JP2019181683A - 打撃工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間子の移動規制を図るものであっても安定した空打ち防止機能を発揮させる。【解決手段】ハンマードリル1は、先端工具Tを保持する筒状のツールホルダ10内に、モータ4からの回転に伴って前後動するピストン20と、ピストン20に連動して前後動する打撃子22と、打撃子22と先端工具Tとの間で前後移動可能に収容され、通常打撃時には先端工具Tの後端に当接して打撃子22からの打撃を先端工具Tへ間接的に伝える中間子23とを含んでなる打撃機構を備え、ツールホルダ10には、非打撃状態で中間子22に当接してその前後移動に抵抗を付与可能な抵抗ピン46と、抵抗ピン46を中間子22側へ付勢するリーフスプリング49とが設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、電動ハンマやハンマードリル等の打撃工具に関する。
電動ハンマやハンマードリル等の打撃工具は、モータからの回転をクランク機構等によってピストンの前後動に変換し、ピストンに連動してシリンダやツールホルダ内で前後動する打撃子により、ツールホルダに装着された先端工具の後端を中間子を介して間接的に打撃することで打撃動作が可能となっている。
この打撃工具においては、ツールホルダに先端工具が装着されない状態や、先端工具を被加工面に押し付けていない状態(以下これらを「非打撃状態」という。)では、ピストンが往復動しても打撃子による中間子への打撃が行われないように空打ち防止機構を備えたものが知られている。例えば特許文献1には、シリンダの先端に係止用Oリングを設け、中間子には円錐面を形成して、非打撃状態では、最初の空打ちで通常打撃時よりも前進した中間子の円錐面に係止用Oリングが係合して中間子の前後移動に抵抗を加えることで、中間子の打撃子側への移動を規制してその後の空打ちを防止するようにした発明が記載されている。
特許第3369844号公報
しかし、特許文献1の発明は、中間子の移動規制を弾性体であるOリングにより直接行っているため、中間子への接触を繰り返すことでOリングが摩耗或いは劣化し、中間子に加えられる抵抗力が低下して空打ち防止機能が発揮できなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、中間子の移動規制を図るものであっても、安定した空打ち防止機能を発揮させることができる打撃工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、先端工具を保持する筒状のツールホルダ内に、モータからの回転に伴って前後動するピストンと、当該ピストンに連動して前後動する打撃子と、当該打撃子と先端工具との間で前後移動可能に収容され、通常打撃時には先端工具の後端に当接して打撃子からの打撃を先端工具へ間接的に伝える中間子とを含んでなる打撃機構を備えた打撃工具であって、
ツールホルダに、非打撃状態で中間子及び/又は先端工具に当接してその前後移動に抵抗を付与可能な抵抗体と、当該抵抗体を中間子及び/又は先端工具側へ付勢する付勢部材とが設けられていることを特徴とする。
なお、「非打撃状態」とは、前述のようにツールホルダに先端工具が装着されていない状態及び、ツールホルダに装着されていても先端工具が被加工面に押し付けられていない状態をいう。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、抵抗体は、空打ち時に前進した中間子に後方から当接して中間子の後方への移動を規制する位置に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、抵抗体は金属製であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、抵抗体は、ツールホルダの内側へ向けて先細りとなるテーパ状であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの構成において、抵抗体は、ツールホルダを径方向に貫通して当該径方向へ移動可能に設けられ、付勢部材は、ツールホルダの外側から抵抗体を内側へ突出付勢することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成において、付勢部材は、ツールホルダに巻回されるC字状のリーフスプリングであることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れかの構成において、抵抗体は中間子に当接するものであり、中間子の後部に、ツールホルダの内周面にガイドされる摺接部よりも小径の抵抗体当接部が形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れかの構成において、ツールホルダの内周面に、空打ち時に前進した打撃子が摺接しない非ガイド面が形成されていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8の構成において、打撃子が前進した際に互いに当接する打撃子の前端面と中間子の後端面とは、互いに相手側へ膨出する曲面形状となっていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1の構成において、抵抗体は、空打ち時に前進した先端工具に設けた抜け止め溝に当接して先端工具の後方への移動を規制する位置に設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ツールホルダに、非打撃状態で中間子及び/又は先端工具に当接してその前後移動に抵抗を付与可能な抵抗体と、当該抵抗体を中間子及び/又は先端工具側へ付勢する付勢部材とが設けられているので、空打ちによって前進する中間子及び/又は先端工具を減勢して跳ね返りを抑え、その後の空打ちを防止することができる。また、抵抗体と別に付勢部材を用いているので、抵抗体に弾性材料を用いる必要がなくなり、摩耗や劣化のおそれを低減できる。よって、中間子及び/又は先端工具の移動規制を図るものであっても、安定した空打ち防止機能を発揮させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、抵抗体を、空打ち時に前進した中間子に後方から当接して中間子の後方への移動を規制する位置に設けているので、中間子を減勢する機能を有する抵抗体に中間子の後退を規制する機能を付与することができ、より確実な空打ち防止が可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、抵抗体を金属製としているので、摩耗や劣化のおそれがなくなって耐久性が向上する。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかに記載の効果に加えて、抵抗体を、ツールホルダの内側へ向けて先細りとなるテーパ状としているので、ツールホルダの内側への突出位置を設定しやすくなる上、ツールホルダへ方向性なく組み付けできる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の何れかに記載の効果に加えて、抵抗体を、ツールホルダを径方向に貫通して当該径方向へ移動可能に設け、付勢部材を、ツールホルダの外側から抵抗体を内側へ突出付勢するものとしているので、抵抗体をツールホルダの内側へ容易に突出付勢させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5の効果に加えて、付勢部材を、ツールホルダに巻回されるC字状のリーフスプリングとしているので、ツールホルダへの組み付けが容易に行える。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1乃至6の何れかの効果に加えて、抵抗体を中間子に当接するものとし、中間子の後部に、ツールホルダの内周面にガイドされる摺接部よりも小径の抵抗体当接部を形成しているので、抵抗体を摺接部に当接させずに抵抗を付与することができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1乃至7の何れかの効果に加えて、ツールホルダの内周面に、空打ち時に前進した打撃子が摺接しない非ガイド面を形成しているので、打撃子が最初の空打ちで非ガイド面の内側に進入することで通常打撃時の進退動の軸線から傾きやすくなり、中間子に対する最初の空打ちの打撃力を弱めて中間子の前進の勢いを減勢させることができる。よって、確実な空打ち防止に寄与できる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項8の効果に加えて、互いに当接する打撃子の前端面と中間子の後端面とを、互いに相手側へ膨出する曲面形状としているので、打撃子に多少の傾きが生じても前軸部による後軸部への適正な当接は確保され、中間子に過度の負荷を与えることがない。
請求項10に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、抵抗体を、空打ち時に前進した先端工具の抜け止め溝に当接して先端工具の後方への移動を規制する位置に設けているので、抜け止め溝を利用して先端工具へ簡単に抵抗を付与することができ、効果的な空打ち防止が可能となる。
ハンマードリルの中央縦断面図である(通常打撃時)。 図1のA部拡大図である。 抵抗ピン及びリーフスプリングの斜視図である。 ハンマードリルの中央縦断面図である(非打撃状態)。 図4のA部拡大図である。 変更例のハンマードリルの一部中央縦断面図である(通常打撃時)。 ツールホルダ及び抵抗ボール、リーフスプリングの斜視図である。 変更例のハンマードリルの一部中央縦断面図である(非打撃状態)。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、打撃工具であるハンマードリル1の一例を示す中央縦断面図である。
ハンマードリル1は、本体ハウジング2の前側下部に、出力軸5を上向きにしたモータ4を収容するモータハウジング3を上下方向に連結し、その上方に、それぞれ出力軸5と噛合するクランクシャフト7及び中間シャフト8を収容したギアハウジング6を内設している。ギアハウジング6の前側には、筒状のツールホルダ10を前向きに収容する前ハウジング9を組み付けている。本体ハウジング2の後部には、ハンドルハウジング11を連結し、前部には、前ハウジング9を覆うハウジングカバー12を連結している。
中間シャフト8は、ツールホルダ10の後端に設けられたベベルギア13と噛合し、ツールホルダ10の先端には、操作スリーブ14によってドリルビット等の先端工具Tが装着可能となっている。ハンドルハウジング11には、スイッチ15及びスイッチレバー16が設けられ、下部には電源コード17が接続されている。
ツールホルダ10内には、クランクシャフト7の偏心ピン18にコネクティングロッド19を介して連結されて往復動するピストン20が設けられている。ピストン20の前方には、空気室21を介して打撃子22が収容され、その前方に中間子23が収容されて打撃機構が形成されている。打撃子22は、図2に示すように、前部中心に、前方へ突出する前軸部24を有し、前軸部24の前面は、前方へ僅かに膨出する曲面形状としての球面25となっている。
中間子23の中間部は、後述する前ガイド面36にガイドされる大径の摺接部26となっているが、中間子23の後部は、摺接部26よりも小径の抵抗体当接部としてのピン当接部27となっている。ピン当接部27の後部は、後方へ行くに従って徐々に小径となるテーパ部28となり、テーパ部28の中心には、後方へ突出する後軸部29が形成されている。後軸部29の後面は、後方へ僅かに突出する曲面形状としての球面30となっている。
一方、ツールホルダ10の内周面には、ピストン20及び打撃子22が収容される後ガイド面35と、中間子23が収容されて後ガイド面35よりも小径の前ガイド面36とがそれぞれ形成されている。また、後ガイド面35において、通常打撃時での打撃子22の前進位置よりも前側には、後ガイド面35の内径よりも大径で空打ち時に前進した打撃子22の外周面と非接触となる非ガイド面37が部分的に設けられて、非ガイド面37の位置でツールホルダ10には、ツールホルダ10の内外を連通させる空気抜き孔38,38が貫通形成されている。
さらに、ツールホルダ10内で後ガイド面35の前端には、中間子23の後軸部29が貫通して中間子23の後面を受ける前受けリング39が設けられて、前受けリング39の後方には、空打ちによって打撃子22が前進した際に打撃子22の前軸部24を把持する把持リング40が設けられている。また、把持リング40の後方には、前軸部24が貫通して打撃子22の前面を受ける後受けリング41が設けられている。
これら前受けリング39、把持リング40、後受けリング41は、前受けリング39が後ガイド面35と前ガイド面36との間に形成される段部42に当接して前方への移動が規制された状態で、把持リング40、後受けリング41の順に収容されて、後受けリング41が後ガイド面35に係止する係止リング43によって後退が規制されることで前後への位置決めがなされている。
そして、ツールホルダ10における前ガイド面36の後端位置には、半径方向で外側から内側へ向かって先細りのテーパ状となる貫通孔45が半径方向に形成されて、この貫通孔45に抵抗体としての抵抗ピン46が挿入されている。この抵抗ピン46は、図3に示すように、貫通孔45に合わせた先細りのテーパ状に形成された金属製の軸体で、先細りの先端には半球状の球面部47が連続状に形成される一方、基端側には、軸方向に等径となる小径の突起部48が形成されている。
この抵抗ピン46の位置でツールホルダ10の外周には、付勢部材としてのリーフスプリング49が外装されている。このリーフスプリング49は、帯状の金属板をC字状に折曲してなるもので、幅方向の中央には、長手方向の両端を除いてスリット50が形成されて、一方の端部には、透孔51が形成されている。
ここでは抵抗ピン46を貫通孔45に球面部47から差し込んだ状態で、ツールホルダ10の外周にリーフスプリング49を、透孔51に抵抗ピン46の突起部48を挿通させた状態で外装させる。すると、リーフスプリング49の弾性によって抵抗ピン46がツールホルダ10の中心側へ押圧され、球面部47を貫通孔45から内側へ突出させた突出位置に付勢される。この抵抗ピン46は、中間子23のピン当接部27に当接しない状態では、図5に示すように、球面部47の先端が中間子23のピン当接部27の外周面よりもツールホルダ10の中心側へ突出するようになっている。
以上の如く構成されたハンマードリル1においては、本体ハウジング2の左側面に設けられた図示しないチェンジレバーにより、クランクシャフト7を回転させて先端工具Tに打撃を付与するハンマモード、中間シャフト8を回転させてツールホルダ10と共に先端工具Tを回転させるドリルモード、クランクシャフト7と中間シャフト8とを同時に動作させて先端工具Tに打撃と回転とを付与するハンマドリルモードとが選択可能となっている。
ここで、ツールホルダ10の先端から先端工具Tを差し込み装着し、先端工具Tの先端を被加工面に押し当てると、先端工具Tが押し込まれて中間子23を後退させ、中間子23が前受けリング39に当接して後軸部29を後受けリング41内に突出させた後退位置で押し込みが規制される。この中間子23が後退する際、ツールホルダ10内に突出している抵抗ピン46の球面部47がテーパ部28に当接し、そのまま中間子23の後退につれて球面部47がテーパ部28の外周側へ相対移動することで抵抗ピン46がリーフスプリング49の付勢に抗して貫通孔45内を径方向外側へ後退する。そして、中間子23の後退位置での抵抗ピン46は、図1,2に示すように球面部47をピン当接部27の外周に押圧させた状態となる。
次に、チェンジレバーでハンマモード或いはハンマドリルモードを選択した状態でスイッチレバー16を押し込み操作してスイッチ15をONさせると、モータ4が駆動して出力軸5が回転し、クランクシャフト7を回転させる。よって、偏心ピン18の偏心運動によってコネクティングロッド19を介してピストン20が前後動し、空気室21を介して打撃子22を前後動させ、打撃子22の前軸部24が、後受けリング41内の中間子23の後軸部29を打撃する。こうして打撃子22により中間子23を介して先端工具Tが間接的に打撃され、先端工具Tによる被加工面の切削等が可能となる。
そして、先端工具Tを被加工面に押し当てない(或いは先端工具Tをツールホルダ10に装着していない)非打撃状態のままスイッチレバー16を押し込み操作すると、図4,5に示すように、打撃子22による最初の打撃(空打ち)で中間子23が後退位置から前方へ移動することになる。このとき、中間子23は、抵抗ピン46によってピン当接部27が半径方向外側から押圧されて抵抗が付与された状態で前進するため、前進の勢いは減勢され、前端がツールホルダ10の前側内面に衝突した後の跳ね返りは少なくなる。また、跳ね返ったとしても、中間子23が前進して突出位置に復帰している抵抗ピン46の球面部47がテーパ部28の周縁に後方から係合するため、ここで中間子23の後退は規制され、後退位置まで戻ることはない。従って、その後の空打ちは防止される。
一方、最初の空打ちで前進した打撃子22は、前軸部24の先端が把持リング40内に達する位置まで前進する。ここで、ツールホルダ10には、打撃子22の前進によって開放する通気孔31,31・・(図4)が周方向に複数形成されているため、空気室21がツールホルダ10の外部と連通して空気バネの作用が失われる。よって、打撃子22は、前軸部24の前端が把持リング40に嵌合する位置で保持されてピストン20との連動が遮断される。
また、ツールホルダ10の後ガイド面35には、打撃子22より大径の非ガイド面37が形成されているので、打撃子22が最初の空打ちで前進する際、非ガイド面37の内側に進入して後ガイド面35による前進のガイドを失わせる。これにより、打撃子22が通常打撃時の前後動の軸線から傾きやすくなり、中間子23に対する最初の空打ちの打撃力自体が弱められる。なお、打撃子22の前軸部24の前端面と中間子23の後軸部29の後端面とには、互いに相手側へ膨出する球面25,30が形成されているため、打撃子22に多少の傾きが生じても前軸部24による後軸部29への適正な当接は確保される。
このように、上記形態のハンマードリル1によれば、ツールホルダ10に、非打撃状態で中間子23に当接してその前後移動に抵抗を付与可能な抵抗ピン46(抵抗体)と、当該抵抗ピン46を中間子23側へ付勢するリーフスプリング49(付勢部材)とが設けられているので、空打ちによって前進する中間子23を減勢して跳ね返りを抑え、その後の空打ちを防止することができる。また、抵抗ピン46と別に付勢用のリーフスプリング49を用いているので、抵抗ピン46に弾性材料を用いる必要がなくなり、摩耗や劣化のおそれを低減できる。よって、中間子23の移動規制を図るものであっても、安定した空打ち防止機能を発揮させることができる。
特にここでは、抵抗ピン46を、空打ち時に前進した中間子23に後方から当接して中間子23の後方への移動を規制する位置に設けているので、中間子23を減勢する機能を有する抵抗ピン46に中間子23の後退を規制する機能を付与することができ、より確実な空打ち防止が可能となる。
また、抵抗ピン46を金属製としているので、摩耗や劣化のおそれがなくなって耐久性が向上する。
さらに、抵抗ピン46を、ツールホルダ10の内側へ向けて先細りとなるテーパ状としているので、ツールホルダ10の内側への突出位置を設定しやすくなる上、ツールホルダ10へ方向性なく組み付けできる。
加えて、抵抗ピン46を、ツールホルダ10を径方向に貫通して当該径方向へ移動可能に設け、リーフスプリング49を、ツールホルダ10の外側から抵抗ピン46を内側へ突出付勢するものとしているので、抵抗ピン46をツールホルダ10の内側へ容易に突出付勢させることができる。
また、付勢部材を、ツールホルダ10に巻回されるC字状のリーフスプリング49としているので、ツールホルダ10への組み付けが容易に行える。
さらに、中間子23の後部に、ツールホルダ10の前ガイド面36にガイドされる摺接部26よりも小径のピン当接部27を形成しているので、抵抗ピン46を摺接部26に当接させずに抵抗を付与することができる。
一方、ツールホルダ10の内周面に、空打ち時に前進した打撃子22が摺接しない非ガイド面37を形成しているので、打撃子22が最初の空打ちで非ガイド面37の内側に進入することで通常打撃時の前後動の軸線から傾きやすくなり、中間子23に対する最初の空打ちの打撃力を弱めて中間子23の前進の勢いを減勢させることができる。よって、確実な空打ち防止に寄与できる。
また、このとき、打撃子22が前進した際に互いに当接する打撃子22の前端面と中間子23の後端面とは、互いに相手側へ膨出する球面25,30が形成されているので、打撃子22に多少の傾きが生じても前軸部24による後軸部29への適正な当接は確保され、中間子23に過度の負荷を与えることがない。
なお、抵抗ピンの形状は上記形態のテーパ状に限らず、軸方向の全長に亘って等径とする等、適宜変更可能である。また、抵抗体としてはピン形状に限らず、ボールやローラ等も採用できる。抵抗体の数も1つでなく、ツールホルダへ同心円上に複数配置してもよい。さらに、ツールホルダの周方向へ長く形成して中間子との接触面積を多くしても差し支えない。抵抗体の材質も金属以外にセラミックや硬質の樹脂等が採用可能である。
一方、付勢部材もリーフスプリングに限らず、ツールホルダに巻回されるワイヤや、ツールホルダに巻回させない板バネ等も採用できる。ツールホルダの外周に形成した凹溝内に付勢部材を収容してもよい。
そして、上記形態では、中間子の後部に小径の抵抗体当接部を形成しているが、これをなくして摺接部に抵抗体を当接させてもよい。ツールホルダの内周面に設ける非ガイド面も省略できる。また、打撃子の前端面と中間子の後端面とに形成される曲面形状は、方向性のない球面でなく方向性のある曲面等としてもよいし、曲面形状でなくてもよい。
また、上記形態では、中間子に対して抵抗を付与する抵抗体を設けているが、先端工具に対して抵抗を付与する抵抗体を設けてもよい。
図6はその変更例に係るハンマードリル1Aを示すもので、まず、操作スリーブ14内でツールホルダ10の先端部55には、一対のボール56,56が設けられている。このボール56,56は、先端部55へ径方向に穿設される長孔57,57内で軸心側へ出没可能に保持されて、コイルバネ58によって前進位置へ付勢される操作スリーブ14内のロックリング59によって,先端部55の軸心側への突出位置へ押圧される。これにより、先端工具Tの外周で前後方向に設けた一対の抜け止め溝60,60にボール56,56が係合して、先端工具Tを先端部55に対して抜け止め及び回り止めすることになる。コイルバネ58の付勢に抗して操作スリーブ14を後退させれば、ロックリング59も後退してボール56,56への押圧を解除するため、先端工具Tの抜き差しが可能となる。
そして、先端部55において、上側のボール56の前方には、ボール56よりも小径の抵抗体としての金属製の抵抗ボール61が、先端部55へ径方向に穿設される透孔62を介して軸心側へ出没可能に設けられている。また、抵抗ボール61の位置で先端部55の外周には、図7にも示すように、C字状のリーフスプリング63が外装されており、その外装状態で、リーフスプリング63の端部に設けた小孔64が抵抗ボール61に外側から嵌合して、抵抗ボール61を、透孔62から軸心側へ部分的に突出する突出位置に押圧している。よって、図6に示す通常打撃時では、挿入された先端工具Tの外周面に当接した抵抗ボール61が、リーフスプリング63の付勢に抗して径方向外側へ後退することで、抵抗ボール61は常に先端工具Tを押圧して抵抗を付与する状態となる。リーフスプリング63の前側にはワッシャ65が外装されてリーフスプリング63の前方への移動が規制されている。
一方、先端工具Tを被加工面に押し当てない非打撃状態のままスイッチレバー16を押し込み操作すると、図8に示すように、打撃子22による最初の打撃(空打ち)で中間子23が後退位置から前方へ移動すると共に、先端工具Tも前方へ移動することになる。このとき、先端工具Tは、抵抗ボール61によって抵抗が付与された状態で前進するため、前進の勢いは減勢され、図8のようにボール56,56が抜け止め溝60,60の後端に衝突した後の跳ね返りは少なくなる。また、跳ね返ったとしても、ボール56,56が抜け止め溝60,60の後端に当接した位置では、抵抗ボール61は抜け止め溝60の前端に相対移動して突出位置に復帰する。よって、抵抗ボール61が抜け止め溝60の前端に後方から係合するため、ここで先端工具Tの後退は弾性的に規制され、後退位置まで戻ることはない。従って、その後の空打ちは防止される。
このように、上記変更例のハンマードリル1Aにおいても、ツールホルダ10に、非打撃状態で先端工具Tに当接してその前後移動に抵抗を付与可能な抵抗ボール61(抵抗体)と、当該抵抗ボール61を先端工具T側へ付勢するリーフスプリング63(付勢部材)とが設けられているので、空打ちによって前進する先端工具Tを減勢して跳ね返りを抑え、その後の空打ちを防止することができる。
特にここでは、抵抗ボール61を、空打ち時に前進した先端工具Tの抜け止め溝60に当接して先端工具Tの後方への移動を規制する位置に設けているので、抜け止め溝60を利用して先端工具Tへ簡単に抵抗を付与することができ、効果的な空打ち防止が可能となる。
なお、上記変更例では、抵抗体としてボールを採用しているが、前後に長いローラを採用したり、先の形態のようなピン形状を採用したりしてもよい。
また、ここでも抵抗体の数は1つでなく、先端部へ同心円上に複数配置してもよいし、抵抗体の材質も金属以外にセラミックや硬質の樹脂等が採用可能である。
さらに、付勢部材もリーフスプリングに限らず、先端部に巻回されるワイヤや、先端部に巻回させない板バネ等も採用できる。先端部の外周に形成した凹溝内に付勢部材を収容してもよい。
そして、上記変更例では、中間子側と先端工具側とにそれぞれ抵抗体を設けて空打ち防止効果を高めているが、所望の空打ち防止効果が得られれば、中間子側の抵抗体をなくして先端工具側のみに抵抗体を設けても差し支えない。
その他、上記形態及び変更例に共通して、ハンマードリルの形態も、例えば打撃機構は、ツールホルダと平行な中間軸に設けたボススリーブに軸線を傾けたスワッシュベアリングを介してアームを揺動可能に設けて、アームに連結したピストンシリンダを前後動させる構造であっても、抵抗体と付勢部材とは採用できる。また、モータの向きや種類も上記形態に限らないし、AC機でなくバッテリーパックを装着するDC機であってもよい。
さらに、打撃工具としてはハンマードリルに限らず、打撃機構のみを備えた電動ハンマであっても本発明は適用可能である。
1,1A・・ハンマードリル、2・・本体ハウジング、3・・モータハウジング、4・・モータ、5・・出力軸、10・・ツールホルダ、18・・偏心ピン、19・・コネクティングロッド、20・・ピストン、21・・空気室、22・・打撃子、24・・前軸部、25,30・・球面、26・・摺接部、27・・ピン当接部、28・・テーパ部、29・・後軸部、35・・後ガイド面、36・・前ガイド面、37・・非ガイド面、45・・貫通孔、46・・抵抗ピン、47・・球面部、49,63・・リーフスプリング、55・・先端部、56・・ボール、60・・抜け止め溝、61・・抵抗ボール、T・・先端工具。

Claims (10)

  1. 先端工具を保持する筒状のツールホルダ内に、モータからの回転に伴って前後動するピストンと、当該ピストンに連動して前後動する打撃子と、当該打撃子と前記先端工具との間で前後移動可能に収容され、通常打撃時には前記先端工具の後端に当接して前記打撃子からの打撃を前記先端工具へ間接的に伝える中間子とを含んでなる打撃機構を備えた打撃工具であって、
    前記ツールホルダに、非打撃状態で前記中間子及び/又は前記先端工具に当接してその前後移動に抵抗を付与可能な抵抗体と、当該抵抗体を前記中間子及び/又は前記先端工具側へ付勢する付勢部材とが設けられていることを特徴とする打撃工具。
  2. 前記抵抗体は、空打ち時に前進した前記中間子に後方から当接して前記中間子の後方への移動を規制する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の打撃工具。
  3. 前記抵抗体は金属製であることを特徴とする請求項1又は2に記載の打撃工具。
  4. 前記抵抗体は、前記ツールホルダの内側へ向けて先細りとなるテーパ状であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の打撃工具。
  5. 前記抵抗体は、前記ツールホルダを径方向に貫通して当該径方向へ移動可能に設けられ、前記付勢部材は、前記ツールホルダの外側から前記抵抗体を内側へ突出付勢することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の打撃工具。
  6. 前記付勢部材は、前記ツールホルダに巻回されるC字状のリーフスプリングであることを特徴とする請求項5に記載の打撃工具。
  7. 前記抵抗体は前記中間子に当接するものであり、前記中間子の後部に、前記ツールホルダの内周面にガイドされる摺接部よりも小径の抵抗体当接部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の打撃工具。
  8. 前記ツールホルダの内周面に、空打ち時に前進した前記打撃子が摺接しない非ガイド面が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の打撃工具。
  9. 前記打撃子が前進した際に互いに当接する前記打撃子の前端面と前記中間子の後端面とは、互いに相手側へ膨出する曲面形状となっていることを特徴とする請求項8に記載の打撃工具。
  10. 前記抵抗体は、空打ち時に前進した前記先端工具の抜け止め溝に当接して前記先端工具の後方への移動を規制する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の打撃工具。
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