JP2019192656A - 電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
図1〜図24に示された本発明の一実施形態にかかる基板接続用電気コネクタ装置は、例えば、スマートフォン、或いはタブレット型コンピュータ等の各種電子機器内に配置された配線基板同士を電気的に接続するように用いられるものであって、図1〜図9に示された第1コネクタとしてのリセプタクルコネクタ10と、図10〜図17に示された第2コネクタとしてのプラグコネクタ20とから構成されている。そして、リセプタクルコネクタ(第1コネクタ)10が、例えば図25に示されている第1配線基板P1の主面上に半田接合等によって実装されるとともに、プラグコネクタ(第2コネクタ)20が、例えば図26に示されている第2配線基板P2の主面上に半田接合等によって実装され、その実装状態になされた第1及び第2からなる両電気コネクタ10,20同士が、互いの配線基板の主面同士が対面するように配置されてから嵌合操作が行われることによって、上述した第1及び第2配線基板P1,P2が両電気コネクタ10,20を介して電気的な接続が行われる。
より具体的には、まずリセプタクルコネクタ(第1コネクタ)10の第1コンタクト部材13が取り付けられている第1ハウジング11の中央凸部11bには、特に図8に示されているように、上述した2列の電極列同士の間部分、すなわちコネクタ幅方向の中央部分に、底面板から上方に突出する仕切り板11dが、コネクタ長手方向に沿って帯板状をなして延在するように設けられている。この仕切り板11dは、上述したコンタクト取付け溝11cのコネクタ幅方向における溝底部分を構成するものであるが、その仕切り板11dと、当該仕切り板11dのコネクタ幅方向の両側に立設された長手側壁部11e,11eとの間の空間部分に、両側の電極列を構成している一対の第1コンタクト部材13,13が、コネクタ幅方向に対称的な形状をなすように向かい合った位置関係で配置されている。
次に、図17に示すように、プラグコネクタ(第2コネクタ)20における第2ハウジング21の中央凹部21bは、コネクタ長手方向(第2コンタクト23の配列方向)に沿って略平行に延在する一対の長手側壁部21d,21dを有している。それらの各長手側壁部21dには、凹溝状をなす複数のコンタクト取付け溝(図示省略)が、コネクタ長手方向に沿って一定の間隔で配列されており、それらのコンタクト取付けcに対して、第2コンタクト部材23が、2列の電極列を構成するようにインサート成形により取り付けられている。これら2列の電極列を構成している第2コンタクト部材23は、コネクタ幅方向において対称的に向かい合う配置関係になされている。
次に、リセプタクルコネクタ(第1コネクタ)10にシールド壁部として設けられたシールドシェル12は、特に図9に示されているように、2体に分割された枠状構造体から形成されており、コネクタ幅方向に対称的に向き合うように対向配置された状態で第1ハウジング11に装着されている。これら一対の第1シールドシェル12,12の各々は、平面視において略コの字形状をなす薄板状金属の折曲部材から形成されており、それらの各シールドシェル12における平面略コの字形状の長辺部分を構成している長手側壁板12aが、コネクタ長手方向に沿って延在するように配置されているとともに、平面略コの字形状の短辺部分を構成している短手側壁板12bが、コネクタ幅方向に沿って延在するように配置されている。そして、これら一対のシールドシェル12,12を構成している長手側壁板12a,12a同士、及び短手側壁板12b,12b同士が、互いに略平行に対向した状態に配置され、そのような対向配置関係になされることによって、平面視したときの全体形状が略長方形状をなす枠体構造が構成されている。
一方、特に図7に示されているように、第1シールドシェル12の長手側壁板12aの下端縁部には、下方の第1配線基板P1の主面に向かって突出する板状突起片からなる第1基板接続部(グランド接続部)12dが一体的に形成されている。この第1基板接続部12dは、コネクタ長手方向に複数体にわたって設けられているが、それらコネクタ長手方向に配置された各第1基板接続部12dは、特に図4に示されているように、同じくコネクタ長手方向に隣接している第1コンタクト部材13,13同士の間に配置されている。
一方、特に図17に示されているように、プラグコネクタ(第2コネクタ)20にシールド壁部として設けられたシールドシェル22も、2体に分割された枠状構造体から形成されており、コネクタ幅方向に対称的に向き合うように対向配置された状態で第2ハウジング21に装着されている。これら一対の第2シールドシェル22,22の各々は、平面視において略コの字形状をなす薄板状金属の折曲部材から形成されており、それらの各シールドシェル22における平面略コの字形状の長辺部分を構成している長手側壁板22aが、コネクタ長手方向に沿って延在するように配置されている。
11 第1ハウジング
11a 基端部
11b 中央凸部
11c コンタクト取付け溝
11d 仕切り板
11e 長手側壁部
11f 空隙部
11g 係止部
12 第1シールドシェル(シールド壁部)
12a 長手側壁板
12b 短手側壁板
12c 固定係止片
12d 第1基板接続部(グランド接続部)
12d1 段差部
12d2 接続片部
12d3 内方端面
12e 板バネ片
12f 係合片
13 第1コンタクト部材
13a 嵌合凹部
13b 底辺部
13c 外方立上辺部
13d 内方立上辺部
13e 内方接点部
13f 外方接点部
13g 第1コンタクト接続部(信号接続部)
20 プラグコネクタ(第2コネクタ)
21 第2ハウジング
21a 基端部
21b 中央凹部
21d 長手側壁部
22 第2シールドシェル(シールド壁部)
22a 長手側壁板
22b 固定係止片(短手側壁板)
22c 第2基板接続部(グランド接続部)
23 第2コンタクト部材
23a 嵌合凸部
23b 内方接点部
23c 外方接点部
23d 第2コンタクト接続部(信号接続部)
P1 第1配線基板
P1a 信号伝送用導電路(信号パッド)
P1b グランド用導電路(グランドパッド)
P2 第2配線基板
P2a 信号伝送用導電路(信号パッド)
P2b グランド用導電路(グランドパッド)
図1〜図24に示された本発明の一実施形態にかかる基板接続用電気コネクタ装置は、例えば、スマートフォン、或いはタブレット型コンピュータ等の各種電子機器内に配置された配線基板同士を電気的に接続するように用いられるものであって、図1〜図9に示された本発明にかかる第1コネクタとしてのリセプタクルコネクタ10と、図10〜図17に示された第2コネクタとしてのプラグコネクタ20とから構成されている。そして、リセプタクルコネクタ(第1コネクタ)10が、例えば図25に示されている第1配線基板P1の主面上に半田接合等によって実装されるとともに、プラグコネクタ(第2コネクタ)20が、例えば図26に示されている第2配線基板P2の主面上に半田接合等によって実装され、その実装状態になされた第1及び第2からなる両電気コネクタ10,20が、互いの配線基板の主面同士が対面するように配置されてから嵌合操作が行われることによって、上述した第1及び第2配線基板P1,P2が両電気コネクタ10,20を介して電気的な接続が行われる。
Claims (8)
- 第1及び第2配線基板の主面にそれぞれ実装された状態で、嵌合状態になされる第1コネクタと第2コネクタとからなり、
前記第1及び第2コネクタに設けられた絶縁性を有する第1及び第2ハウジングの各々に、信号接続用の導電性部材からなる第1及び第2コンタクト部材と、それら第1及び第2コンタクト部材に対するコネクタ幅方向の外方位置に、前記コネクタ幅方向に予め定められた板幅を有する導電性の第1及び第2シールドシェルと、が取り付けられ、
前記第1及び第2シールドシェルに設けられた第1及び第2基板接続部が、前記第1及び第2配線基板に設けられた第1及び第2グランド用導電路に電気的に接続されるものであって、
前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合された際に、前記第1シールドシェルにおけるコネクタ幅方向の外方端面と、前記第2シールドシェルにおけるコネクタ幅方向の内方端面とが、コネクタ幅方向に対向して互いに重なり合う関係となる基板接続用電気コネクタ装置において、
前記第1基板接続部が、前記第1シールドシェルの前記外方端面からコネクタ幅方向の外方に向かって突出するものであって、
前記第1コネクタと第2コネクタとが嵌合された際に、前記第1基板接続部におけるコネクタ幅方向の内方端面が、コネクタ幅方向において前記第2シールドシェルの前記板幅の範囲内に配置されることを特徴とする基板接続用電気コネクタ装置。 - 前記第1基板接続部が、前記第1シールドシェルの前記外方端面からコネクタ幅方向の外方に張り出す段差部と、その段差部から前記第1配線基板の主面に向かって突出する接続片部と、を有していることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
- 前記第1基板接続部は、前記第1ハウジングにおけるコネクタ幅方向の外方端面からコネクタ幅方向の外方に離間していることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
- 前記第1ハウジングは、前記第1コンタクト部材に対してコネクタ幅方向に対向する部位に、前記コネクタ幅方向の外方端面を前記第1シールドシェルからコネクタ幅方向の内方に離間させる空隙部を有していることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
- 前記第1及び第2コンタクト部材が、コネクタ幅方向と直交するコネクタ長手方向に予め定められた間隔をなして複数配置されたものであって、
コネクタ長手方向において、前記第1基板接続部が、隣接する前記第1コンタクト部材の間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。 - 前記第1及び第2コンタクト部材が、前記第1及び第2配線基板に設けられた第1及び第2信号伝送用導電路に電気的に接続されるものであって、
前記第1及び第2信号伝送用導電路の少なくとも一部が、前記第1及び第2グランド用導電路に対してコネクタ幅方向に対向した状態に配置されていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。 - 前記第1シールドシェルには、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合された際に、前記第2シールドシェルに弾性的に接触する板バネ片が設けられていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
- 前記第1シールドシェルが、コネクタ長手方向に沿って延在するものであって、
前記第1シールドシェルにおける延在方向の両端部の間部分には、前記第1ハウジングの一部に固定される係合片が設けられていることを特徴とする請求項1記載の基板接続用電気コネクタ装置。
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