JP2019188831A - 車両用空調装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗員により内気循環モードが選択されている場合であって、乗員が違和感を覚えるのを抑制しながら、良好な車室内環境を維持することができる車両用空調装置およびその制御方法を提供する。【解決手段】車両用空調装置100は、ダンパ切り換えアクチュエータ41を含む内外気切り換えダンパと、空調コントロールスイッチ8と、コントロールユニット9と、を備える。コントロールユニット9は、乗員による空調コントロールスイッチ9の操作により内気循環モードが選択されている場合には、内外気切り換えダンパを内気循環モードとする。そして、コントロールユニット9は、内気循環モードが選択されている場合であって、CO2センサ13や車室内カメラ11などの情報から、車室内の環境が換気が必要である状態と判断した場合には、リヤエクストラクタアクチュエータ71に対して、連通口を開状態とする旨の指令を発する。【選択図】図7
Description
本発明は、車両用空調装置およびその制御方法に関する。
車両用空調装置では、乗員の選択または車室内外の環境に応じて、外気から空気を導入する外気導入モードと、車室内の内気を循環する内気循環モードと、が選択的に実行されるようになっている。
ここで、特許文献1には、乗員の選択等により外気導入モードが選択されている場合にあっても、直前を走行する車両が排気量の大きな大型車である場合には、外気導入を停止するための構成が開示されている。
特許文献1に開示の技術では、直前を走行する大型車からの排気ガスが車室内に流れ込むことを防止することができ、乗員が違和感(不快感)を覚えるのを抑制することができる。
しかしながら、上記特許文献1に開示の技術を含む従来技術では、内気循環モードが選択されている場合における車室内の環境の維持についての改善の余地がある。即ち、近年の車両においては、車室外から車室内へのロードノイズの侵入をできるだけ低減するために、車室の密閉性が増々向上されてきている。
このように車室の密閉性が向上されて行く場合において、内気循環モードが選択された状態では、車室内のCO2濃度が時間と共に上昇することが考えられる。このような車室内環境の悪化を防ぐことは、運転の安全性を確保する上で重要となる。
ただし、乗員の選択等により内気循環モードが選択されている場合にあっては、これに反して外気導入モードにすることは車室外からの排気ガスや匂いの侵入などを招き、また、内外気切り換えダンパのアクチュエータの駆動音が乗員に対して違和感(煩わしさ)を覚えさせる原因となることが懸念されるので、外気を導入することはできるだけ抑制することが望まれる。
本発明は、上記のような問題の解決を図ろうとなされたものであって、乗員により内気循環モードが選択されている場合であって、乗員が違和感を覚えるのを抑制しながら、良好な車室内環境を維持することができる車両用空調装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る車両用の空調装置は、前記車両の後部または底部に、車室内と車室外との間を連通するように連通口が設けられており、前記車両の車室外から空気を導入する外気導入モードと、前記車両の車室内の空気を循環させる内気循環モードと、を切り替え可能な内外気切り換え部と、前記車両の乗員による、前記外気導入モードと前記内気循環モードとの切り換えに係る選択を受け付ける空調コントロールスイッチと、前記空調コントロールスイッチが受け付けた前記乗員による選択に基づいて、前記内外気切り換え部に対して選択されたモードを実行するように指令を発する空調制御部と、前記連通口の開閉状態を前記空調制御部からの指令に基づいて変更する換気部と、を備え、前記空調制御部は、前記内気循環モードが選択されている場合であって、前記車室内の環境について換気が必要である状態と判断した場合には、前記換気部に対して、前記連通口を開状態とする旨の指令を発する。
上記態様に係る車両用空調装置では、内気循環モードが選択されている場合であって、車室内の換気が必要であると判断された場合には、換気部の連通口を開状態として、車室内外を連通状態とする。連通口は、車両の後部または底部に設けられているので、連通口を開状態としても、車両前方からの排気ガスや匂いが車室内に侵入し難い。
従って、上記態様に係る車両用空調装置では、乗員により内気循環モードが選択されている場合であって、乗員が違和感を覚えるのを抑制しながら、良好な車室内環境を維持することができる。
本発明の別態様に係る車両用空調装置は、上記態様において、前記車室内のCO2濃度を検出し、当該検出結果を前記空調制御部に対して送出するCO2濃度検出部を、更に備え、前記空調制御部は、前記CO2濃度検出部から送出されてきた前記検出結果を前記車室内の環境を判断する要素として用い、当該検出結果に応じて前記換気部に対する前記連通口の開口率の制御を実行する。
上記態様に係る車両用空調装置では、車室内におけるCO2濃度を車室内環境を判断する1つの要素(指標)として用いるので、車両を運行する上での高い安全性を確保するのに優位である。
本発明の別態様に係る車両用空調装置は、上記態様において、前記空調制御部は、前記連通口の開口率が上限値である場合であって、前記CO2濃度検出部で検出される前記CO2濃度が上昇している場合には、前記内外気切り換え部に対して、前記外気導入モードに切り替えるように指令を発し、前記CO2濃度が下降するようになった場合には、前記内外気切り換え部に対して、前記内気循環モードに戻すように指令を発する。
上記態様に係る車両用空調装置では、連通口の開口率を上限値まで開口しても、車室内のCO2濃度が上昇傾向にあると判断した場合には、緊急的に外気導入モードへと切り替える。これより、車室内の環境、特にCO2濃度の上昇を抑え、高い安全性を確保するのに更に優位である。
ただし、CO2濃度が下降する状態になった場合には、内気循環モードに戻すので、乗員が覚える違和感を最小限に抑えることができる。
本発明の別態様に係る車両用空調装置は、上記態様において、前記車室内に乗車している乗員数を検出し、当該乗員数情報を前記空調制御部に対して送出する乗員数検出部を、更に備え、前記空調制御部は、前記乗員数情報を前記車室内の環境を判断する要素として用い、当該乗員数情報に応じて前記換気部に対する前記連通口の開口率の制御を実行する。
上記態様に係る車両用空調装置では、車室内に乗車している乗員数を、車室内環境を判断する1つの要素(指標)として用いるので、車両を運行する上での高い安全性を確保するのに優位である。即ち、乗員数が多い場合には、少ない場合に比べて、車室内のCO2濃度が高くなりやすいので、換気部の連通口の開口率を高く設定することとなる。これにより、車室内のCO2濃度が上昇する前に、当該上昇を抑制することが可能となる。
本発明の一態様に係る車両用の空調装置の制御方法は、前記車両の後部または底部には、車室内と車室外との間を連通するように連通口が設けられており、前記車両の車室外から空気を導入する外気導入モードと、前記車両の車室内の空気を循環させる内気循環モードと、を切り替え可能な内外気切り換え部と、前記車両の乗員による、前記外気導入モードと前記内気循環モードとの切り換えに係る選択を受け付ける空調コントロールスイッチと、前記連通口の開閉状態を変更可能な換気部と、を備える空調装置を制御対象とし、前記内気循環モードが選択されているか否かを判断するモード判断ステップと、前記モード判断ステップにおいて、前記内気循環モードが選択されていると判断した場合に、前記車室内の環境が換気が必要であるか否かを判断する環境判断ステップと、前記環境判断ステップにおいて、前記換気が必要であると判断した場合に、前記換気部の前記連通口を開状態とする換気部開状態移行ステップと、を備える。
上記態様に係る車両用空調装置の制御方法では、モード判断ステップで乗員により内気循環モードが選択されていると判断された場合であって、環境判断ステップで車室内の換気が必要であると判断された場合には、換気部開状態移行ステップを実行することとしているとともに、換気部の連通口が車両の後部または底部に設けられているので、連通口を開状態としても、車両前方からの排気ガスや匂いが車室内に侵入し難い。
従って、上記態様に係る車両用空調装置の制御方法では、乗員により内気循環モードが選択されている場合であって、乗員が違和感を覚えるのを抑制しながら、良好な車室内環境を維持することができる。
上記の各態様では、乗員により内気循環モードが選択されている場合であって、乗員が違和感を覚えるのを抑制しながら、良好な車室内環境を維持することができる。
以下では、本発明の実施形態について、図面を参酌しながら説明する。なお、以下で説明の形態は、本発明の一態様であって、本発明は、その本質的な構成を除き何ら以下の形態に限定を受けるものではない。
なお、以下の説明で用いる図において、「前方」、「後方」、「上方」、「下方」、「右方」、「左方」は、車両に乗車した乗員を基準とする方向である。
1.車両1の構成
本実施形態に係る車両1の構成について、図1を用いて説明する。
本実施形態に係る車両1の構成について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、車両1は、エンジン等の駆動動力源などが搭載されている車両前部1aと、乗員が乗車する車室部1bと、車室部1bよりも後部の車両後部1cとから構成されている。車両1の車室部1bには、乗員の乗り降りのためのドア2(フロントドア2a、リヤドア2b)が設けられている。
なお、図1では、車両1の左側面だけを図示しているが、反対側の右側面にもフロントドア2aおよびリヤドア2bが設けられている。
ドア2には、乗員の操作により開閉するウインド3(フロントウインド3a、リヤウインド3b)が設けられている。
2.内外気切り換えダンパ4
車両1に設けられている内外気切り換えダンパ4の構成について、図2および図3を用いて説明する。図2は、図1のA部に搭載された内外気切り換えダンパ4の構成を示す模式側面図であり、図3は、(a)が外気導入モードが選択されている場合の内外気切り換えダンパ4の状態を示す模式斜視図であり、(b)が内気循環モードが選択されている場合の内外気切り換えダンパ4の状態を示す模式斜視図である。
車両1に設けられている内外気切り換えダンパ4の構成について、図2および図3を用いて説明する。図2は、図1のA部に搭載された内外気切り換えダンパ4の構成を示す模式側面図であり、図3は、(a)が外気導入モードが選択されている場合の内外気切り換えダンパ4の状態を示す模式斜視図であり、(b)が内気循環モードが選択されている場合の内外気切り換えダンパ4の状態を示す模式斜視図である。
図2に示すように、内外気切り換えダンパ4は、車両1の外方(前方)から空気を取り込むための外気導入口4aと、車室部1bの内部から空気を取り込むための内気導入口4bと、を備える。
内外気切り換えダンパ4は、外気導入口4aから続く経路と、内気導入口4bから続く経路と、の合流部分に弁体40を備える。図3(a)、(b)に示すように、弁体40は、板状体40aと、その下方に設けられた支持アーム40bと、を有する。板状体40aと支持アーム40bとは、支持アーム40bの下部を支持する支軸40cを中心に、一体に回動できるようになっている。
図2に戻って、内外気切り換えダンパ4の下方には、フィルタ5およびブロワファン6が取り付けられている。ブロワファン6の駆動中において、内外気切り換えダンパ4には、弁体40の状態に応じて、外気Flow1または内気Flow2が導入される。そして、導入された外気Flow1または内気Flow2は、フィルタ5やエバホレータ(不図示)などを介して車室部1b内に噴出される(Flow3)。
図3(a)に示すように、外気導入モードが選択されている場合においては、弁体40の板状体40aは内気導入口4bを塞ぐ姿勢とされる。これにより、外気導入モードが選択されている場合には、内外気切り換えダンパ4に対しては、外気導入口4aから外気Flow1だけが導入される。
一方、図3(b)に示すように、内気循環モードが選択されている場合においては、弁体40の板状体40aは外気導入口4aを塞ぐ姿勢とされる。これにより、内気循環モードが選択されている場合には、内外気切り換えダンパ4に対しては、内気導入口4bから内気Flow2だけが導入される。
なお、外気導入モードと内気循環モードとの切り換えは、車室部1b内に設けられた空調コントロールスイッチ8に対する乗員の操作によって実行される。これについては、後述する。
3.リヤエクストラクタ7の構成
車両1に設けられているリヤエクストラクタ7の構成について、図4および図5を用いて説明する。図4は、図1のB部に設けられたリヤエクストラクタ7の構成を示す模式斜視図であり、図5は、(a)がリヤエクストラクタ7の開口量が大の状態、(b)が開口量が中の状態、(c)が開口量が小の状態、(d)が全閉の状態、をそれぞれ示す模式側面図である。
車両1に設けられているリヤエクストラクタ7の構成について、図4および図5を用いて説明する。図4は、図1のB部に設けられたリヤエクストラクタ7の構成を示す模式斜視図であり、図5は、(a)がリヤエクストラクタ7の開口量が大の状態、(b)が開口量が中の状態、(c)が開口量が小の状態、(d)が全閉の状態、をそれぞれ示す模式側面図である。
図4に示すように、リヤエクストラクタ7は、エクストラクタ本体70と、当該エクストラクタ本体70に付設されたエクストラクタ・アクチュエータ71と、を備える。このうち、エクストラクタ本体70は、車両後部1cにおけるリヤボディ1dに開けられた後部開口部(連通孔)1eに嵌め込まれている。
図5(a)〜(d)に示すように、本実施形態に係るエクストラクタ本体70は、枠体700と、3つのシャッタ701〜703と、を備える。3つのシャッタ701〜703は、枠体700の中心線Ax700上に設けられたシャッタ中心軸Ax701、Ax702、Ax703回りに回動自在となっている。
シャッタ701〜703は、図4に示したエクストラクタ・アクチュエータ71の駆動に回動され、互いに連動した状態で回動する。
(1)開口量が“大”の状態
図5(a)に示すように、リヤエクストラクタ7のエクストラクタ本体70は、シャッタ701〜703が枠体700の中心線Ax700に対して角度θ1の状態をとっている状態において、開口量が大(最大)となる。この状態では、後部開口部1eが略全開状態となる。
図5(a)に示すように、リヤエクストラクタ7のエクストラクタ本体70は、シャッタ701〜703が枠体700の中心線Ax700に対して角度θ1の状態をとっている状態において、開口量が大(最大)となる。この状態では、後部開口部1eが略全開状態となる。
なお、角度θ1は、例えば、80°〜90°の範囲である。
(2)開口量が“中”の状態
図5(b)に示すように、リヤエクストラクタ7のエクストラクタ本体70は、シャッタ701〜703が枠体700の中心線Ax700に対して角度θ2の状態をとっている状態において、開口量が中となる。この状態では、後部開口部1eが全開状態よりもやや閉じた状態となる。
図5(b)に示すように、リヤエクストラクタ7のエクストラクタ本体70は、シャッタ701〜703が枠体700の中心線Ax700に対して角度θ2の状態をとっている状態において、開口量が中となる。この状態では、後部開口部1eが全開状態よりもやや閉じた状態となる。
なお、角度θ2は、例えば、40°〜60°の範囲である。
(3)開口量が“小”の状態
図5(c)に示すように、リヤエクストラクタ7のエクストラクタ本体70は、シャッタ701〜703が枠体700の中心線Ax700に対して角度θ3の状態をとっている状態において、開口量が小となる。この状態では、後部開口部1eが図5(b)の状態よりも更に閉じた状態となる。
図5(c)に示すように、リヤエクストラクタ7のエクストラクタ本体70は、シャッタ701〜703が枠体700の中心線Ax700に対して角度θ3の状態をとっている状態において、開口量が小となる。この状態では、後部開口部1eが図5(b)の状態よりも更に閉じた状態となる。
なお、角度θ2は、例えば、20°〜40°の範囲である。
(4)全閉状態
図5(d)に示すように、リヤエクストラクタ7のエクストラクタ本体70は、シャッタ701〜703が枠体700の中心線Ax700に対して略沿い、互いに重なる状態となっている場合において、全閉状態となる。この状態では、後部開口部1eが閉じられた状態となり、当該後部開口部1eを介した車室部1bの内外の空気の流通が遮断される。
図5(d)に示すように、リヤエクストラクタ7のエクストラクタ本体70は、シャッタ701〜703が枠体700の中心線Ax700に対して略沿い、互いに重なる状態となっている場合において、全閉状態となる。この状態では、後部開口部1eが閉じられた状態となり、当該後部開口部1eを介した車室部1bの内外の空気の流通が遮断される。
4.空調コントロールスイッチ8の構成
車室部1b内におけるダッシュボードに設けられた空調コントロールスイッチ8の構成について、図6を用いて説明する。図6は、空調コントロールスイッチ8の構成を示す模式図である。
車室部1b内におけるダッシュボードに設けられた空調コントロールスイッチ8の構成について、図6を用いて説明する。図6は、空調コントロールスイッチ8の構成を示す模式図である。
図6に示すように、空調コントロールスイッチ8は、A/C(エアーコンディショナ)スイッチ80と、風量スイッチ81,82と、外気導入スイッチ83と、内気循環スイッチ84と、設定温度切り替えダイヤル85,86と、空調インフォメーションディスプレイ87と、を備える。
A/Cスイッチ80は、乗員がA/Cを駆動するか否かを選択するためのスイッチであり、一度スイッチを押すとA/CがON状態となり、再度スイッチを押すとA/CがOFF状態となる。
なお、A/Cスイッチ80をON状態とした状態では、オートモードが初期状態として設定される。
風量スイッチ81,82は、乗員が風量の調節を行うためのスイッチであり、風量スイッチ81を押すと、その回数に応じて風量が順に高くなる。逆に、風量スイッチ82を押すと、その回数に応じて風量が順に低くなる。
なお、乗員がA/Cスイッチ80をON状態にした後に、風量スイッチ81,82の操作を行った場合には、オートモードが解除される。
外気導入スイッチ83は、当該スイッチを乗員が押した場合に、外気導入モードが選択されるスイッチである。内気導入スイッチ84は、当該スイッチを乗員が押した場合に、内気循環モードが選択されるスイッチである。外気導入スイッチ83と内気導入スイッチ84とは、何れか一方を乗員に選択させるためのスイッチであり、択一的にモードを切り替えることができるスイッチである。
なお、乗員がA/Cスイッチ80をON状態にした後に、外気導入スイッチ83または内気導入スイッチ84の操作を行った場合には、オートモードが解除される。
設定温度切り替えダイヤル85は、車室部1bにおける右方側(右ハンドル車の場合には運転席側であり、左ハンドル車の場合には助手席側)の温度設定を行うダイヤルである。設定温度切り替えダイヤル85には、設定温度表示部85aが設けられており、現在の設定温度が表示されるようになっている。
同様に、設定温度切り替えダイヤル86は、車室部1bにおける左方側(右ハンドル車の場合には助手席側であり、左ハンドル車の場合に運転席側)の温度設定を行うダイヤルである。設定温度切り替えダイヤル86にも、設定温度表示部86aが設けられており、現在の設定温度が表示されるようになっている。
空調インフォメーションディスプレイ87は、設定温度切り替えダイヤル85と設定温度切り替えダイヤル86との間に配置されており、A/CがON状態であるか否か、オートモードであるか否か、そして各検出温度およびファンの風量が表示されるようになっている。
5.車両用空調装置100に係る制御構成
車両用空調装置100における制御構成について、図7を用いて説明する。図7は、車両用空調装置100における制御構成を示すブロック図である。
車両用空調装置100における制御構成について、図7を用いて説明する。図7は、車両用空調装置100における制御構成を示すブロック図である。
図7に示すように、本実施形態に係る車両用空調装置100は、コントロールユニット9と、空調コントロールスイッチ8と、車室内カメラ11と、シートセンサ12と、CO2センサ13と、ダンパ切り換えアクチュエータ41を含む内外気切り換えダンパ4と、エクストラクタ・アクチュエータ71を含むリヤエクストラクタ7と、を備える。
コントロールユニット9は、CPU、ROM、RAMなどから構成されたマイクロプロセッサを有している。コントロールユニット9に対しては、空調コントロールスイッチ8からの情報、IGスイッチ10からのON/OFF情報、車室内カメラ11からの乗員数に関する情報、シートセンサ12からの車室部1b内の着席状態に関する情報、およびCO2センサ13からの車室部1b内のCO2濃度に関する情報、などが入力されるようになっている。
コントロールユニット9は、上記のように入力される各種情報に基づいて、必要に応じて、ダンパ切り換えアクチュエータ41およびエクストラクタ・アクチュエータ71の駆動制御を実行する。
なお、ダンパ切り換えアクチュエータ41は、図2および図3で図示を省略したが、弁体40の駆動のために設けられている。そして、コントロールユニット9からダンパ切り換えアクチュエータ41への指令に基づいて、内外気切り換えダンパ4は、外気導入モードか内気循環モードかが択一的に切り替えられる。
また、エクストラクタ・アクチュエータ71は、図4および図5を用いて説明したように、コントロールユニット9からの指令に基づき、エクストラクタ本体70におけるシャッタ701〜703の角度制御により、後部開口部1eの開口量を制御する。
6.コントロールユニット9が実行する空調制御方法
コントロールユニット9が実行する空調制御方法について、図8を用いて説明する。図8は、コントロールユニットが実行する空調制御方法を示すフローチャートである。
コントロールユニット9が実行する空調制御方法について、図8を用いて説明する。図8は、コントロールユニットが実行する空調制御方法を示すフローチャートである。
図8に示すように、空調制御において、先ずIGスイッチ10がONであるか否かを判断する(ステップS1)。IGスイッチがOFFであると判断した場合には(ステップS1:No)、空調制御をリターンする。
一方、コントロールユニット9は、IGスイッチ10がONであると判断した場合には(ステップS1:Yes)、乗員による内気循環モードが選択されているか否かを判断する(ステップS2)。乗員による内気循環モードの選択は、図6を用いて説明したように、乗員が内気循環スイッチ84を押すことによりなされる。内気循環モードが選択されていない場合には(ステップS2:No)、空調制御をリターンする。
一方、コントロールユニット9は、内気循環モードが選択されていると判断した場合には(ステップS2:Yes)、図3(b)に示したように、内外気切り換えダンパ4を内気導入可能な状態に切り換えまたは維持し、ウインド3が閉状態であるか否かを判断する(ステップS3)。
コントロールユニット9は、車両1のウインド3の何れかが開状態であると判断した場合には(ステップS3:No)、空調制御をリターンする。これは、内気循環モードが選択されている場合であっても、ウインド3の何れかが開状態であるような場合にあっては、後述するリヤエクストラクタ7の制御を行わなくても、車室部1b内の換気が行われるためである。
一方、コントロールユニット9は、車両1における全てのウインド3が閉状態であると判断した場合には(ステップS3:Yes)、CO2センサ13からの情報を基に、車室部1b内のCO2濃度が高いか否か、車室内カメラ11およびシートセンサ12からの情報を基に、車室部1b内に居る乗員数が多いか否かと、を判断する(ステップS4)。
コントロールユニット9は、CO2濃度が高い、と判断した場合、または、乗車人数が多い(例えば、フル乗車)と判断した場合には(ステップS4:Yes)、エクストラクタ・アクチュエータ71に対して、エクストラクタ本体70のシャッタ701〜703を図5(a)に示すような開口量が“大”の状態へと切り替えるように指令を発する(ステップS5)。
なお、コントロールユニット9が、ステップS5を実行する場合においても、内外気切り換えダンパ4は、内気循環モードを維持したままである。
コントロールユニット9は、ステップS5を実行した後、空調制御をリターンする。
一方、コントロールユニット9は、CO2濃度が高くなく、乗車人数が多くないと判断した場合には(ステップS4:No)、ステップS4と同じく、CO2センサ13からの情報を基に、車室部1b内のCO2濃度が中程度であるか否かと、車室内カメラ11およびシートセンサ12からの情報を基に、車室部1b内に居る乗員数が中程度であるか否かと、を判断する(ステップS6)。
コントロールユニット9は、CO2濃度が中程度である、と判断した場合、または、乗車人数も中程度である(例えば、座席数の半分から7割に着席している)と判断した場合には(ステップS6:Yes)、エクストラクタ・アクチュエータ71に対して、エクストラクタ本体70のシャッタ701〜703を図5(b)に示すような開口量が“中”の状態へと切り替えるように指令を発する(ステップS7)。
なお、上記同様に、コントロールユニット9が、ステップS7を実行する場合においても、内外気切り換えダンパ4は、内気循環モードを維持したままである。
一方、コントロールユニット9は、CO2濃度が中程度ではなく(中程度よりも低く)、乗車人数が中程度ではない(中程度よりも低い)と判断した場合には(ステップS6:No)、ステップS4,S6と同じく、CO2センサ13からの情報を基に、車室部1b内のCO2濃度が正常範囲であるか否かを判断する(ステップS8)。
コントロールユニット9は、車室部1b内のCO2濃度が正常範囲であると判断した場合には(ステップS8:Yes)、エクストラクタ・アクチュエータ71に対して、エクストラクタ本体70のシャッタ701〜703を図5(d)に示すような“全閉状態”へと切り替えるように指令を発する(ステップS9)。これにより、後部開口部1eは塞がれた状態となり、車両1の外部からの音の侵入が抑制され、静かな車室部1b内環境を維持することができる。
一方、コントロールユニット9は、車室部1b内のCO2濃度が正常範囲ではないと判断した場合には(ステップS8:No)、エクストラクタ・アクチュエータ71に対して、エクストラクタ本体70のシャッタ701〜703を図5(c)に示すような開口量が“小”の状態へと切り替えるように指令を発する(ステップS10)。
なお、図8のフローチャートでは図示を省略しているが、ステップS8の判断では、CO2濃度が正常範囲であると判断した場合に加えて、乗車人数が少ない(例えば、運転者のみ)と判断した場合にも、ステップS9を実行することとなる。
また、同様に、図8のフローチャートでは図示を省略しているが、ステップS5の実行によりリヤエクストラクタ7の開口量を“大”としているにも拘らず、CO2濃度が上昇傾向にある場合には、コントロールユニット9は、ダンパ切り換えアクチュエータ71に対して、弁体40を回動し内気循環モードから外気導入モードへと一時的に切り換えを行うように制御することもできる。
ただし、乗員が内気循環モードを選択している状況であることを考慮し、コントロールユニット9は、CO2濃度が上昇傾向から平衡状態または下降傾向へと変化したと判断した場合には、側剤に、内外気切り換えダンパ4の状態を内気循環モードへと戻す制御を実行することが望ましい。
[変形例]
上記実施形態では、換気部の一例として車両後部1cに設けられたリヤエクストラクタ7を採用することとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、図4および図5に示した構成またはこれに類する構成を有する換気部を、車両の側部や底部に設けることとしてもよい。即ち、換気部は、前車の排気ガスや匂いなどが車室部内に入り込みにくい場所に設けられていればよい。
上記実施形態では、換気部の一例として車両後部1cに設けられたリヤエクストラクタ7を採用することとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、図4および図5に示した構成またはこれに類する構成を有する換気部を、車両の側部や底部に設けることとしてもよい。即ち、換気部は、前車の排気ガスや匂いなどが車室部内に入り込みにくい場所に設けられていればよい。
また、上記実施形態では、図3を用いて説明したように、内外気切り換えダンパ4における弁体40の回動状態により、外気導入モードと内気循環モードとの2つのモードを選択的に切り換え可能な構成としたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、外気導入モードと内気循環モードとの中間のモード、即ち、外気導入および内気導入を同時に行うモードを実行可能な内外気切り換え部を採用することも可能である。
また、上記実施形態では、リヤエクストラクタ7におけるシャッタ701〜703の開閉状態を、図5(a)〜(d)の4パターンとする構成を採用したが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、車室部1b内のCO2濃度に応じて、図5(a)に示す全開状態から図5(d)に示す全閉状態までの間を、リニアな状態の開度で開閉を実行することとしてもよい。
また、上記実施形態では、車両1に対して換気部として1つのリヤエクストラクタ7を設けることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、車両に複数の換気部を設けることとしてもよい。この場合には、複数の換気部の開閉をそれぞれ制御することにより、車室部内の領域ごとの環境を制御するのに優位となる。
1 車両
1b 車室部
1c 車両後部
3 ウインド
4 内外気切り換えダンパ(内外気切り換え部)
4a 外気導入口
4b 内気導入口
7 リヤエクストラクタ(換気部)
8 空調コントロールスイッチ
9 コントロールユニット(空調制御部)
10 IGスイッチ
11 車室内カメラ(乗員数検出部)
13 CO2センサ(CO2濃度検出部)
41 ダンパ切り換えアクチュエータ
70 エクストラクタ本体
71 エクストラクタ・アクチュエータ
100 車両用空調装置
701〜703 シャッタ
1b 車室部
1c 車両後部
3 ウインド
4 内外気切り換えダンパ(内外気切り換え部)
4a 外気導入口
4b 内気導入口
7 リヤエクストラクタ(換気部)
8 空調コントロールスイッチ
9 コントロールユニット(空調制御部)
10 IGスイッチ
11 車室内カメラ(乗員数検出部)
13 CO2センサ(CO2濃度検出部)
41 ダンパ切り換えアクチュエータ
70 エクストラクタ本体
71 エクストラクタ・アクチュエータ
100 車両用空調装置
701〜703 シャッタ
Claims (5)
- 車両用の空調装置であって、
前記車両の後部または底部には、車室内と車室外との間を連通するように連通口が設けられており、
前記車両の車室外から空気を導入する外気導入モードと、前記車両の車室内の空気を循環させる内気循環モードと、を切り替え可能な内外気切り換え部と、
前記車両の乗員による、前記外気導入モードと前記内気循環モードとの切り換えに係る選択を受け付ける空調コントロールスイッチと、
前記空調コントロールスイッチが受け付けた前記乗員による選択に基づいて、前記内外気切り換え部に対して選択されたモードを実行するように指令を発する空調制御部と、
前記連通口の開閉状態を前記空調制御部からの指令に基づいて変更する換気部と、
を備え、
前記空調制御部は、前記内気循環モードが選択されている場合であって、前記車室内の環境が換気が必要である状態と判断した場合には、前記換気部に対して、前記連通口を開状態とする旨の指令を発する、
車両用空調装置。 - 請求項1に記載の車両用空調装置において、
前記車室内のCO2濃度を検出し、当該検出結果を前記空調制御部に対して送出するCO2濃度検出部を、更に備え、
前記空調制御部は、前記CO2濃度検出部から送出されてきた前記検出結果を前記車室内の環境を判断する要素として用い、当該検出結果に応じて前記換気部に対する前記連通口の開口率の制御を実行する、
車両用空調装置。 - 請求項2に記載の車両用空調装置において、
前記空調制御部は、前記連通口の開口率が上限値である場合であって、前記CO2濃度検出部で検出される前記CO2濃度が上昇している場合には、前記内外気切り換え部に対して、前記外気導入モードに切り替えるように指令を発し、前記CO2濃度が下降するようになった場合には、前記内外気切り換え部に対して、前記内気循環モードに戻すように指令を発する、
車両用空調装置。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載の車両用空調装置において、
前記車室内に乗車している乗員数を検出し、当該乗員数情報を前記空調制御部に対して送出する乗員数検出部を、更に備え、
前記空調制御部は、前記乗員数情報を前記車室内の環境を判断する要素として用い、当該乗員数情報に応じて前記換気部に対する前記連通口の開口率の制御を実行する、
車両用空調装置。 - 車両用の空調装置の制御方法であって、
前記車両の後部または底部には、車室内と車室外との間を連通するように連通口が設けられており、
前記空調装置は、
前記車両の車室外から空気を導入する外気導入モードと、前記車両の車室内の空気を循環させる内気循環モードと、を切り替え可能な内外気切り換え部と、
前記車両の乗員による、前記外気導入モードと前記内気循環モードとの切り換えに係る選択を受け付ける空調コントロールスイッチと、
前記連通口の開閉状態を変更可能な換気部と、
を備え、
前記内気循環モードが選択されているか否かを判断するモード判断ステップと、
前記モード判断ステップにおいて、前記内気循環モードが選択されていると判断した場合に、前記車室内の環境が換気が必要であるか否かを判断する環境判断ステップと、
前記環境判断ステップにおいて、前記換気が必要であると判断した場合に、前記換気部の前記連通口を開状態とする換気部開状態移行ステップと、
を備える、
車両用空調装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018079566A JP2019188831A (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | 車両用空調装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018079566A JP2019188831A (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | 車両用空調装置およびその制御方法 |
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JP2019188831A true JP2019188831A (ja) | 2019-10-31 |
Family
ID=68388769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018079566A Pending JP2019188831A (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | 車両用空調装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019188831A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113619356A (zh) * | 2020-05-06 | 2021-11-09 | 比亚迪股份有限公司 | 空调辅助控制系统、方法及车辆 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006001310A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Denso Corp | 車両用内外気切替制御装置 |
JP2009040246A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Toyota Boshoku Corp | 車両用換気装置 |
US20160229257A1 (en) * | 2015-02-10 | 2016-08-11 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle and vehicle cabin air extraction system |
-
2018
- 2018-04-18 JP JP2018079566A patent/JP2019188831A/ja active Pending
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CN113619356B (zh) * | 2020-05-06 | 2023-12-12 | 比亚迪股份有限公司 | 空调辅助控制系统、方法及车辆 |
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