JP2019189044A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内の空調状況によらずヒータコアを介してエンジンを冷却することができる車両用空調装置を提供する。【解決手段】車両用空調装置10は、車室18の内部で空調される空調空気15が流通する空調風路12と、空調空気15を冷却する冷却器13と、ヒータコア14を冷却する冷却空気16が流通する冷却風路17と、を具備する。車両用空調装置10は、更に、車室18の空調状況に応じて、空調風路12を少なくとも部分的に遮蔽する遮蔽装置19と、車室18の空調状況に応じて、ヒータコア14の空調風路12への露出を調整し、且つ、冷却風路17を少なくとも部分的に遮蔽するヒータコア14と、を具備する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用空調装置に関し、特に、車室内の空調およびヒータコアの冷却を効率的に行うことができる車両用空調装置に関する。
一般的な車両用エアコンでは、冷凍サイクルのエバポレータとヒータコアとを用いて、車両の車室を空調している。具体的には、車室を冷房する際にはエバポレータで車室内空気を冷却し、車室を暖房する際にはヒータコアで車室内空気を昇温している。更に、車室内を除湿する際には、車室内空気をエバポレータで一旦冷却した後にヒータコアで昇温する。係る構成の車両用エアコンは、以下の特許文献1ないし特許文献3等に記載されている。
特開2004−175159号公報 特開2004−1670号公報 特開2003−291625公報
しかしながら、上記した一般的な車両用空調装置では、エンジンを冷却する能力を高めつつ車両用エアコンの空調能力を向上することが簡単ではなかった。
具体的には、ヒータコアには、暖房時および除湿時には車室内空気が送風されるが、冷房時にはヒータコアには車室内空気は送風されない。よって、冷房時にヒータコアは熱交換されないで、冷房時にヒータコアを経由してエンジンを冷却することができない。このことから、エンジンを冷却する冷却性能を向上することは簡単ではなかった。
更に、ヒータコアと熱交換された空気の全ては車室に送風されるため、冷却時にヒータコアと車室内空気とを熱交換すると、冷房運転を阻害してしまう課題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、車室内の空調状況に関わらずヒータコアを介してエンジンを冷却することができる車両用空調装置を提供することにある。
本願発明の車両用空調装置は、車室に送風される空調空気が流通する空調風路と、前記空調風路に介装されて前記空調空気を冷却する冷却器と、ヒータコアを冷却する冷却空気が流通する冷却風路と、前記車室の空調状況に応じて、前記空調風路を少なくとも部分的に遮蔽する遮蔽装置と、前記車室の空調状況に応じて、前記ヒータコアの前記空調風路への露出を調整し、且つ、前記冷却風路を少なくとも部分的に遮蔽する遮蔽切替装置と、を具備することを特徴とする。
また、本願発明の車両用空調装置では、冷房運転の際に、前記遮蔽装置は、前記空調風路を開放状態とし、前記遮蔽切替装置は、前記ヒータコアを前記空調風路から待避させ、且つ、前記ヒータコアを前記冷却風路に露出させることを特徴とする。
また、本願発明の車両用空調装置では、除湿運転の際に、前記遮蔽切替装置は、前記ヒータコアの一部分を前記空調風路に露出させ、前記ヒータコアの他の一部分を前記冷却風路に露出させることを特徴とする。
また、本願発明の車両用空調装置では、暖房運転の際に、前記遮蔽装置は、前記空調空気の大部分が前記ヒータコアを通過するように前記空調風路を遮蔽し、前記遮蔽切替装置は、前記ヒータコアの大部分を前記空調風路に露出させ、前記ヒータコアを前記冷却風路から待避させることを特徴とする。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記遮蔽装置および前記遮蔽切替装置は、一つの駆動装置で駆動されることを特徴とする。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記ヒータコアを通過した前記冷却空気を、前記冷却風路を経由して車外に放出することを特徴とする。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記ヒータコアに、常に、前記空調空気または前記冷却空気が送風されることを特徴とする。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記冷却風路の前記冷却空気を送風する送風機を更に具備することを特徴とする。
また、本願発明の車両用空調装置では、空調状態を遷移する際に、前記遮蔽装置と前記遮蔽切替装置とは、同じ方向に向かって変位することを特徴とする。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記遮蔽切替装置は、前記車室が空調されていない際は、前記冷却風路を開状態とすることを特徴とする。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記遮蔽装置と前記遮蔽切替装置とは、独立して駆動されることを特徴とする。
本願発明の車両用空調装置は、車室に送風される空調空気が流通する空調風路と、前記空調風路に介装されて前記空調空気を冷却する冷却器と、ヒータコアを冷却する冷却空気が流通する冷却風路と、前記車室の空調状況に応じて、前記空調風路を少なくとも部分的に遮蔽する遮蔽装置と、前記車室の空調状況に応じて、前記ヒータコアの前記空調風路への露出を調整し、且つ、前記冷却風路を少なくとも部分的に遮蔽する遮蔽切替装置と、を具備することを特徴とする。従って、車室内の空調に用いられる空調風路とは別にヒータコアを冷却する空気が流通する冷却風路を具備することで、冷房運転時に於いても冷却風路に空気を送風することでヒータコアを冷却することができる。よって、空調の運転状況によらず、ヒータコアを冷却し、ひいてはエンジンを冷却することができる。
また、本願発明の車両用空調装置では、冷房運転の際に、前記遮蔽装置は、前記空調風路を開放状態とし、前記遮蔽切替装置は、前記ヒータコアを前記空調風路から待避させ、且つ、前記ヒータコアを前記冷却風路に露出させることを特徴とする。従って、冷房運転の際に、ヒータコアを冷気が流通する空調風路から待避させることで、冷却効率の低下を抑制できる。更に、ヒータコアを冷却風路に露出させることで、冷房運転であっても、冷却風路を流通する冷却空気でヒータコアを冷却することができる。
また、本願発明の車両用空調装置では、除湿運転の際に、前記遮蔽切替装置は、前記ヒータコアの一部分を前記空調風路に露出させ、前記ヒータコアの他の一部分を前記冷却風路に露出させることを特徴とする。従って、遮蔽切替装置がヒータコアの一部分を空調風路に露出させることで、冷却後の空調空気をヒータコアで好適に加熱することができる。また、遮蔽切替装置がヒータコアの他の一部分を冷却風路に露出させることで、除湿運転時であってもヒータコアを好適に冷却することができる。
また、本願発明の車両用空調装置では、暖房運転の際に、前記遮蔽装置は、前記空調空気の大部分が前記ヒータコアを通過するように前記空調風路を遮蔽し、前記遮蔽切替装置は、前記ヒータコアの大部分を前記空調風路に露出させ、前記ヒータコアを前記冷却風路から待避させることを特徴とする。従って、空調空気の略全部がヒータコアを通過するようにすることで、ヒータコアから発せられる熱で車室の内部を好適に暖めることができる。更に、冷却風路からヒータコアを待避することでヒータコアから車外に熱が放出されてしまうことを抑止することができる。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記遮蔽装置および前記遮蔽切替装置は、一つの駆動装置で駆動されることを特徴とする。従って、遮蔽装置および遮蔽切替装置を動作させるために個別の駆動装置を用意する必要が無いので、コスト上昇を抑制することができる。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記ヒータコアを通過した前記冷却空気を、前記冷却風路を経由して車外に放出することを特徴とする。従って、ヒータコアと熱交換することで昇温した冷却空気が、不必要に車室に送風されてしまうことを防止することができる。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記ヒータコアに、常に、前記空調空気または前記冷却空気が送風されることを特徴とする。従って、空調装置が暖房運転であっても、冷房運転であっても、常にヒータコアからの放熱を促進し、エンジンを効果的に冷却することができる。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記冷却風路の前記冷却空気を送風する送風機を更に具備することを特徴とする。従って、車両が停止状態でも、送風機で送風した冷却空気でヒータコアを冷却することができる。
また、本願発明の車両用空調装置では、空調状態を遷移する際に、前記遮蔽装置と前記遮蔽切替装置とは、同じ方向に向かって変位することを特徴とする。従って、一つの駆動装置で、遮蔽装置および遮蔽切替装置を駆動することができる。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記遮蔽切替装置は、前記車室が空調されていない際は、前記冷却風路を開状態とすることを特徴とする。従って、車室が空調されていない場合であっても、冷却風路を流通する冷却空気でヒータコアを冷却することができる。
また、本願発明の車両用空調装置では、前記遮蔽装置と前記遮蔽切替装置とは、独立して駆動されることを特徴とする。従って、エンジンを冷却する冷却水の水温が低い際に暖房運転する場合、遮蔽装置とは独立して遮蔽切替装置を駆動させ、ヒータコアを空調風路から待避させ、空調空気が不必要に冷却されてしまうことを防止することができる。
本発明の実施形態に係る車両用空調装置が組み込まれた車両の全部を示す側方断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用空調装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る車両用空調装置の冷房運転状況を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る車両用空調装置の除湿運転状況を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る車両用空調装置の暖房運転状況を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る車両用空調装置の他の暖房運転状況を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る車両用空調装置の具体的構成を示す図であり、(A)および(B)は暖房運転状態の車両用空調装置を示す図であり、(C)および(D)は冷房運転状態の車両用空調装置を示す図である。
以下、図を参照して本実施形態に係る車両用空調装置10を説明する。以下の説明では、同一の部材には原則的に同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。
図1を参照して、車両11には車室18を冷却する車両用空調装置10を備えている。車両用空調装置10は、冷却器13およびヒータコア14を備えており、具体的な構成は図2を参照して後述する。車両11は更に、エンジン30およびラジエタ31を備えている。エンジン30とラジエタ31とは、ここでは図示しないダクトを介して接続されており、エンジン30が運転することで発生する熱の一部は、この図示しないダクトを流通する冷却水を経由してラジエタ31に輸送される。ラジエタ31は、冷却水と車外空気とを熱交換する。これにより、ラジエタ31によりエンジン30が冷却される。
冷却器13は、車室18の内部の空気である空調空気15と熱交換することで、空調空気15を冷却する。冷却器13で冷却された空調空気15は、車両用空調装置10の送風作用で車室18を循環する。
ヒータコア14は、ここでは図示しないダクトでエンジン30と接続されており、エンジン30を冷却する冷却水がヒータコア14に連続的に供給される。ヒータコア14は、車外から導入される外気である冷却空気16と冷却水とを熱交換することで、冷却水を冷却する。これによりエンジン30を冷却することができる。ヒータコア14にて熱交換することで昇温した冷却空気16は車外に放出される。
図2の模式図を参照して、車両用空調装置10の構成を詳述する。車両用空調装置10は、空調風路12と、冷却風路17と、冷却器13と、遮蔽装置19と、ヒータコア14と、遮蔽切替装置20と、空調制御部21と、を主要に具備している。車両用空調装置10は、上記したように、車両用空調装置10の車室18を調温し、更に、エンジン30を冷却する装置である。
空調風路12は、車室18の内部に存在する空気である空調空気15が送風される径路である。空調風路12には、ブロア25および冷却器13が介装されている。ブロア25は、図示しないモータで回転するファンであり、空調空気15を冷却器13に向かって送風する。空調風路12の紙面上に於ける右方側端部は、空調空気15を車室18に吹き出す吹出孔と繋がっている。一方、空調風路12の紙面上における左方側端部は、上記した車室18から車両用空調装置10に帰還する冷却空気16が通過する帰還口に繋がっている。
ここで、車両用空調装置10を構成する冷却器13、遮蔽装置19、遮蔽切替装置20は、空調風路12を部分的に拡径したチャンバ28に備えられる。
冷却風路17は、車外から導入した冷却空気16が送風される径路である。冷却風路17には、ヒータコア14が介装されている。冷却風路17の紙面上に於ける右方側の端部は、冷却空気16を車外に放出する放出口に繋がっている。一方、冷却風路17の紙面上に於ける左方側の端部は、冷却空気16を冷却風路17に取り入れる導入口に繋がっている。この図示しない導入口は、例えば、車両11の前端部に形成されている。車両11が走行することで発生する風により、冷却風路17には冷却空気16が導入される。また、冷却風路17のヒータコア14よりも上流側に、送風機27を介装することもできる。送風機27を介装することで、車両11が停車している状態であっても、送風機27で冷却風路17に冷却空気16を強制的に送風し、ヒータコア14と冷却空気16とを熱交換することができる。
車両用空調装置10では、遮蔽装置19およびヒータコア14が配設された部分で、空調風路12と冷却風路17とが隣接している。係る構成とすることで、後述する遮蔽切替装置20で、ヒータコア14を空調風路12および冷却風路17に適宜露出させることができる。更に、係る構成にすることで、遮蔽装置19と遮蔽切替装置20とを隣接させることができ、遮蔽切替装置20および遮蔽装置19を単一の駆動装置26で駆動することができる。
冷却器13は、所謂蒸発器であり、ここでは図示しない圧縮機、凝縮器および膨張手段と蒸気圧縮方式の冷凍サイクルを形成している。冷凍サイクルを構成する各機器は冷媒配管を経由して接続されている。冷却器13は、空調空気15と熱交換することで空調空気15を冷却し、係る冷却機能により車室18は所定温度に冷却される。
遮蔽装置19は、チャンバ28の内部を適宜遮蔽する壁状部材である。遮蔽装置19は、空調空気15の流れに対して直交する方向、即ち紙面上に於ける上下方向に沿って移動する。遮蔽装置19は、このように移動することで、ヒータコア14の上方の空調風路12を、適宜塞いでいる。ここで、遮蔽装置19は、ミックスドアとも称される。
遮蔽装置19を上昇させて解放状態とすることで、遮蔽装置19とヒータコア14との間に間隙が形成され、ヒータコア14を避けて空調風路12を流通する風路を形成する。このようにすることで、冷却器13で冷却された空調空気15を、ヒータコア14で昇温されることなく、車室18に送風することができる。
一方、遮蔽装置19を下降させて遮蔽状態とすることで、ヒータコア14を避けて空調風路12を流通する風路を塞ぐ。このようにすることで、空調風路12を流通する空調空気15の略全部をヒータコア14に通過させ、空調空気15とヒータコア14とを熱交換させ、ヒータコア14で加熱された空調空気15を車室18に送風することができる。
遮蔽切替装置20は、空調風路12と冷却風路17とを区切る区切壁の一部として形成されている。換言すると、遮蔽切替装置20は、車両用空調装置10の空調状況に応じて回動する可動壁である。遮蔽切替装置20は、冷却空気16および空調空気15の流れに於いて、ヒータコア14の上流側および下流側に2つが配設されている。遮蔽切替装置20は、ヒータコア14から離隔する側に回動支持部を有し、ヒータコア14に接近する側に自由端を有している。遮蔽切替装置20の自由端は、ヒータコア14に略接触している。
上記した遮蔽装置19および遮蔽切替装置20の開閉動作は、駆動装置26で駆動される。駆動装置26は、例えばモータを駆動源として、遮蔽装置19および遮蔽切替装置20を同一方向に駆動する。
空調制御部21は、CPU、RAM、ROM等からなり、車両用空調装置10全体の動作を制御する。空調制御部21の入力側端子は、操作スイッチ22、車外温度センサ23および車室内温度センサ24に接続されている。空調制御部21の出力側端子は、ブロア25および駆動装置26等に接続されている。空調制御部21と、車両用空調装置10の各機器とは、図の点線で示す導線を介して電気的に接続されている。
操作スイッチ22は、図示しないインストルメントパネルに配設され、乗員が操作スイッチ22を操作することで、空調制御部21は、冷房運転、暖房運転、除湿運転を切り替える。更に、乗員が操作スイッチ22を操作することで、空調制御部21は、車室18の室内温度が所定温度となるように、車両用空調装置10を構成する各機器を制御する。更に、空調制御部21は、駆動装置26を制御することで、遮蔽装置19および遮蔽切替装置20の開閉動作を駆動する。
車外温度センサ23は、車両11の車外の温度を計測するセンサであり、車外温度を示す情報を空調制御部21に入力する。同様に、車室内温度センサ24は、車室18の内部温度を計測するセンサであり、車室18の室内温度を示す情報を空調制御部21に入力する。
上記した車両用空調装置10の運転動作を以下に説明する。
図3を参照して、車両用空調装置10を冷房運転する動作を説明する。ここでは、駆動装置26が、遮蔽装置19および遮蔽切替装置20の自由端を上方に引き上げることで、遮蔽装置19を空調風路12から待避させ、ヒータコア14を冷却風路17側に露出させている。
具体的には、駆動装置26が遮蔽装置19を空調風路12のチャンバ28から上方に待避させることで、チャンバ28の内部を空調空気15は自由に流通することができる。
また、駆動装置26が遮蔽切替装置20の自由端側を上方に上昇させると、遮蔽切替装置20は回動する。この結果、遮蔽切替装置20の自由端側は、ヒータコア14の上端付近に略接触する。
車両用空調装置10を冷房運転する際には、上記した空調制御部21の指示に基づいて、冷凍サイクルを運転することで冷却器13を冷却し、ブロア25を運転することで空調風路12に空調空気15を送風し、冷却風路17に冷却空気16を送風する。
このようにすると、ブロア25で送風され、冷却器13で冷却された空調空気15は、遮蔽装置19で遮られることなく、チャンバ28を紙面上右方に向かって流通し、車室18に送風される。即ち、ブロア25の送風力で車室18を循環する空調空気15を、冷却器13が冷却することで、車室18の室内温度を所定の温度に冷却する。この結果、車両11に搭乗する乗員は爽快感を感じることができる。また、遮蔽切替装置20がヒータコア14を空調風路12から遮蔽することで、冷却器13で冷却された空調空気15は、ヒータコア14では原則的に熱交換しない。
一方、冷却風路17に冷却空気16が送風されると、ヒータコア14を流通する冷却水と冷却空気16とが熱交換する。この結果、ヒータコア14を流通する冷却水が冷却され、ひいては上記したエンジン30が冷却される。ヒータコア14と熱交換することで昇温した冷却空気16は、車室18に導入されることなく、冷却風路17を経由して車外に放出される。
このように、本実施形態に係る車両用空調装置10では、冷房運転時に於いて、空調空気15とヒータコア14とを遮蔽切替装置20で分離している。よって、冷却器13で冷却された空調空気15が、不用意にヒータコア14で昇温されることがなく、冷房効率を向上させることができる。また、冷房時であっても、冷却風路17を流通する冷却空気16と、ヒータコア14を流通する冷却水とを熱交換し、上記したエンジン30を冷却することができる。よって、ラジエタ31の大型化を抑制して、夏期に於けるエンジン30の冷却能力を向上することができる。
また、遮蔽装置19と遮蔽切替装置20とは隣接しており、更に、遮蔽切替装置20の自由端と遮蔽装置19とは共に上方に移動することから、単一の駆動装置26で両者を容易に駆動することができる。よって、大がかりな駆動機構を追加することなく、遮蔽装置19および遮蔽切替装置20を駆動することが出来る。
図4を参照して、車両用空調装置10を除湿運転する動作を説明する。ここでは、図3に示した冷房運転時と比較すると、駆動装置26が、遮蔽装置19および遮蔽切替装置20の自由端を下降させる。
このようにすると、遮蔽装置19の下端とヒータコア14の上端との間には間隙が形成されているので、空調空気15の一部はこの間隙を流通する。これにより、車両用空調装置10を経た後の空調空気15の温度を調整することができる。
また、駆動装置26が遮蔽切替装置20の自由端側を下降させると、遮蔽切替装置20は回動する。この結果、遮蔽切替装置20の自由端側は、ヒータコア14の略中央付近に略接触する。係る構成により、ヒータコア14の上方部分はチャンバ28に露出し、ヒータコア14の下方部分は冷却風路17に露出する。この除湿運転状態でも、空調風路12と冷却風路17とは遮蔽切替装置20で区画されている。
車両用空調装置10を除湿運転する際には、上記した空調制御部21の指示に基づいて、冷凍サイクルを運転することで冷却器13を冷却し、ブロア25を運転することで空調風路12に空調空気15を送風し、冷却風路17に冷却空気16を送風する。
このようにすると、ブロア25で送風され、冷却器13で冷却された空調空気15の一部は、ヒータコア14と空調空気15との間隙を通過する。また、冷却器13で冷却された空調空気15の他の一部はヒータコア14と熱交換することで昇温する。ヒータコア14の下流側で、上記した間隙を通過した冷たい空調空気15と、ヒータコア14と熱交換した暖かい空調空気15とが混合されることで、湿度が低い空調空気15が形成され、乾いた状態の空調空気15は車室18に送風される。即ち、車室18の内部の空調空気15を、冷却器13およびヒータコア14で、冷却および加熱することで、車室18が除湿される。
一方、冷却風路17に冷却空気16が送風されると、ヒータコア14を流通する冷却水と冷却空気16とが熱交換し、ヒータコア14を流通する冷却水が冷却され、ひいては上記したエンジン30が冷却される。ヒータコア14と熱交換することで昇温した冷却空気16は、車外に放出される。
このように、本実施形態に係る車両用空調装置10では、除湿運転時に於いて、ヒータコア14を部分的に空調風路12に露出させることで、冷却後の空調空気15を暖めて、空調空気15の湿度を低下させている。更に、除湿運転時であっても、ヒータコア14の他の部分は冷却風路17に露出している。よって、冷却風路17を流通する冷却空気16と、ヒータコア14を流通する冷却水とを熱交換し、上記したエンジン30を冷却することができる。
また、上記と同様に、遮蔽切替装置20の自由端と遮蔽装置19とを共に下方に移動することから、単一の駆動装置26で両者を駆動することができる。
図5を参照して、車両用空調装置10を暖房運転する動作を説明する。ここでは、図4に示した冷房運転時と比較すると、駆動装置26が、遮蔽装置19および遮蔽切替装置20の自由端を更に下降させる。
このようにすると、遮蔽装置19が充分に下降し、遮蔽装置19の下端がヒータコア14の上端に当接し、遮蔽装置19とヒータコア14との間に間隙が存在しない。
また、駆動装置26が遮蔽切替装置20の自由端側を下降させている。これにより、遮蔽切替装置20は、両端の軸を中心として更に回動する。この結果、遮蔽切替装置20の自由端側は、ヒータコア14の下端に略接触する。即ち、遮蔽切替装置20により冷却風路17が閉鎖される。係る構成により、ヒータコア14は、冷却風路17から待避し、略全体が空調風路12に露出する。
車両用空調装置10を暖房運転する際には、上記した空調制御部21の指示に基づいて、冷凍サイクルを停止することで冷却器13を冷却せず、ブロア25を運転することで空調風路12に空調空気15を送風する。
このようにすると、ブロア25で送風された空調空気15の大部分はヒータコア14を通過し、ヒータコア14と熱交換することで昇温する。ここではヒータコア14のほぼ全部が空調風路12に露出しているので、空調空気15を効果的に昇温することができる。ヒータコア14で昇温された空調空気15は、車室18に送風される。ブロア25で空調空気15を循環させながら、空調空気15を昇温することで、車室18の室内温度を所定温度まで上昇させ、車室18に搭乗する乗員の快適性を向上することができる。
一方、冷却風路17は遮蔽切替装置20で遮蔽されているので、冷却風路17の内部の冷却空気16と空調空気15とは熱交換しない。
また、上記したように、遮蔽切替装置20の自由端と遮蔽装置19とを共に最下端に移動することから、単一の駆動装置26で両者を駆動することができる。
図6を参照して、車両用空調装置10を暖房運転の他の動作を説明する。ここでは、遮蔽装置19と遮蔽切替装置20との連動が解かれており、遮蔽装置19は駆動装置26で駆動され、遮蔽切替装置20は別の駆動装置29で駆動される。
駆動装置26は、遮蔽装置19を下降させ、ヒータコア14の上端部分を遮蔽装置19で塞ぎ、更に、チャンバ28と遮蔽装置19との間に間隙が形成されている。一方、駆動装置29は、遮蔽切替装置20の自由端を下降させ、冷却風路17を閉塞している。
車両用空調装置10を暖房運転する際には、上記した空調制御部21の指示に基づいて、ブロア25を運転することで空調風路12に空調空気15を送風する。このようにすると、ブロア25で送風された空調空気15の一部分は、ヒータコア14と熱交換することで昇温される。一方、空調空気15の他の一部分は、チャンバ28と遮蔽装置19との間隙を経由する。このような空調空気15は、空調風路12を経由して車室18に送風される。
一方、冷却風路17は遮蔽切替装置20で閉鎖されているので、冷却風路17の内部の冷却空気16は、ヒータコア14に接しない。
上記のように、遮蔽装置19と遮蔽切替装置20との連動を解いて個別に駆動することで、例えば、外気の温度状況に応じて車両用空調装置10を運転することができる。
具体的には、外気温が極めて低い場合、その外気温を冷却空気16として取り込むと、ヒータコア14を流通する冷却水が不必要に冷やされてしまう恐れがある。そこで、ここでは、駆動装置29で遮蔽切替装置20を駆動し、遮蔽切替装置20で冷却風路17を閉鎖する。これにより、低温の冷却空気16がヒータコア14に接触せず、ヒータコア14を流通する冷却水が不用意に冷やされることを抑止できる。
一方、遮蔽装置19は、車室18に供給される空調空気15を所定の温度にするべく、駆動装置26で個別に駆動される。上記したように、遮蔽装置19は、ヒータコア14を部分的に塞ぎ、チャンバ28との間に間隙を形成している。よって、空調空気15の一部はヒータコア14と熱交換し、空調空気15の他の一部は遮蔽装置19とチャンバ28との間隙を通過する。その後、空調空気15は、空調風路12を経由して車室18に送風される。
上記のように、遮蔽装置19と遮蔽切替装置20とを個別に駆動することで、外気である冷却空気16の流入を遮断した状態で、空調空気15を個別に温度調整することができる。
図7を参照して、上記した車両用空調装置10の具現化の一例を説明する。図7(A)および図7(B)は、暖房運転状態の車両用空調装置10を示す斜視図および側方断面図である。図7(C)および図7(D)は、冷房運転状態の車両用空調装置10を示す斜視図および側方断面図である。
図7(A)および図7(B)を参照して、駆動装置26は、遮蔽装置19および遮蔽切替装置20を上下方向から挟む位置に配設される。駆動装置26は、柔軟性を有する素材の巻き取りおよび送り出しを行う機構であり、遮蔽装置19および遮蔽切替装置20を上下方向に移動させている。ここでは、駆動装置26は、紙面上左方に配置される遮蔽切替装置20のみに連結されているが、ここでは図示しないリンク機構を介して、駆動装置26の駆動力は、紙面上右側の遮蔽切替装置20にも伝達される。
図7(B)を参照して、駆動装置26は、遮蔽装置19および遮蔽切替装置20を下降させることで、遮蔽切替装置20の自由端を冷却風路17の下側面に接触させ、遮蔽装置19の下端をヒータコア14の上端に接触させている。係る構成とすることで、空調空気15は、ヒータコア14により昇温された後に、上記した車室18に送風される。一方、冷却風路17は、遮蔽切替装置20で遮蔽されているので、冷却風路17を経由した冷却空気16は、ヒータコア14とは熱交換しない。
図7(C)および図7(D)を参照して、冷房運転では、駆動装置26が、遮蔽装置19および遮蔽切替装置20の自由端を上昇させる。これにより、遮蔽装置19は空調風路12から待避し、遮蔽装置19は空調風路12を遮蔽しない。一方、遮蔽切替装置20の自由端は、冷却風路17の上側面に当接している。係る構成とすることで、空調風路12を流通する空調空気15は冷却器13で充分に冷却される。また、冷却風路17を送風される冷却空気16により、ヒータコア14を流通する冷却水を冷却することができる。
ここで、車両用空調装置10が空調動作を行っていない場合は、遮蔽切替装置20は、ヒータコア14の全部または一部を冷却風路17に露出させている。このようにすることで、ヒータコア14が冷却空気16と熱交換することで、エンジンを更に好適に冷却することができる。
以上、本発明の実施形態を示したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。

10 車両用空調装置
11 車両
12 空調風路
13 冷却器
14 ヒータコア
15 空調空気
16 冷却空気
17 冷却風路
18 車室
19 遮蔽装置
20 遮蔽切替装置
21 空調制御部
22 操作スイッチ
23 車外温度センサ
24 車室内温度センサ
25 ブロア
26 駆動装置
27 送風機
28 チャンバ
29 駆動装置
30 エンジン
31 ラジエタ

Claims (11)

  1. 車室に送風される空調空気が流通する空調風路と、
    前記空調風路に介装されて前記空調空気を冷却する冷却器と、
    ヒータコアを冷却する冷却空気が流通する冷却風路と、
    前記車室の空調状況に応じて、前記空調風路を少なくとも部分的に遮蔽する遮蔽装置と、
    前記車室の空調状況に応じて、前記ヒータコアの前記空調風路への露出を調整し、且つ、前記冷却風路を少なくとも部分的に遮蔽する遮蔽切替装置と、を具備することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 冷房運転の際に、
    前記遮蔽装置は、前記空調風路を開放状態とし、
    前記遮蔽切替装置は、前記ヒータコアを前記空調風路から待避させ、且つ、前記ヒータコアを前記冷却風路に露出させることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 除湿運転の際に、
    前記遮蔽切替装置は、前記ヒータコアの一部分を前記空調風路に露出させ、前記ヒータコアの他の一部分を前記冷却風路に露出させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 暖房運転の際に、
    前記遮蔽装置は、前記空調空気の大部分が前記ヒータコアを通過するように前記空調風路を遮蔽し、
    前記遮蔽切替装置は、前記ヒータコアの大部分を前記空調風路に露出させ、前記ヒータコアを前記冷却風路から待避させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置。
  5. 前記遮蔽装置および前記遮蔽切替装置は、一つの駆動装置で駆動されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の車両用空調装置。
  6. 前記ヒータコアを通過した前記冷却空気を、前記冷却風路を経由して車外に放出することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の車両用空調装置。
  7. 前記ヒータコアに、常に、前記空調空気または前記冷却空気が送風されることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の車両用空調装置。
  8. 前記冷却風路の前記冷却空気を送風する送風機を更に具備することを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載の車両用空調装置。
  9. 空調状態を遷移する際に、前記遮蔽装置と前記遮蔽切替装置とは、同じ方向に向かって変位することを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載の車両用空調装置。
  10. 前記遮蔽切替装置は、前記車室が空調されていない際は、前記冷却風路を開状態とすることを特徴とする請求項1から請求項9の何れかに記載の車両用空調装置。
  11. 前記遮蔽装置と前記遮蔽切替装置とは、独立して駆動されることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
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