JP2019187188A - 電源制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高負荷状態になる前に出力型電源の電力が無駄に消費されることを防止する電源制御装置を提供する。【解決手段】電源制御装置80は、駆動システム600に接続される出力型電源である第1電源50、容量型電源である第2電源30、駆動システム600及び第1電源50と第2電源30との間で双方向に電力授受を行う双方向DDC(電力変換器)40を備える電源システム10に適用され、双方向DDC40の作動を制御する。電力供給量算出部81は、第1電源50及び第2電源30の電力、並びに、車両からの要求電力に基づいて、第1電源50及び第2電源30の電力供給量の指令値である指令電力を算出する。電力変換器操作部84は、指令電力に従って双方向DDC40を操作する。電力供給量算出部81は、車両からの要求電力に対し、第1電源50からの電力供給量に比べ第2電源30からの電力供給量が大きくなるように指令電力を算出する。【選択図】図1
Description
本発明は、出力型電源及び容量型電源を備える電源システムに適用される電源制御装置に関する。
従来、出力が相対的に大きい出力型電源と、蓄積可能な電力量が相対的に大きい容量型電源とを双方向電力変換器により電力授受可能に接続した電源システムにおいて、電力変換器の作動を制御する電源制御装置が知られている。例えば特許文献1に開示された電源制御装置は、高圧電源に出力型電源を用い、中圧電源に容量型電源を用いるハイブリッド車両の電源システムに適用される。
特許文献1の電源制御装置は、車両の走行路面が上り勾配であるとき、中圧電源のSOCが低下して中圧電源SOC下限値に到達するまで、容量型の中圧電源から出力型の高圧電源へ電力が供給されるように電力変換器を制御する。また、この電源制御装置は、車両の走行路面が下り勾配であるとき、中圧電源のSOCが上昇して中圧電源SOC上限値に到達するまで、出力型の高圧電源から容量型の中圧電源へ電力が供給されるように電力変換器を制御する。
引用文献1の技術において車両の走行路面が上り勾配のときは高負荷状態であり、下り勾配のときは低負荷状態である。引用文献1の技術では、下り勾配の低負荷状態のとき、出力型電源の電力が優先的に消費される。例えば、ハイブリッド車両が下り坂で渋滞中に低速EV走行を行い、渋滞を抜けた後に加速する状況を想定する。引用文献1の技術では加速前に出力型電源の電力が消費されてSOCが低下するため、高負荷状態になる加速時にエンジンが早掛かりし、燃費悪化に繋がるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、高負荷状態になる前に出力型電源の電力が無駄に消費されることを防止する電源制御装置を提供することにある。
本発明の電源制御装置は、車両に搭載され、第1電源(50)、第2電源(30)、及び電力変換器(40)を備える電源システムに適用され、電力変換器の作動を制御する。第1電源は、モータジェネレータ(65)を駆動する駆動システム(600)に接続される。第2電源は第1電源より電圧が低い。電力変換器は、駆動システム及び第1電源と第2電源との間で双方向に電力授受を行う。
第1電源は、第2電源に比べ出力が大きい出力型電源である。第2電源は、第1電源に比べ蓄積可能な電力量が大きい容量型電源である。例えば第1電源はリチウムイオンキャパシタであり、第2電源はリチウムイオン電池である。
電源制御装置は、電力供給量算出部(81)と、電力変換器操作部(84)と、を有する。電力供給量算出部は、第1電源電力検出器(75)が検出した第1電源の電力、第2電源電力検出器(73)が検出した第2電源の電力、及び、車両からの要求電力に基づいて、第1電源及び第2電源の電力供給量の指令値である指令電力を算出する。電力変換器操作部は、指令電力に従って電力変換器を操作する。電力供給量算出部は、車両からの要求電力に対し、第1電源からの電力供給量に比べ第2電源からの電力供給量が大きくなるように指令電力を算出する。なお、電力供給量にはパワー及びエネルギーが含まれる。
具体的に電力供給量算出部は、車両からの所定範囲の要求電力に対し、第1電源からの電力供給を抑制しつつ第2電源から電力供給するように指令電力を算出する。「所定範囲内の要求電力」とは、低負荷状態における比較的弱い放電を意味する。こうして電源制御装置は、例えば渋滞中に、以後の加速時に備えて出力型の第1電源の電力を温存し、容量型の第2電源から電力供給する。
本発明では、低負荷状態において出力型電源からの電力供給を抑制し、容量型電源からの電力供給を優先するため、高負荷状態になる以前に出力型電源の電力が無駄に消費されることを防止することができる。したがって、例えばハイブリッド車両の加速時に出力型電源の性能を有効に活用し、エンジンの早掛かりを防止し、燃費を向上させることができる。
以下、電源制御装置の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。複数の実施形態において実質的に同一の構成、又は、フローチャートの実質的に同一のステップには、同一の符号又は同一のステップ番号を付して説明を省略する。また、第1〜第4実施形態を包括して「本実施形態」という。本実施形態の電源制御装置は、エンジン及びモータジェネレータ(以下「MG」)を動力源とするハイブリッド車両に搭載された電源システムに適用される。以下、本実施形態が適用される電源システムの包括符号を「10」とする。各実施形態で電源システムを区別する場合、電源システムの符号に、「10」に続く3桁目に実施形態の番号を付す。
[電源システムの構成]
最初に、第1〜第3実施形態の電源制御装置に共通する全体構成について、図1を参照する。図1では、各実施形態が適用される電源システムの符号として包括符号「10」を用いる。電源システム10は、駆動システム600やエアコン(図中「A/C」)55等を含む高電圧系統と、補機負荷15等を含む低電圧系統との間に設けられる。
最初に、第1〜第3実施形態の電源制御装置に共通する全体構成について、図1を参照する。図1では、各実施形態が適用される電源システムの符号として包括符号「10」を用いる。電源システム10は、駆動システム600やエアコン(図中「A/C」)55等を含む高電圧系統と、補機負荷15等を含む低電圧系統との間に設けられる。
駆動システム600は、車両の動力源であるMG65をインバータ60が変換した電力により駆動するシステムである。MG65の力行動作時には、電源システム10から供給される直流電力がインバータ60で交流電力に変換されてMG65に供給される。また、MG65の回生動作時には、MG65で発生した交流電力がインバータ60で直流電力に変換されて電源システム10に回生される。システムによっては、インバータの入力側に昇圧コンバータが設けられてもよい。
駆動システム600のインバータ60やMG65等を除き、高電圧系統に接続される機器を「非駆動系機器」という。エアコン55は、高電圧系統の非駆動系機器の代表例である。高電圧系統の非駆動系機器には、エアコン55の他に、システム構成によってラジエータファン、電気ヒータ等が該当し、図1のエアコン55をこれらの非駆動系機器に置き換えてもよい。補機負荷15は、電動パワーステアリング装置、パワーウインドウ装置、ブロワ、ファン等、主機とは異なる各種機能を担う装置であり、補機電源20の低圧直流電力で駆動される。
電源システム10は、基本要素として、第1電源50、第2電源30、双方向DCDCコンバータ(以下「双方向DDC」)、電源電力検出器75、73、及び電源制御装置80を含む。第1電源50は、高電圧系統の駆動システム600に接続され、駆動システム600との電力授受を行う。第2電源30は、第1電源50より電圧が低い。
「電力変換器」としての双方向DDC40は、駆動システム600及び第1電源50と第2電源30との間で双方向に電力授受を行う。第1電源電力検出器75及び第2電源電力検出器73は、それぞれ第1電源50及び第2電源30の電力を、例えば電流及び電圧の積により検出する。電源制御装置80は、双方向DDC40の作動を制御する。
本実施形態では、第1電源50としてリチウムイオンキャパシタ(以下「LiC」)等の出力型電源が用いられ、第2電源30としてリチウムイオン電池(以下「LiB」)等の容量型電源が用いられる。出力型電源は容量型電源に比べて出力が大きく、容量型電源は出力型電源に比べて蓄積可能な電力量が大きい。出力型電源である第1電源50の電圧は例えば200Vであり、容量型電源である第2電源30の電圧は例えば48Vである。図中、及び明細書中の一部の箇所では、「出力型第1電源50」、「容量型第2電源30」というように記載する。
このように電源システム10は、出力型電源である第1電源50に、蓄電性能が優れたLiC等のキャパシタを用いる構成を前提とする。図2に、LiCとEDLC(すなわち電気二重層キャパシタ)との自己放電特性の比較を示す。EDLCは、早期に電荷が放電し、500Hr程度でSOCが約半分にまで低下するという問題があるため、放置前にEDLCのエネルギーを移送させたりして用いられる。
一方、LiCの自己放電特性は、約3か月でのSOC低下が5%程度と少ない。このようにLiCは蓄電性能が優れ、放置中も蓄電量を維持でき、LiBよりも蓄電性能が優れる。また、LiCは化学反応なく放電できるため、低温時の出力性能も優れる。LiCの優れた出力、蓄電性能に注目すれば、放置前にLiCに蓄電させることで次回走行の性能を向上させることができる。
さらに電源システム10は、補機負荷15に接続される補機電源20、第2電源30の電圧を降圧して補機電源20に供給する補機用降圧DDC25、及び、補機電源20の電力を検出する補機電源電力検出器72を含む。補機電源20は、例えば電圧14V程度の鉛電池(PbB)やリチウム電池(LiB)等が用いられる。
本明細書では、便宜上、第1電源50の200V級の電圧を「高電圧」、第2電源30の48V級の電圧を「中電圧」、補機電源20の14V級の電圧を「低電圧」という。双方向DDC40は、高電圧系統に接続された第1電源50側と、中低電圧系統に接続された第2電源30及び補機電源20側との間で電力授受を行う。
電源制御装置80は、電力供給量算出部81、及び、「電力変換器操作部」としてのDDC操作部84を有する。電力供給量算出部81は、各電源電力検出器75、73、72が検出した電力、及び、駆動システム600やエアコン55からの要求電力に基づき、各電源50、30、20の電力供給量の指令値である指令電力を算出する。ここで、「電力供給量」にはパワー及びエネルギーが含まれる。DDC操作部84は、電力供給量算出部81の指令に従って、双方向DDC40及び補機用降圧DDC25を操作する。
次に図3を参照し、本実施形態が適用される電源システム10の基本思想を比較例と対比して説明する。図3の上段に比較例による電源システム109の電力制御方法を示し、図3の下段に本実施形態による電源システム10の電力制御方法を示す。図中、実線矢印は積極的に実施される電力供給を示し、破線矢印は抑制又は禁止される電力供給を示す。以下の図4等の同形式の図についても同様とする。また、電力供給の「抑制」には、供給量を低減することに加え、「禁止」、すなわち供給量を0とすることを含むものとする。
比較例の電源システム109では、出力型第1電源50から高電圧系統の駆動システム600及びエアコン55、並びに、中低電圧系統の第2電源30、補機用降圧DDC25及び補機負荷15の全てに電力供給する。そのため、車両が低負荷状態から高負荷状態に移行し、駆動システム600から電源システム109へ電力供給が要求されたとき、既に低容量の出力型第1電源50のSOCは低下している可能性が高い。SOCが下限値まで低下すると、エンジンが早掛かりし、燃費悪化に繋がるという問題がある。
それに対し本実施形態が適用される電源システム10では、車両が高負荷状態になる前(例えば加速前)の低負荷状態時に、将来の電力消費を予測して、常に出力型第1電源50のSOCを温存するように制御する。そして、高負荷状態になったとき出力型第1電源50の性能を有効に引き出させるようにして問題解決を図るものである。
具体的に電源システム10は、加速前に車両からの要求電力が比較的小さい場合、低容量の出力型第1電源50の放電によるエネルギー消費を抑制し、容量型第2電源30から各部へ電力供給する。ここで、「車両からの要求電力」には、駆動システム600、エアコン55、補機負荷15からの要求電力が含まれる。このように本実施形態の電源システム10は、低容量の出力型第1電源50のエネルギーを加速前に維持しておき、次の加速に備える。その結果、加速時にエネルギー低下に伴う出力低下を防止することができる。
電力供給量算出部81は、基本的に、出力型第1電源50の電力供給を常に抑制し、容量型第2電源30から電力を供給するように指令電力を算出する。以下、この制御を「放電抑制制御」という。ただし、要求電力と第2電源30の出力可能電力との関係によっては、必ずしも第2電源30が100%電力供給するのが良いとは限らない。そこで、総じて電力供給量算出部81は、出力型電源からの電力供給量に比べて、容量型電源からの電力供給量が大きくなるように指令電力を算出する。
ところで、図3の下段の図において第1電源50の放電抑制制御には、次のように3通りの電力供給対象への放電の抑制が含まれる。
[1]第1電源50から駆動システム600への放電
[2]第1電源50から中低電圧系統の第2電源30、補機用降圧DDC25又は補機電源20への放電
[3]第1電源50から高電圧系統の非駆動系機器であるエアコン55への放電
続いて、これら3通りの放電抑制制御を第1〜第3実施形態として順に説明する。
[1]第1電源50から駆動システム600への放電
[2]第1電源50から中低電圧系統の第2電源30、補機用降圧DDC25又は補機電源20への放電
[3]第1電源50から高電圧系統の非駆動系機器であるエアコン55への放電
続いて、これら3通りの放電抑制制御を第1〜第3実施形態として順に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態について、図4〜図10を参照して説明する。まず、第1実施形態による放電抑制制御を図4に示す。電源システム101では、車両の駆動システム600等からの要求電力が第2電源30の出力可能電力の範囲内である場合、第1電源50からの電力供給を抑制しつつ、第2電源30から電力供給するように制御される。
第1実施形態について、図4〜図10を参照して説明する。まず、第1実施形態による放電抑制制御を図4に示す。電源システム101では、車両の駆動システム600等からの要求電力が第2電源30の出力可能電力の範囲内である場合、第1電源50からの電力供給を抑制しつつ、第2電源30から電力供給するように制御される。
ただし、駆動システム600等からの要求電力が第2電源30の出力可能範囲を超える場合、第2電源30から出力可能な電力を供給しつつ、要求電力と、第2電源30が供給する電力との差分である不足電力を第1電源50から出力するように制御される。この場合、基本的に第2電源30は出力可能な最大電力を供給することが好ましい。ただし第2電源30は、最大電力に限らず、出力可能電力に対し可及的に高い比率の電力を供給すればよい。
第1実施形態による放電抑制制御は、車両から電源システム101に対し、「所定条件の放電要求」として「弱い放電要求」がある状況で適用される。具体的に想定される状況としては、駐停車時、又は、渋滞走行、クリープ走行、リバース、登坂、軽いアクセルでの降坂等の低速EV走行時が挙げられる。
「弱い放電」とは、低車速、低アクセル開度の状態やエンジン停止状態で要求される電力供給量の比較的小さい放電を意味する。「弱い放電要求」は、駐停車時又は低車速時におけるシフト操作、パワースイッチ操作、ナビゲーションの目的地セット、エアコン等の非駆動系機器の運転、出力型電源から容量型電源への電力移送等の場合に発生する。
また、「弱い放電」に対し、急加速時、スロットル全開時、登坂時、高い車速変化時、炎天下のエアコン運転時等に要求される電力供給量の比較的大きい放電を「強い放電」という。第1実施形態の電源システム101は、強い放電要求があった場合、放電抑制制御を解除するようにしてもよい。
第1実施形態の着眼点として、駐車中や低速EV走行などの弱い放電要求に対しては、後の急加速に備えて、容量の少ない出力型第1電源50のSOCを温存しておき、主として容量型の第2電源30から電力を供給する。そして、急加速などの強い放電要求に対しては、出力型第1電源50が温存していた電力を供給する。このように、放電量によって出力型第1電源50と容量型第2電源30との間で電力量の配分を変更することで、エンジンの早掛かりを抑制でき、燃費悪化を抑制することができる。
次に、第1実施形態による放電抑制制御について、図5のフローチャートを参照して説明する。以下のフローチャートの説明で記号Sは「ステップ」を表す。S12で電力供給量算出部81は、駆動システム600等から電源システム101に対し放電要求があるか否か判断する。具体的には、MG65が力行作動するとき、要求電力は正であり、電源システム101から駆動システム600への放電が要求される。一方、MG65が回生動作するとき、要求電力は負であり、駆動システム600から電源システム101への充電が要求される。
例えば電力供給量算出部81は、要求電力の正負により、放電要求であるか充電要求であるかを判定する。すなわち、要求電力が正の場合にS12でYESと判定され、S13に移行する。或いは電力供給量算出部81は、要求電力が0[kw]から正の所定値までの範囲内にあるとき、「弱い放電要求がある」と判定し、S13に移行してもよい。
S13で電力供給量算出部81は、第1電源50からの電力供給を抑制するように指令電力を算出する。つまり、電力供給量算出部81は、第1電源50からの電力供給量に比べ第2電源30からの電力供給量が大きくなるように制御を行う。ここで、S13の処理は、駆動システム600から要求される放電量によらず、適用可能である。
詳しくは、要求電力及び第2電源30のSOCに応じて、次のように場合分けされる。なお、S13での指令電力の算出方法の詳細は後述する。
<1>弱い放電要求がある場合、第1電源50からの電力供給を最小限とするように抑制し、主に第2電源30から駆動システム600に電力供給させる。
<2>第2電源30の出力電力が要求電力に対して余る場合、余剰電力を第1電源50の充電に用いてもよい。
<3>第2電源30の出力電力が要求電力に対して不足する場合、やむなく不足電力を第1電源50から放電させる。
<1>弱い放電要求がある場合、第1電源50からの電力供給を最小限とするように抑制し、主に第2電源30から駆動システム600に電力供給させる。
<2>第2電源30の出力電力が要求電力に対して余る場合、余剰電力を第1電源50の充電に用いてもよい。
<3>第2電源30の出力電力が要求電力に対して不足する場合、やむなく不足電力を第1電源50から放電させる。
S14でDDC操作部84は、指令電力に基づいて双方向DDC40を作動させる。例えば基本パターンである上記<1>の場合、第2電源30からの電力を全て駆動システム600に供給することが好ましい。ただし、第1電源50の高電位側に遮断素子を設けないシステム構成では、双方向DDC40の作動中に高電圧系統から第1電源50に流入する電流を0にすることはできない。そこで、第1電源50の高電位側にリレー等の遮断素子51を設けてもよい。
駆動システム600から電源システム101に対する放電要求が無く、S12でNOと判定された場合、S15に移行する。例えばMG65の回生動作による充電要求がある場合、DDC操作部84は、双方向DDC40を作動させて第2電源30や補機電源20を充電する。
次に、S13における第1電源50及び第2電源30の指令電力の算出方法について詳しく説明する。ここでは、上述の3つの場合分けに基づいて両電源の指令電力の算出方法を導く。算出方法の各段階に[S13−1]から[S13−4]までのサブステップ番号を付す。まず、以下のように記号を定義する。「b」は電源システム、「b1」は第1電源50(すなわち出力型電源)、「b2」は第2電源30(すなわち容量型電源)、「ddc」は双方向DDC40に関連する量を示す。「f」は指令を意味する。また、電源の電力の符号について、放電を正、充電を負とする。
Pbf:要求電力
Pddcmax:双方向DDC最大電力
Pb2out:第2電源出力可能電力
Pb2ddcout:(双方向DDC最大電力を考慮した)第2電源出力可能電力
ΔPb2(>0):第2電源余剰電力
ΔPb2(<0):第2電源不足電力
ΔPb2x:電源間充電に利用できない第2電源余剰電力
ΔPb2fb1b2chg:(電源間充電に利用される)第2電源指令電力
Pb2fsys:(システム要求に対する)第2電源指令電力
Pb2f:第2電源指令電力
Pb1in:第1電源入力可能電力
Pb1out:第1電源出力可能電力
Pb1f:第1電源指令電力
Pb1f*:(制限前の)第1電源指令電力
Pddcmax:双方向DDC最大電力
Pb2out:第2電源出力可能電力
Pb2ddcout:(双方向DDC最大電力を考慮した)第2電源出力可能電力
ΔPb2(>0):第2電源余剰電力
ΔPb2(<0):第2電源不足電力
ΔPb2x:電源間充電に利用できない第2電源余剰電力
ΔPb2fb1b2chg:(電源間充電に利用される)第2電源指令電力
Pb2fsys:(システム要求に対する)第2電源指令電力
Pb2f:第2電源指令電力
Pb1in:第1電源入力可能電力
Pb1out:第1電源出力可能電力
Pb1f:第1電源指令電力
Pb1f*:(制限前の)第1電源指令電力
[S13−1]:要求電力に対する第2電源指令電力
第2電源30の出力可能電力Pb2outは、式(1.1)に示すように、双方向DDC40の最大電力Pddcmaxで制限される。
Pb2ddcout=Min(Pb2out,Pddcmax) ・・・(1.1)
第2電源30の出力可能電力Pb2outは、式(1.1)に示すように、双方向DDC40の最大電力Pddcmaxで制限される。
Pb2ddcout=Min(Pb2out,Pddcmax) ・・・(1.1)
電源システム10に対する要求電力Pbfについては、主として第2電源30から電力を供給させる。これより、要求電力Pbfに対応してシステムに供給する第2電源30の指令電力Pb2fsysが式(1.2)により設定される。なお、損失分や補機負荷15の電力は適宜、上乗せすればよい。
Pb2fsys=Min(Pbf,Pb2ddcout) ・・・(1.2)
Pb2fsys=Min(Pbf,Pb2ddcout) ・・・(1.2)
[S13−2]:第2電源余剰電力
第2電源30について、要求電力Pbf分を出力させた際に余った余剰電力ΔPb2が式(2)により算出される。
ΔPb2=Pb2ddcout−Pbf ・・・(2)
第2電源30について、要求電力Pbf分を出力させた際に余った余剰電力ΔPb2が式(2)により算出される。
ΔPb2=Pb2ddcout−Pbf ・・・(2)
[S13−3]:電源間充電に対する第2電源指令電力
第2電源30の余剰電力ΔPb2は第1電源50の充電に積極的に用いられる。一方、第2電源30だけで電力が不足する場合、不足分の電力は第1電源50から供給される。演算上では式(3)により、第2電源30が放電する余剰電力ΔPb2が第1電源50に充電される指令電力Pb1f*として表される。「*」は、制限前の値であることを示す。なお、第1電源50を充電しない方法を採用する場合は与式を変更すればよい。
−Pb1f*=ΔPb2 ・・・(3)
第2電源30の余剰電力ΔPb2は第1電源50の充電に積極的に用いられる。一方、第2電源30だけで電力が不足する場合、不足分の電力は第1電源50から供給される。演算上では式(3)により、第2電源30が放電する余剰電力ΔPb2が第1電源50に充電される指令電力Pb1f*として表される。「*」は、制限前の値であることを示す。なお、第1電源50を充電しない方法を採用する場合は与式を変更すればよい。
−Pb1f*=ΔPb2 ・・・(3)
しかしながら、第1電源指令電力Pb1fは、充電時には式(4.1)、放電時には式(4.2)に示すように、第1電源の出力可能電力Pb1out(≧0)及び入力可能電力Pb1in(≦0)で制限される。
Pb1f=Max(Pb1f*,Pb1in) ・・・(4.1)
Pb1f=Min(Pb1f*,Pb1out) ・・・(4.2)
Pb1f=Max(Pb1f*,Pb1in) ・・・(4.1)
Pb1f=Min(Pb1f*,Pb1out) ・・・(4.2)
そして、式(5)により、制限後の第1電源指令電力Pb1f(充電量)は、電源間充電時の電力に相当する第2電源指令電力ΔPb2fb1b2chg(放電量)に等しいと表される。
ΔPb2fb1b2chg=−Pb1f ・・・(5)
ΔPb2fb1b2chg=−Pb1f ・・・(5)
ここで、第2電源余剰電力ΔPb2と第2電源指令電力ΔPb2fb1b2chgとは常に値が一致するわけではなく、式(6)で表される差分ΔPb2xが電源間充電に利用できない余剰電力として残る。
ΔPb2=ΔPb2fb1b2chg+ΔPb2x ・・・(6)
ΔPb2=ΔPb2fb1b2chg+ΔPb2x ・・・(6)
[S13−4]:第2電源指令電力
最終的に第2電源指令電力Pb2fは、式(7)に示すように、駆動システム600が消費する電力に対する指令電力Pb2fsysと、電源間充電に用いる電力に対する指令電力ΔPb2fb1b2chgとを加算した値になる。DDC操作部84は、第2電源30からの出力電力が指令電力Pb2fになるように双方向DDC40を操作する。
Pb2f=Pb2fsys+ΔPb2fb1b2chg ・・・(7)
最終的に第2電源指令電力Pb2fは、式(7)に示すように、駆動システム600が消費する電力に対する指令電力Pb2fsysと、電源間充電に用いる電力に対する指令電力ΔPb2fb1b2chgとを加算した値になる。DDC操作部84は、第2電源30からの出力電力が指令電力Pb2fになるように双方向DDC40を操作する。
Pb2f=Pb2fsys+ΔPb2fb1b2chg ・・・(7)
以上のとおり、第1電源50(すなわち出力型電源)からの電力供給を抑制し、第2電源30(すなわち容量型電源)からの電力を優先的に用いる制御方法が導かれる、なお、入力要求の場合、両電源とも最大限に充電させる考えに基づき算出方法を切り替えるが、その説明は省略する。
次に、S13の場合分けの<2>に相当する、「第2電源30の出力電力が要求電力に対して余り、余剰電力を第1電源50の充電に用いる」場合の第1電源50及び第2電源30の電力関係について、図6(a)、(b)を参照する。図6(a)、(b)には、第1電源入力可能電力Pb1inと第2電源出力可能電力Pb2outとの関係が示される。各電源の全体の電力のうち、ハッチングを付した部分が有効に授受される電力である。例えば第2電源出力可能電力Pb2outは双方向DDC最大電力Pddcmaxで制限される。また、下向きのブロック矢印は電力制限を表す。
図6(a)に、頻度が高い「弱い放電要求」の場合を示す。例えば要求電力Pbfは、クリープ走行用又はエアコン運転用の1〜3kw程度である。第2電源30は、この要求電力Pbfに対しシステム分の指令電力Pb2fsysを供給し、さらに余剰電力ΔPb2を用いて第1電源50に電源間充電を行う。この場合、第2電源余剰電力ΔPb2と、電源間充電に利用される第2電源指令電力ΔPb2fb1b2chgと、第1電源指令電力Pb1fとは等しくなる。
図6(b)に、「第1電源入力電力制限時における弱い放電要求」の場合を示す。要求電力Pbfは、図6(a)の例と同様である。この場合、電源間充電に利用される第2電源指令電力ΔPb2fb1b2chgは、第2電源余剰電力ΔPb2より小さく、且つ、第1電源指令電力Pb1fに等しくなる。一般にキャパシタの入力電力制限は、電池の入力電力制限とは異なり、満充電時を除いてほとんどなく、この例の頻度は極めて低い。
次に、S13の場合分けの<3>に相当する、「第2電源30の出力電力が要求電力に対して不足する場合、不足電力を第1電源50から放電させる」例での電力移動を図7に示し、電源電力関係を図8(a)−(c)に示す。図7に示すように、この場合、第2電源30及び第1電源50の両方から駆動システム600に電力供給される。図8(a)−(c)には、第1電源出力可能電力Pb1outと第2電源出力可能電力Pb2outとの関係が示される。ΔPb2は負の値であり「不足電力」を示す。また、電源間充電に利用される第2電源指令電力ΔPb2fb1b2chgは0となる。
図8(a)に、頻度が高い「強い放電要求」の場合を示す。例えば要求電力Pbfは、加速時に必要な電力に相当する。この場合、要求電力Pdfに対する第2電源不足電力ΔPb2を第1電源出力可能電力Pb1outの一部で補う。第1電源指令電力Pb1fは第2電源不足電力ΔPb2に等しくなる。
図8(b)に、頻度が低い「極めて強い放電要求」の場合を示す。例えば要求電力Pbfは、急加速時に必要な電力に相当する。この場合、要求電力Pdfに対する第2電源不足電力ΔPb2を第1電源出力可能電力Pb1outの全部で補う。図8(a)と同様に、第1電源指令電力Pb1fは第2電源不足電力ΔPb2に等しくなる。
図8(c)に、頻度が極めて低い「第2電源出力電力制限時における弱い放電要求」の場合を示す。要求電力Pbfは、クリープ走行用やエアコン運転用相当の電力である。この場合、図8(a)の例と同様に、要求電力Pdfに対する第2電源不足電力ΔPb2を第1電源出力可能電力Pb1outの一部で補う。第1電源指令電力Pb1fは第2電源不足電力ΔPb2に等しくなる。
なお、「第2電源出力電力制限時における弱い放電要求」の場合、二つの電源50、30から電力供給して双方向DDC40で電力を消費するより、第1電源50の一つだけで電力供給した方が燃費が向上する可能性がある。そこで、例えば要求電力pbfが所定範囲内であるかを判定し、判定結果に応じて、二つの電源50、30から電力供給するか、第1電源50のみから電力供給するかを切り替えるようにしてもよい。
次に、ハイブリッド車両の走行開始時に第1実施形態の放電抑制制御を実施した場合の作用効果の一例について、図9のタイムチャートを参照して説明する。第2電源SOC、第1電源SOC及びエンジン作動について、破線は、放電抑制制御を実施しない比較例の特性を示す。また、第1電源出力可能電力Pb1outの実線は、理論的には要求電力Pbfの二点鎖線に重なるが、図示の都合上、あえて少しずらして記載している。
パワースイッチがレディオンされる時刻t1以前の車両停止時に放電抑制制御が実施されることにより、(*1)に示すように、第1実施形態では、比較例に対し第1電源SOCが高い状態で維持される。
時刻t1にパワースイッチがレディオンされると、第2電源出力可能電力Pb2outが立ち上がる。シフト位置がPからDに変更され、時刻t2にブレーキがOFFされると、車両はクリープ走行を開始する。時刻t1以後、(*2)に示すように、車両からの要求電力Pbfは第2電源出力可能電力Pb2outより小さい。したがって、第2電源30から車両に電力供給し、且つ、第2電源30の余剰分の電力が第1電源50に充電される。そのため、第2電源SOCは次第に低下し、第1電源SOCは次第に上昇する。このときの電源50、30の電力関係は図6(a)に示される。
これに対し、第1電源50から車両に電力供給する比較例では、第2電源SOCは変化せず、第1電源SOCは次第に低下する。したがって、第1実施形態と比較例との間で、車両のクリープ走行中に第1電源SOCの差が拡大し、時刻t3における第1電源SOCの差はΔXとなる。
時刻t3に車両が緩加速を開始すると同時に要求電力Pbfが増加する。すると、要求電力Pdfに対して第2電源出力可能電力Pb2outが不足するため、第1電源出力可能電力Pb1outの一部が車両への電力供給に用いられる。このときの電源50、30の電力関係は図8(a)に示される。時刻t3以後、第2電源SOC及び第1電源SOCはいずれも低下する。また、比較例でも、時刻t3以後、第2電源SOC及び第1電源SOCはいずれも低下する。
比較例では、時刻t4に第1電源SOCが下限SOCに到達し、エンジンが作動する。つまり、車両停止中やクリープ走行中に第1電源SOCを消費したことにより、エンジンの早掛かりが発生する。これに対し第1実施形態では、緩加速が開始された時刻t3の時点で、比較例に対しΔX分の第1電源SOCが余分に温存されている。したがって、時刻t4時点での第1電源SOCは下限SOCより大きく、(*3)に示すように、エンジンは作動しない。よって、エンジン早掛かりを抑制することができる。
以上のように第1実施形態では、駆動システム600やエアコン55等の高電圧系統からの要求電力が第2電源30の出力可能電力の範囲内である場合、第1電源50からの電力供給を抑制しつつ、第2電源30から高電圧系統に電力供給するように制御を行う。これにより、第1電源50のSOCを温存し、次回、高負荷状態になる走行開始時にエンジンの早掛かりを防止して燃費を向上させることができる。
ただし、第2電源30と高電圧系統との間で双方向DDC40を経由して充放電を行う場合、双方向DDC40による損失が生じる。例えば双方向DDC40における一方向の電力変換効率が98%とすると、往復での効率は約96%となり約4%の損失が生じる。すなわち、第1電源50と高電圧系統との間で充放電を行う場合の損失に比べ、約4%の損失が増加する。そこで電源制御装置80は、第1電源50のSOCを消費しエンジンの早掛かりが生じることによる損失と、第2電源30から双方向DDC40を経由して電力供給することによる損失とを比較し、放電抑制制御を実施するか否か判断するようにしてもよい。
また、第2電源30の余剰電力を第1電源50の充電に用いるか否かについても、双方向DDC40の効率特性に基づいて判断してもよい。図10に示すように、双方向DDC40の種類によって、DDC出力に対してDDC効率が単調増加する特性のDDC−Aや、DDC効率が凸状となる特性のDDC−Bが存在する。例えば出力3kWのとき最大効率となる特性のDDC−Bを用いる場合、3kWのエアコン電力のみを第2電源30から供給する方が効率が良い。一方、単調増加特性のDDC−Aを用いる場合、双方向DDC40を最大出力7kWで作動させるべく第1電源50であるLiCに4kW分の充電を行い、エアコン電力3kWと第1電源50の充電電力4kWとを合計した7kWを第2電源30から供給する方が効率が良い。
(第2実施形態)
第2実施形態について、図11、図12を参照して説明する。第2実施形態による放電抑制制御を図11に示す。電源システム102では、破線矢印で示すように、第1電源50から中低電圧系統である第2電源30又は補機系統への電力供給を抑制することで第1電源50の放電が抑制される。ただし、第2電源30のSOCが下限SOCより大きいことを前提とし、実線矢印で示すように、第2電源30から補機用降圧DDC25へ電力供給されるものとする。つまり、電源システム102は、第2電源30のSOCが枯渇するまで第1電源50から第2電源30への電力供給を抑制し、次回の走行に備えて出力型第1電源50のSOCを温存する。
第2実施形態について、図11、図12を参照して説明する。第2実施形態による放電抑制制御を図11に示す。電源システム102では、破線矢印で示すように、第1電源50から中低電圧系統である第2電源30又は補機系統への電力供給を抑制することで第1電源50の放電が抑制される。ただし、第2電源30のSOCが下限SOCより大きいことを前提とし、実線矢印で示すように、第2電源30から補機用降圧DDC25へ電力供給されるものとする。つまり、電源システム102は、第2電源30のSOCが枯渇するまで第1電源50から第2電源30への電力供給を抑制し、次回の走行に備えて出力型第1電源50のSOCを温存する。
図12のフローチャートに第2実施形態による放電抑制制御を示す。S22で電力供給量算出部81は、第2電源電力検出部73が検出した第2電源30のSOCが下限SOCより大きいか否か判断する。S22の判断では、中低電圧系統の電力状態について、次の3つの条件が考慮される。
<条件1>第2電源30の強制充電は不要か? つまり、第2電源30のSOCは下限SOCより大きいか?
<条件2>補機電源20の強制充電は不要か? つまり、補機電源20のSOCは下限SOCより大きいか?
<条件3>補機負荷15への電力供給は不要か?
<条件2>補機電源20の強制充電は不要か? つまり、補機電源20のSOCは下限SOCより大きいか?
<条件3>補機負荷15への電力供給は不要か?
ここで、第1電源50から補機負荷15への電力供給は補機電源20のSOC枯渇が前提条件となるから、<条件3>は<条件2>で代用ができる。また、補機電源20が枯渇すれば第2電源30から補機電源20へ充電するため、<条件2>は<条件1>で代用ができる。したがって、<条件1>のみを判定すればよいことになる。
第2電源30のSOCに余剰分があり、S22でYESと判定されると、S23に移行する。第2電源30が電力供給可能であるため、S23で電力供給量算出部81は、第1電源50から中低電圧系統への電力供給を抑制するように指令電力を算出する。なお、図11には図示しないが、第2電源30から第1電源50への電力供給は実施可能である。S24でDDC操作部84は、出力型第1電源50から中低電圧系統への電力供給を抑制するように双方向DDC40を制御する。
第2電源30のSOCが下限SOC以下に低下しS22でNOと判定されると、S25に移行する。第2電源30及び補機電源20のSOCが枯渇した場合、第2電源30及び補機電源20を強制充電する必要があり、第1電源50から第2電源30への電力供給はやむを得ない。そこで、S25でDDC操作部84は、出力型第1電源50から中低電圧系統への電力供給を許可するように双方向DDC40を制御する。第2実施形態では、第2電源30のSOCが枯渇するまで第1電源50の電力を確実に温存することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態について、図13、図14を参照して説明する。第3実施形態による放電抑制制御を図13に示す。電源システム103では、破線矢印で示すように、第1電源50から高電圧系統の非駆動系機器であるエアコン55への電力供給が抑制され、第1電源50の放電が抑制される。なお、上述の通り、高電圧系統の非駆動系機器をエアコン55以外のラジエータファンや電気ヒータ等に置き換えてもよい。
第3実施形態について、図13、図14を参照して説明する。第3実施形態による放電抑制制御を図13に示す。電源システム103では、破線矢印で示すように、第1電源50から高電圧系統の非駆動系機器であるエアコン55への電力供給が抑制され、第1電源50の放電が抑制される。なお、上述の通り、高電圧系統の非駆動系機器をエアコン55以外のラジエータファンや電気ヒータ等に置き換えてもよい。
例えば、エアコン55を使用しながら駐車している間にエアコン55によって第1電源50のSOCが消費されると、次回走行開始時に第1電源50の性能が低下し、エンジンの早掛かりが発生する要因となる。また、エアコン55以外の高電圧系統の非駆動系機器によって第1電源50のSOCが消費される場合にも同様の問題が想定される。そこで、駐停車中の高電圧系統の非駆動系機器への電力供給については、第1電源50からの電力供給を抑制し、実線で示すように、第2電源30から電力供給する。これにより、次回の走行に備えて出力型第1電源50のSOCを温存する。
図14のフローチャートに第3実施形態による放電抑制制御を示す。ここでは、高電圧系統の非駆動系機器をエアコン55として説明する。なお、その他の高電圧系統の非駆動系機器を対象とする場合、機器によっては、「作動要求」を「電力供給要求」と読み替えてもよい。S32で電力供給量算出部81は、エアコン55からの作動要求があるか判断する。作動要求がある場合、S32でYESと判定され、S33に移行する。作動要求が無い場合、S32でNOと判定され、処理を終了する。
S33で電力供給量算出部81は、第1電源50からエアコン55への電力供給を抑制するように指令電力を算出する。S34でDDC操作部84は、双方向DDC40を作動させ、第2電源30からエアコン55へ電力供給する。またDDC操作部44は、それと同時に第2電源30から第1電源50へ電力供給し、第1電源50を充電してもよい。第3実施形態では、駐車中のエアコン55等の使用による第1電源50の電力消費を抑制し、次回走行時に備えて電力を温存することができる。
(第4実施形態)
第3実施形態による放電抑制制御の効果の大部分は、次回の走行を控えた駐停車状態において得られると考えられる。そこで第4実施形態では、第3実施形態の放電抑制制御を実行する前提として、車両の駐停車状態を判定する。
第3実施形態による放電抑制制御の効果の大部分は、次回の走行を控えた駐停車状態において得られると考えられる。そこで第4実施形態では、第3実施形態の放電抑制制御を実行する前提として、車両の駐停車状態を判定する。
図15に示すように、第4実施形態の電源制御装置804は、車速情報やシフト信号に基づいて駐停車状態であるか否かを判定する駐停車判定部86をさらに備える。ここで、駐停車判定部86が判定する「駐停車状態」には、車両停止状態の他にクリープ走行状態が含まれるものとして定義される。
図16に示すように、第4実施形態の放電抑制制御は、第3実施形態の図14に対し、S32の前にS41が追加される。S41で駐停車判定部86は、車両が駐停車状態であるか否か判定し、YESの場合、S32〜S34が実行される。一方、通常走行中にエアコン55の作動要求があっても第1電源50からの電力供給は抑制されない。第4実施形態では、電力温存効果の大きい駐停車状態に絞って、効率的に放電抑制制御を実行することができる。
(その他の実施形態)
(a)出力型第1電源50及び容量型第2電源30は、上記実施形態に例示したリチウムイオンキャパシタ及びリチウムイオン電池に限らず、それ以外のキャパシタ及び電池、或いは、キャパシタ又は電池以外の電源を用いてもよい。また、電源の種類、電圧、電力の範囲などは変更してもよい。
(a)出力型第1電源50及び容量型第2電源30は、上記実施形態に例示したリチウムイオンキャパシタ及びリチウムイオン電池に限らず、それ以外のキャパシタ及び電池、或いは、キャパシタ又は電池以外の電源を用いてもよい。また、電源の種類、電圧、電力の範囲などは変更してもよい。
(b)本発明の電源制御装置は、第2電源30が補機系統に接続されない電源システムに適用されてもよい。また補機系統において補機電源20や補機用降圧DDC25が設けられず、第2電源30の電力が直接補機負荷15に供給されるようにしてもよい。
(c)本発明の電源制御装置は、ハイブリッド車両でなく電気自動車の電源システムに適用されてもよい。その場合、ハイブリッド車両におけるエンジン早掛かり防止の課題を、加速性能低下防止等の課題に置き換えて、上記実施形態の作用効果を拡張適用すればよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
10(101−103)・・・電源システム、
30 ・・・(容量型)第2電源、
40 ・・・双方向DDC(電力変換器)、
50 ・・・(出力型)第1電源、
600・・・駆動システム、
65 ・・・MG(モータジェネレータ)、
73 ・・・第2電源電力検出器、 75 ・・・第1電源電力検出器、
80、804 ・・・電源制御装置、
81 ・・・電力供給量算出部、 84 ・・・電力変換器操作部。
30 ・・・(容量型)第2電源、
40 ・・・双方向DDC(電力変換器)、
50 ・・・(出力型)第1電源、
600・・・駆動システム、
65 ・・・MG(モータジェネレータ)、
73 ・・・第2電源電力検出器、 75 ・・・第1電源電力検出器、
80、804 ・・・電源制御装置、
81 ・・・電力供給量算出部、 84 ・・・電力変換器操作部。
Claims (12)
- 車両に搭載され、モータジェネレータ(65)を駆動する駆動システム(600)に接続される第1電源(50)、前記第1電源より電圧が低い第2電源(30)、並びに、前記駆動システム及び前記第1電源と前記第2電源との間で双方向に電力授受を行う電力変換器(40)を備え、前記第1電源は、前記第2電源に比べて出力が大きい出力型電源であり、前記第2電源は、前記第1電源に比べて蓄積可能な電力量が大きい容量型電源である電源システム(10)に適用され、前記電力変換器の作動を制御する電源制御装置であって、
第1電源電力検出器(75)が検出した前記第1電源の電力、第2電源電力検出器(73)が検出した前記第2電源の電力、及び、車両からの要求電力に基づいて、前記第1電源及び前記第2電源の電力供給量の指令値である指令電力を算出する電力供給量算出部(81)と、
前記指令電力に従って前記電力変換器を操作する電力変換器操作部(84)と、
を有し、
前記電力供給量算出部は、車両からの要求電力に対し、前記第1電源からの電力供給量に比べ前記第2電源からの電力供給量が大きくなるように前記指令電力を算出する電源制御装置。 - 前記第1電源はキャパシタであり、前記第2電源は電池である前記電源システムに適用される請求項1に記載の電源制御装置。
- 前記第1電源はリチウムイオンキャパシタであり、前記第2電源はリチウムイオン電池である前記電源システムに適用される請求項2に記載の電源制御装置。
- 車両の補機負荷(15)に電源供給する補機電源(20)、及び、前記第2電源の電圧を降圧し前記補機電源に電力供給する補機用電力変換器(25)をさらに備える電源システムに適用され、
前記電力供給量算出部は、さらに補機電源電力検出器(72)が検出した前記補機電源の電力に基づいて前記第1電源及び前記第2電源の指令電力を算出し、
前記電力変換器操作部は、前記電力供給量算出部の指令に従ってさらに前記補機用電力変換器を操作する請求項1〜3のいずれか一項に記載の電源制御装置。 - 前記電力供給量算出部は、車両からの所定範囲の要求電力に対し、前記第1電源からの電力供給を抑制しつつ前記第2電源から電力供給するように前記指令電力を算出する請求項1〜4のいずれか一項に記載の電源制御装置。
- 前記電力供給量算出部は、
車両からの要求電力が前記第2電源の出力可能電力の範囲内である場合、
前記第1電源からの電力供給を抑制しつつ、前記第2電源から電力供給するように前記指令電力を算出し、
車両からの要求電力が前記第2電源の出力可能電力の範囲を超える場合、
前記第2電源の出力可能電力に応じた電力を前記第2電源から供給しつつ、要求電力と前記第2電源の電力との差分である不足電力を前記第1電源から電力を供給するように前記指令電力を算出する請求項5に記載の電源制御装置。 - 前記電力供給量算出部は、前記第2電源が出力可能な最大電力を前記第2電源から供給するように前記指令電力を算出する請求項6に記載の電源制御装置。
- 前記第2電源の出力可能電力は、前記電力変換器が変換可能な最大電力により制限される請求項6または7に記載の電源制御装置。
- 前記電力供給量算出部は、
車両から前記電源システムに対する放電要求がある場合、前記第1電源からの放電を抑制し、
車両から前記電源システムに対する充電要求がある場合、前記第2電源、又は、補機用電力変換器(25)を介して前記第2電源に接続される補機電源に充電するように前記指令電力を算出する請求項6〜8のいずれか一項に記載の電源制御装置。 - 前記電力供給量算出部は、前記第2電源のSOCが低下し下限SOCに到達するまで、前記第1電源からの電力供給を抑制しつつ、前記第2電源から電力供給するように前記指令電力を算出する請求項5に記載の電源制御装置。
- 前記車両には、前記第1電源に接続される高電圧系統における前記駆動システム以外の非駆動系機器が設けられ、
前記電力供給量算出部は、前記非駆動系機器の要求電力に対し、前記第1電源からの電力供給を抑制しつつ、前記第2電源から前記非駆動系機器に電力供給するように前記指令電力を算出する請求項5に記載の電源制御装置。 - 車両停止状態またはクリープ走行状態として定義される駐停車状態を判定する駐停車判定部(86)をさらに有し、
前記駐停車判定部により駐停車状態であると判定されたとき、
前記電力供給量算出部は、前記第1電源からの電力供給を抑制しつつ、前記第2電源から電力供給するように前記指令電力を算出する請求項5に記載の電源制御装置。
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