JP2019191149A - 光電センサ及び監視領域内の物体の検出方法 - Google Patents

光電センサ及び監視領域内の物体の検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】走査光線乃至は走査平面の数及び配置を用途特異的に適合させ、製造することが極めて容易なレーザスキャナを提供する。【解決手段】内部に複数の走査モジュール(100)を収納した、回転軸を中心として運動可能な走査ユニットと、受光信号から物体(110)に関する情報を取得するための制御及び評価ユニットとを備えている。走査モジュール(100)はそれぞれ、光線(108)を送出するための発光器(104)と、前記物体(110)により反射された光線(112)から各時点での受光信号を生成するための受光器(116)とを含んでいる。そして、各走査モジュール(100)によりそれぞれ捕らえられる走査平面の仰角を回転軸に垂直な中心の走査平面を基準として調整するために、各走査モジュール(100)に前記仰角を変化させる傾きを持つミラー要素(122a、124a)がそれぞれ割り当てられている。【選択図】図2

Description

本発明は、請求項1又は15のプレアンブルに記載の光電センサ及び監視領域内の物体の検出方法に関する。
産業用の自動搬送車両(AGV、Automated Guided Vehicles)では、空間的な方向付けと狙いを定めた走行のためにコンパクトな3次元周辺領域検出装置が必要である。そのために、高速且つ広い画角で空間的な情報を出力する走査型のセンサシステムが開発されている。撮像型のシステムの他、レーザスキャナもしばしば用いられる。
レーザスキャナには、回転軸を中心として最大360度までの周辺領域において3次元周辺データを直ちに且つ高い走査速度で出力するという利点がある。その際、高性能のコンピュータを要する画像処理アルゴリズムも周辺領域を広く照らす照明も必要ない。その上、評価すべきデータの量及び密度が最小限に抑えられるため、電子的な処理を高速に行うことができる。
レーザスキャナでは、レーザにより生成された光線が可動式(大部分は回転式)の方向転換ユニットを用いて監視領域を周期的に掃引する。監視領域内で物体により反射された光線は再び捕らえられ、その受光信号が電子的に評価される。光伝播時間が位相法又はパルス法により測定されることで、検知された物体の距離が特定される。更に、方向転換ユニットの角度位置から物体の角度位置が推定され、以て監視領域内での物体の位置が2次元極座標で検出される。
たいていのレーザスキャナでは回転ミラーにより走査運動が達成される。一方、その代わりに、発光器と受光器を備える測定ヘッド全体を回転させることも知られている。これは例えば特許文献1又は2に記載されている。
更に、走査光線を、回転軸に垂直な中心の走査平面を基準として、つまり仰角方向に変化させれば、3次元測定データが得られる。そのために、例えば特許文献3から公知のように、動的に傾けることがまず考えられる。しかしそれには相応の傾動機構が必要であり、実効的な走査速度を著しく低下させてしまう。
2番目の可能性として、各周期において複数の走査平面を捕らえる多光線型のレーザスキャナがある。仰角方向の走査光線の数と方向が、画角と空間的な解像度を決定する。ここで用途に応じて非常に異なる要求が生じる。装置のコストを抑えるには、具体的な用途にとって重要な周辺データを失うことなく、必要な数の走査光線だけを用いる必要がある。そのためには走査光線の方向を適切に調整しなければならない。
従来の多光線型のレーザスキャナのなかには発光器又は受光器のモノリシックな配列を用いるものがある。しかしその場合、走査平面が一定の等間隔に固定され、且つ高い密度で配置される。これは発光素子及び受光素子の半導体素材上のスペースを最適に利用する必要があるからである。従って、ある特定の用途において利用されない走査平面から得られるデータが破棄されることがまだあり得る。しかしこれでは装置の最適化とは言えず、逆にその性能の一部しか活用していない。
特許文献4ではレーザ配列と一列のフォトダイオードとを用いたレーザスキャナのやり方で障害物を認識するためのセンサシステムが検討されている。このような列状の配置にも走査平面が等間隔で緊密に定まるという前述の欠点がある。特許文献4に記載の一実施形態では、それぞれレーザ配列を持つ前述のような走査システムが3つ、回転方向に120度ずつ互いに角度をずらして配置されている。その仰角はホイストモータにより変更できる。このモータにより各走査システムの捕捉する視野を調整することで、これらの走査システムが協同してできるだけ広く空間的につながった仰角範囲をカバーするようにする。これらの走査システムはホイストモータがあるため非常に高価であり、このようなレーザスキャナはコスト的に不利である。コストが高いにも関わらず、用途に合わせて走査光線を最適化するための柔軟性は比較的低いものに留まる。
特許文献5に、様々な検出モジュールを搭載して回転することができる回転式のプラットフォームが開示されている。一実施形態では、二重チャンネルの冗長な測定値を得るため、回転軸に垂直で回転方向に180度だけ角度のずれた2本の走査光線が生成される。この方法では3次元測定データは得られない。別の実施形態では複数の距離測定用検出モジュールがほぼ回転軸の方向に並べられるとともに互いに傾けられている。いかにすればそれが構造上可能であるかは説明されていない。また、他の用途に合わせた柔軟な適合化については記載されていない。
特許文献6、そして特許文献7にも記載された技術では、走査平面毎に専用の発光器及び受光器が1枚の回路基板上に設けられる。回路基板はそれぞれわずかな傾き角を持って回転軸上に上下に重ねられており、これにより多数の走査平面が互いに同じ角度間隔で捕らえられる。これらの部品とその調整のコストは高い。この従来のアプローチは、コストをかけて高い要求を満たすという考えに基づいている。非常に多くの測定データが得られるため、たいていの用途に対して重要な測定データがそこに含まれている。しかし、多くの産業上の利用ではそのようなコストや大量の測定データは全く必要なく、むしろその一部を選ぶだけでよい。ところが、走査平面が固定されているため、個々の用途に合わせて予めハードウエア側でコスト節約のための適合化を行うことはできない。
DE 197 57 849 B4 EP 2 933 655 A1 DE 10 2014 100 245 B3 DE 10 2004 014 041 A1 EP 2 863 176 A2 US 8 767 190 B2 US 2017/0219695 A1
それ故、本発明の課題は、複数の走査平面を有する柔軟性のあるセンサを作り出すことである。
この課題は、請求項1又は15に記載の光電センサ及び監視領域内の物体の検出方法により解決される。回転軸を中心として回転又は少なくとも揺動することで周期的に運動する測定ヘッドとなる走査ユニットに、複数の走査モジュールが収納されている。各走査モジュールはそれぞれ走査光線を生成し、周期的な運動の進行中に該光線により走査平面を捕らえる。そのために走査モジュールはそれぞれ発光器と受光器を含む。それらの走査モジュールの受光信号から、制御及び評価ユニットが各時点での被検知点における物体に関する情報を取得する。
本発明の出発点となる基本思想は、各走査モジュールの走査光線の仰角つまりは視線方向と、センサにより捕らえられる走査平面の角度間隔とを用途に合わせて適切に調整するということである。仰角は回転軸に垂直な中心の走査平面を基準として測定される。仰角を適切に調整するために、走査モジュールの各々に対し、適宜傾けられたミラー要素が割り当てられている。その代わりに、又はそれに加えて、各走査モジュールそのものがベース板の断片部分の上に傾けられて配置されている。そして、そのベース板の断片部分を該ベース板の表面から突出させて傾けるために、ベース板の該断片部分が可動式に、特に曲げ可能になっている。
本発明には、走査光線乃至は走査平面の数及び配置を用途特異的に適合させたセンサ、特にレーザスキャナを製造することが極めて容易になるという利点がある。これにより、センサがよりスリムになるだけでなく、データの量も少なくなる。なぜなら、まさに用途にとって重要な測定データだけが得られるからである。モジュール式の構造によりセンサと製造工程の複雑さが軽減される。適合化はこのモジュールの設計において行われるため、構造に大幅に手を加えたり、ましてやセンサを新たに開発したりする必要はない。低い製造コストと小型の構造形態を併せ持つ本センサは特に自走式の車両に適している。
走査モジュールは互いに同じ構造であることが好ましい。このようにすれば、詳細設計と検証を一度だけ行えばよい共通の突出部グループが出来上がる。個数が増大するに従って製造コストはより低くなる。末端機器の新たな変形版においても走査モジュールの形になった主要な構成要素に変わりはないため、製品の開発と変形版の創出が明らかに容易になる。
走査モジュールは回転軸を中心として円周方向に互いにずれて配置されていることが好ましい。このようにすれば、走査モジュールが回転軸を中心としたリング又は円を成すため、ベース板上に容易にスペースを見出すことができる。リングは走査モジュールに完全に利用されていなくてもよく、またリングのうち利用されている部分に走査モジュールが均等に配置されていなくてもよい。レーザスキャナで普通に用いられる高い回転数では回転方向の角度ずれは重要ではない。なぜなら、ある走査モジュールから次の走査モジュールへの運動に対応する短い時間間隔において前景はほぼ静止しているとみなすことができるからである。
ミラー要素はリング状のミラー環の表面に配置されていることが好ましい。各ミラー要素はミラー環の円周に沿って、走査モジュールの配置に対応して配置される。このようにすれば、多数のミラー要素が1つの共通の保持体を備えているため、必要な単独要素の数が少なくなる。
ミラー環は各走査モジュールの光線を互いに分ける角度分割部を備えていることが好ましい。このようにすれば、走査モジュールを密に隣接させた場合でも光学的な混信が生じない。各走査モジュールは自らが担当する角度領域からの光だけを受光する。
好ましくは、各走査モジュールが二軸型の構造であり、走査モジュール毎に発光ミラー要素と受光ミラー要素が設けられている。この場合、発光路及び受光路の間にチャンネル分離部を例えば隔壁として又は発光鏡胴及び受光鏡胴の形で設けることができる。あるいは同軸型の構造も考えられる。
発光ミラー要素はリング状の発光ミラー環の表面に配置され、受光ミラー要素はリング状の受光ミラー環の表面に配置されていることが好ましい。このようにすれば、発光路及び受光路の各々に対応してミラー環という形の共通の保持体を備えるミラー要素が、各走査モジュールの二軸配置の発光器及び受光器に適切に割り当てられる。2つのミラー環を特に一体的に結合させる組み合わせ部品も考えられる。
走査ユニットのベース板は回転式の回路基板であることが好ましい。この回路基板は特に、台座ユニット内にある静止した別の回路基板に対して回転する。2枚の回路基板は、適宜のコイルと磁石の構造により、回転軸を中心として走査ユニットを駆動するモータの役割を果たすことができる。また、走査ユニットへの給電、乃至は可動式の走査ユニットと静止した台座ユニットとの間のデータ通信を各回路基板に統合することも可能である。これについては特に冒頭で挙げた特許文献2に記載されている。これにより構造が非常にコンパクトになる。
走査モジュールは前記回転式の回路基板上にリング状に装着されていることが好ましい。このようにすれば、簡単な方法で、各走査モジュールが電子的に接続されると同時に、特に回転軸上に中心を持つ円の上で回転方向に互いに角度をずらして正しい位置に配置される。
回転式の回路基板は傾きを変更できる可変部分を備えていることが好ましい。すなわち、走査モジュールのための前記傾けられた部分が、傾きに応じて曲げられる回路基板舌状部から成る。あるいは、回路基板は平坦であり、ミラー要素のみにより傾きが達成される。
回路基板の上方には、各走査モジュールの光線を互いに分ける角度分割部を備えるリング状の分割環が配置されていることが好ましい。この分割環は、それに対応するミラー環の代わりに走査モジュール同士を光学的に分離する働きをする。
前記分割環の形状は、前記可変部分が該分割環による造形によって定まる傾きで固定されるような形状であることが好ましい。ここでは分割環が光学的な仕切りの他に第2の役割を果たす。その適宜の造形により、走査モジュールが搭載された前記可変部分が適切な傾きになる乃至は適切な傾きで固定される。その後、異なる走査平面を有するセンサの様々な変形版を作り出すには、適切な分割環を製造して組み付けるだけでよい。
本センサは2個から10個の走査モジュールを備えていることが好ましい。より多くの走査モジュールの使用を妨げる厳格な制限はないが、走査モジュールが10個を超えると全体の構造がかなり複雑になる。それでも、例えば12個の走査平面を有するセンサはまだ十分に想像できる。
走査モジュールの仰角は−30度と+30度の間で調整可能であることが好ましい。これにより、回転軸に垂直な中心の走査平面の周辺領域がおおまかに捕らえられる。この周辺領域は多くの用途で非常に関心を引く領域であり、まさに自走式の車両の場合もそうである。仰角の1つを0度に設定することでとりわけ中心の走査平面を捕らえることもしばしば有効である。
前記仰角は固定的に調整されていること、つまり静的なものであることが好ましく、予め製造工程において調整されていることがより好ましい。即ち、このセンサは特定の用途に適合される又はそのために製造される。ミラー要素又はベース板の可変部分を通じて調整ができるモジュール式のプラットフォームが、基となる同じ機器から多数の変形版を派生させることを可能にする。センサを簡素なものに維持するため、取り付け後又は駆動中でもなお仰角を変更できるような調整機構は設けないほうがよい。
各走査モジュールは発光器と受光器を正確に1つずつ備えていることが好ましい。このようにすると、いずれの走査モジュールもちょうど1本の走査光線を担当する。これにより、いずれの走査平面の仰角も個別に調整できる。更に、走査モジュールそのものも簡単な構造になる。代替の構成では個々の走査モジュールが複数の走査光線を持つ。この場合、走査モジュール内では光線の角度間隔が固定されるため、構成はさほど自由ではなくなる。その代わり走査モジュールの総数が少なくて済む。
制御及び走査ユニットは光線の送出から反射光線の受光までの光伝播時間から物体の距離を特定するように構成されていることが好ましい。これにより本センサは距離測定型となる。あるいは、単に物体の存在を確認して、例えばスイッチ信号として出力する。制御及び走査ユニットは実施形態に応じてセンサ内の様々な場所に配置すること、そしてまた複数の部品に分配して実装することができる。制御及び走査ユニット又はその一部の配置先としては、走査モジュール、走査ユニット、又は、回転軸を中心とする走査ユニットの運動の基準となる台座ユニットが考えられる。
本発明に係る方法は、前記と同様のやり方で仕上げていくことが可能であり、それにより同様の効果を奏する。そのような効果をもたらす特徴は、例えば本願の独立請求項に続く従属請求項に模範的に記載されているが、それらに限られるものではない。
以下、本発明について、更なる特徴及び利点をも考慮しつつ、模範的な実施形態に基づき、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
レーザスキャナの走査平面の模範的な構成。 レーザスキャナの走査平面の模範的な構成。 ミラー要素を有する走査モジュールの断面図。 回転方向にずらして配置された走査モジュールを搭載したレーザスキャナの走査ユニットのベース板の平面図。 図2に示した走査モジュールを有する、レーザスキャナとして構成された光センサの断面図。 図4に示した走査モジュールを有するレーザスキャナの下部構造群の概略的な分解図。 ベース板の傾いた部分に搭載された走査モジュールの断面図。 図6に示した走査モジュールを有するレーザスキャナの別の実施形態の断面図。 図7に示した走査モジュールを有するレーザスキャナの下部構造群の概略的な分解図。
図1(a)及び(b)は複数の走査平面14(ここでは矢印で記号的に表されている)において監視領域12を捕らえるレーザスキャナ10に対する2つの模範的な要求を示している。
図1(a)は、レーザスキャナ10の回転軸16に垂直な中心の主平面14aの他に、±30度という大きな画角を持つ2つの側方の走査平面14を捕らえる3位置型スキャナを示している。角度の記載はいずれも中心の主平面14aを基準として測定される仰角である。中心の主平面14aにより例えば自走式の車両の走行路が監視される。これにはできるだけ長い射程(ここでは例として10m)が必要である。一方、側方の走査平面14は地面や車両の上方の領域に関する補足的な情報をもたらす。これにはより短い射程(ここでは3m)で十分な場合もある。
図1(b)は、3度の角度間隔で均等に配置され、全体で15度の角度領域をカバーする6つの走査平面14を有する多位置型スキャナ10の例である。角度領域のこの均等な走査はそれぞれ同じ射程(純粋な模範例として8m)で行われる。
個々の走査平面14における射程はコスト増の要因である。外部光の負荷が一定とすると、射程は発光器や受光器の特性並びに光学系のパラメータ(焦点距離、口径等)により決まる。従って、射程が長くなると、より高出力の発光器、より高感度の受光器、より高品質の光学系及び/又はよりコストのかかる評価方法が必要になる。屋内ではせいぜい10mの射程があれば通常は十分であり、また屋根があるため、屋外に比べて外部光に対する頑強性も低くできる。これは直ちにコスト削減となって現れ得る。走査平面のなかには、図1(a)の側方平面14のように、より短い射程でも十分なものもある。
本明細書の枠内におけるレーザスキャナ10の走査平面14の構成は、走査平面14の数、それらの仰角及びそれに伴う相互の角度間隔、並びに射程により決まる。まさに自走式の車両にとって有意義な枠組みを定めるとすれば、最大±30度までの任意の仰角で配置された1〜10個の走査平面を有するタイプのレーザスキャナ、となる。走査平面が1つしかない形を選ぶと従来の簡単な解決策になってしまうが、この選択肢もあり得る。射程は適宜のハードウエア又はパラメータ設定により例えば1mから10mまでの間で選択できるが、必要に応じてより長い射程を選ぶことも考えられる。走査平面14を実際の用途上の要求に可能な限り適合させれば、必要な測定データだけが生じるため、処理すべきデータ量が大幅に少なくなる。それゆえ、コストを削減したければより性能の低いコンピュータで十分であり、あるいは空いたリソースを利用してスキャン速度を高めることができる。
各走査光線により捕らえられる面を以下では簡単に走査平面14と呼ぶ。厳密にはこれは仰角が0度である中心の走査平面14aだけに当てはまる。他の仰角では、その仰角に応じた異なる鋭さで形成される円錐の側面になる。複数のこのような円錐側面による全体的な走査構造は複数の砂時計を入れ子にしたようなものになるが、簡単のため、本明細書では走査平面14aと円錐側面14を区別しない。
図2はレーザスキャナ10用の走査モジュール100の断面図である。モジュール回路基板102上に、例えばLED又は端面放射型発光器若しくはVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laserdiode)の形をしたレーザを有する発光器104が配置されている。発光器は発光光学系106を用いて発射光線108を生成する。この光線は監視領域12内へ送出される。
発射光線108が監視領域12内で物体110に当たると、それに対応する反射光線112が走査モジュール100へ戻ってくる。発射光線108と反射光線112が正反対の方向ではなく若干斜めに進んでいるのは、物体110が極めて近接しているという縮尺のせいである。通常の測定距離ではこの斜めの位置関係は事実上存在しない。反射光線112は受光光学系114により受光器116へ導かれる。受光器116は例えばフォトダイオード又はAPD(アバランシェフォトダイオード)、好ましくはSPAD検出器(シングルフォトンアバランシェフォトダイオード)である。SPAD検出器はSiPM(シリコンフォトマルチプライヤ)とも呼ばれる。この受光器116により生成された受光信号が評価される。この評価は走査モジュール110の外部で行うことが好ましいが、少なくとも受光信号自体の処理は走査モジュール100の内部で行ってもよく、場合によっては光伝播時間法による物体110の距離の特定といった評価まで全て行ってもよい。
光学的な混信の回避と外部光の抑制のため、発光器104上の発光路が発光鏡胴118で遮蔽され、受光器116上の受光路が受光鏡胴120で遮蔽されている。発光鏡胴118には発光ミラー122aを有する発光ミラー環122が上側に接続され、同様に受光鏡胴120には受光ミラー124aを有する受光ミラー環124が接続されている。「ミラー環」という概念の意味は、後で走査モジュール100のリング状の多重配置について説明すれば明らかになる。それは個々の走査モジュール100にとっては単なる保持体であり、リング状又は環状にせずに走査モジュール100毎に別体で設けてもよい。
発射光線108は真っ直ぐに走査モジュール100から出るのではなく、まず発光ミラー122aの表面で方向転換される。同様に、反射光線112は真っ直ぐに受光器116に達するのではなく、まず受光ミラー124aの表面で方向転換される。故に、発光ミラー122aと受光ミラー124aの各々の角度により、発射光線106が走査モジュール100から出る角度乃至は反射光線112が再び受光される角度が決まる。従って、発光ミラー122aと受光ミラー124aの傾きが走査モジュール100の仰角を確定する。
図2に示したように発光路と受光路が横に並んでいる二軸型の配置の代わりに走査モジュール100内を同軸型の配置にすることも考えられる。その場合、発光ミラー環122と受光ミラー環124を分けずに、共通の方向転換ミラーを有する共通のミラー環を設けるだけでよい。
図3はレーザスキャナ10の回転式のベース板(好ましくは回転式の回路基板)18の平面図である。本実施形態又は装着形態では7つの走査モジュール100が回転式の回路基板18の回転方向に互いに角度をずらして設けられている。なお、図では各走査モジュールを代表して発光器と受光器だけが描かれている。
走査モジュール100は同じ部品であること、つまり互いに同じ構造であることが好ましい。これらの部品は、発光ミラー122a及び受光ミラー124aの傾き、つまり各々の走査平面14の仰角が異なるのみである。あるいは、例えば射程が異なる多種類の走査モジュール100を用いることも考えられる。その差異はとりわけ、発光器104、受光器116、並びに受光光学系14又は発光光学系106の特性(口径、焦点距離等の光学的な特性)にあるものとすることができる。
走査モジュール100が円周に沿って不均等に分配されていることから、走査平面14の数が異なる変形版をいかに容易に作り出せるかが分かる。そのために、例えば最大で10個の走査モジュール100用の装着スペースがとにかく提供されるが、変形版によってはその全ては利用されない。
走査モジュール100は図2では専用のモジュール回路基板102とともに描かれており、専用の評価用電子機器を持つ又は持たない発光及び受光モジュールとして、その全体を回転式の回路基板18の上に配置すること、例えばボールグリッドアレイを用いて(SMD)半田付けすることができる。あるいは、回転式の回路基板18の上に、走査モジュール100の個々の要素をモジュール回路基板102なしで個別に配置したり、一部の要素だけそれぞれモジュール回路基板102を用いて配置したりしてもよい。
図4はモジュール式の多光線型レーザスキャナとしての実施形態における光電センサ10の概略断面図である。このセンサ10は大きく分けて可動式の走査ユニット20と台座ユニット22を含む。走査ユニット20は光学的な測定ヘッドである一方、台座ユニット22には給電部、評価用電子機器、接続部等、その他の要素が収納されている。稼働時には、監視領域12を周期的に走査するために、台座ユニット22の駆動部24を用いて走査ユニット20が回転軸16を中心として回転駆動又は揺動される。なお、図から離れるが、駆動部24を別体にする必要はない。代わりに磁石とコイルの構造を、回転式の回路基板18内、又は台座ユニット22において前記基板と平行に配置された別の回路基板(図示せず)内に設けてもよい。これにより特にコンパクトな構造が得られる。
走査ユニット20内には複数の走査モジュール100が設けられている。図4では、断面図のせいでもあるが、2つの走査モジュール100しか描かれていないが、一般には前述のように最大で10個、特殊なケースではより多くの走査モジュールがある。図を見やすくするため、図4では走査モジュール100の個々の要素にはもう符号を付けていない。個々の走査モジュール100の構造は既に図2を参照して説明した通りである。各走査モジュール100の相互の違いはその仰角、つまり各々が捕らえられる走査平面14にある。図4に描かれた2つの走査モジュール100は、若干上方に傾いた走査平面14と、それよりやや小さい角度で下方に傾いた走査平面14とを捕らえる。別の実施形態では、特に図3で説明したように他の走査モジュール100を追加したり、発光ミラー122a及び受光ミラー124aの傾きを変えたりすることで、他の構成の走査平面14を生じさせることができる。これは既に図1(a)及び(b)を参照して紹介した通りである。
非接触式の給電及びデータインターフェイス26が可動式の走査ユニット20と静止した台座ユニット20とを接続している。給電及びデータインターフェイス26は、モータと同様、回転式の回路基板18及び台座ユニット22内の非回転式の回路基板に統合することができる。
台座ユニット22内には制御及び評価ユニット28がある。あるいは、制御及び評価ユニット28を走査ユニット20又は走査モジュール100の部品上に実装したり、その機能を異なる場所にある複数の部品に分配したりしてもよい。制御及び評価ユニット28は発光器104を制御し、各時点における受光器116の受光信号を受け取って更に評価する。また、同ユニットは駆動部24を制御し、レーザスキャナに関して公知である角度測定ユニット(図示せず)の信号を受け取る。角度測定ユニットは各時点における走査ユニット20の角度位置を特定する。
前記評価のため、好ましくは、検知された物体110までの距離が公知の光伝播時間法で測定される。これを角度測定ユニットから得られる角度位置に関する情報と合わせれば、走査平面14内にある全ての対象点の2次元極座標が各走査周期の完了毎に角度と距離で以て利用可能となる。仰角の異なる複数の走査モジュール100の多数の走査平面14を通じて、全体で3次元的な空間領域が走査される。
これにより物体の位置又は輪郭が分かり、それをセンサインターフェイス30経由で出力することができる。センサインターフェイス30又は別の接続部(図示せず)は逆にパラメータ設定用インターフェイスとして機能する。また、センサ10は危険の発生源(例えば危険な機械)を監視するための安全技術に用いられる安全センサとして構成することもできる。その場合、機械の稼働中に操作者の進入を許してはならない防護区域が監視される。操作者の脚等の防護区域への許可なき侵入を認識すると、センサ10は機械の緊急停止を発動する。安全技術に用いられるセンサ10は特に高い信頼性で作動しなければならないため、例えば機械の安全に関する規格EN13849や非接触型防護装置(beruehrungslos wirkende Schutzeinrichtungen: BWS)に関する機器規格EN61496といった高い安全要求を満たさなければならない。その場合、防護区域への物体の侵入時に安全確保用の電源停止信号を出力するために、特にセンサインターフェイス30を安全な出力インターフェイス(Output Signal Switching Device: OSSD)として構成することができる。
図5は、図4に示したセンサ10の実施形態の下部構造群を分解図で概略的に示している。詳しく言うと、左側は3次元図、右側は断面図である。
帽子状カバー又は前面パネル32はセンサ10の内部を保護するものであり、走査平面14の具体的な構成とは関係がない。材料の選択によっては前面パネル32が外部光低減用の光学的フィルタとして作用することもできる。
受光ミラー環124は傾いた受光ミラー124aを用いて個々の走査モジュール100の仰角又は検出方向を規定する。この図ではミラー環という概念も理解できる。全ての受光ミラー124aのためのこのような共通の保持体は特に有利であるが、走査モジュール100毎又は走査モジュール100のグループ毎に受光ミラー124a用の保持体を設けることも可能である。
発光ミラー環122の発光ミラー122aはそれに属する受光路に合わせて向きが調整されている。従って、各走査モジュール100は特定の仰角で走査平面14を捕らえる。ここでも、発光ミラー環122の代わりに多数の個別の保持体を用いてもよい。
発光器104及び受光器116に対して光学素子を所定の距離に保持するため、そして発光路と受光路を互いに遮蔽するために、各走査モジュール100には発光鏡胴118を有する発光光学系106と受光鏡胴120を持つ受光光学系114から成る光学系装置が属している。この光学系装置は標準化された突出部グループとして実現することが好ましい。
回転式の回路基板18には発光器104と受光器116が直接又はモジュール回路基板102を介して固定され、電気的に接触した状態にある。その配置又は装着は、その上の光学系装置に填まり且つ回転式の回路基板18上でそれを固定できる所定の場所及び距離で行われる。これらが光学系装置と一緒になることで、作動可能な光センサ、特に光伝播時間法による距離センサが形成される。
基部のケーシングとして機能する台座ユニット24には制御及び評価ユニット28、駆動部24(回転式の回路基板18に統合されていない場合)、並びに、下部構造群の相互の機械的に頑強な位置決めを保証する軸受け及びホルダが収納されている。
走査平面14の確定に用いるスキャン位置パラメータ、即ち画角と角度間隔は、仰角により、そして結局は発光ミラー環122と受光ミラー環124により決まる。走査平面の構成を特定の用途に適合させるには発光ミラー122a及び受光ミラー124aの傾き角を変えるだけでよい。他の下部構造群には手を加えなくてもよい。
図6は走査モジュール100の別の実施形態の断面図である。図2の走査モジュールと違い、ここではミラー環122、124及びミラー122a、124aが設けられていない。その他の要素には同じ符号が付されているため再度の説明は行わない。発光鏡胴118乃至は受光鏡胴120による遮蔽とチャンネルの分離はこの例でも補足的に行うことが可能である。
ミラー122a、124aによる方向転換の代わりに、図6の実施形態では、回転式の回路基板18の可動式の部分又は曲げ可能な部分18aに発光器104と受光器116を収納することにより仰角が調整される。前記部分は回路基板舌状部と呼ぶこともできる。この可動式の部分18aは、発射光線108と反射光線112が所望の仰角で発射及び受光されるように傾けられた後、固定される。これによっても、様々な仰角を持つ走査平面14の構成を実現できる。なお、図6に示した傾いた曲げ可能な部分18aを発光ミラー122a及び受光ミラー124aと組み合わせることもできる。同軸型の変形版も同様に考えられる。
図7は図6に示した走査モジュール100を有するセンサ10の断面図である。センサ10については図4を参照して、また走査モジュール100については図6を参照して既に説明した。
図8は図7のレーザスキャナの下部構造群を概略的な3次元分解図で示している。中央において、所望の仰角を達成するために、傾いた部分18aが回路基板舌状部として様々な幅で内側へ折り曲げられている又は折り畳まれている様子がよく分かる。任意選択の追加的な要素として、走査モジュール100同士を互いに遮蔽する分割環34が設けられている。この機能は、図4に示した別の実施形態ではミラー環122、124が既に担っている。分割環34は傾斜面を有している。この傾斜面は、可動式の部分18aが該面上で安定的に保持されることで所望の仰角が確定するように、適切に傾けられている。

Claims (15)

  1. 監視領域(12)内の物体(110)を検出するための光電センサ(10)、特にレーザスキャナであって、前記監視領域(12)を周期的に走査するため及び適宜の受光信号を生成するために内部に複数の走査モジュール(100)を収納した、回転軸(16)を中心として運動可能な走査ユニット(20)と、前記受光信号から前記物体(110)に関する情報を取得するための制御及び評価ユニット(28)とを備え、前記走査モジュール(100)がそれぞれ、光線(108)を送出するための発光器(104)と、前記物体(110)により反射された光線(112)から各時点での受光信号を生成するための受光器(116)とを含むセンサ(10)において、
    各走査モジュール(100)によりそれぞれ捕らえられる走査平面(14)の仰角を前記回転軸(16)に垂直な中心の走査平面(14a)を基準として調整するために、各走査モジュール(100)に前記仰角を変化させる傾きを持つミラー要素(122a、124a)がそれぞれ割り当てられていること、及び/又は、各走査モジュール(100)が前記走査ユニット(20)のベース板(18)のうち傾きを変更できる可変部分(18a)上に配置されていることを特徴とするセンサ(10)。
  2. 前記走査モジュール(100)が互いに同じ構造であることを特徴とする請求項1に記載のセンサ(10)。
  3. 前記走査モジュール(100)が前記回転軸(16)を中心として円周方向に互いにずれて配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ(10)。
  4. 前記ミラー要素(122a、124a)がリング状のミラー環(122、124)の表面に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセンサ(10)。
  5. 前記ミラー環(122、124)が前記走査モジュール(100)の光線(108、112)を互いに分ける角度分割部を備えていることを特徴とする請求項4に記載のセンサ(10)。
  6. 前記走査モジュール(100)が二軸型の構造であり、該走査モジュール(100)毎に発光ミラー要素(122a)と受光ミラー要素(124a)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のセンサ(10)。
  7. 前記発光ミラー要素(122a)がリング状の発光ミラー環(122)の表面に配置され、前記受光ミラー要素(124a)がリング状の受光ミラー環(124)の表面に配置されていることを特徴とする請求項6に記載のセンサ(10)。
  8. 前記走査ユニット(20)のベース板が回転式の回路基板(18)であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のセンサ(10)。
  9. 前記走査モジュール(100)が前記回転式の回路基板(18)上にリング状に装着されていることを特徴とする請求項8に記載のセンサ(10)。
  10. 前記回転式の回路基板(18)が前記傾きを変更できる可変部分を備えていることを特徴とする請求項8又は9に記載のセンサ(10)。
  11. 前記回路基板(18)の上方に前記走査モジュール(100)の光線(108、112)を互いに分ける角度分割部を備えるリング状の分割環(34)が配置されており、特に該分割環(34)の形状が、前記可変部分(18a)が該分割環による造形によって定まる傾きで固定されるような形状であることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載のセンサ(10)。
  12. 2個から10個の走査モジュール(100)を備えていること、及び/又は、前記走査モジュール(100)の仰角が−30度と+30度の間で調整可能であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のセンサ(10)。
  13. 各走査モジュール(100)が発光器(104)と受光器(116)を正確に1つずつ備えていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のセンサ(10)。
  14. 前記制御及び走査ユニット(28)が前記光線(108)の送出から前記反射光線(112)の受光までの光伝播時間から前記物体(110)の距離を特定するように構成されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のセンサ(10)。
  15. 内部に複数の走査モジュール(100)を収納した、回転軸(16)を中心として運動可能な走査ユニット(20)を用いて周期的に走査される監視領域(12)内の物体を検出する方法であって、前記走査モジュール(100)がそれぞれ光線(108)を送出し、前記物体(110)の表面で反射されて戻ってくる反射光線(112)を再び受光してそれぞれの受光信号を生成し、前記受光信号が前記物体(110)に関する情報を得るために評価される方法において、
    各走査モジュール(100)により捕らえられる走査平面(14)の仰角を前記回転軸(16)に垂直な中心の走査平面(14a)を基準として調整する工程が、各走査モジュール(100)に割り当てられたミラー要素(122a、124a)、及び/又は、前記走査ユニット(20)のベース板(18)のうち傾きを変更できる可変部分であってその上にそれぞれ1つの走査モジュール(100)が配置された可変部分(18a)を、前記仰角に応じて傾けることによって行われることを特徴とする方法。
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