JP2019197328A - 電動車両用走行支援装置、及び電動車両用走行支援装置の制御方法 - Google Patents

電動車両用走行支援装置、及び電動車両用走行支援装置の制御方法 Download PDF

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Fuyuki Inoue
冬樹 井上
通孝 金子
Michitaka Kaneko
通孝 金子
啓 森澤
Hiroshi Morisawa
啓 森澤
田部友章
Tomoaki Tabe
友章 田部
光宏 岸
Mitsuhiro Kishi
光宏 岸
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Abstract

【課題】路面に特別な設備等を設けることなく、運転者の負担を軽減し、安全な走行を支援する。【解決手段】少なくとも路面を撮像する左撮像部51及び右撮像部52と、左撮像部51及び右撮像部52の撮像画像データから電動車両1が移動可能な方向を検出するブロック検出部101と、ブロック検出部101が検出した方向に基づいて電動車両1の走行を制御する指示情報を生成する距離算出部103と、距離算出部103が生成した指示情報に基づいて電動車両1の走行を制御する車両制御ECU150と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、電動車両用走行支援装置、及び電動車両用走行支援装置の制御方法に関する。
従来、運転者の負担を軽減する種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1は、マーカーを検出するマーカーセンサーと、マーカーセンサーの検出結果を用いて移動体の走行制御を行う制御ユニットと、を備える移動体を開示する。
特開2017−21697号公報
しかしながら、特許文献1に開示の移動体は、予め決められたマーカーを設置しなければならないため、マーカーが設置されたルートしか運転支援を行うことができなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、路面に特別な設備等を設けることなく、運転者の負担を軽減し、安全な走行を支援することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の電動車両用走行支援装置は、電動車両の走行を支援する電動車両用走行支援装置であって、少なくとも路面を撮像する撮像部と、前記撮像部の撮像画像データから前記電動車両が移動可能な方向を検出する検出部と、前記検出部が検出した方向に基づいて前記電動車両の走行を制御する制御情報を生成する制御情報生成部と、前記制御情報生成部が生成した制御情報に基づいて前記電動車両の走行を制御する走行制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、上記電動車両用走行支援装置において、前記検出部は、前記撮像部の撮像画像データをもとに視覚障害者誘導用ブロックの画像を検出して方向を検出することを特徴とする。
本発明は、上記電動車両用走行支援装置において、前記制御情報生成部は、前記検出部が前記視覚障害者誘導用ブロックの画像を検出すると、検出済みの前記視覚障害者誘導用ブロックとの距離を求め、求めた距離が予め設定された距離以下である場合、制御情報の生成を継続することを特徴とする。
本発明は、上記電動車両用走行支援装置において、前記制御情報生成部は、前記検出部が前記視覚障害者誘導用ブロックの画像を検出すると、検出済みの前記視覚障害者誘導用ブロックとの距離が、予め設定された距離よりも大きい場合、制御情報の生成を中止することを特徴とする。
本発明は、上記電動車両用走行支援装置において、前記制御情報生成部は、前記電動車両が前記視覚障害者誘導用ブロックから予め設定された距離離れて走行するように制御情報を生成することを特徴とする。
本発明は、上記電動車両用走行支援装置において、前記制御情報生成部は、前記電動車両を、前記視覚障害者誘導用ブロックから予め設定された距離離れて走行させることができないと判定した場合、制御情報の生成を中止することを特徴とする。
本発明は、電動車両の走行を支援する電動車両用走行支援装置の制御方法であって、少なくとも路面を撮像部により撮像し、前記撮像部の撮像画像データから前記電動車両が移動可能な方向を検出し、検出した方向に基づいて前記電動車両の走行を制御する制御情報を生成し、生成した制御情報に基づいて前記電動車両の走行を制御することを特徴とする。
本発明によれば、路面に特別な設備等を設けることなく、運転者の負担を軽減し、安全な走行を支援することができる。
電動車両の外観を示す側面図である。 電動車両の正面図である。 電動車両のシステム構成図である。 誘導ブロック及び警告ブロックを示す図である。 隣接する誘導ブロックが距離をおいて設置された場合を示す図である。 電動車両の回転半径の説明に用いるアッカーマンモデルを示す図である。 電動車両の回転半径が、最小回転半径よりも大きい場合を示す図である。 電動車両の回転半径が、最小回転半径よりも小さい場合を示す図である。 隣接する誘導ブロックが距離をおいて設置された場合を示す図である。 電動車両の進行方向に警告ブロックが検出された場合を示す図である。 走行支援ECUの動作を示すフローチャートである。 走行支援ECUの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用した実施形態の電動車両1の外観を示す側面図である。
電動車両1は、車体10に支持された左右一対の前輪11及び後輪12と、運転者が着座するシート20とを備える。左右一対の前輪11及び後輪12は、図示しないサスペンションを介して車体10に支持される。シート20は、シートクッション21及びシートバック(背もたれ)22を含む。さらに、シートバック22の両側部にはアームレスト23が設けられる。
シート20の下部には、収納部15が設けられる。この収納部15には、駆動モーター151(図3参照)や、バッテリー、ギア機構、(共に不図示)が収容される。駆動モーター151は、駆動輪である後輪12を駆動するためのトルクを発生する。バッテリーは、駆動モーター151、153(図3参照)を動作させるための電力を駆動モーター151、153に供給する。ギア機構は、駆動モーター151の出力を、後輪12が取り付けられた車軸に伝達する。
車体10の前部にはレッグシールド17が設けられ、シート20に着座した運転者の脚まわりに風等があたらないように保護している。レッグシールド17の内部には、前輪11を操舵するためのハンドルシャフト(不図示)が立設し、ハンドルシャフトの上端にハンドルユニット30が取り付けられる。運転者は、シート20に着座してハンドルユニット30のハンドル31を左右に回動操作することで操舵輪としての前輪11が操舵される。
ハンドルユニット30は、ハンドル31と、ハンドル31に連結されたハンドルシャフトと、操舵装置(不図示)とを備える。操舵装置は、ギア機構及び駆動モーター153(図3参照)を備え、駆動モーター153によって発生したトルクによりギア機構を駆動することでハンドルシャフトに操舵トルクを加え、電動車両1の進行方向を変更する。すなわち、本実施形態の電動車両1は、後述する走行支援ECU100や、車両制御ECU150の制御によって進行方向が変更される。
図2は、電動車両1の正面図である。
電動車両1は、左撮像部51及び右撮像部52を備える。左撮像部51及び右撮像部52は、本発明の「撮像部」に相当する。左撮像部51及び右撮像部52は、CCDやCMOS等の撮像素子及び撮像レンズを備えるデジタルカメラである。左撮像部51は、シート20に着座した運転者の左側に設けられる。左撮像部51は、運転者の左前方及び左側方の路面を含む範囲を撮像する。右撮像部52は、シート20に着座した運転者の右側に設けられる。右撮像部52は、運転者の右前方及び右側方の路面を含む範囲を撮像する。
図3は、電動車両1のシステム構成図である。
電動車両1は、アクセルレバーセンサー71、ブレーキセンサー73、操舵量センサー75、速度センサー77、操作表示部80、走行支援ECU(Electronic Control Unit)100、車両制御ECU150等を備え、これら各部がCAN(Controller Area Network)バス90に接続された構成を備える。また、走行支援ECU100には、左撮像部51及び右撮像部52が接続され、車両制御ECU150には、駆動モーター151、153や、ブレーキ155が接続される。車両制御ECU150は、本発明の「走行制御部」として動作する。また、走行支援ECU100、車両制御ECU150、左撮像部51及び右撮像部52は、本発明の「電動車両用走行支援装置」として動作する。
アクセルレバーセンサー71は、ハンドル31に設けられたアクセルレバー(不図示の)の操作量を検出する。アクセルレバーセンサー71は、検出したアクセルレバーの操作量を示すセンサー値を車両制御ECU150に出力する。
ブレーキセンサー73は、ブレーキ155の操作量を検出する。ブレーキセンサー73は、検出したブレーキ155の操作量を示すセンサー値を車両制御ECU150に出力する。
操舵量センサー75は、ハンドルシャフトの近傍に設けられ、ハンドル31の回転操作量を検出する。操舵量センサー75は、検出した操舵量を示すセンサー値を車両制御ECU150に出力する。
速度センサー77は、駆動輪である後輪12の車軸の近傍に設けられ、後輪12の回転数を検出して電動車両1の走行速度を検出する。速度センサー77は、検出した走行速度を示すセンサー値を車両制御ECU150に出力する。
操作表示部80は、ハンドルユニット30に設けられ、電源スイッチ81と、表示部83とを備える。
電源スイッチ81は、電動車両1の電源のオンと、オフとを切り替えるハードウェアスイッチである。
表示部83は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示パネルを備える。表示パネルには、電動車両1の速度を示す速度計85や、ソフトウェアスイッチが表示される。また、表示パネルには、タッチパネルが重畳され、ユーザーのタッチ操作を受け付ける。本実施形態は、ソフトウェアスイッチとして、走行支援スイッチ87と緊急停止スイッチ89とが表示される。走行支援スイッチ87は、走行支援ECU100や、車両制御ECU150による電動車両1の走行支援を開始させるスイッチである。緊急停止スイッチ89は、緊急事態が生じた場合に、電動車両の走行を停止させるスイッチである。
走行支援ECU100は、CPU(Central Processing Unit)、メモリー、各種インターフェース回路等(いずれも不図示)により構成された電子回路ユニットである。CPUは、メモリーに保持された制御用プログラムを実行することにより、ブロック検出部101、距離算出部103、支援可否判断部105及び障害物検出部107として機能する。また、ブロック検出部101、距離算出部103、支援可否判断部105及び障害物検出部107により、本発明の電動車両用走行支援装置の制御方法の各ステップに相当する処理が実行される。
ブロック検出部101は、左撮像部51及び右撮像部52を制御して撮像を実行させる。左撮像部51及び右撮像部52が撮像した撮像画像データは、走行支援ECU100のメモリーに一時的に記憶される。ブロック検出部101は、本発明の「検出部」として動作する。
ブロック検出部101は、メモリーから撮像画像データを取得し、取得した撮像画像データから視覚障害者誘導用ブロック(以下、点字ブロックという)を検出する。ブロック検出部101が検出する点字ブロックには、線状誘導ブロック(以下、誘導ブロック61という)と、点状警告ブロック(以下、警告ブロック63という)とが含まれる。図4(A)に誘導ブロック61を示し、図4(B)に警告ブロック63を示す。
誘導ブロック61は、ブロックの表面に複数の線状の突起部62を有し、突起部62によって視覚障害者等に移動可能な方向を示す。警告ブロック63は、ブロックの表面に点状の突起部64が複数設けられ、視覚障害者等に対して注意喚起や警告を促す。
走行支援ECU100のメモリーには、誘導ブロック61及び警告ブロック63の形状を特定するためのデータが記憶されている。ブロック検出部101は、メモリーに記憶されたデータを参照して撮像画像データに撮像された誘導ブロック61及び警告ブロック63の画像を検出する。
ブロック検出部101は、撮像画像データから誘導ブロック61の画像を検出した場合、検出した誘導ブロック61の画像から方向を検出する。具体的には、ブロック検出部101は、撮像画像データから線状の突起部62を検出して、線状の突起部62が示す方向を移動可能な方向として検出する。
距離算出部103は、本発明の「制御情報生成部」として動作し、ブロック検出部101により誘導ブロック61が検出された場合に、電動車両1の車体と、検出された誘導ブロック61との距離を求める。
走行支援ECU100のメモリーには、誘導ブロック61の撮像画像データにおける撮像位置と、電動車両1の車体と誘導ブロック61との距離とを対応付けたデータが登録されている。撮像画像データにおける誘導ブロック61の撮像位置は、予め設定された撮像画像データの位置(例えば、左上)を基準として、この基準位置から最も近い誘導ブロック61の位置を撮像位置とすることができる。距離算出部103は、撮像画像データから誘導ブロック61の画像が検出されると、検出された誘導ブロック61の撮像画像データでの撮像位置に基づいてメモリーを参照し、電動車両1の車体と誘導ブロック61との距離を求める。
距離算出部103は、電動車両1と誘導ブロック61との距離が一定距離(以下、この距離を設定距離Xという)となるように車両制御ECU150に指示を出力する。すなわち、距離算出部103は、電動車両1が誘導ブロック61から設定距離Xだけ離れて走行するように車両制御ECU150に指示を出力する。距離算出部103は、求めた距離が、設定距離Xよりも小さい場合、電動車両1が誘導ブロック61から離れるように指示する指示情報を車両制御ECU150に出力する。指示情報には、例えば、電動車両1が誘導ブロック61の右側を走行している場合、ハンドル31の右方向への回転指示と、誘導ブロック61から求めた距離とが含まれる。また、電動車両1が誘導ブロック61の左側を走行している場合、ハンドル31の左方向への回転指示と、誘導ブロック61から求めた距離情報とが含まれる。指示情報は、本発明の「制御情報」に相当する。
また、誘導ブロック61から求めた距離が、設定距離Xよりも大きい場合、電動車両1が誘導ブロック61に近づくように指示する指示情報を車両制御ECU150に出力する。指示情報には、例えば、電動車両1が誘導ブロック61の右側を走行している場合、ハンドル31の左方向への回転指示と、誘導ブロック61から求めた距離とが含まれる。また、電動車両1が誘導ブロック61の左側を走行している場合、ハンドル31の右方向への回転指示と、誘導ブロック61から求めた距離とが含まれる。
支援可否判断部105は、ブロック検出部101の検出結果に基づいて、電動車両1の走行支援の継続が可能か否かを判定する。本実施形態では、電動車両1の走行支援を継続できない要因として以下の3つの要因がある。
第1の要因は、隣接する誘導ブロック61間の距離が一定距離(以下、この距離を設定距離Yという)よりも離れている場合である。支援可否判断部105は、誘導ブロック61が検出されると、検出された誘導ブロック61と、この誘導ブロック61の1つ前に検出済みの誘導ブロック61との距離を求める。検出された誘導ブロック61を今回の誘導ブロック61といい、今回の誘導ブロック61の1つ前に検出した誘導ブロック61を前回の誘導ブロック61という。支援可否判断部105は、撮像画像データの撮像タイミングと、車両制御ECU150から取得した電動車両1の速度とに基づいて、誘導ブロック61間の距離を判定する。例えば、左撮像部51及び右撮像部52の単位時間当たりの撮像回数は、メモリーに予め登録されている。支援可否判断部105は、前回の誘導ブロック61を検出した撮像画像データが撮像されてから、今回の誘導ブロック61を検出した撮像画像データが撮像されるまでの経過時間を、撮像画像データの撮像枚数と、左撮像部51又は右撮像部52の単位時間当たりの撮像枚数とに基づいて求める。撮像枚数は、前回の誘導ブロック61を検出した撮像画像データを撮像してから、今回の誘導ブロック61を検出した撮像画像データを撮像するまでの撮像枚数である。また、支援可否判断部105は、車両制御ECU150から電動車両1の速度を取得し、取得した速度と、求めた経過時間とに基づいて誘導ブロック61間の距離を判定する。
支援可否判断部105は、誘導ブロック61間の距離が設定距離Y以下の場合、走行支援の継続が可能であると判定する。また、支援可否判断部105は、誘導ブロック61間の距離が設定距離Yよりも大きい場合、走行支援を継続することはできないと判定し、車両制御ECU150に、減速制御の実行を指示する。車両制御ECU150は、支援可否判断部105から減速制御の実行を指示されると、ブレーキ155を制御して制動力を発生させ、電動車両1を停止させる。
図5は、隣接する誘導ブロック61が離れて設置された場合を示す。図5には、誘導ブロック61間にマンホール65が設置された場合を示す。図5に示す例では、隣接する誘導ブロック61間の距離が、設定距離Yよりも小さいので、支援可否判断部105は、走行支援の継続が可能であると判定する。
第2の要因は、前回の誘導ブロック61が示す移動可能な方向から、今回の誘導ブロック61が示す移動可能な方向に電動車両1の進行方向を変更するために、最小回転半径よりも大きな角度で電動車両1を旋回させる必要がある場合である。最小回転半径は、電動車両1を最大ハンドル角で走行させたときに外側の前輪11が描く軌跡の半径をいう。
図6は、電動車両1の回転半径の説明に用いるアッカーマンモデルを示す図である。電動車両1の最小回転半径をRminとし、前輪11の外側の最大切れ角をβmax、電動車両1のホイールベースをWとする。また、Riを内側車輪の最小回転半径とし、Roを外側車輪の最小回転半径とする。電動車両1は、時速5〜8km程度の低速で歩道を走行するため、旋回時も遠心力が発生しないほどの低速である。このため、電動車両1の最小回転半径Rminは、以下の式(1)で算出される。
Rmin=W/sin(βmax) ・・・(1)
図7は、誘導ブロック61が示す移動可能な方向に電動車両1を進行させる場合の回転半径が、最小回転半径Rminよりも大きい場合を示す。また、図8は、誘導ブロック61が示す移動可能な方向に電動車両1を進行させる場合の回転半径が、最小回転半径Rminよりも小さい場合を示す。図7及び図8において、前回の誘導ブロック61を誘導ブロック61Aと表記し、今回の誘導ブロック61を誘導ブロック61Bと表記する。
支援可否判断部105は、誘導ブロック61が示す移動可能な方向に電動車両1を進行させる場合の回転半径が、最小回転半径Rminよりも大きい場合、走行支援の継続が可能であると判定する。また、支援可否判断部105は、誘導ブロック61が示す移動可能な方向に電動車両1を進行させる場合の回転半径が、最小回転半径Rmin以下の場合、走行支援の継続が不可能であると判定する。
具体的には、支援可否判断部105は、まず、前回の誘導ブロック61Aの移動可能な方向に対応した方向ベクトルと、今回の誘導ブロック61Aの移動可能な方向に対応した方向ベクトルとを求める。支援可否判断部105は、前回の誘導ブロック61Aの示す方向ベクトルの方向から今回の誘導ブロック61Bの示す方向ベクトル方向へ電動車両1の進行方向を変更するためのハンドル31のハンドル角を求める。支援可否判断部105は、求めたハンドル角が最大ハンドル角よりも大きいか否かを判定して、電動車両1を今回の誘導ブロック61Bの方向に移動させることが可能か否かを判定する。支援可否判断部105は、前回の誘導ブロック61Aの方向ベクトルの方向から今回の誘導ブロック61Bの方向へ電動車両1の進行方向を変更するためのハンドル31のハンドル角が最大ハンドル角以下の場合、走行支援の継続が可能であると判定する。また、支援可否判断部105は、ハンドル角が最大ハンドル角よりも大きい場合、走行支援の継続が不可能であると判定する。支援可否判断部105は、走行支援の継続が不可能であると判定した場合、車両制御ECU150に、減速制御の実行を指示する。
また、支援可否判断部105は、隣接する誘導ブロック61間が、設定距離Y以下で離れている場合にも、誘導ブロック61が示す移動可能な方向に電動車両1の進行方向を変更することが可能か否かを判定する。
図9は、前回の誘導ブロック61Aと今回の誘導ブロック61Bとが設定距離Y以下の距離で離れて設置された場合を示す。
支援可否判断部105は、隣接する誘導ブロック61間が設定距離Y以下の距離で離れて設置されている場合も、上述したように前回の誘導ブロック61A及び今回の誘導ブロック61Bが示す方向ベクトルを求める。そして、支援可否判断部105は、前回の誘導ブロック61Aが示す方向ベクトルの方向から今回の誘導ブロック61Bが示す方向ベクトルの方向に電動車両1の進行方向を変更する場合のハンドル角が最大ハンドル角よりも大きいか否かを判定する。支援可否判断部105は、ハンドル角が最大ハンドル角よりも大きい場合、走行支援の継続が不可能であると判定する。
第3の要因は、撮像画像データから警告ブロック63が検出された場合である。
図10は、電動車両1の進行方向に警告ブロック63が検出された場合を示す。支援可否判断部105は、警告ブロック63が検出された場合、電動車両1の走行支援の継続は不可能であると判定する。支援可否判断部105は、走行支援の継続が不可能であると判定した場合、車両制御ECU150に、減速制御の実行を指示する。
障害物検出部107は、本発明の「制御情報生成部」として動作し、電動車両1を、誘導ブロック61から予め設定された距離だけ離れて走行させることができるか否かを判定する。例えば、障害物検出部107は、誘導ブロック61が示す移動可能な方向に電動車両1を進行させた場合に、進路上に障害物があるか否かを判定する。障害物検出部107は、メモリーから撮像画像データを取得し、取得した撮像画像データから電動車両1の走行に障害となる障害物を検出する。障害物検出部107は、障害物が検出されると、車両制御ECU150に、減速制御の実行を指示する。また、障害物検出部107は、電動車両1が走行する道路の道幅が狭く、誘導ブロック61から設定距離Xの距離をおいて電動車両1を走行させることが不可能な場合も、車両制御ECU150に、減速制御の実行を指示する。車両制御ECU150は、支援可否判断部105から減速制御の実行を指示されると、ブレーキ155を制御して制動力を発生させ、電動車両1を停止させる。
車両制御ECU150は、CPU(Central Processing Unit)、メモリー、各種インターフェース回路等(いずれも不図示)により構成された電子回路ユニットである。CPUは、メモリーに保持された制御用プログラムを実行することにより、電動車両1の走行を支援する。
車両制御ECU150には、アクセルレバーセンサー71や、ブレーキセンサー73、操舵量センサー75、速度センサー77のセンサー値が入力される。また、車両制御ECU150には、距離算出部103や、支援可否判断部105、障害物検出部107から指示情報が入力される。
車両制御ECU150は、アクセルレバーセンサー71から入力されるセンサー値に基づいて駆動モーター151を駆動させ、電動車両1の速度が、アクセルレバーの操作量に対応した速度となるように駆動モーター151を制御する。
また、車両制御ECU150は、ブレーキセンサー73から入力されるセンサー値に基づいてブレーキ155を駆動し、電動車両1の走行速度を減速させる。
また、車両制御ECU150は、走行支援スイッチ87がオンされ、ブロック検出部101により誘導ブロック61の画像が検出されて、電動車両1の走行支援が開始されると、駆動モーター153の制御を開始する。車両制御ECU150は、走行支援ECU100から入力される指示情報に基づき、電動車両1と誘導ブロック61との間隔が設定距離Xとなるように駆動モーター153を制御してハンドル角を調整する。
例えば、車両制御ECU150は、距離算出部103から指示情報として、ハンドル31を左方向へ回転させる回転指示と、距離情報とが入力されたと仮定する。この場合、車両制御ECU150は、入力された距離情報や、電動車両1の現在の速度等に基づいてハンドル31のハンドル角を設定する。詳細には、車両制御ECU150は、電動車両1が予め設定された距離を走行する間に、入力された距離情報と設定距離Xとの差分に対応する距離だけ、電動車両1の車体が左に移動するようにハンドル角を設定する。このハンドル角は、予めメモリーにテーブルとして用意されていてもよいし、車両制御ECU150が演算によって求めてもよい。
また、車両制御ECU150は、支援可否判断部105又は障害物検出部107から減速制御の実行を指示する指示情報が入力されると、ブレーキ155を制御して電動車両1を停止させる。車両制御ECU150は、速度センサー77から入力される速度を示すセンサー値が0kmとなるまで電動車両1の減速制御を実行する。
図11及び図12は、走行支援ECU100の制御動作を示すフローチャートである。
図11及び図12に示すフローチャートを参照しながら走行支援ECU100の制御動作について説明する。
走行支援ECU100は、操作表示部80に設けられた電源スイッチ81がオンされ、電源の供給が開始されると起動する(ステップS1)。走行支援ECU100は、起動すると、左撮像部51及び右撮像部52に撮像を開始させる(ステップS2)。左撮像部51及び右撮像部52が撮像した撮像画像データは、走行支援ECU100のメモリーに蓄積される。
次に、走行支援ECU100は、走行支援スイッチ87がオンされたか否かを判定する(ステップS3)。走行支援ECU100は、走行支援スイッチ87がオンされていない場合(ステップS3/NO)、走行支援スイッチ87がオンされるまで待機する。また、走行支援ECU100は、走行支援スイッチ87がオンされると(ステップS3/YES)、メモリーから撮像画像データを取得し、取得した撮像画像データから誘導ブロック61の画像を検出する。
走行支援ECU100は、誘導ブロック61の画像を検出できなかった場合(ステップS4/NO)、次の撮像画像データをメモリーから取得して誘導ブロック61の検出を継続する。また、走行支援ECU100は、誘導ブロック61を検出した場合(ステップS4/YES)、走行支援を開始する旨のメッセージを表示部83に表示させる(ステップS5)。
走行支援ECU100は、走行支援を開始すると、まず、緊急停止スイッチ89の操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS6)。走行支援ECU100は、緊急停止スイッチ89の操作を受け付けた場合(ステップS6/YES)、車両制御ECU150に、減速制御の実行を指示する(ステップS17)。
車両制御ECU150は、走行支援ECU100から減速制御の指示が入力されると、ブレーキ155を作動させて前輪11及び後輪12の少なくともいずれかに制動力を働かせ、電動車両1を停止させる。車両制御ECU150は、速度センサー77から入力される走行速度により電動車両1が停止しているか否かを判定する。車両制御ECU150は、電動車両1が停止すると、走行を停止させた旨の通知を走行支援ECU100に出力する。走行支援ECU100は、車両制御ECU150から通知を受けると、走行支援を終了させる(ステップS18)。
また、走行支援ECU100は、緊急停止スイッチの操作を受け付けていない場合(ステップS6/NO)、誘導ブロック61と、電動車両1の車体との距離を算出する(ステップS7)。走行支援ECU100は、検出した誘導ブロック61の撮像画像データでの撮像位置に基づいてメモリーを参照し、電動車両1の車体と誘導ブロック61との距離を求める(ステップS7)。
走行支援ECU100は、電動車両1の車体と誘導ブロック61との距離を求めると、求めた距離が、設定距離Xに一致するか否かを判定する(ステップS8)。走行支援ECU100は、求めた距離が、設定距離Xに一致する場合(ステップS8/YES)、ステップS12に移行し、撮像画像データから次の誘導ブロック61を検出する。また、走行支援ECU100は、求めた距離が、設定距離Xに一致しない場合(ステップS8/NO)、求めた距離が設定距離Xよりも小さいか否かを判定する(ステップS9)。
走行支援ECU100は、求めた距離が設定距離Xよりも小さい場合(ステップS9/YES)、車両制御ECU150にハンドル制御の実行を指示する。走行支援ECU100は、誘導ブロック61から離れる方向にハンドル制御を行うように車両制御ECU150に指示する(ステップS10)。このとき、走行支援ECU100は、ステップS7で求めた距離を車両制御ECU150に通知する。車両制御ECU150は、走行支援ECU100から通知された距離や、電動車両1の現在の速度等に基づいてハンドル31のハンドル角を設定し、設定したハンドル角となるようにハンドル31を駆動する駆動モーター153を制御する。これにより、電動車両1と誘導ブロック61との距離が設定距離Xとなるように電動車両1の進行方向が設定される。
また、走行支援ECU100は、求めた距離が設定距離Xよりも大きい場合(ステップS9/NO)、車両制御ECU150にハンドル制御の実行を指示する。走行支援ECU100は、誘導ブロック61に近づく方向にハンドル制御を行うように車両制御ECU150に指示する(ステップS11)。このとき、走行支援ECU100は、ステップS7で求めた距離を車両制御ECU150に通知する。車両制御ECU150は、走行支援ECU100から通知された距離や、電動車両1の現在の速度等に基づいてハンドル31のハンドル角を設定し、設定したハンドル角となるように駆動モーター153を制御する。これにより、電動車両1と誘導ブロック61との距離が設定距離Xとなるように電動車両1の進行方向が設定される。
次に、走行支援ECU100は、メモリーから撮像画像データを取得して誘導ブロック61を再度検出する(ステップS12)。走行支援ECU100は、誘導ブロック61が検出されなかった場合(ステップS13/NO)、例えば、ステップS10又はS11でハンドル制御を行ってから、電動車両1が一定距離以上走行したか否かを判定する。走行支援ECU100は、車両制御ECU150から取得した速度と、ステップS10又はS11でハンドル制御を行ってからの経過時間とに基づいて、電動車両1が一定距離以上走行したか否かを判定する。走行支援ECU100は、電動車両1が一定距離以上走行しても誘導ブロック61を検出することができなった場合(ステップS14/YES)、走行支援の継続が不可能と判定し、車両制御ECU150に減速制御の実行を指示する(ステップS17)。
また、走行支援ECU100は、ステップS10又はS11でハンドル制御を行ってから、一定距離以上走行していないと判定すると(ステップS14/NO)、ステップS12に戻り、誘導ブロック61の検出を継続する。
また、走行支援ECU100は、誘導ブロック61が検出された場合(ステップS13/YES)、走行支援の継続ができない要因があるか否かを判定する(ステップS15)。この処理の詳細については、図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。
走行支援ECU100は、走行支援の継続ができない要因がある場合(ステップS16/YES)、車両制御ECU150に減速制御の実行を指示し(ステップS17)、走行支援を終了させる(ステップS18)。また、走行支援ECU100は、走行支援の継続ができない要因が生じていない場合(ステップS16/NO)、ステップS6の処理に戻る。
図12は、上述のステップS15の詳細を示すフローチャートである。
まず、走行支援ECU100は、撮像画像データから誘導ブロック61を検出すると、前回の誘導ブロック61と、今回の誘導ブロック61との距離が予め設定された設定距離Yよりも大きいか否かを判定する(ステップS21)。走行支援ECU100は、前回の誘導ブロック61と、今回の誘導ブロック61との距離が予め設定された設定距離Yよりも大きい場合(ステップS21/YES)、走行支援の継続が不可能と判定し、要因ありと判定する(ステップS24)。
また、走行支援ECU100は、前回の誘導ブロック61と、今回の誘導ブロック61との距離が予め設定された設定距離Y以下である場合(ステップS21/NO)、最小回転半径内に今回の誘導ブロック61があるか否かを判定する(ステップS22)。ここで判定される誘導ブロック61の配置は、図7に示す誘導ブロック61同士が連続して設置されている場合も、図9に示す誘導ブロック61間が設定距離Y以下の距離で離れて設置されている場合も含まれる。
走行支援ECU100は、例えば、前回の誘導ブロック61の方向ベクトルと、今回の誘導ブロック61の方向ベクトルとを求める。走行支援ECU100は、前回の誘導ブロック61の方向ベクトルの方向から今回の誘導ブロック61の方向ベクトルの方向に電動車両1の進行方向を変更する場合に、ハンドル31のハンドル角が、最大ハンドル角以下であるか否かを判定する。走行支援ECU100は、ハンドル31のハンドル角が、最大ハンドル角以下である場合、最小回転半径内に今回の誘導ブロック61があると判定する。また、走行支援ECU100は、ハンドル31のハンドル角が、最大ハンドル角よりも大きい場合、最小回転半径内に今回の誘導ブロック61がないと判定する。
走行支援ECU100は、最小回転半径内に今回の誘導ブロック61がないと判定した場合(ステップS22/NO)、走行支援の継続が不可能と判定し、要因ありと判定する(ステップS24)。また、走行支援ECU100は、最小回転半径内に今回の誘導ブロック61があると判定した場合(ステップS22/YES)、走行支援の継続が可能と判定し、要因なしと判定する(ステップS25)。
また、走行支援ECU100は、最小回転半径内に今回の誘導ブロック61がある場合(ステップS22/YES)、撮像画像データに警告ブロック63が検出されたか否かを判定する(ステップS23)。走行支援ECU100は、警告ブロック63が検出された場合(ステップS23/YES)、走行支援の継続が不可能と判定し、要因ありと判定する(ステップS24)。また、走行支援ECU100は、警告ブロック63が検出されない場合(ステップS23/NO)、走行支援の継続が可能と判定し、要因なしと判定する(ステップS25)。
以上説明したように本実施形態は、路面を撮像した撮像画像データから電動車両1が移動可能な方向を検出し、検出した方向に基づいて電動車両1の走行を制御する指示情報を生成して電動車両1の走行を制御する。このため、運転者の負担を軽減し、安全な走行を支援することができる。
また、走行支援ECU100は、左撮像部51及び右撮像部52の撮像画像データをもとに視覚障害者誘導用ブロックの画像を検出して方向を検出する。
このため、路面に特別な設備等を設けることなく、視覚障害者誘導用ブロックが示す方向を検出して電動車両1の移動方向を設定することができる。
また、走行支援ECU100は、誘導ブロック61の画像を検出すると、検出済みの誘導ブロック61との距離を求め、求めた距離が設定距離Y以下である場合、指示情報の生成を継続する。また、走行支援ECU100は、検出済みの誘導ブロック61との距離が、設定距離Yよりも大きい場合、指示情報の生成を中止する。
このため、電動車両1の走行が不安定になる可能性を低減することができる。
また、走行支援ECU100は、電動車両1が誘導ブロック61から設定距離Xだけ離れて走行するように指示情報を生成する。点字ブロック上は、視覚障害者が歩行するため、電動車両1を、点字ブロックから設定距離Xだけ離れて走行させることで、視覚障害者の歩行の妨げとなる可能性を低減することができる。
また、走行支援ECU100は、電動車両1を、誘導ブロック61から予め設定された設定距離Xだけ離れて走行させることができないと判定した場合、指示情報の生成を中止する。このため、電動車両1が障害物等に衝突する危険性を低減させることができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、図3に示す走行支援ECU100の機能ブロックは、走行支援ECU100の備える機能を主な処理内容に応じて分類して示した概略図である。走行支援ECU100の構成は、処理内容に応じて、さらに多くのブロックに分割することもできる。また、この機能ブロックは、図3に示す1つのブロックによりさらに多くの処理を実行するように構成しても良い。また、各ブロックの処理は、1つのハードウェアで実行しても良いし、複数のハードウェアで実行しても良い。また、各ブロックの処理は、1つのプログラムで実現しても良いし、複数のプログラムで実現しても良い。
また、図11及び図12に示すフローチャートの処理単位は、走行支援ECU100の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって本発明が制限されることはない。走行支援ECU100の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
1 電動車両
10 車体
11 前輪
12 後輪
15 収納部
20 シート
31 ハンドル
51 左撮像部
52 右撮像部
61 誘導ブロック
62、64 突起部
63 警告ブロック
71 アクセルレバーセンサー
73 ブレーキセンサー
75 操舵量センサー
77 速度センサー
80 操作表示部
81 電源スイッチ
87 走行支援スイッチ
89 緊急停止スイッチ
101 ブロック検出部
103 距離算出部
105 支援可否判断部
107 障害物検出部
151 駆動モーター
153 駆動モーター
155 ブレーキ
100 走行支援ECU
150 車両制御ECU

Claims (7)

  1. 電動車両の走行を支援する電動車両用走行支援装置であって、
    少なくとも路面を撮像する撮像部と、
    前記撮像部の撮像画像データから前記電動車両が移動可能な方向を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した方向に基づいて前記電動車両の走行を制御する制御情報を生成する制御情報生成部と、
    前記制御情報生成部が生成した制御情報に基づいて前記電動車両の走行を制御する走行制御部と、
    を備えることを特徴とする電動車両用走行支援装置。
  2. 前記検出部は、前記撮像部の撮像画像データをもとに視覚障害者誘導用ブロックの画像を検出して方向を検出する、ことを特徴とする請求項1記載の電動車両用走行支援装置。
  3. 前記制御情報生成部は、前記検出部が前記視覚障害者誘導用ブロックの画像を検出すると、検出済みの前記視覚障害者誘導用ブロックとの距離を求め、求めた距離が予め設定された距離以下である場合、制御情報の生成を継続する、ことを特徴とする請求項2記載の電動車両用走行支援装置。
  4. 前記制御情報生成部は、前記検出部が前記視覚障害者誘導用ブロックの画像を検出すると、検出済みの前記視覚障害者誘導用ブロックとの距離が、予め設定された距離よりも大きい場合、制御情報の生成を中止する、ことを特徴とする請求項2又は3記載の電動車両用走行支援装置。
  5. 前記制御情報生成部は、前記電動車両が前記視覚障害者誘導用ブロックから予め設定された距離離れて走行するように制御情報を生成する、ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の電動車両用走行支援装置。
  6. 前記制御情報生成部は、前記電動車両を、前記視覚障害者誘導用ブロックから予め設定された距離離れて走行させることができないと判定した場合、制御情報の生成を中止する、ことを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の電動車両用走行支援装置。
  7. 電動車両の走行を支援する電動車両用走行支援装置の制御方法であって、
    少なくとも路面を撮像部により撮像し、
    前記撮像部の撮像画像データから前記電動車両が移動可能な方向を検出し、
    検出した方向に基づいて前記電動車両の走行を制御する制御情報を生成し、
    生成した制御情報に基づいて前記電動車両の走行を制御する、
    ことを特徴とする電動車両用走行支援装置の制御方法。
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