JP2019181983A - 動作検知装置 - Google Patents

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小林 崇裕
Takahiro Kobayashi
崇裕 小林
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Abstract

【課題】動作検知可能なシチュエーションの増加を可能にした動作検知装置を提供すること。【解決手段】携帯機3を所持したユーザがポーリングエリア内に進入すると、携帯機3のマイコンは、ポーリング信号の受信を契機に、加速度センサの検出値のモニタを開始する。マイコンは、モニタ開始から一定時間に亘り、加速度センサの検出値をモニタする。一定時間として、ユーザがポーリングエリア内に進入してからドアハンドル付近まで歩く場合の所要時間が想定されている。加速度センサの検出値は、携帯機3の所持態様によって異なる。マイコンは、モニタ結果に基づいて、歩行検知の閾値を設定する。マイコンは、歩行検知開始条件の成立を契機とする歩行検知において、当該閾値を超える検出値が得られた場合に、歩行動作有りと判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザの動作を検知する動作検知装置に関する。
特許文献1には、携帯機に加速度センサを搭載し、加速度の検知結果に基づいて、携帯機の移動(歩行動作の有無)を判定しつつ、ドアロックを制御する技術が開示されている。一定周期の閾値を超える検出値が得られた場合に、携帯機は移動していると判定され、ドアがアンロックされない。一方、閾値以下の検出値が得られた場合に、携帯機は移動していないと判定され、ドアがアンロックされる。
特開2010−216079号公報([0075]〜[0079])
携帯機の所持態様は様々であり、例えばズボンポケットに携帯機を入れている場合には、加速度センサの検出値が大きくなる一方、カバン或いは胸ポケットに携帯機を入れている場合には、加速度センサの検出値が小さくなる。このため、ズボンポケットに携帯機を入れていることを想定しつつ、大きな閾値を設定すると、カバン或いは胸ポケットに携帯機を入れている時に、閾値以下の小さな検出値しか得られず、歩行検知できない。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、動作検知可能なシチュエーションの増加を可能にした動作検知装置を提供することにある。
上記課題を解決する動作検知装置は、ユーザの動作を検知する検知手段と、動作検知の閾値を設定する閾値設定手段とを有し、前記検知手段は、モニタ開始条件の成立を契機に検出値のモニタを開始し、前記閾値設定手段は、モニタ結果に基づいて、動作検知の閾値を設定する。
この構成によれば、所持態様と検出値との間には相関関係があるため、検出値のモニタ結果に基づいて、閾値を設定することで、所持態様にマッチした閾値を設定できる。これにより、動作検知可能なシチュエーションを増やすことができる。
上記動作検知装置について、前記閾値設定手段は、モニタ開始後に検出値の変動幅が規定値を超えた場合に、前記検知手段により新たにモニタを開始して閾値を設定し直すこととしてもよい。
この構成によれば、検出値の変動幅が規定値を超えた場合には、所持態様が変更された可能性があるため、新たにモニタを開始して閾値を設定し直すことにより、変更後の所持態様にマッチした閾値を設定できる。
本発明によれば、動作検知可能なシチュエーションを増やすことができる。
スマートキーシステムの構成を示すブロック図。 (a)はモニタ開始条件の成立時を示す概念図、(b)はモニタ時を示す概念図、(c)は歩行検知開始条件の成立時を示す概念図。
以下、動作検知装置の一実施の形態について説明する。
図1に示すように、スマートキーシステム(登録商標)1は、車両2と携帯機3との間でスマート通信と呼ばれる双方向の無線通信が行われ、そのスマート通信を通じてキー認証が成立したことを条件に、車両動作が許可又は実行される。
車両2は、自車のセキュリティ制御を司る照合ECU21の他、低周波のLF信号(一例はLF帯の電波)を発信するLF発信機22、高周波のRF信号(一例はUHF帯の電波)を受信するRF受信機23、室外のドアハンドルに内蔵された静電センサ24、車両動力源を始動する際に操作される始動スイッチ25、車両動力源の一例であるエンジン26を備えている。尚、照合ECU21は、車両2に搭載された複数のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)の総称である。LF発信機22には、車室外にLF信号を発信する室外用と、車室内にLF信号を発信する室内用とが含まれる。
車両キーである携帯機3は、自キーの統括的な制御を司るマイコン31の他、LF信号を受信するLF受信回路32、RF信号を送信するRF送信回路33、ユーザの歩行動作を検知するために携帯機3の加速度を検知する加速度センサ34を備えている。加速度センサ34は検知手段に相当し、携帯機3は検知手段を有する動作検知装置に相当する。
照合ECU21は、携帯機3の接近を監視するために、室外用のLF発信機22から定期的にLF信号(ポーリング信号)を発信してドアの周辺にポーリングエリアを形成する。
ポーリングエリア内に携帯機3が進入してきた場合に、その携帯機3のLF受信回路32によってポーリング信号が受信される。このとき、マイコン31は、ポーリング信号の受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)を測定し、RSSIの測定値と携帯機3の固有のキーコードとを含むRF信号を、ポーリング信号に対するレスポンス信号として返信する。また、マイコン31は、ポーリング信号を受信すると、モニタ開始条件が成立したと判断し、加速度センサ34の検出値のモニタを開始する。そして、マイコン31は、モニタ結果に基づいて、歩行検知の閾値を設定する。マイコン31は閾値設定手段に相当する。これにより、後の歩行検知開始条件の成立を契機とする歩行検知において、当該閾値を超える検出値が得られた場合に、歩行動作有りと判定される。
照合ECU21のメモリには、自車に適合する携帯機3のキーコードが基準キーコードとして登録されている。そして、照合ECU21は、RF受信機23によってレスポンス信号が受信されると、そのレスポンス信号を解析し、同レスポンス信号の中に基準キーコードと一致するキーコードが含まれている場合に、キー認証が成立したと判断する。そして、照合ECU21は、キー認証が成立し、且つ、レスポンス信号に含まれたRSSIの測定値が所定値を超える場合に、ドアのアンロックを許可する。尚、ポーリングエリア内に携帯機3が進入してきた直後においては、キー認証が成立するものの、RSSIの測定値が小さく、所定値を超えないため、ドアがアンロックされない。
照合ECU21は、上記の通り定期的にポーリング信号を発信する以外に、静電センサ24によって室外アンロック操作が検出された場合にも、室外用のLF発信機22からLF信号を発信してドアの周辺に車室外通信エリア(ポーリングエリアと同様)を形成する。尚、室外アンロック操作としては、ドアハンドルへのタッチ操作やドアハンドルに手を入れる操作がある。このときのLF信号には、携帯機3での歩行検知開始を要求する歩行検知指示ビットが含まれている。
車室外通信エリア内に携帯機3が存在している場合に、その携帯機3のLF受信回路32によって、LF信号が受信される。このとき、マイコン31は、LF信号の受信信号強度(RSSI)を測定し、RSSIの測定値と携帯機3の固有のキーコードとを含むRF信号を、LF信号に対するレスポンス信号として返信する。また、マイコン31は、歩行検知指示ビットを含むLF信号を受信すると、歩行検知開始条件が成立したと判断し、加速度センサ34による歩行検知を開始する。そして、マイコン31は、歩行検知に際し、自らが設定した閾値を用いて歩行動作の有無を判定し、その判定結果をメモリに保持する。
照合ECU21は、RF受信機23によってレスポンス信号が受信されると、そのレスポンス信号を解析する。そして、照合ECU21は、キー認証が成立し、且つ、レスポンス信号に含まれたRSSIの測定値が所定値を超える場合に、ドアのアンロックを許可する。尚、携帯機3を所持したユーザが室外アンロック操作を行った場合には、キー認証が成立し、且つ、RSSIの測定値が大きく、所定値を超えるため、ドアがアンロックされる。
照合ECU21は、図示しないカーテシスイッチによってドア開が検出された場合、そのカーテシスイッチによってドア閉が検出されたことを契機に、室内用のLF発信機22からLF信号を発信して車室内の全域に車室内通信エリアを形成する。携帯機3を所持したユーザが車室内に乗り込んで、車室内に携帯機3が存在している場合に、その携帯機3のLF受信回路32によって室内のLF信号が受信される。このとき、マイコン31は、歩行検知の判定結果と携帯機3の固有のキーコードとを含むRF信号を、室内のLF信号に対するレスポンス信号として返信する。照合ECU21は、RF受信機23によってレスポンス信号が受信されると、そのレスポンス信号を解析する。そして、照合ECU21は、キー認証が成立し、且つ、レスポンス信号の中に歩行動作無しの判定結果が含まれている場合に、エンジン26の始動を許可する。
照合ECU21は、上記の通りドア開の検出時に室内のLF信号を発信する以外に、始動スイッチ25が操作された場合にも、室内用のLF発信機22からLF信号を発信して車室内の全域に車室内通信エリアを形成する。携帯機3を所持したユーザが始動スイッチ25を操作する場合のように、車室内に携帯機3が存在している場合に、その携帯機3のLF受信回路32によって室内のLF信号が受信される。このとき、マイコン31は、歩行検知の判定結果と携帯機3の固有のキーコードとを含むRF信号を、室内のLF信号に対するレスポンス信号として返信する。
照合ECU21は、RF受信機23によってレスポンス信号が受信されると、そのレスポンス信号を解析する。そして、照合ECU21は、キー認証が成立し、且つ、レスポンス信号の中に歩行動作無しの判定結果が含まれている場合に、エンジン26を始動する。一方、照合ECU21は、キー認証が成立しない場合や、キー認証が成立した場合でも、レスポンス信号の中に歩行動作有りの判定結果が含まれている場合には、エンジン26の始動を不可とする。
次に、動作検知装置の作用について説明する。
図2(a)に示すように、携帯機3を所持したユーザがポーリングエリア内に進入すると、その携帯機3によってポーリング信号が受信される。携帯機3のマイコン31は、ポーリング信号の受信を契機に、加速度センサ34の検出値のモニタを開始する。
図2(b)に示すように、マイコン31は、モニタ開始から一定時間(一例は5秒間)に亘り、加速度センサ34の検出値をモニタする。上記一定時間として、ユーザがポーリングエリア内に進入してからドアハンドル付近まで歩く場合の所要時間が想定されている。ここで、加速度センサ34の検出値は、携帯機3の所持態様によって異なり、例えばズボンポケットに携帯機3を入れている場合には、モニタを通じて得られる検出値が大きくなる一方、カバン或いは胸ポケットに携帯機3を入れている場合には、モニタを通じて得られる検出値が小さくなる。
図2(c)に示すように、ユーザが室外アンロック操作を行うと、車両2から歩行検知指示ビットを含むLF信号が送信され、そのLF信号が携帯機3によって受信される。携帯機3のマイコン31は、歩行検知指示ビットの取得による歩行検知開始条件の成立を契機に、加速度センサ34による歩行検知を開始する。この歩行検知に先立ち、マイコン31は、加速度センサ34の検出値のモニタ結果に基づいて、歩行検知の閾値を設定する。尚、上記の通り、ユーザがズボンポケットに携帯機3を入れている場合には、加速度センサ34の検出値が大きいモニタ結果が得られる一方、ユーザがカバン或いは胸ポケットに携帯機3を入れている場合には、加速度センサ34の検出値が小さいモニタ結果が得られる。マイコン31は、モニタ結果の検出値よりも所定量だけ小さな値を、歩行検知の閾値として設定する。尚、上記所定量は適宜設定可能である。
そして、マイコン31は、歩行検知に際し、自らが設定した閾値を用いて歩行動作の有無を判定する。すなわち、加速度センサ34の検出値が閾値を超える場合には、歩行動作有りと判定し、加速度センサ34の検出値が閾値以下の場合には、歩行動作無しと判定する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)携帯機3の所持態様と加速度センサ34の検出値との間には相関関係があるため、検出値のモニタ結果に基づいて、歩行検知の閾値を設定することで、所持態様にマッチした閾値を設定できる。これにより、歩行検知可能なシチュエーションを増やすことができる。
(2)携帯機3を決まった場所に持っていなくても、歩行検知が可能になる。
尚、上記実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・モニタ開始の契機は、乗車前のポーリング信号の受信に限らない。降車後の室外ロック操作(一例は室外のドアハンドルに内蔵されたロックスイッチの操作)であってもよい。或いは、降車後のポーリング信号の受信途絶であってもよい。或いは、携帯機3に搭載される遠隔操作用のロックボタン又はアンロックボタンの操作であってもよい。
・マイコン31は、モニタ開始後に加速度センサ34の検出値の変動幅が規定値を超えた場合に、加速度センサ34により新たにモニタを開始して歩行検知の閾値を設定し直してもよい。この構成によれば、モニタ中に加速度センサ34の検出値の変動幅が規定値を超えた場合には、携帯機3の所持態様が変更された可能性があるため、新たにモニタを開始して閾値を設定し直すことにより、変更後の所持態様にマッチした閾値を設定できる。
・検知手段は加速度センサ34に限らず、角速度センサ等、振動センサの類であればよい。
1…スマートキーシステム、2…車両、3…携帯機(動作検知装置)、21…照合ECU、22…LF発信機、23…RF受信機、24…静電センサ、25…始動スイッチ、26…エンジン、31…マイコン(閾値設定手段)、32…LF受信回路、33…RF送信回路、34…加速度センサ(検知手段)。

Claims (2)

  1. ユーザの動作を検知する検知手段と、
    動作検知の閾値を設定する閾値設定手段とを有し、
    前記検知手段は、モニタ開始条件の成立を契機に検出値のモニタを開始し、
    前記閾値設定手段は、モニタ結果に基づいて、動作検知の閾値を設定する
    動作検知装置。
  2. 前記閾値設定手段は、モニタ開始後に検出値の変動幅が規定値を超えた場合に、前記検知手段により新たにモニタを開始して閾値を設定し直す
    請求項1に記載の動作検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021147949A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 株式会社東海理化電機製作所 認証システム、モバイル装置、処理装置、およびコンピュータプログラム

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