JP2019182363A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】格納状態のとき上に重なるシート部の安定性を向上させることができるとともに、パッドがへたるのを抑制することができる乗物用シートを提供する。【解決手段】車両用シートS(乗物用シート)は、シートクッションS1と、シートバックS2とを備え、座るときの着座状態と、シートバックS2がシートクッションS1の上に重なって配置される格納状態とに切替可能な構成である。車両用シートSは、シートバックS2に取り付けられた第1端部26Aと、格納状態のときに車体のフロアFLに設けられた第1支持面SF1に当接する第2端部26Bとを有し、格納状態において第2端部26Bが第1支持面SF1に当接してシートバックS2を支持する第2支持脚26を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、着座状態と、シートクッションおよびシートバックの一方が他方の上に重なって配置される格納状態とに切替可能な乗物用シートに関する。
乗物用シートとして、例えば、特許文献1には、座るときの着座状態と、シートバックをシートクッションの上に重ね合わせた状態でシート全体を前に回動させた格納状態とに切り替えることが可能なリヤシートが開示されている。この技術では、シートクッションのフロア側の面に緩衝部材が配設されており、リヤシートは、格納状態のとき、緩衝部材がフロアに当接することで、緩衝部材により支持されている。
特開2007−055566号公報
ところで、格納状態のとき、シートバックの上には荷物などが置かれることがあるので、格納状態のときのシートバックは安定していることが望ましい。また、格納状態のとき、シートバックに上から荷重がかかると、シートバックがシートクッションに強く押し当てられるなどしてシートクッションやシートバックのパッドがつぶれ、長期間その状況が続くとパッドがへたる可能性がある。
そこで、本発明は、格納状態のとき上に重なるシート部の安定性を向上させることができるとともに、パッドがへたるのを抑制することができる乗物用シートを提供することを目的とする。
また、支持脚が邪魔になるのを抑制することを目的とする。
また、シートをコンパクト化することを目的とする。
また、支持脚をコンパクトに配置することを目的とする。
また、支持脚が当接するときの衝撃を緩和することを目的とする。
また、着座状態のときに支持脚に荷重がかかるのを抑制することを目的とする。
また、パッドが支持脚に干渉するのを抑制することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の乗物用シートは、シートクッションおよびシートバックの一方を構成する第1シート部と、前記シートクッションおよび前記シートバックの他方を構成する第2シート部と、を備え、座るときの着座状態と、前記第2シート部が前記第1シート部の上に重なって配置される格納状態とに切替可能な乗物用シートであって、前記第2シート部に取り付けられた第1端部と、前記格納状態のときに車体のフロアに設けられた第1支持面に当接する第2端部とを有し、前記格納状態において前記第2端部が前記第1支持面に当接して前記第2シート部を支持する第2支持脚を備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、格納状態のときに、第2シート部を第2支持脚により直接支持することができる。これにより、格納状態のときの第2シート部の安定性を向上させることができる。また、格納状態のときに、第2シート部に上から荷重がかかっても、第2シート部を第2支持脚により支えることができることで、第2シート部が第1シート部に強く押し当てられるのを抑制することができる。これにより、第1シート部や第2シート部のパッドのつぶれを抑制できるので、パッドがへたるのを抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第1端部は、前記第2シート部に固定された構成とすることができる。
これによれば、格納状態のときの第2シート部の安定性をより向上させることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記第1シート部の下側に配置された構成とすることができる。
これによれば、着座状態のときに第2支持脚が邪魔になるのを抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第2支持脚は、着座状態のとき、前記第2端部が前記第1端部よりも前に位置するように前に向けて延びている構成とすることができる。
これによれば、着座状態のときに第2支持脚が後方へ飛び出さないので、シートをコンパクト化することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記第2端部が前記第1端部よりも上に配置された構成とすることができる。
これによれば、着座状態のとき、第2支持脚が前斜め上方に延びるように配置されて、第2端部が第1シート部に近づくので、第2支持脚が下側に飛び出るのを抑制することができる。これにより、着座状態のときに第2支持脚が邪魔になるのをより抑制することができる。
前記した乗物用シートは、一端が第1軸を中心として前記第1シート部に回動可能に連結され、他端が前記第1軸に平行な第2軸を中心として前記車体に回動可能に連結されたリンクを備え、前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記リンクの後側に配置された構成とすることができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第1シート部は、前記第1軸よりも後方で前記第1軸に平行な第3軸を中心として前記第2シート部に回動可能に連結され、前記第2シート部は、前記第2軸よりも後方で前記第1軸に平行な第4軸を中心として前記車体に回動可能に連結され、前記第2支持脚は、前記格納状態のとき、前後方向において前記第1軸と前記第4軸の間に配置された構成とすることができる。
これによれば、シートを前後方向にコンパクト化することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記第3軸よりも下に配置された構成とすることができる。
これによれば、着座状態のときに第2支持脚が邪魔になるのを抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記リンクは、左右に並んで2つ設けられ、前記第2支持脚は、左右方向において左右の前記リンクの間に配置された構成とすることができる。
これによれば、第2支持脚をコンパクトに配置することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第2支持脚は、前記第1端部を含む脚本体を有し、前記第2端部は、前記脚本体よりも軟らかい材料からなる構成とすることができる。
これによれば、第2支持脚の第2端部が第1支持面に当接するときの衝撃を緩和することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第1シート部は、左右方向に離間して配置された左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部同士を連結するフロントフレームと、前記左右のサイドフレームの後部同士を連結するリアフレームと、前記フロントフレームと前記リアフレームに架け渡された補強フレームとを有し、前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、左右方向から見て、前記補強フレームの、着座者側と反対側に配置された構成とすることができる。
これによれば、着座者側からの荷重を補強フレームで受けることができるので、着座状態のときに第2支持脚に荷重がかかるのを抑制することができる。また、補強フレームと着座者との間に配置されるパッドが、第2支持脚に干渉するのを抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、上から見て、前記補強フレームと重なって配置された構成とすることができる。
これによれば、第2支持脚をコンパクトに配置することができる。また、補強フレームと着座者との間に配置されるパッドが、第2支持脚に干渉するのをより抑制することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第1シート部は、前記格納状態のときに車体のフロアに設けられた第2支持面に当接する当接面を有し、前記格納状態において前記当接面が前記第2支持面に当接して当該第1シート部を支持する第1支持脚を有し、前記第2端部は、左右方向の位置が前記当接面と重なって配置された構成とすることができる。
これによれば、第2支持脚をコンパクトに配置することができる。
前記した乗物用シートにおいて、前記第2支持脚は、左右に並んで複数設けられた構成とすることができる。
これによれば、格納状態のときの第2シート部の安定性をより向上させることができる。
本発明によれば、格納状態のときの第2シート部の安定性を向上させることができるとともに、パッドがへたるのを抑制することができる。
また、第1端部を第2シート部に固定することで、格納状態のときの第2シート部の安定性をより向上させることができる。
また、着座状態のとき第2支持脚を第1シート部の下側に配置することで、第2支持脚が邪魔になるのを抑制することができる。
また、着座状態のとき第2支持脚を第2端部が第1端部よりも前に位置するように前に向けて延びる構成とすることで、シートをコンパクト化することができる。
また、着座状態のとき第2端部を第1端部よりも上に配置する構成とすることで、第2支持脚が邪魔になるのをより抑制することができる。
また、格納状態のとき第2支持脚を前後方向において第1軸と第4軸の間に配置することで、シートを前後方向にコンパクト化することができる。
また、着座状態のとき第2支持脚を第3軸よりも下に配置することで、着座状態のときに第2支持脚が邪魔になるのを抑制することができる。
また、第2支持脚を左右方向において左右のリンクの間に配置することで、第2支持脚をコンパクトに配置することができる。
また、第2端部を脚本体よりも軟らかい材料から形成することで、第2支持脚の第2端部が第1支持面に当接するときの衝撃を緩和することができる。
また、着座状態のとき第2支持脚を補強フレームの着座者側と反対側に配置することで、着座状態のときに第2支持脚に荷重がかかるのを抑制することができる。また、パッドが第2支持脚に干渉するのを抑制することができる。
また、着座状態のとき第2支持脚を上から見て補強フレームと重ねて配置することで、第2支持脚をコンパクトに配置することができる。また、パッドが第2支持脚に干渉するのをより抑制することができる。
また、第2端部の左右方向の位置を第1支持脚の当接面と重ねて配置することで、第2支持脚をコンパクトに配置することができる。
また、第2支持脚を左右に並べて複数設けることで、格納状態のときの第2シート部の安定性をより向上させることができる。
実施形態に係る乗物用シートの斜視図であり、着座状態を示す図(a)と、格納状態を示す図(b)である。 シートフレームの斜視図である。 着座状態のシートを側方から見た図である。 格納状態のシートを側方から見た図である。 第1支持脚の斜視図である。 シートフレームを上側から見た図である。 シートフレームを前側から見た図である。 変形例に係る乗物用シートの側面図であり、着座状態を示す図(a)と、格納状態を示す図(b)である。
以下、添付の図面を参照しながら発明の実施形態について説明する。なお、本明細書において、前後、左右、上下は、シートに座った者(着座者)を基準とする。
図1(a)に示すように、本実施形態の乗物用シートは、自動車に搭載される車両用シートSであり、第1シート部の一例としてのシートクッションS1と、第2シート部の一例としてのシートバックS2と、ヘッドレストS3とを備えて構成されている。車両用シートSは、図1(a)に示す着座状態と、図1(b)に示す格納状態とに切替可能な構成となっている。着座状態は、シートクッションS1に対してシートバックS2が立ち上がった状態、すなわち、人が座るときの状態である。また、格納状態は、シートバックS2が前に倒れてシートクッションS1の上に重なって配置されるとともに、シートクッションS1が着座状態から前側かつ下側に移動して車体(車両)のフロアFLの近くに配置される状態である。
車両用シートSは、図2に示すようなシートフレームFを備えている。そして、シートフレームFは、シートクッションS1のフレームであるクッションフレームF1と、シートバックS2のフレームであるバックフレームF2と、ヘッドレストS3のフレームであるヘッドレストフレームF3とを備えている。図1(a)および図2に示すように、シートクッションS1は、クッションパッドP1によりクッションフレームF1を覆い、さらにクッション表皮U1によりクッションフレームF1とクッションパッドP1を覆うことで構成されている。また、シートバックS2は、バックパッドP2によりバックフレームF2を覆い、さらにバック表皮U2によりバックフレームF2とバックパッドP2を覆うことで構成されている。パッドP1,P2は、ウレタンフォームなどからなり、表皮U1,U2は、布地や皮革などからなる。
図2に示すように、クッションフレームF1は、クッションパイプフレーム11と、左右のリアサイドフレーム12と、リアフレーム13と、補強フレームの一例としてのパンフレーム14とを備えている。
クッションパイプフレーム11は、金属製のパイプを略U字形状に屈曲して形成したフレームであり、略前後に延びる左右のフロントサイドフレーム11Aと、左右のフロントサイドフレーム11A(サイドフレーム10)の前部同士を連結するフロントフレーム11Bとを有している。
リアサイドフレーム12は、板金からなる。リアサイドフレーム12の前部には、フロントサイドフレーム11Aの後部が溶接により接続されている。クッションフレームF1は、左右のフロントサイドフレーム11Aと左右のリアサイドフレーム12とにより、左右方向に離間して配置された左右のサイドフレーム10が構成されている。
リアフレーム13は、パイプからなり、左右のリアサイドフレーム12(サイドフレーム10)の後部同士を連結している。
パンフレーム14は、板金からなり、クッションフレームF1の枠状の部分、具体的には、クッションパイプフレーム11、左右のリアサイドフレーム12およびリアフレーム13により形成される枠状の部分の、左右方向における中央付近に配置されている。パンフレーム14は、略前後に延び、溶接により、前端部がフロントフレーム11Bに接続され、後端部がリアフレーム13に接続されていることで、フロントフレーム11Bとリアフレーム13に架け渡された状態で設けられている。
バックフレームF2は、バックパイプフレーム21と、補強部材22と、サイドブラケット23と、バックパネル24とを備えている。
バックパイプフレーム21は、金属製のパイプを略矩形に屈曲し、下部でパイプの端同士を溶接により接続したフレームであり、略上下に延びる左右のサイドフレーム21Aと、アッパーフレーム21Bと、ロアフレーム21Cとを有している。左右のサイドフレーム21Aは、左右方向に離間して配置されている。アッパーフレーム21Bは、左右に延びて、左右のサイドフレーム21Aの上端部同士を連結しており、ロアフレーム21Cは、左右に延びて、左右のサイドフレーム21Aの下端部同士を連結している。アッパーフレーム21Bは、パイプの一部をつぶすことにより形成された平面部21Dを有している。平面部21Dには、ヘッドレストフレームF3を取り付けるための一対のサポートブラケット25が溶接により固定されている。
補強部材22は、パイプからなり、左右のサイドフレーム21A同士を連結している。補強部材22は、左右に延び、左右の端部が溶接により左右のサイドフレーム21Aの上下方向における中央付近に接続されている。
サイドブラケット23は、板金からなり、断面視略U字形状の上下に長い長尺状に形成されている。サイドブラケット23の上部には、左右のサイドフレーム21Aの下部が溶接により接続されている。
バックパネル24は、板金からなり、前側から見て、バックパイプフレーム21と重なって配置されている。バックパネル24は、バックパイプフレーム21およびサイドブラケット23に溶接により接合されている。バックパネル24には、前側に向けて凸となり、後側から見て凹む形状をなす複数のビードや凸部が形成されている。
車両用シートSは、リンク30を備えている。リンク30は、パイプからなり、左右に並んで2つ設けられている。図3に示すように、リンク30は、一端である上端が第1軸A1を中心としてシートクッションS1に回動可能に連結され、他端である下端が第1軸A1に平行な第2軸A2を中心として車体に回動可能に連結されている。詳しくは、クッションフレームF1の左右のフロントサイドフレーム11Aには、前後方向における中央付近にリンク取付ブラケット41が溶接により固定されている。そして、リンク30は、上端がリンク取付ブラケット41に第1軸A1を中心に前後に回動可能に連結されている。また、リンク30は、下端が車体に固定される第1固定ブラケット42に第2軸A2を中心に前後に回動可能に連結されている。リンク30は、左右方向において、フロントサイドフレーム11Aよりも内側に配置されている(図6参照)。言い換えると、左右のリンク30は、左右方向において、左右のフロントサイドフレーム11Aの間に配置されている。また、左右のリンク30は、左右に延びる連結パイプ35により連結されている。
シートクッションS1は、第1軸A1よりも後方で第1軸A1に平行な第3軸A3を中心としてシートバックS2に回動可能に連結され、シートバックS2は、第2軸A2よりも後方で第1軸A1に平行な第4軸A4を中心として車体に回動可能に連結されている。詳しくは、バックフレームF2のサイドブラケット23には、その上部に連結ブラケット43が溶接により固定されている。連結ブラケット43は、前部がサイドブラケット23から前方に突出するように設けられている。そして、シートクッションS1は、クッションフレームF1を構成するリアサイドフレーム12が連結ブラケット43の前部に第3軸A3を中心に上下に回動可能に連結されている。また、シートバックS2は、サイドブラケット23の下端が車体に固定される第2固定ブラケット44に第4軸A4を中心に前後に回動可能に連結されている。サイドブラケット23の下端部には、図示しないロック機構が配置され、着座状態のときには、シートバックS2の第4軸A4を中心とした回動が規制されている。ロック機構によるロックは、図2に示す、シートバックS2に設けられたストラップ51を上に引っ張ってロック解除機構50を作動させることで解除され、これによって、シートバックS2の第4軸A4を中心とした回動が可能となる。
図3に示すように、シートクッションS1は、第1支持脚16を備えており、シートバックS2は、第2支持脚26を備えている。図4に示すように、第1支持脚16は、格納状態においてシートクッションS1を支持する部材であり、第2支持脚26は、格納状態においてシートバックS2を支持する部材である。
図5に示すように、第1支持脚16は、金属製のワイヤからなり、左右の脚部161と、第1接続部162と、左右の第2接続部163と、左右の取付部164とを有している。
脚部161は、下に向けて凸となる略U字形状に形成されている。脚部161は、左右に延びる当接延在部161Aと、当接延在部161Aの左右方向内側の端から延びる内側延在部161Bと、当接延在部161Aの左右方向外側の端から延びる外側延在部161Cとを有している。本実施形態において、外側延在部161Cは、略上下に延びており、内側延在部161Bは、上に向かうにつれて左右方向内側に位置するように傾斜して延びている。当接延在部161Aの下側の面は、格納状態のときに車体のフロアFLに設けられた第2支持面SF2(図4参照)に当接する当接面16Aとなっている。
第1接続部162は、脚部161の内側延在部161Bの上端同士をつなぐ部分であり、左右に延びている。また、第2接続部163は、脚部161の外側延在部161Cの上端と取付部164をつなぐ部分である。第2接続部163は、左右方向外側に向かうにつれて後ろに位置するように延びている。取付部164は、第2接続部163の左右方向外側の端から後方に向けて延びている。取付部164は、フロントサイドフレーム11Aの下面に溶接により固定されている。
図7に示すように、第1支持脚16は、前側から見て、クッションパイプフレーム11の下側に配置されている。また、図6に示すように、第1支持脚16は、上から見て、フロントフレーム11Bの後側に配置されている。
第2支持脚26は、脚本体261と、緩衝部材262とを有している。
脚本体261は、板金からなる。脚本体261は、着座状態を基準として、下側に位置する第1側壁261Aと、左右の第2側壁261Bと、前側に位置する第3側壁261Cとを有し、上方および後方が開放されている。第2側壁261Bは、第1側壁261Aの左右の端から立ち上がるように設けられており、第3側壁261Cは、第1側壁261Aの前端から立ち上がるとともに、左右の第2側壁261Bの前端同士をつなぐように設けられている。左右の第2側壁261Bの後端には、ロアフレーム21Cの形状に倣う略円弧状の凹部261Dがそれぞれ形成されている(図3参照)。
緩衝部材262(後述する第2端部26B)は、脚本体261よりも軟らかい材料からなり、有底の円筒状に形成されている。一例として、緩衝部材262は、ゴムからなる。緩衝部材262は、ネジにより脚本体261の第3側壁261Cに固定されている。
第2支持脚26は、第1端部26Aと、第2端部26Bとを有している。着座状態を基準として、第1端部26Aは、第2支持脚26の後端部であり、第2端部26Bは、第2支持脚26の前端部である。さらに説明すると、本実施形態において、第1端部26Aは、脚本体261の後端部である。すなわち、脚本体261は、第1端部26Aを含んでいる。また、第2端部26Bは、緩衝部材262により構成されている。第2端部26Bは、格納状態のときにフロアFLに設けられた第1支持面SF1に当接する(図4参照)。
第2支持脚26の第1端部26Aは、シートバックS2に固定された状態でシートバックS2のバックフレームF2に取り付けられている。詳しくは、第2支持脚26は、脚本体261の第1側壁261Aと左右の第2側壁261Bの後端部が溶接によりロアフレーム21Cに固定されている(溶接部W11参照)。このような第2支持脚26は、左右に並んで複数、具体的には、2つ設けられている。2つの第2支持脚26は、左右方向に離間して配置されている。
図3に示すように、第2支持脚26は、着座状態のとき、第2端部26Bが、ロアフレーム21Cに固定された第1端部26Aよりも前に位置するようにロアフレーム21Cから前に向けて延びている。また、第2支持脚26は、着座状態のとき、第2端部26Bが第1端部26Aよりも上に配置されている。これにより、第2支持脚26は、着座状態のとき、ロアフレーム21Cから前斜め上方に延びるように配置されている。また、第2支持脚26は、着座状態のとき、第3軸A3よりも下に配置されている。また、第2支持脚26は、着座状態のとき、左右方向から見て、パンフレーム14の下側(着座者側と反対側)に配置されている。さらに言えば、第2支持脚26は、着座状態のとき、シートクッションS1の下側に配置されている。また、第2支持脚26は、着座状態のとき、リンク30の後側に配置されている。
図6に示すように、第2支持脚26は、着座状態のとき、上から見て、パンフレーム14と重なって配置されている。また、図7に示すように、第2支持脚26は、左右方向において左右のリンク30の間に配置されている。また、第2支持脚26は、左右方向においてサポートブラケット25の間に配置されている。また、第2支持脚26は、左右方向の位置が第1支持脚16の脚部161と重なって配置されている。さらに言えば、第2支持脚26の第2端部26Bは、左右方向の位置が脚部161の当接面16A(図7の一点鎖線で示す範囲)と重なって配置されている。
図4に示すように、第2支持脚26は、格納状態のとき、前後方向において第1軸A1と第4軸A4の間に配置されている。また、第2支持脚26は、格納状態のときには前後方向において、また、着座状態のときには上下方向において(図3参照)、第3軸A3と第4軸A4の間に配置されている。さらに、第2支持脚26は、格納状態のとき、前後方向の位置が第2軸A2と重なって配置されている。
次に、本実施形態に係る車両用シートSの作用効果について説明する。
図3に示す着座状態からロック解除機構50(図2参照)を操作してシートバックS2のロックを解除し、シートバックS2をシートクッションS1に対して前に倒していくと、バックフレームF2が第4軸A4を中心に前側に回動する。これにより、第3軸A3が第4軸A4を中心に前側に回動し、クッションフレームF1が前側に移動していく。また、クッションフレームF1が前側に移動すると、第1軸A1が第2軸A2を中心に前側かつ下側に回動することで、リンク30が第2軸A2を中心に前へ倒れるように回動し、クッションフレームF1が前側かつ下側に移動する。そして、図4に示すように、第1支持脚16の当接面16Aが第2支持面SF2に当接し、また、シートバックS2がシートクッションS1の上に重なって第2支持脚26の第2端部26Bが第1支持面SF1に当接すると、車両用シートSは、格納状態に切り替わる。
一方、格納状態からシートバックS2をシートクッションS1に対して起こしていくと、バックフレームF2が第4軸A4を中心に上側に回動する。これにより、第3軸A3が第4軸A4を中心に上側に回動し、クッションフレームF1が上側に移動していく。また、クッションフレームF1が上側に移動すると、第1軸A1が第2軸A2を中心に上側かつ後側に回動することで、リンク30が第2軸A2を中心に立ち上がるように回動し、クッションフレームF1が上側かつ後側に移動する。そして、図3に示すように、シートバックS2がシートクッションS1に対して所定の角度で立ち上がると、シートバックS2がそれ以上後ろに倒れないようにロック機構が作用し、車両用シートSは、着座状態に切り替わる。着座状態では、第1支持脚16の当接面16Aおよび第2支持脚26の第2端部26Bは、支持面SF1,SF2(図4参照)から離れている。
本実施形態によれば、格納状態のときに、シートバックS2を第2支持脚26により直接支持することができる。これにより、格納状態のときのシートバックS2の安定性を向上させることができる。また、格納状態のときに、例えば、シートバックS2の上に荷物が置かれるなどしてシートバックS2に上から荷重がかかっても、シートバックS2を第2支持脚26により支えることができることで、シートバックS2がシートクッションS1に強く押し当てられるのを抑制することができる。これにより、クッションパッドP1やバックパッドP2のつぶれを抑制できるので、クッションパッドP1やバックパッドP2がへたるのを抑制することができる。
また、第2支持脚26は、第1端部26AがシートバックS2に固定されていて動かないので、例えば、第2支持脚がシートバックS2に回動可能に取り付けられる場合と比較して、格納状態のときのシートバックS2の安定性をより向上させることができる。
また、着座状態のときに第2支持脚26がシートクッションS1の下側に配置されるので、例えば、着座状態のときに第2支持脚がシートクッションS1の上側に配置される場合と比較して、着座状態のときに第2支持脚26が邪魔になるのを抑制することができる。
また、着座状態のときにシートクッションS1の下側に配置される第2支持脚26の第2端部26Bが、ロアフレーム21Cに取り付けられた第1端部26Aよりも前に位置するように前に向けて延びているので、着座状態のときに第2支持脚26が後方へ飛び出さない。これにより、車両用シートSをコンパクト化することができる。
また、着座状態のときに第2端部26Bが第1端部26Aよりも上に配置されるので、第2支持脚26が前斜め上方に延びるように配置されて、第2端部26B、言い換えると、第2支持脚26の前端部がシートクッションS1に近づくように配置されることとなる。これにより、第2支持脚26が下側に飛び出るのを抑制することができるので、着座状態のときに第2支持脚26が邪魔になるのをより抑制することができる。
また、格納状態のときに第2支持脚26が前後方向において第1軸A1と第4軸A4の間に配置されるので、例えば、格納状態のときに第2支持脚が前後方向において第1軸A1や第4軸A4の外側に配置される場合と比較して、車両用シートSを前後方向にコンパクト化することができる。
また、着座状態のときに第2支持脚26が第3軸A3よりも下に配置されるので、例えば、着座状態のときに第2支持脚が第3軸A3よりも上に配置される場合と比較して、着座状態のときに第2支持脚26が邪魔になるのを抑制することができる。
また、第2支持脚26が左右方向において左右のリンク30の間に配置されているので、例えば、第2支持脚が左右方向において左右のリンク30の外側に配置される場合と比較して、第2支持脚26をコンパクトに配置することができる。
また、第2端部26Bが脚本体261よりも軟らかい材料からなるので、例えば、金属製の第2支持脚が第1支持面SF1に直接当接する場合と比較して、第2支持脚26の第2端部26Bが第1支持面SF1に当接するときの衝撃を緩和することができる。また、第2端部26Bが第1支持面SF1に当接するときの音の発生を抑制することができる。
また、着座状態のときに第2支持脚26がパンフレーム14の下側に配置されるので、着座者側からの荷重をパンフレーム14で受けることができる。これにより、前後に延びるように配置される着座状態のときの第2支持脚26に上から荷重がかかるのを抑制することができる。また、パンフレーム14と着座者との間に配置されるクッションパッドP1が、第2支持脚26に干渉するのを抑制することができる。
また、着座状態のときに第2支持脚26が上から見てパンフレーム14と重なって配置されるので、例えば、第2支持脚26が上から見てパンフレーム14左右両側に配置される場合と比較して、第2支持脚26をコンパクトに配置することができる。また、クッションパッドP1が、第2支持脚26に干渉するのをより抑制することができる。
また、第2支持脚26は、第2端部26Bの左右方向の位置が第1支持脚16の当接面16Aと重なって配置されているので、例えば、第2支持脚26が左右方向において当接面16Aの外側に配置される場合と比較して、第2支持脚26をコンパクトに配置することができる。
また、第2支持脚26が左右に並んで2つ(複数)設けられているので、例えば、第2支持脚26が1つだけ設けられる場合と比較して、格納状態のときのシートバックS2の安定性をより向上させることができる。
以上、発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態で説明した第2支持脚の配置は一例であり、第2支持脚は、第2端部が第1支持脚の当接面と左右方向において異なる位置に配置されていてもよい。また、第2支持脚は、着座状態のとき、上から見て、パンフレームの左右両側に配置されていてもよい。また、第2支持脚は、左右方向において左右のリンクの外側に配置されていてもよい。また、第2支持脚は、着座状態のとき、シートクッションの上側に配置されていてもよい。なお、第2支持脚が着座状態のときにシートクッションの上側に配置される構成では、第2支持脚を、例えば、アームレストとして構成してもよい。
また、前記実施形態では、緩衝部材262がゴムからなる構成であったが、これに限定されず、例えば、緩衝部材は、脚本体よりも軟らかい樹脂やウレタンフォームなどからなる構成であってもよい。また、前記実施形態では、第2支持脚26が脚本体261と緩衝部材262とを有し、格納状態において緩衝部材262が第1支持面SF1に当接する構成であったが、これに限定されない。すなわち、第2脚部は、緩衝部材を備えずに、格納状態において脚本体が第1支持面に直接当接する構成であってもよい。この場合、脚本体の、第1支持面に当接する端部が「第2端部」に相当する。また、例えば、第2支持脚は、全体がゴムからなる構成であってもよい。
また、前記実施形態では、第2支持脚26の第1端部26AがシートバックS2に固定されていたが、これに限定されない。例えば、第2支持脚は、第1端部がシートバックのフレームなどに回動可能に取り付けられ、着座状態のときに、邪魔にならないよう、回動して折りたたまれシートバックから大きく突出しない構成であってもよい。
また、前記実施形態では、第2支持脚26が2つ設けられていたが、これに限定されず、例えば、第2支持脚は、1つだけ設けられていてもよいし、3つ以上設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、補強フレームとして板金からなるパンフレーム14を例示したが、これに限定されず、例えば、補強フレームは、パイプなどからなるフレームであってもよい。
また、前記実施形態では、第1支持面SF1および第2支持面SF2が、フロアFL上の面、すなわち、フロアFLの一部であったが、これに限定されない。例えば、車両用シートがベース部材を介して車体に取り付けられる構成で、格納状態において第2脚部の第2端部が車体のフロアの上に配置されたベース部材の一部に当接する構成では、ベース部材の、第2端部が当接する面が「車体のフロアに設けられた第1支持面」に相当する。言い換えると、本発明は、格納状態において第2脚部の第2端部がフロアに直接当接する構成に限定されるものではない。第1支持脚の当接面が当接する第2支持面についても同様である。
また、前記実施形態では、車両用シートSが、格納状態で、シートバックS2が前に倒れてシートクッションS1の上に重なって配置されるとともに、シートクッションS1が着座状態から前側かつ下側に移動してフロアFLの近くに配置される構成であったが、これに限定されない。例えば、車両用シートは、シートクッションが車体に対して動かず、格納状態で、シートバックが前に倒れてシートクッションの上に重なって配置されるだけの構成であってもよい。
また、前記実施形態では、車両用シートSは、第1シート部がシートクッションS1を構成し、格納状態のときに第1シート部の上に重なって配置される第2シート部がシートバックS2を構成していたが、これに限定されない。例えば、図8(a)に示すように、車両用シートSHは、第1シート部がシートバックS12を構成し、第2シート部がシートクッションS11を構成していてもよい。車両用シートSHは、シートバックS12が第5軸A5を中心としてシートクッションS11に対し回動可能に設けられ、シートクッションS11が第5軸A5に平行な第6軸A6を中心として車体に回動可能に設けられている。図8(a)に示す着座状態から格納状態に切り替える場合には、シートバックS12を前に回動させて倒し、シートクッションS11の上に重ねる。そして、シートクッションS11を後ろに回動させて反転し、図8(b)に示すように、車体に設けられたシート格納部B1に格納する。車両用シートSHは、格納状態において、シートクッションS11がシートバックS12の上に重ねて配置される。第2シート部としてのシートクッションS11には、第2支持脚126が設けられている。第2支持脚126は、第1端部126AがシートクッションS11に取り付けられており、格納状態のときに第2端部126Bが第1支持面B2(シート格納部B1の底面)に当接し、シートクッションS11を支持するように構成されている。
また、前記実施形態では、乗物用シートとして自動車に搭載される車両用シートSを例示したが、これに限定されず、自動車以外の乗物、例えば、鉄道車両や船舶、航空機などに搭載されるシートであってもよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
10 サイドフレーム
11B フロントフレーム
13 リアフレーム
14 パンフレーム
16 第1支持脚
16A 当接面
26 第2支持脚
26A 第1端部
26B 第2端部
30 リンク
261 脚本体
A1 第1軸
A2 第2軸
A3 第3軸
A4 第4軸
FL フロア
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック
SF1 第1支持面
SF2 第2支持面

Claims (14)

  1. シートクッションおよびシートバックの一方を構成する第1シート部と、前記シートクッションおよび前記シートバックの他方を構成する第2シート部と、を備え、座るときの着座状態と、前記第2シート部が前記第1シート部の上に重なって配置される格納状態とに切替可能な乗物用シートであって、
    前記第2シート部に取り付けられた第1端部と、前記格納状態のときに車体のフロアに設けられた第1支持面に当接する第2端部とを有し、前記格納状態において前記第2端部が前記第1支持面に当接して前記第2シート部を支持する第2支持脚を備えたことを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記第1端部は、前記第2シート部に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記第1シート部の下側に配置されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記第2支持脚は、着座状態のとき、前記第2端部が前記第1端部よりも前に位置するように前に向けて延びていることを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
  5. 前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記第2端部が前記第1端部よりも上に配置されたことを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
  6. 一端が第1軸を中心として前記第1シート部に回動可能に連結され、他端が前記第1軸に平行な第2軸を中心として前記車体に回動可能に連結されたリンクを備え、
    前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記リンクの後側に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  7. 前記第1シート部は、前記第1軸よりも後方で前記第1軸に平行な第3軸を中心として前記第2シート部に回動可能に連結され、
    前記第2シート部は、前記第2軸よりも後方で前記第1軸に平行な第4軸を中心として前記車体に回動可能に連結され、
    前記第2支持脚は、前記格納状態のとき、前後方向において前記第1軸と前記第4軸の間に配置されたことを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
  8. 前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記第3軸よりも下に配置されたことを特徴とする請求項7に記載の乗物用シート。
  9. 前記リンクは、左右に並んで2つ設けられ、
    前記第2支持脚は、左右方向において左右の前記リンクの間に配置されたことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  10. 前記第2支持脚は、前記第1端部を含む脚本体を有し、
    前記第2端部は、前記脚本体よりも軟らかい材料からなることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  11. 前記第1シート部は、左右方向に離間して配置された左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部同士を連結するフロントフレームと、前記左右のサイドフレームの後部同士を連結するリアフレームと、前記フロントフレームと前記リアフレームに架け渡された補強フレームとを有し、
    前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、左右方向から見て、前記補強フレームの、着座者側と反対側に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  12. 前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、上から見て、前記補強フレームと重なって配置されたことを特徴とする請求項11に記載の乗物用シート。
  13. 前記第1シート部は、前記格納状態のときに車体のフロアに設けられた第2支持面に当接する当接面を有し、前記格納状態において前記当接面が前記第2支持面に当接して当該第1シート部を支持する第1支持脚を有し、
    前記第2端部は、左右方向の位置が前記当接面と重なって配置されたことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の乗物用シート。
  14. 前記第2支持脚は、左右に並んで複数設けられたことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の乗物用シート。
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