JP2019198156A - 制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】有線認証する機能を有しない充電スタンドであっても、精度よく車両の認証を行なえるようにすることである。【解決手段】車両は、所定操作が行なわれた際に、このときの蓄電装置のSOCを算出して(S103)、算出したSOCを含む第1情報を無線通信によりクラウドサーバに送信する(S105)。充電スタンドは、クラウドサーバを経由して車両から第1情報を取得し、取得した第1情報に含まれるSOCを第1SOCとして記憶する(S301)。車両は、充電口に充電コネクタが接続された際に、S105で算出したSOCを有線通信により充電スタンドに送信する(S109)。充電スタンドは、有線通信により取得したSOCを第2SOCとして記憶する(S303)。充電スタンドは、無線通信により取得した第1SOCと、有線通信により取得した第2SOCとが一致した場合に、車両の認証成功と判定する(S307)。【選択図】図2
Description
本開示は、車両の認証を行なう制御装置に関する。
近年、充電ケーブルを介して車両外部の電源から供給される電力を用いて車載の蓄電装置を充電することが可能な車両が普及してきている。このような車両の普及に伴なって、施設などに隣接した駐車場などには、車載の蓄電装置を充電するための充電スタンドが設置されていることが多くなってきている。充電スタンドには、充電を行なった車両に充電料金を課金するために、充電開始前に車両の認証を行なうものがある。
特開2016−101049号公報(特許文献1)には、車両の認証を行なうことが可能な充電システムが開示されている。この充電システムは、車両と充電スタンドとが充電ケーブルを介して有線通信し、有線通信において車両の識別子などの情報が送受信されることにより車両の認証が行なわれる。
たとえば、充電スタンドが充電ケーブルを介した有線通信により取得できる情報の種類は、充電スタンドが対応する規格などによって決まっている。そのため、充電スタンドには、充電ケーブルを介した有線通信により車両の識別子などの車両を特定するための情報を取得できないものがある。つまり、充電スタンドには、充電ケーブルを介した有線通信により車両の識別子を取得して車両を認証すること(以下「有線認証」ともいう)ができないものがある。
そこで、上記のような有線認証する機能を有しない充電スタンドにおいては、たとえば、無線通信により車両の識別子を取得して車両を認証すること(以下「無線認証」ともいう)も考えられる。有線認証においては、有線通信によって取得した車両の識別子により特定される車両が、充電ケーブルを介して接続されている車両であることが明白である。その一方で、無線認証においては、充電スタンドの周囲にある他の車両から取得した車両の識別子により特定される車両が、充電ケーブルを介して接続されている車両であると誤認証してしまう可能性が存在する。そのため、無線認証においては、充電ケーブルに接続された車両に課金すべき充電料金が、誤認証された他の車両に課金されてしまうということが懸念される。特に、複数台の車両を同時に充電可能な充電スタンドにおいては、無線認証において誤認証が起こる可能性が高まり得る。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、有線認証する機能を有しない充電スタンドであっても、精度よく車両の認証を行なえるようにすることである。
この開示に係る制御装置は、車両外部の電源から充電ケーブルを介して供給される電力によって、車載の蓄電装置を充電できるように構成された車両の認証を行なう。この制御装置は、有線通信および無線通信が可能に構成された通信部と、車両の認証を行なう制御部とを備える。通信部は、車両の識別子および蓄電装置の充電状態とを含む第1情報を無線通信により取得する。通信部は、蓄電装置の充電状態を含む第2情報を充電ケーブルを介した有線通信により車両から取得する。制御部は、通信部が無線通信により取得した第1情報に含まれる充電状態と、通信部が有線通信により取得した第2情報に含まれる充電状態とが一致した場合に、充電ケーブルによって接続された車両が第1情報に含まれる識別子により特定される車両であると認証する。
上記構成によれば、制御装置は、無線通信によって第1情報を取得し、有線通信によって第2情報を取得する。そして、制御装置は、第1情報に含まれる蓄電装置の充電状態と、第2情報に含まれる蓄電装置の充電状態との比較を行なう。両者が一致した場合には、制御装置は、充電ケーブルを介して有線通信している車両が第1情報に含まれる車両の識別子によって特定される車両であると認証する。このように、無線通信で取得した情報と、有線通信で取得した情報とが一致することを判定することによって、精度よく車両を認証することができる。この制御装置が充電スタンドに搭載されることによって、有線認証する機能を有しない充電スタンドであっても精度よく車両を認証することが可能となる。
本開示によれば、有線認証する機能を有しない充電スタンドであっても、精度よく車両の認証を行なえるようにすることである。
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<実施の形態>
図1は、本実施の形態に係る充電システム5の全体構成を概略的に示す図である。充電システム5は、車両1と、充電スタンド300と、クラウドサーバ600とを備える。
図1は、本実施の形態に係る充電システム5の全体構成を概略的に示す図である。充電システム5は、車両1と、充電スタンド300と、クラウドサーバ600とを備える。
車両1は、充電スタンド300に接続された充電ケーブル250から供給される電力を用いて車載の蓄電装置を充電する外部充電が可能な車両である。車両1は、たとえば、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車および燃料電池自動車などの電動車両である。本実施の形態においては、車両1は電気自動車である例について説明する。なお、本実施の形態においては、車両1の外部充電時に充電スタンド300から直流電力の供給を受けて蓄電装置が充電されるDC(Direct Current)充電の例について説明するが、充電スタンド300から受ける電力は直流電力に限られるものではなく、充電スタンド300から交流電力の供給を受けて蓄電装置が充電されるAC(Alternate Current)充電であってもよい。
車両1は、蓄電装置10と、システムメインリレー(System Main Relay)20と、パワーコントロールユニット(以下「PCU(Power Control Unit)」ともいう)40と、モータジェネレータ(Motor Generator:MG)50と、駆動輪60と、ECU(Electronic Control Unit)100と、通信装置150と、GPS(Global Positioning System)受信機400と、監視ユニット500とを備える。
蓄電装置10は、複数の電池が積層されて構成された電池モジュールを含む。電池は、充放電可能な二次電池である。電池は、たとえば、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などである。また、電池は、正極と負極との間に液体電解質を有する電池であってもよいし、固体電解質を有する電池(全固体電池)であってもよい。なお、蓄電装置10として電気二重層キャパシタなどの大容量キャパシタを採用してもよい。
監視ユニット500は、たとえば、電圧センサ、電流センサおよび温度センサなどを含む。電圧センサは、蓄電装置10の電圧、および蓄電装置10に含まれる各セルの電圧を検出し、その検出結果を示す信号をECU100に出力する。電流センサは、蓄電装置10に入出力される電流を検出し、その検出結果を示す信号をECU100に出力する。温度センサは、蓄電装置10の温度を検出し、その検出結果を示す信号をECU100に出力する。
システムメインリレー20は、一端が蓄電装置10と電気的に接続され、他端がPCU40と電気的に接続される。システムメインリレー20は、ECU100からの制御信号に従って開閉状態が切り替えられる。システムメインリレー20が開状態であると蓄電装置10からPCU40への電力の供給が遮断され、車両1の状態を、車両1の走行が不能であるREADY−OFF状態にすることができる。システムメインリレー20が閉状態であると蓄電装置10からPCU40への電力の供給が可能となり、車両1の状態を、車両1の走行が可能であるREADY−ON状態にすることができる。
PCU40は、蓄電装置10から電力を受けてモータジェネレータ50を駆動するための電力変換装置を総括して示したものである。たとえば、PCU40は、モータジェネレータ50を駆動するためのインバータ、および、蓄電装置10から出力される電力を昇圧してインバータへ供給するコンバータなどを含む。
モータジェネレータ50は、交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。モータジェネレータ50のロータは、動力伝達ギア(図示せず)を介して駆動輪60に機械的に接続される。モータジェネレータ50は、車両1の回生制動動作時には、駆動輪60の回転力によって発電することができ、その発電された電力をPCU40へ出力する。
GPS受信機400は、人工衛星からの電波に基づいて車両1の現在位置を特定し、特定された位置情報をECU100へ出力する。GPS受信機400により特定される位置情報は、車載のナビゲーション装置(図示せず)などにおいて利用され得る。さらに、本実施の形態においては、GPS受信機400により特定される位置情報は、後述するように、外部充電時に充電スタンド300を選定するために用いられる。
通信装置150は、充電スタンド300およびクラウドサーバ600と通信を行なう。通信装置150は、有線通信装置151と、無線通信装置152とを含む。
有線通信装置151は、たとえば、CAN(Controller Area Network)の通信プロトコルに従い、通信信号線LAを介して充電スタンド300と通信を行なう。本実施の形態においては、チャデモ(CHAdeMO)(登録商標)方式に従ってDC充電が行なわれる例が示されており、車両1と充電スタンド300との間の通信も、チャデモで採用されているCANの通信プロトコルに従って行なわれる。以下においては、CANの通信プロトコルに従う通信を「CAN通信」ともいう。
有線通信装置151は、CAN通信により、充電スタンド300に充電電流指令値および充電の停止指示情報などの充電に関する情報を送信する。
無線通信装置152は、インターネットまたは電話回線などの通信ネットワーク700を介してクラウドサーバ600と無線通信が可能に構成される。無線通信装置152は、ECU100からの制御信号に従って、無線通信によりクラウドサーバ600へ車両1の車両IDおよび位置情報などの情報を送信する。
ECU100は、CPU(Central Processing Unit)100aと、メモリ(より具体的にはROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory))100bと、各種信号を入出力するための入出力ポート(図示せず)とを含んで構成される。ECU100は、各センサおよび機器からの信号、並びにメモリ100bに格納されたプログラムなどに基づいて、各機器の制御を行なう。なお、各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)により処理することも可能である。
ECU100のメモリ100bには、車両1を識別するための車両IDが記憶されている。ECU100は、後述するように、特定の場合において、通信装置150を介して車両IDをクラウドサーバ600に送信する。
ECU100は、システムメインリレー20および後述する充電リレー30の開閉状態を制御する。ECU100は、蓄電装置10の充電状態を監視するとともに、蓄電装置10の充放電を制御する。
また、ECU100は、蓄電装置10のSOC(State Of Charge)を算出する。SOCの算出方法については、OCV(Open Circuit Voltage)とSOCとの関係を示すOCV−SOCカーブ(マップなど)を用いた手法、および、充放電電流の積算値を用いた手法等、公知の各種手法を用いることができる。
さらに、車両1は、外部充電を行なうための構成として、充電リレー30と、充電口90と、監視装置550とを備える。
充電口90は、充電スタンド300の充電ケーブル250の先端部に設けられた充電コネクタ200と接続可能に構成される。充電口90は、充電コネクタ200が接続されていない場合には、図示しない充電リッドに覆われている。車両1の外部充電が行なわれる場合には、充電リッドが開かれて充電口90に充電コネクタ200が接続される。そして、充電口90は、充電スタンド300から供給される電力を受ける。
充電リレー30の一端は、蓄電装置10に電気的に接続される。充電リレー30の他端は、電力線CPL,CNLを介して充電口90に電気的に接続される。充電リレー30は、ECU100からの制御信号に従って開閉状態が切り替えられる。充電リレー30は、蓄電装置10の外部充電が行なわれる際に開状態から閉状態に切り替えられる。
監視装置550は、たとえば、電圧センサおよび電流センサなどを含む。電圧センサは、充電口90に印加される電圧を検出し、その検出結果を示す信号をECU100に出力する。電流センサは、充電口90に入出力される電流を検出し、その検出結果を示す信号をECU100に出力する。
クラウドサーバ600は、通信ネットワーク700を介して車両1および充電スタンド300と無線通信が可能に構成されている。クラウドサーバ600の詳細については後述する。
充電スタンド300は、車両1に直流電力を供給するための充電器である。充電スタンド300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを備える。充電スタンド300は、充電ケーブル250および充電コネクタ200を介して、車両1に充電電力(直流)を供給する。なお、図1においては、1台の車両を充電可能に構成された充電スタンド300を図示しているが、同時に複数台の車両を充電可能に構成された充電スタンドであってもよい。なお、通信部310、記憶部320および制御部330は、本開示に係る「制御装置」に相当する。
通信部310は、車両1およびクラウドサーバ600と通信を行なう。通信部310は、有線通信部311と、無線通信部312とを含む。
有線通信部311は、通信信号線LBを介して車両1とCAN通信を行なう。有線通信部311は、CAN通信により、車両1から充電電流指令値および充電の停止指示情報などの充電に関する情報を取得する。
無線通信部312は、通信ネットワーク700を介してクラウドサーバ600と無線通信が可能に構成される。
記憶部320は、クラウドサーバ600から無線通信により取得した車両1の車両IDおよび位置情報などの情報を記憶する。また、記憶部320は、車両1が蓄電装置10の充電を行なった場合に、その充電量あるいは充電料金を記憶する。
制御部330は、自身の出力可能電力を超えない範囲で車両1に充電電力を供給する。出力可能電力とは、充電スタンド300が車両1に出力可能な電力の最大値(単位:kW)である。
(充電スタンドの車両認証機能について)
近年においては、電動車両の普及が進んできている。これに伴なって、たとえば、施設などに隣接した駐車場などには、充電スタンドが設置されていることが多くなってきている。施設などに隣接した駐車場に備えられた充電スタンドで車両の外部充電が行なわれる場合には、充電料金を課金する車両を特定するために車両の認証を行なうことが必要となる場合がある。
近年においては、電動車両の普及が進んできている。これに伴なって、たとえば、施設などに隣接した駐車場などには、充電スタンドが設置されていることが多くなってきている。施設などに隣接した駐車場に備えられた充電スタンドで車両の外部充電が行なわれる場合には、充電料金を課金する車両を特定するために車両の認証を行なうことが必要となる場合がある。
一方で、本実施の形態に係るチャデモ方式に従った充電スタンド300あるいはAC充電が可能なAC充電スタンドのように、充電ケーブル250を介した有線通信により車両IDを取得する機能を有しない充電スタンドも存在し得る。このような充電スタンド(たとえば、本実施の形態に係る充電スタンド300)においては、充電ケーブルを介した有線通信により車両IDを取得して車両を認証すること(有線認証)ができない。
このような充電スタンドにおいては、たとえば、施設に設置された充電スタンドおよび高速道路のパーキングエリアに設置された充電スタンドなどの充電サービスを営む運営会社にユーザが会員登録し、充電時に会員カードなどを用いてユーザ認証が行なわれることによって当該ユーザに課金が行なわれるものがある。
しかしながら、車両側で充電料金を課金する処理を行ないたい場合、あるいは、充電スタンドで車両を認証することで充電スタンドに車両の充電履歴の情報(たとえば、当月の課金合計を示す情報など)を表示させたいというニーズも存在し得る。また、V2H(vehicle to Home)およびV2G(vehicle to Grid)などにおいては、車両を特定することで車両のスペックに応じて蓄電装置の充放電を可変に制御することが必要となり得る。
これらを解決するために、有線認証する機能を有しない充電スタンドで車両の認証を行なう手段として、たとえば、充電スタンド300は、無線通信により車両IDを取得して車両を認証すること(無線認証)が考えられる。有線認証においては、有線通信によって取得した車両IDにより特定される車両が、充電ケーブル250に接続されている車両であることが明白である。その一方で、無線通信においては、充電スタンド300の周囲にある他の車両から取得した車両IDにより特定される車両が、充電ケーブル250に接続されている車両であると誤認証してしまう可能性が存在する。このような場合、充電ケーブル250に接続された車両に課金すべき充電料金が、誤認証された他の車両に課金されてしまうことが懸念される。
そこで、本実施の形態においては、充電システム5が以下に説明するような構成を備えることによって、有線認証する機能を有しない充電スタンドにおいても、精度よく車両の認証を行なうことを可能にする。
(有線認証する機能を有しない充電スタンドにおける車両の認証処理)
車両1のECU100は、所定操作が行なわれた場合に、このときの蓄電装置10のSOCを算出し、車両1の車両ID、位置情報および算出した蓄電装置10のSOCを含む第1情報を、通信装置150(無線通信装置152)を介してクラウドサーバ600に送信する。ECU100は、第1情報に含めた蓄電装置10のSOCをメモリ100bに記憶する。以下においては、メモリ100bに記憶された当該SOCを「特定SOC」ともいう。
車両1のECU100は、所定操作が行なわれた場合に、このときの蓄電装置10のSOCを算出し、車両1の車両ID、位置情報および算出した蓄電装置10のSOCを含む第1情報を、通信装置150(無線通信装置152)を介してクラウドサーバ600に送信する。ECU100は、第1情報に含めた蓄電装置10のSOCをメモリ100bに記憶する。以下においては、メモリ100bに記憶された当該SOCを「特定SOC」ともいう。
所定操作とは、たとえば、車両1の状態をREADY−ON状態からREADY−OFF状態に切り替える操作を指す。また、所定操作とは、たとえば、車載のナビゲーション装置に対してユーザが行なう操作、あるいは、ユーザが充電リッドを開く操作などであってもよい。
また、ECU100は、充電口90に充電コネクタ200が接続されたことを検出すると、メモリ100bから特定SOCを読み出す。ECU100は、特定SOCの情報を含む第2情報を、通信装置150(有線通信装置151)を介して充電スタンド300に送信する。
クラウドサーバ600は、車両1から第1情報を取得すると、第1情報に含まれる車両1の位置情報を用いて、第1情報を送信(転送)する充電スタンドを選定する。具体的には、クラウドサーバ600は、第1情報に含まれる位置情報により特定される場所の最も近くにある充電スタンド300を送信先として選定する。
充電スタンド300の制御部330は、通信部310(無線通信部312)を介してクラウドサーバ600から第1情報を取得すると、第1情報を記憶部320に記憶させる。この際に、充電スタンド300は、第1情報に含まれる蓄電装置10のSOCを「第1SOC」として記憶部320に記憶させる。
制御部330は、通信部310(有線通信部311)を介して車両1から第2情報を取得すると、第2情報を記憶部320に記憶させる。この際に、充電スタンド300は、第2情報に含まれる蓄電装置10のSOCを「第2SOC」として記憶部320に記憶させる。
制御部330は、第1情報および第2情報の双方を取得すると、車両1の認証を行なう。具体的には、制御部330は、第1SOCと第2SOCとが一致するか否かを判定する。制御部330は、第1SOCと第2SOCとが一致した場合には、無線通信により第1情報を取得した車両と有線通信により第2情報情報を取得した車両とが同一の車両であると判定する。換言すると、第1SOCと第2SOCとが一致した場合には、充電ケーブル250を介して有線通信を行なっている車両が、第1情報に含まれる車両IDにより特定される車両であると認証する。無線通信で取得した情報と有線通信で取得した情報とを比較することによって、有線認証する機能を有しない充電スタンド300であっても精度よく車両を認証することが可能となる。
図2は、本実施の形態に係る充電システム5において実行される車両の認証処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、充電システム5において所定の演算周期ごとに呼び出されて実行される。図2に示すフローチャートの各ステップは、ECU100、クラウドサーバ600および制御部330によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部がECU100、クラウドサーバ600および制御部330内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。図3〜図6においても同様である。
車両1のECU100は、所定操作が行なわれたか否かを判定する(ステップ101、以下ステップを「S」と略す)。ECU100は所定操作が行なわれていない場合には(S101においてNO)、処理がS101に戻され、所定操作が行なわれるまで待機する。
ECU100は、所定操作が行なわれた場合には(S101においてYES)、GPS受信機400から位置情報を取得し、かつ、このときの蓄電装置10のSOCを算出する(S103)。次いで、ECU100は、メモリ100bから読み出した車両IDと、S103で取得した位置情報および算出したSOCとを含む第1情報を無線通信によりクラウドサーバ600に送信する(S105)。
クラウドサーバ600は、車両1から第1情報を取得すると、第1情報に含まれる位置情報から、第1情報を送信(転送)する充電スタンドを選定する(S201)。具体的には、充電スタンド300は、第1情報に含まれる位置情報により特定される場所に最も近い充電スタンド300を送信先の充電スタンドとして選定する。
クラウドサーバ600は、S201で選定した充電スタンド300に無線通信により第1情報を送信する(S203)。
充電スタンド300の制御部330は、通信部310(無線通信部312)を介してクラウドサーバ600から第1情報を取得すると、第1情報に含まれるSOCを第1SOCとして記憶する(S301)。
ECU100は、充電口90に充電コネクタ200が接続されたか否かを判定する(S107)。ECU100は、充電口90に充電コネクタ200が接続されていない場合(S107においてNO)、充電口90に充電コネクタ200が接続されるまで待機する。
ECU100は、充電口90に充電コネクタ200が接続された場合(S107においてYES)、メモリ100bから特定SOCを読み出して、特定SOCを含む第2情報を、充電ケーブル250を介した有線通信によって充電スタンド300に送信する(S109)。
制御部330は、通信部310(有線通信部311)を介して取得した第2情報に含まれるSOCを第2SOCとして記憶する(S303)。制御部330は、第1SOCと第2SOCとが一致するか否かを判定する(S305)。
制御部330は、第1SOCと第2SOCとが一致した場合には(S305においてYES)、無線通信により第1情報を取得した車両と有線通信により第2情報を取得した車両とが同一の車両であると判定し、認証成功と判定する(S307)。換言すると、充電ケーブル250を介して有線通信を行なっている車両が、第1情報に含まれる車両IDにより特定される車両であると認証する。制御部330は、認証が成功した場合には電力の供給を開始する(S309)。これによって、車両1において充電リレー30を閉状態にすれば、充電スタンド300から車両1へ電力の供給が行なわれ、蓄電装置10の充電が開始される。
一方、制御部330は、第1SOCと第2SOCとが一致しなかった場合には(S305においてNO)、無線通信により第1情報を取得した車両と有線通信により第2情報を取得した車両とが別の車両であると判定し、認証失敗と判定する(S311)。制御部330は、認証が失敗した場合には電力の供給を開始しない。
制御部330は、通信部310(無線通信部312)を介して認証結果をクラウドサーバ600に送信する(S313)。
クラウドサーバ600は、充電スタンド300から認証結果を取得すると、無線通信により車両1に認証結果を送信する(S205)。
ECU100は、通信装置150(無線通信装置152)を介して認証結果を取得すると、認証成功であるか否かを判定する(S111)。ECU100は、認証成功であった場合には(S111においてYES)、充電リレー30を閉状態にして蓄電装置10の充電を開始する(S113)。
一方、ECU100は、認証失敗であった場合には(S111においてNO)、充電停止信号を、充電ケーブル250を介して有線通信により充電スタンド300に送信する(S115)。
制御部330は、通信部310(有線通信部311)を介して車両1から充電停止信号を取得すると(S315においてYES)、電力の供給を停止する(S317)。
以上のように、本実施の形態においては、充電スタンド300の通信部310は、無線通信によりクラウドサーバ600を経由して車両1から第1情報を取得し、かつ、有線通信により車両1から第2情報を取得する。そして、充電スタンド300の制御部330は、第1情報に含まれる蓄電装置10のSOC(第1SOC)と第2情報に含まれる蓄電装置10のSOC(第2SOC)とが一致するか否かを判定する。
制御部330は、第1SOCと第2SOCとが一致した場合には、無線通信により第1情報を取得した車両と有線通信により第2情報情報を取得した車両とが同一の車両であると判定する。換言すると、第1SOCと第2SOCとが一致した場合には、充電ケーブル250を介して有線通信を行なっている車両が第1情報に含まれる車両IDにより特定される車両であると認証する。このように、無線通信で取得した情報と有線通信で取得した情報とを比較することによって、有線認証する機能を有しない充電スタンド300であっても精度よく車両を認証することが可能となる。
(再認証処理)
また、車両1の認証が成功し、充電スタンド300から車両1に電力の供給が開始された後に再認証処理が行なわれることによって、仮に誤認証により充電が開始されてしまったような場合であっても、充電を停止させることが可能となる。再認証処理が行なわれることによって、さらに車両認証の精度を高めることが可能となる。
また、車両1の認証が成功し、充電スタンド300から車両1に電力の供給が開始された後に再認証処理が行なわれることによって、仮に誤認証により充電が開始されてしまったような場合であっても、充電を停止させることが可能となる。再認証処理が行なわれることによって、さらに車両認証の精度を高めることが可能となる。
図3は、本実施の形態に係る充電システム5において実行される車両1の再認証処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、充電スタンド300から車両1に電力の供給が開始されてから規定時間経過後に実行される。
充電スタンド300の制御部330は、充電スタンド300から車両1に電力の供給が開始されてから(図2におけるS309の処理)、規定時間が経過したか否かを判定する(S601)。なお、規定時間は任意に設定される時間であり、たとえば、数十秒および数分などが規定時間として設定される。以下においては、充電スタンド300から車両1に電力の供給が開始されたときを「電力供給開始時」ともいう。
制御部330は、電力供給開始時から規定時間が経過していない場合は(S601においてNO)、規定時間が経過するまで待機する。
制御部330は、電力供給開始時から規定時間が経過した場合は(S601においてYES)、車両1に供給している充電電流を取得し(S603)、取得した充電電流を「第1電流」として記憶部320に記憶する(S605)。
一方、車両1のECU100は、電力供給開始時から規定時間が経過したか否かを判定する(S401)。なお、車両1においては、たとえば、充電口90に充電電圧が印加されたことを検出したタイミングを規定時間の計測開始とする。ECU100は、充電口90に印加されている電圧を監視装置550から取得する。
ECU100は、電力供給開始時から規定時間が経過していない場合は(S401においてNO)、規定時間が経過するまで待機する。
ECU100は、電力供給開始時から規定時間が経過した場合は(S401においてYES)、監視装置550から充電電流を取得し(S403)、取得した充電電流を通信装置150(無線通信装置152)を介してクラウドサーバ600に送信する(S405)。
クラウドサーバ600は、車両1から取得した充電電流を無線通信により充電スタンド300に送信する(S503)。
充電スタンド300の制御部330は、通信部310(無線通信部312)を介してクラウドサーバ600から取得した充電電流を「第2電流」として記憶部320に記憶する(S607)。
制御部330は、第1電流と第2電流との差分の大きさが閾値未満であるか否かを判定する(S609)。閾値は、たとえば、車両1の監視装置550に含まれる電流センサの測定精度および充電スタンド300の充電電流の出力精度などを考慮して設定される。
制御部330は、第1電流と第2電流との差分の大きさが閾値未満である場合には(S609においてYES)、車両1の再認証成功と判定する(S611)。この場合、充電スタンド300は、車両1への電力の供給を継続する。
一方、制御部330は、第1電流と第2電流との差分の大きさが閾値以上である場合には(S609においてNO)、車両1の再認証失敗と判定する(S613)。この場合には、充電スタンド300で充電を行なっていない他の車両に充電料金を課金してしまうことになるため、制御部330は、電力の供給を停止する(S615)。
制御部330は、再認証結果を通信部310(無線通信部312)を介してクラウドサーバ600に送信する(S617)。
クラウドサーバ600は、充電スタンド300から再認証結果を取得すると、再認証結果を車両1に送信(転送)する(S505)。
車両1のECU100は、通信装置150(無線通信装置152)を介して再認証結果を取得すると、再認証が成功であったか否かを判定する(S407)。ECU100は、再認証結果が成功であった場合には(S407においてYES)、充電リレー30の閉状態を維持して、充電を継続する。
ECU100は、再認証結果が失敗であった場合には(S407においてNO)、充電リレー30を開状態にする(S409)。
以上のように、電力供給開始時から規定時間経過後に車両1の再認証が行なわれることによって、誤認証により充電が開始されてしまっていたような場合であっても、充電を停止させることが可能となる。これによって、有線認証する機能を有しない充電スタンド300において、さらに車両認証の精度を高めることが可能となる。
なお、上記の再認証処理においては、車両1および充電スタンド300の双方が電力供給開始時から規定時間経過後に充電電流を取得し、当該取得した充電電流を用いて再認証処理が行なわれたが、充電電流を用いることに限られるものではない。たとえば、車両1および充電スタンド300の双方が電力供給開始時の時刻をクラウドサーバ600から取得して、車両1が取得した充電開始時刻と、充電スタンド300が取得した充電開始時刻とが比較されることによって再認証処理が行なわれてもよい。
また、図2において説明した認証処理と同様に、充電スタンド300は、電力供給開始時から規定時間経過後に車両1から無線通信および有線通信の双方によりSOCを取得し、当該SOC同士が一致するか否かによって再認証処理を行なってもよい。
<変形例1>
実施の形態における認証処理においては、所定操作が行なわれたときに車両1において位置情報の取得およびSOCの算出が行なわれ、これらを含めた第1情報がクラウドサーバ600を介して車両1から充電スタンド300に送信された。換言すると、所定操作が行なわれたときに図2におけるS103およびS105の処理が実行された。しかしながら、S103およびS105の処理が実行されるタイミングは、所定操作が行なわれたときに限られるものではない。たとえば、S103およびS105の処理は、充電口90に充電コネクタ200が接続されたことが検出されたとき(あるいは後)に実行されてもよい。
実施の形態における認証処理においては、所定操作が行なわれたときに車両1において位置情報の取得およびSOCの算出が行なわれ、これらを含めた第1情報がクラウドサーバ600を介して車両1から充電スタンド300に送信された。換言すると、所定操作が行なわれたときに図2におけるS103およびS105の処理が実行された。しかしながら、S103およびS105の処理が実行されるタイミングは、所定操作が行なわれたときに限られるものではない。たとえば、S103およびS105の処理は、充電口90に充電コネクタ200が接続されたことが検出されたとき(あるいは後)に実行されてもよい。
つまり、第1情報が送信される前に、有線通信によって第2情報の送信(S109)が行なわれていてもよい。この場合、第2情報に含まれるSOCが特定SOCとしてメモリ100bに記憶されて、第1情報の送信時に用いられる。
また、充電口90に充電コネクタ200が接続された後に充電スタンド300からの要求によって第1情報が送信されてもよい。
<変形例2>
実施の形態においては、第1情報と第2情報とに含まれるSOCは同一の情報(特定SOC)が用いられる例について説明したが、第1情報および第2情報が送信されるそれぞれのタイミングにおいてECU100が算出したSOCが用いられてもよい。たとえば、車両1が第1情報を送信した後に第2情報を送信する場合、電動エアコンの使用などによって第1情報を送信してから第2情報を送信するまでの間にSOCに変動があることも想定される。そのため、第1情報に含まれるSOC(第1SOC)と第2情報に含まれるSOC(第2SOC)との差分が、一定の時間差(第1情報の送信から第2情報が送信されるまでの時間差)に変動しうるSOCを考慮した所定差以内に収まることことをもって、第1SOCと第2SOCとが一致するものと判定する。一定の時間差は、たとえば、所定操作が行なわれてから、充電口90に充電コネクタ200を接続する操作が行なわれるまでの平均的な時間を用いればよい。
実施の形態においては、第1情報と第2情報とに含まれるSOCは同一の情報(特定SOC)が用いられる例について説明したが、第1情報および第2情報が送信されるそれぞれのタイミングにおいてECU100が算出したSOCが用いられてもよい。たとえば、車両1が第1情報を送信した後に第2情報を送信する場合、電動エアコンの使用などによって第1情報を送信してから第2情報を送信するまでの間にSOCに変動があることも想定される。そのため、第1情報に含まれるSOC(第1SOC)と第2情報に含まれるSOC(第2SOC)との差分が、一定の時間差(第1情報の送信から第2情報が送信されるまでの時間差)に変動しうるSOCを考慮した所定差以内に収まることことをもって、第1SOCと第2SOCとが一致するものと判定する。一定の時間差は、たとえば、所定操作が行なわれてから、充電口90に充電コネクタ200を接続する操作が行なわれるまでの平均的な時間を用いればよい。
なお、本開示における「一致する」とは、完全に一致することのみを指すものではなく、所定差以内に収まることを含む。
<変形例3>
実施の形態および変形例1,2においては、車両1と充電スタンド300とがクラウドサーバ600を経由して無線通信を行なう例について説明した。しかしながら、車両1と充電スタンド300とが行なう無線通信は、クラウドサーバ600を経由することに限られるものではない。たとえば、車両1の無線通信装置152と充電スタンド300の無線通信部312とが直接無線通信を行なってもよい。
実施の形態および変形例1,2においては、車両1と充電スタンド300とがクラウドサーバ600を経由して無線通信を行なう例について説明した。しかしながら、車両1と充電スタンド300とが行なう無線通信は、クラウドサーバ600を経由することに限られるものではない。たとえば、車両1の無線通信装置152と充電スタンド300の無線通信部312とが直接無線通信を行なってもよい。
<参考例>
実施の形態および変形例1〜3においては、無線通信および有線通信の双方によって情報を取得し、取得した情報同士を比較することによって、有線認証する機能を有しない充電スタンドであっても、精度よく車両認証を行なうことを可能にする方法について説明した。上述したとおり、無線通信のみによって車両の認証を行なうと、充電コネクタ200に接続されている車両を、充電スタンド300の周囲にある他の車両と誤認証してしまうことも起こり得るが、無線通信のみによる認証であっても誤認証が起きないように精度を高める方法も考えられる。以下に、無線認証のみによる認証において、認証の精度を高める方法を参考例1〜3として開示する。
実施の形態および変形例1〜3においては、無線通信および有線通信の双方によって情報を取得し、取得した情報同士を比較することによって、有線認証する機能を有しない充電スタンドであっても、精度よく車両認証を行なうことを可能にする方法について説明した。上述したとおり、無線通信のみによって車両の認証を行なうと、充電コネクタ200に接続されている車両を、充電スタンド300の周囲にある他の車両と誤認証してしまうことも起こり得るが、無線通信のみによる認証であっても誤認証が起きないように精度を高める方法も考えられる。以下に、無線認証のみによる認証において、認証の精度を高める方法を参考例1〜3として開示する。
<参考例1>
参考例1において、車両1は、クラウドサーバ600を経由して無線通信により第1情報を充電スタンド300に送信する。参考例1に係る第1情報には、車両IDおよび位置情報が含まれる。充電スタンド300は、当該第1情報に含まれる位置情報により特定される場所が、自身の駐車枠と一致するか否かによって、車両の認証を行なう。
参考例1において、車両1は、クラウドサーバ600を経由して無線通信により第1情報を充電スタンド300に送信する。参考例1に係る第1情報には、車両IDおよび位置情報が含まれる。充電スタンド300は、当該第1情報に含まれる位置情報により特定される場所が、自身の駐車枠と一致するか否かによって、車両の認証を行なう。
図4は、参考例1に係る充電システム5において実行される車両の認証処理の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示すステップのうち、図2と実質的に同一の処理を実行するステップにおいては、同一のステップ番号を付し、その説明は繰り返さない。
車両1のECU100は、所定操作が行なわれた場合には(S101においてYES)、位置情報を取得する(S103a)。そして、ECU100は、車両IDおよび位置情報を含む第1情報を無線通信によりクラウドサーバ600に送信する(S105a)。
クラウドサーバ600は、取得した第1情報を、選定した充電スタンド300に送信する(S203a)。
充電スタンド300の制御部330は、通信部310(無線通信部312)を介して第1情報を取得すると、第1情報に含まれる位置情報により特定される場所が自身の駐車枠と一致するか否かを判定する(S351)。なお、自身の駐車枠の位置情報は、予め記憶部320に記憶されている。
第1情報に含まれる位置情報により特定される場所が自身の駐車枠と一致した場合には(S351においてYES)、制御部330は、車両の認証成功と判定する(S353)。そして、制御部330は、充電コネクタ200と車両1の充電口90との接続の検出されていれば、車両1への電力の供給を開始する(S355)。これによって、車両1において充電リレー30を閉状態にすれば、充電スタンド300から車両1へ電力の供給が行なわれ、蓄電装置10の充電が開始される状態となる。
なお、S355において、充電コネクタ200と車両1の充電口90との接続の検出が未だ行われていない場合もあり得る。この場合には、制御部330は、充電コネクタ200と充電口90との接続を検出してから車両1への電力の供給を開始する。
一方、制御部330は、第1情報に含まれる位置情報により特定される場所が自身の駐車枠と一致しなかった場合(S351においてNO)、無線通信により第1情報を取得した車両が自身の駐車枠に駐車されていないと判定し、認証失敗と判定する(S357)。この場合には、制御部330は車両1への電力の供給を開始しない。
以上のように、参考例1に係る充電スタンド300は、第1情報に含まれる車両1の位置情報により特定される場所が、自身の駐車枠と一致するか否かを判定し、一致した場合には、車両の認証成功と判定する。このように、無線通信により取得した車両IDにより特定される車両が、自身の駐車枠に駐車しているか否かを判定することによって、誤認証を防止することができる。これによって、無線認証のみによる認証においても、認証の精度を高めることができる。
<参考例2>
参考例2において、車両1および充電スタンド300は、車両1の充電口90に充電コネクタ200が接続された際に、それぞれが接続時刻を取得する。参考例2に係る第1情報には、車両ID、位置情報および接続時刻の情報が含まれる。充電スタンド300は、当該第1情報に含まれる接続時刻の情報と、自身が取得した接続時刻の情報とを比較し、両者が一致するか否かによって、車両の認証を行なう。
参考例2において、車両1および充電スタンド300は、車両1の充電口90に充電コネクタ200が接続された際に、それぞれが接続時刻を取得する。参考例2に係る第1情報には、車両ID、位置情報および接続時刻の情報が含まれる。充電スタンド300は、当該第1情報に含まれる接続時刻の情報と、自身が取得した接続時刻の情報とを比較し、両者が一致するか否かによって、車両の認証を行なう。
図5は、参考例2に係る充電システム5において実行される車両の認証処理の一例を示すフローチャートである。なお、図5に示すステップのうち、図2あるいは図4と実質的に同一の処理を実行するステップにおいては、同一のステップ番号を付し、その説明は繰り返さない。
充電スタンド300の制御部330は、充電コネクタ200が車両1の充電口90に接続されたか否かを判定する(S360)。制御部330は、充電コネクタ200が充電口90に接続された場合には(S360においてYES)、接続時刻の情報を取得する(S361)。そして制御部330は、当該接続時刻の情報を「第1接続時刻」として記憶部320に記憶させる。
一方、車両1のECU100は、車両1の充電口90に充電コネクタ200が接続されたか否かを判定する(S101b)。ECU100は、充電口90に充電コネクタ200が接続された場合(S103b)、車両1の位置情報と、充電口90に充電コネクタ200が接続された接続時刻の情報を取得する(S103b)。
ECU100は、通信装置150(無線通信装置152)を介して、車両ID、位置情報および接続時刻の情報を含む第1情報をクラウドサーバ600に送信する(S105b)。
クラウドサーバ600は、取得した第1情報を選定した充電スタンド300に送信する(S203b)。
制御部330は、通信部310(無線通信部312)を介して取得した第1情報に含まれる接続時刻の情報を「第2接続時刻」として記憶する(S363)。
制御部330は、第1接続時刻と第2接続時刻とが一致するか否かを判定する(S364)。制御部330は、第1接続時刻と第2接続時刻とが一致した場合には(S364においてYES)、無線通信により第1情報を取得した車両と充電コネクタ200が接続されている車両とが同一の車両であると判定し、認証成功と判定する(S365)。そして、制御部330は、認証が成功した場合には電力の供給を開始する(S366)。これによって、車両1において充電リレー30を閉状態にすれば、充電スタンド300から車両1へ電力の供給が行なわれ、蓄電装置10の充電が開始される状態となる。
一方、制御部330は、第1接続時刻と第2接続時刻とが一致しなかった場合には(S364においてNO)、無線通信により第1情報を取得した車両と充電コネクタ200が接続されている車両とが別の車両であると判定して、認証失敗と判定する(S367)。制御部330は、認証が失敗した場合には電力の供給を開始しない。
以上のように、充電口90と充電コネクタ200とが接続された際に、車両1および充電スタンド300のぞれぞれが接続時刻の情報(第1接続時刻,第2接続時刻)を取得する。充電スタンド300は、第1接続時刻と第2接続時刻とが一致するかを比較し、両者が一致した場合には、車両の認証成功と判定する。このように、無線通信によって取得した第1情報に含まれる情報と、自身が取得した情報とが一致するか否かを判定することによって、誤認証を防止することができる。これによって、無線認証のみによる認証においても、認証の精度を高めることができる。
<参考例3>
参考例3において、充電スタンド300は、第1情報を取得してから所定時間以内に充電コネクタ200が車両1の充電口90に接続されたか否かによって車両の認証を行なう。
参考例3において、充電スタンド300は、第1情報を取得してから所定時間以内に充電コネクタ200が車両1の充電口90に接続されたか否かによって車両の認証を行なう。
図6は、参考例3に係る充電システム5において実行される車両の認証処理の一例を示すフローチャートである。なお、図6に示すステップのうち、図2、図4あるいは図5と実質的に同一の処理を実行するステップにおいては、同一のステップ番号を付し、その説明は繰り返さない。
充電スタンド300の制御部330は、クラウドサーバ600を経由して車両1から第1情報を取得すると、第1情報を取得してから所定時間以内に充電コネクタ200が車両1の充電口に接続されたか否かを判定する(S371)。所定時間は、車両1の所定操作が行なわれてから、充電コネクタ200が充電口90に接続されるまでに要する時間として任意に設定される時間である。所定時間は、たとえば、数十秒程度に設定される。
充電スタンド300の周辺において、他の車両が同じタイミングで所定操作および充電コネクタ200の接続を行なう可能性は低いと考えられる。そこで、制御部330は、第1情報を取得してから所定時間以内に充電コネクタ200が車両1の充電口に接続された場合には(S371においてYES)、無線通信により第1情報を取得した車両と充電コネクタ200が接続されている車両とが同一の車両であると判定し、認証成功と判定する(S373)。制御部330は、認証が成功した場合には電力の供給を開始する(S374)。これによって、車両1において充電リレー30を閉状態にすれば、充電スタンド300から車両1へ電力の供給が行なわれ、蓄電装置10の充電が開始される状態となる。
一方、制御部330は、第1情報を取得してから所定時間以内に充電コネクタ200が車両1の充電口に接続されなかった場合には(S371においてNO)、認証失敗と判定する(S375)。
以上のように、充電スタンド300は、第1情報を取得してから所定時間以内に充電コネクタ200が充電口90に接続されるか否かを判定し、所定時間以内に充電コネクタ200が充電口90に接続された場合には、車両の認証成功と判定する。これによって、無線認証のみによる認証においても、認証の精度を高めることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、5 充電システム、10 蓄電装置、20 システムメインリレー、30 充電リレー、40 PCU、50 モータジェネレータ、60 駆動輪、90 充電口、100 ECU、100a CPU、100b メモリ、150 通信装置、151 有線通信装置、152 無線通信装置、200 充電コネクタ、250 充電ケーブル、300 充電スタンド、310 通信部、311 有線通信部、312 無線通信部、320 記憶部、330 制御部、400 GPS受信機、500 監視ユニット、550 監視装置、600 クラウドサーバ、700 通信ネットワーク、CNL,CPL 電力線、LA,LB 通信信号線。
Claims (1)
- 車両外部の電源から充電ケーブルを介して供給される電力によって、車載の蓄電装置を充電できるように構成された車両の認証を行なう制御装置であって、
前記制御装置は、
有線通信および無線通信が可能に構成された通信部と、
前記車両の認証を行なう制御部とを備え、
前記通信部は、
前記車両の識別子および前記蓄電装置の充電状態を含む第1情報を無線通信により取得し、
前記蓄電装置の充電状態を含む第2情報を前記充電ケーブルを介した有線通信により前記車両から取得し、
前記制御部は、前記通信部が無線通信により取得した前記第1情報に含まれる充電状態と、前記通信部が有線通信により取得した前記第2情報に含まれる充電状態とが一致した場合に、前記充電ケーブルによって接続された車両が前記第1情報に含まれる前記識別子により特定される車両であると認証する、制御装置。
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