品の少なくとも一つは、積層体の一部ではない特定配置部品であるため、当該構成部品を積層体の一部とした場合に比べ、積層体の積層方向の寸法を小さくすることができる。その結果、積層体の耐振性を向上させることができる。
また、特定配置部品は、上記特定位置に配されているため、大面積冷却プレートによって、直接または間接的に冷却することが可能となる。そのため、構成部品の少なくとも一つを、積層体の一部に組み込むことなく冷却することができる。
以上のごとく、上記態様によれば、耐振性に優れると共に構成部品の冷却を行うことができる電力変換装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、電力変換装置の側面説明図。 実施形態1における、電力変換装置の平面説明図。 実施形態1における、電力変換装置の正面説明図。 実施形態1における、電力変換装置の回路説明図。 コンデンサ及びリアクトルを積層体の一部に組み込んだ、電力変換装置の側面説明図。 実施形態2における、電力変換装置の側面説明図。 実施形態3における、電力変換装置の側面説明図。 実施形態4における、電力変換装置の側面説明図。 図8のIX−IX線矢視断断面説明図。 実施形態5における、電力変換装置の回路説明図。 実施形態5における、電力変換装置の側面説明図。 実施形態5における、電力変換装置の平面説明図。 実施形態6における、電力変換装置の側面説明図。 実施形態7における、電力変換装置の側面説明図。 実施形態7における、電力変換装置の平面説明図。 実施形態8における、電力変換装置の側面説明図。 実施形態9における、電力変換装置の側面説明図。
(実施形態1)
電力変換装置の実施形態につき、図1〜図4を参照して説明する。
本実施形態の電力変換装置1は、図1、図2に示すごとく、半導体モジュール2と、半導体モジュール2に電気的に接続された構成部品であるコンデンサ31、リアクトル32、及び回路基板33と、積層冷却器4と、を有する。
半導体モジュール2は、スイッチング素子を内蔵している。
積層冷却器4は、複数の冷却プレート40を備えている。
複数の冷却プレート40と半導体モジュール2とが少なくとも積層されて、積層体10を構成している。
積層体10を構成する複数の冷却プレート40のうちの少なくとも一つは、積層方向Xへの投影面積が、他の冷却プレート40よりも大きい大面積冷却プレート41である。
本実施形態においては、コンデンサ31が、特定位置に配置された特定配置部品30である。ここで、特定位置とは、積層方向Xから見たとき大面積冷却プレート41と重なり、かつ、積層方向Xと直交する一つの方向から見たとき積層体10と重なる位置をいう。また、特定位置に配されているとは、特定位置に該当する空間に、少なくとも一部が配置されていることを意味する。したがって、特定配置部品30の少なくとも一部が、積層方向Xから見たとき大面積冷却プレート41と重なり、かつ、積層方向Xと直交する一つの方向から見たとき積層体10と重なる。
本明細書において、積層方向Xに直交する方向であって、積層体10と特定配置部品30との並び方向を、便宜的に高さ方向Zという。また、高さ方向Zと積層方向Xとの双方に直交する方向を、便宜的に横方向Yという。特定配置部品30であるコンデンサ31は、積層方向Xから見たとき大面積冷却プレート41と重なり、高さ方向Zから見たとき積層体10と重なる。本実施形態においては、コンデンサ31は、図3に示すごとく、積層方向Xから見たとき大面積冷却プレート41の外形の内側に収まり、図2に示すごとく、高さ方向Zから見たときも積層体10の外形に収まっている。
また、本実施形態において、図1、図2に示すごとく、積層体10は、特定配置部品30以外の構成部品の一つであるリアクトル32を、冷却プレート40及び半導体モジュール2と共に積層してなる。
また、図1、図3に示すごとく、積層体10は、高さ方向Zにおいて、2つの構成部品の間に配置されている。そして、2つの構成部品のうちの一方であるコンデンサ31が、特定配置部品30となっている。また、高さ方向Zにおいて、積層体10を挟んで互いに反対側に配された2つの構成部品のうちの他方は、半導体モジュール2の信号端子が接続される回路基板33である。すなわち、積層体10は、高さ方向Zにおいて、コンデンサ31と回路基板33との間に配されている。
積層冷却器4は、内部を冷媒が流通するよう構成されている。各冷却プレート40の内部には、冷媒流路が形成されている。大面積冷却プレート41以外の冷却プレート40における冷媒流路は、横方向Yに沿って形成されている。
図1、図2に示すごとく、大面積冷却プレート41は、積層冷却器4のうち、積層方向Xの一端に配されている。そして、大面積冷却プレート41には、積層冷却器4へ冷媒を導入する冷媒導入管421と、積層冷却器4から冷媒を排出する冷媒排出管422とが設けられている。
リアクトル32は、大面積冷却プレート41とこれに隣り合う冷却プレート40との間に配置している。
複数の冷却プレート40は、積層方向Xに隣り合う冷却プレート40同士が、横方向Yの両端部において、連結管43によって互いに連結されている。そして、積層方向Xの一端に配された大面積冷却プレート41に、冷媒導入管421及び冷媒排出管422が接続されている。これにより、冷媒導入管421から導入された冷媒が、複数の冷却プレート40に分岐して流れ、冷媒排出管422から排出される。そして、冷媒が複数の冷却プレート40を流通する間に、半導体モジュール2及びリアクトル32と冷媒とが熱交換する。これにより、半導体モジュール2及びリアクトル32が冷却される。また、コンデンサ31も、大面積冷却プレート41を流れる冷媒によって、間接的に冷却される。
図3に示すごとく、冷却プレート40は、積層方向Xから見たとき、略全体にわたり内部に冷媒流路401が形成されていることが好ましい。特に、大面積冷却プレート41は、積層方向Xから見たとき、半導体モジュール2と重なる部分にも、特定配置部品30と重なる部分にも、冷媒流路401を形成してなることが好ましい。この場合には、積層体10に組み込まれた構成部品であるリアクトル32についても、特定配置部品30であるコンデンサ31についても、より効率的に冷却することができる。なお、図3以外の図面においては、冷媒流路401の記載を省略している。
ただし、冷却プレート40には、冷媒流路が形成されていない部分を設けてもよい。例えば、大面積冷却プレート41において、冷媒流路が、リアクトル32と対向する位置に設けられ、コンデンサ31に対向する位置に設けられていない構成としてもよい。これに対し、特定配置部品30であるコンデンサ31の冷却性の観点からは、上述のように、大面積冷却プレート41において、冷媒流路401が、リアクトル32と対向する位置にも、コンデンサ31に対向する位置にも設けられている構成とすることが好ましい。
また、積層冷却器4を構成する部材は、アルミニウム合金等の金属からなる。
本実施形態の電力変換装置1は、例えば、図4に示すごとく、直流電源51と三相交流の回転電機52との間において、電力変換するよう構成されている。電力変換装置1は、昇圧回路部12とインバータ回路部13とを有する。昇圧回路部12は、リアクトル32及び半導体モジュール2等によって構成されている。インバータ回路部13は、半導体モジュール2等によって構成されている。コンデンサ31は、平滑コンデンサとして機能する。電力変換装置1は、直流電力を三相交流電力に変換して、回転電機52を駆動するよう構成されている。また、回転電機52において発電された電力を、インバータ回路部13において直流に変換して、回生することもできる。
各半導体モジュール2は、スイッチング素子として、上アームスイッチング素子2uと下アームスイッチング素子2dとを内蔵している。
インバータ回路部13は、上アームスイッチング素子2uと下アームスイッチング素子2dとを直列接続してなるレッグを、3相分備えている。各スイッチング素子は、IGBT、すなわち絶縁ゲートバイポーラトランジスタからなる。また、上アームスイッチング素子2u及び下アームスイッチング素子2dには、それぞれフライホイールダイオードが逆並列接続されている。各レッグにおける上アームスイッチング素子2uと下アームスイッチング素子2dとの接続点が、それぞれ回転電機52の3つの電極に接続される。なお、スイッチング素子としては、IGBTに限らず、例えば、MOSFET、すなわちMOS型電界効果トランジスタを用いることもできる。
本実施形態において、インバータ回路部13における各相を構成する上アームスイッチング素子2u及び下アームスイッチング素子2dも、それぞれ2つのスイッチング素子の並列構造となっている。また、互いに直列接続された一つの上アームスイッチング素子2uと一つの下アームスイッチング素子2dとが、一つの半導体モジュール2に内蔵されて一体化されている。
昇圧回路部12は、互いに並列接続された2つの上アームスイッチング素子2uと、互いに並列接続された2つの下アームスイッチング素子2dと、を有する。そして、互いに直列接続された一つの上アームスイッチング素子2uと一つの下アームスイッチング素子2dとが、一つの半導体モジュール2に内蔵されて一体化されている。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
上記電力変換装置1において、構成部品の一つであるコンデンサ31は、特定配置部品30である。そのため、積層体10の積層方向Xの体格を抑制することができると共に、大面積冷却プレート41によるコンデンサ31の冷却が可能となる。
すなわち、図1〜図3に示すごとく、コンデンサ31は、積層体10の一部ではない特定配置部品30である。そのため、図5に示すようにコンデンサ31を積層体10の一部とした場合に比べ、積層体10の積層方向Xの寸法を小さくすることができる。その結果、積層体10の耐振性を向上させることができる。このように、積層体10の積層方向Xの体格を抑制することで、例えば、電力変換装置1が車両のトランスミッションに搭載される場合などにおいても、耐振性の観点で有利となる。また、積層方向Xの体格を抑制できることで、共振周波数を高くすることができ、エンジンとの共振を防ぎやすくなる。
また、コンデンサ31は、上記特定位置に配されているため、大面積冷却プレート41によって、直接または間接的に冷却することが可能となる。
このように、コンデンサ31を上記特定位置に配置することにより、耐振性とコンデンサ31の冷却性確保との両立を図ることができる。
積層体10は、特定配置部品30以外の構成部品の一つであるリアクトル32を、冷却プレート40及び半導体モジュール2と共に積層してなる。それゆえ、冷却したい構成部品が複数ある場合に、極力積層体10の積層方向Xの体格を抑制しつつ、複数の構成部品を効率的に冷却することができる。
また、コンデンサ31とリアクトル32とのうち、比較的発熱量の大きいリアクトル32を積層体10に組み込んで積極的に冷却し、比較的発熱量の小さいコンデンサ31を上記特定位置に配置している。すなわち、上述のように昇圧に用いるリアクトル32は、ノイズを吸収できるコンデンサ31に比べて、ノイズを発生しやすく発熱量が大きい。そこで、リアクトル32を積層体10に組み込んで積極的に冷却する。その一方で、コンデンサ31は積層体10から外した特定配置部品30とすることでも充分な冷却が可能となる。これにより、電力変換装置1の全体として、効率的な冷却を実現しやすくなる。
積層体10は、高さ方向Zにおいて、2つの構成部品であるコンデンサ31と回路基板33との間に配置されている。そして、コンデンサ31が特定配置部品30である。これにより、コンデンサ31を冷却しつつ、回路基板33とコンデンサ31との熱干渉を抑制することができる。
また、大面積冷却プレート41は、積層冷却器4のうち、積層方向Xの一端に配されている。これにより、上述の特定位置に相当する空間を大きくとることができる。それゆえ、特定位置に特定配置部品30を配置しやすく、電力変換装置1の大型化を抑制することができる。
また、大面積冷却プレート41に、冷媒導入管421と冷媒排出管422とが設けられている。それゆえ、冷媒導入管421及び冷媒排出管422の配置自由度を高くすることができる。
以上のごとく、本実施形態によれば、耐振性に優れると共に構成部品の冷却を行うことができる電力変換装置を提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図6に示すごとく、特定配置部品30であるコンデンサ31が、大面積冷却プレート41に面接触している形態である。
すなわち、大面積冷却プレート41に、積層方向Xの一方から、コンデンサ31が面接触している。ここで、コンデンサ31と大面積冷却プレート41とは、直接面接触していてもよいし、放熱シート等の伝熱部材を介して面接触していてもよい。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本実施形態においては、コンデンサ31を一層効率的に冷却することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態3)
本実施形態は、図7に示すごとく、大面積冷却プレート41における積層方向Xの両面に、それぞれ少なくとも一つの構成部品が対向配置されている実施形態である。
すなわち、本実施形態においては、DC−DCコンバータ34を、大面積冷却プレート41における、半導体モジュール2側と反対側の面である第1面411に配置している。また、大面積冷却プレート41における第1面411と反対側の面である第2面412に、リアクトル32が配置されている。さらに、大面積冷却プレート41の第2面412には、特定配置部品30であるコンデンサ31も対向配置されている。
DC−DCコンバータ34は、例えば、トランス、スイッチング素子等を備え、高電圧の直流電力を低電圧の直流電力に変換するよう構成されている。
図7においては、コンデンサ31が大面積冷却プレート41との間に間隔を設けて対向配置された構成を示したが、コンデンサ31を大面積冷却プレート41に面接触させてもよい。また、図7においては、大面積冷却プレート41にDC−DCコンバータ34が面接触した構成を示したが、DC−DCコンバータ34と大面積冷却プレート41との間に間隔を設けて対向配置させてもよい。
また、図7においては、冷媒導入管421及び冷媒排出管422を省略したが、これらは、積層冷却器4における適切な位置に適宜配設することができる。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
本実施形態においては、大面積冷却プレート41によって、DC−DCコンバータ34をも冷却することができる。したがって、DC−DCコンバータ34をも備えた電力変換装置1において、効率的な冷却を行うことが可能となる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態4)
本実施形態は、図8、図9に示すごとく、ケース6を介して、特定配置部品30の熱を、大面積冷却プレート41に放熱できるよう構成された、電力変換装置1の実施形態である。
すなわち、電力変換装置1は、半導体モジュール2とコンデンサ31と積層冷却器4とを収容する金属製のケース6を備えている。大面積冷却プレート41は、ケース6に接触している。そして、特定配置部品30であるコンデンサ31は、ケース6に組み付けられている。
ケース6は、コンデンサ31と、リアクトル32及び積層体10との間に配された、中間壁部61を有する。そして、中間壁部61に、コンデンサ31が、図示しないボルト等によって、固定されている。ケース6は、高さ方向Zの両側が開放面となっている。そして、一対の開放面には、これらを塞ぐように、蓋体601、602が取り付けられている。
また、ケース6は、積層方向Xの一方に、開口部62を設けてなる。該開口部62から、積層体10をケース6内に挿入できるよう構成されている。また、開口部62を塞ぐように、大面積冷却プレート41がケース6の外面に接触している。また、大面積冷却プレート41の第1面411に、DC−DCコンバータ34が面接触している。すなわち、DC−DCコンバータ34は、ケース6の外に配されている。
その他の構成は、実施形態3と同様である。
本実施形態の場合には、ケース6を介して、特定配置部品30であるコンデンサ31の熱を大面積冷却プレート41へ放熱することができる。それゆえ、特定配置部品30の熱を効率的に放熱することができる。また、特定配置部品30の配置自由度を向上させることができる。また、中間壁部61がコンデンサ31と半導体モジュール2との間に配されているため、コンデンサ31と半導体モジュール2との間の熱干渉を抑制することができる。
その他、実施形態3と同様の作用効果を有する。
(実施形態5)
本実施形態においては、図10〜図12に示すごとく、半導体モジュール2が、互いに並列接続された複数の上アームスイッチング素子2uと、互いに並列接続された複数の下アームスイッチング素子2dとを一体化してなる。
本実施形態においては、並列接続された2つの上アームスイッチング素子2uと、並列接続された2つの下アームスイッチング素子2dとの4つのスイッチング素子を、一体化して一つの半導体モジュール2に内蔵している。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
本実施形態においては、半導体モジュール2の数を少なくすることができる。そのため、図11、図12に示すごとく、積層体10の積層方向Xの体格を小さくすることができる。すなわち、実施形態1の場合に比べて、積層体10における半導体モジュール2の数を半減することができる。そのため、積層体10の積層方向Xの寸法を大幅に低減することができる。その結果、一層、耐振性に優れた電力変換装置1を得ることができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態6)
本実施形態は、図13に示すごとく、2つの構成部品を特定配置部品30とした実施形態である。
すなわち、特定配置部品30として、コンデンサ31と回路基板33とが、特定位置に配されている。つまり、本実施形態においては、回路基板33も、積層方向Xから見たとき大面積冷却プレート41と重なり、かつ、高さ方向Zから見たとき積層体10と重なる位置に、配されている。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
本実施形態の場合には、回路基板33も特定配置部品30となるため、回路基板33の冷却も効率的に行うことができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態7)
本実施形態は、図14、図15に示すごとく、大面積冷却プレート41以外の冷却プレート40に、冷媒導入管421及び冷媒排出管422が接続されている、電力変換装置1の実施形態である。
本実施形態においては、大面積冷却プレート41には、冷媒導入管421及び冷媒排出管422が接続されていない。そして、積層冷却器4における、大面積冷却プレート41が配された側と反対側の積層方向Xの一端の冷却プレート40に、冷媒導入管421及び冷媒排出管422が接続されている。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
本実施形態の場合には、大面積冷却プレート41における、半導体モジュール2側と反対側の面である第1面411に、構成部品を対向配置させやすい。すなわち、例えば、図14、図15に示すごとく、DC−DCコンバータ34を、大面積冷却プレート41の第1面411に、広い面積にて対向配置させることができる。また、大面積冷却プレート41に、DC−DCコンバータ34を面接触させやすくなる。その結果、DC−DCコンバータ34の冷却を効率的に行うことができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態8)
本実施形態は、図16に示すごとく、積層体10を、冷却プレート40と半導体モジュール2とによって構成した実施形態である。
すなわち、積層体10に、リアクトル32等の構成部品を積層していない。そして、コンデンサ31を、特定位置に配置した特定配置部品30としている。ここで、コンデンサ31は、積層方向Xから見たとき、その一部分のみが大面積冷却プレート41と重なっている。また、コンデンサ31は、高さ方向Zから見たとき、その一部分のみが積層体10と重なっている。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
本実施形態においても、実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施形態9)
本実施形態は、図17に示すごとく、積層冷却器4における積層方向Xの両端以外の冷却プレート40を、大面積冷却プレート41とした実施形態である。
その他の構成は、実施形態8と同様である。
本実施形態においても、実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。また、上記実施形態においては、コンデンサ又は回路基板を特定配置部品とした実施形態を示したが、特定配置部品は、これらに限られるものではない。例えば、DC−DCコンバータ、リアクトル等、他の構成部品を、特定配置部品としてもよい。
1 電力変換装置
10 積層体
2 半導体モジュール
30 特定配置部品
31 コンデンサ(構成部品)
32 リアクトル(構成部品)
33 回路基板(構成部品)
4 積層冷却器
40 冷却プレート
41 大面積冷却プレート

Claims (5)

  1. スイッチング素子(2u、2d)を内蔵した半導体モジュール(2)を冷却する冷却部(40)と、
    前記冷却部から外部へ冷媒を排出する冷媒排出路が内部に形成された金属製の冷媒排出部(41)と、を備え、
    前記冷媒排出路と前記半導体モジュールとの並び方向(X)に投影したときに、前記冷媒排出部の外形は、前記半導体モジュールの外形よりも大面積であり、
    前記並び方向における前記冷媒排出部の投影範囲内に、前記半導体モジュールと電気的に接続された第1電気部品(31)の少なくとも一部が配置されており、
    前記第1電気部品は、前記冷却部に隣接して配置されている、電力変換装置(1)。
  2. 前記半導体モジュールの信号端子が接続される回路基板(33)を備え、
    前記回路基板は、前記冷却部を挟んで前記第1電気部品とは反対側に配置されている、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記回路基板は、前記並び方向における前記冷媒排出部の投影範囲外に配置されている、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記半導体モジュールと電気的に接続され、前記第1電気部品とは異なる第2電気部品(34)が、前記冷媒排出部を介して前記半導体モジュールとは反対側に配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 前記第2電気部品と前記冷媒排出部とは、互いに離間して対向配置している、請求項4に記載の電力変換装置。
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