JP2001025884A - 摩擦圧接装置 - Google Patents

摩擦圧接装置

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JP2001025884A
JP2001025884A JP11194786A JP19478699A JP2001025884A JP 2001025884 A JP2001025884 A JP 2001025884A JP 11194786 A JP11194786 A JP 11194786A JP 19478699 A JP19478699 A JP 19478699A JP 2001025884 A JP2001025884 A JP 2001025884A
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electric
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JP11194786A
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Takashi Royama
隆司 蝋山
Makoto Yasukawa
誠 安川
Yoichi Haruta
洋一 春田
Fumihiro Ogiwara
史浩 荻原
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複雑な周辺装置を必要とせずに、高品質の製品
を精度よく、かつ短時間に得ることができるようにし、
しかも加工対象品を拡大した摩擦圧接装置を提供する。 【解決手段】スピンドル支持体13で軸方向位置を一定
としつつ回転自在に支承されるスピンドル14の一端部
に第1ワークW1が着脱可能に装着され、スピンドル支
持体13に対する近接・離反が可能であるスライダ31
に、第1ワークW1に対向する第2ワークW2が着脱可
能に装着され、固定の支持板28およびスライダ31間
に設けられるボールねじ49に回転動力を与える電動サ
ーボモータと、スピンドル14を回転駆動する電動スピ
ンドルモータ21とが、電動サーボモータの回転トルク
制御を可能とするとともに角度位置検出器61の検出値
に基づいてスピンドル14の停止角度位置を定めつつ電
動スピンドルモータ21を回生制動することを可能とし
て、制御ユニットで制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦圧接装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の摩擦圧接装置では、第1および第
2ワークを摩擦圧接するための推力を油圧シリンダによ
る油圧力で得るようにし、スピンドルの回転を停止する
には湿式もしくは多板式のクラッチを用いるのが一般的
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように油圧シリンダで推力を発生させるものでは、推力
の微妙な調節が困難であり、加工対象品の品質に限界が
あり、しかも推力の安定化を図るべく油圧を管理するた
めに圧力センサ等を含む複雑かつ大がかりな周辺装置が
必要となり、その周辺装置の管理およびメンテナンスが
煩雑となる。
【0004】また油圧シリンダの応答性は優れたもので
はないので、加工のスピードが遅く、生産性を向上させ
る障害となっている。さらに、スピンドルが完全に停止
するまでの時間も比較的長くなり、これによっても生産
性の低下を招いている。
【0005】さらにスピンドルの回転を前記クラッチで
停止するようにしているので、スピンドルの回転停止位
置を定めることができず、加工対象品が横断面円形のシ
ャフト等に限定されてしまう。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、複雑な周辺装置を必要とせずに、高品質の製
品を精度よく、かつ短時間に得ることができるようにす
るとともに、加工対象品を拡大し得るようにした摩擦圧
接装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に従う摩擦圧接装置は、固定の基台に固定さ
れるスピンドル支持体と、該スピンドル支持体で軸方向
位置を一定としつつ回転自在に支承されるとともに一端
部には第1ワークが着脱可能に装着されるスピンドル
と、該スピンドルを回転駆動する電動スピンドルモータ
と、前記スピンドルの角度位置を検出する角度位置検出
器と、前記スピンドル支持体に対する近接・離反を可能
として前記基台上に設けられるとともに前記第1ワーク
に対向する第2ワークが着脱可能に装着されるスライダ
と、前記基台上に固定される支持板と、前記スピンドル
と同軸の回転軸線を有して前記支持板およびスライダ間
に設けられるボールねじと、該ボールねじに回転動力を
与える電動サーボモータと、該電動サーボモータの回転
トルク制御を可能とするとともに前記角度位置検出器の
検出値に基づいて前記スピンドルの停止角度位置を定め
つつ前記電動スピンドルモータを回生制動することを可
能として前記電動サーボモータおよび前記電動スピンド
ルモータを制御する制御ユニットとを備えることを特徴
とする。
【0008】このような構成の摩擦圧接装置によれば、
ボールねじに電動サーボモータから回転動力を与えるこ
とで、第2ワークを第1ワークに押しつける推力を得る
ようにし、電動サーボモータの回転トルクを制御するの
で、推力の微妙な調節を可能として摩擦圧接の対象とな
る材料の適用範囲を拡大することが可能となるととも
に、推力を安定化させるための周辺装置が不要である。
しかも油圧シリンダを用いる従来のものと比べて応答性
を優れたものとすることが可能であり、上記推力の微妙
な調節が可能であることと相まって高精度の摩擦圧接を
行なうことができる。また電動スピンドルモータを停止
する際には回生制動するので、スピンドルが完全に停止
するまでの時間を短縮し、電動サーボモータの応答性が
優れていることと合わせて、加工時間の短縮を図り、生
産性の向上に寄与することができる。さらに角度位置検
出器の検出値に基づいてスピンドルの停止角度を高精度
に定めることができるので、スピンドルの軸線まわりで
の第1および第2ワークの位相合わせを行なうことがで
き、加工対象品を拡大することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0010】図1〜図6は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1は摩擦圧接装置の縦断側面図、図2は図1
の2−2線矢視図、図3は図1の3−3線断面図、図4
は図1の4−4線断面図、図5は制御系の構成を示すブ
ロック図、図6は制御ユニットの制御手順を示すフロー
チャートである。
【0011】先ず図1および図2において、固定の基台
11上には第1支持板12が立設されており、第1支持
板12にはスピンドル支持体13が固着される。スピン
ドル支持体13には、水平な軸線を有するスピンドル1
4が、その軸方向位置を一定としつつ軸線まわりの回転
を自在として支承されており、該スピンドル14は、そ
の両端をスピンドル支持体13から突出させるようにし
てスピンドル支持体13に支承される。
【0012】スピンドル14の一端部(図1の右端部)
には、第1チャック機構15によって第1ワークW1が
着脱可能に装着される。この第1チャック機構15は、
スピンドル14を同軸にかつ相対回転自在に貫通する第
1作動ロッド16の軸方向移動によって第1ワークW1
のスピンドル14への着脱を切換えるように構成される
ものであり、スピンドル14の他端からの前記第1作動
ロッド16の突出端部に第1シリンダ17が同軸に連結
される。この第1シリンダ17は、第1支持板12から
延出される支持枠18上に支持されており、第1シリン
ダ17に締結される第1軸受ハウジング19で、スピン
ドル14の他端部が回転自在に支承される。
【0013】スピンドル支持体13上に設けられるモー
タ支持台20には、スピンドル14と平行な軸線を有す
る電動スピンドルモータ21が固定的に支持されてお
り、電動スピンドルモータ21の回転動力が第1伝動手
段23を介して前記スピンドル14に伝達される。
【0014】第1伝動手段23は、電動スピンドルモー
タ21の出力軸22に固着された第1駆動プーリ24
と、前記第1軸受ハウジング19およびスピンドル支持
体13間でスピンドル14に固定された第1従動プーリ
25と、第1駆動プーリ24および第1従動プーリ25
に巻掛けられる無端状の第1タイミングベルト26とで
構成される。
【0015】図3および図4を併せて参照して、前記第
1支持板12は、スピンドル14の軸線に沿う方向で基
台11の一端側に立設されるのに対し、基台11の他端
側には、第2支持板28が立設される。而して両支持板
12,28の下部間は左右一対のガイドロッド29,2
9で連結され、両支持板12,28の上部間は、左右一
対ずつのガイドロッド30,30で連結されている。
【0016】基台11上には、前記スピンドル支持体1
3に対する近接・離反が可能であるスライダ31が配設
される。このスライダ31は、水平な可動板32と、前
記ガイドロッドの軸線方向に間隔をあけて可動板32上
に立設される第1および第2可動支持板33,34と、
両可動支持板33,34間を連結する連結板35とを備
えるものであり、可動板32は、前記各ガイドロッド2
9…,30…の軸線と平行な方向に長く延びて基台11
上に固定される左右一対のレール36,36に沿って移
動可能である。また両可動支持板33,34には、前記
各ガイドロッド29…,30…を摺動自在に嵌合せしめ
るガイド筒37…,38…が固定されている。
【0017】スライダ31が備える第1および第2可動
支持板33,34のうち、スピンドル支持体13に近い
第1可動支持板33側には、スピンドル14の一端部に
装着された第1ワークW1に対向する第2ワークW2が
第2チャック機構40により着脱可能に装着される。こ
の第2チャック機構40は、スピンドル14と同軸上に
配置された第2作動ロッド41の軸方向移動によって第
2ワークW2のスライダ31への着脱を切換えるように
構成されるものであり、第2作動ロッド41と平行な軸
線を有して第1可動支持板33に支持される第2シリン
ダ42,42が第2作動ロッド41に連結される。
【0018】第1および第2可動支持板33,34間の
略中央部には、第2シリンダ42,42の伸長端を規制
する規制板43が配置されており、該規制板43は、前
記各ガイドロッド29…,30…と平行な軸線を有する
左右一対の支持ロッド44,44を介して第1可動支持
板33に固定的に支持される。しかも両支持ロッド4
4,44には可動部材45,45が摺動可能に支持され
ており、第2シリンダ42,42および両可動部材4
5,45を連結する連結板46の中間部が前記第2作動
ロッド41に連結される。すなわち第2作動ロッド41
は、第2シリンダ42,42の伸長作動に応じて前記両
支持ロッド44,44で案内されつつ軸方向に作動する
ことになる。
【0019】スライダ31の一側方には、該スライダ3
1における第2可動支持板34に固定されたモータ支持
板47が配置されており、このモータ支持板47には、
電動スピンドルモータ21の回転軸線と平行な回転軸線
を有する電動サーボモータ48が固定的に支持される。
【0020】また前記第2支持板28およびスライダ3
1間には、ボールねじ49が設けられており、該ボール
ねじ49は、スピンドル14と同軸の回転軸線を有する
ねじ軸50と、該ねじ軸50を螺合せしめて第2支持板
28に固定されるナット51とを備える。
【0021】スライダ31の第2可動支持板34には、
ねじ軸50が軸線方向に移動することを阻止しつつ該ね
じ軸50を軸線まわりに回転自在に支承する第2軸受ハ
ウジング52が固着されており、ねじ軸50は、その軸
線まわりの回転に応じてスライダ31をスピンドル支持
体13に対して近接・離反する方向に駆動することにな
る。
【0022】前記電動サーボモータ48は、第2伝動手
段53を介して前記ボールねじ49のねじ軸50に回転
動力を与えるものであり、第2伝動手段53は、電動サ
ーボモータ48の出力軸54に固着された第2駆動プー
リ55と、前記第2軸受ハウジング52からのねじ軸5
0の突出端部に固定された第2従動プーリ56と、第2
駆動プーリ55および第2従動プーリ56に巻掛けられ
る無端状の第2タイミングベルト57とで構成される。
【0023】図5において、第1シリンダ17および第
2シリンダ42の作動をそれぞれ司る第1および第2流
体圧制御手段58,59と、電動スピンドルモータ21
と、電動サーボモータ48とは、制御ユニット60で制
御されるものであり、該制御ユニット60には、電動ス
ピンドルモータ21の角度位置を検出すべく該電動スピ
ンドルモータ21に付設される角度位置検出器としての
第1エンコーダ61の検出値、ならびに電動サーボモー
タ48の回転位置を検出すべく該電動サーボモータ48
に付設される第2エンコーダ62の検出値が入力され
る。
【0024】制御ユニット60は、電動サーボモータ4
8の回転トルク制御ならびに電動スピンドルモータ21
の回生制動を可能として、電動サーボモータ48および
電動スピンドルモータ21を、図6で示す制御手順によ
りNC制御する。
【0025】図6において、ステップS1で第1および
第2ワークW1,W2を第1および第2チャック機構1
5,40にそれぞれセットし、ステップS2で摩擦圧接
装置を起動せしめた後のステップS3では、トルクリミ
ットをかけた状態で電動サーボモータ48を作動させ、
スライダ31をスピンドル支持体13側に近接作動せし
める。而して第1および第2ワークW1,W2が突き当
たることによって、電動サーボモータ48のトルクがト
ルクリミット値に達したことをステップS4で確認した
ときには、ステップS5において、そのときのスライダ
31の位置を記憶するとともに、第1および第2チャッ
ク機構15,40を作動せしめることにより両ワークW
1,W2をスピンドル14およびスライダ31にそれぞ
れ固定する。さらにステップS6では、電動サーボモー
タ48のトルクリミットを解除するとともにスライダ3
1がスピンドル支持体13から離反する側にわずかに移
動するように電動サーボモータ48を作動せしめる。
【0026】次のステップS7では、電動スピンドルモ
ータ21を一定回転で作動せしめることによりスピンド
ル14を回転させ、さらにステップS8では、電動サー
ボモータ48の制御をトルク制御に切換えて、スライダ
31を一定の低推力でスピンドル支持体13側に移動さ
せる。この際、スライダ31の推力Fは、電動サーボモ
ータ48の出力トルクをT、電動サーボモータ48から
第2伝動手段53を介してボールねじ49に伝達される
までの伝達効率をη、ボールねじ49のピッチをPB
したときに、{F=(2π×η×T)/(PB ×1
-3)}で表わされる。
【0027】上記ステップS8でのスライダ31の移動
により、第1および第2ワークW1,W2を所定の摩擦
圧での加圧を開始するための摩擦圧切換位置にスライダ
31が達したことをステップS9で確認したときには、
ステップS9からステップS10に進み、電動サーボモ
ータ48の目標トルクを所定の摩擦圧が得られる値に切
換えてスライダ31を一定推力で移動させる。それによ
り、回転している第1ワークW1に第2ワークW2が一
定推力で押付けられ、両ワークW1,W2の接触部が発
熱することになる。
【0028】ステップS11では、所定の摩擦圧での加
圧を終了する位置までスライダ31が移動したか否かを
確認し、所定の摩擦圧での加圧を終了する位置までスラ
イダ31が移動したことを確認したときのステップS1
2では、電動サーボモータ48のトルク値を「0」に切
換える。またステップS13では、電動スピンドルモー
タ21を回生制動することによりスピンドル14の回転
を停止し、第1エンコーダ61の検出値に基づいて、ス
ピンドル14の角度位置を所定の位置に位置決めする。
このように所定の位置に位置決めしてスピンドル14の
回転を停止することにより、第1および第2ワークW
1,W2の相対位置を任意に定めることが可能である。
【0029】次のステップS15では、目標トルクをア
プセット圧が得られる値に定めて電動サーボモータ48
のトルク制御を行ない、それにより静止している第1ワ
ークW1に第2ワークW2がアプセット圧で押付けられ
ることになり、そのアプセット圧での押付けが所定の保
持時間継続したことをステップS15で確認したとき
に、ステップS16に進むことになる。
【0030】ステップS16では、電動サーボモータ4
8のトルク制御を停止して位置制御に切換え、さらにス
テップS17で第2チャック機構40による第2ワーク
W2のチャックを解除した後、ステップ18では、スラ
イダ31が原位置まで速やかに戻るように電動サーボモ
ータ48を作動せしめ、さらにステップS19におい
て、第1チャック機構15による第1ワークW1のチャ
ックを解除することで、1回の摩擦圧接制御が終了す
る。
【0031】次にこの実施例の作用について説明する
と、ボールねじ49に電動サーボモータ48から回転動
力を与えることで、第2ワークW2を第1ワークW1に
押しつける推力を得るようにし、電動サーボモータ48
の回転トルクを制御ユニット60で制御するので、推力
を微妙に調節することが可能であり、摩擦圧接の対象と
なる材料の適用範囲を拡大することが可能となるととも
に、推力を安定化させるための周辺装置が不要となるだ
けでなく、油圧シリンダを用いる従来のものと比べて応
答性を優れたものとすることが可能である。したがっ
て、上記推力の微妙な調節が可能であることと相まって
高精度の摩擦圧接を行なうことができる。
【0032】また電動スピンドルモータ21を停止する
際には回生制動するので、スピンドル14が完全に停止
するまでの時間を短縮することが可能であり、電動サー
ボモータ48の応答性が優れていることと合わせて、加
工時間の短縮を図り、生産性の向上に寄与することがで
きる。
【0033】さらに制御ユニット60は、第1エンコー
ダ61の検出値に基づいて電動スピンドルモータ21の
停止角度位置を定めるので、スピンドル14の停止角度
を高精度に定めることができる。したがってスピンドル
14の軸線まわりでの第1および第2ワークW1,W2
の位相合わせを行なうことができ、加工対象品を拡大す
ることができる。
【0034】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、推力の微
妙な調節を可能として摩擦圧接の対象となる材料の適用
範囲を拡大することが可能となるとともに、推力を安定
化させるための周辺装置が不要である。また応答性を優
れたものとすることも可能であり、上記推力の微妙な調
節が可能であることと相まって高精度の摩擦圧接を行な
うことができる。さらにスピンドルが完全に停止するま
での時間を短縮し、電動サーボモータの応答性が優れて
いることと合わせて、加工時間の短縮を図り、生産性の
向上に寄与することができる。さらにスピンドルの軸線
まわりでの第1および第2ワークの位相合わせを行なう
ことができ、加工対象品を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】摩擦圧接装置の縦断側面図である。
【図2】図1の2−2線矢視図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】図1の4−4線断面図である。
【図5】制御系の構成を示すブロック図である。
【図6】制御ユニットの制御手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
11・・・基台 13・・・スピンドル支持体 14・・・スピンドル 21・・・電動スピンドルモータ 28・・・支持板 31・・・スライダ 48・・・電動サーボモータ 49・・・ボールねじ 60・・・制御ユニット 61・・・角度位置検出器としての第1エンコーダ W1・・・第1ワーク W2・・・第2ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 春田 洋一 群馬県新田郡新田町大字早川字早川3番地 澤藤電機株式会社新田工場内 (72)発明者 荻原 史浩 群馬県新田郡新田町大字早川字早川3番地 澤藤電機株式会社新田工場内 Fターム(参考) 4E067 BG02 CA02 CA05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定の基台(11)に固定されるスピン
    ドル支持体(13)と、該スピンドル支持体(13)で
    軸方向位置を一定としつつ回転自在に支承されるととも
    に一端部には第1ワーク(W1)が着脱可能に装着され
    るスピンドル(14)と、該スピンドル(14)を回転
    駆動する電動スピンドルモータ(21)と、前記スピン
    ドル(14)の角度位置を検出する角度位置検出器(6
    1)と、前記スピンドル支持体(13)に対する近接・
    離反を可能として前記基台(11)上に設けられるとと
    もに前記第1ワーク(W1)に対向する第2ワーク(W
    2)が着脱可能に装着されるスライダ(31)と、前記
    基台(11)上に固定される支持板(28)と、前記ス
    ピンドル(14)と同軸の回転軸線を有して前記支持板
    (28)およびスライダ(31)間に設けられるボール
    ねじ(49)と、該ボールねじ(49)に回転動力を与
    える電動サーボモータ(48)と、該電動サーボモータ
    (48)の回転トルク制御を可能とするとともに前記角
    度位置検出器(61)の検出値に基づいて前記スピンド
    ル(14)の停止角度位置を定めつつ前記電動スピンド
    ルモータ(21)を回生制動することを可能として前記
    電動サーボモータ(48)および前記電動スピンドルモ
    ータ(21)を制御する制御ユニット(60)とを備え
    ることを特徴とする摩擦圧接装置。
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