JP2019191369A - 光接続部品及び光接続部品の製造方法 - Google Patents

光接続部品及び光接続部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバの信頼性を高めることができる光接続部品を提供する。【解決手段】光接続部品は、複数の光ファイバ心線と、ファイバ孔23を有するキャピラリ20と、収納孔33を有するチューブ30と、を備える。被覆除去部は、ファイバ孔23に保持される第1ファイバ部15と、第2ファイバ部16とを含む。チューブ30は、キャピラリ20の第2端面側の部分及び当該部分に保持される第1ファイバ部15と、第2ファイバ部16と、被覆ファイバ部17の第2ファイバ部16側の部分とを収納孔33に収納する。第1ファイバ部15は、ファイバ孔23の内周面C1に接着剤B1によって固定されている。収納孔33において第2ファイバ部16が収納される領域Rには接着剤が充填されずに第2ファイバ部16と収納孔33の内周面C2との間に空隙(領域R)が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、光接続部品及び光接続部品の製造方法に関する。
特許文献1には、ファイババンドルを備える光接続部品が開示されている。この光接続部品は、複数の光ファイバ心線と、複数の光ファイバ心線を保持するキャピラリとを備える。複数の光ファイバ心線は、樹脂が被覆されていないガラスファイバ部と、樹脂が被覆された樹脂被覆部とによって構成されている。ガラスファイバ部は、キャピラリの孔に挿通され、キャピラリの孔内に充填される接着剤によってキャピラリの孔に固定されている。ガラスファイバ部の後端部は、キャピラリの後方において孔の外部に配置される。キャピラリの後方には、当該後端部及び樹脂被覆部を収納する孔を有する収納部品が設けられている。収納部品の孔には接着剤が充填されており、この接着剤を介して、当該後端部及び被覆樹脂部が収納部品の孔に固定されている。
特開2017−181791号公報
上述した光接続部品において、キャピラリの孔とガラスファイバ部との隙間は小さくなるように設定される一方で、収納部品の孔とガラスファイバ部との隙間は比較的大きく設定される傾向がある。このような収納部品の孔内に接着剤が充填されると、収納部品の孔内において、接着剤の体積が比較的大きくなりやすく、これに応じて、温度変化又は湿度変化といった環境変化に伴う接着剤の体積変化(例えば熱膨張・収縮、又は吸湿膨張等)が大きくなりやすい。収納部品の孔内に接着剤が充填された状態でこのような体積変化が生じると、接着剤の体積変化に応じて生じる応力が、収納部品の孔の内周面及びガラスファイバ部等の接着剤に接触する部分にそのまま伝達され得る。このような応力が機械的強度の低いガラスファイバ部に伝達されると、ガラスファイバが大きく変形し、光ファイバの破損(断線)の発生又は光伝送特性の低下といった不具合を招くおそれがある。その結果、光ファイバの信頼性が損なわれるおそれがある。
本発明は、光ファイバの信頼性を高めることができる光接続部品及び光接続部品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る光接続部品は、光ファイバと光ファイバを周方向に取り囲む樹脂被覆とを各光ファイバ心線が有し、軸方向先端から所定長さの樹脂被覆を除去して被覆除去部と被覆ファイバ部とが順に設けられる、複数の光ファイバ心線と、先端側の第1端から逆側の第2端に延びる第1内孔を有し、被覆除去部の先端を第1内孔にて保持するキャピラリと、第1内孔よりも内径が大きい第2内孔を有し、第2内孔内に収納される被覆除去部を保護するチューブと、を備える。被覆除去部は、キャピラリの第1内孔に保持される第1ファイバ部と、第1ファイバ部と被覆ファイバ部との間に位置する第2ファイバ部とを含む。チューブは、キャピラリの第2端側の部分及び当該部分に保持される第1ファイバ部と、第2ファイバ部と、被覆ファイバ部の第2ファイバ部側の部分とを第2内孔に収納する。第1ファイバ部は、第1内孔の内周面に第1接着剤によって固定されており、第2内孔において第2ファイバ部が収納される領域には接着剤が充填されずに第2ファイバ部と第2内孔の内周面との間に空隙が設けられている。
本発明の一形態に係る光接続部品の製造方法は、光ファイバと光ファイバを周方向に取り囲む樹脂被覆とを各光ファイバ心線が有し、軸方向先端から所定長さの樹脂被覆を除去して被覆除去部と被覆ファイバ部とが順に設けられる、複数の光ファイバ心線を準備する工程と、第1端から第2端に延びる第1内孔を有するキャピラリを準備する工程と、第1内孔よりも内径が大きい第2内孔を有するチューブを準備する工程と、複数の光ファイバ心線の被覆除去部の先端部分である第1ファイバ部をキャピラリの第1内孔に挿入して第1接着剤により被覆除去部の第1ファイバ部を第1内孔に接着してサブアセンブリを作製する工程と、サブアセンブリのキャピラリをその先端から第2内孔に挿入して、キャピラリの第2端側の部分及び当該部分に保持される第1ファイバ部と、第1ファイバ部に連なりキャピラリの外側に位置する第2ファイバ部と、被覆ファイバ部の第2ファイバ部側の部分とを第2内孔に収納する工程と、を備える。第2内孔において第2ファイバ部が収納される領域には接着剤が充填されずに第2ファイバ部と第2内孔の内周面との間に空隙が設けられている。
本発明の一形態に係る光接続部品及び光接続部品の製造方法によれば、光ファイバに伝達される応力を低減することで、光ファイバの信頼性を高めることができる。
図1は、一実施形態に係る光接続部品を示す斜視図である。 図2は、図1に示す光接続部品の一部断面を含む側面図である。 図3は、図2に示す光接続部品から接着剤を省略した状態を示す側面図である。 図4は、図2に示す光接続部品の第2ファイバ部近傍の拡大図である。 図5は、光接続部品の製造方法の一例を示すフローチャートである。 図6の(a)及び図6の(b)は、光接続部品の製造工程を示す側面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一実施形態に係る光接続部品は、光ファイバと光ファイバを周方向に取り囲む樹脂被覆とを各光ファイバ心線が有し、軸方向先端から所定長さの樹脂被覆を除去して被覆除去部と被覆ファイバ部とが順に設けられる、複数の光ファイバ心線と、先端側の第1端から逆側の第2端に延びる第1内孔を有し、被覆除去部の先端を第1内孔にて保持するキャピラリと、第1内孔よりも内径が大きい第2内孔を有し、第2内孔内に収納される被覆除去部を保護するチューブと、を備える。被覆除去部は、キャピラリの第1内孔に保持される第1ファイバ部と、第1ファイバ部と被覆ファイバ部との間に位置する第2ファイバ部とを含む。チューブは、キャピラリの第2端側の部分及び当該部分に保持される第1ファイバ部と、第2ファイバ部と、被覆ファイバ部の第2ファイバ部側の部分とを第2内孔に収納する。第1ファイバ部は、第1内孔の内周面に第1接着剤によって固定されており、第2内孔において第2ファイバ部が収納される領域には接着剤が充填されずに第2ファイバ部と第2内孔の内周面との間に空隙が設けられている。
本発明の一形態に係る光接続部品の製造方法は、光ファイバと光ファイバを周方向に取り囲む樹脂被覆とを各光ファイバ心線が有し、軸方向先端から所定長さの樹脂被覆を除去して被覆除去部と被覆ファイバ部とが順に設けられる、複数の光ファイバ心線を準備する工程と、第1端から第2端に延びる第1内孔を有するキャピラリを準備する工程と、第1内孔よりも内径が大きい第2内孔を有するチューブを準備する工程と、複数の光ファイバ心線の被覆除去部の先端部分である第1ファイバ部をキャピラリの第1内孔に挿入して第1接着剤により被覆除去部の第1ファイバ部を第1内孔に接着してサブアセンブリを作製する工程と、サブアセンブリのキャピラリをその先端から第2内孔に挿入して、キャピラリの第2端側の部分及び当該部分に保持される第1ファイバ部と、第1ファイバ部に連なりキャピラリの外側に位置する第2ファイバ部と、被覆ファイバ部の第2ファイバ部側の部分とを第2内孔に収納する工程と、を備える。第2内孔において第2ファイバ部が収納される領域には接着剤が充填されずに第2ファイバ部と第2内孔の内周面との間に空隙が設けられている。
上述した光接続部品及び光接続部品の製造方法では、チューブの第2内孔の内径は、キャピラリの第1内孔の内径よりも大きいので、第2内孔と第2ファイバ部との隙間は、第1内孔と第1ファイバ部との隙間よりも大きくなり、第2内孔において第2ファイバ部が収納される領域には、より多くの接着剤が収納され得る。しかし、上述した光接続部品及び光接続部品の製造方法では、第2内孔の当該領域には接着剤が充填されずに第2ファイバ部と第2内孔の内周面との間に空隙が設けられているので、第2内孔の内部における接着剤の体積を低減することができる。更に、この空隙を設けることによって、第2内孔において接着剤の体積変化を許容する空間を確保することができる。このため、接着剤に大きな体積変化が生じた場合であっても、その体積変化によって生じる大きな応力を接着剤の変位によって緩和することができる。これにより、接着剤の体積変化によって第2ファイバ部に伝達される応力を低減することができ、光ファイバの破損(断線)の発生又は光伝送特性の低下といった不具合が生じることを回避することができる。その結果、光接続部品の信頼性を高めることができる。
被覆ファイバ部は、チューブのキャピラリが収納される第1端とは逆の第2端において第2内孔の内周面に第2接着剤により固定されていてもよい。これにより、例えば被覆ファイバ部に曲げや引張り等の応力が付与された場合であっても、樹脂被覆が除去された第2ファイバ部に応力が集中することを回避できる。
第2接着剤は、第2内孔において被覆除去部に接していなくてもよい。このように、第2接着剤が、被覆ファイバ部の縁をつたって第2内孔の内周面から第2ファイバ部にわたって設けられることを抑制することにより、第2内孔の内周面と第2ファイバ部との間に空隙が設けられる構成をより確実に実現できる。また、第2接着剤が被覆除去部に接しないので、被覆除去部と樹脂被覆との間が第2接着剤によって固定されない。この場合、樹脂被覆内において各光ファイバが僅かに移動可能となるので、第2ファイバ部に伝達される応力があっても樹脂被覆に対する各光ファイバの変位によって、かかる応力を緩和することができる。これにより、第2ファイバ部に伝達される応力を一層効果的に低減することができる。
第1接着剤及び第2接着剤のそれぞれの材料は、互いに同じであってもよい。このように同じ材料の接着剤を用いることで、光接続部品の製造を容易に行うことができる。
キャピラリの第2端の外周部分は、チューブの第1端において第2内孔の内周面に第3接着剤により固定されていてもよい。これにより、例えば被覆ファイバ部に曲げ等の応力が付与された場合であっても、第2ファイバ部に応力が集中することを回避できる。
第1接着剤は、第2内孔において被覆ファイバ部から離間していてもよい。これにより、第1接着剤が、被覆ファイバ部の縁をつたって第2ファイバ部から第2内孔の内周面にわたって設けられることを抑制でき、第2内孔の内周面と第2ファイバ部との間に空隙が設けられる構成をより確実に実現できる。
キャピラリ及びチューブのそれぞれは、ガラスによって構成されていてもよい。この場合、接着剤の材料としてUV(紫外線)硬化樹脂を用いることができ、ガラスを介して接着剤にUV光を照射することで接着剤を硬化させることができる。これにより、光接続部品を容易に製造することが可能となる。また、チューブ等がガラスから構成されている場合、チューブの第2内孔が接着剤によって充填されていないことを容易に確認することができる。
キャピラリ及びチューブのそれぞれの線膨張係数は、互いに同じであってもよい。この場合、温度変化によってキャピラリ及びチューブのそれぞれに体積変化(膨張又は収縮)が生じた場合であっても、チューブをキャピラリの変形に追従して変形可能にすることができる。これにより、温度変化に伴う変形によってキャピラリ及びチューブが損傷することを抑制できる。
第1ファイバ部は、第2ファイバ部の外径よりも細径化された外径の細径部を含んでもよい。これにより、各光ファイバ心線の先端を高密度に配置することができ、光ファイバ心線の本数を増やすことができる。その結果、大容量の情報を伝送することができる。
第1内孔は、第2端から第1端に向かって延びておりその内径が徐々に狭くなるテーパ部と、テーパ部から第1端に向かって延びておりその内径が一定であるストレート部とを含んでもよい。この場合、光接続部品の製造時において第1ファイバ部をキャピラリの第1内孔に挿入する際に、第1ファイバ部がテーパ部に案内されてストレート部に挿入される。これにより、第1ファイバ部を第1孔内に容易に又はファイバ先端を破損させずに挿入することができる。
複数の光ファイバ心線の先端面とキャピラリの第1端の前端面とは互いに面一であってもよい。この場合、上述した光接続部品を相手方の接続部品に突き合わせて接続する際に、精度良く接続することができる。
光接続部品の複数の光ファイバ心線の軸方向と直交する断面のうち第2ファイバ部を通る断面において、第2内孔の内部の断面積に対する複数の光ファイバ心線の総断面積の割合であるファイバ充填率は、30%以下であってもよい。この場合、第2内孔において第2ファイバ部が収納される領域にはより多くの接着剤が収納され得るので、上述した効果を好適に得ることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る光接続部品及び光接続部品の製造方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
図1は、本実施形態に係る光接続部品1を示す斜視図である。図2は、図1に示す光接続部品1の一部断面を含む側面図である。光接続部品1は、図1及び図2に示されるように、複数の光ファイバ心線10と、キャピラリ20と、チューブ30とを備えている。なお、図2では、理解の容易のため、チューブ30は、軸方向Aに沿って切断された断面として示されている。光接続部品1では、複数の光ファイバ心線10は凝集化(バンドル化)された状態でキャピラリ20内に収納され、接着剤B1によってキャピラリ20に固定(接着)されている。また、複数の光ファイバ心線10とキャピラリ20との接続部分はチューブ30内に収納され、接着剤B2によって各光ファイバ心線10がチューブ30に固定され、接着剤B3によってキャピラリ20がチューブ30に固定されている。
光接続部品1は、例えば1×N(1入力N出力、Nは整数)光スイッチの光伝送路として用いられる。1×Nの光スイッチは、例えば、予備の光伝送路を予め複数用意された光通信システムに適用され、使用している光伝送路に故障が発生した場合に、故障した光伝送路から予備の光伝送路のいずれかへ切り替えるものである。光接続部品1が光スイッチに用いられる場合、各光ファイバ心線10のコアが光スイッチの各ポート(例えばN個の出力ポート)に対応するように配置されて光接続される。なお、光接続部品1は、マルチコアファイバとの接続に用いられてもよい。この場合、マルチコアファイバの各コアに各光ファイバ心線10のコアが対応するように配置されて光接続される。
各光ファイバ心線10は、各光ファイバ心線10の軸方向Aに沿って延びる光ファイバ11と、光ファイバ11を周方向に取り囲む樹脂被覆12とを有している。各光ファイバ11は、例えば単一のコア及び当該コアを覆うクラッドを有するシングルコアファイバである。各光ファイバ11は、複数のコアを有するマルチコアファイバであってもよい。光ファイバ心線10の本数は、例えば10〜40本である。本実施形態では、光ファイバ11の本数は24本であるが、これに限られず、適宜変更可能である。例えば、光ファイバ11の本数は36本であってもよい。
ここで、光ファイバ心線10の構成について、図3を参照しながらより具体的に説明する。図3は、図2に示す光接続部品1から各接着剤B1〜B3を省略した状態を示す側面図である。なお、図3では、キャピラリ20及びチューブ30が、軸方向Aに沿って切断された断面として示されている。各光ファイバ心線10には、図3に示されるように、各光ファイバ心線10の軸方向Aにおける先端面13から被覆除去部14と被覆ファイバ部17とが順に設けられている。先端面13は、各光ファイバ心線10の軸方向Aにおける先端を含む面であり、軸方向Aと交差(本実施形態では直交)している。各先端面13では、光ファイバ11のコアが露出している。
被覆除去部14は、各光ファイバ心線10において先端面13から所定長さの樹脂被覆12が除去された部分である。なお、上記の所定長さとは、例えば、キャピラリ20の軸方向Aにおける全長よりも長い長さであるが、これに限定されず、適宜変更可能である。被覆除去部14では、各光ファイバ11のクラッドが露出している。被覆除去部14を形成する方法としては、例えば、金属等の刃を用いて樹脂被覆12を引き剥がす方法が挙げられる。他に化学的、例えば熱濃硫酸で被覆を分解除去する方法でもよい。
被覆除去部14は、先端面13を含む第1ファイバ部15と、軸方向Aにおいて第1ファイバ部15と被覆ファイバ部17との間に位置する第2ファイバ部16とを有する。第1ファイバ部15は、キャピラリ20の後述するファイバ孔23(第1内孔)に収容されて保持される部分である。第1ファイバ部15は、先端面13を含む細径部15aと、軸方向Aにおいて細径部15aと第2ファイバ部16との間に位置するテーパ部15bとを有する。細径部15a及びテーパ部15bのそれぞれは、各光ファイバ11のクラッドが化学的方法(例えばフッ酸を用いた化学エッチング)によって細径化された部分である。
細径部15aは、その直径が第2ファイバ部16の直径よりも小さくなるように細径化されている。細径部15aの直径は、細径部15aの軸方向Aにおける各位置において一定であり、例えば60μmである。テーパ部15bは、その直径が第2ファイバ部16から細径部15aに向かうにつれて徐々に小さくなるように細径化されている。
第2ファイバ部16は、第1ファイバ部15に連なりキャピラリ20の外部に位置する部分である。第2ファイバ部16の直径は、第2ファイバ部16の軸方向Aにおける各位置において一定であり、例えば125μmである。被覆ファイバ部17は、樹脂被覆12が残存する部分である。被覆ファイバ部17の直径は、被覆除去部14の直径よりも大きく、例えば250μmである。
キャピラリ20は、図1に示されるように、軸方向Aを中心軸方向とする円筒状の部材である。キャピラリ20の材質は、例えば、UV透過性を有するガラス(石英ガラス等)である。キャピラリ20の材質は、UV透過性を有しないガラスであってもよく、セラミック(例えばジルコニア)又は金属等の他の材質であってもよい。
キャピラリ20は、図2及び図3に示されるように、軸方向Aにおいて互いに対向する第1端面21(前端面)及び第2端面22と、第1端面21から第2端面22まで延びるファイバ孔23とを有している。第2端面22は、軸方向Aにおいて被覆ファイバ部17と対向しており、第1端面21は、軸方向Aにおいて第2端面22に対して被覆ファイバ部17とは反対側に位置している。第1端面21及び第2端面22のそれぞれは、例えば、軸方向Aと直交している。第1端面21では、各光ファイバ心線10の先端面13が露出している。第1端面21は、先端面13に沿っており、一例では、先端面13と面一となっている。
ファイバ孔23は、軸方向Aに沿って延びており、軸方向Aから見て円形状を呈している。ファイバ孔23は、上述したように、第1ファイバ部15を収納して保持している。具体的には、ファイバ孔23内には接着剤B1(図2参照)が塗布(具体的には充填)されており、接着剤B1を介して第1ファイバ部15がファイバ孔23の内周面C1に固定されている。接着剤B1は、例えばUV硬化性接着剤であるが、これに限られない。接着剤B1は、例えば熱硬化性接着剤であってもよい。
ファイバ孔23は、図3に示されるように、第2端面22から第1端面21に向かって延びるテーパ部23aと、テーパ部23aから第1端面21に向かって延びるストレート部23bとを含んでいる。テーパ部23aの内径は、第2端面22から第1端面21に向かって徐々に狭くなっている。したがって、テーパ部23aの第1端面21側の一端における内径は、テーパ部23aの第2端面22における内径よりも小さくなっている。テーパ部23aは、第1ファイバ部15のテーパ部15bと細径部15aのテーパ部23a側の一部とを収納している。
ストレート部23bの内径は、ストレート部23bの軸方向Aにおける各位置において一定であり、テーパ部23aの第1端面21側の一端における内径と同じである。ストレート部23bは、細径部15aの残部を収納している。ストレート部23bの内径は、軸方向Aから見て第1ファイバ部15を包含する外接円の直径よりも僅かに大きい。
ストレート部23bでは、第1ファイバ部15が所定の配列で保持される。具体的には、ストレート部23bでは、軸方向Aから見て上記の外接円の直径が最小となるように配列されており、互いに隣り合う第1ファイバ部15同士が略同じ間隔で並んでいる。本実施形態では、第1ファイバ部15において、軸方向Aと直交する方向に沿って等間隔で並ぶ6本の光ファイバ11からなる光ファイバ列が、当該方向及び軸方向Aと直交する方向に沿って4列にわたって等間隔で配置されている。なお、光ファイバ11の配置は不等間隔でも良く、必ずしも整列状態になくてもよい。
チューブ30は、図1に示されるように、軸方向Aを中心軸方向とする円筒状の部材である。チューブ30の材質は、例えばキャピラリ20と同じ材質である。すなわち、チューブ30の材質は、例えば、UV透過性を有するガラス(石英ガラス等)である。チューブ30の材質は、UV透過性を有しないガラスであってもよく、セラミック(例えばジルコニア)又は金属等の他の材質であってもよい。チューブ30の材質としては、キャピラリ20の線膨張係数と同じ線膨張係数を有する材質が適している。
チューブ30は、図2及び図3に示されるように、軸方向Aにおいて互いに対向する第1端面31及び第2端面32と、第1端面31から第2端面32まで延びる収納孔33(第2内孔)とを有している。第1端面31は、キャピラリ20を収容しており、第2端面32は、被覆ファイバ部17を収容している。第1端面31及び第2端面32のそれぞれは、例えば軸方向Aと直交している。
収納孔33は、軸方向Aに沿って延びており、キャピラリ20のファイバ孔23と連通している。収納孔33の内径は、軸方向Aから見て円形状を呈しており、ファイバ孔23の内径よりも大きい。具体的には、収納孔33の内径は、収納孔33の軸方向Aにおける各位置において一定であり、キャピラリ20の外径よりも僅かに大きい。
収納孔33は、キャピラリ20の第2端面22側の部分及び当該部分に保持される第1ファイバ部15と、第2ファイバ部16と、被覆ファイバ部17の第2ファイバ部16側の部分とを収納している。収納孔33において第2ファイバ部16が収納される領域Rには接着剤が塗布されていない。このため、収納孔33の領域Rには接着剤が充填されず、第2ファイバ部16と収納孔33の内周面C2との間には空隙(領域R)が設けられる。
一方、キャピラリ20の第2端面22側の部分の外周面C3には接着剤B3(図2参照)が塗布されており、外周面C3が収納孔33の内周面C2に接着剤B3を介して固定されている。これにより、軸方向Aにおいてキャピラリ20及びキャピラリ20に保持される第1ファイバ部15のチューブ30に対する相対移動が規制される。また、被覆ファイバ部17の第2ファイバ部16側の部分の外周面C4には、接着剤B2(図2参照)が塗布されており、外周面C4は内周面C2に接着剤B2を介して固定されている。これにより、軸方向Aにおいて被覆ファイバ部17のチューブ30に対する相対移動が規制される。
このように、第1ファイバ部15及び被覆ファイバ部17のそれぞれが、チューブ30に対して軸方向Aへの相対移動が規制されることによって、被覆ファイバ部17が軸方向Aに引っ張られた場合であっても、第1ファイバ部15及び被覆ファイバ部17の間の第2ファイバ部16に引張応力が伝達されることを抑制でき、第2ファイバ部16の断線やその変位の発生を抑制できる。なお、接着剤B2及び接着剤B3のそれぞれの材料は、例えば接着剤B1の材料と同じであるが、接着剤B1の材料と異なっていてもよい。
ここで、各接着剤B1〜B3の構成について図4を参照しながらより具体的に説明する。図4は、図2に示す光接続部品1の第2ファイバ部16近傍の拡大図である。図4に示されるように、ファイバ孔23内に塗布された接着剤B1は、毛細管現象によって、ファイバ孔23に連通する収納孔33に浸出している。すなわち、接着剤B1は、軸方向Aにおいてファイバ孔23から収納孔33へ第2ファイバ部16に沿って延びている。収納孔33内において、接着剤B1は、軸方向Aにおいて被覆ファイバ部17から離間している。また、接着剤B1は、軸方向Aと直交する方向において、収納孔33の内周面C2から離間している。このため、収納孔33の内周面C2と第2ファイバ部16に沿って延びる接着剤B1との間に空隙(領域R)が形成される。また、キャピラリ20の外周面C3に塗布される接着剤B3は、第2ファイバ部16に接しておらず、被覆ファイバ部17の外周面C4に塗布される接着剤B2は、第2ファイバ部16に接していない。
以上の構成を備える光接続部品1には、接着剤が塗布される領域と、接着剤が塗布されない領域とが存在している。接着剤が塗布される領域とは、キャピラリ20の第2端面22側の部分を収納する領域、及び、被覆ファイバ部17の第2ファイバ部16側の部分を収納する領域である。一方、接着剤が塗布されない領域とは、収納孔33において第2ファイバ部16を収納する領域Rである。
ここで、接着剤が塗布されない領域における光ファイバ心線10のファイバ充填率について説明する。ファイバ充填率は、光接続部品1の軸方向Aと直交する断面において、光接続部品1の内部の断面積に対する複数の光ファイバ心線10の総断面積の割合で定義される。本実施形態に係る光接続部品1では、このファイバ充填率が小さい(すなわち空隙率が大きい)領域には接着剤が充填されないようにしており、例えば、そのようなファイバ充填率の上限として30%を設定することができ、ファイバ充填率が30%以下の空隙には接着剤を充填しないようにすることができる。これは、光接続部品1内の内部領域において光ファイバ心線10が占める領域よりも大きな領域に接着剤が充填されると、熱膨張等により接着剤が膨張し、光ファイバ心線10(特に樹脂被覆12が除去されている被覆除去部14)に影響を与えてしまう可能性があり、それを防止するためである。
例えば、本実施形態において、光ファイバ心線10の本数が24本である場合、光接続部品1の軸方向Aと直交する断面において、第2ファイバ部16を通る断面におけるファイバ充填率(すなわち、収納孔33の内部の断面積に対する第2ファイバ部16の総断面積の割合)は12%となっており、収納孔33において第2ファイバ部16が収納される領域Rには接着剤を塗布しないようにしている。なお、キャピラリ20内において第1ファイバ部15が収納される領域では接着剤がファイバ孔23内に充填されているが、ファイバ充填率が40%〜80%であるため(すなわち空隙率が低いため)、その影響は小さい。
同様に、光ファイバ心線10の本数が36本である場合、光接続部品1の軸方向Aと直交する断面において、第2ファイバ部16を通る断面におけるファイバ充填率(すなわち、収納孔33の内部の断面積に対する第2ファイバ部16の総断面積の割合)は17%となっており、収納孔33において第2ファイバ部16が収納される領域Rには接着剤を塗布しないようにしている。なお、この例でもキャピラリ20内に第1ファイバ部15が収納される領域では接着剤がファイバ孔23内に充填されているが、ファイバ充填率が50%〜80%であるため(すなわち空隙率が低いため)、その影響は小さい。
次に、光接続部品1の製造方法について図5、図6の(a)、及び図6の(b)を参照しながら説明する。図5は、光接続部品1の製造方法の一例を示すフローチャートである。図6の(a)及び図6の(b)のそれぞれは、光接続部品1の製造工程を示す図である。
最初に、複数の光ファイバ心線10、キャピラリ20、及びチューブ30を準備する(工程P1)。複数の光ファイバ心線10を準備する際には、樹脂被覆12が除去されていない複数の光ファイバ心線を用意し、その先端から所定の長さの樹脂被覆12を除去して被覆除去部14と被覆ファイバ部17とが順に設けられたファイバ心線を形成する。その後、被覆除去部14の先端側の外周部分を化学的方法によりエッチングして細径化して、細径部15aとテーパ部15bとを含む第1ファイバ部15と、通常径のままである第2ファイバ部16とを形成する。
次に、図6の(a)に示されるように、接着剤B1をキャピラリ20のファイバ孔23に塗布し、複数の光ファイバ心線10の被覆除去部14の第1ファイバ部15をファイバ孔23に挿入する(工程P2)。このとき、第1ファイバ部15の細径部15aをキャピラリ20のファイバ孔23に第2端面22側から挿入する(図3参照)。ファイバ孔23に挿入された細径部15aは、テーパ部23aによってストレート部23bに案内されて、ストレート部23b内に収納される。また、第1ファイバ部15のテーパ部15bは、テーパ部23a内に収納される。
そして、接着剤B1により第1ファイバ部15をファイバ孔23に固定することで、複数の光ファイバ心線10がキャピラリ20に固定されたサブアセンブリSを作製する(工程P3)。次に、図6の(b)に示されるように、作製したサブアセンブリSのキャピラリ20をその先端からチューブ30の収納孔33に挿入する(工程P4)。その後、キャピラリ20の第2端面22側の部分及び当該部分に保持される第1ファイバ部15と、第2ファイバ部16と、被覆ファイバ部17の第2ファイバ部16側の部分とを収納孔33に収納する(工程P5)。続いて、キャピラリ20の外周面C3と収納孔33の内周面C2との間に接着剤B3を塗布し、接着剤B3により外周面C3を内周面C2に固定する(工程P6)。このとき、外周面C3と内周面C2との隙間は、接着剤B3によってシールされた状態となる。
次に、被覆ファイバ部17の外周面C4と内周面C2との間に接着剤B2(図2参照)を塗布し、接着剤B2により外周面C4を内周面C2に固定する(工程P7)。接着剤B2を塗布する際、外周面C3と内周面C2との隙間が接着剤B3によってシールされているので、収納孔33において第2ファイバ部16が収納される領域Rに閉じ込められる空気によって、接着剤B3の領域R内への浸出が抑制される。これにより、接着剤B3が領域R内に充填され又は流入することを回避できる。以上の製造工程を経て図1及び図2に示される光接続部品1を得る。
次に、光接続部品1によって奏される効果について説明する。本実施形態に係る光接続部品1では、チューブ30の収納孔33の内径は、キャピラリ20のファイバ孔23の内径よりも大きいので、収納孔33の内周面C2と第2ファイバ部16との隙間は、ファイバ孔23の内周面C1と第1ファイバ部15との隙間よりも大きくなり、収納孔33において第2ファイバ部16が収納される領域Rには、より多くの接着剤が収納され得る。しかし、本実施形態に係る光接続部品1では、収納孔33の領域Rには接着剤が充填されずに第2ファイバ部16と収納孔33の内周面C2との間に空隙(領域R)が設けられているので、収納孔33の内部における接着剤B1〜B3の体積を低減することができる。更に、この空隙を設けることによって、収納孔33において接着剤B1〜B3の体積変化を許容する空間を確保することができる。このため、熱膨張等により接着剤B1〜B3に大きな体積変化が生じた場合であっても、その体積変化によって生じる大きな応力を接着剤B1〜B3の変位によって緩和することができる。これにより、接着剤B1〜B3の体積変化によって第2ファイバ部16に伝達される応力を低減することができ、光ファイバ11の破損(断線)の発生又は光伝送特性の低下といった不具合が生じることを回避することができる。その結果、光ファイバ11の信頼性を高めることができる。なお、上述した製造方法によれば、収納孔33内への接着剤の浸入をより確実に防止して、上述した効果を奏する光接続部品1をより確実に製造することができる。
被覆ファイバ部17は、チューブ30のキャピラリ20が収納される第1端面31とは逆の第2端面32において収納孔33の内周面C2に接着剤B2により固定されている。これにより、例えば被覆ファイバ部17に曲げや引張り等の応力が付与された場合であっても、樹脂被覆12が除去された第2ファイバ部16に応力が集中することを回避できる。
接着剤B2は、収納孔33において被覆除去部14に接していない。このように、接着剤B2が、被覆ファイバ部17の縁をつたって収納孔33の内周面C2から第2ファイバ部16にわたって設けられることを抑制することにより、収納孔33の内周面C2と第2ファイバ部16との間に空隙が設けられる構成をより確実に実現できる。また、接着剤B2が被覆除去部14に接していないので、被覆除去部14と樹脂被覆12との間が接着剤B2によって互いに固定されない。この場合、樹脂被覆12内において各光ファイバ11が僅かに移動可能となるので、第2ファイバ部16に伝達される応力があっても樹脂被覆12に対する各光ファイバ11の変位によって、かかる応力を緩和することができる。これにより、第2ファイバ部16に伝達される応力を一層効果的に低減することができる。
接着剤B1及び接着剤B2のそれぞれの材料は、互いに同じであってもよい。このように同じ材料の接着剤を用いることで、光接続部品1の製造を容易に行うことができる。
キャピラリ20の外周面C3は、チューブ30の第1端面31において収納孔33の内周面C2に接着剤B3により固定されている。これにより、例えば被覆ファイバ部17に曲げ等の応力が付与された場合であっても、第2ファイバ部16に応力が集中することを回避できる。
接着剤B1は、収納孔33において被覆ファイバ部17から離間している。これにより、接着剤B1が、被覆ファイバ部17の縁をつたって第2ファイバ部16から収納孔33の内周面C2にわたって設けられることを抑制でき、収納孔33の内周面C2と第2ファイバ部16との間に空隙が設けられる構成をより確実に実現できる。
キャピラリ20及びチューブ30のそれぞれは、ガラスによって構成されていてもよい。この場合、接着剤B1〜B3の材料としてUV硬化樹脂を用いることができ、ガラスを介して接着剤B1〜B3にUV光を照射することで接着剤B1〜B3を硬化させることができる。これにより、光接続部品1を容易に製造することが可能となる。また、キャピラリ20及びチューブ30のそれぞれがガラスから構成されている場合、チューブ30の収納孔33が接着剤によって充填されていないことを容易に確認することができる。
キャピラリ20及びチューブ30のそれぞれの線膨張係数は、互いに同じであってもよい。この場合、温度変化によってキャピラリ20及びチューブ30のそれぞれに体積変化(膨張又は収縮)が生じた場合であっても、チューブ30をキャピラリ20の変形に追従して変形可能にすることができる。これにより、温度変化に伴う変形によってキャピラリ20及びチューブ30が損傷することを抑制できる。
第1ファイバ部15は、第2ファイバ部16の外径よりも細径化された外径の細径部15aを含んでいる。これにより、各光ファイバ心線10の先端を高密度に配置することができ、光ファイバ心線10の本数を増やすことができる。その結果、大容量の情報を伝送することができる。
ファイバ孔23は、第2端面22から第1端面21に向かって延びておりその内径が徐々に狭くなるテーパ部23aと、テーパ部23aから第1端面21に向かって延びておりその内径が一定であるストレート部23bとを含んでいる。この場合、光接続部品1の製造時において第1ファイバ部15をキャピラリ20のファイバ孔23に挿入する際に、第1ファイバ部15がテーパ部23aに案内されてストレート部23bに挿入される。これにより、第1ファイバ部15をファイバ孔23内に容易に挿入することができる。また、テーパ状の部分を介して挿入するため、挿入の際に光ファイバ心線10の先端等を破損させてしまうことを防止することができる。
複数の光ファイバ心線10の先端面13とキャピラリ20の第1端面21とは互いに面一であってもよい。この場合、光接続部品1を相手方の接続部品に突き合わせて接続する際に、精度良く接続することができる。
光接続部品1の軸方向Aと直交する断面のうち第2ファイバ部16を通る断面において、収納孔33の内部の断面積に対する複数の光ファイバ心線10の総断面積の割合であるファイバ充填率は、30%以下であってもよい。この場合、収納孔33において第2ファイバ部16が収納される領域Rにはより多くの接着剤が収納され得るが、上述した構成により接着剤を充填させずに、光ファイバ11の破損(断線)の発生又は光伝送特性の低下といった不具合が生じることを回避することができ、その結果、光ファイバ11の信頼性を高めることができる。
本発明による光接続部品1及び光接続部品1の製造方法は、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、キャピラリ20及びチューブ30のそれぞれは円筒状を呈していたが、これに限られず、例えば四角筒状等の他の形状を呈してもよい。また、上述した実施形態では、チューブ30とキャピラリ20とをそれぞれ別部材として説明したが、チューブ30とキャピラリ20とは一体に形成された一つの部材でもよい。また、上述した実施形態では、キャピラリ20は、チューブ30に接着剤B2によって固定されていたが、他の固定方法(例えばネジ形状)によってチューブ30に固定されてもよい。
また、第1ファイバ部15は、細径部15a及びテーパ部15bを含んでいなくてもよく、第2ファイバ部16と同じ直径を有していてもよい。また、収納孔33は、テーパ部23a及びストレート部23bを有していなくてもよく、第1端面21から第2端面22にわたって一定の内径で形成されていてもよい。また、チューブ30の収納孔33の内径は一定でなくてもよく、軸方向Aにおける各位置において変化していてもよい。
1…光接続部品、10…光ファイバ心線、11…光ファイバ、12…樹脂被覆、13…先端面、14…被覆除去部、15…第1ファイバ部、15a…細径部、15b…テーパ部、16…第2ファイバ部、17…被覆ファイバ部、20…キャピラリ、21,31…第1端面、22,32…第2端面、23…ファイバ孔、23a…テーパ部、23b…ストレート部、30…チューブ、33…収納孔、A…軸方向、B1,B2,B3…接着剤、C1,C2…内周面、C3,C4…外周面、R…領域、S…サブアセンブリ。

Claims (13)

  1. 光ファイバと前記光ファイバを周方向に取り囲む樹脂被覆とを各光ファイバ心線が有し、軸方向先端から所定長さの前記樹脂被覆を除去して被覆除去部と被覆ファイバ部とが順に設けられる、複数の光ファイバ心線と、
    先端側の第1端から逆側の第2端に延びる第1内孔を有し、前記被覆除去部の先端を前記第1内孔にて保持するキャピラリと、
    前記第1内孔よりも内径が大きい第2内孔を有し、前記第2内孔内に収納される前記被覆除去部を保護するチューブと、
    を備え、
    前記被覆除去部は、前記キャピラリの前記第1内孔に保持される第1ファイバ部と、前記第1ファイバ部と前記被覆ファイバ部との間に位置する第2ファイバ部とを含み、
    前記チューブは、前記キャピラリの前記第2端側の部分及び当該部分に保持される前記第1ファイバ部と、前記第2ファイバ部と、前記被覆ファイバ部の前記第2ファイバ部側の部分とを前記第2内孔に収納し、
    前記第1ファイバ部は、前記第1内孔の内周面に第1接着剤によって固定されており、前記第2内孔において前記第2ファイバ部が収納される領域には接着剤が充填されずに前記第2ファイバ部と前記第2内孔の内周面との間に空隙が設けられている、光接続部品。
  2. 前記被覆ファイバ部は、前記チューブの前記キャピラリが収納される第1端とは逆の第2端において前記第2内孔の内周面に第2接着剤により固定されている、
    請求項1に記載の光接続部品。
  3. 前記第2接着剤は、前記第2内孔において前記被覆除去部に接していない、
    請求項2に記載の光接続部品。
  4. 前記第1接着剤及び前記第2接着剤のそれぞれの材料は、互いに同じである、
    請求項2又は請求項3に記載の光接続部品。
  5. 前記キャピラリの前記第2端の外周部分は、前記チューブの第1端において前記第2内孔の内周面に第3接着剤により固定されている、
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光接続部品。
  6. 前記第1接着剤は、前記第2内孔において前記被覆ファイバ部から離間している、
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の光接続部品。
  7. 前記キャピラリ及び前記チューブのそれぞれは、ガラスによって構成されている、
    請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の光接続部品。
  8. 前記キャピラリ及び前記チューブのそれぞれの線膨張係数は、互いに同じである、
    請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の光接続部品。
  9. 前記第1ファイバ部は、前記第2ファイバ部の外径よりも細径化された外径の細径部を含む、
    請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の光接続部品。
  10. 前記第1内孔は、前記第2端から前記第1端に向かって延びておりその内径が徐々に狭くなるテーパ部と、前記テーパ部から前記第1端に向かって延びておりその内径が一定であるストレート部とを含む、
    請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の光接続部品。
  11. 前記複数の光ファイバ心線の先端面と前記キャピラリの前記第1端の前端面とは互いに面一である、
    請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の光接続部品。
  12. 前記光接続部品の前記複数の光ファイバ心線の軸方向と直交する断面のうち前記第2ファイバ部を通る断面において、前記第2内孔の内部の断面積に対する前記複数の光ファイバ心線の総断面積の割合であるファイバ充填率は、30%以下である、
    請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の光接続部品。
  13. 光ファイバと前記光ファイバを周方向に取り囲む樹脂被覆とを各光ファイバ心線が有し、軸方向先端から所定長さの前記樹脂被覆を除去して被覆除去部と被覆ファイバ部とが順に設けられる、複数の光ファイバ心線を準備する工程と、
    第1端から第2端に延びる第1内孔を有するキャピラリを準備する工程と、
    前記第1内孔よりも内径が大きい第2内孔を有するチューブを準備する工程と、
    前記複数の光ファイバ心線の前記被覆除去部の先端部分である第1ファイバ部を前記キャピラリの前記第1内孔に挿入して接着剤により前記被覆除去部の前記第1ファイバ部を前記第1内孔に接着してサブアセンブリを作製する工程と、
    前記サブアセンブリの前記キャピラリをその先端から前記第2内孔に挿入して、前記キャピラリの前記第2端側の部分及び当該部分に保持される前記第1ファイバ部と、前記第1ファイバ部に連なり前記キャピラリの外側に位置する第2ファイバ部と、前記被覆ファイバ部の前記第2ファイバ部側の部分とを前記第2内孔に収納する工程と、を備え、
    前記第2内孔において前記第2ファイバ部が収納される領域には接着剤が充填されずに前記第2ファイバ部と前記第2内孔の内周面との間に空隙が設けられている、
    光接続部品の製造方法。
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