JP2019182423A - 無人航空機制御システム、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

無人航空機制御システム、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】有線無人航空機の落下時に、安全な地点に落下させるよう無人航空機に接続されたケーブルの長さを調節することで安全な場所に誘導することが可能な仕組みを提供すること。【解決手段】基地局とケーブルで接続された無人航空機と情報処理装置とがネットワークを介して接続された無人航空機制御システムであって、前記基地局の広さと前記ケーブルの長さを比較する比較手段と、前記比較手段により前記ケーブルの長さが基地局の広さよりも長いと判定された場合、前記ケーブルの長さが前記基地局の広さよりも短くなるよう制御するケーブル調整手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

無人航空機と遠隔操作端末との間の通信方式を、通信状況に応じて決定することの可能な無人航空機制御システム、その制御方法、及びプログラムに関する。
従来、人が搭乗していない航空機である無人航空機が存在する。無人航空機は、大型なものから小型なものまで様々であるが、特に近年では遠隔操縦可能な小型の無人航空機(通称:ドローン)が注目されている(以下、小型の無人航空機を単に無人航空機と称する。)。
無人航空機は、クワッドコプターやマルチコプターとも呼ばれ、複数の回転翼を備えており、この回転翼の回転数を増減させることで、無人航空機の前進・後退・旋回・ホバリング等を行う。
こうした無人航空機は、プロポと呼ばれる遠隔操作端末からの動作指示に応じて動作するほか、モニタや入力装置が一体となった操作卓から制御することも可能である。また、ネットワークに接続可能なネットワークカメラをお天気カメラや監視カメラとして利用することが行われており、ネットワークカメラで無人航空機を撮影することも可能となっている。
無人航空機は、無人で飛行することから、本体に異常が発生して制御不能となってしまった場合など、墜落や周りに危害を与える危険性があり、また、高価な無人航空機は回収して再度利用することから、できるだけ安全な場所に落下させることが求められている。
特許文献1には、無人飛行隊の安定飛行に影響を及ぼす可能性のある緊急時にパラシュートを拡開させることが開示されている。
特許文献2には、飛行体が給電又は通信用のケーブルを介して接続され、当該ケーブルが浮揚体に吊支された飛行体が開示されている。
特開2006−82775号公報 特開2016−179742号公報
特許文献1では、ラジコンヘリ本体の降下速度を緩和することが可能であるが、どこに着陸するかは予測できず、安全でない(危険な)場所に落下してしまう可能性がある。
出願人は、特許文献2で開示されたケーブルの長さを調節する仕組みを持たせることで、パラシュートを利用して降下する無人航空機が危険な場所に落下しないようにすることができることに着目した。
そこで、本発明では、有線無人航空機の落下時に、安全な地点に落下させるよう無人航空機に接続されたケーブルの長さを調節することで安全な場所に誘導することが可能な仕組みを提供することを課題とする。
基地局とケーブルで接続された無人航空機と情報処理装置とがネットワークを介して接続された無人航空機制御システムであって、前記基地局の広さと前記ケーブルの長さを比較する比較手段と、前記比較手段により前記ケーブルの長さが基地局の広さよりも長いと判定された場合、前記ケーブルの長さが前記基地局の広さよりも短くなるよう制御するケーブル調整手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、有線無人航空機の落下時に、安全な地点に落下させるよう無人航空機に接続されたケーブルの長さを調節することで安全な場所に誘導することが可能な仕組みを提供することができる。
本発明の実施形態における、無人航空機制御システムのシステム構成の一例を示す図である。 無人航空機101のハードウェア構成の一例を示す図である。 ネットワークカメラ103のハードウェア構成の一例を示す図である。 無人航空機制御システムの機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における第1の制御処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における異常検知処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるカメラの撮影制御の一例を示す図である。 本発明の実施形態における位置情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態における第2の制御処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における落下地点の予測方法の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるアラート情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態における第3の制御処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における無人航空機の誘導方法の一例を示す図である。 本発明の実施形態における第4の制御処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における無人航空機制御システムの処理イメージの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。まず、第一の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における無人航空機制御システムのシステム構成を示す図である。
本実施形態の無人航空機制御システムは、無人航空機101、プロポ102、ネットワークカメラ103、中継用BOX104、制御用コンピュータ105、および操作卓106が、ネットワーク110や無線LAN(移動体通信網を含む)120を介して通信接続可能に接続されている。尚、図1のシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
ドローンとも呼ばれる無人航空機101は、プロポ102により遠隔操縦が可能な無人の航空機である。プロポ102からの指示に応じて、複数の回転翼を動作させて飛行する。
この回転翼の回転数を増減させることで、無人航空機の前進・後退・旋回・ホバリング等を行う。尚、図1に示す無人航空機101の回転翼は4枚であるが、これに限らない。3枚であっても、6枚であっても、8枚であってもよい。
また、無人航空機101は、無線で飛行するものと有線で飛行するものとがあり、本発明ではどちらの方式で飛行しても構わないものとする。
有線で飛行する場合は、発着地点130からケーブル131を介して有線接続される。この場合、発着地点130には、無人航空機101に対して給電や通信用の給電部や通信部が設けられる。また、ケーブル131を巻き取ったり、引っ張ったりすることで無人航空機101を移動させるためのケーブル制御部が設けられている。
ケーブル131は、無人航空機101が自由に飛行できるよう十分な長さを有しており、また、リール状に巻き取り可能に制御されることで、無人航空機101の飛行範囲を限定することも可能である。
プロポ102は、無人航空機101を操縦するための送信機(遠隔操作端末)である。プロポーショナル・システム(比例制御システム)であるので、プロポ102が有する操作部の移動量に比例して、無人航空機101の回転翼の回転数を制御することができる。尚、プロポ102は、いわゆるスマートフォンやタブレット端末といった携帯端末であってもよい。
ネットワークカメラ103は、無人航空機101を撮影可能な位置に設置され、(無人航空機101がネットワークカメラ103に撮影可能な位置を飛行する。)無人航空機101または他の撮影対象を撮影する。
例えば、ビルの屋上などに設置されお天気カメラとして利用することもできるし、建物の出入り口や街中に設置され監視カメラとして利用することもできる。同一のシステム内に複数台設置し複数台接続することができる。
ネットワークカメラ103は、レンズおよびカメラを内蔵し、その撮影方向を可変させるため、カメラのレンズの向きを左右に動かすパン、上下に動かすチルト、そして、望遠にしたり広角にしたりするズームの機能を有し、遠隔地から操作(PTZ制御)できるようになっている。
中継BOX104は、ネットワークカメラ103や無人航空機101に対して電源を供給したり、操作卓106からの制御信号を伝えたりする機能を有する。
制御用コンピュータ105(情報処理装置)や操作卓106は、ネットワークカメラ103が設置された場所と物理的に距離が離れた遠隔地に設置されていてもよいし、例えば同一の敷地内等の物理的な距離はそれほど離れていない近距離に設置されていてもよい。
また、複数の無人航空機101やネットワークカメラ103をまとめて管理する集中管理センターに設定することも可能である。
制御用コンピュータは、複数の無人航空機101やネットワークカメラ103を制御するための操作卓106の制御回線を接続する機器であり、操作卓106は、無人航空機101やネットワークカメラ103を制御するための機器である。
ネットワーク110および無線LAN120は、本無人航空機制御システムの各機器を通信可能に接続するネットワークであって、各機器は、ネットワークで接続されていても無線LANで接続されていても、移動体通信網で接続されていても本システムは実施可能なものである。
図2は、無人航空機101のハードウェア構成を示す図である。尚、図2に示す無人航空機101のハードウェア構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
フライトコントローラ200は無人航空機101の飛行制御を行うためのマイクロコントローラであり、CPU201、ROM202、RAM203、周辺バスインタフェース204(以下、周辺バスI/F204という。)を備えている。
CPU201は、システムバスに接続される各デバイスを統括的に制御する。また、ROM202あるいは周辺バスI/F304に接続される外部メモリ280には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラムが記憶されている。
また外部メモリ280(記憶手段)には、無人航空機101の実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM203(記憶手段)は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
周辺バスI/F204は、各種周辺デバイスと接続するためのインタフェースである。周辺バスI/F204には、PMU210、SIMアダプタ220、無線LAN用BBユニット230、移動体通信用BBユニット240、GPSユニット250、センサ260、GCU270、外部メモリ280が接続されている。
PMU210はパワーマネジメントユニットであり、無人航空機101が備えるバッテリからESC211への電源供給を制御することができる。ESC211は、エレクトロニックスピードコントローラであり、ESC211に接続されるモータ212の回転数を制御することができる。ESC211によってモータ212を回転させることで、モータ212に接続されるプロペラ213(回転翼)を回転させる。
尚、ESC211、モータ212、プロペラ213のセットは、プロペラ213の数に応じて複数備えられている。例えば、クアッドコプターであれば、プロペラ213の数は4枚であるので、このセットが4つ必要となる。
SIMアダプタ220は、SIMカード221を挿入するためのカードアダプタである。SIMカード221の種類は特に問わない。移動体通信網を提供する通信事業者に応じたSIMカード221であればよい。
無線LAN用BBユニット230は、無線LANを介して通信を行うためのベースバンドユニットである。無線LAN用BBユニット230は、送信したいデータや信号からベースバンド信号を生成して変復調回路へ送出することができる。更に、受信したベースバンド信号から元のデータや信号を得ることができる。
また、無線LAN用RFユニット231は、無線LANを介して通信を行うためのRF(Radio Frequency)ユニットである。無線LAN用RFユニット231は、無線LAN用BBユニット230から送出されたベースバンド信号を無線LANの周波数帯に変調してアンテナから送信することができる。更に、無線LANの周波数帯の信号を受信すると、これをベースバンド信号に復調することができる。
移動体通信用BBユニット240は、移動体通信網を介して通信を行うためのベースバンドユニットである。移動体通信用BBユニット240は、送信したいデータや信号からベースバンド信号を生成して変復調回路へ送出することができる。更に、受信したベースバンド信号から元のデータや信号を得ることができる。
また、移動体通信用RFユニット241は、移動体通信網を介して通信を行うためのRF(Radio Frequency)ユニットである。移動体通信用RFユニット241は、移動体通信用BBユニット240から送出されたベースバンド信号を移動体通信網の周波数帯に変調してアンテナから送信することができる。更に、移動体通信網の周波数帯の信号を受信すると、これをベースバンド信号に復調することができる。
GPSユニット250は、グローバルポジショニングシステムにより、無人航空機101の現在位置を取得することの可能な受信機である。GPSユニット250は、GPS衛星からの信号を受信し、現在位置を推定することができる。
センサ260は、無人航空機101の傾き、向き、速度や周りの環境を計測するためのセンサである。無人航空機101はセンサ260として、ジャイロセンサ、加速度センサ、気圧センサ、磁気センサ、超音波センサ等を備えている。これらのセンサから取得したデータに基づいて、CPU201が無人航空機101の姿勢や移動を制御する。
GCU270はジンバルコントロールユニットであり、カメラ271とジンバル272の動作を制御するためのユニットである。無人航空機101が飛行することにより機体に振動が発生したり、機体が不安定になったりするため、カメラ271で撮像した際にブレが発生しないよう、ジンバル272によって無人航空機101の振動を吸収し水平を維持する。また、ジンバル272によってカメラ271の遠隔操作を行うことも可能である。
本発明の無人航空機101が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ280に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ280に格納されている。
図3は、ネットワークカメラ102のハードウェアの構成を示す構成図である。
CPU301は、システムバス304に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM302あるいは外部メモリ305には、CPU301の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、画像処理サーバ108の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM303にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
メモリコントローラ(MC)306は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ、画像データ等を記憶するハードディスク(HD)やPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリやスマートメディア(登録商標)等の外部メモリ305へのアクセスを制御する。
カメラ部307は、画像処理部308と接続されており、監視対象に対して向けられたレンズを透過して得られた光をCCDやCMOS等の受光セルによって光電変換を行った後、RGB信号や補色信号を画像処理部308に対して出力する。
画像処理部308は、RGB信号や捕色信号に基づいて、ホワイトバランス調整、ガンマ処理、シャープネス処理を行い、更に、YC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号(以下、YC信号)を生成し、YC信号を所定の圧縮形式(例えばJPEGフォーマット、あるいはMotionJPEGフォーマット等)で圧縮し、この圧縮されたデータは、画像データとして外部メモリ305へ一時保管される。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)309は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行しており、外部メモリ305に記憶された画像データは、通信I/Fコントローラ309によって外部機器へ送信される。
図4は、無人航空機制御システムの機能構成の一例を示す図である。制御用コンピュータ105(情報処理装置)の有する機能として説明する。
無人航空機制御システムは、異常検知部411、無人航空機撮影制御部412、落下地点取得部413、アラート出力部414、無人航空機制御部415、パラシュート検知部416、およびケーブル牽引部417の各機能を有する。
異常検知部411は、無人航空機の異常を検知する。異常を検知すると、その時の状況を後から確認できるよう、無人航空機撮影制御部412が、無人航空機の位置を特定し、無人航空機の撮影を行う。
落下地点取得部413は、異常検知部413により異常が検知されると、最悪の事態に備え、落下する場合には、どの地域に落下するのかを取得する。
アラート出力部414は、落下地点取得部413が取得した落下地点に応じたアラートを決定し出力する制御を行う。危険な地域に落下する場合は大きな音で警告したり、山間部などに落下する場合には、後から回収しやすいよう、ライトを目立つように点灯(点滅)させる。
無人航空機制御部415は、落下する場合に、安全地帯に落下させるべく、プロペラの出力を制御することなどで安全な場所に誘導できるよう無人航空機を制御する機能を有する。
パラシュート検知部416は、落下にともないパラシュート(落下傘)が開いているかどうかを検知する。第4の制御処理では、パラシュートが開いていることを条件に、ケーブルの牽引処理を開始することもできる。
ケーブル牽引部417は、無人航空機が落下する場合に、接続されたケーブルの長さを調整することで、安全地帯に落下させるためにケーブルの牽引を行う機能を有する。
図5は、本発明の実施形態における第1の制御処理の一例を示すフローチャートである。
第1の制御処理は、 無人航空機に異常が発生すると、当該無人航空機を撮影可能なネットワークカメラが無人航空機を撮影するよう制御するものである。
主に制御用コンピュータ105のCPUによって処理される。ステップS501で、無心航空機の異常検知処理が行われ、異常が検知されるまで処理をループする。
ステップS502で異常が検知されると、ステップS503に進み、異常を検知した無人航空機の位置情報を位置情報取得手段が取得しステップS504に進む。
ステップS504では、設置されるネットワークカメラの中から当該異常を発生した無人航空機を撮影可能なネットワークカメラをネットワークカメラ特定手段が特定する。無人航空機の位置情報とネットワークカメラが設置された位置情報とから、無人航空機を撮影可能なネットワークカメラを特定する。
なお、ネットワークカメラが予め無人航空機を撮影可能に設置されている場合などは、当該ネットワークカメラが撮影可能なネットワークカメラとなる。
ステップS505で、異常のが検知された無人航空機を撮影可能なネットワークカメラがあると判定された場合には、ステップS506に進み、一方、撮影可能なネットワークカメラがないと判定された場合には、ステップS507に進み処理を終了する。
ステップS506では、撮影可能なネットワークカメラに無人航空機を撮影させる。撮影可能なネットワークカメラが複数台数ある場合には、複数台に撮影させるようにしてもよいし、一番近いネットワークカメラに撮影させるようにしてもよい。
ステップS507では、撮影できなくても、一番近いカメラに撮影させるようにするが、本処理を省略しても構わない。
図6は、本発明の実施形態における異常検知処理の一例を示すフローチャートである。
本処理は、無人航空機が飛行を初めることに伴って処理が開始される。無人航空機によって処理されてもよいし、制御用コンピュータ105によって処理されてもよい。
ステップS601では飛行が終了するまで繰り返し処理が行われる。ステップS602では、無人航空機の角度センサが正常かどうかの判定を行い、異常であれば、ステップS603に進み異常フラグをセットし、ステップS604に進む。異常フラグは不図示のテーブルによって管理してもよいし、メモリ上に一時的に記憶するようにしてもよい(他の異常フラグも同様)。
ステップS604では、無人航空機のプロペラが正常かどうかの判定を行い、異常であれば、ステップS605に進み異常フラグをセットし、ステップS606に進む。なお、異常であるかどうかは、異常の信号を受信するようにしてもよいし、所定数(例えば2基以上)停止している場合を異常としてもよい。
ステップS606では、無人航空機の高度が正常かどうかを判定し、異常であればステップS607に進み異常フラグをセットし、ステップS608に進む。なお、異常であるかどうかは、高度が思い通りにならず高度の低下が継続する場合を異常としてもよい。
ステップS608では、異常フラグが所定以上(例えば2つ以上)あるかどうかの判定を行い、所定以上の異常フラグがあった場合は、ステップS609に進み、無人航空機を異常として認識し、無人航空機制御システムに通知する。
なお、異常の検知方法はこれに限ったものではなく、無人航空機からの異常アラートを受信することにより判定しもよいし、無人航空機を撮影し画像処理の結果異常と判定してもよいし、また、ユーザにより異常である旨の入力を受付けるようにしてもよい。
図7は、本発明の実施形態におけるカメラの撮影制御の一例を示す図である。
本図は、ドローン101とネットワークカメラ103を上からと横からみた図を利用して、ネットワークカメラ103がドローン101を撮影するときの距離の算出方法を説明する。
無人航空機制御システムは、まず、ドローン101の位置情報およびネットワークカメラ103の位置情報を取得する。それぞれの位置情報は、図8に示すようなテーブルに記憶されているものを利用する。
図8は、本発明の実施形態における位置情報の一例を示す図である。
位置情報テーブルは、ドローンの位置情報テーブル800およびネットワークカメラの位置情報テーブル810を記憶している。
ドローンの位置情報テーブル800は、ドローンNo801、緯度802、経度803、高度804、時刻805、および備考806の情報を記憶している。
ドローンNo801は、無人航空機を一意に識別可能に付与されたものであり、緯度802、経度803、高度804は、無人航空機がGPSなどによって取得した情報が記録され、時刻805は、位置情報を取得した時刻が記録される。
備考806には、備考が記録される。「1秒後」とは、ドローンNoがNo.1である無人航空機の位置情報が2つあるので、その時間差が記録されている。
「電源OFF」とは、ドローンNoがNo.2である無人航空機の位置情報が取得されていないために電源がOFFであると判定される。これら備考806は、システムが自動で入力するようにしてもよいし、ユーザにより手動で入力されるようにしてもよい。
ネットワークカメラの位置情報テーブル810は、カメラNo811、経度812、緯度813、高度814が記憶されている。これらの情報はネットワークカメラが設置された時に入力されるものであるが、移動式のネットワークカメラなどの場合は、設置位置に応じて更新されるようにしてもよい。
カメラNo811は、ネットワークカメラを一意に識別可能に命名されたものであり、緯度812、経度813、および高度814は、ネットワークカメラが設置された位置情報が記録されている。図8の説明に戻る。
本実施例では、緯度1秒は30.86m、経度1秒は25.37mとして演算し、ドローンNo「No.1」とカメラNo「No.1」を利用するものとして説明する。
上から見た図で、ドローンNo「No.1」とカメラNo「No.1」を比較すると、経度で+1秒の差、緯度で−1秒の差があるので、高度で2.34mの差がある。
パン角度は、tanθ=25.37m/30.86m θ=39.4°となるので、パン角度を39.4°左旋回すればドローンが撮影できることになる。
また、ドローン101とネットワークカメラ103の距離は、
sin39.4°=38.86m/A A=40.01mが算出される。
次に横からみた図を利用して、撮影距離とチルト角度の算出方法について説明する。
ドローン101とネットワークカメラの高度の差が2.34mなので、
tanθ=2.34m/40.01m よってθ=3.45°となり、ネットワークカメラのチルト角度を3.45°下向き旋回すればドローン101を撮影することができる。
次にドローン101とネットワークカメラ103の撮影距離を算出する方法について説明する。
cosθ=40.01m/B よってB=40.09mとなり、ドローン101とネットワークカメラ103のよりは40.09mなので、ネットワークカメラのフォーカス位置を40.09mに移動させる。具体的には、40.09mに相当する電圧を印加してズームを動かす。
なお、ネットワークカメラによるドローンの撮影手法はこれに限ったものではなく、画像処理にてドローンを認識し、認識したドローンにフォーカスを合わせるようにしてもよい。図15を利用して、実際にネットワークカメラがドローンを撮影するイメージを説明する。
図15は、本発明の実施形態における無人航空機制御システムの処理イメージの一例を示す図である。
ドローン1500から異常を検知すると、ドローン1500を撮影可能なネットワークカメラ1501や1511が、撮影範囲1502や1502でドローン1500を撮影するように制御する。
また、撮影可能でないネットワークカメラ1521であっても、ドローン1500の方向1522を撮影するように制御するようになっている。
図9は、本発明の実施形態における第2の制御処理の一例を示すフローチャートである。
第2の制御処理は、無人航空機の異常を検知すると、落下地点に応じて異なるアラートを出力するように制御するものである。
主に制御用コンピュータ105のCPUによって処理される。ステップS901で、無心航空機の異常検知処理が行われ、異常が検知されるまで処理をループする。
ステップS902で異常が検知されると、ステップS903に進み、パラシュート132が開かれる。なお、パラシュート132が開かれる処理は必須な処理ではない。
ステップS904では、無人航空機の落下地点を取得する。詳細については、図10を利用して説明する。
ステップS905で、アラート決定手段は、落下地点に応じたアラートの種類およびレベルを判定する。判定には、図11のアラート情報が利用される。アラート情報について説明する。
図11は、本発明の実施形態におけるアラート情報の一例を示す図である。
アラート情報記憶手段は、アラートの種類1111、危険レベル情報(危険情報)である、危険地帯情報1112、一般地帯情報1113、および安全地帯情報1114の情報を有する。これらの情報をレベル1〜レベル3として管理する。危険レベルはこれに限ったものではなく、レベル4・5・・とより多くのレベルを設定することも可能である。
無人航空機の落下地点に応じて、落下地点の危険レベルが決定される。例えば、落下地点が東京都港区であればレベル1、東京湾内であればレベル2、自社の敷地内であればレベル3という具体に設定することができる。
また、アラートの種類1111には、アラートの種類として、音による警告音、光による警告灯、および音楽などの種類を設定することができる。
また、アラートの種類やレベルを組み合わせて設定することも可能であり、レベル1の地域は警報音が大で警告灯が赤といった複数のアラートを通知することも可能である。これにより、大音量で落下地点にいる人に注意喚起させたり、警告灯を目立たせることで後から無人航空機を回収する際に目立たせたりすることが可能となる。図9の説明に戻る。
ステップS905では、取得したアラートの種類とレベルの判定を行い、アラート出力制御手段は、レベル1であればステップS906に進み、レベル2であればステップS907に進み、レベル3であればステップS908に進み、それぞれの設定に応じたアラートを出力し、処理を終了する。
図10は、本発明の実施形態における落下地点の予測方法の一例を示す図である。
異常の検知されたドローンはドローンNo801がNo.1の無人航空機であるものとして<横から見た図>を利用して説明する。
12:00の位置情報と、1秒後の位置情報を比較すると、緯度の差が−0.08秒、経度の差は0、高度の差は−2.0mとなっている。
このことから方向は北から南に向かって落下していることがわかり、また、高度が−2.0m変化していることから(緯度1秒は30.86m、経度1秒は25.37mで演算すると)、落下角度は以下のように算出できる。
tanθ=2.0m/2.47mより39°
これを元に、ドローンの落下時間および落下地点について予想すると、高度情報から1秒間に2.0m落下し、撮影エリアの標高が5.0mであった場合、ドローンが地面へ到着する時間を計算すると以下のように3.67秒後ということになる。
(12.34m−5.0m)/2.0m=3.67秒
これにより、ドローンの落下位置は、緯度「35°37′31.75″」経度「139°44′25.45″」高度「5.0m」と予想される。この落下地点の位置情報を利用して、危険レベル情報が決定される。
なお、パラシュートが利用されるときは、この限りではなく、風向きや風速情報などを外部から入手することで落下地点を予測することができる。
また、実際にドローンの落下状況から落下地点を予測するのではなく、天気予報や降灰の範囲の提供を行う降灰予報などの情報を利用することも可能である。
また、高度や風速などに応じた過去の落下情報を蓄積しておき、状況の一番近い履歴から落下地点を予測することも可能である。
図12は、本発明の実施形態における第3の制御処理の一例を示すフローチャートである。
第3の制御処理は、無人航空機の異常を検知すると、落下地点が危険な場合には、安全地帯に誘導するように制御するようになっている。
主に制御用コンピュータ105のCPUによって処理される。ステップS1201で、無心航空機の異常検知処理が行われ、異常が検知されるまで処理をループする。
ステップS1202で異常が検知されると、ステップS1203に進み、パラシュート132が開かれる。なお、パラシュート132が開かれる処理は必須な処理ではない。
ステップS1204で落下地点の取得を行い、ステップS1205で落下地点が危険地帯かどうかの判定を危険地帯判定手段が行う。危険地帯かどうかは、取得した落下地点と図11の危険レベル情報とを利用して判定する。
ステップS1205で落下地点が危険地帯かどうかの判定を行い、危険地帯でない場合には、そのまま処理を終了し、危険地帯であった場合には、ステップS1206で安全地帯に無人航空機を安全地帯誘導手段が誘導して処理を終了する。安全地帯に誘導する方法については、図13を利用して説明する。
図13は、本発明の実施形態における無人航空機の誘導方法の一例を示す図である。
無人航空機制御システムでは、無人航空機に対してあらかじめ落下してもよい地域(安全地帯や危険地帯でない地域)を設定しておく。図の例では、緯度「35°37′30.75″」経度「139°44′24.45″」が落下してもよい地域の中心座標として設定されている。
図10で取得した落下予想地点(緯度「35°37′31.75″」経度「139°44′25.45″」高度「5.0m」)と、落下エリアの差を求めると、緯度−1.00秒、経度−1.00秒となっており、緯度1秒は30.86m、経度1秒は25.37mで演算すると、緯度−38.86m、経度−25.37mとなる。
目的地点への角度は、tanθ=25.37m/30.86mで算出され、θ=39.42°となる。
この角度で落下させると安全地帯に落下させることが可能となるので、稼働可能なドローンのプロペラの出力を可変させて落下エリアに向かわせる処理を行う。プロペラの出力を変化させることでドローンの姿勢が変化し、39.42°に相当する信仰角度にすることが可能となる。
ドローン1300を利用して説明する。ドローン1300には、プロペラ1301〜プロペラ1304の4枚のプロペラを装備しているものとする。
プロペラ1302を回転させることで出力を上げると、ドローンの姿勢が傾き、矢印1305の方向に進む。このとき、プロペラ1301とプロペラ1304の出力が同じ場合、45°の角度で移動することになる。
実施例のように39.42°の角度で移動させたい場合は、プロペラ1301とプロペラ1304の出力具合を調整する。
プロペラ1301の出力を100とした場合、プロペラ1304の出力を78にするとドローン本体の姿勢が傾き、39.42°の角度で移動する。なお、本実施形態は、プロペラが正常に動作する場合に処理されるものとする。
また、誘導の方法としては、ケーブル131の接続された無人航空機であった場合には、ケーブルを引っ張ることで安全地帯に誘導することも可能である。その場合は、ステップS1203でパラシュートが開かれていることが安全面からは望ましい。
図14は、本発明の実施形態における第4の制御処理の一例を示すフローチャートである。
第4の制御処理は、無人航空機の異常を検知すると、無人航空機が安全な地域に落下できるようケーブルの長さを調整するよう制御するものである。
主に制御用コンピュータ105のCPUによって処理される。ステップS1401で、無心航空機の異常検知処理が行われ、異常が検知されるまで処理をループする。
ステップS1402で異常が検知されると、ステップS1403に進み、パラシュート132が開かれる。
ステップS1404で安全地帯を取得する。安全地帯は、図13に示すように<落下してもよい地域>が設定さているものを取得してもよいし、図15に示すように、当該無人航空機に対応する基地局1530の中心から所定の半径内とするようにしてもよい。
ステップS1405では、無人航空機のケーブルの長さが、基地局1503から所定の距離に収まっているかどうかを判定し、ケーブルの長さが安全地帯に収まると判定された場合はステップS1407に進み、一方、収まらないと判定された場合は、ステップS1406に進む。ケーブル1532について図15を利用して説明する。
基地局1503には、無人航空機(ドローン)1500に対して、給電や通信を行うためのケーブル1532が接続されている。ケーブルは巻取り装置1531によって、巻き取ることが可能となっており、また、基地局1503からドローン1500までのケーブルの長さを取得することも可能である。
パラシュート1534が利用されている場合、ケーブルで引っ張ることで、安全に安全地帯に誘導することができるが、安全地帯から離れている場合、ケーブルの距離調整間に合わない場合はあるので、ケーブル巻取りの速度を上げる必要がある一方、高度が低い場合、高速でケーブルを引っ張ると危険が伴う場合があるので、速度を下げることが望ましい。図14の説明に戻る。
ステップS1406では、巻き取るケーブルの長さを決定するケーブル調整処理と、巻取り装置1531を利用してケーブルの長さを安全地帯に収まる長さになるように調整するケーブル牽引処理が行われる。
ステップS1407では、無人航空機の位置情報から高度を取得し、ステップS1408に進む。ステップS1408では、無人航空機が着地するまで処理を繰り返す。
ステップS1409では、ケーブルの長さが安全地域内に収まったかどうかを判定し、安全地帯内に収まっていないと判定された場合は、ステップs1411に進み、ケーブルをより高速に牽引し、一方、収まっていると判定された場合は、ステップS1410に進み、ケーブルを低速で牽引する。
なお、高速・低速とは、それまでと比べて高速・低速といった相対的な速度でも構わないし、それぞれの速度が決まっていてその速度で牽引するような絶対的な速度でも構わない。また、ケーブルの長さが安全地帯内に収まっている場合と収まっていない場合とで、速度に差を持たせる制御も本発明に含まれるものとする。
また、ステップS1409の処理に加え、高度情報取得手段により無人航空機の高度を取得し、高さが所定の高さより高いか低いかによって、ケーブルを牽引する速度を異ならせるようにすることもできる。なお、ステップS1409によるケーブルの長さが安全地帯内かどうかの判定と、高さが所定の高さかどうかの判定は、どちらか一方を実行するようにしてもよいし、両方実行するようにしてもよい。
また、本体を引きずり傷が付いてしまうのを防止するために、無人航空機が落下5m手前になったらケーブルの巻取りを中止してもよいし、着陸したらケーブルの巻取りを中止するようにすることも有効である。
以上、実施例を利用して本発明について説明したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現(実行可能と)するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 無人航空機
102 プロポ
103 ネットワークカメラ
105 制御用コンピュータ
131 ケーブル
132 パラシュート


Claims (12)

  1. 基地局とケーブルで接続された無人航空機と情報処理装置とがネットワークを介して接続された無人航空機制御システムであって、
    前記基地局の広さと前記ケーブルの長さを比較する比較手段と、
    前記比較手段により前記ケーブルの長さが基地局の広さよりも長いと判定された場合、前記ケーブルの長さが前記基地局の広さよりも短くなるよう制御するケーブル調整手段と、
    を有することを特徴とする無人航空機制御システム。
  2. 前記基地局に設けられた、前記無人航空機に接続されたケーブルを引っ張る牽引装置を制御するケーブル牽引手段を更に有し、
    前記ケーブル牽引手段は、前記ケーブルの長さが前記基地局の広さよりも長い場合は、前記基地局の広さよりも短い場合よりも早い速度でケーブルを牽引するよう制御することを特徴とする請求項1記載の無人航空機制御システム。
  3. 前記無人航空機の高度情報を取得する高度情報取得手段を更に有し、
    前記ケーブル牽引手段は、前記高度情報取得手段で取得した当該無人航空機の高度が所定の高度よりも高い場合は、所定の高度より低い場合よりも高速で前記ケーブルを牽引するよう制御することを特徴とする請求項2記載の無人航空機制御システム。
  4. 前記ケーブル牽引手段は、前記無人航空機の高度が所定の高さよりも低くなった場合には、牽引を中止するよう制御することを特徴とする請求項2または3記載の無人航空機制御システム。
  5. 前記ケーブル牽引手段は、前記無人航空機が着陸した場合には、牽引を中止するよう制御することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の無人航空機制御システム。
  6. 前記無人航空機の異常を検知する異常検知手段を更に有し、
    前記比較手段は、前記異常検知手段により当該無人航空機に異常が検知されたことに伴い比較を行うことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の無人航空機制御システム。
  7. 前記異常検知手段は、前記無人航空機にパラシュートが開かれたことにより異常を検知することを特徴とする請求項6記載の無人航空機制御システム。
  8. 基地局とケーブルで接続された無人航空機とネットワークを介して接続された情報処理装置であって、
    前記基地局の広さと前記ケーブルの長さを比較する比較手段と、
    前記比較手段により前記ケーブルの長さが基地局の広さよりも長いと判定された場合、前記ケーブルの長さが前記基地局の広さよりも短くなるよう制御するケーブル調整手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 基地局とケーブルで接続された無人航空機と情報処理装置とがネットワークを介して接続された無人航空機制御システムの制御方法であって、
    前記基地局の広さと前記ケーブルの長さを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにより前記ケーブルの長さが基地局の広さよりも長いと判定された場合、前記ケーブルの長さが前記基地局の広さよりも短くなるよう制御するケーブル調整ステップと、
    を有することを特徴とする無人航空機制御システムの制御方法。
  10. 基地局とケーブルで接続された無人航空機とネットワークを介して接続された情報処理装置の制御方法であって、
    前記基地局の広さと前記ケーブルの長さを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにより前記ケーブルの長さが基地局の広さよりも長いと判定された場合、前記ケーブルの長さが前記基地局の広さよりも短くなるよう制御するケーブル調整ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 基地局とケーブルで接続された無人航空機と情報処理装置とがネットワークを介して接続された無人航空機制御システムで読み取り可能なプログラムであって、
    前記無人航空機制御システムを、
    前記基地局の広さと前記ケーブルの長さを比較する比較手段と、
    前記比較手段により前記ケーブルの長さが基地局の広さよりも長いと判定された場合、前記ケーブルの長さが前記基地局の広さよりも短くなるよう制御するケーブル調整手段と、
    を有することを特徴とする無人航空機制御システムとして機能させるためのプログラム。
  12. 基地局とケーブルで接続された無人航空機とネットワークを介して接続された情報処理装置で読み取り可能なプログラムあって、
    前記情報処理装置を、
    前記基地局の広さと前記ケーブルの長さを比較する比較手段と、
    前記比較手段により前記ケーブルの長さが基地局の広さよりも長いと判定された場合、前記ケーブルの長さが前記基地局の広さよりも短くなるよう制御するケーブル調整手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置として機能させるためのプログラム。


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