JP2019186261A - 絶縁ゲート型半導体装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置として、図1に示すように、第1トレンチ(ダミートレンチ)5a及び第2トレンチ(ゲートトレンチ)5bを含むIGBTを例示する。図1ではダミートレンチ5a及びゲートトレンチ5bをそれぞれ含む2つの単位セル構造を例示する。なお、実際には、第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置は、これらの単位セル構造を例えばセルピッチP1で交互且つ周期的に複数個配列してマルチチャネル構造をなすことにより大電流を流す電力用半導体装置(パワーデバイス)とすることが可能である。
本発明の第1実施形態の第1変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置は、図13の断面図で水平方向に測られる、層間絶縁膜8に開孔されるコンタクトホール8bの幅S1を狭くした点が、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と異なる。更に、図13の断面図上で定義されるダミートレンチ5aとゲートトレンチ5bの間隔S2及びセルピッチP1を狭くした点が、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と異なる。ダミー電極7a上の層間絶縁膜8の端部が水平方向に張り出す幅D1は、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置の幅D1と同等である。ゲート電極7b上の層間絶縁膜8の端部が水平方向に張り出す幅D2は、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置の幅D2と同等である。層間絶縁膜8に開孔されるコンタクトホール8bの幅S1は、図5に示した比較例に係る絶縁ゲート型半導体装置の幅S1と同等である。第1変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置の他の構成は、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と同様である。
本発明の第1実施形態の第2変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置は、図14に示すように、層間絶縁膜8に開孔されるコンタクトホール8bの幅S1を狭くし、ゲート電極7b上の層間絶縁膜8の端部が水平方向に張り出す幅D2を広くした点が、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と異なる。層間絶縁膜8に開孔されるコンタクトホール8bの幅S1は、図5に示した比較例に係る絶縁ゲート型半導体装置の幅S1と同等である。ダミー電極7a上の層間絶縁膜8の端部が水平方向に張り出す幅D1は、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置の幅D1と同等である。ダミートレンチ5aとゲートトレンチ5bの間隔S2及びセルピッチP1は、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置の間隔S2及びセルピッチP1と同等である。第2変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置の他の構成は、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と同様である。
本発明の第1実施形態の第3変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置は、図15に示すように、ダミー電極7a上の層間絶縁膜8のパターンの端部の張り出し部が無い(層間絶縁膜8の端部が張り出す幅D1=0である)点が、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と異なる。更に、層間絶縁膜8に開孔されるコンタクトホール8bの幅S1を狭くし、ダミートレンチ5aとゲートトレンチ5bの間隔S2及びセルピッチP1を狭くした点が、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と異なる。ダミー電極7a上の層間絶縁膜8のパターンの端部の位置が、ダミートレンチ5aの側壁の位置と一致する。ゲート電極7b上の層間絶縁膜8の端部が水平方向に張り出す幅D2は、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置の幅D2と同等である。第3変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置の他の構成は、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と同様である。
本発明の第1実施形態の第4変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置は、図16に示すように、プラグ電極(コンタクトプラグ)14を備える点が、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と異なる。プラグ電極14は、層間絶縁膜8に開孔されるコンタクトホール8bに露出する主電極領域3b上に配置され、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)等の高融点金属からなる。また、プラグ電極14及び層間絶縁膜8上に高融点金属等のバリアメタルを配置してもよい。第4変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置の他の構成は、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と同様である。
本発明の第1実施形態の第5変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置は、図17に示すように、ダミートレンチ5aの左側にダミートレンチ5d及びゲートトレンチ5cが配置されている構造が、図1に示した第1実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置と異なる。ダミートレンチ5a,5dが隣接して配置され、ダミートレンチ5a,5dを挟んでゲートトレンチ5b,5cが配置されている。ダミートレンチ5a,5d及びゲートトレンチ5b,5cは、例えばストライプ状に平行に延伸する平面パターンを有し、延伸方向と直交する方向に配列されている。
本発明の第1実施形態の第6変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置は、図18に示す断面で見た場合に、ダミー電極7a,7d上の層間絶縁膜8のパターンが繋がっている点が、図17に示した第5変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置と異なる。ダミー電極7a,7dに挟まれた主電極領域3aはフローティング電位となる。第6変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置の他の構成は、図17に示した第5変形例に係る絶縁ゲート型半導体装置と同様である。
本発明の第2実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置として、IGBTと還流ダイオード(FWD)を1チップ化した逆導通IGBT(RC−IGBT)に適用した場合を例示する。第2実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置では、図19に示すように、n−型の電荷輸送領域(ドリフト領域)21の上部にp型の注入制御領域(ベース領域)22が設けられている。注入制御領域22の上部には、n+型のエミッタ領域23が設けられている。エミッタ領域23及び注入制御領域22を貫通して電荷輸送領域21に達するようにダミートレンチ25a,25c,25e,25g及びゲートトレンチ25b,25d,25f,25hが交互に設けられている。
本発明の第3実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置として、逆阻止IGBT(RB−IGBT)に適用した場合を例示する。第3実施形態に係る絶縁ゲート型半導体装置とは、図22に示すように、活性領域101と、活性領域101の周囲に配置された耐圧構造領域102とを有する。活性領域101において、n−型の電荷輸送領域(ドリフト領域)41の上部に、p型の注入制御領域(ベース領域)42a,42b,42c,42d,42e,42f,42g,42hが設けられている。注入制御領域42c,42d,42e,42fの上部には、n+型のエミッタ領域43a,43b,43c,43dが設けられている。注入制御領域42a,42b,42c,42d,42e,42f,42g,42h及びエミッタ領域43a,43b,43c,43dを貫通し、電荷輸送領域1の上部に達するようにダミートレンチ45a,45c,45e,45g及びゲートトレンチ45b,45d,45fが交互に設けられている。
上記のように、本発明は第1〜第3実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
2,2a,2b,2c,2d,2e,22,42a-42h…注入制御領域(ベース領域)
3,3a,3b,3c,3d,3e,3f,23,43a-43d…主電極領域(エミッタ領域)
4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4f,24…ベースコンタクト領域(ボディ領域)
5a,5d,25a,25c,25e,25g,45a,45c,45e,45g…ダミートレンチ
5b,5c,25b,25d,25f,25h,45b,45d,45f…ゲートトレンチ
6,26,46…ゲート絶縁膜
7a,7d,27a,27c,27e,27g,47a,47c,47e,47g…ダミー電極
7b,7c,27b,27d,27f,27h,47b,47d,47f…ゲート電極
8,28,48…層間絶縁膜
8a,8b,8c,8d,8e,28a,28b,28c,28d,28e,28f,28g,48a,48b,48c,48d,48e,48f…コンタクトホール
9,29,49…主電極(エミッタ電極)
10,30,50…フィールドストップ層
11,32,51…コレクタ領域(他方の主電極領域)
12,52…コレクタ電極(他方の主電極)
13…フォトレジスト膜
14…プラグ電極
31…カソード領域
44a,44b,44c,44d…FLR領域
44e…分離層
101…活性領域
102…耐圧構造領域
Claims (4)
- 主電流となるキャリアを輸送する第1導電型の電荷輸送領域と、
前記電荷輸送領域上に設けられ、前記電荷輸送領域に注入される前記キャリアを制御する第2導電型の注入制御領域と、
前記注入制御領域上に設けられ、前記電荷輸送領域よりも高濃度で第1導電型の主電極領域と、
前記注入制御領域上に設けられ、前記注入制御領域よりも高濃度で第2導電型のベースコンタクト領域と、
前記主電極領域及び前記注入制御領域を貫通する第1トレンチに第1ゲート絶縁膜を介して埋め込まれたダミー電極と、
前記主電極領域及び前記注入制御領域を貫通し前記第1トレンチに隣接する第2トレンチに、第2ゲート絶縁膜を介して埋め込まれたゲート電極と、
前記主電極領域の少なくとも一部を露出するコンタクトホールを有して前記ゲート電極及び前記ダミー電極上に配置された層間絶縁膜と、
前記コンタクトホールを介して前記主電極領域に接する主電極と
を備え、
前記第1トレンチと前記第2トレンチはストライプ状であり、前記主電極領域と前記ベースコンタクト領域は前記第1トレンチと前記第2トレンチのストライプと交差するストライプ状であり、
前記コンタクトホールの位置が、前記第1及び第2トレンチの中央部よりも前記第1トレンチ側にずれていることを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。 - 前記ダミー電極上の前記層間絶縁膜のパターンの端部が前記中央部側に張り出す幅が、前記ゲート電極上の前記層間絶縁膜のパターンの端部が前記中央部側に張り出す幅よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の絶縁ゲート型半導体装置。
- 前記ダミー電極上の前記層間絶縁膜のパターンの端部の位置が、前記第1トレンチの側壁の位置と一致することを特徴とする請求項1に記載の絶縁ゲート型半導体装置。
- 前記ゲート電極及び前記ダミー電極がストライプ状に平行に延伸し、当該延伸する方向と直交する方向に、前記ゲート電極及び前記ダミー電極が交互に複数配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の絶縁ゲート型半導体装置。
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