JP2019182476A - 箱およびそのボックスブランク - Google Patents

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【課題】梱包時に箱の内フラップを折り曲げて外フラップをさらに折り重ねる際、内フラップのスプリングバックが生じて梱包作業が阻害される。【解決手段】矩形の底面11および天面12と、一対の長さ面13,15および幅面14,16とを有する直方体形状をなし、底面11および天面12の少なくとも一方が一対の長さ面13,15および幅面14,16にそれぞれ稜を介してつながる一対の外フラップおよび内フラップにて構成された本発明による箱10は、一対の外フラップと一対の長さ面13,15とをそれぞれ仕切る第1の稜S1A,S5Aの一部を含むように一対の外フラップ17A,19Aの少なくとも一方に形成され、この少なくとも一方の外フラップ17Aから、当該少なくとも一方の外フラップ17Aが重ね合わされる一対の内フラップ18A,20A側に突出し、一対の内フラップ18A,20Aに押し当たる開き止め23を具えている。【選択図】図5

Description

本発明は、底面および天面の少なくとも一方が一対の内フラップおよび外フラップにて構成された直方体形状の箱およびそのボックスブランクに関する。
交互に配列する長さ面と幅面とが継ぎしろを介してつながり、開口部分が一対の内フラップと、これらに重ね合わされる外フラップとで塞がれるワンピース構成の包装箱が商業的に用いられている。これらは、JIS−Z1507において、02形(溝切り形)や04形(組立て形)などの段ボール箱として周知であり、多種多様な物品を収容するためのさまざまな形態のものが規定されている。このような段ボール製の箱に内容物を収容して梱包する場合、最終的に外フラップを内フラップに重ね合わせて外フラップの突合せ部分をテープなどで封緘する必要があり、例えば特開2012−232795号公報などで周知である。
特開2012−232795号公報
天面が一対の内フラップおよび外フラップにて構成された直方体形状の段ボール箱に内容物を入れてこれを封緘する場合、一対の内フラップを内側に折り曲げた後、これら内フラップに重なるように一対の外フラップを内側に折り曲げる必要がある。この時、内フラップはそのスプリングバックによって元の起立した状態へと戻りやすく、外フラップを内側に折り曲げる作業が阻害される。このため、内フラップのスプリングバックに抗して内フラップを内容物側に押し付けながら外フラップを内側に折り曲げる必要があり、段ボール箱の円滑かつ迅速な封緘作業が阻害される。これは、特に長尺の段ボール箱の場合に顕著となる。
本発明の目的は、封緘する際に内フラップのスプリングバックによる悪影響を解消して梱包作業を容易かつ迅速に行い得る箱およびボックスブランクを提供することにある。
上述した目的を達成し得る本発明の第1の形態は、矩形の底面および天面と、一対の長さ面および幅面とを有する直方体形状をなし、前記底面および天面の少なくとも一方が前記一対の長さ面および幅面にそれぞれ稜を介してつながる一対の外フラップおよび内フラップにて構成された箱であって、前記一対の外フラップと前記一対の長さ面とをそれぞれ仕切る第1の稜の一部を含むように前記一対の外フラップの少なくとも一方に形成され、この少なくとも一方の外フラップから、当該少なくとも一方の外フラップが重ね合わされる前記一対の内フラップ側に突出し、前記一対の内フラップに押し当たる開き止めを具えたことを特徴とするものである。
本発明においては、箱の封緘時に内フラップを内側に折り曲げる際、これと隣り合う外フラップからその内側に突出する開き止めを内フラップが通過し、幅面に対して内フラップをほぼ90度折り曲げた時点で開き止めが内フラップの端縁上面に引っ掛かる。これにより、スプリングバックによる内フラップの戻りが阻止され、内フラップのスプリングバックに影響されることなく、外フラップを折り重ねることができる。
本発明の第1の形態による箱において、前記開き止めは、前記第1の稜の一部と平行に前記少なくとも一方の外フラップに形成された折り曲げ線と、前記第1の稜の一部を含むように前記少なくとも一方の外フラップに刻設されて前記折り曲げ線の両端につながる溝形のスリットとで形成することができる。
前記一対の内フラップに対応して2つの前記開き止めを前記少なくとも一方の外フラップに形成することができる。
前記第1および第2外フラップが突合せフラップであってよい。
本発明の第2の形態は、矩形の底面および天面と一対の長さ面および幅面とを有し、前記底面および天面の少なくとも一方が前記一対の長さ面および幅面にそれぞれ稜を介してつながる一対の外フラップおよび内フラップにて構成される直方体形状をなす箱のボックスブランクであって、第1の外フラップが第1罫線を介してつながる第1の長さ面と、この第1の長さ面に前記第1罫線と直交する第2罫線を介してつながり、かつ前記第1の外フラップに隣接する第1内フラップが前記第1罫線と一直線状をなす第3罫線を介してつながる第1の幅面と、この第1の幅面に前記第2罫線と平行な第4罫線を介してつながり、かつ前記第1内フラップに隣接する第2外フラップが前記第3罫線と一直線状をなす第5罫線を介してつながる第2の長さ面と、この第2の長さ面に前記第4罫線と平行な第6罫線を介してつながり、かつ前記第2外フラップに隣接する第2内フラップが前記第5罫線と一直線状をなす第7罫線を介してつながる第2の幅面と、前記第1の長さ面および前記第2の幅面の何れか一方に前記第2罫線または前記第6罫線と平行な第8罫線を介してつながり、前記第1の長さ面および前記第2の幅面の何れか他方と重ね合わせた状態で接合される継ぎしろと、前記第1罫線に近接してこれと平行に前記第1の外フラップに形成された折り曲げ線と、前記第1罫線の一部を含むように前記第1の外フラップに刻設され、前記折り曲げ線の両端にそれそれつながって前記折り曲げ線と共に開き止めの輪郭を画成する溝形のスリットとを具えたことを特徴とするものである。
本発明の第2の形態による箱のボックスブランクにおいて、前記開き止めは、前記第2または第8罫線側の前記第1の外フラップの端縁から、前記第2または第8罫線に沿った前記第1内フラップの長さに対応した距離までの領域にあることが好ましい。
前記第1および第2内フラップに対応して2つの前記折り曲げ線と2つの前記溝形のスリットとを前記第1の外フラップに形成することができる。
前記第1および第3および第5および第7罫線がそれぞれスコアであり、前記第2および第4および第6および第8罫線がそれぞれクリーズであることが好ましい。
本発明の第3の形態は、本発明の第2の形態によるボックスブランクを胴貼りし、前記第4および第8罫線を折り曲げて平らに畳んだ状態にあることを特徴とする箱にある。
本発明の第3の形態による箱において、前記第3および第7罫線が一度も折り曲げられていないことが有効である。
本発明によると、外フラップに開き止めが設けられているので、内フラップを折り曲げた際に開き止めが内フラップのスプリングバックを阻止し、箱の封緘作業を容易かつ迅速に行うことが可能となる。
開き止めを第1の外フラップに形成された折り曲げ線と、第1の外フラップに刻設されて折り曲げ線の両端につながる溝形のスリットとで形成した場合、内フラップを内側に折り曲げる際に開き止めの干渉を避けることができる。
開き止めを第2または第8罫線側の第1の外フラップの端縁から、第2または第8罫線に沿った第1内フラップの長さに対応した距離までの領域にあると、開き止めを確実に機能させることができる。
第1および第2内フラップに対応して2つの折り曲げ線と2つの溝形のスリットとを第1の外フラップに形成すると、箱を動かすことなく、第1の外フラップから開き止めを内側に折り曲げる作業を容易に行うことができる。
第1および第3および第5および第7罫線をそれぞれスコアとし、第2および第4および第6および第8罫線をそれぞれクリーズとした場合、箱の圧縮強度を最大限に高めることができる。
本発明による箱をJIS−Z1507で規定された0201形の段ボール箱に適用した一実施形態の外観を表す立体投影図である。 図1に示した箱のボックスブランクの外観を表す平面図である。 図2に示したボックスブランクを胴貼りして畳んだ状態の箱の外観を表す立体投影図である。 図3に示した箱の底面の外フラップをテープ止めした状態の外観を表す立体投影図である。 図3に示した箱の天面の内フラップを折り曲げた状態の外観を表す立体投影図である。 図5中のVI−VI矢視に沿った箱の構造を模式的に表す断面図である。
本発明による箱をJIS−Z1507で規定された0201形の段ボール箱に適用した一実施形態について、図1〜図6を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明はこのような実施形態のみに限らず、天面および底面の少なくとも一方が一対の内フラップと外フラップとで構成された箱でありさえすれば、0201形以外の任意の構造の箱に適用させることが可能である。
本実施形態による箱の梱包状態の外観を図1に示し、そのボックスブランクの外観を図2に示し、このボックスブランクを胴貼りして畳んだ状態の箱の外観を図3に示す。すなわち、図示しない内容物を収容するための本実施形態における箱10は、矩形の底面11および天面12と、第1および第2の長さ面13,15と、第1および第2の幅面14,16とを具えた直方体形状をなす。
第1の長さ面13は、上部および下部第1外フラップ17A,17Bが稜、すなわち上部および下部第1罫線S1A,S1Bを介してつながっている。第1の幅面14は、第1の長さ面13に第1罫線S1A,S1Bと直交する稜、すなわち第2罫線C2を介してつながっている。また、この第1の幅面14は、上部および下部第1外フラップ17A,17Bにそれぞれ隣接する上部および下部第1内フラップ18A,18Bが第1罫線S1A,S1Bおよび第2罫線C2と直交する稜、すなわち上部および下部第3罫線S3A,S3Bを介してつながっている。第2の長さ面15は、第1の幅面14に第2罫線C2と平行な稜、すなわち第4罫線C4を介してつながっている。また、この第2の長さ面15は、上部および下部第1内フラップ18A,18Bにそれそれ隣接する上部および下部第2外フラップ19A,19Bが上部および下部第3罫線S3A,S3Bおよび第4罫線C4と直交する稜、すなわち上部および下部第5罫線S5A,S5Bを介してつながっている。第2の幅面16は、第2の長さ面15に第4罫線C4と平行な稜、すなわち第6罫線C6を介してつながっている。また、この第2の幅面16は、上部および下部第2外フラップ19A,19Bにそれぞれ隣接する上部および下部第2内フラップ20A,20Bが第5罫線S5A,S5Bおよび第6罫線C6と直交する稜、すなわち上部および下部第7罫線S7A,S7Bを介してつながっている。
本実施形態における第1の長さ面13には、第2罫線C2と平行な稜、すなわち第8罫線C8を介して継ぎしろ21がつながり、第2の幅面16と重ね合わせた状態で接合、つまり胴貼りされている。従って、第2の幅面16は、第1の長さ面13に第6罫線C6と平行な稜、すなわち第8罫線C8を介してつながっており、上部および下部第7罫線S7A,S7Bは、第1罫線S1A,S1Bおよび第8罫線C8に対しても直交している。なお、継ぎしろ21を第2の幅面16に第6罫線C6と平行な第8罫線C8を介してつなげ、第1の長さ面13と重ね合わせた状態で接合することも可能である。
本実施形態における箱10は0201形であるので、上部第1および第2外フラップ17A,19Aと、上部第1および第2内フラップ18A,20Aとで天面12が構成される。同様に、下部第1および第2外フラップ17B,19Bと、下部第1および第2内フラップ18B,20Bとで底面11が構成される。しかしながら、底面11または天面12のみを一対の外フラップおよび内フラップにて構成した箱であっても、本発明を適用させることが可能である。本実施形態では一対の上部および下部外フラップ17A,17B,19A,19Bが共に突合せフラップであり、それぞれテープ22A,22Bを用いて封緘されるが、これに限定されず、ステッチまたは接着剤などを用いて封緘することも可能である。
天面12の一部を構成する上部第1外フラップ17Aには、上部第1および第2内フラップ18A,20Aに対応した2つの開き止め23が第1の長さ面13の長手方向(図2中、左右方向)両側部に形成されている。個々の開き止め23は、上部第1罫線S1Aに近接してこれと平行に上部第1外フラップ17Aに形成された折り曲げ線23Lと、この折り曲げ線23Lと共に開き止め23の輪郭を画成する溝形のスリット23Sとを具えている。溝形のスリット23Sはまた、上部第1外フラップ17Aと第1の長さ面13とを仕切る上部第1罫線S1Aの一部を含むように、上部第1外フラップ17Aに刻設されている。
本実施形態では、上述した第1,第3,第5,第7罫線S1A,S1B,S3A,S3B,S5A,S5B,S7A,S7Bがそれぞれスコアであって、第2,第4,第6,第8罫線C2,C4,C6,C8はそれぞれクリーズとなるように設定されている。これにより、箱10の圧縮強度、つまり積み重ね強度を高めることができる。
このような箱10は、図2に示すボックスブランク10Cを胴貼りした箱10の底面11および天面12を組み立てることによって得られる。図3に示すように、第4,第8罫線C4,C8を折り曲げて平らに畳んだ状態の箱10は、通常、相互に積み重ねられ、これらの箱10を実際に組み立てて使用する場所まで運ばれる。この場合、上部第3,第7罫線S3A,S7Aが一度も折り曲げられておらず、上部第1および第2内フラップ18A,20Aを折り曲げる際に大きなスプリングバックを生じやすい未使用の箱10の場合、本発明の効果を最大限に発揮させることができる。なお、上述した第4,第8罫線C4,C8に代え、第2,第6罫線C2,C6を折り曲げて箱10を平らに畳むことも当然可能である。
図3に示す状態から、箱10の一対の長さ面13,15および幅面14,16を矩形に開き、下部第1および第2内フラップ18B,20Bを下部第3,第7罫線S3B,S7Bから内側に90度折り曲げる。そして、下部第1および第2外フラップ17B,19Bを下部第1,第5罫線S1B,S5Bから内側に90度折り曲げ、これらの突合せ部分をテープ22Bで封緘し、箱10の底面11を画成する(図4参照)。この状態にて図示しない内容物を箱10の天面12側から投入し、上部第1外フラップ17Aに設けられた開き止め23を折り曲げ線23Lから内側に(第2上部外フラップ19A側に)折り曲げ、この状態にて上部第1および第2内フラップ18A,20Aを上部第3,第7罫線S3A,S7Aから90度内側に折り曲げる。上部第1および第2内フラップ18A,20Aが開き止め23を通過した時点で、作業者は上部第1および第2内フラップ18A,20Aから手を離すことができる。この時、上部第1および第2内フラップ18A,20Aがスプリングバックによって図4に示す元の状態へと戻ろうとする。しかしながら、図5およびそのVI−VI矢視に沿った断面構造を表す図6に示すように、上部第1および第2内フラップ18A,20Aの上面に開き止め23が引っ掛かり、上部第1および第2内フラップ18A,20Aは図5,図6に示す閉じた状態に保たれる。従って、上部第1および第2外フラップ17A,19Aを上部第1,第5罫線S1A,S5Aから90度折り曲げる際に、上部第1および第2内フラップ18A,20Aが干渉せず、上部第1および第2外フラップ17A,19Aを容易かつ迅速に折り曲げることかできる。このようにして折り曲げた上部第1および第2外フラップ17A,19Aの突合せ部分をテープ22Aにて封緘することにより、箱10の梱包を完了する。
上述した開き止め23の機能を正しく発揮させるため、その位置を適切に設定する必要がある。すなわち、箱10の封緘時に上部第1および第2外フラップ17A,19Aを上部第1および第5罫線S1A,S5Aから折り曲げた場合、一対の開き止め23が第1上部および第2内フラップ18A,20Aと重なるように、開き止め23の位置を規定しなければならない。具体的には、第1の長さ面13と第1および第2の幅面14,16との境界をなす稜、すなわち第2,第8罫線C2,C8から開き止め23までの距離Dは、上部第1および第2内フラップ18A,20Aの長さL未満に設定することが好ましい。
本実施形態では、2つの開き止め23を上部第1外フラップ17Aに設けたが、片方の開き止め23を上部第2外フラップ19Aに設けることも可能である。また、これら2つの開き止め23を上部第1外フラップ17Aに加えて上部第2外フラップ19Aにも設けることができる。さらに、上述したような2つの開き止め23を下部第1および第2外フラップ17B,19Bの少なくとも一方に形成することも可能である。
なお、箱10が細長くない立方体形状に近い場合には、開き止め23を外フラップの中央に1つだけ設け、一対の内フラップに対して兼用させることも可能である。
このように、本発明はその特許請求の範囲に記載された事項のみから解釈されるべきものであり、上述した実施形態においても、本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が記載した事項以外に可能である。つまり、上述した実施形態におけるすべての事項は、本発明を限定するためのものではなく、本発明とは直接的に関係のないあらゆる構成を含め、その用途や目的などに応じて任意に変更し得るものである。
10 箱
10C ボックスブランク
11 底面
12 天面
13 第1の長さ面
14 第1の幅面
15 第2の長さ面
16 第2の幅面
17A 上部第1外フラップ
18A 上部第1内フラップ
19A 上部第2外フラップ
20A 上部第2内フラップ
20B 下部第2内フラップ
21 継ぎしろ
23 開き止め
23L 折り曲げ線
23S 溝形のスリット
S1A 上部第1罫線
S3A 上部第3罫線
S5A 上部第5罫線
S7A 上部第7罫線
C2 第2罫線
C4 第4罫線
C6 第6罫線
C8 第8罫線
D 第2,第8罫線から開き止めまでの距離
L 上部第1および第2内フラップの長さ

Claims (8)

  1. 矩形の底面および天面と、一対の長さ面および幅面とを有する直方体形状をなし、前記底面および天面の少なくとも一方が前記一対の長さ面および幅面にそれぞれ稜を介してつながる一対の外フラップおよび内フラップにて構成された箱であって、
    前記一対の外フラップと前記一対の長さ面とをそれぞれ仕切る第1の稜の一部を含むように前記一対の外フラップの少なくとも一方に形成され、この少なくとも一方の外フラップから、当該少なくとも一方の外フラップが重ね合わされる前記一対の内フラップ側に突出し、前記一対の内フラップに押し当たる開き止めを具えたことを特徴とする箱。
  2. 前記開き止めは、前記第1の稜の一部と平行に前記少なくとも一方の外フラップに形成された折り曲げ線と、前記第1の稜の一部を含むように前記少なくとも一方の外フラップに刻設されて前記折り曲げ線の両端につながる溝形のスリットとで形成されることを特徴とする請求項1に記載の箱。
  3. 前記一対の内フラップに対応して2つの前記開き止めが前記少なくとも一方の外フラップに形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の箱。
  4. 矩形の底面および天面と一対の長さ面および幅面とを有し、前記底面および天面の少なくとも一方が前記一対の長さ面および幅面にそれぞれ稜を介してつながる一対の外フラップおよび内フラップにて構成される直方体形状をなす箱のボックスブランクであって、
    第1の外フラップが第1罫線を介してつながる第1の長さ面と、
    この第1の長さ面に前記第1罫線と直交する第2罫線を介してつながり、かつ前記第1の外フラップに隣接する第1内フラップが前記第1罫線と一直線状をなす第3罫線を介してつながる第1の幅面と、
    この第1の幅面に前記第2罫線と平行な第4罫線を介してつながり、かつ前記第1内フラップに隣接する第2外フラップが前記第3罫線と一直線状をなす第5罫線を介してつながる第2の長さ面と、
    この第2の長さ面に前記第4罫線と平行な第6罫線を介してつながり、かつ前記第2外フラップに隣接する第2内フラップが前記第5罫線と一直線状をなす第7罫線を介してつながる第2の幅面と、
    前記第1の長さ面および前記第2の幅面の何れか一方に前記第2罫線または前記第6罫線と平行な第8罫線を介してつながり、前記第1の長さ面および前記第2の幅面の何れか他方と重ね合わせた状態で接合される継ぎしろと、
    前記第1罫線に近接してこれと平行に前記第1の外フラップに形成された折り曲げ線と、
    前記第1罫線の一部を含むように前記第1の外フラップに刻設され、前記折り曲げ線の両端にそれそれつながって前記折り曲げ線と共に開き止めの輪郭を画成する溝形のスリットと
    を具えたことを特徴とするボックスブランク。
  5. 前記開き止めは、前記第2または第8罫線側の前記第1の外フラップの端縁から、前記第2または第8罫線に沿った前記第1内フラップの長さに対応した距離までの領域にあることを特徴とする請求項4に記載のボックスブランク。
  6. 前記第1および第2内フラップに対応して2つの前記折り曲げ線と2つの前記溝形のスリットとが前記第1の外フラップに形成されていることを特徴とする請求項4または請求項4に記載のボックスブランク。
  7. 前記第1および第3および第5および第7罫線がそれぞれスコアであり、前記第2および第4および第6および第8罫線がそれぞれクリーズであることを特徴とする請求項4から請求項6までの何れか一項に記載のボックスブランク。
  8. 請求項4から請求項7までの何れか一項に記載のボックスブランクを胴貼りし、前記第4および第8罫線を折り曲げて平らに畳んだ状態にあることを特徴とする箱。
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