JP2017156504A - 画像形成装置、画像形成方法、管理装置および制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、管理装置および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】追い刷印刷で先行画像がウラ面に印刷されるときに、効率よく、かつ適正な印刷物を得ることを可能にする。
【解決手段】転写媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う際に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理を実行可能にすることで、効率のよい印刷処理を可能にし、かつ印刷を適正に行うことを可能にする。
【選択図】図5

Description

この発明は、先行画像の印刷と追い刷印刷とを行うことができる画像形成装置、画像形成方法、管理装置および制御プログラムに関する。
画像データに基づいて転写媒体に画像を印刷する画像形成装置では、先行画像が印刷された転写媒体に、さらに画像を形成する追い刷印刷を行う場合がある。また、転写媒体に箔膜を設ける際に、トナー像を接着層に利用することが知られており(例えば特許文献1参照)、箔用画像を定着した後に、箔用画像に沿った形状の箔膜を転写して定着する方法が行われている(例えば特許文献2参照)。
ところで、両面プリントで、ウラ面に箔用画像印刷を実施する場合には、1回目の箔用画像印刷時にオモテ面とウラ面の画像を準備して、オモテ面は白紙画像(何も印刷しないため)、ウラ面のみ箔用画像を印刷する。2回目の追い刷印刷時で、オモテ面とウラ面の画像をそれぞれ印刷して、ウラ面が箔用画像の上に追い刷されて成果物ができる。
特開昭62−255184号公報 特開2012−145622号公報
しかし、従来の印刷方法では、1回目の箔用画像印刷時のオモテ面は、白紙画像をコントローラーなどから送信しなければならず無駄である。
また1回目の箔用画像印刷時にウラ面用の箔用画像のみを片面印刷したのでは、片面なのでオモテ用の設定値が使用されてしまい、2回目の印刷である追い刷印刷時には、箔が付いているのはウラ面となるため、箔用画像と追い刷画像がズレてしまうという課題がある。
上記した課題を、図面を参照して具体的に説明する。
図7Aに最終成果物のイメージ図を示す。
表裏面には画像が形成され、さらにウラ面では点図で示した箔用画像印刷部分がある。
上記印刷処理では、先ず箔用画像を印刷する。箔用画像印刷時のプリントデータは、図7Bの左側に示すように、オモテ面白紙画像を準備して、印刷を実施するウラ画面は本体(画像形成装置)でシフトするため中央部にある。印刷では、シフト量としてオモテ:0、ウラ:−10(下方)の設定がされているものとして、B図の右側に示すように、ウラ面は下方向にシフトして箔用画像が形成される。シフト量としてはmm単位を用いることができる。
次いで追い刷印刷では、プリントデータとして図7Cの左側のものが準備されており、オモテ:0、ウラ:−10(下方)のシフト量設定によって追い刷印刷が行われ、図7Cの右図の印刷物(最終成果物)が得られる。
上記のように、従来の印刷方法では、白紙画像を用意するために、効率の低下などを招くことになり無駄が生じる。
また、従来の方法を改善するために、箔用画像を転写媒体のオモテ面に印刷することが考えられる。
先ず、箔用画像を印刷する。
この場合、図8Aの左側に示すように、箔用画像印刷データとして、成果物のウラ面用画像のみ準備して印刷を実施する。すなわち、オモテ:0、ウラ:−10(下方)のシフト量設定によって片面印刷を行う。印刷結果は、図8Aの右側に示される。箔用画像印刷時にオモテ面の設定が使用されて印刷されるためシフトされていない。
次いで追い刷印刷では、プリントデータとして図8Bの左側に示すプリントデータを準備する。また、転写紙は、オモテ、ウラの向きを変えてトレイにセットする。追い刷印刷では、オモテ:0、ウラ:−10(下方)のシフト量設定によって印刷が行われる。印刷結果は、図8Bの右側に示されている。追い刷印刷時にウラの設定が適用されて印刷される。この結果として箔用画像と追い刷印刷が合わなくなる。すなわち、箔用画像印刷と追い刷印刷での設定パラメータが異なるため箔用画像と追い刷画像が合わなくなる。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、ウラ面のみに先行画像を印刷して追い刷印刷を行う際に、効率よく設定に合わせて印刷を行うことができる画像形成装置、画像形成方法、管理装置および制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、
転写媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理を実行可能にすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、前記形態の本発明において、前記先行画像が箔用画像であり、前記箔用画像は、追い刷印刷前に箔膜を定着させるものであることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、前記形態の本発明において、前記箔用画像に箔膜を定着させる箔押し機を有することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、画像形成を転写媒体の片面にのみ印刷する片面印刷モードと、画像形成を転写媒体のオモテ面とウラ面の両方に印刷する両面印刷モードと、を有し、
前記先行画像を形成する前記処理では片面印刷モードで印刷を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、前記形態の本発明において、操作入力を受け付ける操作部を有し、
前記制御部は、前記操作部を通して、ユーザーに対し、先行画像を転写媒体のオモテ面に形成するか、転写媒体のウラ面に印刷するかを選択可能にすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、追い刷印刷を、先行画像を印刷した画像形成装置で実行することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、転写媒体のオモテ面にウラ面用の先行画像が形成された転写媒体を、表裏面を逆にした前提で追い刷印刷を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、前記形態の本発明において、操作入力を受け付ける操作部を有し、
前記制御部は、転写媒体のオモテ面にウラ面用の先行画像が形成されている場合、追い刷印刷に際し表裏面を逆にして転写媒体をセットするように前記操作部に通知を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、転写媒体のウラ面に対する画像位置設定情報が、先行画像の印刷および追い刷印刷の際に有効であることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、前記形態の本発明において、前記先行画像の印刷と、前記追い刷印刷とが一つのジョブとして設定されていることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、前記形態の本発明において、ウラ面の画像位置設定情報がシフト量設定、先端イレース量設定および画像形成位置調整の1つ以上であることを特徴とする。
本発明の画像形成方法のうち、第1の形態は、転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う際に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理を実行することを特徴とする。
他の形態の画像形成方法の本発明は、前記形態の本発明において、前記先行画像が箔用画像であり、追い刷印刷前に前記箔用画像に箔膜を定着させることを特徴とする。
本発明の管理装置の発明のうち、第1の形態は、転写媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の管理を行う管理装置であって、
転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理を前記画像形成装置に実行させる管理制御部を有することを特徴とする。
他の形態の管理装置の発明は、前記形態の本発明において、転写媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を制御する制御部と、を備える画像形成装置の管理装置であって、
転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理を前記制御部に指示することを特徴とする。
本発明の制御プログラムのうち、第1の形態は、転写媒体に画像を形成する画像形成部の制御を行う制御部で実行される制御プログラムであって、
転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理の実行を制御するステップを有することを特徴とする。
他の形態の制御プログラムの発明は、前記形態の本発明において、前記先行画像が箔用画像であり、追い刷印刷前に前記箔用画像に箔膜を定着させる処理の制御を行うステップを有することを特徴とする。
他の形態の制御プログラムの発明は、前記形態の本発明において、転写媒体に画像を形成する画像形成部の制御を行う制御部に対する指示を行う管理制御部で実行される制御プログラムであって、
転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理の実行を指示するステップを有することを特徴とする。
他の形態の制御プログラムの発明は、前記形態の本発明において、前記先行画像が箔用画像であり、追い刷印刷前に前記箔用画像に箔膜を定着させる処理の指示を行うステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、先行画像印刷がウラ面である場合は、先行画像印刷時も表裏調整ではウラ面の調整値を適用することで、上記のようにオモテ面のために白紙画像を設ける制御を行う必要もなく、また追い刷印刷時も表裏調整値などが合って適正な成果物が得られる、という効果がある。
本発明の一実施形態の画像形成装置および画像形成システムの概略を示す図である。 同じく、制御ブロック図である。 同じく、本実施形態における画像形成の手順を説明するフローチャートである。 同じく、箔用画像の印刷設定画面を示す図である。 同じく、本実施形態における画像印刷のイメージを説明する図である。 他の実施形態における箔用画像の印刷設定画面を示す図である。 従来例による箔印刷の印刷イメージを示す図である。 従来例を変更した場合の箔印刷の印刷イメージを示す図である。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、画像形成装置を含む画像形成システム1の機械的概要を示す図である。
画像形成システム1は、給紙部20と画像形成装置本体10と箔押し機30と後処理部40とを備えている。後処理部40は、後処理装置に相当する。なお、この実施形態では、画像形成装置本体10が画像形成装置に相当する。本発明としては、画像形成装置本体10に、給紙部20や箔押し機30、後処理部40などを含むものを画像形成装置とするものであってもよく、その構成は特に限定されない。
給紙部20は、転写紙を保持するための機構を有するものであり、画像形成装置本体10の用紙搬送方向の上流側に連結され、用紙を収容する複数段の給紙トレイ(図示しない)を有している。各給紙トレイは、任意のサイズの用紙がセット可能に構成されたユニバーサルトレイである。給紙部20は、ユーザーにより指定された用紙が収容された給紙トレイから用紙を一枚ずつ給紙し、順番に搬送ローラー等を介して下流側の画像形成装置本体10に給送する。なお、本実施形態では、一台の給紙部20を使用した例を説明したが、これに限定されることはなく、給紙部20を2台以上連結させてもよい。用紙は、本発明における転写媒体に相当する。なお、転写媒体は紙に限定されるものではなく、布やプラスチックでもよく、本発明としては画像を転写できるものであればよく、材質が限定されるものではない。
画像形成装置本体10は、箔転写処理時において、給紙部20や画像形成装置本体10内の給紙部から給紙される用紙に所定の箔用画像を転写して後段の箔押し機30に搬送する。
また、画像形成装置本体10は、ユーザー操作による箔転写処理に関する各種条件の設定等を受け付けるための操作部140を備えている。操作部140は、画像形成装置本体10の筐体上面部に取り付けられ、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等からなるタッチパネルとこのタッチパネルの周辺部に設けられた数字ボタンやプリントスタートボタン等を含むハードキーとを有している。操作部140は、箔転写処理に関する条件として、例えば、箔画像の印刷を行うか否か、ウラ面に箔画像の印刷を行うジョブで、箔画像をオモテ面に印刷するかウラ面に印刷するかを設定することができる。
これらの受け付けは、画像形成装置本体10にネットワークなどに接続される図示しないコンピューター等、種々の方法により行うこともできる。
箔押し機30は、画像形成部で転写された箔用画像に、箔像を転写する機構を有するものであり、画像形成装置本体10の用紙搬送方向の下流側に連結される。画像形成装置本体10から搬送され、所定の箔用画像が転写された用紙に箔シートを加熱圧着することで所定の箔像を転写する。所定の箔像が転写された用紙は、後段の後処理部40に搬送される。
後処理部40は、箔押し機30の用紙搬送方向の下流側に連結される。後処理部40は、画像形成が完了して箔押し機30から搬送されてくる用紙に、例えば、ステープル処理や、中折り処理、三つ折り処理、中綴じステープル処理等のフィニッシャー処理を行う。また、後処理部40は、箔押し機30により箔転写処理が行われた用紙を排紙トレイに排紙する。
[画像形成装置の構成例]
次に、画像形成装置本体10の構成例について図1に基づいて説明する。画像形成装置本体10は、タンデム型の画像形成装置と称されるものであり、制御部100、操作部140、自動原稿給紙部13A、読取部13B、画像形成部15、定着部15Dおよび給紙部20等を備えている。
画像読取部13Bは、自動原稿給紙部13Aから一枚ずつ搬送される原稿等に光源から光を照射し、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)131(図2示)で受光することで原稿の画像データを取得する。画像読取部13Bで取得された画像データは、読取り処理部116(図2示)によりアナログ処理、アナログ/ディジタル(以下A/Dという)変換処理、画像圧縮処理等が行われる。
操作部140は、使用する転写媒体としての用紙の種類の設定、全ての画像データの中から箔を転写する箔処理領域の選択の設定、箔処理するために所定のトナー像の各画像を太らせて拡大する輪郭領域の設定等を行う選択画面を表示し、ユーザーにより用紙の箔画像印刷の有無を含めた設定等を受け付ける。なお、操作部140は、箔押し機30に設けてもよい。全ての画像データの中から箔処理領域を設定する方法は、例えば、文字、線画、グラフィック等の属性を選択することによる設定、座標を入力することによる箔処理領域の選択による設定等により行われる。
画像処理部140は、画像データの中から選択された箔処理領域に対応した画像データを生成する。
画像形成部15は、電子写真方式により画像を形成するものであり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)色の画像、黒(K)色の画像を形成する画像形成部15を有している。画像形成部15は、各色用の感光体15Aにより形成されて現像された画像を保持する中間転写ベルト15Bと、中間転写ベルト15B上にある画像を用紙に転写するための二次転写ローラー15Cとを有している。
画像形成部15では、各色用に前記した感光体15Aと、その周囲に配置される帯電部、露光部、現像部およびクリーニング部を有している。図では、帯電部、露光部、現像部およびクリーニング部は図示していない。以下に、各色用について説明する。
帯電部は、各色において、感光体15Aのオモテ面をほぼ一様に帯電する。露光部は、例えばLEDアレイと結像レンズとを有するLPH(LED Print Head)や、ポリゴンミラー方式のレーザ露光走査装置により構成され、画像データに基づいて感光体15Aをレーザ光により走査して静電潜像を形成する。現像部は、感光体15A上に形成された静電潜像をトナーにより現像する。これにより、感光体15A上に可視画像であるトナー像が形成される。中間転写ベルト15Bは、複数のローラーにより張架されると共に走行可能に支持されている。中間転写ベルト15Bが走行して、中間転写ベルト15Bの画像転写位置に各感光体15Aに形成されたトナー像が一次転写される。中間転写ベルト15Bに転写された画像は、二次転写ローラー15Cによって用紙に転写される。用紙に転写された画像は、定着部15Dで定着される。色として透明色を含むものであってもよい。なお、この実施形態では、カラーの画像形成装置について説明したが、画像形成装置は、モノクロのものであってもよい。
本実施形態では、例えば操作部140や図示しないコンピューター等によってプリント対象となる箔像を転写する所定の箔処理領域が選択されると、このプリント対象となる箔処理領域の画像データが各感光体15Aに形成される。このトナー像は、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色のうちの何れかの色を用いて形成することもできるし、これらの色のうち少なくとも2色以上からなる色を用いて形成することもできる。
給紙部20は、A3やA4等の各用紙サイズを収容する複数の給紙トレイ(図示しない)を有している。給紙された用紙は、搬送路14上で搬送ローラー、レジストローラー14Aを通して搬送される。
レジストローラー14Aに搬送された用紙は、レジストローラー14Aで用紙の斜行を補正するレジスト補正が行われる。レジスト補正が終了すると、用紙は所定のタイミングで二次転写ローラー15Cへと搬送される。二次転写ローラー15Cでは、中間転写ベルト15Bの画像形成位置に転写されたトナー像が、給紙部20から搬送されてくる用紙のオモテ面に一括二次転写される。2次転写された用紙は、定着部15Dに搬送される。
定着部15Dは、二次転写ローラー15Bよりも用紙搬送方向の下流側に設けられ、加圧ローラーおよび加熱ローラー等を有している。定着部15Dは、二次転写ローラー15Bで画像が転写された用紙に加圧、加熱処理を行うことにより用紙オモテ面のトナー像を用紙に定着させる。
定着部15Dの搬送方向の下流側には、用紙の搬送経路を排紙経路側または反転経路側に切り替えるための切替部14Bが設けられている。切替部14Bは、選択されているプリントモード(片面プリントモードまたは両面プリントモード)に基づいて搬送経路の切り替え制御を行う。片面プリントモードで片面のプリントが終了した用紙、または両面プリントモードで両面のプリントが終了した用紙は、定着部15Dで定着処理が施された後、排紙ローラー14Dにより箔押し機30に搬送される。
一方、両面プリントモードで用紙を表裏反転させる場合、オモテ面側に画像が形成された用紙またはオモテ面に画像が形成されていない用紙は、切替部14Bを介して反転部14Cに搬送される。反転部14Cは、用紙を反転してウラ面を印字するための機構である。反転部14Cに搬送された用紙は、逆回転制御により用紙の後端を先頭にしてスイッチバック搬送され、用紙の表裏反転させた状態で、画像形成部15に再給紙される。画像形成部15に再給紙された用紙は、用紙のオモテ面側の画像形成処理と同様に、二次転写ローラー15Cにて用紙のウラ面に所定のトナー像が転写される。本実施形態では、用紙の両面に所定のトナー像を転写する場合、この用紙の表裏を反転させることでウラ面側にも所定のトナー像を転写させる。画像形成部15によりウラ面にトナー像が転写された用紙は、定着部15Dで定着処理が行われた後に、排紙ローラー14D等を介して箔押し機30に搬送される。
制御部100は、画像形成装置本体10全体を制御するとともに、画像形成システム1の制御を行う。制御部100は、CPUやこれを動作させるプログラム、動作パラメータなどを記憶した記憶部などによって構成される。
[箔転写装置の構成例]
次に、箔押し機30について説明する。図1に示すように、箔押し機30は、画像形成装置本体10の搬送路14と連なるように搬送路34を有しており、搬送方向下流側で後処理部40に接続されている。箔押し機30では、上流側に箔膜シート給送部32が設けられて箔膜シートがロール状に設置されて一端が送り出し可能になっている。また、箔押し機30では、下流側で箔膜シート巻取部33が設置されており、箔膜シート給送部32から送り出されて転写に用いた箔膜シートが巻き取られる。
搬送路34の中途には箔膜シート転写部31を有しており、箔膜シート給送部32と箔膜シート巻取部33との間で、箔膜シート転写部31を介して箔膜シートが移動可能に掛け渡されている。
箔膜シート転写部31では、箔膜シートが上面側に位置し、その下方側で、搬送路34で搬送される用紙が移動する。
箔膜の転写では、用紙搬送速度と、箔膜シート給送部32と箔膜シート巻取部33間の箔膜シートの速度とが同じ速度になるように制御されて用紙の搬送と、箔膜シートの移動とが行われる。箔膜シート転写部31では、箔膜シート給送部32から箔膜シートを搬送し、箔膜シート転写部31で画像形成された用紙の現像剤と箔膜シートを重ねて加熱し、融解した現像剤により箔シートを定着させる。箔膜シート転写部31の上下ローラーは、箔画像転写時のみ圧着され、通常画像搬送時には圧着解除される。 転写を実施した箔膜シートは箔膜シート巻き取り部33により回収される。
後処理部40では、必要に応じて、ステープル、パンチ、折り、製本などの適宜の処理が行われ、排紙部41に排紙される。後処理を行わない場合は、そのまま排紙部41に排紙される。
次に、画像形成システムにおける制御ブロックを図2に基づいて説明する。
画像形成装置本体10は、主要な構成として、制御ブロック110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有するデジタルコピアと、ネットワーク6を通して外部装置5との間で入出力される画像データを処理する画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。
制御ブロック110はPCIバス112を有しており、PCIバス112は制御ブロック110内でDRAM制御IC111に接続されている。また、PCIバス112には、コントローラーIC118を介してHDD119が接続されている。HDD119では、画像データの格納などをすることができる。
さらに制御ブロック110には、画像制御CPU113を備えており、画像制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。また、画像制御CPU113には、不揮発メモリー115が接続されている。不揮発メモリー115には、上記画像制御CPU113で実行されるプログラムや画像形成装置本体10の設定データ、プロセス制御パラメータなどが格納されている。
画像制御CPU113は、プログラムの実行によって画像形成システム1の全体を制御し、また画像形成システム1全体の状態把握を行うものであり、用紙の搬送制御、画像形成制御などを行う。すなわち、画像制御CPU113と画像制御CPU113で動作するプログラム、不揮発メモリー115などは、本発明の制御部100を構成する。
画像制御CPU113には、RTC(日時データ発生装置)125が接続されており、日時データを画像制御CPU113に送信することができる。
前記スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、前記画像制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、画像制御CPU113による制御を受ける。なお、スキャナー制御部132は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。前記CCD131で読み取った画像データは、読み取り処理部116でデータ処理がなされる。読み取り処理部116はDRAM制御IC111に接続されている。
操作部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えており、上記LCD141と操作部制御部142とが接続され、該操作部制御部142と前記画像制御CPU113とがシリアル通信可能に接続されている。該構成によって操作部140の制御が画像制御CPU113によって行われる。なお、操作部制御部142は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
操作部140では、画像形成装置本体10、給紙部20や後処理部40に対する各種の設定を行い、設定に基づいて画像制御CPU113によって画像形成と用紙の搬送や後処理が制御される。
操作部140では、画像形成システム1における設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに設定内容、機械状態、情報の表示等が可能になっており、画像制御CPU113により制御される。この操作部140によって、所定の操作などを行うことができる。例えば、ウラ面に印刷を行う設定の箔用画像を、ウラ面に印刷するか、オモテ面に印刷するか、オモテ面に印刷する際に、片面印刷モードを選択するか、両面印刷モードを選択するかなどの設定を行うことができる。これらの設定は、初期設定によっていずれかが設定されているものであってもよく、これを操作部140で変更できるようにしてもよい。
また、DRAM制御IC111は、圧縮メモリー121とページメモリー122とからなる画像メモリー120に接続されている。該画像メモリー120には、前記スキャナー部130で取得した画像データやネットワーク6を通して取得した画像データが格納される。上記のように画像メモリー120は、画像データの記憶領域であり、印刷するジョブの画像データを格納する。また、上記DRAM制御IC111によって複数のジョブに関する画像データを画像メモリー120に記憶させることができる。すなわち、画像メモリー120には予約されたジョブの画像データの格納も可能である。また、画像データは、HDD119に格納することもできる。
DRAM制御IC111には、画像データを圧縮し、または圧縮したデータを伸長する圧縮/伸長IC117が接続されている。DRAM制御IC111には書き込み処理部123が接続されている。該書き込み処理部123は、プリンター部150のLD15Eに接続され、該LD15Eの動作に用いられるデータの処理を行う。LD15Eは、各色用のLDを総称するものである。また、プリンター部150は、画像形成部15や搬送経路14を含む搬送部を制御する。
プリンター部150には、プリンター部150全体を制御するプリンター制御部151を備えており、該プリンター制御部151は、前記した画像制御CPU113に接続されて制御を受ける。すなわち、画像制御CPU113から与えられるパラメータに従い、プリント動作の開始/停止を行う。プリンター制御部151には、給紙部20や箔押し機30の外部装置制御部300や後処理部40の外部装置制御部400が制御可能に接続されており、画像制御CPU113の指令によってプリンター制御部151を介して用紙の搬送や後処理の制御を行うことができる。
また、前記DRAM制御IC111に接続された前記PCIバス112には、前記した画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に画像メモリー162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、前記DRAM制御IC161にコントローラー制御部163が接続されており、DRAM制御IC161に、LAN制御部164、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、ネットワーク6に接続されている。
ネットワーク6には、外部装置5が接続されており、画像形成装置本体10との間で画像データの送受信を行うことができる。また、外部装置5には外部装置制御部500を備えており、外部装置5の制御の他に、画像形成装置本体10との間の通信制御を行う。
外部装置5は、画像形成装置を管理する装置とすることができ、画像形成装置に制御指示を行ったり、直接制御を行ったりすることができる。この場合、外部装置5は本発明の管理装置に相当し、外部装置制御部500は、本発明の管理制御部に相当する。
この場合、外部装置制御部500は、画像形成装置本体10を管理することができる。外部装置制御部500は、CPUやこれを動作させるプログラム、記憶部などによって構成することができる。外部装置制御部500で画像形成装置本体10に対し、画像形成や片面印刷モード、両面印刷モードの選択指示や制御を行うことができる。なお、ネットワーク6は、さらにWANとして外部装置5が接続されるものであってもよい。
次に、上記画像形成装置本体10の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置本体10において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り、画像データを生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮/伸長IC117において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121やHDD119に格納される。圧縮メモリー121やHDD119に格納された画像データは、画像制御CPU113によってジョブとして管理することができる。
画像データを外部から取得する場合、例えば、外部装置5などからネットワーク6を通して送信される画像データは、LANインターフェース165、LAN制御部164を介して、コントローラー制御部163で制御されるDRAM制御IC161により画像メモリー162に格納される。画像メモリー162のデータは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリー122に一旦格納される。ページメモリー122に格納されたデータは、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121やHDD119に格納され、上記と同様に画像制御CPU113による管理がなされる。
画像形成装置本体10で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリー121やHDD119に格納された画像データを、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送出して、画像データを展開し、その展開された画像データを書き込み処理部123にて繰り返しLD15Eに展開することで、用紙に画像データを印字することができる。
複写機として使用する場合、操作部140上で設定された印刷条件(プリントモード)等の情報を通知し、画像制御CPU113で設定情報を作成する。作成された設定情報は画像制御CPU113内のRAMに格納することができる。検知画像の作成、通常印刷の指定もここで行う。
プリンターとして用いる場合、印刷条件は、外部装置5内のプリンタドライバで設定することができる。ここで設定された印刷条件は、画像と同様に(外部装置5→ LAN IF165→ 画像メモリー162→ DRAM制御IC161(コントローラー)→ DRAM制御IC111(本体)→ ページメモリー122に格納される。
また、プリンター部150では、画像制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。
画像形成装置本体10で画像出力を行う場合、印刷条件を、操作部140を通して設定し、この設定によって画像制御CPU113では印刷の制御を行うことができる。画像形成部15では各感光体15Aに、LD15Eによって書き込まれて現像されたトナー像が中間転写ベルト15Bに転写された後、二次転写ローラー15Cによって給紙部20によって供給される用紙に転写され、定着部15Dで定着される。画像形成がなされた用紙は、搬送路14によってそのまま箔押し機30に送られるか、反転部14Cに送ってウラ面への画像形成が行われる。
ジョブが、箔用画像を形成し、箔画像の転写、追い刷を行うものである場合に、用紙に箔用画像が形成されている場合は、箔押し機30で箔像が転写され、後処理部40に搬送される。箔像が形成された用紙は、給紙部20または画像形成装置本体10の給紙トレイにセットして追い刷印刷に供する。この際に、ウラ面に箔用画像を印刷する設定で、オモテ面に箔用画像を形成した場合は、用紙をセットする際に表裏を反転してセットをする。
また、追い刷印刷を行った場合は、箔押し機で箔膜シート転写部31を圧着解除して後処理部40に搬送し、必要に応じて後処理を行う。
次に、箔像を形成する画像形成の手順を図3のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御部または管理制御部の制御によって実施される。
先ず、箔用画像印刷を実施するかの判定を行う(Step1)。箔用画像印刷の実施でない場合(Step1、No)、通常印刷または追い刷印刷を実施し(Step6)、その後、手順を終了する。
箔用画像印刷を実施する場合(Step1、Yes)、追い刷印刷するときにウラ面になる箔用画像印刷の設定であるかを判定する(Step2)。
ウラ面になる箔用画像印刷でない場合(Step2、No)、オモテ面用の設定パラメータを適用し(Step3)、箔用画像印刷を実施し(Step5)、その後、処理を終了する。ウラ面になる箔用画像印刷である場合(Step2、Yes)、ウラ面用設定パラメータを適用し(Step4)、箔用画像を印刷し(Step5)、その後、処理を終了する。なお、追い刷印刷では同様の手順で印刷が実行される。
次に箔を用いた追い刷印刷のジョブにおける設定について説明する。
図4は、操作部140に表示された設定画面1400を示すものであり、仕上げタブ1401によって表示される。
設定画面では、箔用画像印刷面設定部1420が設けられており、リスト表示によって「しない」、「オモテ」、「ウラ」から一つを選択して表示することができる。設定画面1400には、OK釦1421とキャンセル釦1422とが押下可能に表示されている。
箔用画像印刷面設定部1420にいずれかを選択してOK釦1421を押下すると選択内容が確定し、キャンセル釦1422が押下されると選択内容がキャンセルされる。
次に、本実施形態の印刷によって処理される転写媒体の印刷イメージを図5に基づいて説明する。なお、この例では、箔用画像印刷面設定でオモテが設定されているものとする。
先ず、箔用画像印刷時のプリントデータとして、図5Aの左側に示すように、成果物のウラ面用画像のみを準備して、ウラ面用シフトを適用して箔用画像印刷を片面印刷モードで実施する。例えば、ウラ面用に用意されたオモテ:0、ウラ:−10(下方シフト)のシフト量をオモテ面の印刷で使用する。印刷結果は、図5Aの右側に示されており、オモテ面に、ウラ面の設定が使用されて印刷される。ウラ面には印刷がされない。
追い刷印刷では、図5Bの左側に示すように、オモテ面、ウラ面のプリントデータを準備する。また、箔用画像を印刷した用紙は、表裏面を変えてトレイにセットする。シフト量は予めウラ面に設定されているシフト量を用いて追い刷印刷を実施する。追い刷印刷結果は、図5Bの右側に示すように、ウラ面で適正なシフトがなされている。
なお、上記では、ウラ面の設定としてシフト量の設定について説明したが、本発明としてはこれに限定されるものではなく、先端イレース量や画像形成位置設定などの画像位置設定情報においても同様に適用することができる。
次に、他の形態を図6の設定画面に基づいて説明する。
図4の設定画面1400で、箔用画像印刷面設定部1420でオモテまたはウラが選択された場合は、片面印刷モードとして、設定画面1430で動作モードを片面に設定する。設定画面1430では、印刷種類部1440に片面が設定されている。この設定では、デフォルトで片面印刷モードに設定し、変更不可にしてもよく、手動によっては変更を行えるようにしてもよい。設定画面1430では、OK釦1441とキャンセル釦1442とが押下可能に表示されており、OK釦1441を押下することで、設定が確定する。また、キャンセル釦1442を押下することで、設定がキャンセルされる。
デフォルトで片面印刷モードにすることで、そのまま印刷すれば効率よく印刷処理を行うことができる。
なお、この実施形態では、先行画像として箔用画像を形成する場合について説明したが、箔用画像以外で先行画像を形成して追い刷印刷をする場合にも本発明を適用することが可能である。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 画像形成システム
5 外部装置
6 ネットワーク
10 画像形成装置本体
14 搬送路
15 画像形成部
30 箔押し機
31 箔膜シート転写部
100 制御部
113 画像制御CPU
140 操作部
500 外部装置制御部
1400 設定画面
1420 箔用画像印刷面設定部
1430 設定画面
1440 印刷種類部

Claims (19)

  1. 転写媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理を実行可能にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記先行画像が箔用画像であり、前記箔用画像は、追い刷印刷前に箔膜を定着させるものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記箔用画像に箔膜を定着させる箔押し機を有することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、画像形成を転写媒体の片面にのみ印刷する片面印刷モードと、画像形成を転写媒体のオモテ面とウラ面の両方に印刷する両面印刷モードと、を有し、
    前記先行画像を形成する前記処理では片面印刷モードで印刷を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 操作入力を受け付ける操作部を有し、
    前記制御部は、前記操作部を通して、ユーザーに対し、先行画像を転写媒体のオモテ面に形成するか、転写媒体のウラ面に印刷するかを選択可能にすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、追い刷印刷を、先行画像を印刷した画像形成装置で実行することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、転写媒体のオモテ面にウラ面用の先行画像が形成された転写媒体を、表裏面を逆にした前提で追い刷印刷を行うことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 操作入力を受け付ける操作部を有し、
    前記制御部は、転写媒体のオモテ面にウラ面用の先行画像が形成されている場合、追い刷印刷に際し表裏面を逆にして転写媒体をセットするように前記操作部に通知を行うことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、転写媒体のウラ面に対する画像位置設定情報が、先行画像の印刷および追い刷印刷の際に有効であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記先行画像の印刷と、前記追い刷印刷とが一つのジョブとして設定されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. ウラ面の画像位置設定情報がシフト量設定、先端イレース量設定および画像形成位置調整の1つ以上であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理を実行することを特徴とする画像形成方法。
  13. 前記先行画像が箔用画像であり、追い刷印刷前に前記箔用画像に箔膜を定着させることを特徴とする請求項12記載の画像形成方法。
  14. 転写媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の管理を行う管理装置であって、
    転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理を前記画像形成装置に実行させる管理制御部を有することを特徴とする管理装置。
  15. 転写媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を制御する制御部と、を備える画像形成装置の管理装置であって、
    転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理を前記制御部に指示することを特徴とする管理装置。
  16. 転写媒体に画像を形成する画像形成部の制御を行う制御部で実行される制御プログラムであって、
    転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理の実行を制御するステップを有することを特徴とする制御プログラム。
  17. 前記先行画像が箔用画像であり、追い刷印刷前に前記箔用画像に箔膜を定着させる処理の制御を行うステップを有することを特徴とする請求項16に記載の制御プログラム。
  18. 転写媒体に画像を形成する画像形成部の制御を行う制御部に対する指示を行う管理制御部で実行される制御プログラムであって、
    転写媒体のウラ面のみに先行画像を形成して追い刷印刷を行う場合に、ウラ面の画像位置設定情報に基づいて転写媒体のオモテ面に先行画像を形成する処理の実行を指示するステップを有することを特徴とする制御プログラム。
  19. 前記先行画像が箔用画像であり、追い刷印刷前に前記箔用画像に箔膜を定着させる処理の指示を行うステップを有することを特徴とする請求項18に記載の制御プログラム。
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