JP2006137477A - 包装用箱 - Google Patents

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Hisashi Omura
尚志 大村
Toshinori Sawada
敏教 沢田
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TOHOKU MORI SHIGYO KK
Mori Shigyo Co Ltd
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Abstract

【課題】 箱体上面でのフラップの固定状態の維持が確実に行われ、なお且つ箱体の組立が容易な包装用箱を得る。
【解決手段】 包装用箱は、箱体の対向する一対の側面を構成する側パネル1、1と、箱体の対向する一対の端面を構成する端パネル2、2とを有し、前記側パネル1、1から延設された側上フラップ4、4と前記端パネル2、2から延設された端上フラップ5、5とを箱体の上面側に折り曲げて箱体の上面の周囲の部分が閉じられる。これら側上フラップ4、4と端上フラップ5、5との間の箱体の上面中央部分が部分的に開いている。前記側上フラップ4、4の両端から箱体の端に沿って延設されたタブ8、8を、端上フラップ5、5を二つ折りにすることで形成されるその基部9、9とその先の折り返しフラップ10、10との間に挟み込む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、箱体の対向する一対の側面を構成する側パネルと、箱体の対向する一対の端面を構成する端パネルとを有し、前記側パネルから延設された側上フラップと前記端パネルから延設された端上フラップとを箱体の上面側に折り曲げて箱体の上面が閉じられる包装用箱に関し、特に前記側上フラップと前記端パネルとの間の箱体の上面中央部分が部分的に開いている包装用箱に関する。
従来におけるこの種の包装用箱のブランクは、段ボール板を打ち抜くと共に折線を入れて作られている。このブランクにおいては、一対の側パネルと端パネルとが折線を介して交互に連ねられている。また、側パネルと端パネルの上下の辺は折線となっており、その折線から箱体の上面と底面を閉じる上下のフラップが延設されている。
このような包装用箱において、箱体の底面側は、端パネルの下辺側の折線から延設された端底フラップと側パネルの下辺側の折線から延設された側底フラップとを順次箱体の上面側に折り曲げ、それら端底フラップと側底フラップとをフラップ同士の係合、接着、或いはステープル止め等の手段で固定する。また、箱体の上面側も同様で、端パネルの上辺側の折線から延設された端上フラップと側パネルの上辺側の折線から延設された側上フラップとを順次箱体の上面側に折り曲げ、それら端上フラップと側上フラップとを互いに固定して閉じる。
このような包装用箱では、通常は箱体の底面を閉じた状態で箱体の上面側から収納物を収納し、その後、箱体の上面と閉じるという箱詰め手順がとられる。これに対し、ネギ、蕗、ゴボウ等の長尺な作物やカーネーション等の花卉類の農作物の出荷用として使用される包装用箱では、まず箱体の上面側を閉じた後、底面側から出荷物を収納し、その後底面を閉じるという箱詰め手順がとられる。この場合に、箱体の底面側は、一対の側底フラップにステープルを打ち込んで固定することが多い。
ネギ等の生鮮野菜や花卉の出荷時の包装には、一般の生鮮野菜や生鮮果実等と同様に段ボール箱が使用される。ただしこの種の長尺産品の出荷に際しての段ボール箱包装において特異な点は、第一に、予め包装用箱の上面を閉じた状態で底面から収納物を包装用箱に収納した後、上面を閉じる点である。第二、収納物を収納した後閉じられる包装用箱の上面は、周囲の部分のみが覆われ、中央部分が開口された状態となる。これは長尺出荷物の特性を活かして市場での競り売り等での出荷物の確認を容易にするためである。
例えばこのような包装用箱の例としては、特開2002−284138号に記載されたもの等がある。この従来の包装用箱は、箱体の側パネルの上辺から延設された側上フラップの両側に切込みを設けている。箱体の上面を閉じるためこの側上フラップを箱体の上面側に折り曲げ、さらに箱体の側パネルの上辺から延設された端上フラップのを箱体の上面側に折り曲げた後、端上フラップの両側角部を前記側上フラップの両側の切込みに差し込んで端上フラップを前記側上フラップに固定する。これにより、箱の上面を閉じた状態を維持する。
このような上面中央部が開いた箱体において最も問題となるのが、箱体上面でのフラップの固定状態の維持である。すなわち、この種の箱体では、上面中央部が開いており、箱体の周囲のみが閉じられ、フラップがそれらの端部のみで係止されることから、上面の封止構造が弱く、収納物を収納しているときに、箱体の上面が開きやすい。また、箱体の上面の耐圧荷重が弱く、収納物を収納した後も、上の箱体の重みで箱体の上面が陥没しやすい。
さらに、一般的な取り扱いでは無いが、箱体の上面中央部が開いているため、箱体に収納物を収納した状態で、その箱体の上面中央部の端の部分から指を差し入れ、箱を持ち上げて手搬送する例もある。そのとき、その箱体の上面中央部の端の部分の固定状態が弱いと、その部分から箱体の上面が急に開き、箱体を落としてしまうこともある。
特開2002−284138号公報
本発明はこのような上面中央部が開いており、箱体の周囲のみが閉じられた従来の包装用箱における課題に鑑み、箱体上面でのフラップの固定状態の維持が確実に行われ、なお且つ箱体の組立が容易な包装用箱を提供することを目的とする。
本発明では、前記の目的を達成するため、上面中央部が開いた箱体の上面周囲部を閉じる側上フラップ4、4と端上フラップ5、5とを確実に連結するため、側上フラップ4、4の両端から箱体の端に沿って延設したタブ8、8を、上フラップ5、5を二つ折りにして形成されるその基部9、9とその先の折り返しフラップ10、10との間に挟み込み、さらに側上フラップ4、4の両端部に前記端上フラップ5、5の折り返しフラップ10、10の両側から延設された押えタブ11、11を箱体の内側から当てるようにした。
すなわち包装用箱は、箱体の対向する一対の側面を構成する側パネル1、1と、箱体の対向する一対の端面を構成する端パネル2、2とを有し、前記側パネル1、1から延設された側上フラップ4、4と前記端パネル2、2から延設された端上フラップ5、5とを箱体の上面側に折り曲げて箱体の上面の周囲の部分が閉じられると共に、これら側上フラップ4、4と端上フラップ5、5との間の箱体の上面中央部分が部分的に開いている。
本発明では、このような包装用箱において、前記側上フラップ4、4の両端から箱体の端に沿って延設されたタブ8、8を、端上フラップ5、5を二つ折りにすることで形成されるその基部9、9とその先の折り返しフラップ10、10との間に挟み込み、さらに側上フラップ4、4の両端部に前記端上フラップ5、5の折り返しフラップ10、10の両側から延設された押えタブ11、11を箱体の内側から当てたものである。
このような包装用箱では、側上フラップ4、4の両端から箱体の端に沿って延設されたタブ8、8が端上フラップ5、5を二つ折りにすることで形成されるその基部9、9とその先の折り返しフラップ10、10との間に挟み込まれるため、側上フラップ4、4と端上フラップ5、5とがこれら基部9、9とその先の折り返しフラップ10、10とにより相互に固定され、箱体の上面が簡単に開かない。さらにこれに加え、側上フラップ4、4の両端部に前記端上フラップ5、5の折り返しフラップ10、10の両側から延設された押えタブ11、11を箱体の内側から当てるため、箱体の上面の中央部が開いていても、箱体の上面を下側にして箱体の底面側から収納物を収納するときに、側上フラップ4、4と端上フラップ5、5だけで収納物や上に積んだ他の箱体の荷重に耐えることが出来る。
このような包装用箱において、端上フラップ5、5の押えタブ11、11が折り返しフラップ10、10の両側部分から基部9、9の両側にわたって延設されていると、押えタブ11、11は、側上フラップ4,4の両端部分の長い範囲にわたって押えタブ11、11で押えられるため、耐荷重性を増大することが出来る。
以上説明した通り、本発明による包装用箱では、箱体上面でのフラップの固定状態の維持が確実に行われることにより、箱体の上面の中央部が開いていても、箱体の上面を下側にして箱体の底面側から収納物を収納するときに、側上フラップ4、4と端上フラップ5、5だけで収納物の荷重に耐えることが出来る。さらに、側上フラップ4、4と端上フラップ5、5とを順次箱体の上面側に折り曲げ、さらに、端上フラップ5、5を二つ折りにする動作だけで箱体の上面を閉じる動作が完結するため、箱体の組み立て動作も簡単である。
また特に箱体の上面中央部の端の部分の固定状態が強固になるため、その部分から指を差し入れ、箱を持ち上げて手搬送するような例の場合でも、側上フラップ4、4と端上フラップ5、5との係合が外れて、箱体の上面が急に開き、箱体を落としてしまうようなことも確実に防止出来る。
本発明では、側上フラップ4、4の両端から箱体の端に沿って延設されたタブ8、8を、端上フラップ5、5を二つ折りにすることで形成されるその基部9、9とその先の折り返しフラップ10、10との間に挟み込み、さらに側上フラップ4、4の両端部に前記端上フラップ5、5の折り返しフラップ10、10の両側から延設された押えタブ11、11を箱体の内側から当てたものである。これにより、側上フラップ4、4と端上フラップ5、5とを確実に連結するようにした。
以下、このような本発明の実施例について、図面を参照しながら具体例を挙げて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例による包装用箱のブランクの展開図である。この包装用箱のブランクは紙製の波状のシートからなる中芯をライナーでラミネートした段ボール板を使用する。段ボール板を図1に実線で示すように打ち抜くと共に、破線で示すように折線を入れることにより、組み立て前のブランクが出来上がる。破線で示した折線は何れも図1の紙面に対して同じ方向に折り曲げられる。
図1に示す包装用箱のブランクでは、矩形の側パネル1、1と端パネル2、2とが折線を介して交互に連なっている。それら側パネル1、1と端パネル2、2の高さ、すなわち図1において左右の寸法は何れも同じであり、2つの側パネル1、1と端パネル2、2の幅、すなわち図1において上下の寸法はそれぞれ等しい。側パネル1、1の幅は、端パネル2、2の幅より大きい。側パネル1、1と端パネル2、2の高さと幅は、その収納物に応じて決定されることは言うまでもない。
端にある側パネル1の側辺からは、折線を介して接合フラップ3が延設されている。この接合フラップ3の幅は、端パネル2に比べて十分に狭い。また、端パネル2、2の中央の上辺に近い位置には、横長の孔からなるスリット14、14が穿孔されている。
側パネル1、1の上辺である折線からは、側上フラップ4、4が延設されている。この側上フラップ4、4の幅、すなわち図1において上下の寸法は、側パネル1、1の幅より若干狭い。またこの側上フラップ4、4の高さ、すなわち図1において左右の寸法は、端パネル2の幅の1/2より十分小さい。
この側上フラップ4、4の両端部分には、箱体の上面の幅方向、すなわち図1において右方向にタブ8、8が一体に延設されている。側パネル1、1と側上フラップ4、4との折れ線からの前記タブ8、8の高さは、端パネル2の幅の約1/2である。
端パネル2、2の上辺である折線からは端上フラップ5、5が延設されている。この端上フラップ5、5は、上下2段の部分からなっており、下段側が基部9、9であり、上段側が折り返しフラップ10,10である。これら下段側の基部9、9と上段側の折り返しフラップ10,10の間には、端上フラップ5、5と端パネル2、2との間の折線と平行に2本の折線が設けられている。端上フラップ5、5の下段側が基部9、9と上段側の折り返しフラップ10、10との高さ、すなわち図1において左右方向の寸法は、上側パネル4の両側のタブ8、8の幅、すなわち図1において左右方向の寸法より僅かに大きい。
この端上フラップ5、5の上段側の折り返しフラップ10、10の上辺の中央部には、低い凸状の差し込みタブ15、15が突設されている。この差し込みタブ15、15の幅は、前記端パネル2、2のスリット14、14より僅かに狭い。
また、折り返しフラップ10、10の両側には、折れ線を介して押さえフラップ11、11が連なっている。これら折り返しフラップ10、10とその両側の押えフラップ11、11との間の折れ線は、端パネル2、2と端上フラップ5、5との間の折れ線に対して直角である。これら折り返しフラップ10、10とその両側のフラップ11、11との合計の幅は、前記端パネル2、2の幅より僅かに狭い。
端上フラップ5、5の前記基部9、9の両側は、折り返しフラップ10、10と押えラップ11、11との間の折れ線の端点を起点として斜め45゜に切り取られ、その切り取られた両側部分が前記押えフラップ11、11の一部となって連なっている。従って端上フラップ5、5の前記基部9、9は台形であり、押えフラップ11、11の基部9、9の両側部分は直角三角形となっている。
側パネル1、1の下辺である折線からは、側底フラップ6、6が延設されている。この側底フラップ6、6の幅、すなわち図1において上下の寸法は、側パネル1、1の幅より若干狭い。またこの側底フラップ6、6の高さ、すなわち図1において左右の寸法は、端フラップ2の幅の約1/2である。
この側底フラップ6、6の両側部分には、同側底フラップ6、6の中心に対して対称に側パネル1、1の下辺である折線を起点として、同折線と直角に切込み13、13が設けられている。この切込み13,13の先の部分は、側パネル1、1の中央に向けて側パネル1、1の下辺である折線に対して斜め約45゜の角度で切り込まれている。さらにこの切込み13、13の先端側は、45゜の角度で回り込むように側底フラップ6、6の両端側に向けて延びている。
この切込み13、13より側底フラップ6、6の両端側に寄った位置に、側パネル1、1の下辺である折線を起点として、同折線と直角にもう一対ずつの切込みが設けられている。この切込みと前記斜め45゜の切込み13、13との間には、側パネル1、1の下辺である折線に近い側に切込み線が、また側パネル1、1の下辺である折線と遠い側に折線が設けられている。これら切込み線と折線は、側パネル1、1の下辺である折線と平行である。
端パネル2、2の下辺である折線からは、端底フラップ7、7が延設されている。この端底フラップ7、7の幅、すなわち図1において上下の寸法は、端パネル2、2の幅より若干狭く、またその高さ、すなわち図1において左右の寸法は、前記側底フラップ6、6と同じである。
この端底フラップ7、7の基部側、すなわち端パネル2、2の下辺である折線に近い側に同折線と平行に折線が設けられている。また、端底フラップ7、7の先端辺の両側には、後述するようにして箱体の上面を閉じる際に、前記切込み13、13の端部に係合するU字形の切欠きが設けられている。
このようなブランクから包装用箱は次のようにして組み立てられ、その中に収納物が収納される。
まず、図2に示すように、側パネル1、1、端パネル2、2及び接合フラップ3の間にある折線を何れも90゜の角度で谷折りする。さらに、接合フラップ3の外側面に糊を塗布し、この接合フラップ3の外側面を端パネル2の端縁部の内面に貼り付ける。これにより、図2に示すような側パネル1、1と端パネル2、2が交互に連なった四角筒状の胴部が形成される。
次に、図2に示すように、箱体の上面を上側にして、まず側上フラップ4、4をそれらの下辺の折線でそれぞれ箱体の上面内側に向けて約90゜の角度で折り曲げ、箱体の上面に乗せる。
次に端上フラップ5、5をそれらの下辺の折線でそれぞれ箱体の上面内側に向けて約90゜の角度で折り曲げ、端上フラップ5、5の基部9、9を前記を側上フラップ4、4のタブ8、8の上にのせる。
その後、図3に示すように、端上パネル5、5の中央の2本の折れ線で折り返しフラップ10、10を前記タブ8、8の内側に折り曲げる。この折り返しフラップ10、10の折り曲げに際しては、その両側の押えフラップ11、11が一旦折り返しフラップ10、10の両側の折れ線で折り曲がり、これによって折り返しフラップ10、10とその両側の押えフラップ11、11が側上フラップ4、4の間を通り抜ける。
図3において手前側の押えフラップ11、11は、矢印で示すように折り返しフラップ10、10を箱体の内側に折り曲げる途中の状態であり、図3において奥側は折り返しフラップ10、10を箱体の内側に完全に折り曲げた状態である。図4と図5は、これらの状態を箱体の内側から見た図である。図4が前者の折り曲げ途中の状態、図5が後者の完全に折り曲げた後の状態である。
図5に示すように、折り返しフラップ10、10を2本の折れ線で90゜ずつ折り曲げ、箱体の内側に完全に折り曲げた状態では、折り返しフラップ10、10が側上フラップ4、4のタブ8、8の下に当てられる。さらに、折り返しフラップ10、10の上辺の中央部に設けた差し込みタブ15、15が端パネル2、2のスリット14、14に差し込まれる。これにより、側上フラップ4、4のタブ8、8は、端上フラップ5、5の基部9、9と折り返しタブ11、11とにより、箱体の外と中で完全に挟み込まれる。また、押えフラップ11、11は、側上フラップ4、4のタブ8、8の基部の下の部分に当てられる。図1〜図5に示した実施例では、押えフラップ11、11が基部9、9の両側に延長されて切り出されているため、押えフラップ11、11は、側上フラップ4、4のタブ8、8の基部の部分を超えて側上フラップ4、4の中央に寄った部分にも当てられる。
なお、側上フラップ4、4の高さは、端パネル2、2の幅の1/2より小さく、端上フラップ5、5の高さは、側パネル1、1の幅の1/2より相当に小さいため、側上フラップ4、4と端上フラップ5、5とにより箱体の上面が閉じられたと言えども、これら側上フラップ4、4と端上フラップ5、5とに囲まれた箱体の上面中央部には、窓状の開口部が形成される。
このようにして箱体の上面が閉じられたら、箱体の底面側を上に向けた状態で箱体の中に長ネギ等の収納物を収納する。
箱体の中に収納物を収納した後、図6に示すように、側底フラップ6、6をその上辺である折線で箱体の底面内側に向けて約90゜の角度で折り曲げ、箱体の上面の一部を閉じる。その後、図6に示すように、端底フラップ7、7をそれらの上辺の折線でそれぞれ箱体の底面内側に向けて約90゜の角度で折り曲げる。この端底フラップ7、7の折り曲げに際しては、端底フラップ7、7をその基部側中にある折れ線で一時的に折り曲げながら、図6に示すように、端底フラップ7、7の両側先端角部を側底フラップ6、6の両側の切込み13、13から側底フラップ6、6の内側に差し込む。これにより、図6に示したように、側底フラップ6、6と端底フラップ7、7とが互いに連結され、且つこれら側底フラップ5、5と端底フラップ7、7とにより箱体の底面が閉じられる。このとき、端底フラップ7、7の先端辺にある切欠きが側底フラップ6、6の切込み13、13の端に掛かる。
その後箱体を上下反転し、中央部が開口した箱体の上面を上に向けた状態で、収納物を収納した箱体が出荷のため搬送される。
図7〜図11は、本発明の他の実施例による包装用箱を示す図である。
図1〜図6により前述した実施例による包装用箱が、端上フラップ5、5の基部9、9の両側を斜め45゜に切断して押えフラップ11、11を延長したのに対し、この実施例では、端上フラップ5、5の基部9、9と折り返しフラップ10、10との間の2本の折れ線の両側を、端パネル2、2と端上フラップ5、5との間の折れ線と平行に切断したものである。従って、押えフラップ11、11は、返しフラップ10、10の両側にのみ連なっている。
図7〜図11に示した包装用箱は、その他の構成において、図1〜図6により前述した実施例による包装用箱と全く同じである。
なお、以上の各実施例の説明において、箱体の側面と端面は、箱体の上面と底面を除く4面を対向する2組ずつの面に区分して説明するためのもので、箱体の絶対的な位置関係を意味するものではない。それ故例えば、「側パネル1、1」を「端パネル1、1」と言い換え、「端パネル2、2」を「側パネル2、2」と言い換えることもできることはもちろんである。
本発明の一実施例によるトレイ形包装用箱を組み立てる前のブランクを示す展開図である。 同実施例によるトレイ形包装用箱を上下逆に向けて、その側上フラップを折り曲げた状態を示す斜視図である。 同実施例によるトレイ形包装用箱を上下逆に向けて、その端上フラップを折り曲げる途中の状態を示す斜視図である。 同実施例によるトレイ形包装用箱の上面の上面側を上に向けて、その端部内側で端上フラップを折り曲げる途中の状態示す要部斜視図である。 同実施例によるトレイ形包装用箱の上面の上面側を上に向けて、その端部内側で端上フラップを折り曲げた状態示す要部斜視図である。 同実施例によるトレイ形包装用箱を底面を閉じた状態を示す下から見た斜視図である。 本発明の他の実施例によるトレイ形包装用箱を組み立てる前のブランクを示す展開図である。 同実施例によるトレイ形包装用箱を上下逆に向けて、その側上フラップを折り曲げた状態を示す斜視図である。 同実施例によるトレイ形包装用箱を上下逆に向けて、その端上フラップを折り曲げる途中の状態を示す斜視図である。 同実施例によるトレイ形包装用箱の上面の上面側を上に向けて、その端部内側で端上フラップを折り曲げる途中の状態示す要部斜視図である。 同実施例によるトレイ形包装用箱の上面の上面側を上に向けて、その端部内側で端上フラップを折り曲げた状態示す要部斜視図である。
符号の説明
1 側パネル
2 端パネル
4 側上フラップ
5 端上フラップ
8 側上フラップのタブ
9 端上フラップの基部
10 端上フラップの折り返しフラップ
11 押えタブ

Claims (2)

  1. 箱体の対向する一対の側面を構成する側パネル(1)、(1)と、箱体の対向する一対の端面を構成する端パネル(2)、(2)とを有し、前記側パネル(1)、(1)から延設された側上フラップ(4)、(4)と前記端パネル(2)、(2)から延設された端上フラップ(5)、(5)とを箱体の上面側に折り曲げて箱体の上面の周囲の部分が閉じられると共に、これら側上フラップ(4)、(4)と前記端パネル(2)、(2)との間の箱体の上面中央部分が部分的に開いている包装用箱において、側上フラップ(4)、(4)の両端から箱体の端に沿って延設されたタブ(8)、(8)を、端上フラップ(5)、(5)を二つ折りにすることで形成されるその基部(9)、(9)とその先の折り返しフラップ(10)、(10)との間に挟み込み、さらに側上フラップ(4)、(4)の両端部に前記端上フラップ(5)、(5)の折り返しフラップ(10)、(10)の両側から延設された押えタブ(11)、(11)を箱体の内側から当てたことを特徴とする包装用箱。
  2. 端上フラップ(5)、(5)の押えタブ(11)、(11)が折り返しフラップ(10)、(10)の両側部分から基部(9)、(9)の両側にわたって延設されていることを特徴とする請求項1に記載の包装用箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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