JP2019196144A - ドアトリム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両側突時にドアトリムの乗員への当接を一層抑制するとともに、その車両側突時の衝撃を効果的に吸収することによって、車両側突時の安全性を向上させる。【解決手段】アッパボード24と、上方に向かって張り出してアッパボード24の車両前後方向における側端部と車室内外方向において重なる張出部42bを有するロアボート26とが、アッパボード24の側端部とロアボード26の張出部42bとにおいて締結される構成とし、その締結部60を、(A)車室内側に位置するアッパボード24の側端部に車室外側に向かって突出して形成された取付ボス62と、(B)車室外側に位置する張出部42bに形成されて(a)取付ボス62を挿通させた挿通部64aと(b)挿通部64aから車両前方側に延びたスロット部64bとを有する取付孔64と、を含んだ構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、ドアトリムに関する。
下記特許文献1には、車両上方側の部分をなすアッパボードと、車両下方側の部分をなすロアボートとを備えたドアトリムが記載されている。それらアッパボードとロアボードとは、車室内外方向において重なる部分において締結される。例えば、ロアボードは、上方に向かって張り出す張出部を有しており、その張出部において、アッパボードと車両内外方向において重なり締結される。
特開2006−7998号公報
ここで、当該ドアトリムが搭載された車両に、他の車両等が側突した場合を考える。 例えば、アッパボードとロアボードとの一方のみに車室外側から外力が作用した場合であっても、アッパボードとロアボードとが締結された状態であると、他方のボードも車室内側へ変位してしまう虞がある。また、2つのボードが締結された状態であると、2つのボードの各々は変形しにくく、車両側突時の衝撃を効果的に吸収することができない虞がある。
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、車両側突時にドアトリムの乗員への当接を一層抑制するとともに、その車両側突時の衝撃を効果的に吸収することによって、車両側突時の安全性を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のドアトリムは、
車両上方側の部分をなすアッパボードと、
車両下方側の部分をなし、上方に向かって張り出して前記アッパボードの車両前後方向における側端部と車室内外方向において重なる張出部を有するロアボートと、
前記アッパボードの前記側端部と前記ロアボードの前記張出部とを締結するための締結部と、
を備え、
前記締結部が、
前記側端部と前記張出部とのうちの車室内側に位置するものに車室外側に向かって突出して形成された取付ボスと、
前記側端部と前記張出部とのうちの車室外側に位置するものに形成され、前記側端部と前記張出部とが締結された状態において前記取付ボスを挿通させた挿通部と、前記挿通部から車両前方側あるいは車両後方側に延びたスロット部と、を有する取付孔と、
を含んで構成されたことを特徴とする。
このように構成されたドアトリムは、アッパボードが、車両前後方向における側端部においてロアボードの上方に張り出した張出部に締結されているため、車両側突時において、アッパボードに車室外側から外力が作用し、張出部に外力が作用しない場合ある。そのような場合において、この構成のドアトリムは、アッパボードがロアボードに対して車室内側に入り込むようにして変形することになるが、取付ボスが取付孔のスロット部に入り込むことで、ロアボードの張出部に対するアッパボードの側端部の車両前後方向における相対移動が許容される。つまり、アッパボードのロアボードに対する相対移動が許容されるのである。したがって、この構成のドアトリムによれば、アッパボードのロアボードに対する相対移動が許容されることで、アッパボードの変形が許容され、車両側突時の衝撃を効果的に吸収することができる。また、この構成のドアトリムによれば、アッパボードの変形に伴って、ロアボードが追従して変形することが抑えられ、ロアボードの乗員への接触を抑えることができる。
上記構成において、前記スロット部が、車両上下方向において、前記取付ボスの幅より小さな幅とされた構成とすることができる。
このように構成されたドアトリムによれば、車両側突時において、取付ボスと取付孔との変形に依拠して、その側突の衝撃を吸収することができるため、より効果的に車両側突時の衝撃を吸収することができる。
また、上記構成において、前記張出部が、前記アッパボードの車両後方側の側端部に対して、車室外側に重なるものとされ、前記スロット部が、前記挿通部から車両前方側に延びた構成とすることができる。
このように構成されたドアトリムは、乗員に近い車両後方側の部分に、前述したアッパボードとロアボードとの車両前後方向における相対移動を許容する機構が設けられている。したがって、この構成のドアトリムによれば、乗員に近い車両側突に対して、効果的に衝撃を吸収することができる。
さらに、上記構成において、前記ロアボードが、前記アッパボードの車両前方側の側端部と重なる前方側張出部と、前記アッパボードの車両後方側の側端部と重なる後方側張出部と、を有し、前記締結部が、前記後方側張出部にのみ設けられた構成とすることができる。
このように構成されたドアトリムは、乗員から遠い車両前方側の側端部は、しっかりと締結した状態としてアッパボードのロアボードからの完全な離脱は防止しつつ、乗員に近い車両後方側の側端部において、アッパボードとロアボードとの車両前後方向における相対移動を許容するように構成されており、乗員に対する車両側突時の安全性をより高めることができる。
前記締結部が車両用後方側の側端部に設けられた態様において、前記ロアボードが、車両後方側の端部において、車両のピラーに対して車室外側に重なるピラー重畳部を有する構成とすることができる。
このように構成されたドアトリムは、車両側突時において、ロアボードがピラーに抑えられた状態となるため、アッパボードがロアボードに対して変位しにくい。したがって、前述したアッパボードとロアボードとの車両前後方向における相対移動を許容する機構が、特に有効である。
本発明によれば、車両側突時にドアトリムの乗員への当接を抑えるとともに、その車両側突時の衝撃を効果的に吸収することができ、車両側突時の安全性を向上させることができる。
本発明の実施例のドアトリムを車室内側からの視点において示す図である。 本発明の実施例のドアトリムを車室外側からの視点において示す図である。 アッパボードとロアボードとの締結部を拡大して示す図(図2の一部)である。 アッパボードとロアボードとの締結部を拡大して示す断面図である。 アッパボードとロアボードとの締結部を拡大して示す正面図(車室外側からの視点において示す図)である。 本発明の実施例のドアトリムを搭載した車両が側突を受けた場合における、アッパボードとロアボードとの締結部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、本発明は、下記の実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。
本発明の実施例のドアトリム10を、図1に示す。ドアトリム10は、車両用のサイドドアの車室内側部分を構成するものであり、ドアインナパネル11(図4参照)に対して、車室内側から取り付けられる。ドアトリム10は、トリムボード12を主体として構成され、そのトリムボード12に加えて、トリムボード12上に設けられたインサイドハンドル14、アームレスト16、ドアグリップ18、ドアポケット20およびスピーカグリル22等の各種機能部品を含んで構成される。トリムボード12は、複数のボード部材が互いに組み付けられたものであり、主として、アッパボード24、ロアボード26、アームレストボード28およびドアポケットボード30によって構成される。上記のインサイドハンドル14は、アッパボード24に設けられている。アームレスト16は、アームレストボード28がロアボード26の上方側(トリムボード12のほぼ中央)に締結されることによって形成され、ドアグリップ18は、ロアボード26におけるアームレスト16の車両前方側に設けられている。また、スピーカグリル22は、ロアボード26の下方側に設けられている。ドアポケット20は、ドアポケットボード30がロアボード26の車室外側の下方側に締結されることによって、形成されている(図2参照)。なお、各図において、車両前方および車両後方をFRおよびRRの矢印でそれぞれ示し、車両上方および車両下方をUPおよびDWの矢印でそれぞれ示し、車室内側(乗物室内側)および車室外側(乗物室外側)をINおよびOUTの矢印でそれぞれ示す。
本発明は、アッパボード24とロアボード26との締結構造に特徴を有するものであるため、以下に、それらアッパボード24とロアボード26との締結構造について、図2〜図5をも参照しつつ詳しく説明する。
アッパボード24およびロアボード26は、車両前後方向に長い概して長方形の板状部材である。アッパボード24は、ドアトリム10の車両上方側の部分をなし、ロアボード26は、ドアトリム10の車両下方側の部分をなす。そして、ロアボード26は、車室内側の装飾面を形成する部分である本体部40と、その本体部40の上縁から上方に張り出した取付片42と、それら本体部40および取付片42の車両上方側を除く部分から外周方向に延び出して車両のボディやピラーと車両内外方向において重なる重畳部44とを含んで構成される。そして、その取付片42が、アッパボード24の車室外側に重なり、その取付片42に対して、アッパボード24が固定されることで、アッパボード24とロアボード26とが締結される。
取付片42は、図2に示すように、車両前方側の端部と車両後方側の端部との各々において、それらの中間の部分に比較して、上方側に大きく張り出した形状とされている。そして、その車両前方側の端部が、アッパボード24の車両前方側の側端部と車室内外方向において重なる前方側張出部42aとされ、車両後方側の端部が、アッパボード24の車両後方側の側端部と車室内外方向において重なる後方側張出部42bとされている。
そのロアボード26の取付片42とアッパボード24との締結構造には、2種類のものが存在する。1種目の締結構造が用いられた第1締結部50は、アッパボード24の車両前方側の側端部と下縁に沿う部分とを取付片42に締結する箇所に用いられている。それら第1締結部50の各々は、アッパボード24に車室外側に向かって突出するように形成された第1取付ボス50aと、その第1取付ボス50aに対応して取付片42に貫通形成された円孔の第1取付孔50bとからなり、第1取付ボス50aの先端部が加熱軟化してかしめられた構造、いわゆる熱カシメによる締結部である。
また、2種目の締結構造が用いられた第2締結部60は、アッパボード24の車両後方側の側端部を取付片42の後方側張出部42bに締結する箇所に用いられている。その第2締結部60は、アッパボード24に車室外側に向かって突出するように形成された第2取付ボス62と、その第2取付ボス62に対応して取付片42に貫通形成された第2取付孔64と、それらアッパボード24と取付片42とを締結するためのスクリューねじ66とからなる。第2取付孔64は、第2取付ボス62の外径より僅かに大きな内径の概して円孔状の挿通部64aと、その挿通部64aの外径より小さな幅で車両前方側に向かって延びる長孔状のスロット部64bとを含む形状となっている。
挿通部64aは、図5に示すように、その孔縁の一部、詳しく言えば、スロット部64bが開口する部分とは対向する部分(挿通部64aの中心を挟んで反対側の部分)が、2点を直線で結んだ弦部64a1となっており、その弦部64a1が、第2取付ボス62に接するようになっていることで、挿通部64a内の第2取付ボス62の位置が規定されている。また、スロット部64bは、第2取付ボス62の外径よりも小さな幅(車両上下方向の幅である)とされている。さらに、第2取付ボス62は円筒状に形成されており、その内部にスクリューねじ66がねじ込まれるようになっている。つまり、第2締結部60は、図4に示すように、アッパボード24の外縁が取付片42に当接した状態で、第2取付孔64の挿通部64aに臨み入る状態の第2取付ボス62にスクリューねじ66がねじ込まれることで、アッパボード24と取付片42とを締結する構造となっている。
次に、本ドアトリム10が搭載された車両に対して、他の車両が側方から衝突した場合、詳しく言えば、本ドアトリム10が取り付けられたサイドドアに車室外側から他の車両が衝突した場合を考える。そのような場合には、図6に示すように、サイドドアは車室内側に向かって変形させられる。つまり、アッパボード24も、車室内側に向かって変形させられる。それに対して、サイドドアの車両前後方向における側端部付近では、本ドアトリム10の重畳部44の車両後方側の部分(ピラー重畳部44a)が、車両のピラー70に当接しているため、そのピラー重畳部44aを含むロアボード26の車両後方側の端部は、車室内側に向かって変形しない。つまり、アッパボード24の車両後方側の側端部とロアボード26の後方側張出部42bとが、車両前後方向に相対変位することになるのである。
例えば、第2締結部60が、第1締結部50のように、アッパボード24とロアボード26とがしっかりと固定されていた場合には、上記の車両の側突時において、アッパボード24がロアボード26に固定されて変形しにくいため、あるいは、取付ボスが破断してロアボード26から分離してしまうため、その側突時の衝撃を十分に吸収できない虞がある。
それに対して、本ドアトリム10では、車両側突時に、第2締結部60において、アッパボード24の車両後方側の側端部とロアボード26の後方側張出部42bとの車両前後方向への相対変位が許容されるようになっている。具体的には、図5の二点鎖線および図6に示すように、第2締結部60においては、第2取付孔64がスロット部64bを有しているため、アッパボード24の車両後方側の側端部がロアボード26の後方側張出部42bに対して前方側に移動すると、第2取付ボス62が、第2取付孔64との間で変形を伴いつつ、スロット部64bに入り込むことが可能となっている。つまり、車両側突時に、第2取付ボス62と第2取付孔64との間の変形によって衝撃を吸収しつつ、さらに、アッパボード24の車両後方側の側端部のロアボード26の後方側張出部42bに対する前方側への移動が許容されることによっても衝撃を吸収することができるため、車両側突時の衝撃を効果的に吸収することができるのである。また、車両側突時において、第2取付ボス62が破断して、アッパボード24の車両後方側の側端部がロアボード26から離脱して、乗員に接触することを防止することもできる。
また、本ドアトリム10は、ロアボード26が、アッパボード24の車両前方側の側端部と重なる前方側張出部42aと、車両後方側の側端部と重なる後方側張出部42bと、を有しているものの、第2締結部60は、前方側張出部42aには設けられず後方側張出部42bにのみ設けられている。そのため、本ドアトリム10によれば、乗員から遠い車両前方側の側端部は、しっかりと締結した状態としてアッパボード24のロアボード26からの完全な離脱は防止しつつ、乗員に近い車両後方側の側端部において、アッパボード24とロアボード26との車両前後方向における相対移動を許容することで側突時の衝撃を吸収できるように構成されており、乗員に対する車両側突時の安全性がより高いものとなっている。
なお、本実施例において、第2締結部60は、アッパボード24の側端部が車室内側に位置してその側端部に取付ボス62が設けられるとともに、ロアボード26の張出部42bに取付孔64が設けられていたが、ロアボードの張出部がアッパボード24の側端部の車室内側に位置する構成として、ロアボード26の張出部に取付ボスを設け、アッパボード24の側端部に取付孔を設けた構成とすることもできる。なお、その構成の場合には、アッパボード24の側端部に設けた取付孔は、スロット部が挿通部から車両後方側に延びるようにすることで、車両の側突に対して、アッパボード24の側端部の、ロアボードの張出部に対する車両前方側への移動を許容することができる。
また、本ドアトリム10の特徴である締結部60は、車両後方側における締結部にのみ設けられていたが、張出部である取付片42とアッパボード24との他の締結箇所に用いることも可能である。
10…ドアトリム、11…ドアインナパネル、12…トリムボード、24…アッパボード、26…ロアボード、40…本体部、42…取付片〔張出部〕、42a…前方側張出部、42b…後方側張出部、44a…ピラー重畳部、60…第2締結部〔締結部〕、62…第2取付ボス〔取付ボス〕、64…第2取付孔〔取付孔〕、64a…挿通部、64b…スロット部、66…スクリューねじ、70…ピラー

Claims (5)

  1. 車両上方側の部分をなすアッパボードと、
    車両下方側の部分をなし、上方に向かって張り出して前記アッパボードの車両前後方向における側端部と車室内外方向において重なる張出部を有するロアボードと、
    前記アッパボードの前記側端部と前記ロアボードの前記張出部とを締結するための締結部と、
    を備え、
    前記締結部が、
    前記側端部と前記張出部とのうちの車室内側に位置するものに車室外側に向かって突出して形成された取付ボスと、
    前記側端部と前記張出部とのうちの車室外側に位置するものに形成され、前記側端部と前記張出部とが締結された状態において前記取付ボスを挿通させた挿通部と、前記挿通部から車両前方側あるいは車両後方側に延びたスロット部と、を有する取付孔と、
    を含んで構成されたことを特徴とするドアトリム。
  2. 前記スロット部が、車両上下方向において、前記取付ボスの幅より小さな幅とされた請求項1に記載のドアトリム。
  3. 前記張出部が、前記アッパボードの車両後方側の側端部に対して、車室外側に重なるものとされ、
    前記スロット部が、前記挿通部から車両前方側に延びた請求項1または請求項2に記載のドアトリム。
  4. 前記ロアボードが、前記アッパボードの車両前方側の側端部と重なる前方側張出部と、前記アッパボードの車両後方側の側端部と重なる後方側張出部と、を有し、
    前記締結部が、前記後方側張出部にのみ設けられた請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のドアトリム。
  5. 前記ロアボードが、車両後方側の端部において、車両のピラーに対して車室外側に重なるピラー重畳部を有する請求項3または請求項4に記載のドアトリム。
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