JP2019181567A - 摩擦撹拌溶接のための溶接ヘッド - Google Patents

摩擦撹拌溶接のための溶接ヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】ツールに働く軸方向力を検知可能にする。【解決手段】摩擦撹拌溶接ヘッド10はヘッドハウジング100と軸部202とを含む。ヘッドハウジングは上端102から開口底端104へ延出し、その上端と開口底端との間に延在する孔を画成する。この軸部は孔と共軸であり孔内で回転可能である。軸部はヘッドハウジング内で側方にも固定されヘッドハウジングに関して軸方向に移動可能である。更に、軸部はヘッドハウジングの開口底端を越えて延出する係合端を含む。係合端は摩擦撹拌ツール280を支持し、これは軸部を回転させて摩擦撹拌溶接操作を実行するように構成されている。摩擦撹拌溶接ヘッドはロードセル250も含み、このロードセルは軸部の軸方向移動に応答して負荷信号を生成するように構成されている。【選択図】図3

Description

本開示は摩擦撹拌溶接(friction stir welding:FSW)のための溶接ヘッドに関する。とりわけ改善された軸方向の力測定を可能にする小型なFSWヘッドに関する。
擦撹拌溶接(FSW)は2つのワークピースの間の接合部を形成するか及び/又は1つのワークピースにおけるクラックを修復する、高圧摩擦から生成された熱を用いる溶接工程である。即ち、FSW操作の間、FSWツールは複数のワークピースの間に配置された接合部又はシーム(又は1つのワークピースにおけるクラック)を横断し、ワークピースはFSWツールの回転により生成された摩擦熱により可塑化される。FSWツールがシームを横断する間、FSWツールはワークピースに対して押圧されて、ワークピースは溶接操作の間に互いに対して固定される。更に詳しくは、FSWツールは肩部と、この肩部から突出するピン又はプローブとを含む。溶接操作の間、肩部はワークピースに対して押圧され、ピンは複数のワークピースの間のシーム内で(又は1つのワークピースにおけるクラック内で)回転する。幾つかのFSWヘッドにおいては、肩部はピンと共に又はピンに対して回転するが、他のFSWヘッドにおいては肩部が静止している。ピン(或る例においては及び肩部)の回転は、ワークピースを形成する材料を軟化させて混合させる。その後、混合された材料は固まって固相接合を形成する。
溶接ツールがワークピースに対して移動するとき及び/又はワークピースが溶接ツールに対して移動する(例えば溶接ツールが静止している)とき、FSWツールはシーム(又はクラック)を横断することができる。それにも関わらず、FSWの間、溶接ツールはワークピースに対して押圧されて、シームにおける望ましい軟化を引き起こすのに十分にワークピースを摩擦加熱させる大きな力を与えねばならず、ツールに働く軸方向力を知って、FSW操作を適切に調整してコントロールし(及び、おそらくは裏当てを調節し)、高品質な溶接を与えることが重要である。従って、典型的にはFSWヘッドは力測定センサ、例えばロードセルを含み、この力測定センサが正確なデータを与えることが重要である。
本開示は摩擦撹拌溶接(FSW)ヘッドに向けられている。1つの実施形態によれば、FSWヘッドはヘッドハウジング及び軸を含む。ヘッドハウジングは上端から開口底端へ延出し、その上端と開口底端との間に延在する孔を画成する。軸は孔内で同軸であり回転可能である。軸はへッドハウジング内で側方向にも固定されて、ヘッドハウジングに関して軸方向に移動可能である。更に、軸は係合端を含み、これはヘッドハウジングの開口底端を越えて延出する。係合端はFSWツールを支持し、これはFSW操作を生じさせるように軸と共に回転するように構成されている。有利なことに、軸の軸方向移動は、ヘッドハウジング内又はヘッドハウジング下方に配置されたロードセルに軸方向力を伝える。付加的に、軸の軸方向移動は溶接ヘッドに回転肩部FSWと静止肩部FSWとの間の移行を単独の操作で可能にする。
これらの実施形態の少なくとも幾つかにおいては、FSWヘッドは、軸を孔内でヘッドハウジングに関して回転させるように構成されたモータアセンブリも含む。その結果、FSW溶接ヘッドはスピンドル又はスピンドルアクチュエータに設置する必要がない。これに代えて、FSWヘッドは、ロボット、ガントリー、又はFSWヘッドを所定位置へ移動させると共にモータアセンブリに動力を供給してFSWヘッドにそれ自体の回転力を供給する任意の他の支持体に装着することができる。
上述したように、FSWヘッドはモータアセンブリに加えて又はこれに代えて、軸の軸方向移動に応答して負荷信号を生成するように構成されたロードセルを含む。これらの実施形態の幾つかにおいては、ロードセルはヘッドハウジングの開口底端の下側に配置されている。代替的に、ロードセルはヘッドハウジングの開口底端とヘッドハウジングの上端との間に配置してもよい。有利なことに、これらの位置の何れかにおけるロードセルの位置決めは、ロードセルをFSWツールに近接させて負荷信号の精度を向上させる。例えば、ロードセルがヘッドハウジングの開口底端の下側に位置するならば、FSWツールに働く軸方向力は、ロードセルにほぼ直接に働く。
更に特定の例として、或る実施形態はロードセルを含み、このロードセルは内側リング及び外側リングを含む。内側リングは軸に固定的に結合し、可撓部分を介して外側リングに可動に結合し、外側リングに対する内側リングの相対運動はロードセルに負荷信号を発生させる。これらの実施形態の幾つかにおいては、ツールはピンと肩部とを有し、肩部はピンと共に回転してFSW操作を実行させる。次いで、上向き力が肩部に働いたとき、上向き力は内側リングへ伝達されて内側リングを外側リングに対して移動させて、ロードセルに負荷信号を発生させる。具体的には、或る実施形態においては、下部ベアリングは軸をヘッドハウジングに関して回転可能にしてその下部ベアリングは1つ以上の浮動構成要素を介して内側リングに結合するか、内側リング及び1つ以上の浮動構成要素と共に形成され、肩部における上向き力は下部ベアリング及び1つ以上の浮動構成要素を介して内側リングに伝達する。これに代えて、他の実施形態においては、ツールはピンと肩部とを含み、肩部は固定された肩部により覆われている。これらの実施形態において固定された肩部における上向き力は内側リングに伝達され、内側リングを外側リングに対して移動させ、ロードセルに負荷信号を発生させる。例えば、上向き力は固定された肩部から内側リングへ直接に伝達する。
他の実施形態によれば、FSWヘッドは、ヘッドハウジング、1つ以上の浮動構成要素、及びロードセルを含む。ヘッドハウジングは上端から開口底端まで延出し、その上端と開口底端との間に延在する孔を画成する。1つ以上の浮動構成要素はFSWツールを支持するように構成され、1つ以上の浮動構成要素はヘッドハウジングに関して軸方向に移動可能である。ロードセルはヘッドハウジングの開口底端の下側に配置され、浮動構成要素の軸方向移動に応答して負荷信号を生成するように構成されている。上述したように、ロードセルがヘッドハウジングの下側に位置するときロードセルはFSWツールに近接して位置し、これはロードセルにより生成された負荷信号の精度を増大させる。例えば、ロードセルがヘッドハウジングの開口底端の下側に位置するならば、FSWツールに働く軸方向力はロードセルにほぼ直接に働く。更に、ロードセルがヘッドハウジングの下側に位置してFSWヘッドが1つ以上の浮動構成要素を含むならば、回転肩部FSW操作と固定肩部FSW操作とを比較的に簡単に切り替える。
これらの実施形態の幾つかにおいて、1つ以上の浮動構成要素は、孔と同軸の軸と、孔内の軸の回転を可能にする1つ以上のベアリングと、ロードセルに対して1つ以上のベアリングの特定のベアリングを接続する接続リングとを含む。付加的に、1つ以上の浮動構成要素はロードセルの内側リングを含み得る。内側リングは少なくとも接続リングを介して軸に固定的に結合され、可撓部分を介してロードセルの外側リングへも可動的に結合されて、外側リングに対する内側リングの相対移動がロードセルに負荷信号を生成させる。これに加えて又はこれに代えて、1つ以上の浮動構成要素がモータアセンブリの回転子を含み得る。回転子は固定子により可動とされ、固定子はヘッドハウジングに固定的に結合され、孔内の軸の回転を実行させる。上述したように、ヘッドがモータアセンブリを含むならば(例えば、1つ以上の浮動構成要素がモータアセンブリの回転子を含むならば)、FSW溶接ヘッドをスピンドル又はスピンドルアクチュエータに設置する必要がない。これに代えて、FSWヘッドは、FSWヘッドを所定位置へ移動させてモータアセンブリに動力を供給するロボット又はガントリーへ装着することができる。上述した他の部品は軸方向及び長手方向に軸をヘッドハウジング内に固定し、軸に働く軸方向力がロードセルに伝達されることを確実にする。
実施形態において、1つ以上の浮動構成要素が1つ以上のベアリングを含み、これは孔内の軸の回転を可能にし、1つのベアリングがロードセルとFSWヘッドに組み込まれたモータアセンブリとの間に配置された下部ベアリングとされ得る。これらの実施形態の幾つかにおいては補助的なベアリングハウジングが下部ベアリングから外側に同軸に配置され、ヘッドハウジングに組み込まれたアクセルパネルを介してアクセス可能である。これはFSWヘッドの他の部品を分解することなく下部ベアリングを補修及び/又は交換することを容易にする。
更に、幾つかの実施形態においては、FSWヘッドは回転肩部形態と固定肩部形態との間で1回の据え付け操作で再構成可能できる。例えば、固定肩部ハウジングはヘッドに対して容易に結合又は結合解除することができる。これは、これら2つのタイプのFSW操作の間でほぼシームレスな移行を可能とするので有利である。比較すると、従来のFSWヘッドは完全に取り外し/置き換えて、このような変更を実行する必要があり、これは時間の観点から効率が劣るのみならず、コストの観点でも同様である(2つのFSWヘッドの入手及び保守のコストは、1つのヘッドの入手及び単独の操作によるヘッドの再構成のコストよりも非常に高い)。
更に他の実施形態によれば、FSWの方法が本明細書に示される。この方法は、ヘッドハウジングを設け、このヘッドハウジングは上端から開口底端に延在すると共に、上端と開口底端との間に延在する孔を画成し、浮動軸部をヘッドハウジング内に設置することを含む。浮動軸部は係合端を含み、これは開口底端を越えて延出し、FSWツールを支持する。この方法は、ヘッドハウジングの開口底端にロードセルを設置し、このロードセルにより生成された負荷信号に基づいてツールによりFSWを制御することを含む。
これらの実施形態の幾つかにおいては、FSWが回転肩部FSWであり、方法は、固定肩部ハウジングをロードセルに設置することにより固定肩部FSWへ移行させることを更に含む。これらの実施形態の幾つかにおいては、固定肩部ハウジングはFSWツールの肩部を覆い、単独の操作で移行を完了させる。即ち、固定肩部ハウジングは別として、移行を実行するために、溶接ヘッドの他の部品交換、取り外し、設置等する必要はない。上述のように、単独の再構成可能なヘッドの使用は、これら2つの操作のための2つのヘッドの使用に比べて、時間及びコストの観点でより効率的である。これは特に移行が単独の操作からなるときに当てはまる。
図1は本開示の第1の例示的実施形態による摩擦撹拌溶接(FSW)ヘッドの側面斜視図である。
図2は図1のFSWヘッドの部分的に分解した断面斜視図であり、FSWヘッドは横向きで示されている。
図3は図1のFSWヘッドの断面斜視図である。
図4は図1のFSWヘッドの他の断面斜視図であり、FSWヘッドに含まれたFSWツールからFSWヘッドに含まれたロードセルへの力経路を示す。
図5は図1のFSWヘッドの側面斜視図であり、固定肩部形態により再構成されている。
図6は図1のFSWヘッドの部分的に分解された断面斜視図であり、図5に示された固定された固定肩部形態である。
図7は図1のFSWヘッドの他の断面斜視図であり、図1のFSWヘッドが図5に示す固定肩部形態にあるときのFSWツールからロードセルへの力経路を示す。
図8は本開示の第2の例示的な実施形態によるFSWヘッドの部分的斜視図であり、FSWヘッドは横向きに示されている。
図面を通じて同様な参照番号は同様な構成要素を示す。
改善された軸方向力測定(例えばヘッドの軸方向又は垂直方向に沿って)を有する小型な摩擦撹拌溶接(FSW)ヘッドが本明細書に示される。FSWヘッドは、このFSWヘッドが「浮動」軸と、浮動軸の係合端(例えば溶接端)に隣接してヘッドの底部に配置されたロードセルとを含むことにより、改善された下向き力の測定を与える。軸部は「浮動」である。これは、軸部はFSWヘッドの主ボディ又はハウジング(ここではヘッドハウジングとも称する)に関して少なくとも僅かに軸方向に(例えば、長手方向又は垂直方向に)移動できるためである。ロードセルの位置及び軸部の長手方向移動の可能なことはロードセルに軸方向力の正確な測定を可能にする。更に、底部ヘッドにロードセルを配置し、浮動軸を与えることによって、硬くて頑丈で整備性のよい小型なFSWヘッドを形成することが可能となる。これらのコンセプトは、回転又は固定肩部を有する全てのサイズの小型なFSWヘッドを形成するのに役立てることができる。実際に、少なくとも幾つかの実施形態では、本明細書に提示されたFSWヘッドは回転肩部形態と固定肩部形態との間で容易に(例えば単独の操作により)変化できる。
図1―図7は第1の例示的実施形態によるFSWヘッド10を示す。図1−図4においては、ヘッド10は回転肩部形態C1で示されている。図5−図7においては、ヘッド10は固定肩部形態C2で示されている。更に詳細に説明するように、ヘッド10はそれを分解することなく単独の操作でこれらの形態の間で変化することができる。ヘッド10のこの態様を詳細説明する前に図1―図4を参照しながらヘッド10について説明する。
先ず図1を参照すると、ヘッド10はヘッドハウジング100及び軸部202を含む。ヘッドハウジング100は第1端又は上端102から第2端又は底端104へ延在する。上端102はロボット、ガントリー、その他の支持構造に取り付けることができる。その一方、底端104は開放しており、ハウジング100は閉止端孔106を画成し、これは図2に示すように、第2端104で開口しているが、第1端102で閉止している。即ち、底部104は開口底端104である。軸部202はハウジング100の中心軸と同軸であり、軸方向又は長手方向でハウジング100の孔106を通じて延伸するので、軸部202はハウジング100の底端104の下側に延在する。FSWヘッドが軸部202の底端204(底端204は溶接又は係合端204とも称する)に結合する間、FSWツール280が肩部及びピン/プローブを画成する。
図1に示される実施形態においては、環状ロードセル250も底端104の下側に配置されており、ロードセル250は軸部(及びツール280)の係合端204に隣接又は近接している。一般にロードセル250は(ツール280を経由して)軸部202の係合端204に働く力の関数として負荷信号を生成する。換言すれば、図4及び図8に関連して更に詳細に説明するように、ツール280がワークピースに対して働くにつれて軸部202はハウジング100に関して僅かに上方に移動し(例えば、約0.1mm又はより一般的には0.01−1.0mmの範囲で垂直に並進し)、ロードセル250の一部を押すか引っ張り、ロードセル250は、(ツール280を経由して)軸202の底端204に働く長手方向力の関数としての負荷信号を生成する。比較すると、多くの他のFSW解決策は、溶接ヘッドの上に(例えば上端102に、又は上端102に隣接して)ロードセルを含み、これはロードセル250により生成された負荷信号に誤りを形成する(力が働く点と信号が生成される点との間の距離に起因する)。
ロードセルにより生成された信号はコントローラ40へ送信することができ、これは負荷信号を力測定(例えばデジタルデータ)に変換し、これはFSW操作を制御して高品質の溶接を保証するように用いることができる。即ち、コントローラは負荷信号からのデータを蓄積し、FSWヘッドに加えられた下向き力を改める必要があるか否かを判定し、例えばFSWツール280による完全な貫通を保証する。力測定は連続的になすことができ、溶接工程を通じて所望のレベルにおける力を保ち、滑らかな表面と溶接の所望の特性を生成するのに用いられる。特定の溶接工程又はワークピースの要請に応じて、目標力レベルは溶接の区画の間に変化するようにプログラムされている。更に、溶接工程に亘って測定された力は記録することができる(例えば力は時間を基準として、又はワークピースに対する溶接ヘッドの位置の関数として記録することができる)。選択的に、コントローラ40は力が目標力レベルから逸脱した場合に視覚的又は聴覚的警報を生成するように構成することができる。
図1を更に参照すると、全体的に、溶接ヘッド10が小型であり、外力(例えばスピンドル駆動/アクチュエータ等)を必要としない。即ち、溶接ヘッド10は、ヘッドが外部駆動機構を伴わずに操作される限り(但し、電源、コントローラ、及び/又は支持デバイス、例えばガントリーに結合する必要はある)は、比較的に小さな外部寸法を有し、比較的に自己完結型FSWヘッドである。溶接ヘッド10の外部寸法の一例として、溶接ヘッド100は約100mm乃至約500mmの範囲の外径を有し、約200mm乃至約1,000mmの範囲の外部長手方向寸法(例えば高さ)を有する。一つの特定の例においては、典型的な溶接厚は12mmまでであり、溶接ヘッド100は約250mmの外径と約325mmの外部長手寸法(例えば高さ)を有する。この小型な設計は支持構造(ロボット、ガントリー等)に形成される逸脱(曲がり)を減少させ、ヘッド10とワークピースの部分、支持構造の部分、及びFSW操作中の他のそのような物体との衝突の機会を最小化させる。
図2及び図3はヘッド10に含まれる構成要素のより詳細な説明を示す。図2において、ヘッド10はハウジング100から構成要素を取り除いた状態で示し、ハウジングに関して「浮動」であるヘッド10の部分を示している。明瞭さのために、図2において浮動構成要素200、これは軸部202、上部ベアリング210、下部ベアリング212(及び下部ベアリングハウジング214)、スペーサー216、接続リング220、ロードセル250の内側リング252、及びモータアセンブリ150のロータ154が点線内に示されている。注目すべきは、ロードセル250の内側リング252、並びにロータ154(これはモータ150の一部である)が浮動構成要素200(及び浮動構成要素と考えられるべきもの)に結合されてそれらと共に移動するが、ロードセル250の全体及びモータアセンブリ150の全体は軸部202に対して浮動ではないことである。これに代えて、モータ150及びロードセル250は各々がヘッドハウジング100に固定された部分(それぞれ固定子152及び外側リング256)を含む。図3は図2と同様な断面図(90度回転しているが)を示すが、ヘッド10は完全に組み立てられている。
図2及び図3に図示される実施形態においては、ヘッドハウジング100は回転モータ150を含み、これはヘッドハウジング100に固定的に結合された固定子152と、上部ベアリング210と下部ベアリング212との間の軸部202の中心部分に固定的に結合された回転子154とを有する。回転子154は下部ベアリング212とロードセル250とからラジアルスペーサ216により機械的に離間されており、下部ベアリング212が保守されているときに回転子154がくっついたり及び/又は損傷したりしないことを確実にする。一方、固定子152はヘッドハウジング100に固定されて入口/出口156及び入口/出口158(156及び158の一方が入口になり、他方が出口になるが、流れは可逆になるので、各々が入口/出口と名付けられる)を介して流体冷却することができる。一般に、モータ150は軸部202(及びひいてはツール280)への回転運動を与える。
大まかにいえば、軸部202は回転体であり、これはハウジング100の上端102から(又はこれを通じて)ハウジング100の底端104へ(又はこれを通じて/これから出て)延びる。この軸部202は実質的に円筒状である。しかしながら、「浮動固定」手段が軸部202を側方向に固定(軸が側方向に傾かないか並進しない)するが、ヘッドハウジング100内で軸方向に移動可能であることを意味する限りは、この軸部は様々な段、窪み、凹所、及び、軸部をヘッドハウジング100内に浮動的に固定することを可能にする他のそのような特徴を含んでもよい。例えば、図1−図7に示された実施形態において、軸部202は様々な段(例えば異なる径の区画)を含み、これは軸部202の軸方向移動を妨げることなく軸部を側方向に固定する。図2及び図3に示された実施形態において軸部202は中央区画203において最も広く、これはモータアセンブリ150に係合するように構成されている。更に、中央区画203をモータアセンブリ150との係合状態にとどめる(又は更に詳しくは回転子154を固定子152との係合状態にとどめる)ことを確実にするように、中央区画203の底端(図2の最も左端)は周囲フランジを含み、これは下部ベアリング212とラジアルスペーサ216との間に延在している。中央区画203から下向きに移動する(又は図2における右から左)と、軸部202は多数の径縮小段を含み、これは様々な構成要素を軸202とヘッドハウジング100との間の所定位置に側方向に係止するのに役立つか及び/又は軸部202の径を軸部202の下部端204へ向かって単純に縮小する。ここでツール280は軸部202へ固定されている。
ツール280を固定するため、下端はツール280の本体を受け入れるように寸法付けられた軸方向キャビティを含む。このキャビティは任意の所望のサイズを有し、例えばねじなどの係止機構286も含み、これによって任意の所望のツール280を軸部202に固定することを可能にする。ツール280は軸部202の下端204から突出し(例えば下向きに延出し)肩部284及びピン又はプローブ282を規定し、ピン又はプローブは1つ以上のワークピースにおける又はそれらの間の継手を形成する。図示の実施形態においては、肩部284は軸方向(ピン282が延出する方向)に対して実質的に直交し、ピン282は切頂円錐形状を有するが、他の実施形態においてはツール280の操作端は任意の所望の形状を有し及び/又は任意の所望の特徴を含む(例えばピンはねじを含む)。付加的に、他の実施形態においては、ピン282は肩部284に関して移動可能(例えば格納可能)及び/又は現在知られている又は今後開発される任意の他のFSW機構を含む。
付加的に、図示の実施形態においては、軸部202は内部孔又は通路206を含む。通路206はツール280に含まれた冷却機構及びヘッドハウジング100に含まれた冷却剤送達機構に整合するように構成されている。例えば、図示の実施形態においてはヘッドハウジング100の上端102は、気体又は液体冷却剤のための入口112及び出口114を含む。入口112を介して送達された冷却剤は配管120を介して通路206へ入り、冷却剤が軸部202の下端204に隣接するツール206及び軸部202に接触する。次いで、冷却剤は上向きに配管120の回りを通って移動し、出口114を介して通路206を出る。しかしながら、他の実施形態においては、ヘッド10は軸部202及び/又はツール280を冷却する任意の望ましい冷却機構を含んでもよい。
更に図2及び図3を参照すると、上部ベアリング210(又は少なくともベアリング210を含むハウジング)及び下部ベアリング212(又は少なくともベアリング210を含むハウジング)も軸部202へ結合され(例えばベアリングの内縁が軸部202へ固定的に結合され)、軸部202(及びツール280)は、モータ150が軸部202を回転させるにつれてハウジング100に対してスピンできる。上部ベアリング210はモータ250の上方に配置され、下部ベアリング212はモータ150の下側に配置され、モータ250に直接に隣接した摩擦を最小化する。図3に見られるように、図示の実施形態においては、上部ベアリング210は付勢部材211により長手方向上向きに付勢される。この付勢は、ベアリング、ロードセル、及び/又は任意の他の構成要素の保守中(又は使用されていないとき)に軸部202を軸方向に固定したままにする。他の実施形態においては、ヘッド10は付勢部材211を含む必要はない。しかしながら、ヘッド10が付勢部材211を含むならば、ロードセル250は、FSW操作に先立って出力をゼロ化することにより、この付勢を校正する。
下部ベアリング212は、ベアリング210から外側に同軸に配置された補助ベアリングハウジング214により支持されている。ベアリングハウジング214は下部ベアリング212とヘッドハウジング100との間で実質的に延在し、ベアリングハウジングはハウジング100に隣接する(ただし、或るすきまがヘッドハウジング100とベアリングハウジング214との間に設けられるため、ハウジング214は、FSW操作の間に生成された熱による膨張に起因してヘッドハウジング100に付着することはない)。この位置に起因して、ベアリングハウジング214は、ハウジング100に含まれたアクセスパネル215(図5参照)を介してアクセス可能であり、ベアリング212はヘッド10の何らかの他の構成要素を分解することなく保守/交換できる。ヘッドハウジング100は、ベアリングハウジング214を支持して中心にするように構成されたOリング108も含む。
図2及び図3に加えて、ここで図4も参照すると、接続リング220がロードセル250とベアリングハウジング214との間で結合されて延在する。更に詳しくは、少なくとも幾つかの実施形態においては、接続リング220はロードセル250の内側リング252に固定的に結合されると共に、ベアリングハウジング214に固定的に結合される。これに代えて、接続リング220、ロードセル250の内側リング252及びベアリングハウジング214は一体的に(即ち、一片として)形成してもよく、このようにすればヘッド10の全体的な高さ(縦方向寸法)を減少させるであろう。とにかく、ベアリングハウジング214が軸部202に(ベアリング212を介して)固定的に結合され、従って、接続リング220がロードセル250の内側リング252が軸204に関して移動又は浮動することを確実にする。一方、内側リング252も可撓部分254を介してロードセルの外側リング256に可撓的に結合させ、ロードセルはヘッドハウジング100に固定的に結合される。従って、軸の何らかの「浮動」は、ロードセル250に、外側リング256に関する内側リング252の相対移動に起因する負荷信号を生成させる。
例えば、図1―図4に図示された例示的な実施形態においては、ツール280が1つ以上のワークピースに働くとき、力経路P1に示されるように軸部202は上向きに浮動し、外側リング256に関して内側リング252を上向きに引っ張る。図4に示されるように、力経路P1がロードセル250における力F1を生成するので、ロードセル250に負荷信号を生成させる。負荷信号は伝達部材258を介してヘッド10を通じて上向きに伝達できるので、データ接続は信号をヘッド10からコントローラ40(図1参照)へ移行できる。図示の実施形態において、軸部202(及び軸部202に固定的に結合された任意の他の浮動構成要素200)は約0.1mm移動できる。この少量の軸方向移動はロードセル250(例えばカラムロードセル)にツール280へ加えられる軸方向(例えば長手方向)力を測定させるのに十分である。
ここで図5−図7を参照すると、FSWヘッド10が固定肩部形態C2に再構成されたときが示されている。注目すべきは、ロードセル250及び浮動構成要素200の配置に起因して、ヘッド10は回転肩部形態C1(図1−図4)から固定肩部形態C2に容易に再構成できることである。この変化を実行するために、固定肩部ハウジング300は単独の操作で負荷リング250の内側リング252に容易に結合される。この単独の操作の間、ヘッド10から取り外す必要がある構成要素はない。この構成における変化は比較的に簡単であるので、図5−図7と図1−図4との間の差異のみを以下に説明し、以下に差異を説明しない限り、上述に含まれる同様な部品の説明は図5−図7に示される構成要素に適用されるものと理解されたい。
最も注目すべきは、固定肩部ハウジング300(例えばベルハウジング)は軸部202の下端204を覆うように設置されているので、軸部202はヘッド10の外側からは見えない(図5に示すように)ことである。実際に、ツール280の肩部284はヘッド10の外側から隠されていても、固定肩部ハウジング300はピン282のための固定肩部302を与え、このピンは固定肩部ハウジング300の底部の中心に含まれた小さな開口304から突出する。
依然として図5−図7を参照するが、ここで図6及び図7に注目すると、固定肩部ハウジング300がヘッドハウジング100に結合され、コネクタ320を介してロードリング250の内側リング252に接続されている。その結果、上向き圧力が固定肩部300(例えば肩部302)に加えられたならば、固定肩部300はロードセル250の内側リング252を直接に押す。内側リング252が浮動軸202へ結合されているので、内側リング252は外側リング256に関して少なくとも僅かに上向きに(例えば垂直方向に)浮動でき、ロードセル250に負荷信号を生成させる。更に詳しくは、ツール280が1つ以上のワークピースに働いているとき、上向き力が図7に示すように力経路P2に沿ってロードセルに加えられる。力経路P2は力F2をロードセル250に生成し(力F1を生成する経路P1と同様である。ただし、ここでは、ロードセルに間接的に引っ張るのに代えてロードセルを直接的に押すことを介して力が生成される)、ロードセル250に負荷信号が生成される。再び、負荷信号は伝達部材258を介してヘッド10を通じて上向きに伝達し、データ接続は信号をヘッド10からコントローラ40へ伝達することができる(図5参照)。上述したように、図示の実施形態においては、軸部202(及び軸部202に固定的に結合された任意の他の浮動構成要素200)は約0.1mm移動することができ、この小さな移動は、ロードセル250に、ツール280に働く軸方向(例えば長手方向)の力を測定させるのに十分である。
ここで図8を参照すると、改善された軸方向力測定を有するFSWヘッド20の他の実施形態が示されている。図8に図示された実施形態は図1−図7に示された実施形態に比べると(再構成とは)異なる実施形態であるが、図8に示される実施形態は図1−図7に示される実施形態と依然としてよく似ている。その結果、図8と図1−図7との差異は以下に説明され、上述に含まれる同様な部品の何らかの説明は特に以下で差異を説明しない限りは図8に示される構成要素に適用されるものと理解されたい。
例えば、図8に示された実施形態において、軸部202は図1―図7に示された実施形態よりも異なる形状を有するが、全体的には依然として浮動軸であり、上述に含まれる浮動軸部202の何らかの説明は(図1−図7に示される軸部の形状の説明を除いて)図8に示される軸部202に適用可能である。図8において図1−図7からの最も注目すべき差異は、ロードセル250がヘッドハウジング100の底端104から、モータアセンブリ150と下部ベアリング212(これは2列ではなく3列のベアリングを含み、異なった形態で作動するが、図1−図7のベアリング212と同じ方法でアクセスできる)の間に移動していることである。この位置にあることによってロードセル250は保護されているが、回転肩部FSW操作の間に負荷信号を生成するのに十分である。例えば、肩部FSWの回転の間、ヘッドハウジング100(及びロードセル250の外側リング256)についての軸部202及び下部ベアリング212の相対移動は、ロードセル250の内側リング252に上向き軸方向力(図8において左から右)を生成し、これはロードセルに負荷信号を生成させる。しかしながら、この位置に起因してヘッド20を固定肩部FSWに再構成するのは可能ではないかもしれない。というのは、肩部がロードセル250に直接力を加えることができないからである(例えば、固定肩部ハウジング300はロードセル250に結合できず作用できない)。
本明細書に提示されたFSWヘッドは多数の利点を与える。例えば、本明細書に提示されたFSWヘッドは小型であり主に自己完結型ヘッドを与え、これは様々な支持構造(例えばガントリー、ロボット等)上で操作可能であると共に、ワークピース、支持構造又は任意の他の物体との衝突の機会を最小化させる。本明細書に提示されたFSWヘッドの小型なサイズはFSWヘッドを堅くして頑丈にすることを保証し、FSWヘッドが支持構造(ガントリー、ロボット等)で逸脱(例えば屈曲)する可能性を低減する。更に、FSWは軸方向力(例えば溶接ヘッドの中心軸に沿って働く力、例えば上向き又は下向き力)の測定が改善される。これは特にロードセルがFSWヘッドの上方に位置する場合比べてロードセルとFSWツールとの間の経路が大幅に低減されるためである。この経路の低減は改善された精度をもたらし、次いでコントローラに高品質な溶接を形成する改善された(例えば、より正確な)操作パラメータ(例えば移動速度、下向き力等)を与えることを可能にする。
更に、少なくとも幾つかの実施形態においては、FSWヘッドは改善された保守性を与える。これは少なくともロードセル及び下部ベアリングが容易にアクセス可能になるためである。従って、ロードセル及び/又は下部ベアリングは、溶接ヘッドの高価な分解を伴うことなく、アクセス可能であり、修理/交換できる。例えば、ロードセル及び/又は下部ベアリングは、FSWヘッドを支持構造(例えばガントリー、ロボット等)から取り外すことなく交換可能である。更に、少なくとも幾つかの実施形態において(例えば図1−図7に示される実施形態において)、本明細書に提示されたFSWヘッドは、それが回転肩部FSWに適する形態と固定肩部溶接に適する形態との間で迅速且つ容易に再構成することができる(例えば固定肩部ハウジングをFSWヘッドに単純に設置又は取り外すことができる)ので有益である。
要約すれば、1つの形態において、FSWヘッドが設けられ、このFSWヘッドは、上端から開口底端へ延出して、その上端と開口底端との間に延在する孔を画成するヘッドハウジングと、孔と共軸であり孔内で回転可能な軸部とを備え、軸部はヘッドハウジング内で側方向に固定されてヘッドハウジングに関して軸方向に可動であり、軸部は係合端を含み、この係合端はヘッドハウジングの開口底端を越えて延出し、FSWツールを支持し、これは摩擦撹拌溶接操作を実行するように軸部を回転させるように構成されている。
他の形態においては、FSWヘッドが設けられ、このFSWヘッドは、上端から開口底端へ延出して、その上端と開口底端との間に延在する孔を画成するヘッドハウジングと、FSWツールを支持するように構成された1つ以上の浮動構成要素であり、ヘッドハウジングに関して軸方向に移動可能である1つ以上の浮動構成要素と、ヘッドハウジングの開口底端の下側に配置されたロードセルであり、浮動構成要素の軸方向移動に関して負荷信号を生成するように構成されたロードセルとを備える。
更に他の形態においては、摩擦撹拌溶接の方法が与えられ、この方法は、ヘッドハウジングを設け、このヘッドハウジングは上端から開口底端へ延出して、その上端と開口底端との間に延在する孔を画成し、ヘッドハウジングに浮動軸部を設置し、浮動軸部は開口底端を越えて延出する係合端を含み、この係合端がFSWツールを支持し、ヘッドハウジングの開口底端にロードセルを設置し、ロードセルに生成された負荷信号に基づいてツールにより摩擦撹拌溶接を制御することを含む。
発明はここに1つ以上の特定の実施の例として図解され説明されたが、その例の特定の詳細は本明細書に提示された発明の目的を限定することを意図するものではなく、様々な変更及び構造的変化を本発明の目的及び範囲内でなすことができる。更に、本明細書で論じた1つの例の様々な特徴を任意の他の例に組み込んでもよい。従って、添付の特許請求の範囲は広く解釈すべきであり、開示の目的と一致するものである。

Claims (20)

  1. 摩擦撹拌溶接ヘッドであって、
    上端から開口底端へ延出して、その上端と前記開口底端との間に延在する孔を画成するヘッドハウジングと、
    前記孔と共軸であり前記孔内で回転する軸部であり、この軸部は前記ヘッドハウジング内で側方向に固定されて前記ヘッドハウジングに関して軸方向に可動であり、前記軸部は係合端を含み、この係合端は前記ヘッドハウジングの前記開口底端を越えて延出し、摩擦撹拌溶接ツールを支持し、この摩擦撹拌溶接ツールは摩擦撹拌溶接操作を実行するために前記軸部と共に回転するように構成されている軸部と、
    前記ヘッドハウジングの前記開口底端の下側に配置され、前記軸部の軸方向移動に応じて負荷信号を生成するように構成されているロードセルとを備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  2. 請求項1の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記軸部を前記孔内で前記ヘッドハウジングに関して回転させるように構成されたモータアセンブリを更に備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  3. 請求項1の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記ロードセルは前記ヘッドハウジングの前記開口底端と前記軸部の前記係合端により支持された前記摩擦撹拌溶接ツールとの間に配置されている摩擦撹拌溶接ヘッド。
  4. 請求項1の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記ロードセルは、
    内側リングと、
    外側リングであり、前記内側リングは前記軸部に固定的に結合され、可撓部分を介して前記外側リングへ可動に結合され、前記外側リングに関する前記内側リングの相対移動が前記ロードセルに前記負荷信号を生成させる外側リングとを備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  5. 請求項4の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記ツールは、
    ピンと、
    ピンと共に回転して摩擦撹拌溶接操作を実行する肩部であり、この肩部における上向き力が前記内側リングに伝わり前記内側リングを前記外側リングに関して移動させて前記ロードセルに負荷信号を生成させる肩部とを備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  6. 請求項5の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、
    下部ベアリングであり、前記軸部を前記ヘッドハウジングに対して回転可能にして、前記下部ベアリングは1つ以上の浮動構成要素を介して内側リングへ結合されるか又は前記内側リング及び前記1つ以上の浮動構成要素と共に形成され、前記肩部における前記上向き力が前記下部ベアリング及び前記1つ以上の浮動構成要素を介して前記内側リングに伝わる下部ベアリングを更に備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  7. 請求項4の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記ツールは、
    ピンと、
    肩部であり、固定肩部により覆われ、この固定肩部における上向き力が前記内側リングに伝わり、この内側リングを前記外側リングに関して移動させてロードセルに負荷信号を生成させる肩部とを備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  8. 請求項7の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記上向き力が前記固定肩部から前記内側リングへ直接に伝わる摩擦撹拌溶接ヘッド。
  9. 摩擦撹拌溶接ヘッドであって、
    上端から開口底端へ延出して、その上端と前記開口底端との間に延在する孔を画成するヘッドハウジングと、
    1つ以上の浮動構成要素であり、摩擦撹拌溶接ツールを支持するように構成され、この1つ以上の浮動構成要素は前記ヘッドハウジングに関して軸方向に移動可能である1つ以上の浮動構成要素と、
    前記ヘッドハウジングの前記開口底端の下側に配置され、前記浮動構成要素の軸方向移動に応じて負荷信号を生成するように構成されているロードセルとを備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  10. 請求項9の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記1つ以上の浮動構成要素は、
    前記孔と共軸な軸部と、
    前記孔内の前記軸部の回転を可能にする1つ以上のベアリングと、
    前記1つ以上のベアリングの特定のベアリングを前記ロードセルに接続する接続リングとを備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  11. 請求項10の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記1つ以上の浮動構成要素は、
    ロードセルの内側リングであり、この内側リングは少なくとも前記接続リングを介して前記軸部へ固定的に結合され、可撓部分を介して前記ロードセルの外側リングに可動に結合され、前記外側リングに関する前記内側リングの相対移動が前記ロードセルに負荷信号を生成させる内側リングを更に備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  12. 請求項10の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記1つ以上の浮動構成要素は、
    モータアセンブリの回転子であり、この回転子はヘッドハウジングへ固定的に結合された固定子により可動であり、前記孔内の前記軸部の回転を実行させる回転子を更に備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  13. 請求項10の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記特定のベアリングが前記ロードセルと前記摩擦撹拌溶接ヘッドに含まれたモータアセンブリとの間に配置された下部ベアリングである摩擦撹拌溶接ヘッド。
  14. 請求項13の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記下部ベアリングが、
    前記下部ベアリングから共軸に外側に配置され、前記へッドハウジングに含まれたアクセスパネルを介してアクセス可能な補助ベアリングハウジングを更に備える摩擦撹拌溶接ヘッド。
  15. 請求項9の摩擦撹拌溶接ヘッドにおいて、前記摩擦撹拌溶接ヘッドが回転肩部形態と固定肩部形態との間で単独の設置動作により再構成可能である摩擦撹拌溶接へッド。
  16. 摩擦撹拌溶接の方法であって、
    ヘッドハウジングを設け、このヘッドハウジングは上端から開口底端へ延出して、前記上端と前記開口底端との間に延在する孔を画成し、
    前記ヘッドハウジングに浮動軸部を設置し、この浮動軸部は前記開口底端を越えて延出する係合端を含み、この係合端は摩擦撹拌溶接ツールを支持し、
    前記ヘッドハウジングの前記開口底端にロードセルを設置し、
    前記ロードセルにより生成された負荷信号に基づいて前記ツールにより摩擦撹拌溶接を制御することを含む方法。
  17. 請求項16の摩擦撹拌溶接の方法において、前記摩擦撹拌溶接が回転肩部摩擦撹拌溶接であって、前記方法は、
    固定肩部ハウジングを前記ロードセルに設置することにより固定肩部摩擦撹拌溶接に移行させる方法。
  18. 請求項17の摩擦撹拌溶接の方法であって、前記固定肩部ハウジングは前記摩擦撹拌溶接ツールの肩部を覆い、前記移行は単独の操作の後に終了する方法。
  19. 請求項16の摩擦撹拌溶接の方法において、
    1つ以上の浮動構成要素を前記浮動軸部に設置し、前記浮動軸部及び前記1つ以上の浮動構成要素は前記ヘッドハウジングに関して軸方向に移動可能であることを更に含む方法。
  20. 請求項19の摩擦撹拌溶接の方法において、前記1つ以上の浮動構成要素は、
    前記孔内の前記軸部の回転を可能にする1つ以上のベアリングと、
    前記1つ以上のベアリングの特定のベアリングを前記ロードセルに接続する接続リングと、
    少なくとも、
    前記ロードセルの内側リングであり、前記内側リングは少なくとも接続リングを介して前記浮動軸部へ固定的に結合され、可撓部分を介して前記ロードセルの外側リングへ可動に結合され、前記外側リングに関する前記内側リングの相対移動が前記ロードセルに前記負荷信号を生成させる内側リングと、
    モータアセンブリの回転子であり、この回転子は前記ヘッドハウジングに固定的に結合された固定子により可動であり、前記孔内の前記軸部の回転を実行させる回転子とのいずれか一方を備える方法。
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