JP2007181328A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両を駆動するモータと、このモータに対して並列に接続された燃料電池と、キャパシタとを備えた車両用制御装置において、キャパシタに蓄えられたエネルギを無駄にせず、エネルギを積極的に有効利用することを可能とし、また、エネルギを放出したキャパシタには直ちに充電することを可能とし、キャパシタを大型化することなく、必要なエネルギを得ることにある。
【解決手段】制御手段は、DC/DCコンバータの出力電圧を車速検出手段により検出される車速に応じて変化するように制御する電圧制御部を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両用制御装置に係り、特に燃料電池(燃料電池スタック)とキャパシタ(電気二重層コンデンサ)とを備えた車両用制御装置に関するものである。
車両には、燃料電池(燃料電池スタック)を搭載した燃料電池自動車がある。この燃料電池自動車においては、車両の総合効率を向上させるために、あるいは、燃料電池の負荷応答特性を補完するために、二次電池やキャパシタ(電気二重層コンデンサ)等の電力貯蔵装置を搭載したハイブリッドシステムを採用しているものがある。中でも、キャパシタは、充放電において二次電池のような化学変化を伴わないため、一般的に、長寿命で出力密度が高く、また、燃料電池の出力電圧にも良く追従し、また、燃料電池との間に大型のDC/DCコンバータ等の電圧調整装置を必要としない等の利点が多いものである。これにより、ハイブリッドシステムが簡素化されるだけでなく、システム効率の向上にも寄与している。
従来、燃料電池とキャパシタとを搭載した車両用制御装置には、キャパシタの放電電流による電気負荷に対する電力供給の補助が必要であると判断されたときに、DC/DCコンバータの出力電圧をキャパシタの開回路電圧よりも低く制御し、キャパシタの放電電流によるアシストが不能になることを抑制するものがある。
また、燃料電池とキャパシタとを搭載した車両用制御装置には、燃料電池の最大出力とキャパシタの容量とが、第1走行条件あるいは第2走行条件を満たすように設定され、車両に必要な動特性に適合した性能とし、車両のエネルギ効率を向上するものがある。
更に、燃料電池とキャパシタとを搭載した車両用制御装置には、充電器と出力コンバータとの間にキャパシタとしての電気二重層コンデンサを設け、電力発生手段から出力される電力を電気二重層コンデンサに充電器を介して充電し、そして、電気二重層コンデンサから供給される電力で電動機を駆動し、蓄電装置が大型化するのを防止するものがある。
特開2005−85623号公報 特開2004−312964号公報 特開平9−233608号公報
ところで、従来、燃料電池とキャパシタとを搭載した燃料電池自動車の車両用制御装置において、キャパシタ電圧が燃料電池電圧に良く追従するという特徴はメリットがある一方、キャパシタ電圧を燃料電池電圧以下に下げることができないことを意味する。キャパシタに蓄えられる電気的なエネルギは、キャパシタの静電容量及び充放電時の動作電圧範囲に依存するため、キャパシタの最高電圧を高くし、キャパシタの最低電圧を低くする程、キャパシタの使用可能エネルギが増大する。
上述したように、DC/DCコンバータ等の電圧調整装置を具備せず、キャパシタと燃料電池とを直結したシステムにおいては、キャパシタの最高電圧が車両減速時における最高回生電圧により決められる一方、キャパシタの最低電圧が燃料電池の最大負荷時における最低電圧で決定されるため、キャパシタに蓄えられる電気エネルギは、燃料電池電圧により自ずと制限されることになる。
また、電力貯蔵装置としてキャパシタを有するハイブリッド型燃料電池自動車においては、車両アイドル時においてキャパシタ電圧が低い場合に、燃料電池よりキャパシタを補充電することができるが、DC/DCコンバータを有しない従来のシステムにおいては、キャパシタを燃料電池のアイドル時のアイドル電圧以上に充電することができなくなるという不都合があった。
そこで、この発明の目的は、キャパシタに蓄えられるエネルギが、燃料電池電圧に制限されないようにして任意に制御可能とし、キャパシタに蓄えられたエネルギを無駄にせず、エネルギを積極的に有効利用し、また、キャパシタを大型化することなく、必要なエネルギを得ることができる車両用制御装置を提供することにある。
この発明は、車両を駆動するモータと、このモータに対して並列に接続された燃料電池と、キャパシタとを備えた車両用制御装置において、前記燃料電池と前記キャパシタとの間にDC/DCコンバータを設け、前記DC/DCコンバータの入力側を前記燃料電池に接続し、前記DC/DCコンバータの出力側を前記キャパシタに接続し、少なくとも前記燃料電池と前記キャパシタと前記DC/DCコンバータとに連絡した制御手段を設け、この制御手段には車速を検出する車速検出手段を接続し、前記制御手段は、前記DC/DCコンバータの出力電圧を前記車速検出手段により検出される車速に応じて変化するように制御する電圧制御部を備えていることを特徴とする。
この発明の車両用制御装置は、キャパシタに蓄えられたエネルギを無駄にせず、エネルギを積極的に有効利用することを可能とし、また、エネルギを放出したキャパシタには直ちに充電することを可能とし、キャパシタを大型化することなく、必要なエネルギを得ることができる。
この発明は、キャパシタに蓄えられたエネルギを無駄にせず、エネルギを積極的に有効利用し、また、キャパシタを大型化することなく、必要なエネルギを得る目的を、DC/DCコンバータの出力電圧を車速検出手段により検出される車速に応じて変化するように制御して実現するものである。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。
図1において、1は燃料電池自動車(以下「車両」という)の車両用制御装置、2は車両に搭載された燃料電池(燃料電池スタック)、3はインバータ、4は車両駆動用のモータである。
燃料電池2は、モータ4に対して並列に接続され、燃料(ガス)及び酸化剤の供給を受けて発電する。インバータ3は、燃料電池2で発電された直流電力を三相交流電力に変換し、この三相交流電力をモータ4に供給する。モータ4は、インバータ3から供給された電力によって駆動される。
燃料電池2とインバータ3とは、並列した第1、第2メイン電線5、6で接続している。
この第1、第2メイン電線5、6の途中には、第1、第2サブ電線7、8によりキャパシタ(電気二重層コンデンサ)9が接続している。第1サブ電線7は、第1接続部10で、第1メイン電線5に接続している。第2サブ電線8は、第2接続部11で、第2メイン電線6に接続している。従って、燃料電池2とキャパシタ9とは、モータ4に対して並列に接続している。
キャパシタ9は、インバータ3への電力供給を補助すると共に、燃料電池2の発電した電力や、車両減速時におけるインバータ3からの回生電力を受け入れる。また、このキャパシタ9は、一般的に、燃料電池2に比べて、負荷応答性に優れているため、車両の負荷要求に対して非常に良く応答し、また、その特性上、充放電に電圧変化を伴うため、燃料電池2の出力電圧の変化に良く追従するものである。
第1、第2サブ電線7、8には、第1、第2接続部10、11とキャパシタ9との間に、キャパシタ用リレー12が設けられる。このキャパシタ用リレー12は、開動作することで、高電圧系統からキャパシタ9を切り離す機能を有している。また、第1、第2サブ電線7、8には、キャパシタ用リレー12とキャパシタ9との間に、キャパシタ用電圧計13が接続している。このキャパシタ用電圧計13は、一端側が第1サブ電線7の一側接続部14に接続するとともに、他端側が第2サブ電線8の他側接続部15に接続して、キャパシタ9の端子間電圧を測定する。
また、第1、第2メイン電線5、6には、燃料電池2とキャパシタ9との間に、電圧調整装置としてのDC/DCコンバータ16が設けられる。従って、このDC/DCコンバータ16は、入力側が燃料電池2に接続し、出力側がキャパシタ9に接続している。このDC/DCコンバータ16は、車両走行状態やキャパシタ9の充電状態(SOC)により燃料電池2による発電電圧を任意に昇圧又は降圧してキャパシタ9及びインバータ3に供給する。
このDC/DCコンバータ16の入力側の第1、第2メイン電線5、6には、高電圧系統の第3、第4サブ電線17、18により複数の高電圧補機からなる高電圧補機類19が接続する。第3サブ電線17は、第3接続部20で、第1メイン電線5に接続している。第4サブ電線18は、第4接続部21で、第2メイン電線6に接続している。この高電圧補機類19は、燃料電池2を含む燃料電池システムを運転するためのものである。なお、この高電圧補機類19は、DC/DCコンバータ16の出力側に接続することも可能である。これは、補機類の駆動電圧範囲により、接続するポイントを決定するからである。
更に、第1、第2メイン電線5、6には、燃料電池2と高電圧補機類19との間に、燃料電池用リレー22が設けられる。この燃料電池用リレー22は、開動作することで、高電圧系統から燃料電池2を切り離す機能を有している。
また、第1、第2メイン電線5、6には、燃料電池2と燃料電池用リレー22との間に、燃料電池用電圧計23が接続している。この燃料電池用電圧計23は、一端側が第1メイン電線5の一側接続部24に接続するとともに、他端側が第2メイン電線6の他側接続部25に接続して、燃料電池2の端子間電圧を測定する。
第2メイン電線6には、燃料電池用リレー22と第4接続部21との間に、逆流防止ダイオード26が設けられる。この逆流防止ダイオード26は、燃料電池2への電流の逆流を防止する。
また、第1、第2メイン電線5、6には、燃料電池2及びキャパシタ9と並列で、高電圧系統の第5、第6サブ電線27、28により補機用蓄電池である補機駆動用バッテリ(補助バッテリ)29が接続している。第5サブ電線27は、第1接続部10よりもインバータ3側の第5接続部30で、第1メイン電線5に接続している。第6サブ電線28は、第2接続部11よりもインバータ3側の第6接続部31で、第2メイン電線6に接続している。
この第5、第6サブ電線27、28の途中には、例えば、双方向型DC/DCコンバータ32が設けられている。この双方向型DC/DCコンバータ32は、DC/DCコンバータ16の出力側にキャパシタ9と並列に接続し、燃料電池2やキャパシタ9からの電力、あるいは、インバータ3からの回生電力の電圧を、後述する車両補機類35を駆動するための電圧(通常は12V系統)に変換し、また、逆に、車両補機類35を駆動するための電圧を、高電圧補機類19を駆動し、あるいは、キャパシタ9を補充電するための電圧に変換する。なお、この双方向型DC/DCコンバータ32は、双方向型に限るものではなく、昇圧型DC/DCコンバータと降圧型のDC/DCコンバータとの両方を並列に備えることも可能である。
また、第5、第6サブ電線27、28には、双方向型DC/DCコンバータ32と補機駆動用バッテリ29との間に、第7、第8サブ電線33、34により車両補機類35が接続している。第7サブ電線33は、第7接続部36で、第5サブ電線27に接続している。第8サブ電線34は、第8接続部37で、第6サブ電線28に接続している。この車両補機類35は、前照灯やラジオ、水ポンプ等の各種車両補機からなり、双方向型DC/DCコンバータ32の低電圧側に接続され、補機駆動用バッテリ29から供給された電力によって駆動する。
燃料電池2とインバータ3とキャパシタ9とキャパシタ用リレー12とキャパシタ用電圧計13とDC/DCコンバータ16と高電圧補機類19と燃料電池用リレー22と燃料電池用電圧計23と補機駆動用バッテリ29と双方向型DC/DCコンバータ32と車両補機類35とは、制御手段38に接続している。
また、この制御手段38には、車速を検出する車速検出手段としての車速センサ39が接続している。
この制御手段38は、DC/DCコンバータ16の出力電圧をDC/DCコンバータ16の入力電圧よりも低く設定し、且つ、車速センサ39により検出される車速に応じて変化するようにDC/DCコンバータ16の出力電圧を制御する電圧制御部38Aと、各種データを格納するメモリ38Bとを備えている。
そして、この制御手段38は、各センサ類より収集した情報や内部のメモリ38Bに格納されたデータを基に、車両システムを制御する。
図2、図3に示すように、制御手段38の電圧制御部38Aは、車速センサ39により検出される車速が設定車速(α)を超えたら、DC/DCコンバータ16の出力電圧が低くなるように制御する。また、制御手段38の電圧制御部38Aは、車両減速時において、DC/DCコンバータ16の出力電圧を回生電圧よりも低くなるように制御する。更に、制御手段38の電圧制御部38Aは、車両アイドル時において、DC/DCコンバータ16の出力電圧を通常運転時よりも高くなるように制御する。更にまた、制御手段38の電圧制御部38Aは、システム起動時において、キャパシタ電圧が燃料電池電圧よりも低いときには、キャパシタ9に充電できるように制御する。
次に、この実施例の作用を説明する。
一般的に、燃料電池2とキャパシタ9とを搭載した燃料電池自動車においては、最大電圧が2.5V〜3.5V程度のキャパシタ単セルを複数直列接続し、例えば、最大電圧200V〜400V程度のキャパシタモジュールを構成している。これに対して、燃料電池自動車に用いられる一般的な燃料電池は、開放電圧が1.0V程度、車両アイドル運転時におけるアイドル電圧が0.9V程度、最大負荷時における電圧0.6V程度の単セルを複数枚直列に接続して燃料電池2を構成している。即ち、一例として、300セルの燃料電池は、開放電圧が300V程度、アイドル電圧が270V程度、最低電圧が180V程度となる。
そこで、この実施例においては、以下のように、例えば、キャパシタ9の最大電圧を350V、燃料電池2の開放電圧を300V、アイドル電圧を270V、最低電圧を180V、最大回生電圧を350Vとして、説明する。
キャパシタ9に蓄えられる電気エネルギは、キャパシタ9の静電容量及び電圧の2乗に比例するため、キャパシタ9の使用電圧領域が広ければ広い程、使用可能なエネルギが大きくなる。DC/DCコンバータ16を備えずに燃料電池2とキャパシタ9とを直接並列に接続した従来のシステムにおいては、キャパシタ9の最低電圧が燃料電池2の最低電圧に等しく180Vとなる。しかし、燃料電池2の後段の出力側にDC/DCコンバータ16を具備するこの実施例の発明のシステムにおいては、キャパシタ9の最低電圧を任意に設定することが可能である。例えば、DC/DCコンバータ16の最高出力電圧を350V、最低出力電圧を120Vとすれば、キャパシタ9の蓄電エネルギは、従来のDC/DCコンバータ16を具備しないシステムに比べて、約1.2倍にすることができる。
そこで、燃料電池2とキャパシタ9との間にDC/DCコンバータ16を具備したこの実施例の発明に係るハイブリッドシステムにおいては、DC/DCコンバータ16の出力電圧とキャパシタ電圧との関係により、インバータ3や車両補機類35に供給される電力配分が決定される。即ち、キャパシタ電圧がDC/DCコンバータ16の出力電圧よりも高い場合には、キャパシタ9のみから電力が供給され、燃料電池2はアイドル運転を行う。キャパシタ9の充電状態(SOC)が低下し、キャパシタ電圧がDC/DCコンバータ16の出力電圧に等しくなると、燃料電池2からDC/DCコンバータ16を介した電力供給が自動的に始まり、燃料電池2・キャパシタ9の両方から電力が供給されるようになる。
以上のことを勘案して、この発明の車両用制御装置1は、燃料電池2とキャパシタ9との間にDC/DCコンバータ16を介在し、そして、制御手段38により、車速に応じてDC/DCコンバータ16の出力電圧を制御し、キャパシタ9に蓄えられる電気エネルギが、燃料電池電圧によって制限されず、任意に制御可能にすることを特徴とする。
車両走行時における車両の運動エネルギは、車両重量及び車速の2乗に比例するため、車両の走行速度が高くなればなる程、車両の持つ運動エネルギが大きくなる。車両減速時に、この大きな運動エネルギを効率的に回生するためには、キャパシタ9に大きな回生受け入れ余力が必要である。即ち、キャパシタ9の充電状態(SOC)が十分低くなくてはならない。
燃料電池2の後段の出力側にDC/DCコンバータ16を具備しない従来のシステムでは、キャパシタ電圧は車両負荷や燃料電池電圧との関係から成り行きで決まり、故に、キャパシタ9の充電状態(SOC)を任意に制御することが不可能であった。
しかしながら、この実施例の発明のように、燃料電池2の出力電圧をDC/DCコンバータ16により任意に制御可能であれば、車速が高くなるにつれて、つまり、受け入れ要求回生エネルギが大きくなるにつれて、DC/DCコンバータ16の出力電圧を低下させることにより、キャパシタ9からの放電をより促進することが可能となる。これにより、キャパシタ9の充電状態(SOC)が低下し、回生受け入れ余力を増大させることができる。これを、模式的に示すと、図2のようになる。つまり、この図2においては、車速に対するDC/DCコンバータ16の出力電圧とキャパシタ受入可能エネルギと減速時回生可能エネルギとにおける第1の特性を示すものであり、低車速状態では、DC/DCコンバータ16の出力電圧が高いが、キャパシタ受入可能エネルギ及び減速時回生可能エネルギが低く、そして、車速が高くなるにつれて、DC/DCコンバータ16の出力電圧が徐々に曲線的に低くなる一方、キャパシタ受入可能エネルギ及び減速時回生可能エネルギが徐々に曲線的に高くなる。なお、この図2中のDC/DCコンバータ16の出力電圧及びキャパシタ受入可能エネルギ及び減速時回生可能エネルギの各値は、一例として示し、限定されるものではなく、各システムにおいて最適に設定することが可能である。
但し、図2に示すように、DC/DCコンバータ16の出力電圧を単純に車速によって変化させると、低車速領域において、DC/DCコンバータ16の出力電圧を高く設定した場合に、上述したようなDC/DCコンバータ16の出力電圧とキャパシタ電圧との関係から、大きな加速をしようとするときに、発進や加速時におけるキャパシタ9からの電力供給が著しく制限されてしまうという弊害がある。
ところで、燃料電池自動車をキャパシタ9が備えられたハイブリッド化することによるメリットには、車両効率の向上やそれに伴う燃費の向上の他に、キャパシタ9による負荷応答性の向上があり、燃料電池2が立ち上がるまでの間、キャパシタ9が負荷要求に応える必要がある。
このため、図3に示すように、DC/DCコンバータ16の出力電圧が高い場合に、キャパシタ9から十分な出力電力を取り出すことができないため、低車速領域においては、DC/DCコンバータ16の出力電圧を、キャパシタ9から十分な電力供給が可能なレベルにおいて一定値とし、車速、すなわち、回生可能エネルギがある閾値である設定車速(α)を越えた場合にのみ、DC/DCコンバータ16の出力電圧を低下させることにより、高車速領域におけるキャパシタ受け入れ可能エネルギを増大させることができる。これにより、低車速領域における発進や加速時においても、キャパシタ9からの電力を十分に引き出すことが可能となる。つまり、この図3においては、車速に対するDC/DCコンバータ16の出力電圧とキャパシタ受入可能エネルギと減速時回生可能エネルギとにおける第2の特性を示すものであり、低車速状態では、減速時回生可能エネルギが低く、DC/DCコンバータ16の出力電圧とキャパシタ受け入れ可能エネルギとが一定値にあり、そして、車速が高くなるにつれて、減速時回生可能エネルギが曲線的に高くなるが、DC/DCコンバータ16の出力電圧とキャパシタ受け入れ可能エネルギとがそのまま一定値に維持され、その後、車速が設定車速(α)に達した時には、減速時回生可能エネルギがそのまま曲線的に高くなが、DC/DCコンバータ16の出力電圧が曲線的に低くなり始め、一方、キャパシタ受け入れ可能エネルギが曲線的に高くなり始める。なお、この図3中のDC/DCコンバータ16の出力電圧及びキャパシタ受入可能エネルギ及び減速時回生可能エネルギの各値は、一例として示し、限定されるものではなく、各システムにおいて最適に設定することが可能である。
このDC/DCコンバータ16の出力電圧の決定には、例えば、キャパシタ9の内部抵抗、負荷の値を用いることができる。つまり、キャパシタ電圧及び負荷の値からキャパシタ9の出力電流の値を求め、この出力電流の値とキャパシタ9の内部抵抗とから加速開始時のキャパシタ電圧降下分が算出される。そして、DC/DCコンバータ16の出力電圧は、キャパシタ電圧からこのキャパシタ電圧降下分を引いた値よりも低くしておかないと、キャパシタ9から十分な電力を引き出すことができない。
一方、DC/DCコンバータ16の出力電圧を低くすれば、キャパシタ受け入れ可能エネルギを大きくすることができるが、車速から決定される減速時回生可能エネルギよりも大きなエネルギを受け入れられない。他方、DC/DCコンバータ16の出力電圧を低くし過ぎると、負荷電流の増大や機器の効率低下につながるため、過度な電圧低下を回避させなければならない。
従って、この実施例の発明では、DC/DCコンバータ16の出力電圧を燃料電池2のアイドル電圧近傍で一定にし、そして、車速が上がるにつれ、減速時回生可能エネルギを増大し、この減速時回生可能エネルギがDC/DCコンバータ16の出力電圧の一定時のキャパシタ受入可能エネルギと同等になる車速に至ったら、DC/DCコンバータ16の出力電圧を低下させることにより、キャパシタ受入可能エネルギを減速時回生可能エネルギと等しくなるように増加させる。
なお、車両減速時においては、DC/DCコンバータ16の出力電圧を回生電圧よりも低下させ、回生エネルギによるキャパシタ9の充電を促進する。これにより、車両減速時に、燃料電池2からキャパシタ9に供給される電流を遮断し、より効果的に回生エネルギを受け入れることが可能となる。応用例として、燃料電池2での発電を停止してもよい。
また、車両アイドル時においては、キャパシタ電圧が低下しているときに、DC/DCコンバータ16の出力電圧を上昇させて燃料電池2からキャパシタ9を充電する。この時、燃料電池2は、充電の効率を考慮し、高効率領域で運転する。DC/DCコンバータ16を具備しない従来のシステムでは、燃料電池電圧がキャパシタ電圧よりも低い場合に、キャパシタ9を充電することができない。しかし、この実施例の発明は、DC/DCコンバータ16を燃料電池2とキャパシタ9との間に介在させることにより、燃料電池2の発電電圧以上にキャパシタ9を充電することができ、DC/DCコンバータ16を具備しない従来のシステムには無い利点を有している。そして、DC/DCコンバータ16の出力電圧を上げることにより、任意の電圧までキャパシタ9を充電することができる。これにより、次回発進時において、キャパシタ9からのより強力な電力補助を期待することができる。その後、キャパシタ9が満充電になったら、アイドルストップしてもよい。
更に、システム起動時において、キャパシタ電圧が燃料電池電圧よりも低い場合は、DC/DCコンバータ16の出力電圧を制御して燃料電池2からキャパシタ9を充電することができる。従来のシステムにおいては、燃料電池2とキャパシタ9との接続に際しては、キャパシタ電圧が燃料電池電圧に比較して著しく低い場合に、燃料電池2からキャパシタ9ヘの過電流の発生を抑制するため、両者の間に充電制御用の電流制御装置やプリチャージャ等の装置を付加することが必要であったが、この実施例の発明においては、DC/DCコンバータ16の出力電圧を適宜調整することにより、これらの装置を別途追加する必要がなくなり、燃料電池2からキャパシタ9の充電を行うことができる。
この結果、この実施例においては、DC/DCコンバータ16の出力電圧を車速センサ39により検出される車速に応じて変化するように制御する。これにより、キャパシタ9に蓄えられたエネルギを無駄にすることなく、また、エネルギを積極的に有効利用することが可能である。また、エネルギを放出したキャパシタ9には、直ちに充電することが可能である。これにより、キャパシタ9を大型化することなく、必要なエネルギを得ることができる。更に、キャパシタ9の小型化・軽量化、低コスト化につなげることができる。
また、車速センサ39により検出される車速が設定車速(α)を超えたら、DC/DCコンバータ16の出力電圧を低くなるように制御する。これにより、車速が高くなる程、キャパシタ9の充電状態(SOC)を低くなるように制御しているので、回生受け入れ余力を増加させ、増加した回生可能エネルギ(車速が増加するにしたがって増加する)を十分受け入れることが可能であり、車両効率を高くすることができる。
更に、車両減速時において、DC/DCコンバータ16の出力電圧を回生電圧よりも低くなるように制御する。これにより、車両減速時において、燃料電池2からのキャパシタ9ヘの電流供給を遮断するので、モータ4からの回生エネルギを効率的に受け入れることができる。よって、エネルギの効率的な利用を促進することができる。
更にまた、車両アイドル時において、DC/DCコンバータ16の出力電圧を通常運転時よりも高くなるように制御する。これにより、車両アイドル時においても、キャパシタ電圧が低下しているときには、キャパシタ9ヘ充電できるので、キャパシタ9にエネルギが蓄えられている状態が増加する。よって、次回の車両発進時において、キャパシタ9からのより強力なエネルギ出力(電力補助)を得ることができるため、スムーズな発進が可能である。
また、システム起動時において、キャパシタ電圧が燃料電池電圧よりも低いときには、キャパシタ9に充電できるように制御する。これにより、燃料電池2からキャパシタ9ヘの過電流防止用にキャパシタ充電制御用電流制御装置やプリチャージャ等の装置を別途設ける必要がないので、部品点数を低減し、構成を簡単にし、システムの簡素化に貢献することができる。
キャパシタに蓄えられるエネルギが、燃料電池電圧に制限されないようにして任意に制御可能とすることを、燃料電池車両の制御以外の他の装置の制御にも適用することができる。
車両用制御装置のシステム構成図である。 車速に対するDC/DCコンバータの出力電圧とキャパシタ受入可能エネルギと減速時回生可能エネルギとにおける第1の特性を示す図である。 車速に対するDC/DCコンバータの出力電圧とキャパシタ受入可能エネルギと減速時回生可能エネルギとにおける第2の特性を示す図である。
符号の説明
1 車両用制御装置
2 燃料電池
3 インバータ
4 モータ
9 キャパシタ
16 DC/DCコンバータ
19 高電圧補機類
29 補機駆動用バッテリ
32 双方向型DC/DCコンバータ
35 車両補機類
38 制御手段
38A 電圧制御部
39 車速センサ

Claims (5)

  1. 車両を駆動するモータと、このモータに対して並列に接続された燃料電池と、キャパシタとを備えた車両用制御装置において、前記燃料電池と前記キャパシタとの間にDC/DCコンバータを設け、前記DC/DCコンバータの入力側を前記燃料電池に接続し、前記DC/DCコンバータの出力側を前記キャパシタに接続し、少なくとも前記燃料電池と前記キャパシタと前記DC/DCコンバータとに連絡した制御手段を設け、この制御手段には車速を検出する車速検出手段を接続し、前記制御手段は、前記DC/DCコンバータの出力電圧を前記車速検出手段により検出される車速に応じて変化するように制御する電圧制御部を備えていることを特徴とする車両用制御装置。
  2. 前記電圧制御部は、前記車速検出手段により検出される車速が設定車速を超えたら、前記DC/DCコンバータの出力電圧を低くなるように制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 前記電圧制御部は、車両減速時において、前記DC/DCコンバータの出力電圧を回生電圧よりも低くなるように制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
  4. 前記電圧制御部は、車両アイドル時において、前記DC/DCコンバータの出力電圧を通常運転時よりも高くなるように制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
  5. 前記電圧制御部は、システム起動時において、キャパシタ電圧が燃料電池電圧よりも低いときには、前記キャパシタに充電できるように制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
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