JP2019194782A - 交通管理装置 - Google Patents

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Hiroyuki Kawashima
宏之 川島
平山 泰弘
Yasuhiro Hirayama
泰弘 平山
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Abstract

【課題】オペレータによる遠隔操作が無くても、自動運転車が対向車線を安全に走行できるようにすること。【解決手段】優先レーンYが障害物Sで塞がれている場合、自動運転車20は、走行継続困難の旨、および障害物Sを回避するための走行経路を、交通管理装置に送信する。交通管理装置は、限定専用レーンGを仮想的に形成し、通信車30が限定専用レーンGに進入しないように、通信車30に停止指示を送信する。自動運転車20は、無線機を有さない一般車40等が限定専用レーンGを通過したことを、外界センサ等で確認した後、限定専用レーンGを走行し、障害物Sを回避する。【選択図】図6

Description

本開示は、自動運転車の走行のための交通管理に関する。
特許文献1は、管理サーバが緊急車両用車載器から受信した情報に基づいて少なくとも該当する緊急車両の通行予定ルートを把握し、管理サーバが一般車両用車載器から受信した情報に基づいて少なくとも該当する一般車両の現在位置を把握し、管理サーバが緊急車両の通行予定ルートと一般車両の現在位置とを比較し、緊急車両の通行予定ルート上、もしくはその近傍に存在している一般車両に対して、少なくとも緊急車両の通過に関する緊急情報を報知することを開示している。
特許第6068785号公報
上記先行技術の場合、緊急情報を報知するだけであるので、一般車両が緊急車両を妨げないように停止等をすることが不確実である。このような課題は、レベル4の自動運転車が無人で走行する場合に、障害物を回避するために対向車線に、はみ出て走行せざるを得ないときにも同様に発生し得る。つまり、レベル4の自動運転の場合、原則、対向車線にはみ出ることは好ましくないので、障害物の前で停止することになる。そして、オペレータによる遠隔監視によって、対向車との衝突の危険が無いと判断された場合、オペレータによる遠隔操作によって、対向車線を走行することになる。
しかし、上記のようにオペレータによる遠隔監視および遠隔操作が頻繁に必要になると、オペレータの負担が増大するので好ましくない。
本開示は、上記を踏まえ、オペレータによる遠隔操作が無くても、自動運転車が対向車線を安全に走行できるようにすることを解決課題とする。
本開示の一形態は、自身の走行車線から対向車線に進入して走行することを計画している自動運転車(20)である特定車両を、前記特定車両との無線通信を利用して検出する検出部(12a)と;前記検出部によって前記特定車両が検出された場合、前記特定車両以外で無線機(321)を備える通信車(30)と、前記対向車線を走行する車両に交通情報を通知するための交通情報表示装置を管理している交通管制センタ(50)との少なくとも何れかと通信することによって、前記特定車両が前記対向車線を走行中に、当該対向車線を前記特定車両以外の車両(30,40)が走行することを抑制する限定専用レーン(G)を形成する形成部(12b)と;を備える交通管理装置である。
この形態によれば、対向車線を特定車両以外の車両が走行することが抑制されるので、自動運転車が障害物を回避するために対向車線を安全に走行できるようになる。
交通管理装置の内部構成、及び通信相手を示す図。 自動運転車の内部構成を示すブロック図。 通信車の内部構成を示すブロック図。 優先レーンに障害物が存在し、自動運転車の走行が妨げられている様子を示す図。 限定専用レーン形成処理を示すシーケンス図。 一般車が限定専用レーンに進入したことを、自動運転車が検出して停止する様子を示す図。 通信車が後続車両に向けて、停止指示を表示している様子を示す図。 実施形態2の限定専用レーン形成処理を示すシーケンス図。 限定専用レーンを形成するために信号が赤に制御されている様子を示す図。 通信車の進行方向に応じて、停止指示が送信される様子を示す図。 限定専用レーンへの進入が防止されるように信号の矢印が制御される様子を示す図。 通信車の進行方向に応じた停止指示、限定専用レーンへの進入が防止されるように信号の矢印が制御される様子を示す図。 通信車に対して減速する指示が送信される様子を示す図。
図1に示すように、交通管理装置10は、自動運転車20、通信車30及び交通管制センタ50と無線通信を実施することによって、交通管理を実現する。交通管制センタ50は、信号機Tを制御する。なお、交通管制センタ50との無線通信を用いた交通管理は、実施形態1においては実施されず、実施形態2等で実施される。
交通管理装置10は、処理部11と、無線機15とを備える。処理部11は、CPU12と、記憶媒体13とを備える。記憶媒体13は、半導体メモリ等の非遷移的実行的記憶媒体によって構成される。記憶媒体13は、地図データMPと、プログラムPとを記憶している。地図データMPは、後述する限定専用レーン形成処理に利用される。プログラムPは、後述する限定専用レーン形成処理を実行するためのプログラムである。
CPU12は、プログラムPを実行することによって、検出部12a及び形成部12bとしての機能を発揮する。検出部12a及び形成部12bと限定専用レーン形成処理との対応関係は、後述する。
図2に示すように、自動運転車20は、無線機221と、外界センサ222と、自己位置推定部223と、制御部230と、駆動装置241と、操舵装置242と、制動装置243と、車内用情報出力装置250と、車外用情報出力装置260とを備える。
外界センサ222は、カメラと、ミリ波レーダと、LIDARと、超音波ソナーとを含む。LIDARは、Light Detection and Rangingの略称であり、レーザを用いた測距装置である。カメラは、1つ以上のモジュールから構成され、少なくとも自車両の前方および後方を撮像範囲に含む。ミリ波レーダ、LIDAR及び超音波ソナー各々についても、1つ以上のモジュールから構成され、適宜、自車両周囲を対象にしたセンシング範囲が設計されている。
自己位置推定部223は、自動運転車800の自己位置を推定する。具体的には、自己位置推定部223は、GNSSを用いた自己位置の測位と、オドメトリとを併用する。オドメトリは、自己位置推定部223に含まれるジャイロセンサや加速度センサ等を用いて、自己位置を推定する手法である。他の実施形態においては、GNSSを用いた自己位置の測位と、オドメトリとの何れかを用いてもよい。
無線機221は、交通管理装置10の無線機15と無線通信を実施する。無線機221は、外界センサ222によって取得された情報、及び、自己位置推定部223によって推定された自己位置(これらをまとめて車両情報ともいう)を、定期的に又は必要に応じて、交通管理装置10に送信する。
駆動装置241は、内燃機関及びモータの少なくとも何れか1つを含み、走行用の駆動力を発生する。操舵装置242は、電動ステアリング機構等を含み、自動運転車20の操舵を実現する。制動装置243は、ディスクブレーキ等を含み、自動運転車20の制動を実現する。
制御部230は、1つ又は複数のECUを含み、無線機221、外界センサ222及び自己位置推定部223から情報を取得し、駆動装置241、操舵装置242及び制動装置243を制御することによって、レベル4の自動運転を実現する。レベル4の自動運転によれば、ドライバが乗っていなくても走行が許可される。
車内用情報出力装置250は、自動運転車20の乗員に向けて、インストルメントパネルやヘッドアップディスプレイ等の表示装置、及び音声を用いて、交通状況に関する状況を出力する。車外用情報出力装置260は、車両の外部に設けられた電光掲示板を用いて、交通状況に関する状況を出力する。
図3に示すように、通信車30は、無線機321と、外界センサ322と、自己位置推定部323と、制御部330と、車内用情報出力装置350と、車外用情報出力装置360とを備える。無線機321、外界センサ322、自己位置推定部323、車内用情報出力装置350及び車外用情報出力装置360については、自動運転車20と同じ名称の構成要素と同じ特徴を有するので、説明を省略する。
制御部330は、上記の構成要素を制御する。但し、通信車30は、自動運転機能を有しておらず、制御部330は、駆動装置(図示せず)等を対象とした自動運転用の制御を実施しない。なお、他の実施形態においては、通信車30は、レベル2の自動運転機能を有していてもよい。
図4に示すように、レベル4の自動運転をスムーズに実施するために、優先レーンYが設けられている。優先レーンYは、レベル4の自動運転機能を有さない自動車(例えば通信車30)よりも、レベル4の自動運転を実施する自動運転車20が優先して走行することができるように定められた車線のことである。
レベル4の自動運転は、完全自動運転ではないので、自動運転で対処できない場合は、一旦、停車する。そして、無線機15を介してオペレータ(図示しない)による遠隔操作の指令に従って走行することが必要となる場合がある。但し、本実施形態においては、できるだけオペレータによる遠隔操作の頻度を下げるために、後述する限定専用レーン形成処理を実施する。
例えば、図4に示すように、優先レーンYが障害物Sによって塞がれている場合、自動運転車20の制御部230は、対向車線にはみ出る走行経路を計画する。しかし、このように対向車線にはみ出る走行経路は、レベル4の自動運転では原則、許可されていない。
そこで、自動運転車20は、一旦、停車し、図5に示すように、限定専用レーン形成処理のS412として、走行継続が困難である旨、及び上記走行経路を、交通管理装置10に通知する。S412を実行した自動運転車20を、特定車両ともいう。なお、S412の実行主体は、正確には制御部230であるが、シーケンス図の説明においては、自動運転車20を実行主体として説明する。交通管理装置10及び通信車30についても同様である。
交通管理装置10は、上記の通知を受信すると、S421に進み、通信車30に対して、停止指示を送信する。S421によって、図6に示すように、限定専用レーンGが仮想的に形成される。交通管理装置10は、限定専用レーンGの区間を、自動運転車20が計画した走行経路による走行が安全に実施されるように、自動運転車20から受信した車両情報及び走行経路を用いて決定する。
S421の送信先となる通信車30は、限定専用レーンGに進入する可能性がある通信車30である。通常、交通管理装置10と通信可能な状態にある通信車30は、複数台、存在しており、何れの通信車30が限定専用レーンGに進入する可能性が有るか否かは、複数の通信車30各々から送信される情報(つまり、外界センサ322及び自己位置推定部323による取得情報)から判定される。図6では、1台の通信車30に停止指示が送信される様子が示されている。
通信車30は、交通管理装置10から停止指示を受信すると、S433に進み、限定専用レーンGに進入しないように停止する。具体的には、車内用情報出力装置350を通じて、ドライバに対して停止指示がなされる。この指示に基づき、ドライバは、停止操作をする。なお、レベル2の自動運転機能を有していれば、自動で停止してもよい。
続いて、通信車30は、S443に進み、停止したことを交通管理装置10に通知する。交通管理装置10は、停止したことの通知を受信すると、S451に進み、自動運転車20に対して、走行許可を通知する。自動運転車20は、走行許可を受信すると、外界センサ222によって取得された情報に基づき、限定専用レーンGを安全に走行できるかを判定する。例えば、図6に示されている状態では、限定専用レーンGを一般車40が走行している。一般車40は、交通管理装置10と無線通信を実施する機能を有さないので、限定専用レーンGが形成されても、限定専用レーンGに進入する場合がある。自動運転車20は、上記の一般車40のように、限定専用レーンGを走行している車両等の有無を、外界センサ222によって検出する。
限定専用レーンGを安全に走行できることが確認されるまで、自動運転車20は、S462として、自動運転車20を優先レーンYで待機する。限定専用レーンGを安全に走行できることが確認されたら、自動運転車20は、S472に進み、図7に示すように、限定専用レーンGの走行を実施する。
一方、通信車30は、S443の後、S452に進み、交通管理装置10の指示に基づき停車していることを、後続車両に向けて報知する。交通管理装置10は、S452を、S421の指示に基づき実行する。具体的には、車外用情報出力装置360に「この先、優先車走行中のため停車中」という文字を表示する。さらに、上記の文字を、音声によって出力してもよい。このように車外用情報出力装置360によって停車の目的を後続車両に報知することによって、後続車両(例えば図7に示す一般車40)が、通信車30を追い越すために優先レーンYに進入したり、追い越した後に限定専用レーンGに進入したりすることを防止できる。
自動運転車20は、限定専用レーンGの走行を終えると、S472として、優先レーンYに復帰する。続いて自動運転車20は、S482に進み、優先レーンYに復帰したことを、交通管理装置10に通知する。交通管理装置10は、当該通知を受信すると、S492に進み、停止を指示した通信車30に対して、走行許可を通知する。これによって、限定専用レーンGは、消失する。通信車30は、走行許可を受信すると、S493に進み、走行を再開する。通信車30は、S493と共に、後続車両に向けた報知を終了する。
なお、停止指示を送信する対象は、障害物Sによって走行を妨げられている自動運転車20以外の自動運転車でもよい。
以上に説明した実施形態1によれば、障害物Sを避けるために対向車線を走行することを、レベル4の自動運転で実現できる。このため、オペレータの作業負荷が低減される。
実施形態2を説明する。実施形態2の説明は、実施形態1と異なる点を主な対象とする。特に説明しない点については、実施形態1と同じである。
図8に示された限定専用レーン形成処理におけるステップのうち、図4に示された限定専用レーン形成処理と同じ内容のステップは、図4と同じステップ番号が付されている。このため、適宜、説明を省略する。一方、図4に示された限定専用レーン形成処理と異なるステップのステップ番号には、末尾にAが付されている。
実施形態2において、交通管理装置10の通信相手は、自動運転車20及び交通管制センタ50である。
交通管理装置10は、S412の通知を受信した後、S421Aに進み、信号の特別制御を交通管制センタ50に指示する。信号の特別制御とは、限定専用レーンGを形成するために、本来、青信号にすべきタイミングの信号を、赤信号等に設定する制御のことである。交通管制センタ50は、特別制御の指示を受信すると、S433Aに進み、信号の特別制御を実施する。
信号の特別制御は、例えば図9に示す場合であれば、信号機Tを赤信号に維持することによって、限定専用レーンGが形成される。
交通管制センタ50は、信号の特別制御が完了すると、S443Aに進み、その旨を交通管理装置10に通知する。S451〜S482は、実施形態1と同じである。
交通管理装置10は、S482の通知を受信すると、S492Aに進み、信号の特別制御の終了を、交通管制センタ50に指示する。交通管制センタ50は、当該指示を受信すると、S493Aに進み、信号の制御を通常に戻す。
以上に説明した実施形態2によれば、一般車40が限定専用レーンGに進入することを防止することができ、さらに、安全に自車線外にはみ出して走行することが可能となる。
実施形態3を説明する。実施形態3の説明は、実施形態1と異なる点を主な対象とする。特に説明しない点については、実施形態1と同じである。
実施形態3においては、実施形態1と同様、限定専用レーン形成処理のS421における停止指示を、限定専用レーンGに進入することを予定している通信車30を対象に実行する。交通管理装置10は、通信車30が限定専用レーンGに進入することを予定しているか否かを、通信車30が経路案内装置による案内の実行中の場合、経路案内装置による案内経路を取得して判定してもよい。或いは、交通管理装置10は、通信車30が限定専用レーンGに進入することを予定しているか否かを、通信車30のウインカの情報を取得して判定してもよい。
例えば図10に示す場合、通信車30Aは、交差点を直進する予定であり、限定専用レーンGに進入する予定は無い。このため、通信車30Aは、停止指示の送信対象にならない。これに対し、通信車30Bは、交差点を直進する予定であり、限定専用レーンGに進入する予定が有る。このため、交通管理装置10は、通信車30Bに対して、交差点に進入する前に停止することを指示する。同様に、通信車30Cは、交差点を左折する予定であり、限定専用レーンGに進入する予定が有る。このため、交通管理装置10は、通信車30Cに対して、交差点に進入する前に停止することを指示する。
本実施形態によれば、限定専用レーンGに進入予定の無い通信車30(例えば通信車30A)に対して、停止指示を送信しないので、限定専用レーンGを形成することによる交通への影響を軽減することができる。
実施形態4を説明する。実施形態4の説明は、実施形態2と異なる点を主な対象とする。特に説明しない点については、実施形態2と同じである。
実施形態4における交通管制センタ50は、S443Aにおける信号の特別制御を、信号の矢印を用いて実施する。例えば図11に示す場合、信号機TAについては、右折を禁止することによって、一般車40Aが限定専用レーンGへ進入することを防止できる。このため、交通管理装置10は、左折および直進を許可する矢印を信号機TAに表示させる。
同様に、信号機TBについては、直進を禁止することによって、一般車40Bが限定専用レーンGへ進入することを防止できる。このため、交通管理装置10は、左折および右折を許可する矢印を信号機TAに表示させる。
同様に、信号機TCについては、左折を禁止することによって、一般車40Cが限定専用レーンGへ進入することを防止できる。このため、交通管理装置10は、左折および右折を許可する矢印を信号機TAに表示させる。
本実施形態によれば、一般車40が限定専用レーンGに進入することを防止しつつ、限定専用レーンGを形成することによる交通への影響を軽減することができる。
実施形態5を説明する。実施形態5は、実施形態3及び実施形態4を複合した内容である。つまり、限定専用レーンGに進入する予定がある通信車30に対して停止指示を送信することと、限定専用レーンGへの進入を防止するために信号を制御することとが実行される。
図12に示す場合、実施形態3で説明した通り、通信車30Aに対しては停止指示が送信されず、通信車30Cに対しては停止指示が送信される。さらに、実施形態4で説明した通り、一般車40Bの直進を禁止するために、信号機TBには左折および右折の矢印が表示される。
以上に説明した実施形態5によれば、通信車30及び一般車40のように複数車両が関連するような複雑な交通状況においても、適切に限定専用レーンGへの進入を防止することができる。このため、通常は走行困難な状態においても、安全かつスムーズに走行することができる。
実施形態6を説明する。実施形態6の説明は、実施形態1と異なる点を主な対象とする。特に説明しない点については、実施形態1と同じである。
実施形態6におけるS421においては、停止指示の代わりに、図13に示すように、速度を調整する指示が送信される。図13には、40km/hから20km/hに減速する指示が送信される様子が示されている。交通管理装置10は、通信車30が限定専用レーンGに到達する前に限定専用レーンGの設定が解除されるためには、通信車30がどの程度、減速すればよいのかを計算する。交通管理装置10は、この計算結果に基づき、通信車30に対して、減速結果としての目標速度を送信する。
以上に説明した実施形態6によれば、通信車30は停止しなくてもよい場合があるので、交通がスムーズになる。
実施形態と請求項との対応関係を説明する。検出部12aは、S412として、自動運転車から通知を受けることを実施する。形成部12bは、S421を実施する。
本開示は、本明細書の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、先述の課題の一部又は全部を解決するために、或いは、先述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせができる。その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除できる。例えば、以下の実施形態が例示される。
実施形態2等で特別制御の対象となるのは、信号機に限られず、路側機や路面表示機などを含んでもよい。
上記実施形態において、ソフトウエアによって実現された機能及び処理の一部又は全部は、ハードウエアによって実現されてもよい。また、ハードウエアによって実現された機能及び処理の一部又は全部は、ソフトウエアによって実現されてもよい。ハードウエアとしては、例えば、集積回路、ディスクリート回路、または、それらの回路を組み合わせた回路モジュールなど、各種回路を用いてもよい。
10 交通管理装置、12a 検出部、12b 形成部、20 自動運転車、30 通信車、40 一般車、50 交通管制センタ

Claims (4)

  1. 自身の走行車線から対向車線に進入して走行することを計画している自動運転車(20)である特定車両を、前記特定車両との無線通信を利用して検出する検出部(12a)と、
    前記検出部によって前記特定車両が検出された場合、前記特定車両以外で無線機(321)を備える通信車(30)と、前記対向車線を走行する車両に交通情報を通知するための交通情報表示装置を管理している交通管制センタ(50)との少なくとも何れかと通信することによって、前記特定車両が前記対向車線を走行中に、当該対向車線を前記特定車両以外の車両(30,40)が走行することを抑制する限定専用レーン(G)を形成する形成部(12b)と、
    を備える交通管理装置。
  2. 前記自動運転車は、外界センサ(222)と自己位置推定部(223)とを備え、前記外界センサによるセンシング結果と、前記自己位置推定部によって推定された自車の位置との少なくとも何れかを含む車両情報を前記交通管理装置に送信し、
    前記形成部は、前記車両情報を、前記限定専用レーンの形成に利用する
    請求項1に記載の交通管理装置。
  3. 前記形成部は、前記通信車に対して、前記限定専用レーンに進入しないことを、前記通信車の後続車両に指示することを実行させる
    請求項1から請求項2までの何れか一項に記載の交通管理装置。
  4. 前記交通情報表示装置は、信号機、路側機、路面表示機の少なくとも何れかである
    請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の交通管理装置。
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