JP2019196753A - 過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変ノズル機構を有する過給機において、排気流量に応じてベーン開度を適切に設定する。【解決手段】制御装置は、ベーン開度の基本値を算出するステップ(S100)と、ベーン開度のフィードバック量を算出するステップ(S102)と、基本値とフィードバック量との和を算出するステップ(S104)と、有効開口面積を算出するステップ(S106)と、ベーン開度の下限値を設定するステップ(S108)と、基本値とフィードバック量との和が下限値以上であると(S110にてYES)、基本値とフィードバック量との和を指令値として開度制御を実行するステップ(S112)と、基本値とフィードバック量との和が下限値よりも小さいと(S110にてNO)、ベーン開度の下限値を指令値として開度制御を実行するステップ(S114)とを含む、制御処理を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、過給機の可変ノズル機構の制御に関する。
従来、エンジンには、排気マニホールドからの排気エネルギーを利用してエンジンに吸入される空気を過給するターボチャージャー等の過給機が設けられることが知られている。過給機には、ベーンを用いて排気の流路を絞ってタービンホイールに供給される排気の流速を増加させたり、排気の流路を拡げて流速を低減させたりする可変ノズル機構が設けられる場合がある。
可変ノズル機構が設けられる過給機について、たとえば、特開2009−275620号公報(特許文献1)には、実過給圧を目標過給圧にするために可変ノズルの開度をPID制御によって調整する技術が開示される。
特開2009−275620号公報
上述の可変ノズル機構が設けられる過給機においては、エンジン保護のため排気マニホールドの圧力が圧力上限値を超えないように可変ノズル機構のベーン開度が制御される。ベーン開度は、たとえば、排気の流量の変動が少ない安定した状態であることを前提とし、エンジン回転数と燃料噴射量とを用いて設定される。しかしながら、エンジンの運転状態が過渡状態である場合には、エンジン回転数と燃料噴射量とが同じでも想定された排気の流量に到達していない場合がある。そのため、エンジン回転数と燃料噴射量とを用いて排気マニホールドの圧力が圧力上限値に到達するようなベーン開度が設定される場合にも、実際の排気の流量が想定よりも少ないときには、排気マニホールドの圧力が圧力上限値よりも余裕がある状態になり得る。このように排気の流量によっては設定されるベーン開度が、実際に排気マニホールドの圧力を圧力上限値に到達させるベーン開度に対してマージンが大きいベーン開度になる可能性がある。その結果、過給機の機能を十分に発揮し得るベーン開度を適切に設定することができない場合がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、可変ノズル機構を有する過給機において、排気流量に応じてベーン開度を適切に設定する過給機を提供することである。
この発明のある局面に係る過給機は、エンジンから排出される排気によって作動するタービンと、タービンの作動によってエンジンに吸入される空気を過給するコンプレッサと、複数のノズルベーンを有し、複数のノズルベーンを回転させて隣接するノズルベーンとの隙間の大きさを示すベーン開度を変化させることにより、タービンを作動させる排気の流速を変化させる流速可変装置と、流速可変装置を制御する制御装置とを備える。制御装置は、隣接するノズルベーンとの隙間における開口面積の総和と流速可変装置における排気の流れやすさを示す第1係数との積を示す第1有効開口面積と、エンジンからの排気流量とを用いてベーン開度の下限値を設定する。制御装置は、排気流量が少なくなるほど、ベーン開度の下限値を小さく設定する。
このようにすると、第1有効開口面積と排気流量とに応じたベーン開度の下限値が設定されるので、排気マニホールドの圧力を圧力上限値よりも低くしつつ、要求に応じたベーン開度に適切に設定することができる。そのため、過給機の機能を十分に発揮することができる。
好ましくは、制御装置は、エンジンの回転数とエンジンにおける燃料噴射量とを用いてベーン開度の基本値を算出するとともに、過給機の目標過給圧と実過給圧との差分に応じてベーン開度のフィードバック量を算出する。制御装置は、基本値とフィードバック量との和と、ベーン開度の下限値との比較結果に基づいてベーン開度の指令値を設定する。
このようにすると、ベーン開度の下限値が適切に設定されたことによって、排気マニホールドの圧力が圧力上限値を超えることを抑制しつつ、たとえば、実過給圧を目標過給圧まで速やかに上昇するようにフィードバック量をより大きく設定することができるため、過給機の機能を速やかに発揮することができる。
さらに好ましくは、エンジンには、吸気通路と、タービンよりも上流側の排気通路とをエンジンの気筒を経由せずに接続する接続通路と、接続通路を流通する排気の流量を調整する調整弁とを有する排気再循環装置が設けられる。制御装置は、調整弁における開口面積と調整弁における排気の流れやすさを示す第2係数との積を示す第2有効開口面積と、吸気通路の圧力と、排気流量とを用いて第1有効開口面積を算出する。
このようにすると、排気再循環装置が設けられるエンジンにおいて、調整弁の開度の過渡時においても、第1有効開口面積と排気流量とを用いてベーン開度の下限値を設定することができる。そのため、排気マニホールドの圧力を圧力上限値よりも低くしつつ、要求に応じたベーン開度に適切に設定することができる。
この発明によると、可変ノズル機構を有する過給機において、排気流量に応じてベーン開度を適切に設定する過給機を提供することができる。
本実施の形態に係る過給機を備えたエンジンの概略構成を示す図である。 可変ノズル機構の構成の一例を示す図である。 制御装置で実行される制御処理を示すフローチャートである。 可変ノズル機構における隣接するベーン間の有効開口面積を説明するための図である。 可変ノズル機構における有効開口面積と排気流量とベーン開度の下限値との関係の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返されない。
図1は、本実施の形態に係る過給機を備えたエンジン1の概略構成を示す図である。本実施の形態において、エンジン1は、たとえば、コモンレール式のディーゼルエンジンを一例として説明するが、その他の形式のエンジン(たとえば、ガソリンエンジン等)であってもよい。
エンジン1は、エンジン本体10と、エアクリーナ20と、インタークーラ26と、吸気マニホールド28と、過給機30と、排気マニホールド50と、排気処理装置55と、排気再循環装置(以下、EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置と記載する)60と、エンジン回転数センサ102と、エアフローメータ104と、過給圧センサ106と、制御装置200とを備える。
エンジン本体10は、気筒12と、インジェクタ16とを含む。エンジン1は、直列型のエンジンであってもよいし、その他の気筒レイアウト(たとえば、V型あるいは水平型)のエンジンであってもよい。
インジェクタ16は、気筒12の頂部に設けられ、コモンレール(図示せず)に接続されている燃料噴射装置である。燃料タンク(図示せず)に貯留された燃料は、サプライポンプ(図示せず)によって所定圧まで加圧されてコモンレールへ供給される。コモンレールに供給された燃料はインジェクタ16から所定のタイミングで噴射される。インジェクタ16は、制御装置200からの制御信号に応じて指令された燃料噴射量Qvを気筒12内に供給する。
エアクリーナ20は、エンジン1の外部から吸入される空気から異物を除去する。エアクリーナ20には、第1吸気管22の一方端が接続される。
第1吸気管22の他方端には、過給機30のコンプレッサ32の吸気流入口に接続される。コンプレッサ32の吸気流出口には、第2吸気管24の一方端が接続される。コンプレッサ32は、第1吸気管22から流通する空気を過給して第2吸気管24に供給する。コンプレッサ32の詳細な動作については後述する。
第2吸気管24の他方端には、インタークーラ26の一方端が接続される。インタークーラ26は、第2吸気管24を流通する空気を冷却する空冷式あるいは水冷式の熱交換器である。
インタークーラ26の他方端には、第3吸気管27の一方端が接続される。第3吸気管27の他方端には、吸気マニホールド28が接続される。吸気マニホールド28は、エンジン本体10の気筒12の吸気ポートに連結される。第3吸気管27の途中であって、後述するEGR60との分岐点よりもインタークーラ26側には、ディーゼルスロットル25が設けられる。
排気マニホールド50は、エンジン本体10の気筒12の排気ポートに連結される。排気マニホールド50には、第1排気管52の一方端が接続される。第1排気管52の他方端は、過給機30のタービン36の排気流入口に接続される。そのため、各気筒の排気ポートから排出される排気は、排気マニホールド50および第1排気管52を経由してタービン36に供給される。ディーゼルスロットル25は、制御装置200から制御信号に応じて吸気の流量を調整する。
タービン36の排気流出口には、第2排気管54の一方端が接続される。第2排気管54の他方端には、酸化触媒56とPM(Particulate Matter)除去フィルタ57とSCR触媒58とを含む排気処理装置55およびマフラー等が接続される。そのため、タービン36の排気流出口から排出された排気は、第2排気管54、排気処理装置55およびマフラー等を経由して車外に排出される。
第3吸気管27と排気マニホールド50とは、エンジン本体10の気筒12を経由せずにEGR装置60によって接続される。EGR装置60は、EGRバルブ62と、EGR通路66とを含む。EGR通路66は、第3吸気管27と排気マニホールド50とを接続する。EGRバルブ62は、EGR通路66の途中に設けられる。
EGRバルブ62は、制御装置200からの制御信号に応じて、EGR通路66を流通するEGRガスの流量を調整する調整弁である。排気マニホールド50内の排気がEGR装置60を経由してEGRガスとして吸気側に戻されることによって気筒12内の燃焼温度が低下され、NOxの生成量が低減される。
過給機30は、コンプレッサ32と、タービン36と、可変ノズル機構40と、アクチュエータ44とを含む。コンプレッサ32のハウジング内にはコンプレッサホイール34が収納され、タービン36のハウジング内にはタービンホイール38が収納される。コンプレッサホイール34とタービンホイール38とは、連結軸42によって連結され、一体的に回転する。そのため、コンプレッサホイール34は、タービンホイール38に供給される排気の排気エネルギーによって回転駆動される。
可変ノズル機構40は、タービンホイール38の回転軸を中心とした周囲の排気流入部に配置され、第1排気管52から供給される排気をタービンホイール38に導く複数のベーン(図2参照)と、複数のベーンの各々を回転させることによって隣接するベーン間の隙間(以下の説明においてこの隙間の大きさをベーン開度として記載する)を変化させるリンク機構とを含む。アクチュエータ44は、制御装置200からの動作指示に応じてリンク機構を動作させることによって、可変ノズル機構40のベーン開度を変化させる。
可変ノズル機構40のベーン開度を変化させることによって、タービンホイール38への排気流入部における排気の流路が絞られたり、拡げられたりする。これにより、タービンホイール38に吹き付けられる排気の流速を変化させることができる。
図2は、可変ノズル機構40の構成の一例を示す図である。図2(a)は、図1において左方向から可変ノズル機構40を見た図である。図2(b)は、図1において右方向から可変ノズル機構40を見た図である。可変ノズル機構40の構成は、第1排気管52からタービンホイール38までの排気の流路を絞ることでタービンホイール38に供給される排気の流速を変化させるものであればよく、特に、図2に示される構成に限定されるものではない。
図2(a)および図2(b)に示すように、可変ノズル機構40は、タービンホイール38の外周の排気流入部に配置された複数のノズルベーン67と、複数の軸68を回転中心として複数のノズルベーン67をそれぞれ揺動可能に保持するノズルプレート69と、各軸68の端部に固定されたアーム70を用いて軸68を回転させるユニゾンリング71とを含む。ユニゾンリング71は、リンク機構72を介してアクチュエータ44の動作によって回転されるようになっており、リンク機構72の回転軸72aの端部に固定されたアーム72bを、アクチュエータ44を用いて揺動させることで、アーム72bと係合するユニゾンリング71を回転させることができる。
たとえば、図2(a)に示されるように、アーム72bをリンク機構72によって矢印に示す方向に揺動させると、ユニゾンリング71は、矢印に示す方向、すなわち、図2(a)では反時計回り、図2(b)では時計回りに回転する。さらに、このユニゾンリング71の回転によって、各軸68は、矢印に示す方向、すなわち、図2(a)では反時計回り、図2(b)では時計回りに回転される。したがって、ノズルベーン67の開度は閉じ側(隣接する2つのノズルベーンの間の隙間が狭くなるように)に制御されることとなる。また、アーム72bを矢印とは逆の方向に搖動させると、ノズルベーン67の開度は開き側(隣接する2つのノズルベーンの間の隙間が拡がるように)に制御されることとなる。
図1に戻って、エンジン1の動作は、制御装置200によって制御される。制御装置200は、各種処理を行なうCPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよびデータを記憶するROM(Read Only Memory)およびCPUの処理結果等を記憶するRAM(Random Access Memory)等を含むメモリと、外部との情報のやり取りを行なうための入・出力ポート(いずれも図示せず)とを含む。入力ポートには、上述したセンサ類(たとえば、エンジン回転数センサ102、エアフローメータ104および過給圧センサ106等)が接続される。出力ポートには、制御対象となる機器(たとえば、インジェクタ16、アクチュエータ44およびEGRバルブ62等)が接続される。
制御装置200は、各センサおよび機器からの信号、ならびにメモリに格納されたマップおよびプログラムに基づいて、エンジン1が所望の運転状態となるように各種機器を制御する。なお、各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)により処理することも可能である。また、制御装置200には、時間の計測を行うためのタイマー回路(図示せず)が内蔵されている。
エンジン回転数センサ102は、エンジン1の出力軸であるクランクシャフトの回転数をエンジン回転数NEとして検出する。エンジン回転数センサ102は、検出したエンジン回転数NEを示す信号を制御装置200に送信する。
エアフローメータ104は、第1吸気管22に導入される新気の流量(吸入空気量)Qinを検出する。エアフローメータ104は、検出した吸入空気量Qinを示す信号を制御装置200に送信する。
過給圧センサ106は、吸気マニホールド28内の圧力を過給圧として検出する。過給圧センサ106は、検出された過給圧を示す信号を制御装置200に送信する。
以上のような構成を有するエンジン1において、制御装置200は、エンジン1の状態に基づいて可変ノズル機構40を制御する。より具体的には、制御装置200は、エンジン1の状態(たとえば、エンジン回転数NEや燃料噴射量Qv)に基づいて可変ノズル機構40のベーン開度の基本値を設定する。
制御装置200は、たとえば、エンジン回転数NEが低回転領域であって、かつ、負荷が低負荷領域である場合においては、タービンホイール38に供給される排気の流速が速くなるように(すなわち、ベーン開度が小さくなるように)、基本値を設定する。
一方、制御装置200は、たとえば、エンジン回転数NEが高回転領域であって、かつ、負荷が高負荷領域である場合においては、タービンホイール38に供給される排気の流速が遅くなるように(すなわち、ベーン開度が大きくなるように)、基本値を設定する。
さらに、制御装置200は、目標過給圧と実過給圧との差分を用いてベーン開度のフィードバック量を算出する。制御装置200は、たとえば、エンジン回転数NEと吸入空気量Qinと燃料噴射量Qv等を用いて目標過給圧を設定する。制御装置200は、過給圧センサ106を用いて実過給圧を取得する。
制御装置200は、設定された基本値にフィードバック量を加算した値をベーン開度の指令値としてアクチュエータ44を制御するための制御信号を生成し、アクチュエータ44に送信する。可変ノズル機構40のアクチュエータ44は、受信した制御信号に基づいてベーン開度を変化させる。このように、エンジン1の状態に基づいて可変ノズル機構40のベーン開度を適切に調整することにより、過給機30の過給圧を最適な過給圧に調整することができる。
このような可変ノズル機構40を有する過給機30においては、エンジン保護のため排気マニホールド50の圧力が圧力上限値を超えないように可変ノズル機構40のベーン開度が制御される。すなわち、上述の基本値にフィードバック量を加算した値にベーン開度の下限値が設定され、基本値にフィードバック量を加算した値が下限値よりも小さい場合には、下限値をベーン開度の指令値として可変ノズル機構40のアクチュエータ44が制御されることになる。ベーン開度の下限値は、たとえば、排気流量の変動が少ない安定した状態であることを前提として、エンジン回転数NEと燃料噴射量Qvとを用いて設定される。
しかしながら、エンジン1の運転状態が過渡状態である場合には、エンジン回転数NEと燃料噴射量Qvとが同じでも想定された排気の流量に到達していない場合がある。そのため、エンジン回転数NEと燃料噴射量Qvとを用いて排気マニホールド50の圧力が圧力上限値に到達するようなベーン開度が設定される場合にも、実際の排気マニホールド50の圧力が圧力上限値よりも余裕がある状態になり得る。このように排気流量によっては設定されるベーン開度が、実際に排気マニホールド50の圧力を圧力上限値に到達させるベーン開度に対してマージンが大きいベーン開度になる可能性がある。その結果、過給機の機能を十分に発揮し得るベーン開度を適切に設定することができない場合がある。
そこで、本実施の形態においては、制御装置200が、以下のように動作するものとする。すなわち、制御装置200は、隣接するノズルベーン67との隙間における開口面積の総和Aと可変ノズル機構40における排気の流れやすさを示す第1係数μとの積を示す第1有効開口面積μと、エンジン1からの排気流量mとを用いてベーン開度の下限値Vaを設定する。制御装置200は、排気流量mが少なくなるほど、ベーン開度の下限値Vaを小さく設定する。
このようにすると、第1有効開口面積μと排気流量mとに応じたベーン開度の下限値Vaが設定されるので、排気マニホールド50の圧力を圧力上限値よりも低くしつつ、要求に応じたベーン開度に適切に設定することができる。そのため、過給機の機能を十分に発揮することができる。
以下に、図3を参照して、本実施の形態における制御装置200で実行される制御処理について説明する。図3は、制御装置200で実行される制御処理を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、所定の制御周期毎にメインルーチン(図示せず)から呼び出されて実行される。なお、以下の説明においては、EGRバルブ62は全閉状態あるいは後述するベーン開度の下限値Vaの算出に影響を及ぼさない程度に開弁している場合を想定して説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、制御装置200は、ベーン開度の基本値Vbを算出する。制御装置200は、上述したとおり、エンジン回転数NEと燃料噴射量Qvとを用いてベーン開度の基本値Vbを算出する。制御装置200は、たとえば、エンジン回転数NEと燃料噴射量Qvとベーン開度の基本値Vbとの関係を示すマップを用いてベーン開度の基本値Vbを算出する。エンジン回転数NEと燃料噴射量Qvとベーン開度の基本値Vbとの関係を示すマップは、たとえば、実験等によって適合され、予め制御装置200のメモリに記憶される。
なお、制御装置200は、エンジン回転数センサ102からエンジン回転数NEを取得する。制御装置200は、インジェクタ16に対する指令値を用いて燃料噴射量Qvを取得する。
S102にて、制御装置200は、ベーン開度のフィードバック量Vcを算出する。制御装置200は、上述したとおり、目標過給圧と実過給圧との差分からフィードバック量Vcを算出する。制御装置200は、目標過給圧と実過給圧との差分とフィードバック量Vcとの関係を示すマップを用いてフィードバック量Vcを算出する。目標過給圧と実過給圧との差分とフィードバック量Vcとの関係を示すマップは、たとえば、実験等によって適合され、予め制御装置200のメモリに記憶される。なお、目標過給圧および実過給圧の取得方法については、上述したとおりであるため、その詳細な説明は繰り返さない。
S104にて、制御装置200は、ベーン開度の基本値Vbとフィードバック量Vcとの和Vb+Vcを算出する。S106にて、制御装置200は、可変ノズル機構40の有効開口面積μを算出する。
図4は、可変ノズル機構40における隣接するベーン間の有効開口面積μを説明するための図である。図4に示すように、ノズルベーン67aと隣接するノズルベーン67bとの間に隙間には、図4の実線に示す直線を一辺とする方形の開口部が形成される。可変ノズル機構40の各ベーン間には、同様の開口部が形成される。この各ベーン間の開口部の面積の総和によって開口面積が示される。可変ノズル機構40の有効開口面積は、この各ベーン間の開口部の面積の総和Aと、可変ノズル機構40における排気の流れやすさを示す係数μとの積によって示される。この有効開口面積μは、以下の式(1)を用いて推定することができる。
Figure 2019196753
ここで、「a」および「b」は、所定の係数を示す。「R」は、ガス定数を示す。「m」は、排気マニホールド50からの排気流量を示す。排気流量mは、たとえば、吸入空気量Qinを用いて算出される気筒12内のガス量と、燃料噴射量Qvとを用いて推定される。
さらに「T4」は、排気マニホールド50内の排気温度を示す。排気温度T4は、たとえば、エンジン回転数NEと、吸気温度と、水温と、燃料噴射量Qvおよび噴射時期等の燃焼パラメータと、吸入空気量Qinと、吸気マニホールド28の温度と、気筒12内のガス量とを用いて推定される。吸気温度、水温および吸気マニホールド28の温度は、たとえば、図示しないセンサ等を用いて検出される。
「P6」は、過給機30から第2排気管54に流出する排気の圧力を示す。排気圧力P6は、たとえば、大気圧と、PM除去フィルタ57の前後差圧と、SCR58の圧損値とを用いて推定される。大気圧およびPM除去フィルタ57の前後差圧は、たとえば、図示しないセンサ等を用いて検出される。
「P4」は、排気マニホールド50内の排気の圧力を示す。排気圧力P4としては、たとえば、排気温度T4と、吸入空気量Qinと、燃料噴射量Qvおよび燃料噴射時期等の燃焼パラメータと、排気圧力P6と、EGR装置60の状態と、ベーン開度等の可変ノズル機構40の状態とを用いて想定される圧力上限値が設定される。
なお、排気温度T4、排気圧力P4,P6は、それぞれ所定の計算モデルが予め実験的あるいは設計的に構築され、上記したそれぞれのパラメータを入力することによってその推定値および上限値が算出される。
上述の式(1)は、たとえば、可変ノズル機構40の隣接するノズルベーン67の開度と、ノズルベーン67の上流および下流の温度と圧力と排気流量とからエネルギー保存の法則や運動量保存の法則等を用いて導かれる関係式から導出される。このような関係式は、周知の技術を用いて導出されるためその詳細な説明は行なわない。
S108にて、制御装置200は、ベーン開度の下限値Vaを算出する。具体的には、制御装置200は、排気流量mと可変ノズル機構40の有効開口面積μとを用いてベーン開度の下限値Vaを算出する。制御装置200は、たとえば、排気流量mと有効開口面積μとベーン開度の下限値Vaとの関係を示すマップを用いてベーン開度の下限値Vaを算出する。排気流量mと有効開口面積μとベーン開度の下限値Vaとの関係を示すマップは、たとえば、実験等によって適合され、予め制御装置200のメモリに記憶される。
図5は、可変ノズル機構40における有効開口面積μと排気流量mとベーン開度の下限値Vaとの関係の一例を示す図である。図5の太実線LN1、一点鎖線LN2、二点鎖線LN3、細線LN4および破線LN5の各々は、排気流量毎にとり得る有効開口面積μとベーン開度の下限値Vaとの関係を示す。太実線LN1〜破線LN5のうち太実線LN1における排気流量が最も小さく、破線LN5における排気流量が最も大きい。排気流量は、太実線LN1、一点鎖線LN2、二点鎖線LN3、細線LN4および破線LN5の順序で大きくなっているものとする。
また、太実線LN1〜破線LN5のうち破線LN5は、排気流量がF(0)である場合の有効開口面積とベーン開度の下限値Vaとの関係を示し、細線LN4は、排気流量がF(0)の半分の流量(F(0)×0.5)である場合の有効開口面積μとベーン開度の下限値Vaとの関係を示している。
たとえば、排気流量mがF(0)であって、かつ、有効開口面積μがS(0)でる場合には(図中A点参照)、V(0)がベーン開度の下限値Vaとして設定されることになる。これに対して、排気流量mがF(0)の半分の流量になる場合を想定する。なお、説明の便宜上、有効開口面積μ以外のパラメータに関しては、同一であるものとする。この場合、排気流量mがF(0)の半分の流量になると、式(1)から明らかなとおり有効開口面積μも半分の値になることから(図中B点参照)、V(0)よりも閉じ側のV(1)がベーン開度の下限値Vaとして設定されることになる。このように、排気流量が少なくなるほどベーン開度の下限値Vaは小さく設定されることになる。
S110にて、制御装置200は、基本値Vb+フィードバック量Vcの値がベーン開度の下限値Va以上であるか否かを判定する。基本値Vb+フィードバック量Vcの値がベーン開度の下限値Va以上であると判定される場合(S110にてYES)、処理はS112に移される。
S112にて、制御装置200は、基本値Vb+フィードバック量Vcの値をベーン開度の指令値として設定し、設定された指令値に基づいて可変ノズル機構40の開度制御を実行する。
なお、ベーン開度の基本値Vb+フィードバック量Vcの値がベーン開度の下限値Vaよりも小さいと判定される場合(S110にてNO)、処理はS114に移される。
S114にて、制御装置200は、ベーン開度の下限値Vaをベーン開度の指令値として設定し、設定された指令値に基づいて可変ノズル機構40の開度制御を実行する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態における制御装置200の動作について説明する。
エンジン1が作動状態である場合には、エンジン回転数NEと燃料噴射量Qvとに基づいてベーン開度の基本値Vbが算出され(S100)、目標過給圧と実過給圧との差に応じてベーン開度のフィードバック量Vcが算出され(S102)、算出されたベーン開度の基本値Vbとフィードバック量Vcとの和が算出される(S104)。
一方、排気流量mと排気温度T4と排気圧力P6とが所定の計算モデルを用いて推定され、推定された値を用いて排気圧力P4の上限値に対応する有効開口面積μが算出される(S106)。そして、排気流量mと有効開口面積μとを用いてベーン開度の下限値Vaが算出される(S108)。ベーン開度の基本値Vbとフィードバック量Vcとの和がベーン開度の下限値Va以上である場合には(S110にてYES)、ベーン開度の基本値Vbとフィードバック量Vcとの和をベーン開度の指令値として開度制御が実行される(S112)。一方、ベーン開度の基本値Vbとフィードバック量Vcとの和がベーン開度の下限値Vaよりも小さい場合には(S110にてNO)、ベーン開度の下限値Vaをベーン開度の指令値として開度制御が実行される(S114)。
以上のようにして、本実施の形態に係る過給機30によると、有効開口面積μと排気流量mとに応じたベーン開度の下限値Vaが設定されるので(特に、排気流量mが少なくなるほどベーン開度の下限値Vaが小さく設定されるので)、排気マニホールド50の圧力P4を圧力上限値よりも低くしつつ、要求に応じたベーン開度に適切に設定することができる。そのため、過給機30の機能を十分に発揮することができる。したがって、可変ノズル機構を有する過給機において、排気流量に応じてベーン開度を適切に設定する過給機を提供することができる。
さらに、ベーン開度の下限値Vaが適切に設定されたことによって、排気マニホールド50の圧力が圧力上限値を超えることを抑制しつつ、たとえば、実過給圧を目標過給圧まで速やかに上昇するようにフィードバック量をより大きく設定することができるため、過給機30の機能を速やかに発揮することができる。
特に、車両の加速時等のエンジン過渡時(過給機30の過渡時)においては、過渡時のベーン開度に影響の大きいフィードバック量を調整することで、排気マニホールド50の圧力が圧力上限値付近になるまでベーン開度を閉じることができるため、過給圧を速やかに上昇させることができる。その結果、エンジン1に吸入される空気量が速やかに増加し、車両の加速性能を向上させることができる。
以下、変形例について説明する。
上述の実施の形態では、EGRバルブ62が全閉状態であるかベーン制限開度の算出に影響を及ぼさない程度の開度である場合を一例として説明したが、排気の一部がEGR通路66に流通する場合を考慮して可変ノズル機構40における有効開口面積μを算出するようにしてもよい。
具体的には、制御装置200は、有効開口面積μを以下の式(2)を用いて算出してもよい。
Figure 2019196753
ここで、「a」、「b」、「c」および「d」は、所定の係数を示す。「R」は、ガス定数を示す。「m」は、排気マニホールド50からの排気流量を示す。
さらに、「T4」は、排気マニホールド50内の排気温度を示す。「P6」は、過給機30から第2排気管54に流出する排気の圧力を示す。「P4」は、排気マニホールド50内の排気の圧力を示す。排気流量m、排気温度T4、排気圧力P6の推定方法や排気圧力P4の上限値の設定方法については上述したとおりであるため、その詳細な説明は繰り返さない。
「Pb」は、吸気マニホールド28内の吸気の圧力を示す。吸気圧力Pbは、たとえば、過給圧センサ106によって取得される。「μ」は、EGRバルブ62における有効開口面積を示し、たとえば、EGRバルブ62における流れやすさを示す第2係数μと、EGRバルブ62の開度から算出される開口面積Aとの積によって示される。
制御装置200は、たとえば、EGRガスの流量と、EGRバルブ62の開度と、μとの関係を示すマップを用いて有効開口面積μを算出する。EGRガスの流量と、EGRバルブ62の開度と、有効開口面積μとの関係は、たとえば、実験等により適合され、予め制御装置200のメモリに記憶される。
このようにすると、排気の一部を吸気通路に還流するEGR60が設けられるエンジン1においても、有効開口面積μと排気流量mとを用いてベーン開度の下限値Vaを設定することができる。そのため、排気マニホールド50の圧力を圧力上限値よりも低くしつつ、要求に応じたベーン開度に適切に設定することができる。
上述の式(2)は、たとえば、上述の式(1)に加えて、EGRバルブ62の開度と、EGRバルブ62の上流および下流の温度と圧力とガス流量とからエネルギー保存の法則や運動量保存の法則等を用いて導かれる関係式から導出される。このような関係式は、周知の技術を用いて導出されるためその詳細な説明は行なわない。
さらに上述の実施の形態では、EGR装置60は、EGRバルブ62と、EGR通路66とによって構成されるものとして説明したが、EGR通路66に、あるいは、EGR通路66に並列に接続され、EGR通路66から分岐可能に設定された通路に、EGRクーラを設けるようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態では、排気温度T4、排気圧力P4,P6をエンジン1の状態等に基づいて推定するものとして説明したが、排気マニホールド50内に温度センサを設けて排気温度T4を直接検出してもよいし、排気マニホールド50内に圧力センサを設けて排気圧力P4を直接検出してもよいし、第2排気管54に圧力センサを設けて排気圧力P6を直接検出してもよい。
なお、上記した変形例は、その全部または一部を組み合わせて実施してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 エンジン、10 エンジン本体、12 気筒、16 インジェクタ、20 エアクリーナ、22,24,27 吸気管、25 ディーゼルスロットル、26 インタークーラ、28 吸気マニホールド、30 過給機、32 コンプレッサ、34 コンプレッサホイール、36 タービン、38 タービンホイール、40 可変ノズル機構、42 連結軸、44 アクチュエータ、50 排気マニホールド、52,54 排気管、55 排気処理装置、56 酸化触媒、57 PM除去フィルタ、58 SCR触媒、60 EGR装置、62 EGRバルブ、64 EGRクーラ、66 EGR通路、67,67a,67b ノズルベーン、68 軸、69 ノズルプレート、70,72b アーム、71 ユニゾンリング、72 リンク機構、72a 回転軸、102 エンジン回転数センサ、104 エアフローメータ、106 過給圧センサ、200 制御装置。

Claims (3)

  1. エンジンから排出される排気によって作動するタービンと、
    前記タービンの作動によって前記エンジンに吸入される空気を過給するコンプレッサと、
    複数のノズルベーンを有し、前記複数のノズルベーンを回転させて隣接するノズルベーンとの隙間の大きさを示すベーン開度を変化させることにより、前記タービンを作動させる前記排気の流速を変化させる流速可変装置と、
    前記流速可変装置を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    隣接するノズルベーンとの隙間における開口面積の総和と前記流速可変装置における排気の流れやすさを示す第1係数との積を示す第1有効開口面積と、前記エンジンからの排気流量とを用いて前記ベーン開度の下限値を設定し、
    前記排気流量が少なくなるほど、前記ベーン開度の下限値を小さく設定する、過給機。
  2. 前記制御装置は、
    前記エンジンの回転数と前記エンジンにおける燃料噴射量とを用いて前記ベーン開度の基本値を算出するとともに、前記過給機の目標過給圧と実過給圧との差分に応じて前記ベーン開度のフィードバック量を算出し、
    前記基本値と前記フィードバック量との和と、前記ベーン開度の下限値との比較結果に基づいて前記ベーン開度の指令値を設定する、請求項1に記載の過給機。
  3. 前記エンジンには、吸気通路と、前記タービンよりも上流側の排気通路とを前記エンジンの気筒を経由せずに接続する接続通路と、前記接続通路を流通する排気の流量を調整する調整弁とを有する排気再循環装置が設けられ、
    前記制御装置は、前記調整弁における開口面積と前記調整弁における排気の流れやすさを示す第2係数との積を示す第2有効開口面積と、前記吸気通路の圧力と、前記排気流量とを用いて前記第1有効開口面積を算出する、請求項1または2に記載の過給機。
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