JP2019182363A - 乗物用シート - Google Patents
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Abstract
Description
また、支持脚が邪魔になるのを抑制することを目的とする。
また、シートをコンパクト化することを目的とする。
また、支持脚をコンパクトに配置することを目的とする。
また、支持脚が当接するときの衝撃を緩和することを目的とする。
また、着座状態のときに支持脚に荷重がかかるのを抑制することを目的とする。
また、パッドが支持脚に干渉するのを抑制することを目的とする。
図1(a)に示すように、本実施形態の乗物用シートは、自動車に搭載される車両用シートSであり、第1シート部の一例としてのシートクッションS1と、第2シート部の一例としてのシートバックS2と、ヘッドレストS3とを備えて構成されている。車両用シートSは、図1(a)に示す着座状態と、図1(b)に示す格納状態とに切替可能な構成となっている。着座状態は、シートクッションS1に対してシートバックS2が立ち上がった状態、すなわち、人が座るときの状態である。また、格納状態は、シートバックS2が前に倒れてシートクッションS1の上に重なって配置されるとともに、シートクッションS1が着座状態から前側かつ下側に移動して車体(車両)のフロアFLの近くに配置される状態である。
クッションパイプフレーム11は、金属製のパイプを略U字形状に屈曲して形成したフレームであり、略前後に延びる左右のフロントサイドフレーム11Aと、左右のフロントサイドフレーム11A(サイドフレーム10)の前部同士を連結するフロントフレーム11Bとを有している。
リアサイドフレーム12は、板金からなる。リアサイドフレーム12の前部には、フロントサイドフレーム11Aの後部が溶接により接続されている。クッションフレームF1は、左右のフロントサイドフレーム11Aと左右のリアサイドフレーム12とにより、左右方向に離間して配置された左右のサイドフレーム10が構成されている。
リアフレーム13は、パイプからなり、左右のリアサイドフレーム12(サイドフレーム10)の後部同士を連結している。
サイドブラケット23は、板金からなり、断面視略U字形状の上下に長い長尺状に形成されている。サイドブラケット23の上部には、左右のサイドフレーム21Aの下部が溶接により接続されている。
バックパネル24は、板金からなり、前側から見て、バックパイプフレーム21と重なって配置されている。バックパネル24は、バックパイプフレーム21およびサイドブラケット23に溶接により接合されている。バックパネル24には、前側に向けて凸となり、後側から見て凹む形状をなす複数のビードや凸部が形成されている。
脚部161は、下に向けて凸となる略U字形状に形成されている。脚部161は、左右に延びる当接延在部161Aと、当接延在部161Aの左右方向内側の端から延びる内側延在部161Bと、当接延在部161Aの左右方向外側の端から延びる外側延在部161Cとを有している。本実施形態において、外側延在部161Cは、略上下に延びており、内側延在部161Bは、上に向かうにつれて左右方向内側に位置するように傾斜して延びている。当接延在部161Aの下側の面は、格納状態のときに車体のフロアFLに設けられた第2支持面SF2(図4参照)に当接する当接面16Aとなっている。
図7に示すように、第1支持脚16は、前側から見て、クッションパイプフレーム11の下側に配置されている。また、図6に示すように、第1支持脚16は、上から見て、フロントフレーム11Bの後側に配置されている。
脚本体261は、板金からなる。脚本体261は、着座状態を基準として、下側に位置する第1側壁261Aと、左右の第2側壁261Bと、前側に位置する第3側壁261Cとを有し、上方および後方が開放されている。第2側壁261Bは、第1側壁261Aの左右の端から立ち上がるように設けられており、第3側壁261Cは、第1側壁261Aの前端から立ち上がるとともに、左右の第2側壁261Bの前端同士をつなぐように設けられている。左右の第2側壁261Bの後端には、ロアフレーム21Cの形状に倣う略円弧状の凹部261Dがそれぞれ形成されている(図3参照)。
緩衝部材262(後述する第2端部26B)は、脚本体261よりも軟らかい材料からなり、有底の円筒状に形成されている。一例として、緩衝部材262は、ゴムからなる。緩衝部材262は、ネジにより脚本体261の第3側壁261Cに固定されている。
図3に示す着座状態からロック解除機構50(図2参照)を操作してシートバックS2のロックを解除し、シートバックS2をシートクッションS1に対して前に倒していくと、バックフレームF2が第4軸A4を中心に前側に回動する。これにより、第3軸A3が第4軸A4を中心に前側に回動し、クッションフレームF1が前側に移動していく。また、クッションフレームF1が前側に移動すると、第1軸A1が第2軸A2を中心に前側かつ下側に回動することで、リンク30が第2軸A2を中心に前へ倒れるように回動し、クッションフレームF1が前側かつ下側に移動する。そして、図4に示すように、第1支持脚16の当接面16Aが第2支持面SF2に当接し、また、シートバックS2がシートクッションS1の上に重なって第2支持脚26の第2端部26Bが第1支持面SF1に当接すると、車両用シートSは、格納状態に切り替わる。
例えば、前記実施形態で説明した第2支持脚の配置は一例であり、第2支持脚は、第2端部が第1支持脚の当接面と左右方向において異なる位置に配置されていてもよい。また、第2支持脚は、着座状態のとき、上から見て、パンフレームの左右両側に配置されていてもよい。また、第2支持脚は、左右方向において左右のリンクの外側に配置されていてもよい。また、第2支持脚は、着座状態のとき、シートクッションの上側に配置されていてもよい。なお、第2支持脚が着座状態のときにシートクッションの上側に配置される構成では、第2支持脚を、例えば、アームレストとして構成してもよい。
11B フロントフレーム
13 リアフレーム
14 パンフレーム
16 第1支持脚
16A 当接面
26 第2支持脚
26A 第1端部
26B 第2端部
30 リンク
261 脚本体
A1 第1軸
A2 第2軸
A3 第3軸
A4 第4軸
FL フロア
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック
SF1 第1支持面
SF2 第2支持面
Claims (14)
- シートクッションおよびシートバックの一方を構成する第1シート部と、前記シートクッションおよび前記シートバックの他方を構成する第2シート部と、を備え、座るときの着座状態と、前記第2シート部が前記第1シート部の上に重なって配置される格納状態とに切替可能な乗物用シートであって、
前記第2シート部に取り付けられた第1端部と、前記格納状態のときに車体のフロアに設けられた第1支持面に当接する第2端部とを有し、前記格納状態において前記第2端部が前記第1支持面に当接して前記第2シート部を支持する第2支持脚を備えたことを特徴とする乗物用シート。 - 前記第1端部は、前記第2シート部に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
- 前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記第1シート部の下側に配置されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗物用シート。
- 前記第2支持脚は、着座状態のとき、前記第2端部が前記第1端部よりも前に位置するように前に向けて延びていることを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
- 前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記第2端部が前記第1端部よりも上に配置されたことを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
- 一端が第1軸を中心として前記第1シート部に回動可能に連結され、他端が前記第1軸に平行な第2軸を中心として前記車体に回動可能に連結されたリンクを備え、
前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記リンクの後側に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の乗物用シート。 - 前記第1シート部は、前記第1軸よりも後方で前記第1軸に平行な第3軸を中心として前記第2シート部に回動可能に連結され、
前記第2シート部は、前記第2軸よりも後方で前記第1軸に平行な第4軸を中心として前記車体に回動可能に連結され、
前記第2支持脚は、前記格納状態のとき、前後方向において前記第1軸と前記第4軸の間に配置されたことを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。 - 前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、前記第3軸よりも下に配置されたことを特徴とする請求項7に記載の乗物用シート。
- 前記リンクは、左右に並んで2つ設けられ、
前記第2支持脚は、左右方向において左右の前記リンクの間に配置されたことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の乗物用シート。 - 前記第2支持脚は、前記第1端部を含む脚本体を有し、
前記第2端部は、前記脚本体よりも軟らかい材料からなることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の乗物用シート。 - 前記第1シート部は、左右方向に離間して配置された左右のサイドフレームと、前記左右のサイドフレームの前部同士を連結するフロントフレームと、前記左右のサイドフレームの後部同士を連結するリアフレームと、前記フロントフレームと前記リアフレームに架け渡された補強フレームとを有し、
前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、左右方向から見て、前記補強フレームの、着座者側と反対側に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の乗物用シート。 - 前記第2支持脚は、前記着座状態のとき、上から見て、前記補強フレームと重なって配置されたことを特徴とする請求項11に記載の乗物用シート。
- 前記第1シート部は、前記格納状態のときに車体のフロアに設けられた第2支持面に当接する当接面を有し、前記格納状態において前記当接面が前記第2支持面に当接して当該第1シート部を支持する第1支持脚を有し、
前記第2端部は、左右方向の位置が前記当接面と重なって配置されたことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の乗物用シート。 - 前記第2支持脚は、左右に並んで複数設けられたことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の乗物用シート。
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JP2007302125A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Toyota Motor Corp | 車両用シート |
US20100295353A1 (en) * | 2008-01-28 | 2010-11-25 | Tame Omar D | Fold and kneel seat assembly with stand up mechanism |
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2018
- 2018-04-17 JP JP2018079223A patent/JP6990621B2/ja active Active
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