JP2019178732A - ガスケット、及び流路継手構造 - Google Patents

ガスケット、及び流路継手構造 Download PDF

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【課題】流体デバイスの成形時に径外側シール溝の真円度が低下しても、その径外側シール溝にガスケットの径外側圧入部を圧入できるようにする。【解決手段】2つの配管ブロック11,12にそれぞれ形成された流路孔13,14同士を接続するためのガスケット2は、環状の本体部21と、本体部21の軸方向両端部それぞれの径内側から軸方向外側に突出し、両配管ブロック11,12の流路孔13,14の接続端部に形成された径内側シール溝3にそれぞれ圧入される一対の径内側圧入部22と、本体部21の軸方向両端部それぞれの径外側から軸方向外側に突出し、両配管ブロック11,12の前記接続端部側の端面において流路孔13,14よりも径方向外側に形成された円筒状の径外側シール溝4にそれぞれ圧入される一対の円筒状の径外側圧入部23と、を備えている。本体部21の外周面の少なくとも一部には、環状の窪み部5が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ガスケット、及び流路継手構造に関する。
半導体製造、医療・医薬品製造、及び食品加工・化学工業等の各種技術分野の製造工程で取り扱われる薬液、高純度液、超純水、或いは洗浄液等の流体の配管経路では、ポンプ、バルブ、アキュムレータ、フィルタ、流量計、圧力センサ、及び配管ブロック等の2つの流体デバイスに形成された流路孔同士を接続する接続構造として、流体の漏洩を防止するガスケットを備えた流路継手構造が採用されている。
この流路継手構造のガスケットは、本体部と、本体部の軸方向両端部それぞれの径内側から軸方向外側に突出する一対の円環状の径内側圧入部と、本体部の軸方向両端部それぞれの径外側から軸方向外側に突出する一対の円筒状の径外側圧入部と、を備えている(特許文献1のFIG14B参照)。
前記一対の径内側圧入部は、両流体デバイスの流路孔の接続端部に形成された径内側シール溝にそれぞれ圧入されることにより、流体の漏洩を防止する一次シールとして機能する。また、前記一対の径外側圧入部は、両流体デバイスの前記接続端部側の端面において流路孔よりも径方向外側に形成された円筒状の径外側シール溝にそれぞれ圧入されることにより、流体の漏洩を防止する二次シールとして機能する。
国際公開第2017/176815号
前記流路継手構造において流体デバイスを射出成形により成形する場合、その冷却工程において成形体が収縮することによって、円筒状の径外側シール溝の真円度が低下してしまい、ガスケットの径外側圧入部を径外側シール溝に圧入することができなくなるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、流体デバイスの成形時に径外側シール溝の真円度が低下しても、その径外側シール溝にガスケットの径外側圧入部を圧入できるようにすることを目的とする。
(1)本発明のガスケットは、2つの流体デバイスにそれぞれ形成された流路孔同士を接続するためのガスケットであって、環状の本体部と、前記本体部の軸方向両端部それぞれの径内側から軸方向外側に突出し、前記両流体デバイスの流路孔の接続端部に形成された径内側シール溝にそれぞれ圧入される一対の径内側圧入部と、前記本体部の軸方向両端部それぞれの径外側から軸方向外側に突出し、前記両流体デバイスの前記接続端部側の端面において前記流路孔よりも径方向外側に形成された円筒状の径外側シール溝にそれぞれ圧入される一対の円筒状の径外側圧入部と、を備え、前記本体部の外周面の少なくとも一部に、環状の窪み部が形成されている。
このガスケットによれば、径内側圧入部および径外側圧入部を備えたガスケットにおいて径方向の厚みが最も厚い厚肉部となる本体部の外周面に窪み部が形成されるため、この窪み部によって本体部の径方向の厚みを薄くすることができる。これにより、径外側圧入部が変形し易くなるので、流体デバイスの成形時に径外側シール溝の真円度が低下しても、その径外側シール溝の形状に合わせて径外側圧入部を変形させることにより、当該径外側圧入部を径外側シール溝に圧入することができる。
(2)前記径外側圧入部の外周面の一部が、前記径外側シール溝の外周面に密着してシール機能を発揮するシール周面とされており、前記窪み部は、前記径外側圧入部の外周面の他部にも形成されているのが好ましい。
この場合、窪み部が径外側圧入部の外周面に形成されることで、径外側圧入部の径方向の厚みが薄くなるので、径外側圧入部はさらに変形し易くなる。また、窪み部は、径外側圧入部の外周面におけるシール周面を除く他部に形成されるため、径外側圧入部に窪み部を形成しても、径外側圧入部のシール性能が低下することはない。
(3)前記窪み部は凹曲面からなるのが好ましい。
この場合、本体部における径方向の厚みを徐々に薄くすることができるので、径外側圧入部を変形させたときに本体部の外周面に作用する応力を窪み部によって分散することができる。
(4)本発明の流路継手構造は、2つの流体デバイスにそれぞれ形成された流路孔同士を接続するための前記(1)〜(3)のいずれかのガスケットと、前記両流体デバイスの流路孔の接続端部にそれぞれ形成され、前記ガスケットの各径内側圧入部が圧入される一対の径内側シール溝と、前記両流体デバイスの前記接続端部側の端面それぞれにおいて前記流路孔よりも径方向外側に形成され、前記ガスケットの各径外側圧入部が圧入される一対の円筒状の径外側シール溝と、を備える。
この流路継手構造によれば、径内側圧入部および径外側圧入部を備えたガスケットにおいて径方向の厚みが最も厚い厚肉部となる本体部の外周面に窪み部が形成されるため、この窪み部によって本体部の径方向の厚みを薄くすることができる。これにより、円筒状の第2圧入部が変形し易くなるので、流体デバイスの成形時に径外側シール溝の真円度が低下しても、その径外側シール溝の形状に合わせて径外側圧入部を変形させることにより、径外側圧入部を径外側シール溝に圧入することができる。
本発明によれば、流体デバイスの成形時に径外側シール溝の真円度が低下しても、その径外側シール溝にガスケットの径外側圧入部を圧入することができる。
本発明の一実施形態に係る流路継手構造の一例を示す断面斜視図である。 前記流路継手構造の拡大断面図である。 前記流路継手構造の分解拡大断面図である。 窪み部の変形例を示す流路継手構造の分解拡大断面図である。
次に、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
[流路継手構造]
図1は、本発明の一実施形態に係る流路継手構造の一例を示す断面斜視図である。図1において、本実施形態の流路継手構造1は、例えば、半導体製造装置で使用される薬液が流れる配管経路において、互いに重ね合わさる2つの配管ブロック(流体デバイス)11,12にそれぞれ形成された流路孔13,14同士を接続する接続構造として使用される。
図1の例では、ベースブロックからなる大型の第1配管ブロック11上に、流量計や圧力センサ等に接続される複数の小型の第2配管ブロック12,12を重ね合わせて前記配管経路を構成する際に、第1配管ブロック11の上面の2箇所で開口する円形の流路孔13と、各第2配管ブロック12,12の下面で開口する円形の流路孔14,14とをそれぞれ流路継手構造1を用いて接続している。本実施形態では、第1配管ブロック11の流路孔13および第2配管ブロック12,12の流路孔14,14は、いずれも同一径に形成されている。
なお、本実施形態の流路継手構造1は、配管ブロック11,12の流路孔13,14同士を接続する接続構造として使用しているが、ポンプ、バルブ、アキュムレータ、フィルタ等の他の流体デバイスの流路孔同士を接続する接続構造にも適用することができる。
図2は、流路継手構造1の拡大断面図である。図3は、流路継手構造1の分解拡大断面図である。なお、図2及び図3では、説明の便宜上、配管ブロック11,12同士を横向きに配置している(図4も同様)。
図2及び図3において、流路継手構造1は、2つの配管ブロック11,12の流路孔13,14同士を接続するためのガスケット2と、両配管ブロック11,12の流路孔13,14の接続端部にそれぞれ形成された径内側シール溝3と、両配管ブロック11,12の前記接続端部側の端面11a,12aのそれぞれにおいて流路孔13,14よりも径方向外側に形成された径外側シール溝4とを備えている。
[径内側シール溝および径外側シール溝]
図3において、第1配管ブロック11の径内側シール溝3は、流路孔13の接続端部の周面において、軸方向内側から軸方向外端へ向かうにつれて徐々に拡径するように切り欠かれたテーパ溝とされている。同様に、第2配管ブロック12の径内側シール溝3は、流路孔14の接続端部の周面において、軸方向内側から軸方向外端へ向かうにつれて徐々に拡径するように切り欠かれたテーパ溝とされている。
第1配管ブロック11及び第2配管ブロック12の径外側シール溝4は、それぞれ円筒状に形成されている。各径外側シール溝4の内周面41は、断面視において、軸方向に真っすぐ延びる円周面41aと、この円周面41よりも軸方向外側に形成されたテーパ状のガイド周面41bとを有している。
ガイド周面41bの軸方向内端は、円周面41aの軸方向外端に接続されている。そして、ガイド周面41bは、軸方向内端から軸方向外端(図3中の円周面41aから後述するガスケット2側)へ向かうにつれて徐々に縮径するように形成されている。これにより、ガイド周面41bは、径外側シール溝4にガスケット2の径外側圧入部23を圧入するときに、その圧入をガイドするようになっている。
各径外側シール溝4の外周面42の全体は、断面視において軸方向に真っすぐ延びる円周面とされている。
[ガスケット]
図2及び図3において、ガスケット2は、本体部21(図中のクロスハッチングで示す部分)と、第1及び第2配管ブロック11,12の径内側シール溝3にそれぞれ圧入される一対の径内側圧入部22と、第1及び第2配管ブロック11,12の径外側シール溝4にそれぞれ圧入される一対の径外側圧入部23とを備えている。
本体部21は、ガスケット2の軸方向中央部において環状に形成されており、ガスケット2の径方向(図中の上下方向)の厚みが厚くなる厚肉部とされている。図2に示す状態において、本体部21は、両配管ブロック11,12の端面11a,12a間に配置されており、両端面11a,12a間には、本体部21の径方向外側に隙間Sが形成されている。
一対の径内側圧入部22は、本体部21の軸方向両端部それぞれの径内側から軸方向外側に突出して環状に形成される断面視三角形状の部分である。
各径内側圧入部22の内周面は、本体部21の内周面と略同一径に形成され、且つ流路孔13,14と略同一径に形成されている。
従って、本体部21の内周面と、一対の径内側圧入部22の内周面と、流路孔13,14の周面とは、略面一に形成されている。これにより、本体部21および一対の径内側圧入部22の内側には、流路孔13,14同士を接続し、軸方向から見たときの形状が円形の接続流路24が形成されている。このように、流路孔13,14とガスケット2の内周面とに段差が生じないので、流路孔13,14内を流れる流体が滞留することを防止できる。
各径内側圧入部22の外周面は、その軸方向外端から軸方向内端へ向かうにつれて徐々に拡径するテーパ周面221とされている。一対の径内側圧入部22のテーパ周面221は、第1及び第2配管ブロック11,12の径内側シール溝3の周面にそれぞれ密着してシール機能を発揮するシール周面とされている。これにより、ガスケット2の一対の径内側圧入部22は、第1及び第2配管ブロック11,12の径内側シール溝3にそれぞれ圧入されることにより、流路孔13,14に最も近いシール(一次シール)として機能し、流路孔13,14内の流体が外部に漏洩するのを防止する。
一対の径外側圧入部23は、本体部21の軸方向両端部それぞれの径外側から軸方向外側に突出して円筒状に形成されている。各径外側圧入部23の軸方向の長さは、対応する径外側シール溝4の軸方向の長さ(溝深さ)よりも僅かに短く形成されている。
各径外側圧入部23の内周面231の一部(図中の2点鎖線で示す仮想線よりも軸方向外側の部分)は、対応する径外側シール溝4の円周面41aに密着してシール機能を発揮するシール周面231aとされている。径外側圧入部23の内周面231の他部(図中の2点鎖線で示す仮想線よりも軸方向内側の部分)は、対応する径外側シール溝4のガイド周面41bに対して所定の隙間をあけて対向し、シール機能をほとんど発揮しない非シール周面231bとされている。なお、前記2点鎖線で示す仮想線は、各径外側シール溝4の内周面41における円周面41aとガイド周面41bとの境界を通過するように、ガスケット2の径方向に延びる仮想線である(図2参照)。
各径外側圧入部23の外周面232の一部(図中の2点鎖線で示す仮想線よりも軸方向外側の部分)は、対応する径外側シール溝4の外周面42に密着してシール機能を発揮するシール周面232aとされている。各径外側圧入部23の外周面232の他部(図中の2点鎖線で示す仮想線よりも軸方向内側の部分)は、対応する径外側シール溝4のガイド周面41bに対して所定の隙間をあけて対向し、シール機能をほとんど発揮しない非シール周面232bとされている。これにより、ガスケット2の一対の径外側圧入部23は、第1及び第2配管ブロック11,12の径外側シール溝4にそれぞれ圧入されることにより、流路孔13,14内の流体が外部に漏洩するのを防止する二次シールとして機能する。
[窪み部]
図3において、ガスケット2の本体部21の外周面には、当該本体部21の径方向(図中の上下方向)の厚みを薄くするための環状の窪み部5が形成されている。本実施形態の窪み部5は、断面視において、本体部21の軸方向の中心線Cの位置で最も深く窪むように形成された凹曲面からなり、本体部21の外周面と各径外側圧入部23の外周面232との境界を跨って形成されている。具体的には、窪み部5は、本体部21の外周面における軸方向全体と、各径外側圧入部23の外周面232における非シール周面232bの軸方向内側部分とに形成されている。
これにより、本実施形態では、ガスケット2の本体部21の径方向の厚みが、軸方向全体にわたって薄く形成されており、且つ、各径外側圧入部23の軸方向内側部分における径方向の厚みが薄く形成されている。
なお、窪み部5は、図4に示すように、断面視において凹状に形成されていてもよい。また、窪み部5は、本体部21の外周面の少なくとも一部に形成されていればよい。また、窪み部5は、本体部21の外周面において軸方向の複数箇所に形成されていてもよい。
[効果]
以上、本実施形態の流路継手構造1によれば、径内側圧入部22および径外側圧入部23を備えたガスケット2において径方向の厚みが厚い厚肉部となる本体部21の外周面に窪み部5が形成されているため、この窪み部5によって本体部21の径方向の厚みを薄くすることができる。これにより、径外側圧入部23が変形し易くなるので、第1及び第2配管ブロック11,12の成形時に径外側シール溝4の真円度が低下しても、その径外側シール溝4の形状に合わせて径外側圧入部23を変形させることにより、当該径外側圧入部23を径外側シール溝4に圧入することができる。
その際、径外側圧入部23を径方向内側に倒れ込むように変形させる場合、窪み部5が無ければ、径外側圧入部23の外周面232の軸方向中央部(つまり、窪み部5に相当する箇所)に引張応力が生じるため、径外側圧入部23は倒れ難くなる。しかし、本実施形態では、前記外周面232の軸方向中央部に窪み部5が形成されているので、径外側圧入部23は径方向内側に倒れ込み易くなる。
同様に、径外側圧入部23を径方向外側に倒れこむように変形させる場合、窪み部5が無ければ、径外側圧入部23の外周面232の軸方向中央部(つまり、窪み部5に相当する箇所)に圧縮応力が生じるため、径外側圧入部23は倒れ難くなる。しかし、本実施形態では、前記外周面232の軸方向中央部に窪み部5が形成されているので、径外側圧入部23は径方向外側に倒れ込み易くなる。
なお、窪み部5を本体部21の内周面に形成しても、本体部21の径方向の厚みを薄くできるが、この場合には、本体部21の内周面によって構成される接続流路24の周面は軸方向に真っすぐ形成されないため、流体が接続流路24内をスムーズに流れなくなるおそれがある。これに対して、本実施形態の窪み部5は、本体部21の外周面に形成されているため、接続流路24内における流体の流れを阻害することはない。
また、本実施形態の窪み部5は、本体部21の外周面だけでなく、径外側圧入部23の外周面232の非シール周面232bにも形成されている。これにより、径外側圧入部23の径方向の厚みが薄くなるので、径外側圧入部23はさらに変形し易くなる。また、窪み部5は、径外側圧入部23の外周面において、シール性能を発揮しない非シール周面232bに形成されているため、径外側圧入部23に窪み部5を形成しても、径外側圧入部23のシール性能が低下することはない。
また、本実施形態の窪み部5は凹曲面からなるので、本体部21における径方向の厚みを徐々に薄くすることができるので、径外側圧入部23を変形させたときに本体部21の外周面に作用する応力を窪み部5によって分散することができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施形態では、半導体分野で用いられる集積ブロック1を例に説明したが、その分野はこれに限定されることなく、液晶・有機EL分野、医療・医薬分野、または、自動車関連分野においても使用され得る。
1 流路継手構造
2 ガスケット
3 径内側シール溝
4 径外側シール溝
5 窪み部
11 第1配管ブロック(流体デバイス)
11a 端面
12 第2配管ブロック(流体デバイス)
12a 端面
13 流路孔
14 流路孔
21 本体部
22 径内側圧入部
23 径外側圧入部
42 径外側シール溝の外周面
232 径外側圧入部の外周面
232a シール周面(一部)
232b 非シール周面(他部)

Claims (4)

  1. 2つの流体デバイスにそれぞれ形成された流路孔同士を接続するためのガスケットであって、
    環状の本体部と、
    前記本体部の軸方向両端部それぞれの径内側から軸方向外側に突出し、前記両流体デバイスの流路孔の接続端部に形成された径内側シール溝にそれぞれ圧入される一対の径内側圧入部と、
    前記本体部の軸方向両端部それぞれの径外側から軸方向外側に突出し、前記両流体デバイスの前記接続端部側の端面において前記流路孔よりも径方向外側に形成された円筒状の径外側シール溝にそれぞれ圧入される一対の円筒状の径外側圧入部と、を備え、
    前記本体部の外周面の少なくとも一部に、環状の窪み部が形成されている、ガスケット。
  2. 前記径外側圧入部の外周面の一部が、前記径外側シール溝の外周面に密着してシール機能を発揮するシール周面とされており、
    前記窪み部は、前記径外側圧入部の外周面の他部にも形成されている、請求項1に記載のガスケット。
  3. 前記窪み部は凹曲面からなる、請求項1又は2に記載のガスケット。
  4. 2つの流体デバイスにそれぞれ形成された流路孔同士を接続するための請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスケットと、
    前記両流体デバイスの流路孔の接続端部にそれぞれ形成され、前記ガスケットの各径内側圧入部が圧入される一対の径内側シール溝と、
    前記両流体デバイスの前記接続端部側の端面それぞれにおいて前記流路孔よりも径方向外側に形成され、前記ガスケットの各径外側圧入部が圧入される一対の円筒状の径外側シール溝と、を備える流路継手構造。
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