JPH04343682A - 打撃工具 - Google Patents
打撃工具Info
- Publication number
- JPH04343682A JPH04343682A JP11187991A JP11187991A JPH04343682A JP H04343682 A JPH04343682 A JP H04343682A JP 11187991 A JP11187991 A JP 11187991A JP 11187991 A JP11187991 A JP 11187991A JP H04343682 A JPH04343682 A JP H04343682A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate shaft
- clutch
- cylinder
- tool
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は打撃工具に係り、特に打
撃工具の揺動体へ回転力を伝達する構造に関するもので
ある。
撃工具の揺動体へ回転力を伝達する構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】打撃工具の従来技術の例を図を用いて説
明する。図4は打撃工具の縦断面図、図5は中間軸の説
明図であり、1はハウジング、2は駆動軸、3はファ−
ストギヤ、4は中間軸、5はセカンドギヤ、6はシリン
ダ、7は先端工具、8は揺動体、9はクラッチ、10は
スプリングA、11は球、12はスラストプレ−ト、1
3はスラストベアリング、14はピストンピン、15は
ピストン、16は空気室、17は打撃子、18は中間子
、19はスプリングB、21は被削材、22は穴を示し
ている。
明する。図4は打撃工具の縦断面図、図5は中間軸の説
明図であり、1はハウジング、2は駆動軸、3はファ−
ストギヤ、4は中間軸、5はセカンドギヤ、6はシリン
ダ、7は先端工具、8は揺動体、9はクラッチ、10は
スプリングA、11は球、12はスラストプレ−ト、1
3はスラストベアリング、14はピストンピン、15は
ピストン、16は空気室、17は打撃子、18は中間子
、19はスプリングB、21は被削材、22は穴を示し
ている。
【0003】電動機(図示せず)の動力による駆動軸2
の回転は、駆動軸2の端部に設けているピニオンと中間
軸4の後端部に設けているファ−ストギヤ3とのかみあ
いにより中間軸4に、中間軸4の回転は中間軸4の前端
部に設けているピニオンとシリンダ6の外周部に固定し
ているセカンドギヤ5とのかみあいによりシリンダ6に
、シリンダ6の回転はシリンダ6に固着されている先端
工具7にそれぞれ伝達され、駆動軸2が回転している間
は先端工具7も回転する構造になっている。
の回転は、駆動軸2の端部に設けているピニオンと中間
軸4の後端部に設けているファ−ストギヤ3とのかみあ
いにより中間軸4に、中間軸4の回転は中間軸4の前端
部に設けているピニオンとシリンダ6の外周部に固定し
ているセカンドギヤ5とのかみあいによりシリンダ6に
、シリンダ6の回転はシリンダ6に固着されている先端
工具7にそれぞれ伝達され、駆動軸2が回転している間
は先端工具7も回転する構造になっている。
【0004】このような構造において、被削材21の非
穴明け時には先端工具7はスプリングB19によりスラ
ストプレ−ト12、スラストベアリング13及びシリン
ダ6を介して前方に押し出され、これに連動して、クラ
ッチ9も前方に移動する。このため、球11は中間軸4
の回転に伴って生じる遠心力により中間軸4の穴22(
この例では、90゜の位相で4個の穴を設けている。)
から飛び出し、揺動体8の穴の中にあってクラッチ9の
内周面の後端部分に接触している。被削材21の穴明け
が始まると先端工具7はスラストプレ−ト12がハウジ
ング1に当接するまで後退し続ける。この際、クラッチ
9はスプリングA10を介してスラストプレ−ト12に
よって押されて中間軸4に遊合しながら後方に移動する
。クラッチ9が後方に移動する場合、クラッチ9の内周
面は後端において内径が最大となるテ−パ状になってい
るので、揺動体8の穴の中にあってクラッチ9の内周面
の後端部分に接触している球11は、中間軸4の軸心方
向に押し込まれ、中間軸4の穴22に入れられる。これ
によって、揺動体8が中間軸4に連結され、中間軸4の
回転力により揺動体8の揺動運動が行われる。 揺動体8の揺動運動はピストンピン14を介してシリン
ダ6内のピストン15を往復運動させ、この往復運動に
よりピストン15内に設けられた空気室16の空気バネ
により打撃子17が押し出され中間子18を介して先端
工具7に打撃を加えている。
穴明け時には先端工具7はスプリングB19によりスラ
ストプレ−ト12、スラストベアリング13及びシリン
ダ6を介して前方に押し出され、これに連動して、クラ
ッチ9も前方に移動する。このため、球11は中間軸4
の回転に伴って生じる遠心力により中間軸4の穴22(
この例では、90゜の位相で4個の穴を設けている。)
から飛び出し、揺動体8の穴の中にあってクラッチ9の
内周面の後端部分に接触している。被削材21の穴明け
が始まると先端工具7はスラストプレ−ト12がハウジ
ング1に当接するまで後退し続ける。この際、クラッチ
9はスプリングA10を介してスラストプレ−ト12に
よって押されて中間軸4に遊合しながら後方に移動する
。クラッチ9が後方に移動する場合、クラッチ9の内周
面は後端において内径が最大となるテ−パ状になってい
るので、揺動体8の穴の中にあってクラッチ9の内周面
の後端部分に接触している球11は、中間軸4の軸心方
向に押し込まれ、中間軸4の穴22に入れられる。これ
によって、揺動体8が中間軸4に連結され、中間軸4の
回転力により揺動体8の揺動運動が行われる。 揺動体8の揺動運動はピストンピン14を介してシリン
ダ6内のピストン15を往復運動させ、この往復運動に
よりピストン15内に設けられた空気室16の空気バネ
により打撃子17が押し出され中間子18を介して先端
工具7に打撃を加えている。
【0005】先端工具7が被削材21から離れた場合は
、上述の非穴明け時と同じになり、スプリングB19に
より先端工具7は前方に押し出される。これに連動して
、クラッチ9も前方に移動する。このため、穴22に入
っていた球11は飛び出して、中間軸4と揺動体8との
連結は解除され、打撃は停止される。
、上述の非穴明け時と同じになり、スプリングB19に
より先端工具7は前方に押し出される。これに連動して
、クラッチ9も前方に移動する。このため、穴22に入
っていた球11は飛び出して、中間軸4と揺動体8との
連結は解除され、打撃は停止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術の例
では、中間軸の回転が停止した状態又はほとんど回転が
停止した状態にならないと、球が中間軸の穴に入らず、
中間軸の回転力を揺動体に伝達できないという問題があ
った。
では、中間軸の回転が停止した状態又はほとんど回転が
停止した状態にならないと、球が中間軸の穴に入らず、
中間軸の回転力を揺動体に伝達できないという問題があ
った。
【0007】本発明の目的は、中間軸の回転を停止せず
に中間軸と揺動体が容易に連結されるようにして、打撃
工具の穴あけ作業の効率を向上させることである。
に中間軸と揺動体が容易に連結されるようにして、打撃
工具の穴あけ作業の効率を向上させることである。
【0008】
【発明が解決しようとする手段】上記目的は次のように
して達成することができる。
して達成することができる。
【0009】打撃工具において、ハウジングの後端部に
設けられ電動機の動力により回転する駆動軸と、駆動軸
の端部に設けているピニオンと、ピニオンとかみあうギ
ヤと、ギヤを後端部に設けている中間軸と、中間軸の前
端部に設けているピニオンと、ピニオンとかみあうギヤ
を外周面に固定しているシリンダと、シリンダに固着さ
れている先端工具と、被削材の穴明け時には先端工具と
連動して後退するスラストプレ−トと、スラストプレ−
トの後退に伴い中間軸に遊合しながら後方に移動するク
ラッチと、中間軸の外周面において円周方向に設けられ
てある長溝と、クラッチの作動により長溝に入る球又は
コロ状の部材と、球又はコロ状の部材が長溝に入ること
により中間軸に連結される揺動体と、揺動体が中間軸の
回転力により行う揺動運動を往復運動に変換するピスト
ンピンと、ピストンピンと一体化されていてシリンダ内
にあって往復運動をするピストンと、ピストンの往復運
動によって空気バネ作用が生じる空気室と、空気バネ作
用により押し出される打撃子と、打撃子により打撃が加
えられ打撃力を先端工具に伝える中間子とを有すること
。
設けられ電動機の動力により回転する駆動軸と、駆動軸
の端部に設けているピニオンと、ピニオンとかみあうギ
ヤと、ギヤを後端部に設けている中間軸と、中間軸の前
端部に設けているピニオンと、ピニオンとかみあうギヤ
を外周面に固定しているシリンダと、シリンダに固着さ
れている先端工具と、被削材の穴明け時には先端工具と
連動して後退するスラストプレ−トと、スラストプレ−
トの後退に伴い中間軸に遊合しながら後方に移動するク
ラッチと、中間軸の外周面において円周方向に設けられ
てある長溝と、クラッチの作動により長溝に入る球又は
コロ状の部材と、球又はコロ状の部材が長溝に入ること
により中間軸に連結される揺動体と、揺動体が中間軸の
回転力により行う揺動運動を往復運動に変換するピスト
ンピンと、ピストンピンと一体化されていてシリンダ内
にあって往復運動をするピストンと、ピストンの往復運
動によって空気バネ作用が生じる空気室と、空気バネ作
用により押し出される打撃子と、打撃子により打撃が加
えられ打撃力を先端工具に伝える中間子とを有すること
。
【0010】
【作用】上記のように構成された打撃工具では、穴明け
時、先端工具は回転しながら後退し、これと連動してク
ラッチも後方に移動する。この場合、揺動体に設けた穴
の中にあってクラッチの内周面に接触している球又はコ
ロ状の部材は、クラッチの内周面がテ−パ状になってい
るため、軸心方向に押し込まれる。
時、先端工具は回転しながら後退し、これと連動してク
ラッチも後方に移動する。この場合、揺動体に設けた穴
の中にあってクラッチの内周面に接触している球又はコ
ロ状の部材は、クラッチの内周面がテ−パ状になってい
るため、軸心方向に押し込まれる。
【0011】このとき、従来では、球又はコロ状の部材
が入るのは、中間軸の外周面に設けられている穴であっ
たため、中間軸が回転している状態では入りにくい状態
にあった。
が入るのは、中間軸の外周面に設けられている穴であっ
たため、中間軸が回転している状態では入りにくい状態
にあった。
【0012】しかし、本発明の場合は、中間軸の外周面
にある穴を、この外周面の円周方向に延びている溝で置
き換えたため、中間軸の回転中において、球又はコロ状
の部材が穴上よりも溝上に留まっている時間が長く、し
たがって、球又はコロ状の部材は溝内に入りやすくなる
。
にある穴を、この外周面の円周方向に延びている溝で置
き換えたため、中間軸の回転中において、球又はコロ状
の部材が穴上よりも溝上に留まっている時間が長く、し
たがって、球又はコロ状の部材は溝内に入りやすくなる
。
【0013】
【実施例】本発明の打撃工具の一実施例を図を用いて説
明する。図1は一実施例の打撃工具の縦断面図、図2は
一実施例の中間軸の説明図、図3は図2のI−I断面図
であり、20は長溝を示しており、そのほかは前出の符
号である。
明する。図1は一実施例の打撃工具の縦断面図、図2は
一実施例の中間軸の説明図、図3は図2のI−I断面図
であり、20は長溝を示しており、そのほかは前出の符
号である。
【0014】図1が前述の図4と異なるところは中間軸
4であり、従来例では図4及び図5に示したように中間
軸4の外周面に穴22を設けていたのに対し、本発明で
は中間軸4の外周面に溝20を設けたことである。本実
施例では、図3に示すように、中間軸4の外周面に溝2
0を2個設けてあり、1個当たりの溝20は、ほぼ隣接
して周方向に並べた2個の球11が入るような周方向長
さになっている。これらの2個の球11のそれぞれにお
いて、球11の中心と中間軸4の軸心を結んで得られる
2本の線のなす角度をαとした場合、本実施例ではαは
45゜を採用している。
4であり、従来例では図4及び図5に示したように中間
軸4の外周面に穴22を設けていたのに対し、本発明で
は中間軸4の外周面に溝20を設けたことである。本実
施例では、図3に示すように、中間軸4の外周面に溝2
0を2個設けてあり、1個当たりの溝20は、ほぼ隣接
して周方向に並べた2個の球11が入るような周方向長
さになっている。これらの2個の球11のそれぞれにお
いて、球11の中心と中間軸4の軸心を結んで得られる
2本の線のなす角度をαとした場合、本実施例ではαは
45゜を採用している。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、中間軸の外周面に長溝
を設けたことにより、球又はコロ状の部材が長溝に入り
やすく、クラッチによる中間体と揺動体との連結が容易
に行われ、打撃工具の穴明け効率が向上する。
を設けたことにより、球又はコロ状の部材が長溝に入り
やすく、クラッチによる中間体と揺動体との連結が容易
に行われ、打撃工具の穴明け効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の打撃工具の縦断面図である
。
。
【図2】本発明の一実施例の中間軸の説明図である。
【図3】図2のI−I断面図である。
【図4】従来例の打撃工具の縦断面図である。
【図5】従来例の中間軸の説明図である。
1…ハウジング、2…駆動軸、4…中間軸、6…シリン
ダ、7…先端工具、8…揺動体、9…クラッチ、10…
スプリングA、11…球、12…スラストプレ−ト、1
4…ピストンピン、15…ピストン、16…空気室、1
7…打撃子、18…中間子、19…スプリングB、20
…長溝、22…穴。
ダ、7…先端工具、8…揺動体、9…クラッチ、10…
スプリングA、11…球、12…スラストプレ−ト、1
4…ピストンピン、15…ピストン、16…空気室、1
7…打撃子、18…中間子、19…スプリングB、20
…長溝、22…穴。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングの後端部に設けられ電動機
の動力により回転する駆動軸と、該駆動軸の端部に設け
ているピニオンと、該ピニオンとかみあうギヤと、該ギ
ヤを後端部に設けている中間軸と、該中間軸の前端部に
設けているピニオンと、該ピニオンとかみあうギヤを外
周面に固定しているシリンダと、該シリンダに固着され
ている先端工具と、被削材の穴明け時には該先端工具と
連動して後退するスラストプレ−トと、該スラストプレ
−トの後退に伴い前記中間軸に遊合しながら後方に移動
するクラッチと、前記中間軸の外周面において円周方向
に設けられてある長溝と、前記クラッチの作動により前
記長溝に入る球又はコロ状の部材と、該球又はコロ状の
部材が前記長溝に入ることにより前記中間軸に連結され
る揺動体と、前記揺動体が前記中間軸の回転力により行
う該揺動運動を往復運動に変換するピストンピンと、該
ピストンピンと一体化されていて前記シリンダ内にあっ
て前記往復運動をするピストンと、該ピストンの往復運
動によって空気バネ作用が生じる空気室と、前記空気バ
ネ作用により押し出される打撃子と、該打撃子により打
撃が加えられ該打撃の力を前記先端工具に伝える中間子
とを有してなることを特徴とする打撃工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11187991A JPH04343682A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 打撃工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11187991A JPH04343682A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 打撃工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04343682A true JPH04343682A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=14572445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11187991A Withdrawn JPH04343682A (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 打撃工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04343682A (ja) |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP11187991A patent/JPH04343682A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |