JP2595262B2 - ハンマードリル - Google Patents

ハンマードリル

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JP2595262B2
JP2595262B2 JP62230539A JP23053987A JP2595262B2 JP 2595262 B2 JP2595262 B2 JP 2595262B2 JP 62230539 A JP62230539 A JP 62230539A JP 23053987 A JP23053987 A JP 23053987A JP 2595262 B2 JP2595262 B2 JP 2595262B2
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JP
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hammer drill
hammer
gear
motor
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JP62230539A
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尚 小田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
本発明はドリルビットのようなツールに回転に加えて
軸方向の打撃衝撃も与えるハンマードリルに関する。
【背景技術】
コンクリートへの孔明けのための工具としてハンマー
ドリルと称されるものがある。これは特開昭57−201185
号公報に示されているように、軸方向に往復駆動される
ピストンと、同じく軸方向に摺動自在なハンマーとを設
けるとともに、両者の間に空気ばねを介在させて、ハン
マーの動きを空気ばねを介してハンマーに伝えるととも
に、回転駆動されるツールに対してこのハンマーで更に
打撃衝撃を加えるようにしたものである。 ところでこの種のハンマードリルにおいては、ツール
を保持しているチャックを通じてツールに回転力を与え
ており、そしてツールの回転駆動及び打撃を加えるため
のピストンの駆動は、単一のモータの動力を振り分ける
ことによって行っている。このために、ツールにかかる
負荷が大きくなってモータの回転数が低下すると、ピス
トンの振動数も低下し、ハンマーによるツールの打撃回
数が少なくなると同時にハンマーのスピードも低下する
ために、打撃力も大きく低下して穿孔能力が極端に低く
なってしまい、深い孔を穿孔する時のような高負荷作業
時には、その穿孔速度がかなり遅くなるという問題を有
している。
【発明の目的】
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところはツールにかかる負荷が大きくなっ
ても穿孔能力が急落することがないハンマードリルを提
供するにある。
【発明の開示】
しかして本発明は、ツールを回転駆動させる回転駆動
部と、上記ツールに軸方向の打撃衝撃を加える打撃駆動
部とを備えたハンマードリルにおいて、モータの回転を
ツールに伝える回転駆動部中で且つ上記打撃駆動部への
動力振り分け部よりもルーツ側の部分に、ツールにかか
る負荷の増減に応じて減速比の自動切り換えを行う変速
手段を設けていることに特徴を有して、ツールに係る負
荷が増大すれば変速手段の自動変速によって減速比が大
きくなるために、モータの回転数の低下やピストンの打
撃数の低下が生じないものである。 以下本発明を図示実施例に基づき詳述する。まず全体
構造について説明すると、本体ハウジング1は第4図に
示すように、その前端にドリルビットのようなツール8
が装着されるチャック部13を有するものであって、後端
下部からはハンドル部16が延出されており、蓄電池パッ
ク9がハンドル部16の下端に着脱自在とされている。図
中14はスイッチハンドル、15は回転方向切換ハンドルで
ある。 モータ2は第1図に示すように本体ハウジング1の後
部にその軸方向が前後方向とされた状態で収納されてお
り、その出力軸20にはピニオン21が固着されている。こ
のピニオン21は、本体ハウジング1前部のギアケースを
兼ねたハウジング11とモータ取付台12とによって両端が
軸受22,22を介して回転自在に支持されて軸方向がモー
タ2の軸方向と平行とされている中間軸23の一端に圧入
固定された減速ギア24と噛み合っている。また中間軸23
はその一端側に運動変換部材5における球状体50が遊転
自在に取り付けられ、中間部には中間軸23に対してスプ
ライン乃至キー結合で軸方向に摺動自在とされた噛合ク
ラッチ板25が取り付けられており、更に他端側には変速
手段6における一対のピニオン60,61が固着されてい
る。 一方、本体ハウジング1の前端部内には、軸受30によ
って回動自在に支持されたスピンドル3が設置されてい
る。後端部の外周面に上記ピニオン60,61と噛み合う一
対のギア62,63が軸方向に摺動自在に取り付けられてい
るこのスピンドル3は、ストライカー33を軸方向に摺動
自在に内装しているもので、先端部はチャックハンドル
38やツール8の長溝80に係合するキー39と共に、ツール
8を所定範囲内の摺動が自在となるように保持する前記
チャック13を構成している。上記ストライカー33はスピ
ンドル3の内部に固定された係止体34によって、その軸
方向の摺動範囲が規制されている。 ストライカー33の後方にはピストン4及びハンマー41
が設置されている。ピストン4はモータ2が取り付けら
れるモータ取付台12によって、中間軸23やスピンドル3
の軸方向と平行な方向に摺動自在に保持されているもの
で、上記運動変換部材5に連結されている後端が閉じた
有底円筒状となっているこのピストン4は、その内部に
上記ハンマー41を摺動自在に収納している。 運動変換部材5は回転運動を往復運動に変換するもの
で、中間軸23に取り付けられた前記球状体50と、この球
状体50の外周面に多数個のボール51を介して遊転自在に
取り付けられたリング52と、リング52から突設された軸
53と、軸53に対して摺動自在であり且つ一端が上記ピス
トン4にピン44によって連結されたスライダ54とからな
るもので、リング52の回転中心軸が中間軸23の軸方向に
対して傾斜したものとなっている。今、噛合クラッチ板
25を摺動させることによって球状体50に噛み合わせて、
モータ2の回転を球状体50に伝える時、リング52から突
設された軸53が揺動を行ない、この結果、ピストン4は
往復駆動される。尚、噛合クラッチ板25は、第4図に示
す切換えレバー17の操作によって、軸方向に動く。 次に、変速手段6について説明する。これは上述した
中間軸23に設けられた一対のピニオン60,61と、スピン
ドル3に遊転自在に取り付けられている一対のギア62,6
3と、スピンドル3に固着されたクラッチ板67とから構
成されたもので、中間軸23にキーを介して摺動自在に取
り付けられた上記一対のピニオン60,61は筒体64によっ
て軸方向に所要の間隙を介したものとなっており、ばね
65によって軸方向前方へと付勢されている。一方、一対
のギア62,63は一体に回転するようにされたもので、共
にスピンドル3に対して遊転自在で且つ軸方向に摺動自
在となっており、ばね66によってクラッチ板67側へと付
勢されている。 スピンドル3に固着されたクラッチ板67は、第2図に
示すように、ギア62,63側へと突出してギア62のクラッ
チ板67側の面に形成されている係合凹部69と係合するク
ラッチ爪68を備えている。 しかしてこのハンマードリルでは、通常時はばね66に
よる付勢でクラッチ板67のクラッチ爪68が第2図(a)
に示すように、ギア62と係合した状態にあり、このため
に、第3図(a)に示すように、ギア63よりも歯数の少
ないギア62がピニオン60と噛み合っている。ツール8を
保持するスピンドル3への回転力の伝達が、ピニオン60
とギア62、そしてクラッチ板67を介して行なわれるわけ
である。また、ツール8先端を被穿孔面に当ててツール
8後端がストライカー33に当接する状態として、運動変
換部材5を通じてピストン4の往復動を行なうと、この
ピストン4の往復動にピストン4内の空気室42における
空気ばねを介してハンマー41が追従し、そしてハンマー
41がストライカー33を打つ時の打撃衝撃がストライカー
33を通じてツール8に伝達される。 そしてツール8にかかる負荷が増大すると、クラッチ
爪68の側面における傾斜のために、第2図(b)に示す
ように、ギア62,63はばね66に抗して後退する。この
時、ギア62とピニオン60との噛み合い部における摩擦係
合でギア62,63からスラスト力を受けて、ピニオン60,61
もばね65に抗して後方へと少しだけ引きずられるが、ギ
ア62の後退でピニオン60とギア62との噛み合いが外れる
と、その瞬間にばね65による付勢で前方へとピニオン6
0,61が復帰し、第3図(b)に示すように、ピニオン61
がギア63と噛み合う状態になる。減速比が大きくなり、
ツール8に低速高トルク回転が伝達される状態となるわ
けであり、このためにツール8にかかる負荷の増大にも
かかわらず、モータ2の回転数が低下することがなく、
従って、ツール8に与えられる打撃数が少なくなること
がない。 ツール8にかかる負荷が更に増大して、第2図(c)
に示すように、クラッチ爪68が係合凹部69から完全に抜
け出すと、スピンドル3に回転が伝達されない状態とな
る。第3図(b)に示す状態からツール8にかかる負荷
が逆に減少すると、ばね66による付勢でギア62,63が前
方へと押し出され、ピニオン60にギア62が噛み合う初期
状態に復帰する。 第5図及び第6図に他の実施例を示す。これは負荷の
増大をスイッチ70で検出して、電磁ソレノイド71によっ
て変速動作を行なうようにしたもので、ここではクラッ
チ板67とギア62,63との前後関係及びばね65,66による付
勢方向を上記実施例で示したものと入れ代えると同時
に、ツール8にかかる負荷が増大してギア62,63が前方
へと移動する時、ギア62,63によってスイッチ70がオン
となるようにし、そしてこのスイッチ70によって作動す
る電磁ソレノイド71が、切換プレート72を介してピニオ
ン60,61をばね65に抗して前方へと押し出して、ピニオ
ン60とギア62との噛み合い状態からピニオン61とギア63
との噛み合い状態に変更するようにしている。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、ツールにかかる負荷
が増大すると、変速手段が作動してツールに与える回転
を低速高トルク回転とするために、モータの回転数及び
ツールに与えられる打撃数は低下しないものであって、
ツールに与えられる打撃数まで低下して穿孔能力が急速
に落ちてしまうということがないものであり、また手動
による切り換えを必要としない上に負荷が小さくなれば
高速低トルク回転に戻るために、穿孔作業を高効率で行
うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の縦断面図、第2図(a)
(b)(c)は同上のクラッチ板の動作を示す側面図、
第3図(a)(b)は同上の動作を示す部分断面図、第
4図は全体形状を示す側面図、第5図(a)(b)は他
の実施例の部分断面図、第6図は同上の回路図であっ
て、2はモータ、6は変速手段、8はツールを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ツールを回転駆動させる回転駆動部と、上
    記ツールに軸方向の打撃衝撃を加える打撃駆動部とを備
    えたハンマードリルにおいて、モータの回転をツールに
    加える回転駆動部中で且つ上記打撃駆動部への動力振り
    分け部よりもツール側の部分に、ツールにかかる負荷の
    増減に応じて減速比の自動切り換えを行う変速手段を設
    けていることを特徴とするハンマードリル。
JP62230539A 1987-09-14 1987-09-14 ハンマードリル Expired - Lifetime JP2595262B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6988563B2 (en) 2002-08-27 2006-01-24 Matsushita Electric Works, Ltd. Hammer drill
EP1652629A1 (en) 2004-10-26 2006-05-03 Matsushita Electric Works, Ltd. Impact tool

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