JP2000335560A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JP2000335560A
JP2000335560A JP11144017A JP14401799A JP2000335560A JP 2000335560 A JP2000335560 A JP 2000335560A JP 11144017 A JP11144017 A JP 11144017A JP 14401799 A JP14401799 A JP 14401799A JP 2000335560 A JP2000335560 A JP 2000335560A
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JP
Japan
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flaps
flap
main body
packaging container
side walls
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Pending
Application number
JP11144017A
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English (en)
Inventor
Hideki Tawara
秀樹 田原
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KOFU SHIKI KK
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KOFU SHIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダンボール箱などの包装容器に果物や青果物
などの損傷し易い内容物を自動箱詰めする際、上部フラ
ップによる内容物の損傷を防止する。 【解決手段】 四方が側壁13a〜13dによって囲ま
れた筒状本体12と、この筒状本体12の上下端部の周
縁から延び且つ内側に折り曲げることにより筒状本体1
2の上下端部を閉鎖する上部フラップ14a〜14d及
び下部フラップ15a〜15dとを備えてなるダンボー
ル箱11において、前記筒状本体12の長辺側の対向側
壁13a,13bの上端から延びる上部長辺フラップ1
4a,14bに、該フラップ14a,14bの一部を切
り起こして形成した内側に折り曲げ可能な舌片16a,
16bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、果物や青果物など
の損傷し易い内容物を自動箱詰めする際に好適な包装容
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装容器としては、例え
ば図6乃至図8に示したようなダンボール箱1が知られ
ている。このダンボール箱1は、四方が側壁3a〜3d
によって囲まれた筒状本体2と、この筒状本体2の上下
端部の周縁から延び且つ内側に折り曲げることにより筒
状本体2の上下端部を閉鎖する上部フラップ4a〜4d
及び下部フラップ5a〜5dとを備えてなるものであ
る。
【0003】桃やぶどうなどの果物を箱詰めする際に
は、下部フラップ5a〜5dを内側に折り曲げて筒状本
体2の下端部を閉鎖し、下部フラップ5a〜5dをステ
ープル留めした状態でベルトコンベア上を移送させ、上
部開口から自動アームで果物を箱詰めした後、筒状本体
2の短辺側の対向側壁3c,3dの上端部から延びる上
部フラップ4c,4dを先に内側に折り曲げ、その上か
ら残りの上部フラップ4a,4bを内側に折り曲げて筒
状本体2の上端部を閉鎖し、底部と同様に上部フラップ
4a〜4dをステープル留めすることで果物の包装を完
了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のダンボール箱1にあっては、筒状本体2の上端部を
閉鎖する際に上部フラップ4a〜4dを内側に折り曲げ
て重ね合わせただけなので、図8に示したように、その
上からステープラ6で押え付けた時に上部フラップ4
c,4dが下側に押されて撓んでしまい、その先端がト
レイ7で仕切られた桃等の果物8に強く当たって果物8
を損傷させるおそれがあった。なお、上記問題は、ステ
ープル留めに限らず、ホットメルト接着剤を用いて上部
フラップ4a〜4dを閉鎖する場合も同様であった。
【0005】そこで、本発明の目的は、ダンボール箱な
どの包装容器に果物や青果物などの損傷し易い内容物を
自動箱詰めする際、上部フラップをステープル留めやホ
ットメルト接着剤で閉鎖するときに上部フラップが下側
に凹まないようにして、上部フラップによる内容物を損
傷を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る包装容器は、四方が側壁に
よって囲まれた筒状本体と、この筒状本体の端部の周縁
から延び且つ内側に折り曲げることにより筒状本体の端
部を閉鎖するフラップとを備えてなる包装容器におい
て、前記筒状本体の一方の対向側壁の一端から延びるフ
ラップに、該フラップの一部を切り起こして形成した内
側に折り曲げ可能な舌片を設けたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2に係る包装容器
は、前記舌片が側壁の一端に沿って連続して長く形成さ
れていることを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項3に係る包装容器
は、前記筒状本体が長方形状に形成され且つ筒状本体の
長辺側の対向側壁の一端から延びるフラップに前記舌片
が形成されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明に係る包装容器の実施の形態を説明する。図1乃至図
5は本発明に係る包装容器として、ダンボール箱を用い
た場合の第1実施例を示したものである。図1は本発明
に係るダンボール箱11の組み立て前の状態を示した斜
視図であり、図2はダンボール箱11に内容物を入れる
時の状態を示した斜視図である。また、図3はダンボー
ル箱11の上部フラップを途中まで閉じたときの状態を
示した斜視図、図4はダンボール箱11の上部フラップ
を全部閉じたときの状態を示した斜視図である。さら
に、図5は上部フラップをステープラで押さえた時の前
記図4におけるA−A線に沿って切断した断面形状を示
す断面図である。
【0010】この実施例に係るダンボール箱11は、図
1に示されるように、四方が側壁13a〜13dによっ
て囲まれた筒状本体12と、この筒状本体12の上下端
部の周縁から延び且つ内側に折り曲げることにより筒状
本体12の上下端部を閉鎖する上部フラップ14a〜1
4d及び下部フラップ15a〜15dとを備えてなるも
のである。
【0011】筒状本体12は長方形状に形成されてお
り、筒状本体12の長辺側の側壁13a,13bの上端
部から延びる一対の上部長辺フラップ14a,14bに
は内側に折り曲げ可能な舌片16a,16bがそれぞれ
形成されている。この舌片16a,16bは、前記側壁
13a,13bの上端部に沿って上部長辺フラップ14
a,14bの基部付近を切り起こしたものであり、また
側壁13a,13bの上端部に沿って連続して長く形成
されていることから、内側に折り曲げたときに上方向へ
の弾発力が発生する。舌片16a,16bの成形手段と
しては、例えばダンボール箱11の成形時に上部長辺フ
ラップ14a,14bの所定箇所に帯板状の切断刃を押
し当て切込みを入れるだけで簡単に作ることができる。
なお、舌片16a,16bを内側に折り曲げた後には手
を入れることのできる溝穴17a,17bができる。
【0012】上記舌片16a,16bの長さ幅L及び内
側への突出幅Wは特に限定されないが、図3に示される
ように、舌片16a,16bを内側に折り曲げ、上部長
辺フラップ14a,14bに隣接する上部短辺フラップ
14c,14dをその上に重ねた時に、所定の弾発力を
保有しながら上部短辺フラップ14c,14dの先端部
を下側から確実に支えるだけの重なり面積が必要であ
る。長さ幅Lや突出幅Wが大きすぎると上部長辺フラッ
プ14a,14bの強度が低下するおそれがある一方、
これらが小さすぎると確実に支えることができないこと
になる。また、突出幅Wが大きすぎると上部短辺フラッ
プ14c、14dを支えた時に所定の弾発力が得られな
いおそれがある。
【0013】一方、筒状本体12の下端部から延びる下
部フラップ15a〜15dは、上述した上部フラップ1
4a〜14dと同様、筒状本体12の長辺側の側壁13
a,13bから延びる下部長辺フラップ15a,15b
と、短辺側の側壁13c,13dから延びる下部短辺フ
ラップ15c,15dとで構成されるが、上部フラップ
14a〜14dより僅かに長く延びており、図3に示し
たように、対向する一対の下部長辺フラップ15a,1
5bを内側に折り曲げた時に先端同士が突き当たって密
閉した底部を形成する。
【0014】次に、上記構成からなるダンボール箱11
の組み立て手順を図1乃至図4に基づいて説明する。先
ず、図1に示したような組み立て前の状態から筒状本体
12の下端部を閉鎖する。この場合は最初に一対の下部
短辺フラップ15c,15dを内側に折り曲げ、次いで
その上から下部長辺フラップ15a,15bを折り曲げ
て重ね合わせ、前述したように下部長辺フラップ15
a,15bの先端同士を突き合わせて底部を形成し、ス
テープル留め又はホットメルト接着剤によって底部が開
かないようにする。
【0015】図2に示したように筒状本体12の上端部
を開けた状態にしてベルトコンベア上を移送させ、自動
アームで果物を箱詰めする。所定量の果物が箱詰めされ
た後、対向する一対の上部長辺フラップ14a,14b
に形成された舌片16a,16bを内側に折り曲げ、そ
の上から上部短辺フラップ14c,14dを内側に折り
曲げ、図3に示したように、上部短辺フラップ14c,
14dの先端両角部を両側の舌片16a,16bの上に
重ねる。これによって、上部短辺フラップ14c,14
dの先端部が内側に垂れ下がることがない。次いで、そ
の上から隣接する上部長辺フラップ14a,14bを内
側に折り曲げ、図4に示したように、上部短片フラップ
14c,14dの上に重ねて筒状本体12の上端部を閉
鎖する。この時、上部短辺フラップ14c,14dの先
端両角部が前記上部長辺フラップ14a,14bの溝穴
17a,17bから現われるので、この付近では、図5
に示したように三重構造となり、強度的にも強いものと
なる。
【0016】従って、図5に示したように、上部長辺フ
ラップ14a,14bの上からステープラ6を押し付け
て上部長辺フラップ14a,14bと上部短辺フラップ
14c,14dとをステープル留めする場合でも、これ
らの上部フラップ14a〜14dが両側の舌片16a,
16bによって下側から弾発的に支えられるために、上
部フラップ14a〜14dの下方への撓み変形が抑えら
れた状態でステープル留めが実行されることになる。そ
の結果、上部短辺フラップ14c,14dの先端が内側
に垂れ下がることがなく、その先端でトレイ7に仕切ら
れた桃などの果物8を傷付けるといったこともないの
で、品質の安定した自動箱詰め作業が実行されることに
なる。
【0017】なお、ステープル留めの代わりにホットメ
ルト接着剤を用いる場合には、上部短辺フラップ14
c,14dの上面にホットメルト接着剤を塗布し、その
上に重ねた上部長辺フラップ14a,14bを押し付け
ることで接着されるが、この押し付けた時に上記舌片1
6a,16bが前述と同様に作用することで、上部短辺
フラップ14c,14dの内側への垂れ下がりが防止で
きる。
【0018】上記の実施例では桃の箱詰めについて説明
したが、この発明のダンボール箱11は、その他の果物
や青果物、生花などの損傷し易い物品の梱包に適用でき
るのは勿論のこと、電気製品や機械部品などの工業製品
の梱包にも適用できるものである。また、上記実施例で
は長辺側の側壁13a,13bの上端部から延びる上部
長辺フラップ14a,14bに舌片16a,16bを形
成した場合について説明したが、これに隣接する上部短
辺フラップ14c,14d側に形成できることは勿論で
ある。さらに、上記実施例ではダンボール箱11につい
て説明したが、ダンボール箱11以外の包装容器につい
て本発明を適用できることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る包装容器によれば、四方が側壁によって囲まれた
筒状本体の一方の対向側壁の一端から延びるフラップ
に、該フラップの一部を切り起こして形成した内側に折
り曲げ可能な舌片を設けたので、筒状本体の一端部を閉
鎖する際には内側に折り曲げられた舌片の上にフラップ
を重ね合わせることで、フラップが舌片によって下側か
ら支えられて内側に垂れ下がることがなくなり、フラッ
プをステープル留めやホットメルト接着剤などで閉鎖す
るときにフラップの上から力を加えたとしてもフラップ
の内側への撓み変形や垂れ下がりが抑えられ、フラップ
の先端で容器内の内容物を傷付けてしまうといったこと
がない。
【0020】また、本発明の請求項2に係る包装容器に
よれば、フラップに形成された舌片が筒状本体の側壁の
一端に沿って連続して長く形成されているので、筒状本
体の強度を低下させることがないのに加えて、フラップ
によって閉鎖された筒状本体の一端部を補強することが
できる。
【0021】また、本発明の請求項3に係る包装容器に
よれば、筒状本体が長方形状に形成され且つ筒状本体の
長辺側の対向側壁の一端から延びるフラップに舌片を形
成したので、この舌片の上には先に短辺側の対向側壁の
一端から延びるフラップを重ねることになるので、取り
扱いが容易であると共に強度的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダンボール箱の組み立て前の状態
を示した斜視図である。
【図2】前記ダンボール箱に内容物を入れる時の状態を
示した斜視図である。
【図3】前記ダンボール箱の上部フラップを途中まで閉
じたときの状態を示した斜視図である。
【図4】前記ダンボール箱の上部フラップを全部閉じた
ときの状態を示した斜視図である。
【図5】上部フラップをステープラで押さえた時の前記
図4におけるA−A線に沿って切断した断面形状を示す
断面図である。
【図6】従来のおけるダンボール箱の組み立て前の状態
を示した斜視図である。
【図7】前記従来のダンボール箱の上部フラップを全部
閉じたときの状態を示した斜視図である。
【図8】前記従来例において上部フラップをステープラ
で押さえた時の前記図7におけるB−B線に沿って切断
した断面形状を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ダンボール箱(包装容器) 12 筒状本体 13a,13b 長辺側の側壁 13c,13d 短辺側の側壁 14a,14b 上部長辺フラップ 14c,14d 上部短辺フラップ 16a,16b 舌片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四方が側壁によって囲まれた筒状本体
    と、この筒状本体の端部の周縁から延び且つ内側に折り
    曲げることにより筒状本体の端部を閉鎖するフラップと
    を備えてなる包装容器において、 前記筒状本体の一方の対向側壁の一端から延びるフラッ
    プに、該フラップの一部を切り起こして形成した内側に
    折り曲げ可能な舌片を設けたことを特徴とする包装容
    器。
  2. 【請求項2】 前記舌片が側壁の一端に沿って連続して
    長く形成されていることを特徴とする請求項1記載の包
    装容器。
  3. 【請求項3】 前記筒状本体が長方形状に形成され且つ
    筒状本体の長辺側の対向側壁の一端から延びるフラップ
    に前記舌片が形成されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の包装容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019182476A (ja) * 2018-04-09 2019-10-24 王子ホールディングス株式会社 箱およびそのボックスブランク

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