JPH03124384A - 摩擦圧接機とその制御方法 - Google Patents
摩擦圧接機とその制御方法Info
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- JPH03124384A JPH03124384A JP26178489A JP26178489A JPH03124384A JP H03124384 A JPH03124384 A JP H03124384A JP 26178489 A JP26178489 A JP 26178489A JP 26178489 A JP26178489 A JP 26178489A JP H03124384 A JPH03124384 A JP H03124384A
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- motor
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- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 32
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明が解決しようとする課題]
ところが、摩擦圧接により接合する場合、主軸モータに
より一方のワークを所定の回転数で回転し、他方のワー
クを送りモータにより一方のワークに押付ける。最初の
間は第4図に示すように、他方のワークを一方のワーク
に比較的小さい押圧力P、で押し付けながら回転させる
が、摩擦熱により両方のワークの接合部分が加熱されて
変形し易(なり、両方のワークの端部が押し潰される。
より一方のワークを所定の回転数で回転し、他方のワー
クを送りモータにより一方のワークに押付ける。最初の
間は第4図に示すように、他方のワークを一方のワーク
に比較的小さい押圧力P、で押し付けながら回転させる
が、摩擦熱により両方のワークの接合部分が加熱されて
変形し易(なり、両方のワークの端部が押し潰される。
更にこの状態を続けると、やがて、接合部分が溶融状態
になる。この状態の期間を据え込み期間という。ここで
、一方のワークの回転を停止するとともに、送りモータ
により比較的大きな押圧力P2になるように押圧する。
になる。この状態の期間を据え込み期間という。ここで
、一方のワークの回転を停止するとともに、送りモータ
により比較的大きな押圧力P2になるように押圧する。
この期間をアップセット期間という。
このように、送りモータと主軸モータをタイミング良く
回転数とトルクを複雑に制御し、据え込み期間およびア
ップセット期間の押圧力を適正な値に変化させる必要が
ある。
回転数とトルクを複雑に制御し、据え込み期間およびア
ップセット期間の押圧力を適正な値に変化させる必要が
ある。
押圧力の適正値をコイルスプリングのたわみ量[産業上
の利用分野] 本発明は摩擦による発熱を利用してワークを接合する摩
擦圧接機とその制御方法に関する。
の利用分野] 本発明は摩擦による発熱を利用してワークを接合する摩
擦圧接機とその制御方法に関する。
[従来の技術]
従来、摩擦圧接機は二つのワークを突き合わせて、一方
を回転させ、他方を回転させずに一方に押し付けること
により、接触面に発生する摩擦熱を利用して二つのワー
クを接合するものである。
を回転させ、他方を回転させずに一方に押し付けること
により、接触面に発生する摩擦熱を利用して二つのワー
クを接合するものである。
その構成の一例は、一方のワークを保持するチャックは
主軸駆動モータにより回転され、他方のワークは、送り
モータでクラッチを介して駆動される回転軸と、回転軸
に係合するカム装置等を介して軸方向に移動される。こ
の移動量に応じてたわむコイルスプリングが設けられ、
このたわみにより二つのワークの接触圧を生じるように
しである(例えば特開昭61−283478号公報)。
主軸駆動モータにより回転され、他方のワークは、送り
モータでクラッチを介して駆動される回転軸と、回転軸
に係合するカム装置等を介して軸方向に移動される。こ
の移動量に応じてたわむコイルスプリングが設けられ、
このたわみにより二つのワークの接触圧を生じるように
しである(例えば特開昭61−283478号公報)。
また、他方のワークが油圧シリンダにより押圧されるよ
うにして、油圧シリンダの圧力を設定することにより適
正な押圧力を得るものがある(例えば特開昭59−19
7389号公報)。
うにして、油圧シリンダの圧力を設定することにより適
正な押圧力を得るものがある(例えば特開昭59−19
7389号公報)。
によって求める方法では、押圧力を複雑に変化させるこ
とは難しく、構造が複雑になるなどの欠点があった。
とは難しく、構造が複雑になるなどの欠点があった。
また、油圧シリンダによって他方のワークを押圧するも
のは、油温の変化や油の劣化等によって油圧が変化する
ことがあり、押圧力をタイミングよく調整して所定の圧
力に保つことが難しい。さらに、圧接するワークの材質
や大きさが変わると、押圧力を変える必要があるが、そ
の都度油圧を調整バルブにより調整することは非常に煩
わしいなどの欠点があった。
のは、油温の変化や油の劣化等によって油圧が変化する
ことがあり、押圧力をタイミングよく調整して所定の圧
力に保つことが難しい。さらに、圧接するワークの材質
や大きさが変わると、押圧力を変える必要があるが、そ
の都度油圧を調整バルブにより調整することは非常に煩
わしいなどの欠点があった。
本発明は、押圧力を正確に管理し、容易に押圧力を変え
られるようにして、摩擦圧接の接合品質を向上させ、さ
らに、段取りに手間がかからないようにすることを目的
とするものである。
られるようにして、摩擦圧接の接合品質を向上させ、さ
らに、段取りに手間がかからないようにすることを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、一方のワークを保持して主軸モータによって
回転駆動される回転チャックと、他方のワークを保持す
る固定チャックを固定し、かつ回転チャックの軸方向に
移動されるテーブルとを備え、回転する前記一方のワー
クに前記他方のワクを前記テーブルを移動することによ
り押圧し、前記両方のワーク相互の摩擦熱により溶融圧
接する摩擦圧接機において、前記テーブルに係合するネ
ジと、前記ネジを回転駆動させて前記テーブルを軸方向
に移動させる送りモータと、溶融圧接する据え込み期間
に必要な押圧力と、前記主軸モータの停止後のアップセ
ット期間に必要な押圧力とを生じるように前記主軸モー
タおよび送りモータを制御する制御装置とを備えた摩擦
圧接機である。
回転駆動される回転チャックと、他方のワークを保持す
る固定チャックを固定し、かつ回転チャックの軸方向に
移動されるテーブルとを備え、回転する前記一方のワー
クに前記他方のワクを前記テーブルを移動することによ
り押圧し、前記両方のワーク相互の摩擦熱により溶融圧
接する摩擦圧接機において、前記テーブルに係合するネ
ジと、前記ネジを回転駆動させて前記テーブルを軸方向
に移動させる送りモータと、溶融圧接する据え込み期間
に必要な押圧力と、前記主軸モータの停止後のアップセ
ット期間に必要な押圧力とを生じるように前記主軸モー
タおよび送りモータを制御する制御装置とを備えた摩擦
圧接機である。
また、前記摩擦圧接機において、主軸モータと送りモー
タとの出力トルクの偏差を、前記据え込みトルク設定器
の設定値と一致させるように、前記送りモータのトルク
を制御し、前記主軸モータが停止後はアップセットトル
ク設定器の設定値と一致させるように、前記送りモータ
のトルクを制御する摩擦圧接機の制御方法である。
タとの出力トルクの偏差を、前記据え込みトルク設定器
の設定値と一致させるように、前記送りモータのトルク
を制御し、前記主軸モータが停止後はアップセットトル
ク設定器の設定値と一致させるように、前記送りモータ
のトルクを制御する摩擦圧接機の制御方法である。
[作用]
据え込み期間中は主軸を一定の回転数に制御するととも
に、送りモータは、主軸モータと送りモーに設けられて
いる。テーブル5には固定チャック6が固定され、他方
のワークW2が保持されるようにしである。また、テー
ブル5にはポールネジのナツト部51が設けられ、ベツ
ド4に軸受52を介して支持されているポールネジ53
と係合されて、ポールネジ53の回転によりテーブル5
が軸方向に移動されるようにしである。ポールネジ53
は送りモータ7によりベルト71を介し回転されるよう
にしである。送りモータ7には回転検出器72とトルク
検出器73が設けられている。
に、送りモータは、主軸モータと送りモーに設けられて
いる。テーブル5には固定チャック6が固定され、他方
のワークW2が保持されるようにしである。また、テー
ブル5にはポールネジのナツト部51が設けられ、ベツ
ド4に軸受52を介して支持されているポールネジ53
と係合されて、ポールネジ53の回転によりテーブル5
が軸方向に移動されるようにしである。ポールネジ53
は送りモータ7によりベルト71を介し回転されるよう
にしである。送りモータ7には回転検出器72とトルク
検出器73が設けられている。
摩擦圧接機の制御装置8は第2図に示すように、主軸モ
ータ3の回転数を設定する回転数設定器81と、主軸モ
ータ3の速度を制御する速度制御器82と、主軸モータ
3を駆動するインバータ83とが設けられている。また
、送りモータ7の回転数を設定する回転数設定器84と
、送りモータ7の速度を制御する速度制御器85と、送
りモータ7を駆動するインバータ86とが設けられてい
る。
ータ3の回転数を設定する回転数設定器81と、主軸モ
ータ3の速度を制御する速度制御器82と、主軸モータ
3を駆動するインバータ83とが設けられている。また
、送りモータ7の回転数を設定する回転数設定器84と
、送りモータ7の速度を制御する速度制御器85と、送
りモータ7を駆動するインバータ86とが設けられてい
る。
また、据え込み期間に必要な押圧力を発生するための据
え込みトルク設定器87とアップセットタとの両方のト
ルク検出値との偏差を据え込みトルク設定値と一致させ
、送りモータのトルク電流指令として、ポールネジを駆
動し、ポールネジによるテーブルの推力を制御する。し
たがって、摩擦トルクによる摩擦発熱量が適正値に制御
され、テーブルを介して押圧力が自動的に制御される。
え込みトルク設定器87とアップセットタとの両方のト
ルク検出値との偏差を据え込みトルク設定値と一致させ
、送りモータのトルク電流指令として、ポールネジを駆
動し、ポールネジによるテーブルの推力を制御する。し
たがって、摩擦トルクによる摩擦発熱量が適正値に制御
され、テーブルを介して押圧力が自動的に制御される。
また、アップセット期間中は主軸モータを停止し、送り
モータのトルクをアップセットトルク設定値と一致させ
て所定の押圧力を与える。
モータのトルクをアップセットトルク設定値と一致させ
て所定の押圧力を与える。
[実施例]
本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例を示す側面図で、一方のワーク
W1を保持して回転するチャック1が、主軸台2に軸受
21.21を介して支持された主軸22に固定され、主
軸22は主軸モータ3によりベルト31を介して回転さ
れるようにしである。
W1を保持して回転するチャック1が、主軸台2に軸受
21.21を介して支持された主軸22に固定され、主
軸22は主軸モータ3によりベルト31を介して回転さ
れるようにしである。
主軸モータ3には回転検出器32とトルク検出器33が
設けられている。主軸台2と一体に形成されたベツド4
の上にはスライド面41が設けられ、テーブル5が主軸
22の軸方向に摺動じつるよう期間に必要な押圧力を発
生するためのアップセットトルク設定器88が設けられ
ている。減算器89は主軸モータ3のトルク検出器33
の出力と、送りモータ7のトルク検出器73の出力との
偏差を取り、その出力は比較器90および比較器91に
送られる。比較器90は切替えスイッチ92のa接点を
介して据え込みトルク設定器87の設定値との偏差をト
ルク制御器93に送り、トルク制御器93ではその偏差
を零にするように送りモータ7のインバータ86を介し
て送りモータ7をトルク制御する。
設けられている。主軸台2と一体に形成されたベツド4
の上にはスライド面41が設けられ、テーブル5が主軸
22の軸方向に摺動じつるよう期間に必要な押圧力を発
生するためのアップセットトルク設定器88が設けられ
ている。減算器89は主軸モータ3のトルク検出器33
の出力と、送りモータ7のトルク検出器73の出力との
偏差を取り、その出力は比較器90および比較器91に
送られる。比較器90は切替えスイッチ92のa接点を
介して据え込みトルク設定器87の設定値との偏差をト
ルク制御器93に送り、トルク制御器93ではその偏差
を零にするように送りモータ7のインバータ86を介し
て送りモータ7をトルク制御する。
一方、比較器91は切替えスイッチ92のb接点を介し
てアップセットトルク設定器88の設定値との偏差をト
ルク制御器93に送り、トルク制御器93ではその偏差
を零にするようにインバータ86を介して送りモータ7
をトルク制御する。
てアップセットトルク設定器88の設定値との偏差をト
ルク制御器93に送り、トルク制御器93ではその偏差
を零にするようにインバータ86を介して送りモータ7
をトルク制御する。
なお、切替えスイッチ92は主軸モータ3の起動スイッ
チと同期して作動するようにしてあり、速度制御器82
と速度制御器85に対する動作指令は摩擦圧接に必要な
動作プログラムを備えたプログラマブルコントローラ]
、Oから出力されるようにしである。
チと同期して作動するようにしてあり、速度制御器82
と速度制御器85に対する動作指令は摩擦圧接に必要な
動作プログラムを備えたプログラマブルコントローラ]
、Oから出力されるようにしである。
ここで、据え込み期間に必要な押圧力P、と主軸モータ
3および送りモータ7のトルクTmTlとの関係につい
て説明する。
3および送りモータ7のトルクTmTlとの関係につい
て説明する。
主軸モータ3の回転数n□、送りモータ7の回転数n、
が一定の場合、 (Tm−TI)・n□=C−Pl・v−nから次の式(
1)が成り立つ。
が一定の場合、 (Tm−TI)・n□=C−Pl・v−nから次の式(
1)が成り立つ。
Pl=C・(’rm=”r+) ・nl/V−n。−
=(1)ここで、Cは比例定数、■は溶融金属の体積で
一定とする。
=(1)ここで、Cは比例定数、■は溶融金属の体積で
一定とする。
したがって、押圧力P1を一定にするためには、主軸モ
ータ3および送りモータ7のトルクの差である(T□−
T、)を一定に制御すれば良い。
ータ3および送りモータ7のトルクの差である(T□−
T、)を一定に制御すれば良い。
摩擦圧接を行なう場合、回転チャック1にワークW1を
保持するとともに、固定チャラック6にワークW2を保
持し、第3図に示すように、まず時間t0で主軸モータ
3を起動させ、時間t1まで加速して所定回転数n□で
ワークWlを回転させる。
保持するとともに、固定チャラック6にワークW2を保
持し、第3図に示すように、まず時間t0で主軸モータ
3を起動させ、時間t1まで加速して所定回転数n□で
ワークWlを回転させる。
点を介してアップセットトルク設定器88の設定値と比
較器91の出力、すなわち送りモータ7のトルク検出器
73の出力との偏差をトルク制御器93に送り、その偏
差が零になるようにインバータ86を介して送りモータ
7のトルクを制御し、押圧力がP2になるようにする。
較器91の出力、すなわち送りモータ7のトルク検出器
73の出力との偏差をトルク制御器93に送り、その偏
差が零になるようにインバータ86を介して送りモータ
7のトルクを制御し、押圧力がP2になるようにする。
したがって、据え込み期間中は主軸モータ3と送りモー
タ7とのトルクの偏差が据え込みトルク設定器の設定値
になるように制御される。すなわち、第3図に示す斜線
の範囲の摩擦トルクによる摩擦発熱量が適正値に制御さ
れ、テーブル5を介して押圧力P1が自動的に制御され
る。
タ7とのトルクの偏差が据え込みトルク設定器の設定値
になるように制御される。すなわち、第3図に示す斜線
の範囲の摩擦トルクによる摩擦発熱量が適正値に制御さ
れ、テーブル5を介して押圧力P1が自動的に制御され
る。
また、主軸モータ3の停止後、時間t6までは、アップ
セットトルク設定器85の設定値に従って押圧力P2が
加わり、所定の接合強度が得られる。
セットトルク設定器85の設定値に従って押圧力P2が
加わり、所定の接合強度が得られる。
なお、他の実施例として、主軸駆動モータ3および送り
モータ7をベクトル制御により制御する場合は、第5図
に示すように、主軸駆動モータ3および送りモータ7に
装着したトルク検出器33および73を省略し、制御装
置8をベクトル制御この場合、速度制御器82は回転数
設定器81により設定された設定回転数と主軸モータ3
の回転検出器32の出力との偏差が零となるように主軸
22の回転数の一定制御を行なう。
モータ7をベクトル制御により制御する場合は、第5図
に示すように、主軸駆動モータ3および送りモータ7に
装着したトルク検出器33および73を省略し、制御装
置8をベクトル制御この場合、速度制御器82は回転数
設定器81により設定された設定回転数と主軸モータ3
の回転検出器32の出力との偏差が零となるように主軸
22の回転数の一定制御を行なう。
次に時間t2で送りモータ7を起動し、ボールネジ53
を回転させて、テーブル5を移動させ、時間t3でワー
クW2をワークW1に押し付ける。接触面で押圧力が発
生すると、主軸モータ3と送りモータ7のトルク検出器
33および73の出力の差が減算器89から出力される
。そして、切替えスイッチ92のa接点を介して据え込
みトルク設定器87の設定値と減算器89の出力との偏
差が比較器90から出力される。その偏差が零になるよ
うに、すなわち、据え込みトルク設定器87の設定値に
一致するようにトルク制御器93ににより、インバータ
86を介して送りモータ7のトルクを制御し、押圧力が
Plになるようにする。
を回転させて、テーブル5を移動させ、時間t3でワー
クW2をワークW1に押し付ける。接触面で押圧力が発
生すると、主軸モータ3と送りモータ7のトルク検出器
33および73の出力の差が減算器89から出力される
。そして、切替えスイッチ92のa接点を介して据え込
みトルク設定器87の設定値と減算器89の出力との偏
差が比較器90から出力される。その偏差が零になるよ
うに、すなわち、据え込みトルク設定器87の設定値に
一致するようにトルク制御器93ににより、インバータ
86を介して送りモータ7のトルクを制御し、押圧力が
Plになるようにする。
所定の時間が経過して、据え込みに必要な摩擦熱が発生
した後、時間t4で主軸モータ3の電源が切られ、切替
えスイッチ92が切り替わり、b接方式のインバータ1
00に代替し、各モータのトルクをインバータ100の
電流値で検出するようにしである。主軸駆動モータ3お
よび送りモータ7を停止させる場合はダイナミックブレ
ーキが作用するようにブレーキユニット110が設けら
れている。
した後、時間t4で主軸モータ3の電源が切られ、切替
えスイッチ92が切り替わり、b接方式のインバータ1
00に代替し、各モータのトルクをインバータ100の
電流値で検出するようにしである。主軸駆動モータ3お
よび送りモータ7を停止させる場合はダイナミックブレ
ーキが作用するようにブレーキユニット110が設けら
れている。
この場合、プログラマブルコントローラlOは第6図に
示すロジックフローに従ってシーケンス制御指令を発生
し、インバータ100、主軸駆動モータ3および送りモ
ータ7を制御する。
示すロジックフローに従ってシーケンス制御指令を発生
し、インバータ100、主軸駆動モータ3および送りモ
ータ7を制御する。
すなわち、次の(1)〜(14)までのステップを行う
ようにしである。
ようにしである。
(1)まず、回転チャック1でワークWlを、固定チャ
ック6でワークW2をクランプする。
ック6でワークW2をクランプする。
(2)主軸モータ3を回転する。
(3)送りモータ7を回転し、テーブル5を前進させる
。
。
(4)主軸モータ3、送りモータ7の電流値i□、i
+が急上昇したことを検出し、ワークW1とワークW2
が接触したことを検出する。
+が急上昇したことを検出し、ワークW1とワークW2
が接触したことを検出する。
(5)主軸モータ3の電流値10を所定値1□。に設定
する。
する。
(6)電流値11と電流値i、との差を、据え込みトル
クを生じる電流値である所定値18になるように電流値
11を制御する。
クを生じる電流値である所定値18になるように電流値
11を制御する。
(7)電流値i□と電流値i、との差の積分値が据え込
みに必要な摩擦熱に相当する据え込み値に達したかどう
かを検出する。
みに必要な摩擦熱に相当する据え込み値に達したかどう
かを検出する。
(8)主軸モータ3に制動をかけて停止する。
(9)電流値i、をアップセット用指令電流値11uに
設定する。
設定する。
(1,0)アップセット時間に達したかを検出する。
(11)送りモータ7に制動をかけて停止する。
(12)回転チャック1を解放する。
(13)テーブル5を後退させる。
(14)固定チャック6を解放する。
[発明の効果]
以上述べたように、本発明によれば主軸モータと送りモ
ータの両方のトルクの偏差を所定の設定値になるように
制御することにより、実際のワークの接合面に発生する
摩擦トルクが設定された摩擦トルクに自動的に制御され
るので、段取り時間を殆ど必要とせず、生産管理が容易
となるとともに、圧接部分の強度が極めて安定した摩擦
圧接機を提供する効果がある。
ータの両方のトルクの偏差を所定の設定値になるように
制御することにより、実際のワークの接合面に発生する
摩擦トルクが設定された摩擦トルクに自動的に制御され
るので、段取り時間を殆ど必要とせず、生産管理が容易
となるとともに、圧接部分の強度が極めて安定した摩擦
圧接機を提供する効果がある。
第1図は本発明の実施例を示す側面図で一部を断面で示
しである。第2図は制御装置のブロック図、第3図は主
軸モータおよび送りモータのトルクと回転数の関係を示
す説明図、第4図は押圧力の説明図、第5図は他の実施
例の制御装置のブロック図、第6図はそのトフローチャ
ーである。 1・・・回転チャック、2・・・主軸台、3・・・主軸
駆動モータ、32・・・回転検出器、33・・・トルク
検出器、5・・・テーブル、51・・・ナツト部、53
・・・ボールネジ、6・・・固定チャック、7・・・ネ
ジ駆動モータ、73・・・トルク検出器、8・・・制御
装置、81.84・・・回転数設定器、82.85・・
・速度制御器、83.86・・・インバータ、87・・
・据え込みトルク設定器、88・・・アップセットトル
ク制御器、89・・・減算器、90.91・・・比較器
、92・・・切り換えスイッチ、93トルク制御器、1
0・・・プログラマブルコントローラ、100・・・イ
ンバータ 9 緻田R♂
しである。第2図は制御装置のブロック図、第3図は主
軸モータおよび送りモータのトルクと回転数の関係を示
す説明図、第4図は押圧力の説明図、第5図は他の実施
例の制御装置のブロック図、第6図はそのトフローチャ
ーである。 1・・・回転チャック、2・・・主軸台、3・・・主軸
駆動モータ、32・・・回転検出器、33・・・トルク
検出器、5・・・テーブル、51・・・ナツト部、53
・・・ボールネジ、6・・・固定チャック、7・・・ネ
ジ駆動モータ、73・・・トルク検出器、8・・・制御
装置、81.84・・・回転数設定器、82.85・・
・速度制御器、83.86・・・インバータ、87・・
・据え込みトルク設定器、88・・・アップセットトル
ク制御器、89・・・減算器、90.91・・・比較器
、92・・・切り換えスイッチ、93トルク制御器、1
0・・・プログラマブルコントローラ、100・・・イ
ンバータ 9 緻田R♂
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一方のワークを保持して主軸モータによって回転駆
動される回転チャックと、他方のワークを保持する固定
チャックを固定し、かつ回転チャックの軸方向に移動さ
れるテーブルとを備え、回転する前記一方のワークに前
記他方のワークを前記テーブルを移動することにより押
圧し、前記両方のワーク相互の摩擦熱により溶融圧接す
る摩擦圧接機において、 前記テーブルに係合するネジと、 前記ネジを回転駆動させて前記テーブルを軸方向に移動
させる送りモータと、 溶融圧接する据え込み期間に必要な押圧力と、前記主軸
モータの停止後のアップセット期間に必要な押圧力とを
生じるように前記主軸モータおよび送りモータを制御す
る制御装置とを備えたことを特徴とする摩擦圧接機。 2、前記主軸モータの回転数を設定する回転数設定器と
、 前記主軸モータの速度を制御する速度制御器と、前記据
え込み期間に必要な押圧力を発生させるためのトルクを
設定する据え込みトルク設定器と、前記アップセット期
間に必要な押圧力を発生させるためのトルクを設定する
アップセットトルク設定器とを備えた制御装置を設けた
請求項1記載の摩擦圧接機。 3、請求項1または2に記載の摩擦圧接機において、 前記主軸モータと送りモータとの出力トルクの偏差を、
前記据え込みトルク設定器の設定値と一致させるように
、前記送りモータのトルクを制御し、前記主軸モータが
停止後はアップセットトルク設定器の設定値と一致させ
るように、前記送りモータのトルクを制御することを特
徴とする摩擦圧接機の制御方法。 4、請求項1に記載の摩擦圧接機において、前記制御装
置がセンサーレスベクトル制御により前記主軸モータお
よび送りモータを制御するインバータにより構成し、 前記主軸モータの電流値と前記送りモータの電流値との
差を、据え込みトルクを生じる電流値になるように前記
送りモータの電流値を制御するステップと、 前記主軸モータの電流値と前記送りモータの電流値との
差の積分値が据え込みに必要な摩擦熱に相当する据え込
み値に達したかどうかを検出するステップと、 前記主軸モータに制動をかけて停止するステップと、 前記送りモータの電流値をアップセット用指令電流値に
設定するステップと、 アップセット時間に達したかを検出するステップと、 前記送りモータに制動をかけて停止するステップとを実
行することを特徴とする摩擦圧接機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26178489A JPH03124384A (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 摩擦圧接機とその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26178489A JPH03124384A (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 摩擦圧接機とその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124384A true JPH03124384A (ja) | 1991-05-27 |
Family
ID=17366657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26178489A Pending JPH03124384A (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 摩擦圧接機とその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03124384A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020064096A (ko) * | 2001-01-31 | 2002-08-07 | 박근형 | 마찰용접 장치 |
US6708867B2 (en) * | 2000-10-27 | 2004-03-23 | Hitachi, Ltd. | Friction stir welding method |
EP2168708A2 (en) * | 2008-09-25 | 2010-03-31 | EMBRAER - Empresa Brasileira de Aeronáutica S.A. | Friction stir welding spindle downforce and other control techniques, systems and methods |
US8261959B2 (en) | 2008-09-25 | 2012-09-11 | Embraer S.A. | Friction stir welding spindle downforce and other control techniques, systems and methods |
-
1989
- 1989-10-05 JP JP26178489A patent/JPH03124384A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6708867B2 (en) * | 2000-10-27 | 2004-03-23 | Hitachi, Ltd. | Friction stir welding method |
KR20020064096A (ko) * | 2001-01-31 | 2002-08-07 | 박근형 | 마찰용접 장치 |
EP2168708A2 (en) * | 2008-09-25 | 2010-03-31 | EMBRAER - Empresa Brasileira de Aeronáutica S.A. | Friction stir welding spindle downforce and other control techniques, systems and methods |
EP2168708A3 (en) * | 2008-09-25 | 2010-04-28 | EMBRAER - Empresa Brasileira de Aeronáutica S.A. | Friction stir welding spindle downforce and other control techniques, systems and methods |
US8261959B2 (en) | 2008-09-25 | 2012-09-11 | Embraer S.A. | Friction stir welding spindle downforce and other control techniques, systems and methods |
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