JP2009261125A - パワーコントロールユニット - Google Patents

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【課題】小型であって搭載性に優れたパワーコントロールユニットを提供すること。
【解決手段】本発明のパワーコントロールユニット1は、複数の半導体モジュール210と、該複数の半導体モジュール21を両主面220から冷却するとともに互いに連結された複数の冷却管22からなる積層型冷却器20とを備えた電力変換装置2を有する。隣り合う冷却管200同士の間に形成される冷却スペース23の少なくとも一つには、半導体モジュール21以外の発熱体3から受熱する受熱体41とヒートパイプ42とを介して接続された放熱体43が配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータ等の電力変換装置を備えたパワーコントロールユニットに関する。
従来から、内燃機関と電気モータとの両方を駆動源として有するハイブリッド自動車、その他電気モータを駆動源として備えた自動車等では、直流電力と交流電力との間で双方向変換する大容量のインバータを備えたパワーコントロールユニット(以下、適宜PCUという。)が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、図8に示すように、該PCU9においては、例えば、インバータ92とは別に直流電流を電圧の異なる直流電流に変換する補機駆動用のコンバータ93がインバータ92に隣接して搭載されている。
そして、近年、例えばハイブリッド自動車等において、上記インバータ92及び上記コンバータ93の小型化を図ったり車両への搭載性を向上させたりするために、コンバータ93とインバータ92とを一ユニット化することが求められている。
そこで現状では、コンバータ93冷却用の冷却器941を介してコンバータ93とインバータ92とを一体化してある。
特開2007−8403号公報 特開2007−50887号公報
ところが、かかる従来のPCU9においては、以下のような問題点がある。すなわち、コンバータ93を冷却するためには、図8に示すように、内部に冷媒流路を設けるために冷却器941が必要となる。そして、このように、コンバータ93を冷却するために新たに冷却器941を付加すると、その厚み分(図8における符号d参照)だけPCU9の体格が大型化するという問題がある。
そしてこれにより、PCU9の車両等への搭載が困難なものとなるおそれがある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、小型であって搭載性に優れたパワーコントロールユニットを提供しようとするものである。
本発明は、複数の半導体モジュールと、該複数の半導体モジュールを両主面から冷却するとともに互いに連結された複数の冷却管からなる積層型冷却器とを備えた電力変換装置を有するパワーコントロールユニットであって、
隣り合う上記冷却管同士の間に形成される冷却スペースの少なくとも一つには、上記半導体モジュール以外の発熱体から受熱する受熱体とヒートパイプとを介して接続された放熱体が配設されていることを特徴とするパワーコントロールユニットにある(請求項1)。
本発明の作用効果について説明する。
本発明において、隣り合う上記冷却管同士の間に形成される冷却スペースの少なくとも一つに、上記半導体モジュール以外の発熱体から受熱する受熱体とヒートパイプとを介して接続された放熱体が配設されている。これにより、小型であって搭載性に優れるパワーコントロールユニット(以下、適宜PCUという。)を得ることができる。
すなわち、本発明においては、小型でありながら熱伝導性に優れたヒートパイプを介して受熱体から伝達された発熱体の熱を放熱体に伝達している。そしてさらに、その放熱体の熱を冷却管に伝達しているため、発熱体を十分に冷却することができる。
特に上記構成によれば、積層型冷却器における積層方向の長さを増やして新たに放熱体冷却用の冷却スペースを設けることにより、発熱体を十分に冷却することができる。そのため、本発明のPCUにおいては、発熱体を冷却するためにPCU内に冷媒を流す必要がない。これにより、PCUの小型化を図ることができる。
さらにまた、上記のように積層型冷却器を積層方向に長くして冷却スペースを確保するため、積層方向に直交する方向に新たに発熱体を冷却するための冷却器を設ける必要がない。そのため、PCUの車両等への搭載性を向上させることができる。
以上のとおり、本発明によれば、小型であって搭載性に優れたパワーコントロールユニットを提供することができる。
本発明(請求項1)において、上記PCUは、例えば、内燃機関と電気モータとの両方を駆動源として有するハイブリッド自動車、その他電気モータを駆動源として備えた電気自動車等に用いることができる。
また、上記電力変換装置は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流の生成に用いるインバータとすることができる。
上記冷却管は、内部に、例えば、エチレングリコール系の不凍液を混入した水、水やアンモニア等の自然冷媒、フロリナート等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒等の冷却媒体を流動させる中空部を有してなる管である。
また、上記積層型冷却器は、外部から上記複数の冷却管の内部に冷却媒体を供給するための冷媒供給管と、上記複数の冷却管から外部に冷却媒体を排出するための冷媒排出管とを積層方向の一端の上記冷却管にそれぞれ接続してなり、上記放熱体は、上記冷媒供給管及び上記冷媒排出管が接続された冷却管に密着していることが好ましい(請求項2)。
この場合には、放熱体を冷却スペースに容易に組み付けることができる。
すなわち、PCUを組み立てる際には、冷媒供給管及び冷媒排出管が接続された冷却管をPCU本体に固定して、これを基準に例えばばね部材によって冷却管を積層方向に圧縮する。具体的には、まず、冷媒供給管及び冷媒排出管に最も近い冷却管の主面を、PCUを構成する一部品と接触させて固定する。次いで、冷媒供給管及び冷媒排出管に接続された冷却管における冷却スペース(以下、第一スペースという。)から順に半導体モジュールを冷却スペースに配置していく。その後、冷媒供給管及び冷媒排出管から最も遠い冷却管の主面から、上述したようなばね部材によって冷却管を積層方向に圧縮する。
このような組立手順においては、積層方向における半導体モジュールや冷却管の厚みの寸法公差に起因して、第一スペースから遠ざかるにつれて寸法公差の積み上げが大きくなり、冷却スペースの位置ずれが大きくなってしまうことがある。これに対して、放熱体を冷媒供給管及び冷媒排出管が接続された冷却管に密着させることにより、すなわち、まず放熱体を上記第一スペースに配設することにより、半導体モジュールや冷却管の厚みの寸法公差の積み上げが最小となり、冷却スペースの位置ずれの影響をほとんどなくすことができる。
これにより、組付け性を向上させることができ、放熱体を冷却スペースに容易に組み付けることができる。
また、上記発熱体は、上記電力変換装置の外部に配設されるとともに直流電流を電圧の異なる直流電流に変換するコンバータであってもよい(請求項3)。
この場合には、PCUの車両等への搭載性を一層向上させることができる。すなわち、冷却スペースに放熱体を配設することにより、新たに大型の冷却器を付加することなく、コンバータを十分に冷却することができる。
その結果、コンバータ及びその冷却器の体格を小さくすることができ、PCUの一層の小型化を図ることができる。さらに、これにより、PCUの車両等への搭載性を一層向上させることができる。
また、上記発熱体は、上記電力変換装置に組み込まれたコンデンサであってもよい(請求項4)。
この場合には、電力変換装置の体格を十分に小さくすることができる。さらに、これにより、PCUの車両等への搭載性を一層向上させることができる。
なお、上記コンデンサとして、例えばサージを吸収するためのスナバコンデンサ等を用いることもできる。
また、上記発熱体は、上記電力変換装置に組み込まれたリアクトルであってもよい(請求項5)。
この場合には、請求項4と同様に、電力変換装置の小型化を図ることができ、PCUの車両等への搭載性を一層向上させることができる。
なお、リアクトルを収納するケース自体を受熱体としてもよいし、ケースとは別個に受熱体を配置することもできる。
(実施例1)
本発明の実施例に係るパワーコントロールユニットについて、図1〜図4を用いて説明する。
本例のパワーコントロールユニット1(以下、PCU1という。)は、図1〜図3に示すように、複数の半導体モジュール21と、該複数の半導体モジュール21を両主面220から冷却するとともに互いに連結された複数の冷却管22からなる積層型冷却器20とを備えた電力変換装置2を有する。
また、隣り合う冷却管22同士の間に形成される冷却スペース23の少なくとも一つには、半導体モジュール21以外の発熱体3から受熱する受熱体41とヒートパイプ42とを介して接続された放熱体43が配設されている。
本例のPCU1について、詳細に説明する。
本例のPCU1は、上記の電力変換装置2と、ヘッドライトやラジオ等の補機を駆動するためのDC−DCコンバータとにより構成されている。
なお、このDC−DCコンバータは、直流電圧を直流電圧に変換するに当たって発熱し高温となるものである。すなわち、本例においてDC−DCコンバータは発熱体である。したがって、以下では、説明の便宜上、発熱体3をDC−DCコンバータ31ということとする。
また、上記電力変換装置2は、例えば、バッテリの直流電流をモータ駆動用の交流に変換するインバータとすることができる。そこで、以下では、説明の便宜上、電力変換装置2をインバータ2ということとする。
インバータ2は、図3、図4に示すように、積層型冷却器20のほか、半導体モジュールに対して電流を入出させるパワー部24と、半導体モジュール21を制御する制御部25とを有する。
上記パワー部24は、本例では、入力電圧を昇圧するための昇圧回路の一部を構成するリアクトル241と、半導体モジュール21のパワー端子を接続する電力ラインを構成するバスバ242と、直流電圧を平滑化するコンデンサ243とからなる。
また、インバータ2においては、バスバ242及びコンデンサ243の上方(図3、図4における紙面上方)に積層型冷却器20が配置されており、さらにその積層型冷却器20の上方に制御部25が配置されている。
また、積層型冷却器20は、外部から複数の冷却管22の内部に冷却媒体を供給するための冷媒供給管221と、複数の冷却管22から外部に冷却媒体を排出するための冷媒排出管222とを有する。
具体的には、図1〜図3に示すように、積層型冷却器20の積層方向の一端の冷却管22に冷媒供給管221と冷媒排出管222とが接続されている。
冷却管22は、内部に、例えば、エチレングリコール系の不凍液を混入した水、水やアンモニア等の自然冷媒、フロリナート等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒等の冷却媒体を流動させる中空部を有してなる管である。
また、隣り合う冷却管22同士の間には、図1〜図3に示すように、二つずつ並列された状態で半導体モジュール21が配設されている。
そして、該半導体モジュール21は、冷却管22の中を流動する冷却媒体によって両面から冷却される。
半導体モジュール21として、例えばIGBT素子やMOS型FET素子等のスイッチング素子のほか、該スイッチング素子におけるコレクタ−エミッタ間に接続され、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオード、あるいは、これら双方の機能を併せ持つ、逆方向導通性を有する半導体素子等がある。
また、図1〜図3に示すように、隣り合う冷却管22同士の間に形成される冷却スペース23の少なくとも一つには、さらに冷却管22に放出するための放熱体43が配設されている。そして、発熱体3の熱は受熱体41とヒートパイプ42とを介して放熱体43へと伝達される。
ここで、放熱体43は、冷媒供給管221及び冷媒排出管222が接続された冷却管22に密着している。
すなわち、放熱体43は、図1〜図3に示すように、冷却スペース23のうち積層型冷却器20における冷媒供給管221及び冷媒排出管222に最も近い冷却スペース23(以下、第一スペース231という。)に配設されている。
放熱体43及び半導体モジュール21を冷却管22に密着させるに当たっては、まず、第一スペース231に放熱体43を配設する。
次いで、積層方向に順に半導体モジュール21を冷却スペース23に配設する。
次いで、冷媒供給管221及び冷媒排出管222から最も遠い位置に配される冷却管22の端面を、プレート27を介してばね部材26によって冷媒供給管221及び冷媒排出管222に向かって押圧することにより、半導体モジュール21及び放熱体43が冷却管22の主面220に密着する。なお、かかるばね部材26として、例えば、板ばねやコイルばね等種々のものを用いることができる。
また、放熱体43として、例えば、5mm程度の熱伝導性に優れる銅材やアルミ材からなる板状体のものを用いることができる。
一方、受熱体41は、例えば、5mm程度の熱伝導性に優れる銅材やアルミ材からなる板状体のものを用いることができる。
また、ヒートパイプ42として、例えば、焼結銅粉タイプのものや、複合ウィックタイプのものを用いることができる。
また、図3、図4に示すように、積層型冷却器20の制御部25のさらに上方(図3、図4における紙面上方)には、DC−DCコンバータ31が配置されている。
すなわち、上述したように、本例における発熱体は、インバータ2の外部において接続されるとともに直流電圧を異なる値の直流電圧に変換するDC−DCコンバータ31である。
本例における、DC−DCコンバータ31の冷却手順について図1〜図3を用いて説明する。
まず、DC−DCコンバータ31の熱は、上述したように銅材やアルミ材等からなる熱伝導性に優れた受熱体41に伝熱される。
次いで、受熱体41に伝達された熱は、さらにヒートパイプ42へと伝達される。そして、このヒートパイプ42は、上述したように、例えば、焼結銅粉タイプのものや、複合ウィックタイプのものによって形成されているため、ヒートパイプ42において受熱体41と反対側に接続される放熱体43へと十分に伝熱することができる。
上述したように、冷却スペース23に配設された放熱体43は、その両側に配される冷却管22の主面220と密着している。そのため、放熱体43は、図2における矢印Wの方向に冷却管22内を流動する冷却媒体によって十分に冷却される。
次に、本例の作用効果について説明する。
本例において、隣り合う冷却管22同士の間に形成される冷却スペース23の少なくとも一つには、半導体モジュール21以外の発熱体3から受熱する受熱体41とヒートパイプ42とを介して接続された放熱体43が配設されている。これにより、小型であって搭載性に優れるPCU1を得ることができる。
すなわち、本例においては、小型でありながら熱伝導性に優れたヒートパイプ42を介して受熱体41から伝達された発熱体3の熱を放熱体43に伝達している。そしてさらに、その放熱体43の熱を冷却管22に伝達しているため、発熱体3を十分に冷却することができる。
特に上記構成によれば、積層型冷却器20における積層方向の長さを増やして新たに放熱体43冷却用の冷却スペース23を設けることにより、発熱体3を十分に冷却することができる。そのため、本例のPCU1においては、発熱体3を冷却するために大型の冷却器を新たに設ける必要がない。これにより、PCU1の小型化を図ることができる。
また、上述したように、積層型冷却器20を積層方向に長くして冷却スペース23を確保するため、積層方向に直交する方向に新たに冷却器を設ける必要がない。そのため、PCU1の車両等への搭載性を向上させることができる。
また、放熱体43は、冷媒供給管221及び冷媒排出管222が接続された冷却管22に密着している。これにより、放熱体43を第一スペース231に容易に組み付けることができる。
すなわち、PCU1を組み立てる際には、冷媒供給管221及び冷媒排出管222が接続された冷却管22をPCU1本体に固定して、これを基準に例えばばね部材26によって冷却管22を積層方向に圧縮する。具体的には、まず、冷媒供給管221及び冷媒排出管222に最も近い冷却管22の主面220を、リアクトル241と接触させて固定する。次いで、第一スペース231から順に半導体モジュール21を冷却スペース23に配置していく。その後、上述したようなばね部材26によって冷却管22を積層方向に圧縮する。
このような組立手順においては、積層方向における半導体モジュール21や冷却管22の厚みの寸法公差に起因して、第一スペース231から遠ざかるにつれて寸法公差の積み上げが大きくなり、冷却スペース23の位置ずれが大きくなってしまうことがある。これに対して、まず放熱体43を第一スペース231に配設することにより、半導体モジュール21や冷却管22の厚みの寸法公差の積み上げが最小となり、冷却スペース23の位置ずれの影響をほとんどなくすことができる。
これにより、組付け性を向上させることができ、放熱体43を冷却スペース23に容易に組み付けることができる。
また、発熱体3は、電力変換装置2の外部に配設されるとともに直流電流を電圧の異なる直流電流に変換するDC−DCコンバータ31である。そのため、PCU1の車両等への搭載性を一層向上させることができる。すなわち、冷却スペース231に放熱体43を配設することにより、新たに大型の冷却器を付加することなく、DC−DCコンバータ31を十分に冷却することができる。
その結果、DC−DCコンバータ31及びその冷却器の体格を小さくすることができ、PCU1の一層の小型化を図ることができる。さらに、これにより、PCU1の車両等への搭載性を一層向上させることができる。
以上のとおり、本例によれば、小型であって搭載性に優れたパワーコントロールユニットを提供することができる。
なお、上記においては、図4に示すように、電力変換装置2の上方にDC−DCコンバータ31を配設したが、図5に示すように、電力変換装置2の下方にDC−DCコンバータ31を配設することもできる。かかる場合であっても、本例の作用効果を十分に発揮することができる。
(実施例2)
本例は、図6に示すように、発熱体3が、インバータ2に組み込まれたコンデンサ243であるPCU1の例である。すなわち、PCU1は、コンデンサ243の熱を、受熱体41とヒートパイプ42と放熱体43とを介して積層型冷却器20の冷却スペース23に伝達するよう構成されている。
そして、受熱体41は、発熱体3であるコンデンサ243における積層型冷却器20側の面に配置されている。
その他は、実施例1と同様である。
上記のように、本例において発熱体3は、インバータ2に組み込まれたコンデンサ243であるため、インバータ2の体格を十分に小さくすることができる。このため、PCU1の車両等への搭載性を一層向上させることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図7に示すように、発熱体3が、インバータ2に組み込まれたリアクトル241であるPCU1の例である。すなわち、PCU1は、リアクトル241の熱を、受熱体41とヒートパイプ42と放熱体43とを介して積層型冷却器20の冷却スペース23に伝達するよう構成されている。
そして、受熱体41は、発熱体3であるリアクトル241におけるコンデンサ243側の面に配置されている。
その他は、実施例1と同様である。
上記のように、本例において発熱体3は、インバータ2に組み込まれたリアクトル241であるため、PCU1の小型化を図ることができ、PCU1の車両等への搭載性を一層向上させることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
実施例1における、パワーコントロールユニットの斜視図。 実施例1における、積層型冷却器の横断面説明図。 実施例1における、パワーコントロールユニットの縦断面図。 実施例1における、パワーコントロールユニットの断面模式図。 実施例1における、別形態のパワーコントロールユニットの断面模式図。 実施例2における、パワーコントロールユニットの縦断面図。 実施例3における、パワーコントロールユニットの縦断面図。 従来例における、パワーコントロールユニットの斜視図。
符号の説明
1 パワーコントロールユニット
2 電力変換装置
20 積層型冷却器
21 半導体モジュール
22 冷却管
220 主面
23 冷却スペース
3 発熱体
41 受熱体
42 ヒートパイプ
43 放熱体

Claims (5)

  1. 複数の半導体モジュールと、該複数の半導体モジュールを両主面から冷却するとともに互いに連結された複数の冷却管からなる積層型冷却器とを備えた電力変換装置を有するパワーコントロールユニットであって、
    隣り合う上記冷却管同士の間に形成される冷却スペースの少なくとも一つには、上記半導体モジュール以外の発熱体から受熱する受熱体とヒートパイプとを介して接続された放熱体が配設されていることを特徴とするパワーコントロールユニット。
  2. 請求項1において、上記積層型冷却器は、外部から上記複数の冷却管の内部に冷却媒体を供給するための冷媒供給管と、上記複数の冷却管から外部に冷却媒体を排出するための冷媒排出管とを、積層方向の一端の上記冷却管にそれぞれ接続してなり、上記放熱体は、上記冷媒供給管及び上記冷媒排出管が接続された冷却管に密着していることを特徴とするパワーコントロールユニット。
  3. 請求項1又は2において、上記発熱体は、上記電力変換装置の外部に配設されるとともに直流電流を電圧の異なる直流電流に変換するコンバータであることを特徴とするパワーコントロールユニット。
  4. 請求項1又は2において、上記発熱体は、上記電力変換装置に組み込まれたコンデンサであることを特徴とするパワーコントロールユニット。
  5. 請求項1又は2において、上記発熱体は、上記電力変換装置に組み込まれたリアクトルであることを特徴とするパワーコントロールユニット。
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