JP2019177842A - 制御装置および変速システム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の目的は、人力駆動車の快適な走行に貢献できる制御装置および変速システムを提供することである。
第1変速条件が第2参照値に応じて変更されることによって、人力駆動車に搭乗するユーザに応じた第1変速条件に更新されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
第1変速条件を規定する閾値が第2参照値に応じて変更されることによって、ユーザに応じた閾値に更新されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
このため、第1変速条件を規定する閾値を適切に変更できる。
このため、第1変速条件を規定する閾値を適切に変更できる。
このため、第1変速条件に応じて変速装置を好適に制御できる。
なるように前記変速装置を制御する場合、かつ、前記差の絶対値が第1所定差以上の場合、前記第1閾値を大きくする。
変速比が大きくなるように変速装置が制御され、差の絶対値が第1所定差以上の場合、変速完了前の第1参照値が変更前の第1閾値よりも大きい状態で変速されることが望ましい。上記制御装置では、上述の場合に第1閾値が大きくなるように変更されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
変速比が大きくなるように変速装置が制御され、差の絶対値が第2所定差未満の場合、好適なタイミングで変速されたことが示唆される。上記制御装置では、上述の場合に第1閾値が維持されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
変速比が小さくなるように変速装置が制御され、差の絶対値が第3所定差以上の場合、変速完了前の第1参照値が変更前の第2閾値よりも小さい状態で変速されることが望ましい。上記制御装置では、上述の場合に第2閾値が小さくなるように変更されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
変速比が小さくなるように変速装置が制御され、差の絶対値が第4所定差未満の場合、好適なタイミングで変速されたことが示唆される。上記制御装置では、上述の場合に第2閾値が維持されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
このため、第1変速条件を規定する閾値をより適切に変更できる。
このため、第1変速条件を規定する閾値をより適切に変更できる。
このため、第1変速条件を規定する閾値を適切に変更できる。
第1変速条件が第2参照値に応じて適切に変更されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
このため、第1変速条件に応じて変速装置を好適に制御できる。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
第1参照値および第2参照値が1つの検出装置によって検出できるため、人力駆動車に搭載される部品点数を削減できる。
このため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
このため、ハウジングによって制御部を保護できる。
第1変速条件が第2参照値に応じて変更されることによって、人力駆動車に搭乗するユーザに応じた第1変速条件に更新されるため、人力駆動車の快適な走行に貢献できる。
図1を参照して、変速システム10を含む人力駆動車Aについて説明する。
ここで、人力駆動車は、走行のための原動力に関して、少なくとも部分的に人力を用いる車両を意味し、電動で人力を補助する車両を含む。人力以外の原動力のみを用いる車両は、人力駆動車には含まれない。特に、内燃機関のみを原動力に用いる車両は、人力駆動車には含まれない。通常、人力駆動車には、小型軽車両が想定され、公道での運転に免許を要しない車両が想定される。図示される人力駆動車Aは、電気エネルギーを用いて人力駆動車Aの推進を補助する電動補助ユニットEを含む自転車(e−bike)である。具体的には、図示される人力駆動車Aは、トレッキングバイクである。人力駆動車Aは、フレームA1、フロントフォークA2、前輪WF、後輪WR、ハンドルH、および、ドライブトレインBをさらに含む。
制御装置12は、第1参照値に基づいて規定される第1変速条件に応じて、人力駆動車Aの変速比が変化するように変速装置Tを制御し、変速装置Tの変速に伴い変化する第2参照値に応じて、第1変速条件を変更する制御部14を備える。制御部14は、CPU(
Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)である。第1変速条件は、第1参照値および閾値TH(図3参照)に基づいて規定される。本実施形態では、制御部14は、第2参照値に応じて閾値THを変更する。
うに変速装置Tを制御する場合、第1条件が成立すると第1閾値TH1を小さくしてもよく、第1条件が成立すると第1閾値TH1を初期の第1閾値TH1に戻してもよい。制御部14は、参照値差の絶対値が第2所定差未満である状態が所定回数連続する場合に第1条件が成立すると判定してもよく、参照値差の絶対値が第2所定差よりも小さい所定差未満の場合に第1条件が成立すると判定してもよい。
制御部14は、ステップS11において、第1参照値が第1閾値TH1を上回ったか否かを判定する。制御部14は、ステップS11において、第1参照値が第1閾値TH1を上回ったと判定した場合、ステップS12の処理に移行する。制御部14は、ステップS12において、変速比が大きくなるように変速装置Tを制御する。
判定する。制御部14は、ステップS13において、参照値差の絶対値が第1所定差以上であると判定した場合、ステップS14の処理に移行する。制御部14は、ステップS14において、第1閾値TH1を大きくする。制御部14は、ステップS14において、第1閾値TH1を小さくしてもよい。一方、制御部14は、ステップS13において、参照値差の絶対値が第1所定差未満であると判定した場合、ステップS15の処理に移行する。換言すれば、制御部14は、参照値差の絶対値が第2所定差未満であると判定した場合、ステップS15の処理に移行する。制御部14は、ステップS15において、第1閾値TH1を維持する。なお、制御部14は、第1所定差と第2所定差とが異なる値に設定される場合、ステップS15の処理の前に、参照値差の絶対値が第2所定差未満であるか否かを判定してもよい。
図5を参照して、第2実施形態の変速システム10について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
Hに応じて更新されてもよく、固定値であってもよい。
制御部14は、ステップS21において、第1参照値が第1閾値TH1を上回ったか否かを判定する。制御部14は、ステップS21において、第1参照値が第1閾値TH1を上回ったと判定した場合、ステップS22の処理に移行する。制御部14は、ステップS22において、変速比が大きくなるように変速装置Tを制御する。
場合、ステップS29の処理に移行する。制御部14は、ステップS29において、第2閾値TH2を小さくする。制御部14は、ステップS29において、第2閾値TH2を大きくしてもよい。一方、制御部14は、ステップS28において、第2平均が第3所定差未満であると判定した場合、ステップS30の処理に移行する。換言すれば、制御部14は、第2平均が第4所定差未満であると判定した場合、ステップS30の処理に移行する。制御部14は、ステップS30において、第2閾値TH2を維持する。なお、制御部14は、第3所定差と第4所定差とが異なる値に設定される場合、ステップS30の処理の前に、第2平均が第4所定差未満であるか否かを判定してもよい。
図6を参照して、第3実施形態の変速システム10について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
制御部14は、ステップS31において、第1参照値が第1閾値TH1を上回ったか否かを判定する。制御部14は、ステップS31において、第1参照値が第1閾値TH1を上回ったと判定した場合、ステップS32の処理に移行する。制御部14は、ステップS32において、変速比が大きくなるように変速装置Tを制御する。
図7を参照して、第4実施形態の変速システム10について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
に第7条件が成立すると判定してもよい。
制御部14は、ステップS41において、第1参照値が第1閾値TH1を上回ったか否かを判定する。制御部14は、ステップS41において、第1参照値が第1閾値TH1を上回ったと判定した場合、ステップS42の処理に移行する。制御部14は、ステップS42において、変速比が大きくなるように変速装置Tを制御する。
上記各実施形態に関する説明は、本発明に従う制御装置および変速システムが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う制御装置および変速システムは、例えば以下に示される上記各実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変形例において、各実施形態の形態と共通する部分については、各実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
Claims (22)
- 第1参照値に基づいて規定される第1変速条件に応じて、人力駆動車の変速比が変化するように変速装置を制御し、前記変速装置の変速に伴い変化する第2参照値に応じて、前記第1変速条件を変更する制御部を備える、制御装置。
- 前記第1変速条件は、前記第1参照値および閾値に基づいて規定され、
前記制御部は、前記第2参照値に応じて前記閾値を変更する、請求項1に記載の制御装置。 - 前記制御部は、前記第2参照値の大きさに応じて前記閾値を変更する、請求項2に記載の制御装置。
- 前記制御部は、変速完了後の前記第2参照値と変速完了前の前記第2参照値との差に応じて前記閾値を変更する、請求項2または3に記載の制御装置。
- 前記閾値は、第1閾値および第2閾値を含み、
前記制御部は、前記第1参照値と前記第1閾値との関係に応じて前記変速比が大きくなるように前記変速装置を制御し、前記第1参照値と前記第2閾値との関係に応じて前記変速比が小さくなるように前記変速装置を制御する、請求項4に記載の制御装置。 - 前記制御部は、前記変速比が大きくなるように前記変速装置を制御する場合、かつ、前記差の絶対値が第1所定差以上の場合、前記第1閾値を大きくする、請求項5に記載の制御装置。
- 前記制御部は、前記変速比が大きくなるように前記変速装置を制御する場合、かつ、前記差の絶対値が第2所定差未満の場合、前記第1閾値を維持する、請求項5または6に記載の制御装置。
- 前記制御部は、前記変速比が小さくなるように前記変速装置を制御する場合、かつ、前記差の絶対値が第3所定差以上の場合、前記第2閾値を小さくする、請求項5〜7のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記制御部は、前記変速比が小さくなるように前記変速装置を制御する場合、かつ、前記差の絶対値が第4所定差未満の場合、前記第2閾値を維持する、請求項5〜8のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記制御部は、前記差の絶対値に関する複数の情報に応じて前記閾値を変更する、請求項4〜9のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記制御部は、前記差の絶対値が第5所定差以上である所定状態の回数をカウントし、前記回数に応じて前記閾値を変更する、請求項4〜10のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記制御部は、前記第2参照値の変化速度に応じて前記閾値を変更する、請求項2〜11のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記第2参照値は、前記人力駆動車に関する車両情報、および、前記人力駆動車に搭乗するユーザに関するユーザ情報の少なくとも一方を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記ユーザ情報は、心拍数、筋電位、発汗量、および、体温の少なくとも1つを含む、請求項13に記載の制御装置。
- 前記第1参照値は、前記人力駆動車に関する車両情報を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記車両情報は、前記人力駆動車の走行状態に関する走行情報、および、前記人力駆動車の走行環境に関する環境情報の少なくとも一方を含む、請求項13〜15のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記走行情報は、ケイデンス、前記人力駆動車のクランクに作用するトルク、車速、加速度、および、パワーの少なくとも1つを含む、請求項16に記載の制御装置。
- 前記環境情報は、路面の状態に関する路面情報、空気抵抗に関する空気抵抗情報、天候に関する天候情報、および、気温に関する気温情報の少なくとも1つを含む、請求項16または17に記載の制御装置。
- 前記第2参照値の種類は、前記第1参照値の種類と同じである、請求項1〜18のいずれか一項に記載の制御装置。
- 前記第1参照値に基づいて規定される前記第1変速条件、および、前記第2参照値に基づいて規定される第2変速条件の少なくとも一方を含む変速情報を記憶する記憶部をさらに備える、請求項1〜19のいずれか一項に記載の制御装置。
- ハウジングをさらに備え、
前記ハウジングは、前記制御部を収容する、請求項1〜20のいずれか一項に記載の制御装置。 - 請求項1〜21のいずれか一項に記載の制御装置と、
前記変速装置と、を備える変速システム。
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