JP2019190388A - ラジエータガイド - Google Patents

ラジエータガイド Download PDF

Info

Publication number
JP2019190388A
JP2019190388A JP2018084917A JP2018084917A JP2019190388A JP 2019190388 A JP2019190388 A JP 2019190388A JP 2018084917 A JP2018084917 A JP 2018084917A JP 2018084917 A JP2018084917 A JP 2018084917A JP 2019190388 A JP2019190388 A JP 2019190388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
vehicle
guide
radiator guide
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018084917A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7143622B2 (ja
Inventor
聖統 清松
Masato KIYOMATSU
聖統 清松
健治 大隅
Kenji Osumi
健治 大隅
学 福山
Manabu Fukuyama
学 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2018084917A priority Critical patent/JP7143622B2/ja
Publication of JP2019190388A publication Critical patent/JP2019190388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7143622B2 publication Critical patent/JP7143622B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】ラジエータガイドにおいて、脱着時における作業性を向上させ、かつ強度を向上させる。【解決手段】ラジエータガイド5は、車両のラジエータ2と、ラジエータ2に空気を流すためのファン4のファンカバー42との間に設けられたラジエータガイド5であって、車両の車幅方向における左側に設けられており、かつ下部に車両の前後方向において延伸する左合わせ面541を有する左ラジエータガイド54と、車両の車幅方向における右側に設けられており、左ラジエータガイド54の車両の車幅方向における右端に接続されており、かつ下部に車両の前後方向において延伸する左合わせ面541と接する右合わせ面551を有する右ラジエータガイド55と、左合わせ面541及び右合わせ面551を結合する結合手段6と、を有する。【選択図】図6

Description

本開示は、車両のラジエータに設けられているラジエータガイドに関する。
従来、車両には、ラジエータガイドが設けられている。特許文献1には、ラジエータ、冷却ファン、エンジン、及び冷却ファンを囲んで設けられており、かつラジエータの後側に固着されているシュラウドが設けられている構造が開示されている。
実開昭60−5925号公報
ラジエータガイドの脱着時においては、作業性が高い方が望ましい。例えば、一体成形のラジエータガイドが、ラジエータに取付けられている構造の場合、ラジエータガイドの脱着の際に、車両のフレーム又は部品等を取外しする必要が生じることがあるため、ラジエータガイドの脱着の作業性が悪くなってしまうという問題が生じていた。作業性を向上させるために、分割して形成されたラジエータガイドを用いることも考えられる。しかしながら、ラジエータガイドが分割して形成された構造である場合、ラジエータガイドの接合部分が外れやすいという問題が生じることが判明した。
そこで、本開示はこれらの点に鑑みてなされたものであり、脱着時における作業性が向上し、かつ強度が向上するラジエータガイドを提供することを目的とする。
本開示の第1の態様においては、車両のラジエータと、前記ラジエータに空気を流すためのファンのファンカバーとの間に設けられたラジエータガイドであって、前記車両の車幅方向における左側に設けられており、かつ下部に前記車両の前後方向において延伸する左合わせ面を有する左ラジエータガイドと、前記車両の車幅方向における右側に設けられており、前記左ラジエータガイドの前記車両の車幅方向における右端に接続されており、かつ下部に前記車両の前後方向において延伸する前記左合わせ面と接する右合わせ面を有する右ラジエータガイドと、前記左合わせ面及び前記右合わせ面を結合する結合手段と、を有することを特徴とするラジエータガイドを提供する。
また、前記左合わせ面には、第1の穴が形成されており、前記右合わせ面には、第2の穴が形成されており、前記結合手段は、ボルト及びナットを有し、前記左合わせ面と前記右合わせ面は、前記第1の穴及び前記第2の穴に前記ボルトが挿入されており、前記ボルトと前記ナットが締結されていてもよい。
また、前記ラジエータガイドの前記車両の高さ方向における底部は、前記車両の前後方向において前方から後方に向かうにつれて前記車両の高さ方向における上方から下方に向かって傾斜する平面部又は湾曲して前記前後方向に延在する湾曲部を有しており、前記左合わせ面及び前記右合わせ面は、前記平面部又は前記湾曲部の前面に設けられていてもよい。
また、前記左ラジエータガイドは、前記底部から下方に延伸し、かつ前記左合わせ面の前端と接続されている左リブをさらに有し、前記右ラジエータガイドは、前記底部から下方に延伸し、かつ前記右合わせ面の前端と接続されている右リブをさらに有していてもよい。
また、前記ラジエータガイドの前端は、前記ラジエータの後端に固定されていてもよい。また、前記ラジエータガイドの後端は、前記ラジエータガイドの前記車両の前後方向における後方に設けられており、かつ前記ラジエータに空気を流すための前記ファンのファンカバーの前端に固定されていてもよい。
本開示によれば、ラジエータガイドにおいて、脱着時における作業性が向上し、かつ強度が向上するという効果を奏する。
本実施形態に係るラジエータガイドが車両に設けられている状態を示す。 本実施形態に係るラジエータガイドがラジエータ及びファンカバーの間に設けられている状態を示す。 本実施形態に係るラジエータガイドを車両の前後方向における後方側から見た構造を示す。 本実施形態に係るラジエータガイドを車両の前後方向における前方側から見た構造を示す。 本実施形態に係るラジエータガイドにおける下部付近の拡大図である。 左合わせ面付近の拡大図である。 右合わせ面付近の拡大図である。 結合手段が設けられていない状態における左合わせ面付近の拡大図である。 底部付近の拡大図である。 ファン本体を脱着する際における各部品を脱着する手順を示す。
<本実施形態>
[ラジエータガイド5の周辺構成]
図1は、本実施形態に係るラジエータガイド5が車両に設けられている状態を示す図である。図2は、本実施形態に係るラジエータガイド5がラジエータ2及びファンカバー42の間に設けられている状態を示す図である。図3は、本実施形態に係るラジエータガイド5を車両の前後方向における後方側から見た構造を示す図である。図4は、本実施形態に係るラジエータガイド5を車両の前後方向における前方側から見た構造を示す図である。図5は、本実施形態に係るラジエータガイド5における下部付近の拡大図である。
車両は、エンジン1、ラジエータ2、インタークーラ3、ファン4、ラジエータガイド5、及び結合手段6を有する。エンジン1は、車両を駆動するための動力を発生する。エンジン1は、例えばガソリンエンジン又はディーゼルエンジンである。エンジン1は、燃料(例えば、ガソリン又は軽油)及び空気を供給して燃焼させることで動力を発生すると共に排気ガスを生じる。エンジン1は、車両の前後方向において、ファン4の後方に設けられている。
ラジエータ2は、エンジン1を冷却する熱搬送媒体を冷却する。熱搬送媒体は、エンジン1を冷却する冷却水である。熱搬送媒体は、ラジエータ2とエンジン1との間で循環している。ラジエータ2は、エンジン1を流れることで加熱された熱搬送媒体を冷却する。
ラジエータ2は、車両の前後方向における前面に冷却用の空気(例えば、走行風又はファン4によって流れる空気)を流入させる空気流入口を有し、ラジエータ2の後面に当該冷却用の空気を流出させる空気流出口を有する。ラジエータ2は、車両の前後方向における前方から流入した空気(例えば、走行風又はファン4によって流れる空気)と、エンジン1から流出した加熱された熱搬送媒体とを熱交換することで、加熱された熱搬送媒体を冷却する。ラジエータ2で冷却された熱搬送媒体は、エンジン1に流入する。また、ラジエータ2から流出する空気は、ラジエータ2においてエンジン1から流出した熱搬送媒体の熱を奪うことで、ラジエータ2に流入する空気に比べて、温度が上昇する。ラジエータ2は、車両の前後方向において、ファン4の前方、かつインタークーラ3の後方に設けられている。
インタークーラ3は、過給機(例えばターボチャージャ)で圧縮することにより温度が上昇した空気を冷却するための装置である。過給機は、エンジン1の排気ガスを利用してエンジン1に供給する空気の圧力、すなわち密度を高める装置である。インタークーラ3は、車両の前後方向において、ラジエータ2の前方に設けられている。
インタークーラ3は、車両の前後方向における前面に冷却用の空気(例えば、走行風又はファン4によって流れる空気)を流入させる空気流入口を有し、インタークーラ3の後面に当該冷却用の空気を流出させる空気流出口を有する。インタークーラ3は、車両の前後方向における前方から流入した空気(例えば、走行風又はファン4によって流れる空気)と、過給機から流れてきた温度が上昇した空気とを熱交換することで、過給機から流れてきた温度が上昇した空気を冷却する。インタークーラ3から流出する空気は、インタークーラ3において過給機から流れてきた空気の熱を奪うことで、インタークーラ3に流入する空気に比べて、温度が上昇する。
ファン4は、空気を流す送風機である。ファン4は、例えば電動ファンであり、斜流ファンである。ファン4は、ファン本体41、及びファンカバー42を有している。ファン本体41は、例えば、回転軸と回転軸の外側面に設けられている複数の羽根を有し、回転軸が回転して複数の羽根が移動することで空気を流す。ファン本体41は、ファンカバー42の内側に収容されている。ファンカバー42は、ファン本体41を内側に収容するカバーである。ファンカバー42は、例えば略円筒形状であり、ファン本体41の外側に設けられている。
ファンカバー42は、流入口421及び流出口422を有する。流入口421は、ファンカバー42の内側に空気が流入する開口であり、ファンカバー42の車両の前後方向における前方側に形成されている。流出口422は、ファンカバー42の内側に流入した空気が流出する開口であり、ファンカバー42の車両の前後方向における後方側に形成されている。ファン4は、ファン本体41が作動することで、流入口421からファンカバー42の内側に空気を流入させて、流出口422から空気を流出させる。
ファン4は、車両の前後方向におけるラジエータ2の後方、かつエンジン1の前方に設けられている。ファン4は、ファン本体41が作動することで、車両の前後方向における前方から後方に向かって空気を流す。車両は、例えば、低速高負荷運転時、又は停車中における外気温が非常に高い場合は、走行風では、エンジン1を冷却する冷却能力が不十分な場合がある。走行風は、例えば、車両が前方に走行しているときに生じる、車両の前後方向における前方から後方に向かう空気の流れである。
ファン4は、強制的に空気を流すことで、ラジエータ2及びインタークーラ3の冷却能力を向上させることができる。また、ファン4は、ファン4の後方に設けられているエンジン1に空気を流すことで、エンジン1を冷却することもできる。ファン4は、例えばエンジン1に軸を介して連結されており、エンジン1から動力を受けて回転駆動される構造であってもよい。
[ラジエータガイド5の構造]
図6は、左合わせ面541付近の拡大図である。図7は、右合わせ面551付近の拡大図である。図8は、結合手段6が設けられていない状態における左合わせ面541付近の拡大図である。図9は、底部53付近の拡大図である。
ラジエータガイド5は、ラジエータ2から流出した空気をファン4に向かって流す機能を有する。ラジエータガイド5は、ラジエータ2とラジエータ2に空気を流すためのファン4のファンカバー42との間に設けられている。車両は、ラジエータガイド5を有することで、例えば、ファン4が作動しているとき、ラジエータ2に流入させる空気の流量を増加させることができる。
ラジエータガイド5は、流入口51、流出口52、及び底部53を有する。流入口51は、ラジエータガイド5の内側に空気が流入する開口であり、ラジエータガイド5の前方側に形成されている。流出口52は、ラジエータガイド5の内側に流入した空気が、ラジエータガイド5の内側から流出する開口であり、ラジエータガイド5の後方側に形成されている。
底部53は、ラジエータガイド5の車両の高さ方向における底面を形成する部分である。底部53は、例えば、車両の前後方向において前方から後方に向かうにつれて車両の高さ方向における上方から下方に向かって傾斜する平面部又は湾曲して車両の前後方向に延在する湾曲部を有している。
ラジエータガイド5は、分割して形成されている。具体的には、ラジエータガイド5は、左ラジエータガイド54、及び右ラジエータガイド55を有する。左ラジエータガイド54は、車両の車幅方向における左側に設けられている。右ラジエータガイド55は、車両の車幅方向における右側に設けられており、左ラジエータガイド54の車両の車幅方向における右端に接続されている。
流入口51は、左流入口511及び右流入口512が結合することで形成されている。左流入口511は、左ラジエータガイド54に形成されている。右流入口512は、右ラジエータガイド55に形成されている。左ラジエータガイド54及び右ラジエータガイド55が結合することで、左流入口511及び右流入口512が結合して流入口51が形成されている。
流出口52は、左流出口521及び右流出口522が結合することで形成されている。左流出口521は、左ラジエータガイド54に形成されている。右流出口522は、右ラジエータガイド55に形成されている。左ラジエータガイド54及び右ラジエータガイド55が結合することで、左流出口521及び右流出口522が結合して流出口52が形成されている。
底部53は、左底部531及び右底部532が結合することで形成されている。左底部531は、左ラジエータガイド54に形成されている底部である。右底部532は、右ラジエータガイド55に形成されている底部である。左ラジエータガイド54及び右ラジエータガイド55が結合することで、左底部531及び右底部532が結合して底部53が形成されている。
左ラジエータガイド54は、左合わせ面541、及び左リブ543を有する。左合わせ面541は、左ラジエータガイド54の下部に車両の前後方向において延伸する。左合わせ面541は、底部53の平面部又は湾曲部の前面に設けられている。左合わせ面541は、左ラジエータガイド54の左底部531の下面に、例えば、左底部531と直交して設けられている。左合わせ面541には、第1の穴542が形成されている。第1の穴542は、結合手段6のボルト61が挿入される穴である。
左リブ543は、ラジエータガイド5の底部53から下方に延伸し、かつ左合わせ面541の前端と接続されている。左リブ543は、左ラジエータガイド54の左底部531から下方に延伸し、かつ左合わせ面541の前端と接続されている。左リブ543は、例えば、車両の高さ方向及び車両の車幅方向において延在しており、左合わせ面541と直交している。
右ラジエータガイド55は、右合わせ面551、及び右リブ553を有する。右合わせ面551は、右ラジエータガイド55の下部に車両の前後方向において延伸する。右合わせ面551は、底部53の平面部又は湾曲部の前面に設けられている。右合わせ面551は、左合わせ面541と接する。具体的には、右合わせ面551の車両の車幅方向における左側の面は、左合わせ面541の車両の車幅方向における右側の面と接する。右合わせ面551は、右ラジエータガイド55の右底部532の下面に、例えば、右底部532と直交して設けられている。右合わせ面551には、第2の穴552が形成されている。第2の穴552は、結合手段6のボルト61が挿入される穴である。
右リブ553は、ラジエータガイド5の底部53から下方に延伸し、かつ右合わせ面551の前端と接続されている。右リブ553は、右ラジエータガイド55の右底部532から下方に延伸し、かつ右合わせ面551の前端と接続されている。右リブ553は、例えば、車両の高さ方向及び車両の車幅方向において延在しており、右合わせ面551と直交している。
左合わせ面541及び右合わせ面551は、例えば結合手段に6によって結合されている。結合手段6は、左合わせ面541及び右合わせ面551を結合する。結合手段6は、ボルト61、及びナット62を有する。ボルト61は、雄ねじ部が形成されている。ナット62は、雌ねじ部が形成されている。ナット62は、例えばクリップナットである。左合わせ面541及び右合わせ面551は、例えば、ボルト61を、左合わせ面541の第1の穴542及び右合わせ面551の第2の穴552に挿入して、当該挿入したボルト61とナット62を締結することで結合されている。結合手段6は、例えばボルト61及びナット62であるとしたが、結合手段6は、左合わせ面541及び右合わせ面551を結合する機能を有していればよく、これに限定されない。
ラジエータガイド5は、左合わせ面541及び右合わせ面551を有し、左合わせ面541及び右合わせ面551が結合手段6によって結合されていることで、左ラジエータガイド54と右ラジエータガイド55の結合強度が向上する。ラジエータガイド5は、ラジエータガイド5の下部に、左合わせ面541及び右合わせ面551が結合手段6によって結合されている構造を有することで、特に、ラジエータガイド5の下部付近における結合強度が向上する。
車両は、例えば、渡渉時又は降雨時に走行しているときには、図1に示すように、水がラジエータガイド5の底部53に前方又は下方から衝突する。ラジエータガイド5は、左合わせ面541及び右合わせ面551を有し、左合わせ面541及び右合わせ面551が結合手段6によって結合されていることで、例えば水がラジエータガイド5の底部53に衝突することでラジエータガイド5の下部分の接合部分が外れたり、壊れたりしづらくなる。
また、ラジエータガイド5は、左リブ543及び右リブ553を有することで、ラジエータガイド5の下部分の接合部分の接合強度がさらに向上する。
また、ラジエータガイド5の上部分の接合部分は、例えばクリップによって結合されている。具体的には、左ラジエータガイド54の上部分と、右ラジエータガイド55の上部分には、それぞれ、車両の前後方向において重なっている領域が設けられている。左ラジエータガイド54の当該領域に形成されている穴と、右ラジエータガイド55の当該領域に形成されている穴とに、車両の前後方向における後方側から前方側に向かって、例えばクリップを圧入することで、左ラジエータガイド54の上部分と右ラジエータガイド55の上部分は結合されている。
ラジエータガイド5の前端は、ラジエータ2の後端に固定されている。また、ラジエータガイド5の後端は、ラジエータガイド5の車両の前後方向における後方に設けられており、かつラジエータ2に空気を流すためのファン4のファンカバー42の前端に固定されている。ラジエータガイド5は、第1固定部56、及び第2固定部57を有する。第1固定部56は、ラジエータガイド5をラジエータ2に固定するための固定部である。第1固定部56は、例えばラジエータガイド5の車両の前後方向における前端に設けられている。第1固定部56は、例えば複数の固定部561、複数の穴562、及び複数の固定部563を有する。
複数の固定部561は、例えばラジエータガイド5の前端の上部に設けられている穴が形成されている複数の突起部である。複数の固定部561は、当該穴及びラジエータ2に形成されている穴に例えば樹脂クリップを挿入することで、ラジエータ2と結合される。複数の穴562は、ラジエータガイド5の前端の車両の車幅方向における縁付近に車両の高さ方向において隣接して形成されている。ラジエータガイド5は、複数の穴562及びラジエータ2に形成されている穴に、例えばボルトを挿入して締め付けることで、ラジエータ2と結合される。複数の固定部563は、例えばラジエータガイド5の前端の下部に形成されている凸状の嵌合部である。複数の固定部563は、当該凸状の嵌合部がラジエータ2に形成されている凹部に嵌合することでラジエータ2に結合される。
第2固定部57は、ファンカバー42をラジエータガイド5に固定するための固定部である。第2固定部57は、例えばラジエータガイド5の車両の前後方向における後端に設けられている。第2固定部57は、例えば複数の固定部571を有する。ラジエータガイド5の後方側には、例えば略円筒状の円筒部が形成されており、当該円筒部の外周面には、溝が形成されている。また、複数の固定部571は、例えば当該円筒部の車両の前後方向における後端の下部に設けられている。ファンカバー42は、例えばファンカバー42の車両の前後方向における前端を当該溝及び複数の固定部571に係合することでラジエータガイド5の後端に固定される。
[ファン本体41脱着時の手順]
図10は、ファン本体41を脱着する際における各部品を脱着する手順を示す図である。図10(a)は、各部品が取付けられている状態を示す図である。図10(b)は、アンダーメンバ8が取外された状態を示す図である。図10(c)は、アンダーメンバ8及びファンカバー42が取外された状態を示す図である。図10(d)は、アンダーメンバ8、ファンカバー42、及び左ラジエータガイド54が取外された状態を示す図である。図10(e)は、アンダーメンバ8、ファンカバー42、左ラジエータガイド54、及び右ラジエータガイド55が取外された状態を示す図である。
車両は、サイドメンバ7、及びアンダーメンバ8を有する。サイドメンバ7は、車両の前後方向において延伸する部材である。車両は、例えば車両の前後方向において平行に延伸する2本のサイドメンバ7を有する。アンダーメンバ8は、車両の車幅方向において延伸する部材である。アンダーメンバ8は、例えばサイドメンバ7の車両の前後方向における前方付近にフレームを介して固定されている。
例えば、ファン本体41を車両から取外す場合には、次のようにして各部品を取外す。まず、アンダーメンバ8を取外す(図10(a))。次に、ファンカバー42を取外す(図10(b))。そして、左ラジエータガイド54を取外す(図10(c))。そして、右ラジエータガイド55を取外す(図10(d))。そして、ファン本体41を取外す(図10(e))。
一方、各部品を車両に取付ける場合には、ファン本体41を車両から取外す場合と逆の順に、各部品を取付ける。具体的には、ファン本体41を取付ける(図10(e))。次に、右ラジエータガイド55を取付ける(図10(d))。そして、左ラジエータガイド54を取付ける(図10(c))。そして、ファンカバー42を取付ける(図10(b))。そして、アンダーメンバ8を取付ける(図10(a))。このようにして、各部品が車両に取付けられる。
ラジエータガイド5が分割されていることで、すなわち、ラジエータガイド5が左ラジエータガイド54及び右ラジエータガイド55を有することで、例えば車両にファン本体41を着脱する際に、作業性が向上する。具体的には、例えば、ラジエータガイド5が一体で形成されている場合には、ラジエータガイド5をラジエータ2に着脱する際に、車両のフレーム又はラジエータ2に接続されているホース等の各部品が妨げになったり、ラジエータ2に接続されているホース等の各部品を取外す必要があったりした。
しかし、ラジエータガイド5が、このように左ラジエータガイド54及び右ラジエータガイド55を有して分割されて形成されていることで、ラジエータガイド5をラジエータ2に着脱する際に、車両のフレーム又は車両の各部品が妨げになったり、ラジエータ2の各部品を取外したりする必要がなくなる。この結果、ラジエータガイド5の脱着時における作業性が向上する。
[本実施形態に係るラジエータガイド5による効果]
本実施形態に係るラジエータガイド5は、車両のラジエータ2と、ラジエータ2に空気を流すためのファン4のファンカバー42との間に設けられたラジエータガイド5であって、車両の車幅方向における左側に設けられており、かつ下部に車両の前後方向において延伸する左合わせ面541を有する左ラジエータガイド54と、車両の車幅方向における右側に設けられており、左ラジエータガイド54の車両の車幅方向における右端に接続されており、かつ下部に車両の前後方向において延伸する左合わせ面541と接する右合わせ面551を有する右ラジエータガイド55と、左合わせ面541及び右合わせ面551を結合する結合手段6と、を有する。
本実施形態に係るラジエータガイド5は、車両の車幅方向における左側に設けられており、かつ下部に車両の前後方向において延伸する左合わせ面541を有する左ラジエータガイド54と、車両の車幅方向における右側に設けられており、左ラジエータガイド54の車両の車幅方向における右端に接続されており、かつ下部に車両の前後方向において延伸する左合わせ面541と接する右合わせ面551を有する右ラジエータガイド55と、左合わせ面541及び右合わせ面551を結合する結合手段6と、を有する。よって、ラジエータガイド5は、脱着時における作業性が向上し、かつ強度が向上する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1・・・エンジン
2・・・ラジエータ
3・・・インタークーラ
4・・・ファン
41・・・ファン本体
42・・・ファンカバー
421・・・流入口
422・・・流出口
5・・・ラジエータガイド
51・・・流入口
511・・・左流入口
512・・・右流入口
52・・・流出口
521・・・左流出口
522・・・右流出口
53・・・底部
531・・・左底部
532・・・右底部
54・・・左ラジエータガイド
541・・・左合わせ面
542・・・第1の穴
543・・・左リブ
55・・・右ラジエータガイド
551・・・右合わせ面
552・・・第2の穴
553・・・右リブ
56・・・第1固定部
561・・・固定部
562・・・穴
563・・・固定部
57・・・第2固定部
571・・・固定部
6・・・結合手段
61・・・ボルト
62・・・ナット
7・・・サイドメンバ
8・・・アンダーメンバ

Claims (6)

  1. 車両のラジエータと、前記ラジエータに空気を流すためのファンのファンカバーとの間に設けられたラジエータガイドであって、
    前記車両の車幅方向における左側に設けられており、かつ下部に前記車両の前後方向において延伸する左合わせ面を有する左ラジエータガイドと、
    前記車両の車幅方向における右側に設けられており、前記左ラジエータガイドの前記車両の車幅方向における右端に接続されており、かつ下部に前記車両の前後方向において延伸する前記左合わせ面と接する右合わせ面を有する右ラジエータガイドと、
    前記左合わせ面及び前記右合わせ面を結合する結合手段と、
    を有することを特徴とするラジエータガイド。
  2. 前記左合わせ面には、第1の穴が形成されており、
    前記右合わせ面には、第2の穴が形成されており、
    前記結合手段は、ボルト及びナットを有し、
    前記左合わせ面と前記右合わせ面は、前記第1の穴及び前記第2の穴に前記ボルトが挿入されており、前記ボルトと前記ナットが締結されていることを特徴とする、
    請求項1に記載のラジエータガイド。
  3. 前記ラジエータガイドの前記車両の高さ方向における底部は、前記車両の前後方向において前方から後方に向かうにつれて前記車両の高さ方向における上方から下方に向かって傾斜する平面部又は湾曲して前記前後方向に延在する湾曲部を有しており、
    前記左合わせ面及び前記右合わせ面は、前記平面部又は前記湾曲部の前面に設けられていることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のラジエータガイド。
  4. 前記左ラジエータガイドは、前記底部から下方に延伸し、かつ前記左合わせ面の前端と接続されている左リブをさらに有し、
    前記右ラジエータガイドは、前記底部から下方に延伸し、かつ前記右合わせ面の前端と接続されている右リブをさらに有することを特徴とする、
    請求項3に記載のラジエータガイド。
  5. 前記ラジエータガイドの前端は、前記ラジエータの後端に固定されていることを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のラジエータガイド。
  6. 前記ラジエータガイドの後端は、前記ラジエータガイドの前記車両の前後方向における後方に設けられており、かつ前記ラジエータに空気を流すための前記ファンのファンカバーの前端に固定されていることを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のラジエータガイド。
JP2018084917A 2018-04-26 2018-04-26 ラジエータガイド Active JP7143622B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018084917A JP7143622B2 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 ラジエータガイド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018084917A JP7143622B2 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 ラジエータガイド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019190388A true JP2019190388A (ja) 2019-10-31
JP7143622B2 JP7143622B2 (ja) 2022-09-29

Family

ID=68389625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018084917A Active JP7143622B2 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 ラジエータガイド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7143622B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020051306A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 東京ラヂエーター製造株式会社 ファンガイド

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7513480B2 (ja) * 2020-09-30 2024-07-09 ヤンマーホールディングス株式会社 ディーゼルエンジン

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123619U (ja) * 1979-02-23 1980-09-02
JP2001207848A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Komatsu Ltd 冷却ファンのシュラウドの構造
JP2002371850A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Hino Motors Ltd ファンシュラウド
KR20100021688A (ko) * 2008-08-18 2010-02-26 현대자동차주식회사 자동차의 라디에이터 쿨링팬 조립체

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123619U (ja) * 1979-02-23 1980-09-02
JP2001207848A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Komatsu Ltd 冷却ファンのシュラウドの構造
JP2002371850A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Hino Motors Ltd ファンシュラウド
KR20100021688A (ko) * 2008-08-18 2010-02-26 현대자동차주식회사 자동차의 라디에이터 쿨링팬 조립체

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020051306A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 東京ラヂエーター製造株式会社 ファンガイド

Also Published As

Publication number Publication date
JP7143622B2 (ja) 2022-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7654357B2 (en) Radiator coil mounted on a motorcycle
US20080236518A1 (en) Mechanical fan sub-shroud attachment feature, molded plastic snap feature
JP6509277B2 (ja) 車両用熱交換装置
US20060137628A1 (en) Engine-driven vehicle cooling device
JP2019190388A (ja) ラジエータガイド
JP6082499B1 (ja) 冷却装置および建設機械
JP6526741B2 (ja) 車両の吸気構造
JP4892020B2 (ja) 内燃機関における冷却水通路装置
US8857415B2 (en) Charge air cooler
US10766354B2 (en) Vehicle having cooling arrangement disposed below floor surface
KR100844506B1 (ko) 자동차 인터쿨러의 모듈화 장착구조
JP2012241627A (ja) インタークーラ
JP2008267325A (ja) 車両用インタークーラの配管構造
JP2006327311A (ja) ターボチャージャ付エンジンの吸気構造
JP2007216748A (ja) 車両用エアガイド
JP4475384B2 (ja) 自動車の冷却風導入構造
CN209925078U (zh) 一种摩托车发动机的水冷结构
JP2018103801A (ja) ラジエタファンシュラウド構造
JP2005061343A (ja) 車両の冷却装置
JP5366568B2 (ja) 車両水冷構造
CN208069564U (zh) 汽车发动机舱底护板和混合动力汽车
CN212751966U (zh) 一种增压器电机支撑座结构
KR20130102165A (ko) 차량용 열교환기 결합구조
CN220465231U (zh) 乘用车中冷器中冷管路的安装结构
US20220397083A1 (en) Engine intake structure for vehicles

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7143622

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150