JP2019181955A - 画像形成装置、画像形成装置管理装置および画像形成リカバリー方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置管理装置および画像形成リカバリー方法 Download PDF

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Abstract

【課題】連続紙の印刷に際し、断裁出力においてのリカバリー設定を効率良く行うことができ、断裁位置間の全ての画像データーをリカバリー出力することを可能にする。【解決手段】画像データーに基づいて画像を形成する画像形成部と、転写媒体の搬送を行う搬送部と、前記搬送と前記画像の形成を制御する制御部を有し、前記制御部は、連続転写媒体に画像を形成する際の前記連続転写媒体を断裁する断裁位置を設定し、画像形成中に前記連続転写媒体にジャムが発生すると、前記設定された断裁位置とジャム発生時の画像形成位置とに基づいて、断裁位置間に含まれる画像のセットを単位として、リカバリーの再出力を開始する画像データーを決定する。【選択図】図3

Description

この発明は、連続転写媒体に画像を形成する際に発生するジャムに対するリカバリー印刷が可能な画像形成装置およびその管理装置ならびに画像形成リカバリー方法に関するものである。
画像形成装置で印刷を行う場合、用紙のジャムが発生すると、出力がされていない画像から再度印刷を行うリカバリー印刷の機能が知られている。
例えば、特許文献1では、印刷対象の印刷データーをデーター蓄積部に保存して印刷データーに基づいてロール紙に印刷している途中に異常中断すると、印刷データーにおける中断位置を取得し操作表示部での操作によって、該中断位置から印刷済み印刷データー方向の任意の位置が印刷再開位置として設定され、指定された該印刷再開位置から以降の印刷データーをデーター蓄積部から読み出して、画像形成部によるロール紙への印刷を再開する装置が提案されている。この装置では、用紙切れ等で印刷が中断した場合に消耗品の消費を抑制しつつ利用性が良好な状態で効率的に印刷を再開することができるものとしている。
また、特許文献2では、第1の印刷情報が入力されると、その印刷長さを計算し最終的に作製される両面印刷物1の長さを計算し、次に、記録媒体の裏面に印刷する印刷情報ブロック2を選択する。印刷情報ブロック2を各々の優先度に基づいて選択するが、最後に選択される1つの印刷情報ブロック2は、両面印刷物の長さに基づいて、裏面に、選択された印刷情報ブロック2が順番に並んで印刷された時に、全ての余白部分が、所定の許容範囲内に入る均一な長さになるように選択する。こうして、第2の印刷情報を確定させたら、記録媒体の表面に第1の印刷情報を印刷し、カッター部によって切断し、裏面に第2の印刷情報を印刷することができる。特許文献2では、第1の印刷情報の印刷範囲に合わせた長さの単票紙状の印刷物の他方の面に、適切なレイアウトで第2の印刷情報を印刷することができるものとしている。
特開2012−148437号公報 特開2008−188874号公報
ところで、画像形成装置で連続紙に対し印刷を行う場合、所定の周期などの間隔で断裁を行う場合がある。通常の連続紙の出力では、画像データーの紙印字が終了した後は画像メモリ上からは画像データーが消去されてしまう。このためジャム除去後のリカバリー出力をジャム発生時の画像データーから再開すると、断裁位置間にある画像データーが印字された出力物を得ることができない場合が生じてくる。
このような出力状態を、図12の出力例によって説明する。A図の出力例では、2ページ周期で断裁位置が設定されており、ページ1〜3で排紙完了し、4ページ目の排紙前にジャムが発生したものを想定する。通常は、排紙完了したページ1〜3は、B図に示すように、画像メモリから画像消去がされており、断裁位置対象の3ページ目の再出力を行うことができない。
特許文献1では、JAMが発生した時に、どの位置からリカバリー出力するかを設定する画面を表示し、ユーザーは設定画面にて最適なリカバリー位置を指示することができる。図13に示す出力例では、4ページ目でJAMが発生した時に、設定画面上にどのような方法でリカバリーするかを表示し、例えば、(a)n枚目前からの画像からリカバリー、(b)n枚周期でリカバリー、(c)xx cm前からリカバリーなど、ユーザーがリカバリーしたい位置を設定することが可能である。図では、nは2、xxは50に設定されている。ただし、この装置では、取得したジョブの全ての画像が出力完了するまでメモリ上に画像データーが可能されている必要があり、画像メモリを効率的に使用することができない。
また、(a)の方法でリカバリー指定した場合は、断裁周期内に格納されている画像枚数と断裁周期内の何枚目の出力にてJAMが発生しているかを把握している必要があり、JAM発生時にユーザーが出力内容を確認する必要があり、(b)の方法でリカバリー指定した場合、断裁周期内に格納されている画像枚数が固定でない場合(図14参照)は、正しく指定することができず、(c)の方法でリカバリー指定した場合もJAM発生時にユーザーが出力内容を確認する必要がある、というように、ユーザーにとって断裁周期でのリカバリー出力を効率的に実施できず、また指定することができないとい課題がある。
図14では,5ページ目の排紙前にジャムが発生すると、枚数単位でのリカバリー設定の場合、5ページから出力されるので、3、4ページの再出力ができず、3−5ページの出力が得られない。
また、特許文献2は、画像印刷長に応じて適切な位置で断裁する手法について記載されたものであり、断裁位置を考慮した再出力についての考慮はなされていない。
本願発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、断裁出力においてのリカバリー設定を効率良く行うことができ、断裁位置間の全ての画像データーをリカバリー出力することができる画像形成装置、画像形成装置管理装置および画像形成リカバリー方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置の発明のうち、第1の形態は、
画像データーに基づいて画像を形成する画像形成部と、
転写媒体の搬送を行う搬送部と、
前記搬送と前記画像の形成を制御する制御部を有し、
前記制御部は、連続転写媒体に画像を形成する際の前記連続転写媒体を断裁する断裁位置を設定し、画像形成中に前記連続転写媒体にジャムが発生すると、前記設定された断裁位置とジャム発生時の画像形成位置とに基づいて、断裁位置間に含まれる画像のセットを単位として、リカバリーの再出力を開始する画像データーを決定することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置は、、前記制御部は、前記ジャム発生時の画像形成位置を含む画像のセットの先頭の画像をリカバリーの再出力を開始する画像データーに決定することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記画像データーの決定に基づいて、ジョブの再出力を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、断裁周期内に格納される画像枚数を把握し、把握した枚数分のリカバリー出力を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、画像データーに断裁位置を付加する機能を有し、前記断裁位置を有する画像データーが出力されてから、次の断裁位置の画像データーが出力されるまでの画像データーをリカバリー対象とすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、給紙長さにおいて断裁周期を設定することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部で制御される操作表示部を有し、
前記制御部は、前記操作表示部の操作内容によって、断裁周期の設定が可能であることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部で制御される操作表示部を有し、
前記制御部は、前記操作表示部において、リカバリー対象とする断裁周期内の画像枚数を設定可能とすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部で制御される操作表示部を有し、
前記制御部は、前記操作表示部において、画像データーに断裁位置を付加する設定操作を可能にすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部で制御される操作表示部を有し、
前記制御部は、前記操作表示部において、リカバリー対象とする断裁周期内の給紙長さを設定可能とすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記単位によるリカバリー対象とする画像について排紙完了すると、それらの画像データーを記憶領域から削除し、次のページから始まる前記単位のセットをリカバリー開始ページに更新することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、画像データーを外部から受信する画像データー受信部をさらに備えることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記連続転写媒体の断裁を行う断裁部をさらに備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置管理装置の発明は、
画像データーに基づいて画像を形成する画像形成装置の管理装置であって、
画像形成装置との間で通信を行う通信部と、
前記通信を制御する管理制御部を有し、
前記管理制御部は、前記画像形成装置で連続転写媒体に画像を形成する際の前記連続転写媒体を断裁する位置を設定し、画像形成中に前記連続転写媒体にジャムが発生した情報を取得すると、前記設定された断裁位置とジャム発生時の前記画像形成装置での画像形成位置とに基づいて、断裁位置間に含まれる画像のセットを単位として、リカバリーの再出力を開始する画像データーを決定することを特徴とする。
本発明の画像形成リカバリー方法の発明のうち、第1の形態の本発明は、
画像データーに基づいて連続転写媒体に画像を形成する際の画像形成リカバリー方法において、
画像形成中に前記連続転写媒体に発生したジャムの検知情報を取得するステップと、
連続転写媒体に画像を形成する際の前記連続転写媒体を断裁する位置を設定するステップと、
前記ジャムの検知情報を取得した場合に、前記設定された断裁位置とジャム発生時の画像形成位置とに基づいて、断裁位置間に含まれる画像のセットを単位として、リカバリーの再出力を開始する画像データーを決定するステップと、を有することを特徴とする。
他の形態の画像形成リカバリー方法の発明は、前記形態の本発明において、連続転写媒体に画像を形成する際に前記連続転写媒体を断裁する位置を設定するステップと、
画像形成中に前記連続転写媒体に発生するジャムを検知するステップと、をさらに有することを特徴とする。
他の形態の画像形成リカバリー方法の発明は、前記形態の本発明において、前記画像データーの決定に基づいて、ジョブの再出力を行う指令を行うステップをさらに備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、連続転写媒体のリカバリー出力において、断裁位置を考慮したリカバリー出力を行うことができる効果がある。
本発明の一実施形態の画像形成装置の機械的概略を示す図である。 同じく、電気的なブロック図を示す図である。 同じく、断裁周期分の先頭ページをリカバリー位置としてリカバリー出力の再出力を開始する画像データーを決定した出力例を示す図である。 図3に示す決定手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態において、画像データーの印字開始位置と断裁位置との比較によってリカバリー出力の再出力を開始する画像データーを決定した出力例を示す図である。 図6に示す決定手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態において、画像データーに断裁位置を付加した出力例を示す図である。 図7に示す決定手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態において、断裁周期のリカバリー出力設定画面の例を示す図である。 本発明の他の実施形態において、画像枚数で断裁周期を設定したときの出力例と、給紙長さを設定したときの出力例を示す図である。 本発明の他の実施形態において、断裁位置の付加を設定する設定画面の例を示す図である。 従来技術でジャムが発生した際の状況と、出力例を示す図である。 他の従来技術でジャムが発生した際の状況と、画像メモリの登録状態を示す図である。 同じく、枚数周期を設定した際のジャムの発生状況と出力例を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態における画像形成装置を示すものである。
画像形成装置1は、画像形成部を備える装置本体1Aを備え、装置本体1Aの前段側には給紙調整部300が接続され、給紙調整部300の前段側に給紙部200が接続されている。また、装置本体1Aの用紙排出側には排紙調整部400が接続され、排紙調整部400の用紙排出側には巻取部500が接続されている。
なお、この実施形態では、装置本体1Aと、装置本体1Aに接続された装置とによって画像形成装置1が構成されているものとして説明しているが、装置本体1Aに接続される装置の種別や数が特に限定されるものではなく、また、装置本体1Aのみによって画像形成装置が構成されているものであってもよい。その場合、装置本体1Aをその他装置とともに画像形成システムを構成するものであってもよい。
給紙部200は、連続用紙としてのロール紙を収納、保持し、給紙する機能を有する。
給紙調整部300は、給紙部200と装置本体1Aとの間の微小な速度差および寄りを吸収するためのバッファ機能を有する。排紙調整部400は、装置本体1Aと巻取部500の間の微小な速度差および寄りを吸収する為のバッファ機能を有する。なお、装置本体1Aと巻取部500との間などに、ロール紙の断裁を行う断裁部を設置するようにしてもよく、オフラインで断裁部による断裁を行うようにしてもよい。
巻取部500は、排紙したロール紙を巻き取って保持する機能を有する。
なお、この実施形態では、連続紙としてロール紙を使用しているが、連続紙がロール紙に限定されるものではなく、用紙が連続しているものであればよく、連続伝票用紙、連続帳票用紙なども含まれる。連続紙はロール紙の形態で提供されるものでもよく、また、交互に畳まれた形態のものであってもよい。連続紙は、本発明の連続転写媒体に相当する。連続転写媒体は、必ずしも紙であることが必須とされるものではない。
画像形成装置1は、用紙に画像を形成する画像形成部110を装置本体1A内に有しており、装置本体1A上部には、操作者の操作を受けるとともに、情報を表示する操作表示部140を有している。操作表示部140は、操作を行う操作部と表示を行う表示部とが別体で構成されていてもよく、タッチパネルLCDなどのように操作部と表示部とが一体に構成されているものであってもよい。
画像形成装置1は、給紙部200から給紙調整部300、画像形成部110に至り、さらに画像形成部110から排紙調整部400、巻取部500に至る搬送路22を有している。
搬送路22は、用紙を搬送するものである。搬送路22上には、複数位置において用紙検知部18(図では1カ所)が配置されている。なお、用紙検知部18の設置位置はこれに限定されるものではなく、搬送路22の適宜箇所に設置される。用紙検知部18は、光学センサーなどを用いて給紙装置200から給紙されたロール紙の主走査幅と、ロール紙の先端・後端を検知する。
搬送路22では、給紙部200に収容されているロール紙が給紙される。
この実施形態では、搬送路22や、搬送ローラー、回転駆動されるローラーを駆動する図示しないモータなどによって本発明の搬送部が構成される。
画像形成部110では、各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど)用にそれぞれ用意された感光体を有し、各感光体の周線部に図示しない帯電器、書き込み部および現像ユニットが配設されていている。帯電器によって帯電した感光体表面は、画像メモリなどに記録された原稿の画像情報に基づいて、LDなどの書き込み部により像露光が行われ、感光体表面には潜像が形成される。潜像は現像ユニットによって現像がなされてトナー像となる。トナー像は、中間転写ベルトに転写され、中間転写ベルトの画像は、搬送路22で搬送されロール紙に転写される。なお、本発明としては、各色用に感光体を有し、中間転写ベルトを有するカラー画像形成装置について説明を行ったが、本発明としては、画像形成装置は、モノクロ画像形成装置からなるものであってもよい。
画像形成部110で画像が転写されて熱と圧力とを加えることにより定着された画像は、ロール紙の搬送とともに装置本体1A外に排出される。
次に、画像形成装置1における機能的な説明を図2のブロック図に基づいて行う。
画像形成装置1は、主要な構成として、制御ブロック110とスキャナー部130と操作表示部140とプリンター部150とを有するコピア本体と、ネットワーク3を通して外部機器(PC)2との間で入出力される画像データーを処理する画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。
制御ブロック110はPCIバス112を有しており、PCIバス112は制御ブロ
ック部110内でDRAM制御IC111に接続されている。また、PCIバス112には、HDD127が接続されている。HDD127では、画像データーの格納などをすることができる。
さらに制御ブロック110には、制御CPU113を備えており、該制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。また、制御CPU113には、不揮発メモリ115が接続されている。該不揮発メモリ115には、上記制御CPU113を動作させるためのプログラムや画像形成装置1の設定データー、プロセス制御パラメーターなどが格納されている。
制御CPU113は、画像形成装置1の全体を制御し、また画像形成装置全体の状態把握を行うものであり、ロール紙の搬送制御、画像形成制御などを行う。すなわち、制御CPU113は、本発明の制御部の一部として機能する。制御CPU113は、搬送制御に際し、JAMの発生を検知することができる。
前記スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、前記制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、制御CPU113による制御を受ける。なお、スキャナー制御部132は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。前記CCD131で読み取った画像データーは、読み取り処理部116でデーター処理がなされる。
前記操作表示部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えており、上記LCD141と操作部制御部142とが接続され、該操作部制御部142と前記制御CPU113とがシリアル通信可能に接続されている。該構成によって操作表示部140の制御が制御CPU113によって行われる。なお、操作部制御部142は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
操作表示部140では、装置本体1A、給紙装置200の設定を行い、設定に基づいて画像形成制御と給紙装置200のロール給紙を制御する。
操作表示部140では、画像形成装置1における設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに設定内容、機械状態、情報の表示等が可能になっており、上記制御CPU113により制御される。この操作表示部140によって、所定の操作などを行うことができる。例えば、制御CPU113で実行されるリカバリー出力における断裁周期の設定などを行うことができる。また、初期設定によって、断裁周期の設定されており、これを変更できるものであってもよい。
また、DRAM制御IC111は、圧縮メモリ121とページメモリ122とからなる画像メモリ120に接続されている。該画像メモリ120には、前記スキャナー部130で取得した画像データーやネットワーク3を通して取得した画像データーが格納される。上記のように画像メモリ120は、画像データーの記憶領域であり、印刷するジョブの画像データーを格納する。また、上記DRAM制御IC111によって複数のジョブに関する画像データーを画像メモリ120に記憶させることができる。すなわち、画像メモリ120には予約されたジョブの画像データーの格納も可能である。また、画像データーは、HDD127に格納することもできる。
DRAM制御IC111には、画像データーを圧縮する圧縮IC118と、圧縮された画像データーを伸長する伸長IC125が接続されている。伸長IC125には書き込み処理部16が接続されている。該書き込み処理部126は、プリンター部150のLD152に接続され、該LD152の動作に用いられるデーターの処理を行う。LD152は、各色用のLDを総称するものである。また、プリンター部150は、画像形成部110や搬送経路22を含む搬送部を制御する。
プリンター部150には、プリンター部150全体を制御するプリンター制御部151を備えており、該プリンター制御部151は、前記した制御CPU113に接続されて制御を受ける。すなわち、制御CPU113から与えられるパラメーターに従い、プリント動作の開始/停止を行う。プリンター制御部151には、給紙部200のロール給紙制御部210が制御可能に接続されており、制御CPU113の指令によってプリンター制御部151を介してロール紙の給紙の制御を行うことができる。制御CPU113では、プリンター制御部151からの情報によってロール紙のJAM発生を検知することができる。JAM発生は搬送部の動作や用紙検知部18の検知結果などによって把握することができる。
また、前記DRAM制御IC111に接続された前記PCIバス112には、前記した画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に画像メモリ162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、前記DRAM制御IC161にコントローラー制御CPU163が接続されており、DRAM制御IC161に、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、ネットワーク3に接続されている。
ネットワーク3には、外部機器(PC)2などが接続されており、画像形成装置1との間で画像データーの送受信を行うことができる。
さらに、制御CPU113には、LANインターフェース128が接続されており、LANインターフェース128には、ネットワーク4が接続されている。ネットワーク4には、NIC5Aを介して管理装置5が接続されている。NIC5Aは通信部に相当する。さらに管理装置5は、管理制御部5Bを有しており、管理制御部5Bの動作によって画像形成装置1を管理することができる。管理制御部5Bは、CPUやこれを動作させるプログラム、記憶部などによって構成することができる。管理制御部5Bでリカバリーの管理を行うこともできる。管理装置5は、本発明の画像形成装置管理装置に相当する。
次に、上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データーを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り、画像データーを生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデーター処理がなされ、データー処理された画像データーは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121やHDD127に格納される。圧縮メモリ121やHDD127に格納された画像データーは、制御CPU113によってジョブとして管理することができる。
画像データーを外部から取得する場合、例えば、外部機器(PC)2からネットワーク3を通して送信される画像データーは、LANインターフェース165を介してDRAM制御IC161により画像メモリ162に格納される。画像メモリ162のデーターは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリ122に一旦格納される。ページメモリ122に格納されたデーターは、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121やHDD127に格納され、上記と同様に制御CPU113による管理がなされる。
なお、画像データーの読み込み時、受信したデーターから結合JOB単位を作成し、そのデーターを圧縮メモリ121に保存することができる。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリ121やHDD127に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出して、画像データーを展開し、その展開された画像データーを書き込み処理部126にて繰り返しLD152に展開することで、ロール紙RPに画像データーを印字している。
複写機として使用する場合、操作表示部140上で設定された印刷条件(プリントモード)等の情報を通知し、画像制御CPU113で設定情報を作成する。作成された設定情報は制御CPU113内のRAMに格納することができる。確認コピー、通常印刷の指定もここで行う。
プリンターとして用いる場合、印刷条件は、外部機器(PC)2内のプリンタドライバが該当する。ここで設定された印刷条件は、画像と同様に(外部機器(PC)2→ LAN IF164→ 画像メモリ162→ DRAM制御IC161(コントローラー)→ DRAM制御IC111(本体)→ ページメモリ120に格納される。
また、プリンター部150では、制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。画像形成部100では各感光体に書き込まれたトナー像が中間転写ベルトに転写された後、給紙部200によって供給されるロール紙RPに転写され、定着される。画像形成がなされた用紙は、搬送路22によって排紙調整部400へと搬送され、さらに下流側の巻取部500でロールに巻き取られて保持される。複数の予約ジョブがある場合、上記画像出力が設定順番に従って順次行われる。
本実施形態では給紙部200より給紙されたロール紙RP上に配置された画像データーを、オフライン機、又はオンライン機の断裁部にて断裁することを想定しており、制御部では、ロール紙の出力中にJAMが発生したときのリカバリー出力が可能になっている。その際には、制御部は、断裁位置間に含まれる画像のセットを単位として、リカバリーの再出力を開始する画像データーを決定する
図3のA図は、本実施形態において、7ページジョブにおいて、一つ目の断裁周期に2ページ、二つ目の断裁周期に3ページ、三つ目の断裁周期に2ページの画像データーが収まるように出力指示を受けており、途中のページで排紙完了することなくジャムが発生した状態を示している。
この例では、受信した画像データーをロール給紙後に断裁周期分の出力が完了したかを判断し、断裁周期分の出力完了が判断し、断裁周期が超えていない場合は、断裁周期の先頭ページのリカバリー位置とし、断裁周期を超えた場合は、次に印字する画像データーのページをリカバリー位置の更新を実施する。図3のA図では5ページ目の画像出力中にJAMが発生しており、JAM発生時は二つ目の断裁周期を超えていないので、JAM除去の画像データーの再出力は2つ目の断裁周期の先頭ページである3ページ目から再開される。
この際に、断裁位置間に含まれる画像のセットを単位として、一つの単位でリカバリーを行うテーブルがB図に示されている。
この例では、断裁位置間で発生した画像のセットの始まりのページからリカバリー出力を行っている。すなわち、1ページ目または2ページ目の第1の断裁周期でジャムが発生すると、1ページ目からリカバリー出力が開始される。
また、3ページ目〜5ページ目の第2の断裁周期でジャムが発生すると、3ページ目からリカバリー出力が開始し、6ページ目、7ページ目の第3の断裁周期でジャムが発生すると、6ページ目からリカバリー出力が開始する。これにより、どの部分でジャムが発生しても、断裁位置間の画像を確実にリカバリー出力することが可能になる。
すなわち、2ページ目、5ページ目の出力が完了した時点でリカバリー位置を更新することで、どのページでJAMが発生しても断裁周期内の全てのページのリカバリー出力を実施することが可能となる。
次に、リカバリーの再出力を開始する画像データーを決定する手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、以降のフローチャートはいずれも制御部の制御によって実行される。
先ず、ステップ1で出力ページn=1とリカバリー位置j=1を設定する。
次いで、nページの画像データーを出力し(ステップ2)、nページの画像出力中にJAMが発生したかを判定する(ステップ3)。
nページの画像出力中にJAMが発生していれば(ステップ3、Yes)、ステップ4に移行し、JAMが発生していなければ(ステップ3、No)、ステップ6に移行する。
ステップ4では、JAMリカバリー位置を出力ページに設定し、次いで、JAM除去完了させリカバリー後の再出力を実施する(ステップs5)。その後、ステップ2へ移行する。
ステップ6では、全ページの出力が完了したかを判定し、全ページの出力が完了してれば(ステップ6、Yes)、手順を終了する。全ページの出力が終了していなければ(ステップs6、No)、ステップ7に移行する。
ステップ7では、出力ページ数n=n+1を更新し、断裁周期の画像データーの出力は全て完了したかを判定する(ステップ8)。
断裁周期の画像データーは全て出力している場合(ステップ8、Yes)、ステップs9に移行し、断裁周期の画像データーを全て出力していない場合(ステップ8、No)、ステップs2に移行する。
ステップ9では、リカバリー位置j=nへ更新し、ステップ2に移行する。
上記の例は、JAM発生時の断裁周期にてリカバリー出力を実現する例である。JOB出力時に画像データーを印字出力するごとに画像データーのページ数とリカバリー位置の更新を行う。リカバリー位置の更新有無は、次に出力する画像データーが断裁周期を越えているかを判断(ステップ8)し、越えている場合はリカバリー位置の更新(ステップ9)を実施する。本制御を実施することでJAMが発生(ステップ)したときのリカバリー位置を出力ページに再設定(ステップ4)するだけで、断裁周期のリカバリー出力を実施することが可能となる。
図5は、他の実施形態における出力例を示す図である。
本実施形態では、画像データーを配置する時に画像データー印字の開始位置と断裁位置の比較を実施し、印字開始位置が断裁周期位置を越えている場合、リカバリーする画像データーの更新を行い、既に出力完了した画像データーを画像メモリ上から消去する。
図5の上図は、第5ページの画像データーを配置するときの例であり、第5ページの画像データーを配置するとき、2回目の断裁位置を越えていないので、リカバリーする位置は更新せず画像メモリ上にはページ3とページ4の情報が格納されたままである。
図5の中図は、第6ページの画像データーを配置するときの例であり、第6ページの画像データーを配置するとき、2回目の断裁位置を越えているので、リカバリーする位置を1回目の断裁位置から2回目の断裁位置に更新し、既に画像印字したページ3〜5までの情報を画像メモリ上から消去する。
図5の下図は、第7ページの画像データーを配置するときの例であり、第7ページの画像データーを配置するとき、3回目の断裁位置を越えていないので、リカバリーする位置は更新せず画像メモリ上には第6のページの情報が格納されたままである。
上記記載のように画像データーを配置するときに、画像印字開始位置と断裁周期位置を比較しリカバリー対象を逐次更新処理することで、断裁周期内に何枚の画像データーが格納される場合でも断裁周期でのリカバリー出力をすることが可能となる。
断裁周期位置は、制御部によって把握することができ、例えば、印刷条件や、操作表示部による入力枚数や、断裁位置の画像情報などによって把握することができる。
上記実施形態における手順を図6のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順も制御部の制御によって実行される。
先ず、ステップ10で、出力ページn=1、リカバリー位置j=1を設定する。
次いで、nページの画像データーを配置し、画像データーを出力する(ステップ11)。
次に、全ページの出力が完了したかを判定する(ステップ12)。全ページの出力が完了していれば(ステップ12、Yes)、出力済みの画像データーを消去し手順を終了する。
全ページの出力が完了していなければ(ステップ12、No)、ステップs13に移行する。
ステップs13では、出力ページ(n=n+1)を更新し、画像データーを配置して出力して画像データーの画像配置位置は断裁周期位置を越えているかを判定する(ステップ14)。画像データーの画像配置位置が断裁周期位置を越えている場合(ステップ14、Yes)、ステップ15に移行し、画像データーの画像配置位置が断裁周期位置を越えていない場合(ステップ14、No)、ステップ11に移行する。
ステップ15では、リカバリー位置(j=n)を更新し、出力済みの画像データーを消去する(ステップs16)。その後、ステップ11に移行する。
この実施形態の例では、断裁周期内に収まる画像データーの枚数を計算する例である。出力する画像データー配置したとき(ステップ11)に、配置した画像データーの開始位置が断裁周期の断裁位置を越えているかを比較(ステップ14)し、断裁周期を越えている場合は、リカバリー出力する位置の更新(ステップ15)と出力済みの画像データーの消去(ステップ16)を実施する。
この実施形態の制御を実施することで断裁周期に含まれる画像枚数が異なる場合でも画像出力しながらリカバリー位置の更新、及び画像メモリの効率的な利用を実施することができる。
断裁周期位置は、制御部によって把握することができ、例えば、印刷条件や、操作表示部による入力枚数などによって把握することができる。
次に、他の実施形態の出力状態を図7に示す。この例では、画像データーに断裁位置を付加する手段を持っており、付加された断裁位置情報に基づいて断裁周期を設定することができる。
図7の上図は6ページ出力JOBのページ1、ページ4、ページ6に断裁位置を付加しており、ロール給紙出力後にページ1、2の間、ページ4、5の間、ページ6出力完了後に断裁処理が実施される。図7の上図の例では4ページ目でJAMが発生しており、ページ4が含まれる断裁周期はページ2〜4であるため、リカバリー位置はページ2から再開される。
図7の下図は7ページ出力JOBのページ1、ページ4、ページ6に断裁位置を付加しており、ロール給紙出力後にページ1、2の間、ページ4、5の間、ページ6、7の間、ページ7出力完了後に断裁処理が実施される。図7の下図の例では6ページ目でJAMが発生しており、ページ6が含まれる断裁周期はページ5、6であるため、リカバリー位置はページ5から再開される。
この実施形態の例では、画像ページに断裁位置を付加するため、断裁周期の長さが異なる、断裁周期内の画像枚数が異なる、断裁周期内に含まれる画像サイズが異なるなど、どのようなパターンの画像データーの出力指示を受けても、断裁周期によるリカバリー出力が可能となる。
次に、上記実施形態の手順を図8のフローチャートに基づいて説明する。この手順も制御部の制御によって実行することができる。
先ず、ステップ20で、出力ページn=1、リカバリー位置j=1を設定する。
次いで、nページの画像データーを配置し、画像データーを出力する(ステップ21)。
次に、全ページの出力が完了したかを判定する(ステップ22)。全ページの出力が完了していれば(ステップ22、Yes)、出力済みの画像データーを消去し手順を終了する。
全ページの出力が完了していなければ(ステップ22、No)、ステップs23に移行する。
ステップs23では、断裁位置が付与されているかを判定する(ステップs23)。断裁位置が付与されていなければ(ステップs23、No)、ステップs26に移行する。
断裁位置が付与されていれば(ステップs23、Yes)、リカバリー位置(j=n)を更新し(ステップs24)、出力済みの画像データーを消去する(ステップs25)。
次いで、出力ページ(n=n+1)を更新し、ステップs21に移行する。
この実施形態の例では、画像データーに断裁位置を付加されているかを判断して、リカバリー位置の更新を実施する。一つの画像データーが配置時に画像データーに断裁位置が付与されているかを確認する(ステップ23)。断裁位置が付与されている場合は、リカバリー対象の断裁位置を次のページの断裁に更新を実施する(ステップ24)。
この実施形態の制御を実施することで断裁周期の距離が異なる、断裁周期内の画像枚数が異なる、断裁周期内の画像サイズが異なる、など全てのパターンにおいて適切な断裁周期を設定することが可能となり、断裁周期単位でのリカバリー出力が可能となる。
なお、上記各実施形態では断裁周期でのリカバリー制御を説明しているが、これらの組み合わせパターンによる断裁周期のリカバリー制御も本発明の範囲である。
また、本実施形態では制御部の制御内容を設定するための設定画面を持っており、操作表示部による断裁周期に含まれる画像枚数の設定や断裁位置の付加の設定を行うことができる。
図9は、操作表示部に表示されたリカバリー出力設定画面1400を示すものである。
設定画面1400では、「画像枚数にて断裁周期を設定する」釦1410、「給紙長さにて断裁周期を設定する」釦1420、「画像データーの断裁位置情報でのリカバリー出力」釦1430が、択一的に押下可能に配置されており、「画像枚数にて断裁周期を設定する」釦1410では、画像枚数入力部1411が並設され、「給紙長さにて断裁周期を設定する」釦1420では、給紙長さ入力部1421が併設されている。この例では、「画像枚数にて断裁周期を設定する」釦1410が選択されて釦の反転表示がされている。
OK釦1440は、設定内容を確定し、キャンセル釦1441は、設定内容をキャンセルする。
「画像枚数にて断裁周期を設定する」釦1410を選択した場合、画像枚数入力部1411において、給紙するロール紙の長さに関係なく画像データーの枚数単位で断裁周期を設定することが可能となる。本設定を実施した場合、図10の上図の出力物のように断裁周期が設定される。
「給紙長さにて断裁周期を設定する」釦1420を選択した場合、画像データーの印字サイズに関わらず、給紙長さ入力部1421において給紙するロール給紙の長さにて断裁周期を設定することが可能となる。本設定を実施した場合、図10の下図の出力物のように断裁周期が設定される。
「画像データーの断裁位置情報でのリカバリー出力」釦1430を選択した場合、図11の設定画面にて設定された断裁位置情報に基づいて断裁周期が設定され、図11の出力物のように断裁周期が設定される。
ユーザーは出力物に応じて適切な断裁位置を設定することで、設定された内容に基づき断裁周期によるリカバリー出力が可能となる。
図10は、上記したように、上図は画像枚数にて断裁周期を設定したときに出力される例を示す図である。
図10の下図は、給紙長さにて断裁周期を設定した時に出力される例である。
図10の上図のJOBでは2ページ単位で画像サイズが異なっており、給紙長さより画像枚数単位で指定するのが適切であり、図10の下図のJOBでは給紙長さに収まるように画像サイズが設定されたJOBになっており、画像枚数より給紙長さ単位で指定した方が適切に断裁周期を設定することができる。
ユーザーは出力するJOB種類に応じて断裁位置を切り替えることで適切な断裁周期を設定することが可能となる。
図11は、上記したように、断裁位置情報に基づいてリカバリー出力する断裁位置付加設定画面1500の例である。断裁位置付加方法表示欄1501に付加方法の説明がなされている。また、断裁位置説明欄1502には、断裁有無の説明が行われている。
図11は16ページJOBの出力プレビューを表示した画面であり、各ページの間に△釦が配置されている。プレビュー画面の△釦を押下するごとで断裁位置の付加、及び解除を切り替えることが可能である。付加されると▲に変更される。またテキストボックスの入力によって、一度に多くのページに断裁位置を付加することも可能である。断裁位置付加の方法としては、ロール給紙の長さ単位、画像の枚数周期の単位でも設定することが可能である
なお、上記実施形態では、画像形成装置1に備える制御部によってリカバリー出力の管理を行うものとしたが、前記した管理装置5の管理制御部5Bに画像形成装置1のリカバリー出力を管理してもよい。管理装置5では、画像形成装置1における断裁周期の設定を行うとともに、JAM情報を制御CPU113から通知を受け、断裁位置間に含まれる画像のセットを単位としてリカバリー再出力を開始する画像データーを決定することができる。管理装置5では、決定情報を画像形成装置1に通知し、リカバリー出力の指令を画像形成装置1に対し行うことも可能である。
以上、上記実施形態に基づいて本発明の説明を行ったが、本発明の範囲を逸脱しない限りは、上記実施形態において適宜の変更を行うことが可能である。
1 画像形成装置
1A 装置本体
2 ネットワーク
3 外部機器(PC)2
4 ネットワーク
5 管理装置
5A NIC
5B 管理制御部
110 画像形成部
113 制御CPU
115 不揮発メモリ
120 画像メモリ(DRAM)
121 圧縮メモリ
122 ページメモリ
128 LANインターフェース
200 給紙部
1400 リカバリー出力設定画面
1500 断裁位置付加設定画面

Claims (15)

  1. 画像データーに基づいて画像を形成する画像形成部と、
    転写媒体の搬送を行う搬送部と、
    前記搬送と前記画像の形成を制御する制御部を有し、
    前記制御部は、連続転写媒体に画像を形成する際の前記連続転写媒体を断裁する断裁位置を設定し、画像形成中に前記連続転写媒体にジャムが発生すると、前記設定された断裁位置とジャム発生時の画像形成位置とに基づいて、断裁位置間に含まれる画像のセットを単位として、リカバリーの再出力を開始する画像データーを決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記ジャム発生時の画像形成位置を含む画像のセットの先頭の画像をリカバリーの再出力を開始する画像データーに決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記画像データーの決定に基づいて、ジョブの再出力を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、断裁周期内に格納される画像枚数を把握し、把握した枚数分のリカバリー出力を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、画像データーに断裁位置を付加する機能を有し、前記断裁位置を有する画像データーが出力されてから、次の断裁位置の画像データーが出力されるまでの画像データーをリカバリー対象とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、給紙長さにおいて断裁周期を設定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部で制御される操作表示部を有し、
    前記制御部は、前記操作表示部の操作内容によって、断裁周期の設定が可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部で制御される操作表示部を有し、
    前記制御部は、前記操作表示部において、リカバリー対象とする断裁周期内の画像枚数を設定可能とすることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部で制御される操作表示部を有し、
    前記制御部は、前記操作表示部において、画像データーに断裁位置を付加する設定操作を可能にすることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部で制御される操作表示部を有し、
    前記制御部は、前記操作表示部において、リカバリー対象とする断裁周期内の給紙長さを設定可能とすることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記単位によるリカバリー対象とする画像について排紙完了すると、それらの画像データーを記憶領域から削除し、次のページから始まる前記単位のセットをリカバリー開始ページに更新することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 画像データーを外部から受信する画像データー受信部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記連続転写媒体の断裁を行う断裁部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 画像データーに基づいて画像を形成する画像形成装置の管理装置であって、
    画像形成装置との間で通信を行う通信部と、
    前記通信を制御する管理制御部を有し、
    前記管理制御部は、前記画像形成装置で連続転写媒体に画像を形成する際の前記連続転写媒体を断裁する位置を設定し、画像形成中に前記連続転写媒体にジャムが発生した情報を取得すると、前記設定された断裁位置とジャム発生時の前記画像形成装置での画像形成位置とに基づいて、断裁位置間に含まれる画像のセットを単位として、リカバリーの再出力を開始する画像データーを決定することを特徴とする画像形成装置管理装置。
  15. 画像データーに基づいて連続転写媒体に画像を形成する際の画像形成リカバリー方法において、
    画像形成中に前記連続転写媒体に発生したジャムの検知情報を取得するステップと、
    連続転写媒体に画像を形成する際の前記連続転写媒体を断裁する位置を設定するステップと、
    前記ジャムの検知情報を取得した場合に、前記設定された断裁位置とジャム発生時の画像形成位置とに基づいて、断裁位置間に含まれる画像のセットを単位として、リカバリーの再出力を開始する画像データーを決定するステップと、を有することを特徴とする画像形成リカバリー方法。
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