JP2019177137A - 手術用患者支持体およびその方法 - Google Patents

手術用患者支持体およびその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】患者の体を適切にポジショニングする手術用患者支持体を提供する。【解決手段】患者支持体10は、患者支持用上板14の特定の配置を可能にするスライドアセンブリを介して接続アセンブリ18に選択的に接続可能な、患者支持用上板14を含む。接続アセンブリ18はドッキングレシーバー32とドッキングゲートを含み、ドッキングレシーバ32はスライドアセンブリによって選択的に位置決めされる。ドッキングゲートは接続チューブの取外しを選択的に阻止する。【選択図】図1

Description

関連出願へのクロスリファレンス
本出願は、米国特許法第119条(e)に基づき、2018年2月28日に出願された米国特許仮出願第62/636,563号の優先権の利益を主張し、少なくとも患者を支持する装置、システム、方法に関連する部分を含む、その全体を本明細書に援用する。
本開示は、患者を支持するための装置、システムおよび方法に関する。特に、本開示は、外科手術で患者を支持するための装置、システムおよび方法に関する。
手術用支持台などの患者支持体は、患者の身体の様々な部位を支持する。患者支持体のテーブルトップを目的に応じて多様にポジショニングすることで、患者の身体の様々な部位に届くようになり、患者の治療および/または診断の一助となる。患者支持体のポジショニングは、ユーザーによる操作のしやすさを向上させつつ、患者の安全性と保護を考慮して行う必要がある。
本出願には、添付の特許請求の範囲に記載の特徴のうちの1つ以上および/または、単独または組み合わせで、特許可能な主題を含み得る以下の特徴を開示する。
本開示の一態様によれば、患者支持装置は、患者の身体を床よりも上に支持するための少なくとも1枚の患者用上板であって、支持接続を受けるための少なくとも1つのチューブコネクタを含む少なくとも1枚の患者用上板と、少なくとも1つのエンドサポートであって、回転軸を中心とした選択的回転のために患者用上板を支持する、患者用上板との接続用エンドサポートと、少なくとも1つの患者支持用上板を少なくとも1つのエンドサポートに選択的に接続するための接続アセンブリと、を含むことができる。接続アセンブリには、少なくとも1つのチューブコネクタを受けるためのチューブスロットを画定する少なくとも1つのドッキングレシーバーを含むことができる。ドッキングレシーバーには、患者用上板と少なくとも1つのエンドサポートとの係合解除を選択的に阻止するためのドッキングゲートを含むことができ、ドッキングゲートは、チューブスロットの入口から離れたロック解除位置と、少なくとも1つのチューブコネクタが外れるのを阻止するために入口の少なくとも一部に入り込んだロック位置との間で移動可能である。チューブスロットの入口は、回転軸から外向きに開いている。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのドッキングレシーバーに、チューブスロットの少なくとも一部としてレシーバースロットを画定する少なくとも1つのエンドストップを含むことができる。レシーバースロットには、チューブスロットの入口の一部として、回転軸に対して半径方句外側に向いた開口を設けることができる。少なくとも1つのドッキングレシーバーをボトムドッキングレシーバーとして配置することができ、接続アセンブリが水平位置に配置されているときに、レシーバースロットが下を向くようにすることができる。
いくつかの実施形態では、ドッキングゲートに、ゲートラッチを少なくとも1つ含むことができ、ゲートラッチは、本体と、チューブスロットとの選択的な相互作用のために本体から設けられたアームとを含む。アームは、ロック位置で、チューブコネクタがチューブスロットから抜けるのを阻止するために入口に入り込むことができ、ロック解除位置では入口から離れることができる。
いくつかの実施形態では、接続アセンブリにロックピンを含むことができ、ロックピンは、ドッキングゲートが移動してロック位置から外れることを許容する係合解除位置と、ドッキングゲートが移動してロック位置から外れるのを阻止する係合位置との間で移動可能である。係合位置では、ロックピンをゲート本体のピンスロットに挿入することができる。ドッキングゲートのロック位置では、ピンスロットをロックピンに対応して位置決めすることができる。ドッキングゲートがロック位置以外の位置にあるときに、ピンスロットがロックピンに対応していないようにすることができる。いくつかの実施形態では、本体にウィングを含むことができ、ウィングは、ピンスロットの内面からのびて、荷重のかかっていない状態でピンが抜けるのを防ぐ。
いくつかの実施形態では、ロックピンを作動ロッドに同心に装着することができ、作動ロッドは、ロックピンの係合位置および係合解除位置を達成するように平行移動可能である。作動ロッドには、ドッキングゲートの第2のゲートラッチとの係合用に第2のロックピンを含むことができる。第1のロックピンおよび第2のロックピンを各々、作動ロッドの移動下で、係合位置と係合解除位置との間で移動可能にすることができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのドッキングレシーバーを、ドッキングレシーバーをエンドサポートに対して位置決めするためにスライドアセンブリに装着することができる。スライドアセンブリには、ドッキングレシーバーを制御下で位置決めするためのラチェットアセンブリを含むことができる。スライドアセンブリには、ドッキングレシーバーが装着されるスライド板を含むことができる。このスライド板を、接続アセンブリのフレームに平行移動可能に接続することができる。
いくつかの実施形態では、ラチェットアセンブリに、フレームに装着される第1の部分と、スライド板に装着される第2の部分とを含むことができる。第1の部分および第2の部分を、フレームに対するスライド板の位置を画定するために、互いに選択的に係合するように配置することができる。ラチェットアセンブリの第1の部分を、爪およびラチェットトラックのうちの一方にすることができ、ラチェットアセンブリの第2の部分を、爪およびラチェットトラックのうちの他方にすることができる。いくつかの実施形態では、第1の部分を、ユーザーが手で持てるようにフレームからのびるハンドルと接続することができる。このハンドルを、第1の部分を第2の部分と係合状態で配置するラッチ位置と、第1の部分を第2の部分との係合から外すラッチ解除位置との間で動作可能なようにすることができる。
いくつかの実施形態では、患者支持装置に、フレームに対するスライド板の位置を決定するように配置された位置センサーをさらに含むことができる。スライドアセンブリには、別の患者用上板の接続を受けるための別のドッキングレシーバーを有する別のスライド板を含むことができる。この別のスライド板を、患者を別の位置まで回転させるためのスライド板とは対向して配置することができる。
いくつかの実施形態では、スライドアセンブリに、ドッキングレシーバーが装着されるスライド板を含むことができ、スライド板は、接続アセンブリのフレームに平行移動可能に接続されている。スライドアセンブリには、ダンパーアセンブリを含むことができ、ダンパーアセンブリは、フレームに対するスライド板の移動時の振動を弱めるためにスライド板と連結されている。いくつかの実施形態では、ダンパーアセンブリに、互いに係合して相互作用により制振力を与えるラック部分とピニオン部分とを含むことができる。ラック部分およびピニオン部分のうちの一方を、スライド板に固定することができ、ラック部分およびピニオン部分のうちの他方をフレームに固定することができる。ピニオン部分を、スライド板の平行移動によって制振回転力を与えるように配置される歯車として形成することができる。
いくつかの実施形態では、接続アセンブリに、ベースフレームを含むことができ、患者支持装置には、フレームから横方向にのびるようにベースフレームと選択的に接続可能な横方向延長部をさらに含むことができる。横方向延長部には、ドッキングレシーバーを取り付けておくことができる。横方向延長部がベースフレームと接続されたとき、横方向延長部に取り付けられたドッキングレシーバーが、少なくとも1つのドッキングレシーバーと直交する位置にくるようにすることができる。
本開示の別の態様によれば、患者支持装置は、患者の身体を床よりも上に支持するための少なくとも1枚の患者用上板であって、支持接続を受けるための少なくとも1つのチューブコネクタを含む、少なくとも1枚の患者用上板と、少なくとも1つのエンドサポートであって、回転軸を中心とした選択的回転のために患者用上板を支持する、患者用上板との接続用エンドサポートと、少なくとも1つの患者支持用上板を少なくとも1つのエンドサポートに選択的に接続するための接続アセンブリと、を含むことができる。接続アセンブリには、少なくとも1つのチューブコネクタを受けるためのチューブスロットを画定する少なくとも1つのドッキングレシーバーを含むことができる。ドッキングレシーバーには、ラッチピンアセンブリを少なくとも1つ含むことができ、このラッチピンアセンブリは、チューブスロットから後退したロック解除位置と、患者支持用上板を接続アセンブリに固定するために少なくとも1つのチューブコネクタとの係合用にチューブスロットの中までのびているロック位置との間で動作可能なラッチピンを有する。
いくつかの実施形態では、ラッチピンを、ロック位置で少なくとも1つのチューブコネクタの長手方向の端への挿入用に配置することができる。少なくとも1つのラッチピンアセンブリには、一対のラッチピンアセンブリを含むことができ、ラッチピンアセンブリ各々のラッチピンは、それぞれのロック位置で少なくとも1つのチューブコネクタの長手方向の反対側の端への挿入用に配置される。
いくつかの実施形態では、一対のラッチピンアセンブリを連結部によって連結することができる。この連結部を、ラッチピンのロック位置とロック解除位置との間で、対応する構成を提供するように配置することができる。ラッチピンアセンブリを、ロック解除位置とロック位置との間の操作用のハンドルに連結することができる。ハンドルは、それぞれラッチピンアセンブリのロック解除位置とロック位置とに対応する係合解除位置と係合位置との間で動作可能である。
いくつかの実施形態では、ラッチピンアセンブリを、連結部を介してハンドルに連結することができ、連結部は、回転可能かつ平行移動可能に支材に固定された駆動軸と、駆動軸とは間隔をあけて支材に連結されたキー軸と、を備える。キー軸を、ハンドルの動きをラッチピンアセンブリに伝達するようにハンドルに連結することができる。
いくつかの実施形態では、ラッチピンを、キー軸の案内用にキートラックを貫通して配置することができる。キートラックには、キー軸の平行移動用の移動部であって、係合解除位置と係合位置との間でハンドルの動きをラッチピンアセンブリに伝達する移動部と、移動部との接続から角度をなしてのびたロック部と、を含むことができる。このキー軸を、ハンドルが係合位置にあるときに、支材の平行移動を阻止するために、駆動軸を中心に支材を枢動させることでロック部に入るように動作可能にすることができる。
本開示の別の態様によれば、患者支持装置の接続アセンブリであって、回転軸を中心とした選択的回転用に患者の身体を床よりも上に支持するために、患者用上板を患者支持装置のエンドサポートに選択的に接続するための、患者用上板のチューブコネクタを受けるための接続アセンブリは、患者支持装置のエンドサポートとの接続用に構成されたフレームと、フレームに連結されたスライドアセンブリであって、回転軸に対する平行移動ができるように動作可能なスライドアセンブリと、回転軸に対して選択的に平行移動可能に位置決めをするための、スライドアセンブリに連結されたドッキングレシーバーを含むドッキングシステムと、を含むことができる。ドッキングレシーバーは、患者用上板の少なくとも1つのチューブコネクタを受けるためのチューブスロットを画定することができる。ドッキングレシーバーは、患者用上板と少なくとも1つのエンドサポートとの係合解除を選択的に阻止するためのドッキングゲートを含むことができる。このドッキングゲートを、チューブスロットの入口から離れたロック解除位置と、少なくとも1つのチューブコネクタが外れるのを阻止するために入口の少なくとも一部に入り込んだロック位置との間で移動可能なようにすることができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのドッキングレシーバーに、チューブスロットの少なくとも一部としてレシーバースロットを画定する少なくとも1つのエンドストップを含むことができる。レシーバースロットには、回転軸に対して半径方句外側に向いた開口を設けることができる。少なくとも1つのドッキングレシーバーをボトムドッキングレシーバーとして配置することができ、接続アセンブリが水平位置に配置されているときに、レシーバースロットが下を向くようにすることができる。
いくつかの実施形態では、ドッキングゲートに、ゲートラッチを少なくとも1つ含むことができ、ゲートラッチは、本体と、チューブスロットとの選択的な相互作用のために本体から設けられたアームとを含む。アームは、ロック位置、チューブコネクタがチューブスロットから抜けるのを阻止するために入口に入り込むことができ、ロック解除位置では入口から離れて存在することができる。
いくつかの実施形態では、接続アセンブリにロックピンを含むことができ、ロックピンは、ドッキングゲートが移動してロック位置から外れることを許容する係合解除位置と、ドッキングゲートが移動してロック位置から外れるのを阻止する係合位置との間で移動可能である。係合位置では、ロックピンをゲート本体のピンスロットに挿入することができる。ドッキングゲートのロック位置では、ピンスロットをロックピンに対応して位置決めすることができる。ドッキングゲートがロック位置以外の位置にあるときに、ピンスロットがロックピンに対応していないようにすることができる。いくつかの実施形態では、本体にウィングを含むことができ、ウィングは、ピンスロットの内面からのびて、荷重のかかっていない状態でピンが抜けるのを防ぐ。
いくつかの実施形態では、ロックピンを作動ロッドに同心に装着することができ、作動ロッドは、ロックピンの係合位置および係合解除位置を達成するように平行移動可能である。作動ロッドには、ドッキングゲートの第2のゲートラッチとの係合用に第2のロックピンを含むことができる。第1のロックピンおよび第2のロックピンを各々、作動ロッドの移動下で、係合位置と係合解除位置との間で移動可能にすることができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのドッキングレシーバーを、ドッキングレシーバーをエンドサポートに対して位置決めするためにスライドアセンブリに装着することができる。スライドアセンブリには、ドッキングレシーバーを制御下で位置決めするためのラチェットアセンブリを含むことができる。いくつかの実施形態では、スライドアセンブリには、ドッキングレシーバーが装着されるスライド板を含むことができる。このスライド板を、接続アセンブリのフレームに平行移動可能に接続することができる。ラチェットアセンブリに、フレームに装着される第1の部分と、スライド板に装着される第2の部分とを含むことができる。第1の部分および第2の部分を、フレームに対するスライド板の位置を画定するために、互いに選択的に係合するように配置することができる。
いくつかの実施形態では、ラチェットアセンブリの第1の部分を、爪およびラチェットトラックのうちの一方にすることができ、ラチェットアセンブリの第2の部分を、爪およびラチェットトラックのうちの他方にすることができる。第1の部分を、ユーザーが手で持てるようにフレームからのびるハンドルと接続することができる。このハンドルを、第1の部分を第2の部分と係合状態で配置するラッチ位置と、第1の部分を第2の部分との係合から外すラッチ解除位置との間で動作可能なようにすることができる。
いくつかの実施形態では、患者支持装置に、フレームに対するスライド板の位置を決定するように配置された位置センサーをさらに含むことができる。スライドアセンブリには、別の患者用上板の接続を受けるための別のドッキングレシーバーを有する別のスライド板を含むことができる。この別のスライド板を、患者を別の位置まで回転させるためのスライド板とは対向して配置することができる。
いくつかの実施形態では、スライドアセンブリに、ドッキングレシーバーが装着されるスライド板を含むことができる。このスライド板を、接続アセンブリのフレームに平行移動可能に接続することができる。スライドアセンブリには、ダンパーアセンブリを含むことができ、ダンパーアセンブリは、フレームに対するスライド板の移動時の振動を弱めるためにスライド板と連結されている。
いくつかの実施形態では、ダンパーアセンブリに、互いに係合して相互作用により制振力を与えるラック部分とピニオン部分とを含むことができる。ラック部分およびピニオン部分のうちの一方を、スライド板に固定することができ、ラック部分およびピニオン部分のうちの他方をフレームに固定することができる。ピニオン部分を、スライド板の平行移動によって制振回転力を与えるように配置される歯車として形成することができる。
いくつかの実施形態では、接続アセンブリに、ベースフレームを含むことができる。患者支持装置には、フレームから横方向にのびるようにベースフレームと選択的に接続可能な横方向延長部をさらに含むことができる。横方向延長部には、ドッキングレシーバーを取り付けておくことができる。横方向延長部がベースフレームと接続されたとき、横方向延長部に取り付けられたドッキングレシーバーが、少なくとも1つのドッキングレシーバーと直交する位置にくるようにすることができる。
本開示の別の態様によれば、患者の身体を床よりも上に支持するための少なくとも1枚の患者用上板のチューブコネクタとの接続用の患者支持アセンブリは、回転軸を中心とした選択的回転のために少なくとも1枚の患者用上板を床よりも上に支持するための少なくとも1つの支持タワーと、少なくとも1枚の患者用上板のチューブコネクタと選択的に接続するために少なくとも1つの支持タワーに固定された接続アセンブリと、患者支持アセンブリを3次元で表現したものを表示するように構成されたユーザーインタフェースと、を含むことができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーインタフェースは、回転軸を中心とする少なくとも1つの患者上板の選択的回転を可能にするために、床上の少なくとも1つの患者上部の許容可能なクリアランス高に達したことを示すように動作可能であってもよい。いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリに、接続アセンブリに接続された少なくとも1つの患者支持用上板の種類を検出するように構成されたコントローラを含んでもよい。いくつかの実施形態では、ユーザーインタフェースは、接続アセンブリに接続された少なくとも1つの患者支持用上板の種類を表示するように構成されてもよい。接続アセンブリに接続された少なくとも1つの患者支持用上板の種類は、仰臥位上板、側臥位上板、伏臥位上板を含む群から選択されてもよい。いくつかの実施形態では、3次元で表現したものに、ユーザーインタフェースを表現したものを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリを3次元で表現したものに、患者支持アセンブリの実際の配置に対応する患者支持アセンブリの配置を表現したものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリを3次元で表現したものに、患者支持アセンブリの実際のトレンデレンブルグ傾斜角に対応するトレンデレンブルグ傾斜角を持つように患者支持アセンブリの配置を表現したものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリを3次元で表現したものに、患者支持アセンブリの実際の傾斜角に対応する傾斜角を持つように患者支持アセンブリの構成を表現したものを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリを3次元で表現したものに、患者支持アセンブリの少なくとも1つのエンドサポートの実際の高さに対応する少なくとも1つのエンドサポートの高さを持つように患者支持アセンブリの配置を表現したものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリを3次元で表現したものに、患者支持アセンブリの接続アセンブリのスライド板の実際の伸張量に対応する接続アセンブリのスライド板の伸張量を持つように患者支持アセンブリの配置を表現したものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリを3次元で表現したものに、患者支持アセンブリの少なくとも1つの患者支持用上板の実際の量に対応する少なくとも1つの患者支持用上板の脚降下量を持つように患者支持アセンブリの配置を表現したものを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、ユーザーインタフェースを、患者支持アセンブリを3次元で表現したものを表現したものと一緒に、所望のトレンデレンブルグ傾斜角を表示するように構成してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザーインタフェースを、患者支持アセンブリを3次元で表現したものを表現したものと一緒に、所望の傾斜角を表示するように構成してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザーインタフェースを、患者支持アセンブリを3次元で表現したものを表現したものと一緒に、少なくとも1つのエンドサポートの所望の高さを表示するように構成してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザーインタフェースを、患者支持アセンブリを3次元で表現したものを表現したものと一緒に、接続アセンブリのスライド板の所望の伸張量を表示するように構成してもよい。
いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリを3次元で表現したものに、実際のトレンデレンブルグ傾斜角に対応するトレンデレンブルグ傾斜角、実際の傾斜角に対応する傾斜角、実際の高さに対応する少なくとも1つのエンドサポート高さ、患者支持アセンブリの接続アセンブリのスライド板の実際の伸張量に対応する、接続アセンブリのスライド板の伸張量のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、ユーザーインタフェースを、患者支持アセンブリの配置が特定の操作と両立しないことを示す警告を表示するように構成してもよい。特定の操作には、回転軸を中心とする少なくとも1つの患者支持用上板の回転を含むことができる。また、ユーザーインタフェースを、ゼロ以外のトレンデレンブルグ傾斜角、閾値の高さ未満の少なくとも1つのエンドサポートの高さ、ゼロ以外の傾斜角、回転軸を中心とする少なくとも1つの患者支持用上板の横転を可能にするための接続アセンブリのロック機構の係合解除のうちの少なくとも1つを含む患者支持アセンブリの配置に応答して警告を表示するように構成してもよい。いくつかの実施形態では、特定の操作には、少なくとも1つの患者支持用上板の脚部の横方向の脚の落下を含むことができ、ユーザーインタフェースは、ゼロ以外のトレンデレンブルグ傾斜角、閾値の高さ未満の少なくとも1つのエンドサポートの高さ、ゼロ以外の傾斜角、回転軸を中心とする横転を可能にするための接続アセンブリのロック機構の係合解除のうちの少なくとも1つを含む患者支持アセンブリの配置に応答して警告を表示するように構成される。
いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリに、少なくとも1つの支持用上板のうちの1つの種類の支持用上板を示す内容を入力として検出するように構成された検出器を含んでもよい。検出器は、少なくとも1つのリードスイッチを含む。
いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリに、トレンデレンブルグ傾斜角、少なくとも1つの端部支持体の高さ、トレンデレンブルグ傾斜角、少なくとも1つのエンドサポートの高さ、ドッキングアセンブリのスライド板の伸張量、傾斜角、回転軸を中心とする少なくとも1つの患者支持用上板の横転を可能にするための接続アセンブリのロック機構の係合解除、なくとも1つの支持用上板の支持用上板の種類、ドッキングアセンブリのレシーバー内のチューブコネクタの存在、接続アセンブリと接続された横方向延長部の存在、接続アセンブリとの横方向延長部の正しい固定のうちの少なくとも1つを示す内容を入力として検出するように構成された少なくとも1つの検出器を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、ユーザーインタフェースを、プリセット位置のうちの選択された1つをユーザーが実行したことに応答して患者支持アセンブリを対応する所定の構成に調節するためのユーザーによる選択用のプリセット位置のメニューを表示するように構成してもよい。ユーザーによる選択用のプリセット位置のメニューには、プリセット動作位置、プリセット撮像位置、別のプリセット撮像位置のうちの少なくとも1つを含むことができる。
いくつかの実施形態では、ユーザーインタフェースを、患者支持アセンブリを3次元で表現したものを表現したものと一緒に、いくつかのプリセット位置のうちのアクティブな位置に対応する患者支持アセンブリの構成内容を表示するように構成してもよい。プリセット位置のうちのアクティブな位置に対応する患者支持アセンブリの構成の表示は、患者支持アセンブリを3次元で表現したものを表現したものと一緒に、プリセット位置のうちのアクティブな位置にある患者支持アセンブリの少なくとも一部を透明にして重ねたものであってもよい。いくつかの実施形態では、患者支持アセンブリに、患者支持アセンブリの実際の配置を通信するために少なくとも1つのセンサーと通信する制御システムを含んでもよい。
本開示の別の態様によれば、患者支持装置の接続アセンブリであって、回転軸を中心とした選択的回転用に患者の身体を床よりも上に支持するための患者用上板を、患者支持装置のエンドサポートに選択的に接続するための、患者用上板のチューブコネクタを受けるための接続アセンブリは、患者支持装置のエンドサポートとの接続用に構成されたフレームと、フレームに連結されたスライドアセンブリであって、回転軸に対する平行移動ができるように動作可能なスライドアセンブリと、回転軸に対して選択的に平行移動可能に位置決めをするための、スライドアセンブリに連結されたドッキングレシーバーを含むドッキングシステムと、を含むことができる。ドッキングレシーバーはさらに、患者用上板の少なくとも1つのチューブコネクタを受けるためのチューブスロットを画定することができ、患者用上板がフレームから係合解除されるのを選択的に阻止するためのラッチピンシステム。ラッチピンシステムには、チューブスロットの中までのびる係合位置とチューブスロットから離れる係合解除位置との間で移動可能な少なくとも1つのラッチピンを含むことができる。
いくつかの実施形態では、チューブコネクタがドッキングスロットから外れるのを阻止するために、係合位置において、チューブコネクタの端の中での挿入用に少なくとも1つのラッチピンがドッキングスロットの中までのびることができる。ドッキングアセンブリに、ユーザーが手で持てるように構成された操作ハンドルを含むことができ、操作ハンドルは、ラッチピンアセンブリの位置に対応する係合位置と係合解除位置との間で動作可能である。操作ハンドルは、ラッチピンアセンブリの位置決めを可能にするために前記ラッチピンアセンブリと連結されていてもよい。いくつかの実施形態では、ラッチピンアセンブリの位置決めを可能にするために、操作ハンドルに、操作ハンドルの動きを制限するロック位置と、操作ハンドルの係合位置と係合解除位置との間での動きを可能にするロック解除位置との間で動作可能なトリガーを含むことができる。
いくつかの実施形態では、トリガーは、L字形トラックと係合することができる。L字形トラックには、ロック位置とロック解除位置との間でトリガーの選択的な移動を可能にするための、第1の方向にのびる第1の部分と、トリガーがロック解除位置にあるときに操作ハンドルの平行移動を可能にするための、第2の方向にのびる第2の部分と、を設けることができる。
本開示の別の態様によれば、患者支持装置は、患者の身体を床よりも上に支持するための少なくとも1枚の患者用上板と、少なくとも1つのエンドサポートであって、回転軸を中心とした選択的回転のために患者用上板を支持する患者用上板との接続用エンドサポートと、少なくとも1つのエンドサポートに連結されたキャスターシステムと、を含むことができる。キャスターシステムには、患者支持装置を車輪で動かして前記床を移動させるための少なくとも1つの回転する車輪を含むことができる。キャスターシステムには、少なくとも1つの車輪の回転を阻止するブレーキモードと少なくとも1つの車輪が回転できるようにする解除モードとの間でブレーキアセンブリを選択的に動作させるためにブレーキアセンブリに連結されたアクチュエーターを含むことができる。キャスターシステムには、ブレーキアセンブリに連結される作動ハンドルであって、ブレーキアセンブリを手動操作して解除モードにするために、静止位置とおよび解放位置との間で動作可能な作動ハンドルを含むことができる。この作動ハンドルを、ブレーキモードのときにブレーキアセンブリと通信していない状態にすることができる。
いくつかの実施形態では、作動ハンドルを、ブレーキアセンブリをブレーキモードに作動させるためのロック位置とブレーキアセンブリを解除モードに作動させるためのロック解除位置との間で回転可能な回転軸によってブレーキアセンブリと連結することができる。作動ハンドルには、ロック位置とロック解除位置との間で軸を回転させるために回転軸の少なくとも1つの歯と選択的に係合するように配置された少なくとも1つの歯を含むことができる。作動ハンドルの少なくとも1つの歯および軸は、互いに間隔をあけて配置され、軸がロック解除位置に向けて一方向だけに回転するような係合を可能にすることができる。いくつかの実施形態では、作動ハンドルの少なくとも1つの歯には、互いに180度に配置された一対の歯を含むことができる。いくつかの実施形態では、回転軸の少なくとも1つの歯には、互いに180度に配置された一対の歯を含むことができる。いくつかの実施形態では、アクチュエーターは、電気アクチュエーターであってもよい。
本開示の別の態様によれば、患者支持体の少なくとも1つのエンドサポートと連結するためのキャスターシステムに、床の上で患者支持体を車輪で移動させるための少なくとも1つの回転する車輪と、ブレーキエレメントを含むブレーキアセンブリと、ブレーキエレメントをブレーキ位置と解放位置との間で選択的に動作させるためにブレーキアセンブリと連結されたアクチュエーターと、ブレーキアセンブリと連結された作動ハンドルと、を含むことができ、ブレーキエレメントは、少なくとも1つの車輪の回転を阻止するために少なくとも1つの回転する車輪のブレーキエレメントと係合するブレーキ位置と、少なくとも1つの車輪の回転を可能にするためにブレーキエレメントから外される解放位置との間で選択的にポジショニング可能である。ブレーキエレメントを手で操作して解放位置にすることができるように、作動ハンドルを静止位置と解放位置との間で動作可能なようにすることができる。作動ハンドルは、ブレーキ位置にあるときに、ブレーキアセンブリと通信していない状態であってもよい。
いくつかの実施形態では、作動ハンドルを、ブレーキアセンブリをブレーキ位置に作動させるためのロック位置とブレーキアセンブリを解除位置に作動させるためのロック解除位置との間で回転可能な回転軸によってブレーキアセンブリと連結することができる。作動ハンドルには、ロック位置とロック解除位置との間で軸を回転させるために回転軸の少なくとも1つの歯と選択的に係合するように配置された少なくとも1つの歯を含むことができる。作動ハンドルの少なくとも1つの歯および軸は、互いに間隔をあけて配置され、軸がロック解除位置に向けて一方向だけに回転するような係合を可能にすることができる。いくつかの実施形態では、作動ハンドルの少なくとも1つの歯には、互いに180度に配置された一対の歯を含むことができる。いくつかの実施形態では、回転軸の少なくとも1つの歯には、互いに180度に配置された一対の歯を含むことができる。いくつかの実施形態では、アクチュエーターは、電気アクチュエーターであってもよい。
本開示の別の態様によれば、患者支持装置には、患者の身体を床よりも上に支持するための少なくとも1枚の患者用上板であって、支持接続を受けるための少なくとも1つのチューブコネクタを含む、少なくとも1枚の患者用上板と、少なくとも1つのエンドサポートであって、回転軸を中心とした選択的回転のために患者用上板を支持する、患者用上板との接続用エンドサポートと、少なくとも1つの患者支持用上板を少なくとも1つのエンドサポートに選択的に接続するための接続アセンブリと、を含むことができる。接続アセンブリには、少なくとも1つのチューブコネクタを収容するためのチューブスロットを画定する少なくとも1つのドッキングレシーバーを含むことができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのドッキングレシーバーを、ドッキングレシーバーをエンドサポートに対して位置決めするためにスライドアセンブリに装着することができる。スライドアセンブリには、ドッキングレシーバーを制御下で位置決めするためのラチェットアセンブリを含むことができる。いくつかの実施形態では、スライドアセンブリには、ドッキングレシーバーが装着されるスライド板を含むことができる。このスライド板を、接続アセンブリのフレームに平行移動可能に接続することができる。ラチェットアセンブリに、フレームに装着される第1の部分と、スライド板に装着される第2の部分とを含むことができる。第1の部分および第2の部分を、フレームに対するスライド板の位置を画定するために、互いに選択的に係合するように配置することができる。
いくつかの実施形態では、ラチェットアセンブリの第1の部分を、爪およびラチェットトラックのうちの一方にすることができ、ラチェットアセンブリの第2の部分を、爪およびラチェットトラックのうちの他方にすることができる。爪は、基部と少なくとも2本の爪アームとを有する分割爪として形成されてもよく、それぞれの爪アームは、基部から離れた遠位端に固定された爪ヘッドを含む。少なくとも2本の爪アームの間には、隙間が画定されてもよい。ラチェットトラックは、複数対のラチェット歯が分離プレートによって互いに間隔をあけて設けられた分割トラックとして形成されてもよい。
いくつかの実施形態では、爪は、基部と少なくとも2本の爪アームとを有する分割爪として形成され、それぞれの爪アームは、基部から離れた遠位端に固定された爪ヘッドを含む。各爪アームの爪ヘッドは、各対のラチェット歯の1つと相補的に配置されてもよい。少なくとも2つの爪ヘッドが複数対のラチェット歯と係合したときに分離プレートを受けるために少なくとも2本の爪アームの間に隙間が画定されてもよい。
上記以外の特徴を単独で、あるいは上記に列挙したものおよび/または特許請求の範囲に列挙したものなどの他の任意の特徴と組み合わせたものが、特許性のある主題を含む可能性があり、現在認識されている実施形態を実施する最良の形態を例示する様々な実施形態の以下の詳細な説明を考慮すれば、当業者には明らかであろう。
詳細な説明は、添付の図面を特に参照する。
図1は、患者が乗る患者支持用上板の長手方向の軸を中心とした選択的回転のために、患者支持用上板を床よりも上に支持するタワーベースとして形成された一対のエンドサポートを含む患者支持体の斜視図であり、患者支持体が、各エンドサポートに固定された、患者支持用上板と選択的に接続するための接続アセンブリを含むことを示し、ヘッドエンドのタワーベースが、ディスプレイを含むユーザーインタフェースを含むことを示している。 図2は、図1の患者支持体の側面図であり、接続アセンブリがそれぞれ、患者を下から支持する患者支持用上板(下側)と、患者が長手方向軸を中心に仰臥位から伏臥位に回転するのに備えて患者の前側に当たっている別の患者支持用上板(上側)の2つの支持用上板と選択的に接続されることを示している。 図3は、図1および図2の患者支持体の1つの接続アセンブリの後方斜視図であり、接続アセンブリが、タワーベースと接続するためのフレームと、このフレームに平行移動可能に取り付けられた一対のスライドアセンブリ(上下)であって、平行移動可能な位置決めのために各々ドッキングシステムが取り付けられたスライドアセンブリとを含むことを示している。 図4は、スライドアセンブリを明らかにするためにフレームの特定の外側部分を取り除いた図3の接続アセンブリの正面斜視図であり、ドッキングシステムが各々ドッキングレシーバーを含むことを示すとともに、上側のドッキングシステムはチューブスロットを示すために取り外してあるドッキングレシーバーの外側のカバーを有し、かつ、患者支持用上板はチューブスロットを示すために取り外してある下側のドッキングレシーバーのチューブスロットに挿入するためのジンバルチューブを含むことを示している。 図5は、スライドアセンブリ(上下)には各々ドッキングシステムが取り付けられたスライド板が含まれることを示すためにフレームの外側部分を取り除いた図3の接続アセンブリの後方斜視図であり、スライド板は、ラチェットシステムによって後退位置と伸展位置との間で選択的に平行移動可能であり、快適に移動できるよう制動システムによって平行移動のために減衰される。 図6は、図5の(下側の)スライドアセンブリの一部を切り離して示す斜視図であり、スライド板が平行移動できるようにラチェット機構の係合を解除するための一対のハンドルがラチェットシステムに含まれることを示すとともに、スライド板を快適に動かすためにピニオンの回転を弱めるラックおよびピニオンが制動システムに含まれることを示している。 図7は、図6の(下側の)スライドアセンブリのラチェットシステムの拡大図であり、ラチェットシステムが、歯を含むラチェットトラックと、回転してラチェットトラックと係合する爪とを含むことを示すとともに、患者支持用上板が接続アセンブリと接続されるときなど、ドッキングシステムに荷重がかかっているときに、爪の頂部が歯のうちの1つの下面と係合して、ラチェットトラックの歯の間から爪が係合解除されるのを阻止することを示している。 図8は、図7の(下側の)スライドアセンブリのラチェットシステムの拡大図であり、爪が回転して歯の下面との接触によって邪魔されることなく歯の間から出ることができるようにするために、たとえばドッキングシステムに接続された患者支持用上板の重量の荷重をなくすことによってラチェットトラックが(図8の向きで)わずかに上に移動したことを示している。 図9は、ドッキングレシーバーが、ドッキングレシーバーの端部によって画定されるレシーバースロットを含むチューブスロットを画定することを示すために外側カバーを取り除いた図1から図4の患者支持体のドッキングシステムの正面斜視図であり、チューブスロットが患者支持用上板のジンバルチューブ(破線で示す)を受けるために上方向に開口することを示すとともに、ジンバルチューブの取り外しを阻止するためのロック位置とジンバルチューブのチューブスロットからの取り外しを可能にするためのロック解除位置との間で位置決め可能なドッキングゲートがドッキングシステムに含まれることを示すとともに、平行移動可能な軸に一対のピンが配置され、ピンをドッキングゲートと選択的に係合させてドッキングゲートがロック位置から外れるのを選択的に阻止することを示している。 図10は、図9のドッキングゲートのゲートラッチの一部の分解斜視図であり、ゲートラッチがロック位置から移動するのを阻止して患者支持用上板の接続を保持するために、ピンスロットおよび穴のそれぞれを通るピンが選択的に挿入される、適所に固定される一対のゲートストップの穴に対応して配置されたピンスロットがゲートラッチに含まれることを示している。 図11は、図10のゲートラッチの側面図であり、たとえば、ジンバルチューブがチューブスロット内に収容され、その重量がドッキングシステムにかかったままであるときなど、チューブスロットに荷重がかかっているときに、ピンがピンスロットから外れるのを防ぐために、ある程度ピンスロットに入り込むウィングがピンスロットに含まれることを示している。 図12は、図9の接続アセンブリの一部の斜視図であり、平行移動可能な軸が、ユーザーが手で持てるようにするためのハンドルのあるレバーと係合して軸を平行移動させ、ゲートラッチからピンを外すことを示すとともに、軸センサーが軸の位置を決定するように配置され、チューブセンサーはジンバルチューブがチューブスロット内にあるかどうかを決定するように配置されることを示している。 図13は、図12の接続アセンブリの一部の平面図であり、ピンがロック位置にあることを示すために、伸展用に軸センサーのトリガーを解放するための窪みが平行移動可能な軸に含まれることを示している。 図14は、伏臥位支持用上板を支持して患者を側臥位から伏臥位に移動できるようにするための、図2および図3の接続アセンブリの横方向への伸展用のサイドアームアセンブリの斜視図であり、接続アセンブリのフレームと固定するための取り付けアセンブリを含む延長アームがサイドアームアセンブリに含まれることを示すとともに、側臥位から伏臥位への患者の移動を支持するために患者支持用上板の1つと選択的に接続するために横方向(垂直方向)に配置された別のドッキングアセンブリがサイドアームアセンブリに含まれることを示している。 図15は、図14のサイドアームアセンブリの後面斜視図であり、接続アセンブリのフレームと選択的に接続するためのフックおよびピンが取り付けアセンブリに含まれることを示している。 図16は、図13のサイドアームアセンブリの斜視図であり、接続アセンブリのフレームとの選択的係合用に(垂直方向の)伸展位置と後退位置との間でピンを移動させるために、取り付けアセンブリの解放機構にピンで取り付けられた枢支動作可能な電機子が含まれることを示すために延長アームアセンブリの一部を取り除いて示してある。 図17は、トリガーを回転させて接続アセンブリの位置スイッチを作動させ、平行移動可能な軸の位置を示すためにトリガーアセンブリが移動可能にドッキングアセンブリの平行移動可能な軸と接続されていることを示すために外側部分を取り除いた、図14から図16のサイドアームアセンブリの別の斜視図である。 図18は、図3から図5の接続アセンブリのドッキングアセンブリの別の実施形態の斜視図であり、患者支持用上板のジンバルチューブを受けるチューブスロットを画定するドッキングレシーバーがドッキングアセンブリに含まれることを示すとともに、ラッチピンを二段階の操作によってジンバルチューブの端に選択的に挿入することによってラッチアセンブリがジンバルチューブをチューブスロットに選択的に留めることを示している。 図19は、図18のドッキングアセンブリの斜視図であり、ハッチ機構が閉位置にあり、ピンがラッチ内に移動するのを防止することを示すために、ジンバルチューブがチューブスロットから取り外されていることを示すとともに、ラッチアセンブリをラッチ位置とラッチ解除位置との間で移動させるための二段階操作用のスイッチがハンドルに含まれることを示している。 図20Aは、図18および図19のドッキングアセンブリの底面図であり、ピンがチューブスロットから引っ込められたラッチ解除位置にくるようにラッチアセンブリがラッチ解除位置にあることを示している。 図20Bは、図20Aの左側部分の拡大図であり、ラッチアセンブリの作動下で左側のピンがラッチ解除位置に引き込まれていることを示している。 図20Cは、図20Aの右側部分の拡大図であり、右側のピンがラッチアセンブリの作動下でラッチ解除位置に引き込まれていることを示している。 図21Aは、図18および図19のドッキングアセンブリの底面図であり、ピンがジンバルチューブと係合するためにチューブスロットに挿入されたラッチ位置にくるようにラッチアセンブリがラッチ位置にあることを示している。 図21Bは、図20Aの左側部分の拡大図であり、ジンバルチューブと係合するためにラッチアセンブリの作動下で左側のピンがラッチ位置に挿入されていることを示している。 図21Cは、図20Aの右側部分の拡大図であり、ジンバルチューブと係合するためにラッチアセンブリの作動下で右側のピンがラッチ位置に挿入されていることを示している。 図22は、図20Aのドッキングアセンブリの底面図であり、接続バーの平行移動を駆動して連結部を通してピンをラッチ位置まで動かすためのハンドルの右へのスライド移動によるラッチアセンブリのラッチ解除位置からラッチ位置への移動を示している。 図23Aは、図18および図19のドッキングアセンブリの左側部分の斜視図であり、ラッチ機構がブロック位置にある状態を示している。 図23Bは、図18および図19のドッキングアセンブリの左側部分の斜視図であり、ラッチ機構が自由な位置にある状態を示している。 図23Cは、図18および図19のドッキングアセンブリの左側部分の斜視図であり、ラッチ機構が自由な位置にあり、ジンバルチューブがチューブスロットに収容された状態を示している。 図24Aから図24Cは、図18および図19のドッキングアセンブリの上側の斜視図であり、トリガーがロック位置(図24Aおよび図24B)とロック解除位置(図24C)との間で移動可能であることを示すために、ハンドルが適所にあることを示している。 図25Aは、それぞれドッキングアセンブリの対応するトラック内に挿入された一対のピンを含む2段アセンブリを示すためにハンドルを取り除いた、図24Aと同様の図18および図19のドッキングアセンブリの上側の斜視図であり、第1のピン(左側のピン)は第1のスロットを通って枢動するように配置され、第2のピン(図24Aから図24Cのハンドルに接続された右側のピン)は第2スロットを通ってのび、第1ピンとの連結部との接続によって第1ピンを中心に枢動するように配置されていることを示すとともに、第2のトラックは、ラッチアセンブリをラッチ解除位置に配置するように第2のピンが現在配置されている平行移動部を含み、第2のトラックは、第1のピンの枢動に対応してピンが回転できるように平行移動部を横切る枢動部を含むことを示している。 図25Bは、図25Aのドッキングアセンブリの上側の斜視図であり、ラッチアセンブリをラッチ位置に配置するためにピンが中間位置まで右にスライドされているが、第2のピンは第2のトラックの平行移動部に残ったままになって、ラッチアセンブリが動いてロック位置から外れることができるようになっていることを示している。 図25Cは、図25Aおよび図25Bのドッキングアセンブリの上側の斜視図であり、第1のピンが回転して、第2のピンが第2のトラックの回転部分まで枢動されて、ラッチアセンブリが平行移動してロック位置から外れるのを阻止していることを示している。 図26は、第1のピンがドッキングレシーバーを通ってのび、ユーザーが手で持てるように第2のハンドルと接続して第2のハンドルを枢動させて第1のピンを回転させ、第2のピンを枢動させて回転トラックから出して、ラッチアセンブリがロック位置から平行移動できるようになっていることを示すとともに、キャリッジが第1のピンと接続バーとの間に接続されて平行移動をラッチピンに伝えることを示すために一部を取り除くまたは透明に描いた、図18および図19のドッキングアセンブリの底面図である。 図27は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持用上板が接続されていない接続アセンブリのあるエンドサポートを含む患者支持体を表現したものがディスプレイに表示されることを示している。 図28は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、一般的な患者支持用上板が接続された接続アセンブリのあるエンドサポートを含む患者支持体を表現したものがディスプレイに表示されることを示すとともに、患者支持用上板の種類がわからないことを示している。 図29は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持用上板に接続された接続アセンブリのあるタワーベースを含む患者支持体を表現したものがディスプレイに表示されていることを示すとともに、患者支持体で患者支持用上板が仰臥位支持用上板であると判断したことを示している。 図30は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持用上板に接続された接続アセンブリのあるタワーベースを含む患者支持体を表現したものがディスプレイに表示されていることを示すとともに、患者支持体で患者支持用上板が伏臥位支持用上板であると判断したことを示している。 図31は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持用上板に接続された接続アセンブリのあるタワーベースを含む患者支持体を表現したものがディスプレイに表示されていることを示すとともに、患者支持体で患者支持用上板が脚折り(下げる)機能のある側臥位支持用上板であると判断したことを示している。 図32は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図31と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、側臥位支持用上板用の初期操作画面を示している。 図33は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、ヘッドサイド(左側)のタワーベースが高さ調節のために選択されたことを示し、かつ、ヘッドサイドのタワーベースが選択されたことを、ヘッドサイドのタワーベース、側臥位支持用上板、テーブル高を示すアイコンの強調表示と、ヘッドサイドのタワーベース(左)のそばにユーザーインタフェースの調節バーを表示することによって示している。 図34は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、フットサイド(右側)のタワーベースが高さ調節のために選択されたことを示し、かつ、フットサイドのタワーベースが選択されたことを、ヘッドサイドのタワーベース、側臥位支持用上板、テーブル高を示すアイコンの強調表示と、フットサイドのタワーベース(右)のそばにユーザーインタフェースの調節バーを表示することによって示している。 図35は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、トレンデレンブルグ(および/または逆トレンデレンブルグ)調節が選択されたことを示し、かつ、トレンデレンブルグ調節が選択されたことを、タワーベース、側臥位支持用上板、トレンデレンブルグを示すアイコンの強調表示と、側臥位支持用上板(中央)の上にユーザーインタフェースの調節バーを表示することによって示している。 図36は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、全体のテーブル高調節が選択されたことを示し、かつ、テーブル高調節が選択されたことを、タワーベース、側臥位支持用上板、テーブル高を示すアイコンの強調表示と、側臥位支持用上板の前の中央近くにユーザーインタフェースの調節バーを表示することによって示している。 図37は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、テーブルの傾斜の調節が選択されたことを示し、かつ、テーブルの傾斜の調節が選択されたことを、タワーベース、側臥位支持用上板、テーブルの傾斜を示すアイコンの強調表示と、側臥位支持用上板の中央の上にユーザーインタフェースの横方向の傾斜調節バーを表示することによって示している。 図38は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、脚折り調節が選択されたことを示し、かつ、脚折り調節が選択されたことを、側臥位支持用上板の脚部分および脚折りを示すアイコンの強調表示と、側臥位支持用上板のフットエンド付近にユーザーインタフェースの脚折り調節バーを表示することによって示している。 図39は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、水平調節が選択されたことを示し、かつ、水平調節が選択されたことを、タワーベース、側臥位支持用上板、水平状態を示すアイコンの強調表示と、水平状態を示すアイコン付近にユーザーインタフェースの水平調節バーを表示することによって示している。 図40は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、キャスター制御用の患者支持体の初期操作画面を示している。 図41は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、キャスター調節が選択されたことを示し、かつ、キャスター調節が選択されたことを、キャスター状態アイコンの強調表示によって示している。 図42は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、キャスター調節選択時に、表現されたもののキャスターが強調表示され、ユーザーインタフェース用にキャスター調節バーがキャスター状態アイコン付近に表示され、キャスター調節バーのロックオプションが現在選択されて、キャスターをロックするとともに患者支持体が床に沿って移動するのを阻止していることを示している。 図43は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、キャスター調節バーのロック解除オプションが選択されてキャスターをロック解除し、患者支持体が床に沿って車輪で移動できるようにすることを示している。 図44は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、キャスターがロック解除され、患者支持体の下に矢印を表示し、キャスター状態を示すアイコンを「ロック解除」と読めるように変更することによってそのことを示している。 図45は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、直線状(非旋回)回転用にヘッドサイドのキャスターのロックを解除し、可変(旋回)回転用にフットサイドのキャスターのロックを解除するためにキャスター調節バーのステアリングオプションが選択されたことを示し、かつ、ステアリングが選択されたことを、患者支持体を床に沿って移動させるためのキャスター調節バー上の対応するオプションの強調表示によって示している。 図46は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図32と同様のスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が側臥位支持用上板であると判断したことを示すとともに、患者支持体を床に沿って動かすことができるようにキャスター調節バーのステアリングオプションが選択されたことを示し、かつ、そのステアリングの選択を、キャスター状態を示すアイコンの強調表示と「ステアリング」と読めるように変更すること、患者支持体の下にステアリング用の矢印を表示することによって示している。 図47は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持用上板が接続されていない接続アセンブリのあるタワーベースを含む患者支持体を表現したものがディスプレイに表示されていることを示すとともに、患者支持体を長手方向に短縮するための患者支持体の短縮モードの初期操作画面を示し、短縮が選択されたことを示している。 図48は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図47と同様のスクリーンショットであり、短縮アイコンが選択されたことに応答して、短縮を容易にするために、フットエンドのキャスターをロックし、ヘッドエンドのキャスターのロックを解除する要求がキャスター操作アイコンと一緒に表示されることを示している。 図49は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図48と同様のスクリーンショットであり、フットエンドのキャスターをロックしてヘッドエンドのキャスターのロックを解除するためのキャスター操作アイコンが選択されたことに応答して、短縮を容易にするためのクロスチューブのロック解除成功時のユーザーによる選択を含む、クロスチューブのロックを解除する要求が表示されることを示すとともに、クロスチューブロック解除装置が強調表示されていることを示している。 図50は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図49と同様のスクリーンショットであり、クロスチューブがロック解除されたことを確認するためのクロスチューブ操作アイコンが選択されたことに応答して、患者支持体を手で短縮するための要求が、短縮成功時のユーザーによる選択用の短縮操作アイコンと一緒に表示されることを示すとともに、短縮過程のグラフィックを示している。 図51は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図50と同様のスクリーンショットであり、患者支持体が短縮されたことを確認するための短縮操作アイコンが選択されたことに応答して、患者支持体が短縮された状態で示され、クロスチューブをロックする要求がクロスチューブのロック成功時のユーザーによる選択用のクロスチューブ操作アイコンと一緒に表示されることを示している。 図52は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図51と同様のスクリーンショットであり、患者支持体が短縮されたことを示し、短縮操作の完了を確認し、患者支持体の搬送用にキャスターをロック解除するためのキャスターロック解除操作アイコンが示されている。 図53は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図52と同様のスクリーンショットであり、患者支持体の搬送用にキャスターのロックを解除するためにキャスターロック解除操作アイコンが選択されていることを示すとともに、その選択がなされたことを、キャスターロック解除操作アイコンの強調表示と、患者支持体の下に矢印を表示することによって示している。 図54は、患者支持体が短縮された状態にあることを示すメイン画面における、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図47と同様のスクリーンショットである。 図55は、接続された患者支持用上板が側臥位支持用上板であると患者支持体で判断したことを示すメイン画面における図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、側臥位支持用上板の高さチェックのための初期操作画面を示している。 図56は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図55と同様のスクリーンショットであり、テーブル高アイコンが高さチェックモードに入るように選択され、側臥位支持用上板およびタワーベースの強調表示と側臥位支持用上板の所望の高さの透明なオーバーレイ(破線で図示)によってそのことが示され、高さ調節のためのユーザーインタフェースの高さ調節バーが表示されることを示している。 図57は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図56と同様のスクリーンショットであり、高さ調節の実行を開始するために高さ調節バーがある程度右にドラッグされていることを示すとともに、表現されたものが患者支持体の実際の位置に追従していることを示している。 図58は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図57と同様のスクリーンショットであり、側臥位支持体テーブルを所望の高さで表示し、所望の高さを達成すると支持用上板およびタワーベースの色を一瞬変えるおよび/またはこれらを明るくすることによって高さ調節が完了したことを示している。 図59は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図58と同様のスクリーンショットであり、支持用上板およびタワーベースの色を一瞬変えるおよび/またはこれらを明るくすることの後に、メイン画面への表示タイムアウトの前、テーブル高の状態を「80cm」として示している。 図60は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図59と同様のスクリーンショットであり、テーブル高調節作業が完了してメインビューに戻ることを示している。 図61は、一対の患者支持用上板と接続された接続アセンブリのあるタワーベースを含む患者支持体を表現したものが表示されることを示しメイン画面における図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体で患者支持用上板が伏臥位支持用上板(上)および仰臥位支持用上板(下)を含むと判断したことを示すとともに、支持用上板が逆トレンデレンブルグ角4度、右傾斜4.5度で配置されていることを示し、操作アイコンの選択で、仰臥位から伏臥位に回転させるための支持用上板回転用の初期操作画面を示している。 図62は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図61と同様のスクリーンショットであり、仰臥位上板および伏臥位上板の取り付けの応答を示しており、これには、水平状態を「水平でない」と示すこと、支持用上板の傾斜とトレンデレンブルグ角を調節するための水平起動バーを表示し、支持用上板の現在位置を強調表示し、支持用上板の所望の(水平)位置を半透明のオーバーレイで表示することが含まれる。 図63は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図62と同様のスクリーンショットであり、水平起動バーのユーザー操作に応答して支持用上板が所望の水平位置に移行し、水平状態を「水平化処理中・・・」として示し、支持用上板の現在位置を強調表示して支持用上板の所望の(水平)位置に重ね合わせた支持用上板として示している。 図64は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図63と同様のスクリーンショットであり、支持用上板が所望の(水平)位置を達成したことを示すとともに、その達成を、タワーベースおよび支持用上板の色を一瞬変えることおよび/またはこれらを明るくすることによって示している。 図65は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図64と同様のスクリーンショットであり、図64に示されるタワーベースおよび支持用上板の一瞬の色の変化および/または明るくすることの後に、水平状態を「水平」と示している。 図66は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図65と同様のスクリーンショットであり、支持用上板が所望の(水平)位置に到達した後、回転ストラップを患者支持用上板に適用する要求が表示され、横転を可能にするために回転ストラップの適用に成功した時にユーザーが起動できるよう、回転ストラップ操作アイコンがチェックボックスとして患者支持体の中央に表示されることを示している。 図67は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図66と同様のスクリーンショットであり、ユーザーが回転ストラップアイコンを起動したことに応答して適用される回転ストラップが表現されたものに含まれることを示すとともに、横転を可能にするために回転ハンドルの位置にユーザーの注意をひくために回転ハンドルが強調表示されることを示している。 図68は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ユーザーが回転ハンドルを操作して接続アセンブリの回転を可能にし、長手方向の軸を中心に患者支持用上板を手で回転できるようにして、仰臥位から伏臥位に回転させる横転モードを示す警告ウィンドウのオーバーレイを示すとともに、回転ハンドルを時計回りに回転させると、接続アセンブリが再係合して回転が妨げられることが警告画面に示されていることを、示している。 図69は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、側臥位支持用上板が接続されていると患者支持体で判断したことを示すとともに、ユーザーがプリセットアイコンを選択して支持用上板をプリセット構成に選択的に配置することができる初期操作画面を示している。 図70は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図69と同様のスクリーンショットであり、プリセットアイコンが選択されて多数のプリセット構成アイコンのあるプリセット選択バーが表示され、プリセット選択バーで対応するアイコンが強調表示(塗りつぶし)になっていることから、プリセット動作位置アイコンが現在選択されていることを示すとともに、選択したプリセット動作位置をアクティブにするためのユーザーによる操作用にプリセット起動スライダーバーが表示されていることを示している。 図71は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図70と同様のスクリーンショットであり、プリセット選択バーで対応するアイコンが強調表示(塗りつぶし)になっていることから、プリセット撮像位置アイコンが現在選択されていることを示すとともに、選択したプリセット撮像位置をアクティブにするためのユーザーによる操作用にプリセット起動スライダーバーが表示されていることを示している。 図72は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図71と同様のスクリーンショットであり、プリセット選択バーで対応するアイコンが強調表示(塗りつぶし)になっていることから、別のプリセット撮像位置が現在選択されていることを示すとともに、選択した他のプリセット撮像位置をアクティブにするためのユーザーによる操作用にプリセット起動スライダーバーが表示されていることを示している。 図73は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図69から図72と同様のスクリーンショットであり、選択されたプリセット構成が患者支持体の現在の構成になるように再定義するためにプリセット保存ボタンが選択されたことを示すとともに、ユーザーがプリセット保存ボタンを選択したことに応答して、ユーザーによる選択用の確認アイコンとキャンセルアイコンを含む上書き確認ウィンドウが表示されることを示している。 図74は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図73と同様のスクリーンショットであり、ユーザーが確認アイコンを選択して前の動作位置を現在の構成で上書きしたことを示している。 図75は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図74と同様のスクリーンショットであり、設定アイコンが様々な設定にアクセスするためのユーザーによる選択に利用可能であることを示している。 図76は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図75と同様のスクリーンショットであり、ユーザーが設定アイコンを選択したことに応答して、ユーザーによる選択用の様々な設定タブを含む設定メニューが表示されることを示すとともに、図時の時点で、言語、日付、時刻などの全般的な設定のオプションを表示するために全般的な設定のタブが強調表示されていることを示している。 図77は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図76と同様のスクリーンショットであり、ユーザーが設定メニューの全般的な設定のタブを選択したことに応答して、言語、日付/時刻、単位のデータが表示されることを示している。 図78は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図76と同様のスクリーンショットであり、ユーザーが設定メニューの較正タブを選択したことに応答して、ユーザーが較正を実行するのに選択することができる、カラム、加速度計、エレベーター、タッチスクリーンの較正を含む較正オプションが表示されることを示している。 図79は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図76と同様のスクリーンショットであり、ユーザーが設定メニューのデータログのタブを選択したことに応答して、イベントデータのログが表示されることを示している。 図80は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図76と同様のスクリーンショットであり、ユーザーが設定メニューのデバッグタブを選択したことに応答して、デバッグモードに入っていることを示している。 図81は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ユーザーが選択して調節できる設定を示している。 図82は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ユーザーが選択して調節できる設定を示している。 図83は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ユーザーが選択して調節できる設定を示している。 図84は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ユーザーが選択して調節できる設定を示している。 図85は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ユーザーが選択して調節できる設定を示している。 図86は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ユーザーが選択して調節できる設定を示している。 図87は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図88は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図89は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図90は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図91は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図92は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図93は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図94は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図95は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図96は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図97は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図98は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図99は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図100は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図101は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図102は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図103は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図104は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図105は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図106は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図107は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図108は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図109は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の持つ特徴の実際の動きを較正する較正動作を表示する際に、これらの特徴が表現されたものと一緒に示している。 図110は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ディスプレイのタッチスクリーン入力を較正するための較正動作を示している。 図111は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ディスプレイのタッチスクリーン入力を較正するための較正動作を示している。 図112は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ディスプレイのタッチスクリーン入力を較正するための較正動作を示している。 図113は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ディスプレイのタッチスクリーン入力を較正するための較正動作を示している。 図114は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ディスプレイのタッチスクリーン入力を較正するための較正動作を示している。 図115は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ディスプレイのタッチスクリーン入力を較正するための較正動作を示している。 図116は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ディスプレイのタッチスクリーン入力を較正するための較正動作を示している。 図117は、図1の患者支持体のキャスターの斜視図であり、患者支持体を床の上で動かすのを補助するための回転する車輪がキャスターに含まれることを示すとともに、キャスターを選択的に動作させて車輪の回転を制動したり解除したりするための電気アクチュエーターと、ユーザーが足でキャスターを操作して車輪の制動を解除するための作動ハンドルがキャスターに含まれることを示している。 図118は、図117のキャスターの側面図であり、回転軸(区別のためにハッチングを施してある)がロック位置に配置されてブレーキ装置を作動させ、キャスターの車輪の回転を阻止して患者支持体にブレーキをかけることを示すために一部を切り欠いて示すとともに、作動ハンドルが静止位置に配置され、回転軸を(反時計回りに)回転させてロック解除位置に移動させ、キャスターの車輪が回転できるように解放することを示している。 図119は、図118のキャスターの側面図であり、作動ハンドルをロック解除位置に動かすことによって回転軸がロック解除位置に(反時計回りに)回転したことを示すとともに、ハンドルには、回転軸の歯との選択的な係合用に半径方向内側にのびる一対の歯が含まれること、作動ハンドルおよび回転軸が各々、作動ハンドルおよび回転軸の歯が、作動ハンドルが回転軸をロック位置からロック解除位置に反時計回りに回転するように駆動することができる回転軸の反時計回りの回転用にのみ互いに係合できるように間隔をあけて配置され、ロック位置への時計回りの回転用には係合しないことを示している。 図120は、患者支持体の操作を容易にするためにディスプレイおよび接続アセンブリの様々な特徴と連通するように配置された患者支持体の制御システムの概略図である。 図121は、患者を側臥位から伏臥位にすることができるように伏臥支持用上板との接続用の追加のドッキングレシーバーと一緒に横方向にのばすための、図2および図3の接続アセンブリの、図14の横方向延長部と同様のサイドアームアセンブリの分解斜視図である。 図122は、スライドアセンブリを明らかにするためにフレームの外側の部分を一部取り除いた、図3の接続アセンブリと同様の接続アセンブリの前面分解斜視図である。 図123は、スライドアセンブリを明らかにするためにフレームの外側の部分を一部取り除いた、図3の接続アセンブリと同様の接続アセンブリの後面分解斜視図である。 図124は、図122の接続アセンブリの一部のより詳細な分解斜視図であり、ラチェットシステムを含むスライドアセンブリに、ラチェット機構を係合解除してスライド板の平行移動を可能にするための一対のハンドルが含まれることを示すとともに、ラチェットシステムに分割爪として形成された爪が含まれることを示している。 図125は、患者を側臥位から伏臥位にすることができるように伏臥支持用上板を支持するための横方向延長部による接続を受けるためのサイドマウントの分解斜視図である。 図126は、図122のスライドアセンブリの一部の分解斜視図であり、スライドアセンブリの位置を決定するために爪との選択的係合用のラチェットトラックが分割トラックとして形成されていることを示している。 図127は、図3の接続アセンブリのドッキングレシーバーの分解斜視図であり、ドッキングゲートがドッキングレシーバーの中で移動可能に固定されていることを示している。 図128は、ヘッドエンドのタワーベースの一部の分解斜視図であり、接続ロッドが制御された回転用に配置されていることを示すとともに、ロックアウトシステムが、接続ロッドが自由に回転できるようにするためにロック機構をロック状態とロック解除状態との間で選択的に動作させることを示している。 図129は、フットエンドのタワーベースの一部の分解斜視図であり、ヘッドエンドのタワーベースの接続ロッドと相補的な接続ロッドの回転を可能にするために、接続ロッドがロック状態とロック解除状態との間での選択的動作用に配置されていることを示している。 図130は、タワーベースの下側の部分を内部支持構造と一緒に示した分解斜視図である。 図131は、タワーベースの下側の部分を内部支持構造と一緒に示した分解斜視図である。 図132は、ヘッドエンドのタワーベースのスキンの分解斜視図であり、スキンがタワーベースの外側のカバー形成することを示すとともに、ユーザーによるアクセス用に、ヘッドエンドタワーのユーザーインタフェースがスキンに取り付けられていることを示している。 図133は、フットエンドタワーベースのスキンの分解斜視図であり、スキンがタワーベースの外側のカバー形成することを示すとともに、ユーザーによるアクセス用に、ヘッドエンドタワーのユーザーインタフェースがスキンに取り付けられていることを示している。 図134は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図80と同様のスクリーンショットであり、設定メニューのデバッグタブがユーザーによって選択されたことに応答してデバッグモードに入ることを示すとともに、ヘッドトップ、ヘッドエレベーター、ヘッドベース、フットトップ、フットエレベーター、フットベースを含む多数のデバッグシステムがユーザーによる選択用として利用可能であること、いずれかのデバッグシステムを選択すると、デバッグリスト(左)とデバッグ操作画面(右)が一緒に表示されることを示している。 図135は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図80と同様のスクリーンショットであり、設定メニューのデバッグタブがユーザーによって選択されると、これに応答してデバッグモードに入ることを示すとともに、ヘッドトップ、ヘッドエレベーター、ヘッドベース、フットトップ、フットエレベーター、フットベースを含む多数のデバッグシステムがユーザーによる選択用として利用可能であること、いずれかのデバッグシステムを選択すると、デバッグリスト(左)とデバッグ操作画面(右)が一緒に表示されることを示している。 図136は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイの図76と同様のスクリーンショットであり、設定メニューのファームウェアのタブがユーザーによって選択されると、これに応答して更新モードに入ることを示すとともに、更新用のファームウェアのユーザーによる選択用の更新リストが表示されることを示している。 図137は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ユーザーがトレーニングボタンを選択したことに応答して、現在選択されているテーブル設定、位置決め、清掃、保管、保守管理のトレーニング情報を含むトレーニング用の選択可能なタブを提供するトレーニングモードに入ることを示すとともに、現在選択されているタブに関するユーザーによる選択用の動画と読み物が利用可能であることを示している。 図138は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、動画がユーザーによって選択され、動画の再生が始まっていることを示している。 図139は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、患者支持体の伏臥位上板の使用方法を示す素材のスライドシーケンスを提供するために、図137のテーブル設定タブのスライドショーとしての読み物のうちの1つが選択されたことを示している。 図140は、図1から図4に示す患者支持体のディスプレイのスクリーンショットであり、ユーザーが保管に関連した動画と読み物を表示するために保存タブを選択したことを示している。 図141は、図1から図4の患者支持体の図33から図39と同様のいくつかのスクリーンショットであり、ユーザーの好みに従って患者支持体の位置を調節するための位置調節タブを含む別のインタフェースオプションを示している。 図142は、図1から図4の患者支持体の図33から図39と同様のいくつかのスクリーンショットであり、ユーザーの好みに従って患者支持体の位置を調節するための位置調節タブを含む別のインタフェースオプションを示している。 図143は、図1から図4の患者支持体の図33から図39と同様のいくつかのスクリーンショットであり、ユーザーの好みに従って患者支持体の位置を調節するための位置調節タブを含む別のインタフェースオプションを示している。 図144は、図1から図4の患者支持体の図33から図39と同様のいくつかのスクリーンショットであり、ユーザーの好みに従って患者支持体の位置を調節するための位置調節タブを含む別のインタフェースオプションを示している。 図145は、図1から図4の患者支持体の図33から図39と同様のいくつかのスクリーンショットであり、ユーザーの好みに従って患者支持体の位置を調節するための位置調節タブを含む別のインタフェースオプションを示している。 図146は、図1から図4の患者支持体の図33から図39と同様のいくつかのスクリーンショットであり、ユーザーの好みに従って患者支持体の位置を調節するための位置調節タブを含む別のインタフェースオプションを示している。
本開示の原理の理解を促進する目的で、図面に示したいくつかの例示的な実施形態をここで参照し、説明には特定の用語を使用する。
治療や診断であるか他の何らかのものであるかを問わず、様々な手順を実施するにあたって、患者の身体のある領域に届くようにすると有益な場合がある。たとえば、外科手術を行う際に、患者の身体の手術部位に外科的に到達できるようにすると、好ましい手術条件を整えやすくなり、手術が成功する機会を増やすことができる。手術を行う人々が特定の手術部位に好ましい状態および/または適切な状態で到達できるようにするために、患者支持装置が、様々な方法で患者の身体を適切にポジショニングする一助となり得る。患者支持装置には、支持構造体によって床より上に支持されている患者支持用上板を含むことができる。このような支持構造体によって、患者支持用上板を選択的に移動可能になり、患者の身体のポジショニングを助けるための操作性が良くなる。患者の身体をポジショニングすることに関する安全上の理由から、ポジショニング装置に複雑な工程および/または多段階の工程が求められる場合がある。ポジショニング装置の操作が容易であると、ユーザーの負担を軽減し、ポジショニングの時間を短縮し、患者を様々な体位にする際の患者への影響を減らすことができる。
図1に示す例示的な実施形態では、患者支持体10には、例示的なエレベータータワーベース12などの一対のタワーベースと、患者支持用上板14とが含まれる。患者支持用上板14は、長手方向の両端で、片側1つずつのタワーベースと接続されている。タワーベース12は、一例として、患者支持用上板14を床より上に支持し、床の上での患者支持用上板14の高さを調節するために縦方向への選択的な延長を可能にするエレベータータワーとして具体化されている。タワーベース12は、伸縮式クロスチューブ17を介して互いに接続されている。本明細書でさらに詳細に説明するように、タワーベース12は、一例として、軸15を中心として選択的に回転できるように患者支持用上板14を支持する。軸15を中心として患者支持用上板14を回転させることで、上板14に支持された患者の身体のポジショニングを補助することができる。
タワーベース12は各々、一例として、接続アセンブリ18によって支持用上板14に接続された接続ロッド16を含む。許容可能な接続バーおよび接続(カプラ)アセンブリの非限定的な例が、Hightらによる米国特許出願公開第2013/0269710号に開示されており(たとえば、軸112が接続ロッド16を形成することができる)、ヨークブラケットおよびモーションカプラならびに本明細書に開示する関連の機能に関する説明および図を少なくとも含む、その内容全体を本明細書に援用する。いくつかの実施形態では、患者支持用上板14を、適切な方法で接続ロッド16と接続することができる。例示的な実施形態では、接続ロッド16は、一例として、支持用上板14を回転させるために、軸15を中心とする回転を制御するように配置されている。軸15については、ここではほぼ水平に示してあるが、エレベータータワーを操作して患者支持用上板14との接続部の高さをそれぞれ調節することで、選択的に傾けることができる。
患者支持用上板14は、一例として、支持パッド22が固定されたレールフレーム20を含む平らなプラットフォームとして具体化されている。支持用上板14は、患者を仰臥位で支持するように構成され、パッド22もそのように配置されているが、いくつかの実施形態では、患者を任意の適切な位置で支持するように構成することができる。例示的な実施形態では、患者支持用上板14は、軸15を中心に選択的に回転するように、それぞれの接続アセンブリ18を介して各タワーベース12の接続ロッド16と選択的に接続されている。
図2に示すように、患者は支持用上板14の上で仰臥位に支持され、伏臥位支持用上板24として具体化される別の患者支持用上板が、患者の前側に当たるように取り付けられる。伏臥位支持用上板24は、一例として、様々な支持パッド28が固定されたレールフレーム26を含む、適応性の高いプラットフォームとして具体化されている。伏臥位支持用上板24は、患者を伏臥位に支持するために患者の前側に当たるように構成されており、パッド28もそのように構成および配置されているが、いくつかの実施形態では、伏臥位支持用上板24を、患者を任意の適切な位置で支持するように構成することができる。伏臥位支持用上板24は、各タワーベース12の接続アセンブリ18と接続されている。
詳細については後述するように、患者を伏臥位に移動させるために、患者支持用上板14、24を各々、軸15を中心に回転させることができる。ここでは、患者支持用上板14および伏臥位支持用上板24を、患者の横転を可能にするための接続アセンブリ18と接続した状態で、一緒に示す。患者支持用上板14、24は、一例として、支持用上板14が患者の身体の一方の側(背中側)に接触し、伏臥位支持用上板24が患者の身体の他方の側(前側)に接触するように配置されている。例示的な実施形態では、患者支持用上板14、24は軸15を中心にして互いに約180度に配置されているが、患者の身体に必要なポジショニングに応じて任意の適切な位置に配置することができる。(本明細書でさらに詳細に説明するように、接続ロッド16のロックを解除することによって)接続アセンブリ18を解除して回転させることで、ユーザーが軸15を中心に支持用上板14、24を回転させ、患者を伏臥位にすることができる。その後、伏臥位にある患者の背中側に適宜到達することができるように、支持用上板14を取り除くことができる。上述した例では仰臥位から伏臥位への移動を例示しているが、患者の身体を異なる体位にするために、支持用上板を任意の適切な組み合わせにすることができる。
図3に示すような例示的な実施形態において、説明の目的で特定の外側部分を取り除いて、接続アセンブリ18を後方から見た状態を示す。接続アセンブリ18と接続ロッド16とが一緒に回転するように接続アセンブリ18を固定するために、接続アセンブリ18はフレーム30を含み、フレーム30には、タワーベース12の接続ロッド16のアダプター31(破線で示す)と接続するためのコネクタがある。支持用上板14、24をタワーベース12と接続するために、接続アセンブリ18は、一例として、患者支持用上板14、24との選択的な接続に適したドッキングレシーバー32を含む。
図4に示すような例示的な実施形態において、説明の目的でフレーム30の特定の外側部分を取り除いて、接続アセンブリ18の前面を示す。上下のドッキングレシーバー32は、上下の支持用上板14、24と接続するために、例示的に互いに対向して配置されている。ドッキングレシーバー32は各々、一例として、それぞれ患者支持用上板14、24の接続チューブ36を収容するように形成されたドッキングスロット34を画定する。接続チューブ36は、一例として、支持用上板の動きに対応するように遊びが限られたジンバルチューブとして具体化されている。適切な接続チューブの例として、少なくともジンバルチューブおよびその中に開示された付随する特徴に対する関連のある説明および図を含む、Hightらの米国特許出願公開第2013/0269710号に開示されたジンバルチューブをあげることができ、その内容全体を本明細書に援用する。
図4の例示的な実施形態に示すように、上下のドッキングレシーバー32は、一例として、フレーム30に対してドッキングレシーバー32を選択的に平行移動するために、スライドアセンブリ38によってフレーム30に取り付けられている。下側のドッキングレシーバー32(図4の向き)は、軸15から半径方向外側に延長された位置に配置され、上側のドッキングレシーバー32(図4の向き)は、軸15に対して後退した位置に配置されている。患者支持用上板14、24を取り付けたあとでさらに細かく位置の調整ができるようにするために、スライドアセンブリ38は、それぞれのドッキングレシーバー32を、軸15に対して後退した位置と延長された位置との間で選択的に位置決めできるようにする。
図5に示すように、フレーム30の後ろ側にある他の要素を接続アセンブリ18から省き、スライドアセンブリ38を明確にしてある。スライドアセンブリは各々、フレーム30と平行移動可能に接続されたスライド板40を含む。ドッキングレシーバー32は各々、スライド板40の端42付近で、それぞれのスライド板40に固定されている。制振アセンブリ44でスライド板40の動きを和らげる一方、各スライド板40の平行移動位置は、それぞれのラチェットアセンブリ46によって制御される。
図6に示す例示的な実施形態では、スライド板40がフレーム30とは切り離されている。制振アセンブリ44は、一例として、フレーム30に固定されるラック48と、スライド板40に取り付けられたピニオン50とを含む。ピニオン50は、ラック48と係合して、スライド板40の移動時に制振効果を発揮する。ラック48は、フレーム30に対して固定されたままであり、ピニオン50と係合する歯52を含む。
ピニオン50は、一例として、ラック48の歯52と係合するように歯54が半径方向外側に設けられた歯車として具体化されている。ピニオン50は、スライド板40に回転可能に取り付けられている。スライド板40には、(少なくともある程度)ピニオン50の回転に抵抗するように、内部ダンパー56が固定されている。適切なダンパー56の一例に、外側の筐体51と、外側の筐体の内面から間隔をおいて外側の筐体内に配置され、外側の筐体との間で剪断ギャップを画定し、筐体からのびてピニオン50と接続するシャフト53を有する内側の慣性リングと、慣性リングが回転する際に制振するように、剪断ギャップ内に入れられた粘性流体と、を有する粘性流体ダンパーがある。いくつかの実施形態では、スライドアセンブリ38には、適切な任意のダンパーのスタイルおよび/または配置を含むことができる。スライド板40の平行移動時に、ラック48の歯52がピニオン50の歯54と係合し、ピニオン50を回転させる。ダンパー56は(ある程度)回転に抵抗し、ピニオン50の回転を制振するため、スライド板40とそのドッキングレシーバー32の平行移動も制振することになる。いくつかの実施形態では、ピニオン50をフレーム30に取り付け、ラック48をスライド板40に取り付けてもよい。
図6を参照すると、上述したように、ラチェットアセンブリ46は、フレーム30に対するスライド板40の移動を制御する。フレーム30に対するスライド板40の位置を規定するために、ラチェットアセンブリ46は、一例として、ラチェットトラック58と、ラチェットトラック58と選択的に係合する爪60とを含む。ラチェットトラック58は、一例として、スライド板40に固定され、爪60と選択的に係合するように露出した歯62を有する。
爪60は、ラチェットトラック58の歯62と選択的に係合するように移動可能である。爪60は、一例として、軸64に固定されており、軸64の両端には、ユーザーが手でつかんで軸64をその長手方向の軸を中心に回転させて爪60を移動(枢動)させるためのハンドル66が固定されている。
図7に示すように、爪60はトラック58に対して係合位置にあり、スライド板40の動きを阻止する。爪60は、一例として、軸64に固定されて回転軸65を画定する本体67と、本体からのびている柄68と、トラック58との係合用に柄68からのびているヘッド70と、を含む。係合位置での相対運動を防止するために、ヘッド70は、一例として、トラック58との接触用の係合面72、74を含む三角形に形成される。
図7において、爪60が回転して係合位置から外れるのを阻止するために、トラック58は、一例として、爪60の表面72がトラック58の表面76と係合するようにスライド板40からの荷重を支えている。爪のヘッド70は、トラック58の歯62の間に画定された隙間78の中に位置している。爪60が外側に回転して隙間78から出てしまう(図7に破線で示す係合解除位置まで至る)ことがないようにするために、爪60が係合位置にあってトラック58に荷重がかかっていると、トラック58は爪60に対する(下方への)平行移動ができない。よって、爪60に対するトラック58の位置は固定されている。
図8に示すように、トラック58は、爪のヘッド70が隙間78の中にありながらも、表面76と対応した状態ではなくなるように、ヘッド70に対してわずかに上に平行移動している。具体的には、軸の回転軸65を中心に爪60が回転することで爪のヘッド70が表面76を越えて自由に係合解除位置(図8に破線で示す)に達することができるように、ヘッド70は、十分な余裕をもって隙間78に配置されている。表面76を避けられるように十分な余裕をもって隙間78内に爪のヘッド70を適切に位置決めするために、ユーザーは、スライド板40の荷重を取り除いた上で、ハンドル66を回転させて爪60を係合解除位置まで動かし、爪60に対してスライド板40を平行移動することができるようにする。爪60を回転させてトラック58との係合を解除できるようにする前にスライド板40から荷重を取り除く必要があるため、この二段階固定システムでは、ドッキングレシーバー32とそれに接続された支持用上板を不注意で移動させてしまう危険性を減らすための実用的な安全要素が提供される。
図9に示す例示的な実施形態では、説明の目的でドッキングスロット34を示すために、(上側の)ドッキングレシーバー32の外側の前壁部分を取り除いて示してある。ドッキングレシーバー32は、一例として、ドッキングスロット34の長手方向の端に配置された一対のエンドストップ80を含む。各エンドストップ80は、一例として、接続チューブ36(図9に破線で示す)の端を収容するための、ドッキングスロット34の端部82を画定する。それぞれの端部82を画定する、対向して設けられた端壁84は、接続チューブ36がドッキングスロット34に収容されたときに接続チューブ36の位置決めを補助するために、接続チューブ36と係合することができる。ドッキングスロット34は、半径方向外向きの開口86を有する外向きのスロットとして具体化されており、開口86は、接続チューブ36がドッキングスロット34に出入りするときに接続チューブ36を受けるために、エンドストップ80間に画定されている。図9に示す向きでは、開口86は上を向いている。
図4をざっと参照すると、各ドッキングスロット34は、軸15に対して半径方向外側に面するように具体化され、患者支持体の接続チューブ36を半径方向外側の位置から装着できるようになっている。たとえば、図4に示す向きでは、下側のドッキングレシーバー32は、支持用上板14の接続チューブ36を下からそのドッキングスロット34に受け入れることができ、上側のドッキングレシーバー32は上から接続チューブ36を受け取ることができる。詳細については後述するが、開口86を通って横方向に挿入される(垂直方向の)接続チューブ36を収容するために、半径方向外向きのドッキングスロット34を有する上下のドッキングレシーバー32に対して直角に、別のドッキングレシーバー32が取り付けられている。
図9に戻ると、ドッキングレシーバー32は、一例として、ドッキングスロット34からの接続チューブ36の取り外しを選択的に阻止するためのドッキングゲート88を含む。ドッキングゲート88は、接続チューブ36がドッキングスロット34から外れるのを防ぐために開口86に少なくとも部分的に入り込む(図9に実線で示すような)ロック位置と、開口86から離れて接続チューブ36がドッキングスロット34との間で出入りできるようにする(図9に破線で示すような)ロック解除位置とに位置決め可能である。ドッキングゲート88がロック位置から移動するのを選択的に制限するために、ロックアセンブリ134を係合位置と係合解除位置との間で位置決め可能である。ドッキングゲート88は、一例として、一対のラッチ90と、接続チューブ36を選択的にロックするためにラッチ90間に設けられたゲートバー92とを含む。
図10に示すように、各ゲートラッチ90は、一例として、ゲート本体94と、本体94から選択的に開口86を横切って延びるように設けられたアーム96と、を含む。各ゲートラッチ90は、接続チューブ36とぴったりはまって係合するスロット面104を形成する。スロット面104は、接続チューブ36の形状と輪郭が合う形状に形成され、アーム96の内側の湾曲形を画定する。アーム96は、一例として、本体94からU字形に設けられ、接続チューブ36が収まる空間を画定している。アーム96は、一例として、本体94と一緒に形成された近位部分106と、近位部分106からほぼ直角にのびる中央部分108と、ドッキングスロット34の開口86を横切る選択的な配置用に中央部分108からほぼ直角にのびる別の遠位部分110と、を含む。一例として、遠位部分110には、ゲートバー92を受けるための受け部111が画定されている。
ゲートラッチ90は、一例として、係合位置と係合解除位置との間で枢支可能に動くようにピン98によってピン止めされている。ピン98は、アーム96に形成されたピンホール114を貫通し、一例として、ゲートラッチ90の両側に配置された壁116に支持されている。壁116は、一例として、ドッキングレシーバー32内の固定位置に取り付けられている。詳細については後述するように、壁116には各々、一例として、ロックアセンブリ134のロックピン102が挿入されるピンホール118が壁116を貫通して設けられている。
ゲート本体94には、一例として、ロックピン102が選択的に挿入されるピンスロット120がゲート本体94を貫通して設けられている。ピンスロット120は、一例として、ホームホール122と、ホームホール122からのびるトラックホール124とを含む。トラックホール124は、ゲートラッチ90の移動時にロックピン102が取り付けられる軸136を収容するために、ピン98を中心としたゲートラッチ90の枢動に対応する湾曲形で形成されている。ゲートラッチ90がロック位置にくると、ホームホール122は、支持壁116のピンホール118と対応した状態で配置され、ゲートラッチ90の枢動を制限するためにそれぞれロックピン102を受ける。
図11に示すように、ホームホール122は、一例として、ピンスロット120からロックピン102を外すのに二段階の操作を求めるためのウィング126を含む。ウィング126は、一例として、ホームホール122の境界壁127のフランジ拡張部分として形成され、(特定のドッキングレシーバー32が下側のドッキングレシーバーであるとき、たとえば開口部86が下を向いているときなど、ドッキングレシーバー32の位置がゆえにアーム96に荷重がかかっているときに)ロックピン102がウィング126を離れてホームホール122からロックピン102を外すことができるようにする前に、ゲートラッチ90の荷重をなくす必要があるようになっている。このように、開口86が下向きのドッキングレシーバー32では、接続チューブ36からの荷重を含むゲートラッチ90に対する重力による荷重によって、ロックピン102がホームホール122から外れるのが防止される。なぜなら、荷重を(ある程度)取り除かないと、ウィング126が径の大きな部分128から離れることができないためである。したがって、ドッキングレシーバー32の向きがゆえに接続チューブ36が重力でドッキングスロット34から抜けられる状態にあるときに、不注意でゲートラッチ90のロックが解除されるのを避けることができる。ウィング126は、一例として、トラックホール124との接続部分付近の一周方向側面で、ホームホール122の一方の軸端に配置される(後退端)。ウィングは、一例として、ホームホール122の他の周方向側面から排除される。通常、ドッキングレシーバー32の他の位置で重力による「落下」が生じることはないのがその理由である。しかしながら、いくつかの実施形態では、ウィングは、ホームホール122の任意の適切な周方向部分に沿って存在することができる。
図10にざっと戻ると、ロックピン102は、一例として、径の大きな部分128と径の小さな部分130とを含み、その間に段差132がある円筒形になるように具体化されている。ロックピン102がホームホール122内にあるときに、ロックピン102とホームホール122とがわずかに相対移動できるようにするために、ウィング126を除く壁127の湾曲は、径の大きな部分128よりも大きい。たとえば、下側のドッキングレシーバー32(図4では、ゲートラッチ90が図10および図11とは上下逆に配置されている)で説明すると、ロックピン102がホームホール122の中に入るようにロックアセンブリ134が係合した状態で、接続チューブ36がドッキングスロット34の中に収まって、ゲートラッチ90がロック位置にあると、(付随する患者支持用上板からの)接続チューブ36への荷重は下向きにアーム96に向けられ、ロックピン102の径の大きな部分128がホームホール122とトラックホール124との接続部分付近で壁127と係合するようにゲートラッチ90がわずかに回転するとともに、ゲートラッチ90の荷重を取り除くことなくピンスロット120からのロックピン102の引き抜きが試みられた場合に段差132とウィング126とが互いに係合するように整列する。この例では、図10と比較して、ゲートラッチ90は、アーム96に対して上向き(図4の下側のドッキングレシーバー32に対して下向き)に加わる荷重に耐えるであろう。一方、ロックピン102はホームホール112内にとどまるが、わずかに移動して段差132をウィング126に干渉させ、ホームホール112からのロックピン102の取り外しを阻止する。ゲートラッチ90の荷重を少なくともある程度取り除くと、ゲートラッチ90はわずかに枢動してホームホール122の開口129がロックピン102と整列し、段差132がウィングと係合せずに開口129を通してロックピン102を取り外すことができる。開口129は、ゲートラッチ90の荷重を適切に取り除く際にロックピン102を通すことができるように、ウィング126を含む壁127によって画定される。例示的な実施形態では、たとえば、アーム96に重力荷重を加え、ピンホール114を中心に図11の向きにゲートラッチ90を反時計回りに枢動させがちな接続チューブ36を有する図4の下側にあるドッキングレシーバー32について説明すると、ウィング126は、(たとえば、ロックピン102を外すと接続チューブ36が自動的に外れることがないように)ドッキングレシーバー32が、ゲートラッチ90をロック解除位置まで回転させる接続チューブ36の重力荷重を加えるような向きになっている場合にのみ、ゲートラッチ90の荷重を取り除く必要があるように配置される。対照的に、図4の上側のドッキングレシーバー32では、接続チューブ36の重力荷重が下向きにゲートラッチ90の本体94に向けられ、ピンホール114を中心に図11の向きにゲートラッチ90を時計回りに枢動させがちである。したがって、上側のドッキングレシーバーの位置がゆえ、接続チューブ36の重力荷重によって偶然にドッキングゲート88がラッチ解除位置に移動することはなく、よって、上側のドッキングレシーバーのロックピン102を外すためにゲートラッチ90を取り外す必要はない。いくつかの実施形態では、ドッキングレシーバー32の1つ以上の向きでゲートラッチ90の重力荷重を取り除く必要があるようにするために、開口129の周方向範囲のほぼどのような量および/または位置でも、ウィング126を設けることができる。
図12に示すように、ロックアセンブリ134は、一例として、ロックピン102が同心に取り付けられた、平行移動可能な軸136を含む。ロックピン102は、軸136の平行移動時に、それぞれのゲートラッチ90のホームホール122に選択的に挿入されるように、軸136に配置される。ロックピン102とピンスロット120との係合が解除されると、ゲートラッチ90のトラックホール124は、ゲートラッチ90の相対移動下で(すなわち、ピン102が穴122内にないときに)軸136を収容する。ハンドル138は、ユーザーが手で持てるようになっており、ハンドル138の手動操作を軸136の横方向の平行移動に変換してロックピン102とゲートラッチ90との係合や係合解除をするために、ハンドル138がレバーアセンブリ140を介して軸136と連結される。
図13に示すように、センサー142が軸136と通信して軸の位置を決定するように配置されている。センサー142は、アウトリガー144を含む接点スイッチとして具体化されている。アウトリガー144は、一例として、軸136と係合し、軸136の戻り止め146と接触していないときに第1の位置を維持し、軸136が平行移動してロックピン102をそれぞれのホームホール122に挿入すると第2の位置になり、アウトリガー144を戻り止め146と接触させる。アウトリガー144が第2の位置にくると、センサー142が起動されてロックアセンブリ134が係合位置にあることを示す信号が発せられ、ロックゲートがロック位置から外れる動きが阻止される。いくつかの実施形態では、センサー142は、アウトリガー144が第1の位置にあるときに、ロックピン102の係合解除を示す信号を発してもよい。
接続チューブ36がドッキングスロット34に収容されたことを検出するために、一例として、ドッキングスロット34内にはチューブセンサー148が配置されている。チューブセンサー148には、一例として、トリガーアーム150が含まれる。トリガーアーム150は、接続チューブ36がドッキングスロット34に収まったときに(図9に示すような)トリガー位置に駆動され、接続チューブがドッキングスロット34の中にないときに(図12および図13に示すような)非トリガー位置に駆動される接続チューブ36と係合するように配置されている。例示的な実施形態では、センサー142、148は接触型センサーであるが、いくつかの実施形態では、センサー142、148には、適切な種類、配置および/または様式の任意のセンサー、たとえば、非接触センサーを用いることができる。
図14に示す例示的な実施形態を参照すると、追加のドッキングレシーバー32を含む接続アセンブリ18の横方向延長部152が示されている。横方向延長部152は、フレーム30から横方向に延長されて、そのドッキングレシーバー32を、他のドッキングレシーバー32(図4の上下のドッキングレシーバー32)に接続された支持用上板と直交する支持用上板と接続させるように固定することが可能である。たとえば、図4をざっと参照すると、患者を横方向位置(たとえば、側臥位)で支持するように構成された横方向の支持用上板と下側のドッキングレシーバー32を接続することができる。一方、軸15を中心に患者を回転させて側臥位から伏臥位に移動させるために患者の前部に接触するように横方向の支持用上板に対して直角に配置された伏臥位支持用上板24と横方向延長部152を接続し、患者の前側と接触させることができる。
図14に示すように、横方向延長部152には、一例として、延長アーム154が含まれる。延長アーム154は、一端156にドッキングレシーバー32が固定され、接続アセンブリ18のフレーム30と接続するための接続端158が構成されている。接続端158において、横方向延長部152には、横方向延長部152をフレーム30に固定するためのフック162と可動ピン164が含まれる。
図15に示すように、延長アーム154には、フック162が含まれる。フック162は、延長アーム154に画定された傾斜スロット166を含むように形成されるとともに、フレーム30の(図4に示すように)軸165を受けるように配置されている。軸165をスロット166の中に収めると、延長アーム154を枢動させてピン164を(図4に示すように)フレーム30に設けられた相補的な穴167と位置合わせしてその中に挿入し、フレーム30に対する横方向延長部152の位置を固定することができる。対応する軸165と穴167が、一例として、フレーム30の各側面に(図4の向きで)設けられ、フレーム30のいずれかの側面で横方向延長部152を選択的に接続する。
図16を参照すると、内部を明らかにするために、フック162を含む延長アーム154の外側部分を取り除いてある。可動ピン164は互いに同心に配置され、各々、フレーム16の軸165を中心としたフック162の枢動を防止して横方向延長部152をフレーム30に固定するための穴167への挿入用の(互いに外に向かう)伸展位置と、ピン164を穴167から取り外してフック162を枢動させてフレーム30の軸165から取り外すことができるようにするための(図16に示すような、互いに近づく)後退位置との間で移動可能である。
ピン164は各々、一例として、ピン164を手動で動かせるように配置されたピボットアーム168と接続されている。ピボットアーム168は、一例として、ハンドル172に連結される係合端169と枢動点171とを含むL字形のアームとして形成され、枢動点171を中心にして、ハンドル172の動きがピボットアーム168を通してピン164まで伝達される。ハンドル172は、駆動軸170に取り付けられ、ピン164の後退位置に対応する第1の回転位置と、ピン164の伸展位置に対応する第2の回転位置との間で動作可能である。ハンドル172は、横方向延長部152を接続アセンブリ18のフレーム30に選択的に取り付けるために、ユーザーが係合位置と係合解除位置との間でピン164を操作できるように、ユーザーが手で持てるようになっている。
図17に示すように、横方向延長部152のドッキングレシーバー32は、一例として、接続アセンブリ18と一緒に接続チューブ36を受けて固定するためのドッキングスロット34およびドッキングゲート88を含む。延長アーム154には回転軸174があり、回転軸174は、軸136の平行移動に応じて回転軸174を回転させるための連結部176によって、軸136に接続されている。連結部176の反対側の端では、回転軸174は、t形で具体化されているコネクタ178を含み、コネクタ178は、フレーム30のオンボードでセンサーを起動して軸136の位置を接続アセンブリ18に中継するために回転軸174と一緒に回転するように固定されている。
図18に示すように、患者支持用上板14、24を接続できるようにするドッキングレシーバー1032の他の例示的な実施形態を示す。ドッキングレシーバー1032は、ドッキングレシーバー32と類似であるため、ドッキングレシーバー32の説明および図面は、ドッキングレシーバー1032の特定の開示と矛盾する場合を除いて、ドッキングレシーバー1032にも同様に当てはまる。
図18に示すように、接続チューブ36は、ドッキングレシーバー1032のドッキングスロット1034に収容される。ドッキングレシーバー1032の筐体1038は、ドッキングレシーバー1032の調節可能な位置決めのために、スライド板40に固定されている。ラッチピンアセンブリ1036、1037を、接続チューブ36をドッキングスロット1034に挿入し、ドッキングスロット1034から取り外すことができるようにする係合解除位置に配置した状態で例示的に示す。
図19に示すように、接続チューブ36がドッキングスロット1034から取り外されている。ドッキングレシーバー1032は、一例として、ドッキングスロット1034の長手方向の端を画定する一対の端壁1040、1042を含む。接続チューブ36と接続できるように、ラッチピンアセンブリ1036、1037のラッチピン1046を選択的に壁1040、1042に貫通させることができる。ラッチピンアセンブリ1036、1037を係合位置と係合解除位置との間で移動させるために、平行移動可能な接続バー1044が、ラッチピンアセンブリ1036、1037の間に設けられている。接続バー1044およびラッチピンアセンブリ1036、1037を駆動するための平行移動をさせるために、筐体1038に操作ハンドル1045が取り付けられている。
図20Aから図20Cに示すように、ラッチピンアセンブリ1036、1037は、ラッチピン1046がドッキングスロット1034から後退するように、後退位置に配置される。ラッチピンアセンブリ1036、1037は各々、一例として、レバー1050を含む。レバー1050は、支点1052を軸に枢動できるようにピン接合部1054でラッチピン1046によってピン止めされている。レバー1050は各々、両端で接続バー1044と連結され、それぞれのラッチピン1046と連結される。接続バー1044の平行移動可能な動きによって、それぞれのレバー1050がその支点1052を軸に枢動し、ラッチピン1046を係合位置と係合解除位置との間で移動させる。ラッチピンアセンブリ1036のレバー1050は、(図22に関して以下でさらに詳細に説明するように)ラッチピンアセンブリ1037のレバー1050に対して図20Aの横軸に沿って直交して例示的に配置されている。
図20Bに示すように、ラッチピンアセンブリ1037は、後退位置に配置される。ラッチピン1046は、部分的に壁1042内でドッキングスロット1034から後退する。このように、ラッチピン1046が後退するため、接続チューブ36をドッキングスロット1034内に配置することができる。接続チューブ36がラッチピン1046と同心にドッキングスロット1034内に収容されると、接続チューブ36の長手方向の端に挿入できるように伸展位置までラッチピン1046を移動させ、接続チューブ36をドッキングスロット1034内に固定することができる。
図20Cに示すように、ラッチピンアセンブリ1036は、後退位置に配置される。ラッチピン1046は、部分的に壁1040内でドッキングスロット1034から後退する。このように、ラッチピン1046が後退するため、接続チューブ36をドッキングスロット1034内に配置することができる。接続チューブ36がラッチピン1046と同心にドッキングスロット1034内に収容されると、接続チューブ36に挿入できるようにラッチピン1046を伸展位置まで移動させ、接続チューブ36をドッキングスロット1034内に固定することができる。
図21Aから図21Cに示すように、ラッチピンアセンブリ1036、1037は、ラッチピン1046がドッキングスロット1034の中までのびるように、伸展位置に配置される。ラッチピン1046は各々、ドッキングスロット1034内に配置されているときに、接続チューブ36の長手方向の端に挿入されるよう、それぞれの壁1040、1042を通ってドッキングスロット1034の中までのびている。
図21Bに示すように、ラッチピンアセンブリ1037のレバー1050は、接続バー1044の力を受けて支点1052を軸に枢動されている。ラッチピンアセンブリ1037の支点1052は、一例として、レバー1050のピン接合部1054とは反対側に配置されている。ラッチピンアセンブリ1037のレバー1050は、伸展位置で壁1042と平行になり、ラッチピン1046をドッキングスロット1034の中まで駆動する。
図21Cに示すように、ラッチピンアセンブリ1036のレバー1050は、接続バー1044の力を受けて支点1052を軸に枢動されている。ラッチピンアセンブリ1036の支点1052は、一例として、(図22に関して以下でさらに詳細に示すように)接続バー1044からの力を受けてピン接合部1054を「シーソー」するために、接続バー1044との連結部とピン接合部1054との間に配置されている。ラッチピンアセンブリ1036のピン接合部1054は、伸展位置で壁1042に向かう形になり、ラッチピン1046をドッキングスロット1034の中まで駆動する。
図22に示すように、ラッチピンアセンブリ1036、1037は、ラッチピン1046がドッキングスロット1034から後退した後退位置に配置されている。接続バー1044は、一例として、ラッチピンアセンブリ1037に向かって左側に配置されている。(矢印1055で示すように)接続バー1044を右に平行移動させると、レバー1050が支点1052を軸に枢動し、ラッチピン1046を、壁1040、1042を通ってドッキングスロット1034の中まで駆動する。このように、接続バー1044が右に移動するときに、各レバー1050がそれぞれの壁1040、1042に向かって枢動する。上述したように、ラッチピンアセンブリ1036のレバー1050は、ラッチピンアセンブリ1037のレバー1050に対して直角に配置されている。例示的な実施形態では、異なるラッチピンアセンブリ1036、1037の支点1052は、互いに直交し、接続バー1044の平行移動方向にも直交する。操作ハンドル1045との接続によって、接続バー1044が平行移動する。
図23Aから図23Cに示すように、一対のピンストッパー1058が、穴1056に1つずつ配置されている。ピンストッパー1056は、一例として、接続チューブ36がドッキングスロットに完全に収まっていないときに、壁1040、1042の各穴1056を覆うように動作可能である。ピンストッパー1058は各々、ラッチピン1046がドッキングスロット1034の中までのびるのを防ぐために穴1056を覆うための(図23Aに示すような)閉位置と、穴1056から離れてラッチピン1046をドッキングスロット1034の中までのばすことができる(図23Bおよび図23Cに示すような)開位置との間で枢動可能である。ストッパー1058は、一例として、閉位置に付勢され、開位置まで移動させることが可能である。図23Cに示すように、接続チューブ36がドッキングスロット1034の中に収容されると、接続チューブ36がピンストッパー1058と係合してこれを開位置まで移動させ、ラッチピン1046がドッキングスロット1034の中と接続チューブ36の中までのびて、接続チューブ36を適所に固定できるようにする。このようにピンストッパー1058を配置すると、ラッチピン1046が1本だけドッキングスロット1034に入るには接続チューブ36が適切な配置になる必要があるため、ラッチピン1046が両方揃わずに接続チューブ36に挿入されてしまうのを防ぐ上での一助となる。
図24Aから図24Cを参照すると、接続チューブ36をドッキングレシーバー1032にロックしたり、ドッキングレシーバー1032からロック解除したりするための操作ハンドル1045の一連の操作が示されている。図24Aから図24Cの向きでの操作ハンドル1045の横方向位置は、図23の向きでの接続バー1044の横方向位置に対応する。図24Aに示すように、操作ハンドル1045は、一例として、ハンドル本体1059と、選択的に移動できるようにハンドル本体1059に取り付けられたトリガー1060とを含む。トリガー1060は、一例として、係合解除位置(図24A、図24Bに示すように下向き)に配置され、操作ハンドル1045が右に動かされて操作ハンドル1045の位置をロックしてラッチピン1046も係合位置にくると、トリガー1060も係合位置(図24Cに示すように上向き、色を塗りつぶして明示する)まで移動可能である。操作ハンドル1045は、ラッチピンアセンブリ1036、1037と連結され、操作可能な運動を伝達する。
図25Aから図25Cを参照すると、移動のためにキー軸1062が操作ハンドル1045と連結されていることを示すために、操作ハンドル1045を省略してある。キー軸1062は、一例として、トリガー1060と接続され、トリガー1060を介してハンドル本体1059と接続される。キー軸1062は、操作ハンドル1045をラッチピンアセンブリ1036、1037と連結して、ユーザーがハンドル1045を介してラッチピン1046を係合位置と係合解除位置との間で動かせるようにする接続アセンブリ1064の一部を形成する。
接続アセンブリ1064は、一例として、キー軸1062を連結部アセンブリ1064の他の部分と接続する支材1066を含む。支材1066は、一例として、一端でキー軸1062と接続され、キー軸1062が筐体1038からの延長線を中心に回転できるようになっている(図25Aから図25Cの向きでキー軸1062の垂直方向の延長線を中心とした回転)。支材1066は、他端で、接続バー1044を平行移動させるために駆動軸1068と接続される。キー軸1062および駆動軸1068は、一例として、支材1066によって間隔をあけて互いに平行に配置される。支材1066は、一例として、駆動軸1068と一緒に回転して回転力を伝達するように固定されている。
接続アセンブリ1064は、一例として、軸1062、1068の動きを案内するためのトラックシステム1070を含む。トラックシステム1070は、筐体1038を通して画定され、軸1062、1068の座標移動を支持するための対応する形状を有する駆動トラック1072およびキートラック1074を含む。例示的な実施形態では、操作ハンドル1045の移動を案内するために、駆動トラック1072が駆動軸1068を受け、キートラック1074はキー軸1062を受ける。駆動トラック1072は、一例として、駆動軸1068を平行移動のために緊密に支持し、かつ図20Aから図22に示すように接続バー1044の横方向の動きに対応する(横方向の)伸展長を有する直線状トラックである。駆動軸1068は、ラッチピンアセンブリ1036、1037の係合解除位置に対応する(図25Aに示すような)左側位置と、ラッチピンアセンブリ1036、1037の係合位置に対応する(図25Bおよび図25Cに示すような)右側位置との間で、ユーザーによる制御下で動作可能である。
キートラック1074は、一例として、ロック部1076と、ロック部1076のジョイント1080に接続された移動部1078とを含む。ロック部1076は、一例として、二段階操作を可能にするために駆動トラック1072と対応した状態ではなくジョイント1080から設けられている。ロック部分1076は、一例として、(図25Bに示すように)キー軸1062がロック部1076の中にあるときに、軸1062、1068がそれぞれのトラック1072に沿って平行移動するように、あるいは、操作ハンドル1045の平行移動とラッチピンアセンブリ1036、1037の係合解除を防ぐために移動部1078がブロックされるように、駆動トラック1072と直交する方向にジョイント1080からのびている。ロック部分1076は、一例として、キー軸1062の弧がはまる湾曲形でのびてロック部1076を横切り、駆動軸1068を中心にした支材1066の枢動を駆動するように形成される。移動部1078は、一例として、キー軸1062が移動部1078の中に配置されたときに、駆動トラック1072と平行にのびて操作ハンドル1045の横方向の動きを可能にする。
(図24Cおよび図25Cに示すように)キー軸1062のロック位置では、キー軸1062はロック部1076内にあり、操作ハンドル1045が(左方向に)動くのを阻止してラッチピンアセンブリ1036、1037を外す。キー軸1062のロック位置から、トリガー1060を(図24Bおよび図25Bに示すように)係合解除位置に(下方に)移動させて、キー軸1062を移動部1078に配置することができる。このとき、キー軸1062は移動部1078内にあるため、操作ハンドル1045は自由に横方向に動くことができる。操作ハンドル1045を(図24Aおよび図25Aに示すような)左の位置に移動させ、駆動ピンを、ラッチピンアセンブリ1036、1037の係合解除位置に対応する左手位置に位置決めすることができる。したがって、トリガー1060が係合解除位置にあるとき、操作ハンドル1045を横方向に動かして、ラッチピンアセンブリ1036、1037を係合位置と係合解除位置との間で駆動することができる。
図26に示すように、接続アセンブリ1064は、一例として、平行移動力を伝達するために接続バー1044および駆動軸1068のそれぞれに接続されたキャリッジ1082を含む。駆動軸1068は、筐体1038内の駆動トラック1072(上部)、キャリッジ1082、筐体1038内のスロット(下部)を貫通し、ハンドル1084と接続する。駆動軸1068は、一例として、キャリッジ1082を貫通し、キャリッジ1082に対して自由に回転することができる。ハンドル1084は、ユーザーが手で持てるようになっており、ユーザーがハンドル1084を回転させて駆動軸1068を回転させ、キー軸1062をキートラック1074のロック部1076に沿って選択的に移動できるように、駆動軸1068に固定されている。したがって、ユーザーは、ドッキングレシーバー1032の操作ハンドル1045とは反対側から、トリガー1060を係合位置と係合解除位置との間で操作することができる。
図1にざっと戻ると、患者支持体10のヘッドエンドのタワーベース12は、一例として、患者支持体10を操作できるようにするためのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)180を含む。GUI180は、一例として、ユーザーから見やすくユーザーがアクセスしやすくするために、接続アセンブリ18から離れてわずかに上を向いて、タワーベース12の上端に配置されている。例示的な実施形態では、ヘッドエンドのタワーベース12だけにGUI180を含むが、いくつかの実施形態では、ヘッドエンドのタワーベース12とフットエンドのタワーベース12のいずれかまたは両方にGUI180を含むことができる。
GUI180は、一例として、グラフィック画像およびテキストを表示するための画面182を含むように例示的に具体化されている。画面182は、タッチスクリーンディスプレイとして具体化されており、ユーザーが手または器具で画面に直接、対話型の入力をする(または近くでマウスオーバーする)ことができる。いくつかの実施形態では、GUI180は、限定ではなく例として、タッチパッド、音声認識システム、物理的なボタン/スイッチおよび/またはジェスチャベースのシステムなど、任意の適切な種類の入力装置を含むことができる。
図120に示すように、GUI180は、一例として、操作ができるように患者支持体10の制御システム184と接続されている。制御システム184は、一例として、GUIおよび/または患者支持体を動作させるように配置されたプロセッサ186、メモリーデバイス188、通信/グラフィック回路190を含む。通信/グラフィック回路190は、様々な装置と無線通信するための無線通信回路を含むことができる。制御システム184は、一例として、ヘッドエンドのタワーベース12内に設けられているが、いくつかの実施形態では、任意の適切な位置に配置されてもよい。患者支持体10の様々な動作を、GUI180を介して制御および/またはモニターすることができる。
図120に示す例示的実施形態では、各接続アセンブリ18は、制御システム184と通信する電子制御基板(ECB)192を含む。ECB192は、様々なセンサーと通信して患者支持体10の動作を可能にするように配置されている。いくつかの実施形態では、ECB192および制御システム184の構成要素および/または機能は、部分的にまたは完全に共有されてもよい。それぞれのドッキングレシーバー32では、センサー142、148がECB192と通信し、ロッキングアセンブリ134の位置ならびに、接続チューブ36がドッキングスロット34の中に収容されているか否かを通信する。センサー142、148は、例示的にリミットスイッチとして形成されているが、いくつかの実施形態では、近接スイッチおよび/または任意の他の適切な種類もしくは配置のセンサーを含んでもよい。
各ドッキングレシーバー32は、一例として、ECB192と通信するように配置された一対のセンサー194を含み、ドッキングレシーバー32に接続された支持用上板の種類を決定する。一対のセンサー194は、一例として、支持用上板の種類、たとえば平らな支持用上板14、伏臥位支持用上板24または側臥位支持用上板などを示す支持用上板からの信号を検出するように配置されるリードスイッチとして具体化されている。支持用上板には、患者支持体10が動作できるよう支持用上板の種類を決定するために、センサー194による検知と制御システム184への通信が可能な埋め込み式の磁気コード識別子(たとえば、コードまたはタグ)を含むことができる。
センサー196は、一例として、横方向延長部152のフレーム30への取り付けを決定するために、ECB192と通信してフレーム30に配置される。センサー196は、横方向延長部152のピン164内に埋め込まれた磁気素子197の近接を検出することができ、ピン164がフレーム30の穴167の中に適切におさまったときに信号を発するように配置されている。別のセンサー198が、一例として、横方向延長部152を支持する軸165各々の近くに配置されている。横方向延長部152がフレーム30に取り付けられると、対応するセンサー198がコネクタ178と通信するように配置され、横方向延長部152のロックアセンブリ134の位置をECB192と通信する。
接続アセンブリ18は、一例として、対応するスライド板40のフレーム30に対する位置を決定するように配置された各スライド板40用の位置センサー200を含む。位置センサー200は、一例として、対応するスライド板40の位置を検出して、スライド板40の軸15(図115の紙面に向かう方向への軸15)からの伸展量を決定するための柔らかな電位差計として具体化されている。位置センサー200は、それらの対応するスライド板40の検出位置を通信するためにECB192と通信する。
ECB192自体は、軸15を中心とした接続アセンブリ18の回転位置を決定するためのセンサー202を含む。センサー202は、フレーム30の傾斜量を検出するように配置された加速度計として具体化されている。センサー202は、接続アセンブリ18の角度位置、したがって任意の接続された支持用上板の角度位置を決定するために、検出された傾斜位置を通信するように、ECB192と通信するように配置される。
制御システム184は、患者支持体10と協働することができる。制御システム184は、以下でさらに詳細に説明するように、接続アセンブリ18のECB192と共に、患者支持体10の構成およびGUIの動作に使用するために、能動的に更新される構成情報にアクセスする。
図27から図116に、グラフィカルユーザーインタフェース180のスクリーンショットを示す。図27を参照すると、画面182には、一例として、患者支持体10を3次元(3D)で表現したもの210が表示されている。3Dで表現したもの210は、現在の位置に配置された患者支持体10の斜視画像として具体化されている。たとえば、タワーベース12と接続アセンブリ18の位置は、上述のように、制御システム184と通信する適切なセンサーによって示される患者支持体10の実際の現在位置に基づいて描画される。説明の目的で、患者支持体10の特徴に対応する3Dで表現したもの210の特徴に言及するときは、「D」を表記する。たとえば、図27に示すように、タワーベース12を3Dで表現したもの210の一部として示す際には、符号「12D」を用いる。
図27に示すように、画面182には、患者支持体10の様々なパラメーターを検討および/または制御するための様々なアイコンが表示される。様々な状態アイコンには、テーブル高アイコン212、トレンデレンブルグアイコン214、傾斜アイコン216、キャスターアイコン218、水平化アイコン220が含まれ、それぞれユーザーが患者支持体10の付随するパラメーターを調節するための選択をするのに使うことができる。詳細については図137から図140を参照して後述するトレーニングモードを入力するためのユーザーによる選択用に、トレーニングボタン520が表示されている。
図27を参照すると、高さアイコン212は、床よりも上に取り付けられた支持用上板の全体の高さを調節するためのユーザーによる選択に使用可能である。付随する状態情報が、一例として、適切な状態アイコンの近くに表示される。たとえば、「テーブル高68cm」が高さアイコン212の右側に表示され、接続アセンブリ18が現在、床上68cmの高さに取り付けられた支持用上板をポジショニングするように配置されていることを示す。トレンデレンブルグアイコン214は、トレンデレンブルグ角度としても知られる、軸15の方向に沿って取り付けられた支持用上板の角度(頭から足の端)を調節するためのユーザーによる選択に使用可能である。トレンデレンブルグアイコン214の右側に示されるように、制御システム184によって伝達される現在のトレンデレンブルグ角度は0度である。傾斜アイコン216は、取り付けられた支持用上板の軸15を中心とする傾斜角を調節するためのユーザーによる選択に使用可能である。傾斜アイコン216の右側に示されるように、制御システム184によって伝達される現在の傾斜角は0度である。キャスターアイコン218は、本明細書においてさらに詳細に説明するように、ロックモード、ロック解除モード、ステアリングモードの間で調節するためのユーザーによる選択に使用可能である。キャスターアイコン218の右側に示されるように、現在のキャスターモードは、制御システム184によって伝達されるように、ロックされている。水平アイコン220は、患者支持体の現在位置を、傾斜角0度でトレンデレンブルグ角も0度の水平位置に調節するためのユーザーによる選択に使用可能である。脚折りの動作ができる側臥位上板を取り付けた構成では、脚折りも水平アイコン220の操作によって水平にして0度の位置にすることができる。このように、水平アイコン220によって、患者支持体10の複数の可変部分を一括して水平にすることができる。
図27に示すような例示的な実施形態では、3Dで表現したもの210には、接続アセンブリ18Dと接続された支持用上板が表示されていない。センサー142は、接続チューブ36がドッキングスロット34の中にないことを制御システム184に示し、センサー148は、どの種類の支持用上板も検出されないことを制御システム184に示す。例示的な実施形態では、支持用上板がないというセンサー142、148からの通知は、無信号として具体化されているが、いくつかの実施形態では、支持用上板がないことを示す信号を発することができる。制御システム184は、支持用上板が接続アセンブリ18と接続されていないと判断し、GUI180と通信して、画面182に患者支持体10の現在の状態として支持用上板を含まない3Dで表現したもの210を表示する。
特に、支持用上板が接続アセンブリ18で固定されていないとき、ユーザーは、輸送および/または保管を容易にするために、患者支持体10を長手方向に縮めてタワーベース12間の距離を短くすることができる。支持用上板がないという判断に応答して、制御システム184はGUI180と通信し、短縮アイコン222を表示させる。短縮アイコン222は、本明細書でさらに詳細に説明するように、クロスチューブ17の短縮を促すためにユーザーが選択可能である。
図28に示すように、制御システム184は、一般的な支持用上板が接続アセンブリ18と接続されている旨をGUI180に伝達している。制御システム184は、一例として、接続チューブ36がドッキングスロット34の中に収まっている旨の通信をセンサーから受信するが、支持用上板の種類の(認識可能な)通信ではないため、一般的な支持用上板が接続されていると判断する。GUI180は、一例として、一般的な支持用上板を3Dで表現したもの210における208Dとして表示する。一般的な支持用上板208Dが表示されても、例示された一般的な支持用上板の(仰臥位、伏臥位、側臥位などのいずれなのかという)種類は制御システム184に伝達されていないため、その表示はテーブルトップを特定しない単なるアウトラインである。
図29に示すように、制御システム184は、仰臥位上板14が接続アセンブリ18と接続されている旨をGUI180に伝達している。制御システム184は、接続チューブ36がドッキングスロット34の中に収まっている旨の通信をセンサーから受信し、仰臥位タイプの支持用上板である旨の通信もセンサーから受信する。GUI180は、一例として、仰臥位上板を3Dで表現したもの210に14Dとして表示する。仰臥位支持用上板14Dの表示には、フレーム20Dおよびパディング22Dを含む仰臥位支持用上板14の形状と特徴の表示が含まれる。
図30に示すように、制御システム184は、伏臥位上板14が接続アセンブリ18と接続されている旨をGUI180に伝達している。制御システム184は、接続チューブ36がドッキングスロット34の中に収まっている旨の通信をセンサーから受信し、伏臥位タイプの支持用上板である旨の通信もセンサーから受信する。GUI180は、一例として、伏臥位上板を3Dで表現したもの210に24Dとして表示する。24Dの表示には、フレーム26Dおよびパディング28Dを含む伏臥位上板24の形状と特徴の表示が含まれる。
図31に示すように、制御システム184は、側臥位支持用上板224が接続アセンブリ18と接続されている旨をGUI180に伝達している。側臥位支持用上板224は、一例として、支持用上板の脚部分が支持用上板の中央付近(たとえば、患者の股関節付近)のヒンジから下に傾斜して、患者の脚を胴よりも下げ、特に患者の脊椎に到達できるようにする、脚を下げる構成が可能になるように具体化されている。好適な側臥位支持用上板の一例として、米国特許出願公開第2017/0112699号および同第2017/0112698号に開示されているような側臥位支持用上板があげられ、その内容を、少なくとも患者支持システムおよび側臥位患者支持用上板に関する部分を含めて、本明細書に援用する。制御システム184は、接続チューブ36がドッキングスロット34の中に収まっている旨の通信をセンサーから受信し、側臥位タイプの支持用上板である旨の通信もセンサーから受信する。GUI180は、一例として、側臥位上板を3Dで表現したもの210に224Dとして表示する。側臥位支持用上板224Dの表示には、側臥位フレーム26Dおよびパディング28Dを含む側臥位上板24の形状と特徴の表示が含まれる。
上述したように、側臥位支持用上板224は、患者の脚を胴よりも下げて特定の骨格および/または筋肉の配置になるようにする脚折りの動作ができるようになっている。側臥位支持用上板224と接続されているとの決定に応答して、制御システム184は、GUI180と通信し、脚折りアイコン230を表示する。脚折りアイコン230は、支持用上板224に適用され、最終的には患者に適用される脚折り角を調節するためにユーザーによる選択が可能である。脚折りアイコン230の右側に示されるように、制御システム184によって伝達される現在の脚折り角は0度である。
図32に示すように、側臥位支持用上板224Dの初期状態がメイン画面として表示される。この例では、側臥位支持用上板224はすでに接続されており、テーブル高68cm、水平で脚折りなし、キャスター470がロックされた状態で配置されている。この初期位置の例から、GUI180を用いた患者支持体10の調節について説明する。
図33に示すような例示的な実施形態では、ユーザーは、ヘッドエンドで、タワーベース12を調節対象として選択している。ユーザーは、画面182でヘッドエンドのタワーベース12Dの表示に直接触れる(または最低限の時間だけマウスオーバーする)ことによって、ヘッドエンドのタワーベース12を選択する。ヘッドエンドのタワーベース12Dが選択されたことは、ヘッドエンドのタワーベース12Dと支持用上板224Dの強調表示で示される(図33では太線で表される)。
図33に示すように、ヘッドエンドのタワーベース12Dがユーザーによって選択されたことに応答して、高さ調節バー232がヘッドエンドの近くに表示される。高さ調節バー232は、スライダー234を含むスライドバーとして具体化されている。ユーザーは、バー232の端236と238との間でスライダー234をドラッグし、ヘッドエンドのタワーベース12の高さを(フットエンドのタワーベース12の高さとは無関係に)調節することができる。
例示的な実施形態では、バー232は、一例として、タワーベース12の高さの調節方向に対応するように垂直に配置されている。スライダー234は、バー232の中央がデフォルト位置であり、スライダー234のドラッグ方向は、タワーベース12の高さの所望の移動に対応する。すなわち、ユーザーがスライダー234を上端236に向かってドラッグすると、ヘッドエンドのタワーベース12が上昇しはじめ、下端238に向かってドラッグすると、ヘッドエンドのタワーベース12が下降しはじめる。スライダー234を上端236または下端238に向かってドラッグすると、制御システム184との通信がなされ、ヘッドエンドのタワーベース12の高さが上下する。スライダー234は、一例として、ユーザーがスライダー234に触れ、スライダー234をそれぞれの端部236、238に向かってドラッグし、タワーベース12の所望の高さ位置になるまで保持することによってドラッグされる。いくつかの実施形態では、スライダー234の所望のドラッグ位置でスライダーバー232に触れる(または最低限の時間だけマウスオーバーする)と、スライダー234がその位置に自動的に移動する。スライダーバー232を調節の動きに対応する向きにすることで、ユーザーに直感的なインタフェースを提供し、慣れるまでの時間および/または混乱を減らすことができる。
例示的な実施形態では、高さ調節バー232には一例として第1の速度指定「>>」と第2の速度指定「>>>」とがあり、スライダー234のドラッグ位置がバー232の端236、238に近いほうが、調節動作が速くなる増分可変制御である。いくつかの実施形態では、調節速度が1つでもよく、調節を開始して続けるには、選択された端236、238までユーザーがスライダー234を完全にドラッグアンドホールドする必要がある。スライダー234は、一例として、ユーザーがスライダー234を離すとバー232の中央に戻る。患者支持体10で高さ調節がなされると、GUI180には、ヘッドエンドのタワーベース12D(トラック)の変化していく高さ表示される。
図34に、フットエンドのタワーベース12の調節操作を示す。フットエンドのタワーベース12Dがユーザーによって選択されたことに応答して、フットエンドのタワーベース12Dおよび側臥位支持用上板224Dが強調表示され(太線で表される)、高さ調節バー232がフットエンド付近に表示される。特に、それよりも前に選択された特徴(たとえば、ヘッドエンドのタワーベース12D)は、一例として選択解除され(太線ではなくなる)、付随するヘッドエンド調節バー232も非表示になる。フットエンドのタワーベース12用の高さ調節バー232は、ヘッドエンドのタワーベース12用のバー232について上述したのと同じ方法で、フットエンドのベースタワー12の高さを上下させるように調節可能である。高さ調節がなされると、GUI180には、フットエンドのタワーベース12Dの変化していく高さ表示される。
図35に示すように、支持用上板224のトレンデレンブルグ角を調節するために、トレンデレンブルグアイコン214が、ユーザーによって選択されている。トレンデレンブルグアイコン214が選択されたことは、一例として、アイコン214の強調表示(アイコン214の塗りつぶしで表される)ならびに取り付けられた支持用上板224Dおよびタワーベース12Dの強調表示(太線で表される)によって、GUI180上で示される。トレンデレンブルグアイコン214がユーザーによって選択されたことに応答して、支持用上板224Dの上に、トレンデレンブルグ調節バー240が表示される。調節バー240は、先の調節バー232と同様に、ヘッドエンド242およびフットエンド244と、端242と244との間で操作可能なスライダー234とを含む。調節バー240は湾曲した状態で配置され、端242および244は、トレンデレンブルグ角調節の動きに対応した水平面に沿って配置される。ユーザーは、図36の向きでいうと、調節バー240のスライダー234をヘッドエンド242に向かってドラッグし、支持用上板224のトレンデレンブルグ角を反時計回りに調節するか、フットエンド244に向かってドラッグし、支持用上板224のトレンデレンブルグ角を時計回りに調節することができる。調節バー240は、一例として、端242、244に近づく可変制御調節速度をサポートするが、いくつかの実施形態では、1つの調節速度のみサポートする。角度調節がなされると、GUI180には、支持用上板224Dの変化していくトレンデレンブルグ角と、現在のトレンデレンブルグ角情報(アイコン214の右側)とが表示される。
図36に示すように、テーブル高アイコン212が、ユーザーによって選択されている。選択がなされたことは、アイコン212の強調表示(アイコン212の塗りつぶしで表される)ならびにタワーベース12Dおよび支持用上板224Dの強調表示(太線で表される)によって示される。患者支持体10Dの中央近くの患者支持体10Dの前に、テーブル高調節バー232が表示される。テーブル高の調節バー232は、一例として、他の調節バー232、240と同様に操作される。調節バー232を使用してテーブル高を調節できることで、両方のタワーベース12の高さを簡単に同時調節することができる。高さ調節がなされると、GUI180には、支持用上板224Dの変化していく高さと、現在のテーブル高情報(アイコン212の右側)とが表示される。
図37に示すように、傾斜アイコン216が、ユーザーによって選択されている。選択がなされたことは、アイコン216の強調表示(アイコン216の塗りつぶしで表される)および支持用上板224Dの強調表示(太線で表される)によって示される。支持用上板224Dの上には、傾斜調節バー246が表示されている。傾斜調節バー246は、一例として、傾斜調節時における(軸15Dを中心とした)支持用上板224の動きに対して相補的な、支持用上板224Dのそれぞれの側面近くに配置された端250と252との間に湾曲した状態で示されている。傾斜角の調節バー246は、一例として、端250と252との間で軸15を中心とした傾斜調節の所望の方向(時計回りまたは反時計回り)にスライダー248をドラッグすることによって、他の調節バー232、240と同様に操作される。傾斜調節がなされると、GUI180には、支持用上板224Dの変化していく傾斜角と、現在の傾斜角情報(アイコン216の右側)が表示される。
図38に示すように、ユーザーがアイコン230または表現されたもの210の脚折り部分のいずれかを選択することによって、脚折り機能が選択されている。選択がなされたことは、アイコン230の強調表示(アイコン230の塗りつぶしで表される)および支持用上板224Dの脚部分の強調表示(太線で表される)によって示される。患者支持体10Dのフットエンド付近には、脚折り調節時の支持用上板224Dの脚部の動き(横方向位置で患者の腰に相当する支持用上板224Dの中央部分を中心とした脚部分の枢動)に対応して、端256と258との間に湾曲した状態で脚折り調節バー254が一例として示されている。脚折り角用の調節バー254は、一例として、軸15を中心とした所望の傾斜調節方向(時計回りまたは反時計回り)に従ってスライダー248を端250と252との間でスライドさせることで、他の調節バー232、240、246と同様に操作される。脚折り調節がなされると、GUI180には、支持用上板224Dの変化していく脚折り角と、現在の脚折り角情報(アイコン230の右側)が表示される。
図39に示すように、ユーザーが、支持用上板224を水平位置にするために水平アイコン220を選択している。選択がなされたことは、アイコン220の強調表示(アイコン220の塗りつぶしで表される)ならびに支持用上板224Dおよびタワーベース12Dの強調表示(太線で表される)によって示される。水平調節バー260は、一例として、アイコン220付近に表示され、端264と266との間で横方向に設けられている。患者支持体10を水平にするための調節バー260は、一例として、スライダー262をドラッグすることによって、他の調節バー232、240、246と同様に操作されるが、スライダー262はデフォルトで左端264にあり、右端266に向かってスライドさせることによって起動される。水平調節がなされると、GUI180には、支持用上板224Dの変化していく水平位置と、現在の水平位置情報(アイコン214、216、230の右側)が表示される。いくつかの実施形態では、テーブル高がデフォルト位置になるように、水平調節バー260の操作で調節してもよい。
図40に示すように、一例として患者支持体10の水平位置から始めて、一連のキャスター操作を説明する。患者支持体10のキャスター470は、キャスターアイコン218と現在のキャスター情報(アイコン218の右側)で示されるように、現在はロック状態にある。
図41を参照すると、アイコン218の強調表示(アイコン218の塗りつぶし図示する)で示されるように、ユーザーがキャスターアイコン218を選択している。その時点でのヘッドエンド「H」およびフットエンド「F」のタワーベース12の高さが、テーブル高アイコン212の右側のテーブル高情報に示されている。
図42に示すように、キャスターアイコン218が選択されたことに応答して、ユーザーがキャスターを選択するためのキャスター選択バー268が表示される。選択されるキャスターモードは、一例として、キャスターの車輪472の回転を阻止するロックモード270、キャスターの車輪472の回転を可能にするロック解除モード272、ステアリングモード274を含む。ステアリングモード274では、すべてのキャスター470の車輪472が回転できるが、患者支持体10のヘッドエンドにあるキャスター470は旋回を防止するためにロックされ、一方、フットエンドの2つのキャスター470の車輪472は旋回することができる。各モードを選択するには、対応するアイコン270、272、274を使用すればよく、現在の選択は、選択バー(塗りつぶしで図示し、現在は図42のロックモードアイコン270)の強調表示と、アイコン218の右側の情報(太字で表される)によって示される。
図43に示すように、キャスター選択バー268のロック解除アイコン272が選択されている。ロック解除アイコン272は、強調表示されたまま現在の選択を示し(アイコン272の塗りつぶしで表される)、アイコン272の右側の情報は、キャスター状態としてロック解除を示す。4つの方向があって患者支持体10の移動を可能にするためにすべてのキャスター470が回転および旋回できるようにロック解除されていることを示す一組の矢印276が、患者支持体10Dの下に表示されている。GUI180には、キャスター470のロックが解除されていることを示す注意喚起文278が表示される。
図44に示すように、キャスター選択バー268に何もなされないまま所定の時間が経過すると、GUI180から選択バー268が非表示になる。ユーザーが患者支持体10を搬送のために移動できるようにする別の構成を実行するまで、キャスター470は、ロック解除されたままである。
図45に示すように、ユーザーは、一例として、キャスターアイコン218を選択してキャスター選択バー268を表示させている。ユーザーはステアリングアイコン274を選択し、そのことが、強調表示(アイコン274の塗りつぶしで表される)、キャスターアイコン218の右側の情報(同じく太字で強調表示されている)、ステアリングモードが起動されたことを示す注意喚起文278によって示されている。
図46に示すように、キャスター選択バー268に何もなされないまま所定の時間が経過すると、GUI180上の選択バー268は非表示になる。特に、一組の矢印276が2方向/経路だけを示すように変更され、ステアリングモードであることを示している。したがって、GUI180は、患者支持体10を搬送用に操作できることを示す。
側臥位支持用上板224に関して開示した高さ、傾斜、トレンデレンブルグ、脚折り、キャスター、水平調節は、伏臥位上板24および/または仰臥位上板14などの他の種類の支持用上板にも同様に当てはまるが、支持用上板に固有の機能がある場合、それらの機能をサポートしない支持用上板では該当する機能を利用できない場合がある。たとえば、脚折り調節は、仰臥位上板14および伏臥位上板24では利用できない。
図47に示すように、表現されたもの210から、支持用上板が接続アセンブリ18に取り付けられていないことがわかる。支持用上板が接続されていないとき、短縮アイコン222を選択に使用可能である。強調表示(アイコン222の塗りつぶしで図示)で示されるように、患者支持体10をその長手方向に短縮できるようにするために、短縮アイコン222がユーザーによって選択されている。
図48に示すように、ユーザーが短縮アイコン222を選択したことに応答して、注意喚起文278は、ヘッドエンドのタワーベース12をフットエンドのタワーベース12に向かって平行移動して短縮できるように、フットエンドのキャスター470をロックし、ヘッドエンドのキャスター470をロック解除する指示になっている。注意喚起文278には、短縮を可能にするためのキャスター470の所望のロック/ロック解除のワンタッチ操作を可能にするためのロック解除アイコン280が含まれる。患者支持体10を短くするためのヘッドエンドのタワーベース12Dの動きを促すために、フットエンドのタワーベース12Dについては輪郭だけを示す。
図49に示すように、ユーザーは、キャスター470を短縮に対応させるために、すでにロック解除アイコン280を選択している。ユーザーがロック解除アイコン280を選択したことに応答して、注意喚起文278は、入れ子式の短縮を可能にするためにクロスチューブのロック282でクロスチューブ17のロックを解除することを求める文になっている。表現されたもの210には、クロスチューブのロック282Dが強調表示(太線で図示)で示されている。注意喚起文278には、一例として、クロスチューブのロック282がロック解除されたことを示すためのユーザーによる選択用の確認ボタン284が含まれる。ユーザーが確認ボタン284を選択すると、GUI180が進む。
図50に示すように、ユーザーは、すでに確認ボタン284を選択している。注意喚起文278は、ヘッドエンドのタワーベース12Dをフットエンドのタワーベース12Dに向かって手で動かして患者支持体10を短くすることを求める文になっている。ヘッドエンドのタワーベース12Dの輪郭が並んでいるのは、動きを表示することで何をする必要があるのかを示している。注意喚起文278には、ヘッドエンドのタワーベース12Dを所望の短縮状態まで動かしたことを示すためのユーザーによる選択用の確認ボタン286が含まれる。ユーザーが確認ボタン286を選択すると、GUI180が進む。
図51に示すように、ユーザーは、すでに確認ボタン286を選択している。注意喚起文278は、患者支持体10が短くなったことを示し、短縮操作を完了するためにユーザーがクロスチューブのロック282を再ロックすることを求める文になっている。注意喚起文278には、クロスチューブのロック282の再ロックが完了したときにユーザーが選択する確認ボタン288が含まれる。ユーザーが確認ボタン288を選択すると、GUI180が進む。
図52に示すように、表現されたもの210には、短縮された患者支持体10Dが表示されている。注意喚起文278は、患者支持体10の短縮が完了したことを示し、ロック解除アイコン290を使用してキャスター470のロックを解除するようにユーザーに促す。患者支持体10が短縮されたことに応答して、拡張シーケンス292を開始するための拡張アイコン292が示される。ロック解除アイコン290を選択すると、患者支持体10の搬送のためにキャスター470がロック解除される。図53に示すように、ユーザーがロック解除アイコン290を選択していることが、強調表示(アイコン290の塗りつぶしで表される)によってわかる。ロック解除アイコン290を選択すると、搬送のためにキャスター470のロックが解除され、患者支持体10Dの下に矢印276が表示される。図54に示すように、キャスター470はロックされており、メイン画面のオプションに戻っている。
高さをチェックするためのメイン画面をあげると、図55に示すように、側臥位上板224が表現されたもの210に示された状態で接続アセンブリ18に取り付けられている。高さアイコン212の右側に示されるように、テーブル高は現在68cmであり、これはフレーム226の底から床までの高さを一例として表したものであるが、いくつかの実施形態では、たとえば床上のパッド228の上面の高さなど、支持用上板の適宜規定した高さであればよい。
図56に示すように、傾斜させるには高さが足りない側臥位上板224を取り付けると、干渉なしで傾斜できるようにするために、適切な高さの支持用上板の輪郭で、表現されたもの210に高さチェックの過程が示される(破線で図示する)。説明の目的のために、傾斜角は一般に、横転用にロック解除されたときの接続ロッド16の自由回転ではなく、タワーベース12の駆動機構の下で接続ロッド16の限られた範囲(たとえば、±30度)内での制御された機械的回転の軸方向角度として与えられる。しかしながら、支持用上板の一部と患者支持体の他の構成要素との衝突を回避するために、傾斜チェックには、傾斜クリアランスと横転クリアランスの両方を含むことができる。必要な高さは、接続される支持用上板によって変わり得る。いくつかの実施形態では、現在取り付けられている特定の支持用上板に応じて、高さが不十分なときに傾斜アイコン216を選択する、あるいは回転レバー306を離すなど、特定のユーザーに対して高さチェックを開始することができる。テーブル高の調節用に、高さ調節スライダーバー294が表示されている。ユーザーは、実行方向に速度が増していく作動速度でスライダー296を(右に)ドラッグし、支持用上板224の高さを調節することができる。表現されたもの210では、一例として、支持用上板224の実際の現在の高さに追従し、表現されたもの210で変化していく高さとステータス情報を、GUI180に表示する。
図57に示すように、ユーザーは、高さ調節を起動するために、すでにスライダー296を右にある程度ドラッグしている。支持用上板224は、タワーベース12をのばすことによって高さ調節を開始し、高さ調節が輪郭を示した位置224Dに向かって進むにつれて、表現されたもの210に現在の高さが表示される。テーブル高アイコン212の右側にあるテーブル高情報では、現在の高さが72cmとなっている。
図58に示すように、所望のテーブル高である80cmに達していることが、側臥位支持体224Dの位置と高さアイコン212の右側の高さ情報から明らかである。所望の高さである80cmに達すると、完了を示すために、患者支持体10Dの強調表示(患者支持体10Dの塗りつぶしで表される)によって示されるように、側臥位支持体224Dが一瞬点滅(緑色)する。ユーザーは、所望の高さまで最大調節速度にするために、スライダー296をスライダーバー294の右に完全にドラッグすることを選択している。ユーザーは、患者支持体10Dの確認点滅時に、スライダー296を離すことができる。
図59に示すように、(緑色への)点滅は止まり、所望の高さである80cmが示される。スライダー296は、そのデフォルト(左)位置に戻っている。高さアイコン212の右側の高さ情報では、現在の高さが80cmになっている。図60に示すように、高さ(確認)調節操作が完了すると、GUI180は、調節アイコン212〜220、230を含む通常画面に戻る。
図61に示すように、仰臥位上板14および伏臥位上板24が表現されたもの210に示される状態で接続アセンブリ18に取り付けられていることを、GUI180が示している。アイコン212〜220の右側の情報に見られるように、トレンデレンブルグ角は−4度であり、傾斜角は右4.5度であり、キャスター470はロックされ、水平状態は水平ではない。相補的な仰臥位上板14および伏臥位上板24の取り付けに応答して、GUI180は横転操作を開始するが、ユーザーが必要に応じて横転操作をキャンセルおよび/または呼び出すことができる。
図62に示すように、「水平ではない」位置に仰臥位上板14および伏臥位上板24のそれぞれを取り付けると、傾斜軸チェックが開始される。傾斜軸チェックが開始されると、支持用上板14D、24Dの水平位置の輪郭が示される(破線で図示する)。支持用上板14、24を水平に調節するために、ユーザーが操作するスライダー300を含むスライダーバー298が表示されている。
図63に示すように、支持用上板14、24を水平に調節しはじめるために、ユーザーがスライダー300をある程度右にドラッグしている。スライダー300が選択されたことは、強調表示(スライダー300の塗りつぶしで表される)によって示される。表現されたもの210には、調節中の支持用上板14、24の現在の位置が表示され、右側にある情報は、支持用上板14、24が水平まで移動する際の数値を示す。特に、ヘッドエンドのタワーベース12の高さが73.6cmとなっているのに対し、フットエンドのタワーベース12は現在69.4cmとなっている。単一のスライダーバー298によって水平にする操作がなされ、自由度のあるすべての要素(高さ、傾斜、トレンデレンブルグ角)が横転のための所望の(水平)状態に戻る。注意喚起文278は、患者支持体10が水平になるように動いていることを示している。
図64に示すように、横転のための所望の水平状態に達すると、患者支持体10Dが一瞬点滅する(緑色、患者支持体10Dの塗りつぶしで表される)。この瞬間的な点滅によって、ユーザーに対し、所望の水平状態に達したことが視覚的に示される。調節速度を最大にするために、スライダー300が完全に右にドラッグされている。
図65に示すように、(緑色への)点滅は止まり、患者支持体10の水平状態が示される。スライダー300は、そのデフォルト(左)の位置に戻れるように離されている。水平(チェック)調節操作が完了すると、GUI180は、横転操作を進める。
図66に示すように、水平状態が達成されると、GUI180は、一例として、軸15を中心とした横転の準備をするために、支持用上板14、24の周りに安全ストラップ302を装着するようにユーザーに促す。安全ストラップ302の装着に成功すると、ユーザーによる選択のための確認ボタン304が表示される。横転をはじめるためのロック解除に注目させるために、回転レバー306Dが強調表示される(緑色、レバー306Dの塗りつぶしで表される)。
図68に示すように、確認ボタン304が選択されると、ボタン304はGUI180に表示されなくなるのに対し、回転レバー306Dは強調表示されたままである。詳細については後述するように、ユーザーが手で制御して接続ロッド16を自由に回転できるように、ユーザーは、回転レバーを回転させて横転を解除すなわち、ロック機構を解除することができる。横転のロックが解除されると、横転を行うために、ユーザーは軸15を中心にして手で支持用上板14、24を一緒に回転させることができる。ユーザーが回転レバー306を動かして軸15を中心とした接続アセンブリ18の回転をロック解除すると、GUI180には、患者支持体10D上に重なる形で回転レバー306Dが手前に表示される(背景を薄暗くするために破線で示す)。注意喚起文278は、患者支持体10が横転モードであることを示している。手前に重なった回転レバー306Dと注意喚起文での横転モードの表示は、接続ロッド16のロック機構を再び係合するように回転レバー306が回転させられるまでそのまま残る。いくつかの実施形態では、重なった回転レバー306は、回転レバー306の所望の回転方向を示すアニメーションであってもよい。
図67をざっと参照すると、例示的な実施形態では、横転操作はユーザーによって手動で実行される。しかしながら、患者支持体10が軸15を中心とする電動横転を可能にする実施形態では、横転操作を実行するために、ユーザーによる選択的作動のためのスライダー310を含むスライダーバー308が表示される。いくつかの実施形態では、スライダー310がスライダー308の中心にずれて配置され、軸15を中心とした患者支持用上板14、24の時計回りまたは反時計回りの回転に対応して、左右にドラッグすることができる。
図69に示すように、患者支持体10のプリセット位置操作に備えて、GUI180の通常画面が表示されている。画面182のフッター領域に、操作スライダーバー312が一例として示されている。操作スライダーバー312は、上述のように位置制御を可能にするための操作位置(左)とプリセット位置操作を可能にするためのプリセット位置(右)との間でドラッグすることによって操作可能なスライダー314を含む。例を説明する目的で、GUI180には、側臥位上板224の存在の検出に応答して、接続アセンブリ18Dに取り付けられた側臥位支持用上板224Dが表示されている。
図70に示すように、プリセット位置操作を可能にするために、ユーザーは、スライダー314を現在位置(右)に設定している。ユーザーは、一例として、スライダー314を操作位置(左)にドラッグして、調節操作を優先してプリセット位置操作を無効にすることができる。ユーザーによる選択のために、いくつかのプリセット位置アイコン316、318、320が表示されている。位置アイコン212〜220、230は、一例として、画面182に表示されなくなっている。
現在位置アイコンは、一例として、動作位置アイコン316、第1の撮像位置アイコン318、第2の撮像位置アイコン320を含む。いくつかの実施形態では、プリセット位置アイコンは、患者支持体10の予め設定されたポジショニングのために任意の適切な数、スタイルおよび/または組み合わせの特徴を含んでもよいおよび/または支持用上板に固有の位置、たとえば、適切に検出されたときに側臥位支持用上板224に対して脚折り角を有する位置を含んでもよい。この例では、動作位置アイコン316は、テーブル高92cm、脚折り0度、傾斜0度、逆トレンデレンブルグ角4度(またはトレンデレンブルグ角−4度)の支持用上板224の動作位置に予め設定されている。支持用上板224Dおよびタワーベース12Dの動作位置は、GUI180上に輪郭(破線)で示されており、動作位置の対応するパラメーターは、画面182の右側の情報(テーブル高、逆トレンデレンブルグ、傾斜、脚折り)に示されている。
各位置アイコン316、318、320は、一例として、対応するプリセット位置を有する支持用上板10の表現されたもの322、324、326と、対応する位置タイトルを示す文328、330、332と、対応する位置334、336、338を最後に使用してから経過した時間の表示とを含む。たとえば、動作位置アイコン316は、一例として、プリセット動作位置を有する支持用上板10の表現されたもの322を含み、文328は、「動作位置」と、その動作位置が約30分前に使用された旨の表示334とを含む。GUI180上の強調表示(アイコン316の塗りつぶしで表される)で示されるように、現在、動作位置アイコン316が選択されている。
患者支持体10を調節して現在選択されているプリセットアイコンの位置を得るために、ユーザーが動かすスライダー342を含むプリセットスライダーバー340が、GUI180上に表示されている。例示的な実施形態では、スライダー342を右にある程度ドラッグすることによって、ユーザーは、患者支持体10を作動させて現在選択されているプリセット位置への調節を開始することができ、さらにスライダー342を右にドラッグすることによって調節速度を上げることができる。しかしながら、いくつかの実施形態では、1種類の調節速度を利用できるようにしてもよいおよび/またはスライダー342を右端までドラッグすると、ユーザーが離してもプリセット位置まで完全に移動させることができる。スライダー342が動かされると、右側の情報は患者支持体10の現在位置を示し、表現されたもの210がそれに追従する。この例では、動作位置は現在選択されている位置であり、したがって、スライダー342を動かすことで患者支持体10が動作位置に向かって調節される。
図71に示すように、ユーザーが第1の撮像位置アイコン318を選択していることが、GUI180上のアイコン318の強調表示(アイコン318の塗りつぶしで表される)から明らかである。患者支持体10Dの位置は、図69の例で説明した位置と同じままであるが、支持用上板224Dとタワーベース12Dの輪郭位置(破線)があらかじめ設定された第1の撮像位置として示されている。あらかじめ設定された第1の撮像位置は、一例として、テーブル高80cm、トレンデレンブルグ角0度、傾斜角0度、脚折り22度を含む。現在選択されている位置として第1の撮像位置に向かって患者支持体10を調節するために、ユーザーは、前述のスライダーバーの説明と同様に、スライダー342をスライダーバー340の右側に向かってドラッグすることによって、患者支持体10を操作することができる。スライダー342が動かされると、右側の情報は患者支持体10の現在位置を示し、表現されたもの210がそれに追従する。したがって、1回のドラッグ動作で、患者支持体10の位置をプリセット位置に向かって調節することができる。
図72に示すように、ユーザーが第2の撮像位置アイコン320を選択していることが、GUI180上のアイコン320の強調表示(アイコン320の塗りつぶしで表される)から明らかである。患者支持体10DEの位置は図69の例で説明した位置と同じままであるが、支持用上板224Dとタワーベース12Dの輪郭位置(破線)が、あらかじめ設定された第2の撮像位置として示されている。あらかじめ設定された第2の撮像位置は、テーブル高74cm、トレンデレンブルグ角0度、傾斜角8度、脚折り0度を含む。現在選択されている位置として第2の撮像位置に向かって患者支持体10を調節するために、ユーザーは、前述のスライダーバーの説明と同様に、スライダー342をスライダーバー340の右側に向かってドラッグすることによって、患者支持体10を操作することができる。スライダー342が動かされると、右側の情報は患者支持体10の現在位置を示し、表現されたもの210がそれに追従する。したがって、1回のドラッグ動作で、患者支持体10の位置をプリセット位置に向かって調節することができる。
図73に示すように、現在、動作位置アイコン316が選択されており、現在の選択から、ユーザーが保存ボタン344を選択してプリセット動作位置の構成の上書きを開始している。ユーザーによって保存ボタン344が選択されたことに応答して、上書きアイコン346が表示され、一例として、動作位置アイコン316の位置と重なる。上書きアイコン346には、一例として、患者支持体10の現在位置設定を用いて現在選択されているプリセット位置(プリセット動作位置)を上書きする確認を要求する文が含まれ、ユーザーが上書きを確認するために選択する「はい」ボタン350、ユーザーが上書きをキャンセルするために選択するキャンセルボタン352が含まれる。
図74に示すように、ユーザーは、「はい」ボタン350を選択して、以前の操作位置の代わりに新たに規定された操作位置として患者支持体10の現在位置の保存を確認している。「はい」ボタン350が選択されたことは、ボタン350の強調表示(ボタン350の塗りつぶしで表される)によって示される。保存が完了した後、プリセット操作アイコン316は戻って新しいプリセット内容を示す。第1および第2の撮像位置アイコン318、320のプリセット位置は、対応するアイコン318、320が現在選択されているときに保存ボタン344を選択することによって、動作位置アイコン316で開示したのと同様の上書きプロセスによって再定義され得る。
図75に示すように、ユーザーは、スライダー314を操作位置までドラッグしている。それに応答して、GUI180はプリセット位置操作を終了し、メイン画面を表示する。
次に図76を参照すると、様々なパラメーターを調節するためのユーザーによる選択に、画面182のヘッダにある設定ボタン354を用いることができる。ユーザーが設定ボタン354を選択すると、GUI180は設定メニューに進む。
図76に示すように、ユーザーが設定メニューを表示するために設定ボタン354を選択したことが、強調表示(ボタン354の塗りつぶしで図示)から明らかである。設定メニューには、全般的な設定のタブ358、較正タブ360、データログのタブ362、デバッグタブ364を有するタブ358〜364を含むナビゲーションバー356が表示されている。図76に示すように、タブ358が強調表示(太字で表される)になっていることから明らかなように、現在、全般的な設定のタブ358が選択されている。現在、全般的な設定のタブ358が選択されているため、全般的な設定のタブ358に対応する言語、日付、時刻、単位、ソフトウェアバージョンなどのいくつかの一般的なパラメーター366が表示されている。
図76に示すように、現在、ユーザーは、全般的な設定のタブ358といくつかの一般的なパラメーター366(たとえば、言語のパラメーター368、単位のパラメーター370など)を含む一般的な機能を調節することができる(アクティブ)。調節できる項目は文字が実線表示され、他のタブ360、362、364、他の一般的なパラメーター366(たとえば、日付372、時刻374など)などの機能は、現在ユーザーが調節できる状態になっておらず(非アクティブ)、文字が輪郭(白抜き)になっている。一般的な機能については、全般的な設定のタブ358で常時使用できるが、他の機能は(図1に示すように)物理的なスイッチとして例示的に具体化されたスイッチ375が入ったときにしか使用することができない。図77に示すように、文字が(それまでの白抜きから)実線に変わっていることから明らかなように、ユーザーがスイッチ375を入れ、タブ360、362、364ならびに日付372および時刻374の機能などの他の機能を有効にした。
図78に示すように、タブ360が強調表示(太字で表される)になっていることから明らかなように、ユーザーが較正タブ360を選択して較正できるようにした。較正タブ360が選択されると、GUI180は、支持用上板が取り付けられていない患者支持体10(10Eとして示す)の表現されたものと、ユーザーによる選択用のいくつかの較正アイコン376、378、380、382とを表示する。詳細については後述するように、較正アイコン376〜382には、一例として、タワーベース(カラム)較正、加速度計較正アイコン378、スライド板(エレベーター)較正アイコン380、タッチスクリーン較正アイコン382を含む。
図79に示すように、タブ362が強調表示(太字で表される)になっていることから明らかなように、ユーザーがデータログのタブ362を選択した。データログのタブ362が選択されると、GUI180は、履歴データイベント386を示すデータエントリ384のリストを表示する。履歴データイベント(各行)386には、それぞれ一例として、日付と時刻の情報、イベント名、位置情報、分類可能な列として表示されたカテゴリ情報が含まれる。GUI180は、一例として、制御システム184にUSBが接続されていないことを示し、外部のユニバーサルシリアルバス接続装置に保存するためのUSBに保存ボタン(現在は非アクティブ)を表示する。
図80に示すように、デバッグタブ364が強調表示(太字で表される)になっていることから明らかなように、ユーザーがデバッグタブ364を選択した。デバッグタブ364が選択されたことに応答して、GUI180はデバッグモードに入り、ヘッドエンドのベースタワートップ(ヘッドトップ)、ヘッドエンドのスライド板(エレベーター(ヘッドエンド))、ヘッドエンドのベースタワーベース(ベース(ヘッドエンド))、フットエンドのベースタワートップ(フットトップ)、ヘッドエンドのスライド板(エレベーター(フットエンド))、フットエンドのベースタワーベース(ベース(フットエンド))を含む患者支持体10の領域388のメニューを表示する。領域388はそれぞれ、識別子(名前)392およびステータス394を含むサブ機能390のリストを含む。たとえば、ベース(ヘッドエンド)には一例として2つのキャスター470が含まれており、各キャスター470は、識別子392(キャスター1、キャスター2)およびステータス394(ロック)を含む。
図81を参照すると、全般的な設定を調節する過程が開示されている。ユーザーは、メニューを表示するために設定ボタン354を選択し、全般的な設定のタブ358を選択している。他の機能がアクティブになっていない(たとえば、日付と時刻は非アクティブ)ことから明らかなように、スイッチ375が入っていない。ユーザーは、言語や単位などのアクティブな機能を調節対象として選択することができる。図82に示すように、ユーザーが他の機能をアクティブにするためにスイッチ375を入れたのが、他の機能が実線になっていることから明らかである。
図83に示すように、ユーザーは、現在、英語に設定されている言語のパラメーター368を選択している。ユーザーが言語のパラメーター368を選択すると、ユーザーがGUI180の言語を設定するために選択することができる言語オプション398を含むドロップダウンメニュー396が表示される。GUI180には、メニュー396で選択中のオプション(英語)が強調表示(太字で表される)で表示される。ユーザーが言語オプション398を選択すると、メニュー396が折り畳まれる。
図84に示すように、ユーザーは、現在2017年9月6日に設定されている日付のパラメーター372を選択した。ユーザーが日付のパラメーター372を選択すると、GUI180は、ユーザーが現在の日付を設定するための日付オプション402を含むドロップダウン式のカレンダメニュー400を表示する。メニュー400は、対応する日付を強調表示することによって選択中の日付オプション402(すなわち、2017年9月6日の枠を太線で表すことで、9月6日)を示す。ユーザーは、矢印404を選択することで、メニュー400を他の月に移動することができる。ユーザーが日付オプション402を選択すると、メニュー400が折り畳まれる。
図85に示すように、全般的な設定のタブ358が選択され、スイッチ375が入っている。INオプション406が強調表示(オプション406を太字と塗りつぶしで表される)になっていることから明らかなように、現在、単位のパラメーター370がインチに設定されている。時刻のパラメーター374には、一例として、ユーザーが現在時刻を編集するために選択する編集ボタン410が含まれる。
図86を参照すると、CMオプション408が強調表示(太字と塗りつぶしで表される)になっていることから明らかなように、ユーザーは、センチメートルを単位として設定するためにCMオプション408を選択し、現在時刻の編集を可能にするために、編集ボタン410も選択した。GUI180での強調表示(アウトラインボックスで図示)から、現在「時」の数字(16)が調節できるように選択されていることがわかる。ユーザーは必要に応じて、「分」の数字(42)を調節対象として選択することができる。ユーザーは、インクリメントボタン412を操作して、選択された時刻の数字を増減することができる。例示的な実施形態では、ユーザーが他のいずれかの機能を選択すると時刻の編集を終了することができるが、いくつかの実施形態では、ユーザーが時刻のパラメーター374の外側の任意の領域に触れたときに時刻の編集を終了することができる。
図87に示すように、タワーベース(カラム)、加速度計、エレベーター(スライド板)、タッチスクリーンのどれでも較正できるように、較正タブ380が選択されている。図88に示すように、GUI180でアイコン376およびタワーベース12Eが強調表示(アイコン376の太字および塗りつぶしと、タワーベース12Eの太線表示で表される)になっていることから明らかなように、ユーザーがカラム(タワーベース)較正アイコン376を選択した。ユーザーがアイコン376を選択すると、取り付けられた支持用上板を取り外すように指示する注意換気文414が表示されるとともに、取り付けられた支持用上板の取り外しが無事に終了すると、ユーザーによる選択用に確認ボタン416も表示される。ステータス情報424が表示され、最高位の段階、最低位の段階、完了の段階を含む較正状態がわかる。ユーザーが確認ボタン416を選択すると、較正動作が進む。
図89に示すように、ユーザーが確認ボタン416を選択すると、注意喚起文414が、両方のタワーベース12(カラム)を最高位に調節するようにとの指示内容に変更される。タワーベース12を無事に最高位まで調節できると、ユーザーによる選択用に確認ボタン418が表示される。ユーザーが(右に)ドラッグしてタワーベース12の高さを調節するためのスライダー422のあるスライダーバー420が表示される。ステータス情報424の最高位の段階が強調表示(太字で表される)されるとともに、「移動中・・・」という最高位の段階を示す情報文が表示され、タワーベース12の高さ調節がなされていることがわかる。表現10Eは、一例として、高さ調節が行われる際の患者支持体10の実際の動きに追従する。ユーザーが確認ボタン418を選択すると、較正動作が進む。
図90に示すように、ユーザーはすでに確認ボタン418を選択しており、注意喚起文414は最大高さの較正を実行できることを示す内容に変わっている。ユーザーが較正を開始するのに選択できるように較正ボタン426が表示され、一例として、GUI180で強調表示(ボタン426の塗りつぶしで図示)になり、ステータス情報424の最高位の段階を示す情報文が「較正中・・・」となっていることから明らかなように、較正ボタン426が選択されている。最高位での較正が無事に終了すると、最高位の段階の情報文が「較正ずみ」になり、GUI180は自動的に図91に進む。
図91に示すように、最低位の段階が強調表示(太字で表される)されていることから明らかなように、最低位の段階が開始されている。注意喚起文414は、タワーベース12を最低位まで移動させるようにとの指示内容に変更され、タワーベース12を無事に最低位まで調節できると、ユーザーによる選択用に確認ボタン428が表示される。ユーザーが(右に)ドラッグしてタワーベース12の位置を最低位まで調節するためのスライダー432のあるスライダーバー430が表示される。タワーベース12の調節時には、「移動中・・・」という最低位の段階を示す情報文が表示され、タワーベース12の高さ調節がなされていることがわかる。表現10Eは、一例として、高さ調節が行われる際の患者支持体10の実際の動きに追従する。ユーザーが確認ボタン428を選択すると、較正動作が進む。
図92に示すように、ユーザーはすでに確認ボタン428を選択しており、注意喚起文414は最小高さの較正を実行できることを示す内容に変わっている。ユーザーが最低位の較正を開始するのに選択できるように較正ボタン434が表示され、一例として、GUI180で強調表示(ボタン434の塗りつぶしで図示)になっていることから明らかなように、較正ボタン434が選択されている。較正中ならびにユーザーが較正ボタン434を選択したことに応答して、ステータス情報424の最低位の段階を示す情報文が「較正中・・・」となり、最低位の較正が進行中であることがわかる。最低位での較正が無事に終了すると、最低位の段階の情報文が「較正ずみ」になり、GUI180は自動的に図93に進む。
図93に示すように、タワーベースの較正が無事に終了すると、ステータス情報424の較正完了の段階がGUI180でアクティブになり、そのことが強調表示(太字で表される)で示される。視覚的チェックマーク436が表現10E付近に表示され、注意喚起文414には較正が完了したことが示される。このように、患者支持体10のセンサー、システム、GUI180を用いて、タワーベース12の実際の位置を較正することができる。
図94に示すように、較正タブ380が選択され、GUI180でアイコン378および接続アセンブリ18Eが強調表示(アイコン378の塗りつぶしと接続アセンブリ18Eの太線表示で図示)になっていることから明らかなように、ユーザーは、加速度計較正アイコン378を選択した。ユーザーがアイコン378を選択すると、取り付けられた支持用上板を取り外すように指示する注意換気文414が表示されるとともに、取り付けられた支持用上板の取り外しが無事に終了すると、ユーザーによる選択用の確認ボタン416も表示される。ステータス情報424は、水平位置の段階、ゼロ度較正の段階、完了段階を含む較正状態を示すために表示される。ユーザーが確認ボタン416を選択すると、較正動作が進む。
図95に示すように、ユーザーはすでに確認ボタン416を選択しており、注意喚起文414は回転レバー(横転用ハンドル)306を解放するようにとの指示内容に変更されている。回転レバー306の解放が無事に終了すると、ユーザーによる選択用に確認ボタン438が表示される。接続ロッド16を解放して接続アセンブリ18が回転できるようにするためのレバー306の反時計回りの回転を示す矢印440と一緒に、回転レバー306Eが表示されている。図95および図96では、回転レバー306Eの表示は、軸15を中心とした横転を解除するために回転レバー306が所望の方向に回転するアニメーションであり、アニメーションが解除位置に達すると、アニメーションを再開する前に表示306Eの色が瞬間的に点滅する(図96では塗りつぶしで表される)。回転レバー306が解放されて軸15を中心に接続アセンブリ18を横転させると、ユーザーは確認ボタン438を選択して較正動作を進めることができる。
図97に示すように、ユーザーはすでに確認ボタン438を選択しており、ステータス情報424の水平位置の段階の文が、水平化が「OK」である旨を示す内容に変更されている。注意喚起文414は、頭側と足側の接続アセンブリ18を手で水平にするようにとの指示内容に変化する。GUI180は、患者支持体10の表現10Eを表示する。接続アセンブリ18の手作業での水平化が無事に終了すると、ユーザーによる選択用に確認ボタン442が表示される。ユーザーが確認ボタン442を選択すると、較正動作が進む。
図98に示すように、ユーザーはすでに確認ボタン442を選択しており、注意喚起文414は回転レバー(横転用ハンドル)306をロックするようにとの指示内容に変更されている。レバー306の時計回りの回転を示す矢印440と一緒に、回転レバー306Eが表示されている。回転レバー306のロックが無事に終了すると、ユーザーによる選択用に確認ボタン444が表示される。図99に示すように、回転レバー306Eの表示は、図95および図96に関連して開示したアニメーションと同様のアニメーションであり、回転レバー306の時計回りの回転を示している。回転レバー306のロックが無事に終了すると、ユーザーは確認ボタン444を選択して較正動作を進めることができる。
図100に示すように、ユーザーはすでに確認ボタン444を選択しており、GUI180でステータス情報424の段階が強調表示(文字が太字で表される)になっていることから明らかなように、ゼロ度較正段階がアクティブになっている。注意喚起文414は、ゼロ度位置を較正するようにとの指示内容に変更されており、ゼロ度較正を実行するためのユーザーによる選択用に確認ボタン446が表示される。ユーザーは、たとえばデジタル水準器によって手動で接続アセンブリのゼロ度傾斜位置を較正することができる。図100では、ボタン446が強調表示(ボタン446の塗りつぶしで図示)になっていることから明らかなように、ユーザーはすでに較正ボタン446を選択している。「較正済み」という段階の文字から、較正が完了していることがわかる。
図101に示すように、ユーザーは確認ボタン446を選択してゼロ度較正が無事に終了したことを示す。ゼロ度較正が無事に終了すると、太字で示すように、ステータス情報424の較正完了の段階が太字で示すようにして強調表示される。視覚的チェックマーク448が表現10E付近に表示され、注意喚起文414には較正が完了したことが示される。このように、患者支持体10のセンサー、システム、GUI180を使用して、接続アセンブリ18の加速度計を較正することができる。
ここで図102を参照すると、GUI180で強調表示(タブ360およびアイコン380の塗りつぶしで図示)になっていることから明らかなように、ユーザーは、スライド板(エレベーター)較正動作を開始するために較正タブ360およびエレベーター較正アイコン380を選択した。それに応答して、接続アセンブリ18Eが強調表示され(太線で示す)、注意喚起文414は、取り付けられた上板があれば取り外すようにとの指示内容を示し、取り付けられた支持用上板の取り外しが無事に終了すると、ユーザーによる選択用に確認ボタン416が表示される。エレベーター較正動作用のステータス情報424は、一例として、第1の完全伸展段階、第1の完全短縮段階、横転エレベーター段階、第2の完全伸展段階、完全短縮段階、較正完了段階を含む段階を示す。較正完了段階以外の各段階には、現在「----」と表示されている文を含む。ユーザーが確認ボタン416を選択すると、較正動作が進む。
図103に示すように、ユーザーはすでに確認ボタン416を選択しており、それに応じて注意喚起文414が最大高さ(ドッキングレシーバー32に対応するスライド板40の全延長)の較正を示すように変化する。例示的な実施形態では、図103に示すような画面に進む前に、GUI180は、第1の(下側の)スライド板40を手作業で伸展位置までのばし、終了したら確認ボタンを選択してその旨を示すようにユーザーに促す。図103に示すような例示的な実施形態では、表現されたものにおいて下側のスライド板40はドッキングレシーバー32Eが取り付けられていることから識別可能であり、上側のスライド板40Eは、ドッキングレシーバー32が取り付けられていない状態で図示されている。
第1の完全伸展較正を開始するために、ユーザーによる選択用に確認ボタン450が表示される。図103に示すように、一例として、GUI180上でボタン450が強調表示になっている(ボタン450の塗りつぶしで表される)ことから明らかなように、ボタン450がすでに選択され、ステータス情報424の第1の完全伸展段階の情報文が「較正済み」となっていることから明らかなように、第1の完全伸展段階の較正が完了している。較正時、ステータス情報424の第1の完全伸展位置の段階の情報文は、「較正中・・・」となる。第1の完全伸展位置の較正が成功すると、GUI180は自動的に図104に進む。
図104の例示的な実施形態では、ユーザーは、スライド板40を手動で後退位置まで後退させ、確認ボタンを選択することによって後退位置(短縮位置)を確認するように促されている。後退位置の確認に応答して、注意喚起文414は、下側のスライド板40(ボトムエレベーター)の最小(後退)位置を較正するようにとの指示内容に変更され、第1の完全後退較正を開始するためのユーザーによる選択用に較正ボタン452が表示される。GUI180上のボタン452が強調表示されている(ボタン452の塗りつぶしで表される)ことから明らかなように、ユーザーはすでに較正ボタン452を選択しており、ステータス情報424の対応する情報文の「較正済み」テキストに従って、第1の完全短縮段階が完了する。第1の完全伸展位置の較正に成功すると、GUI180は自動的に図105に進む。
図105に示すように、第1の完全伸展位置の較正が成功したことに応答して、注意喚起文414が回転レバー(横転用ハンドル)306を解放するようにとの指示内容に変化し、ステータス情報424の横転エレベーター情報文が強調表示される(太字で表される)。アニメーションとして表現された回転レバー306Eは、回転レバーを反時計回りに回転させて回転による解放を実行するために、矢印440と一緒に表示される。回転レバー306を回転させて接続アセンブリ18の横転が解放されると、ユーザーは確認ボタン454を選択して較正動作を進めることができる。
図106に示すように、確認ボタン454が選択されたことに応答して、注意喚起文414は、ヘッドエンドとフットエンドの接続アセンブリを手動で180度回転させる(横転させる)ようにとの指示内容に変更される。これで、ドッキングレシーバー32が取り付けられたヘッドエンドとフットエンドの接続アセンブリ18のそれまで低い位置にあったスライド板40が回転し、他のスライド板40よりも上の高い位置にくる。手動での接続アセンブリ18の180度回転が完了すると、ユーザーによる選択用に確認ボタン456が表示される。ユーザーが確認ボタン456を選択したことに応答して、GUI180は、一例として、(今は)下側のスライド板40を手でのばして延びたことを確認するようにユーザーに指示する。
図107に示すように、下側のスライド板40を無事にのばすことができると、注意喚起文414は、較正ボタン458を選択して第2の完全伸展位置を較正するようにとの指示内容に変更される(現在、接続アセンブリ18がすでに横転していることから、表現10Eから明らかなように、下側のスライド板40は、ドッキングレシーバー32が取り付けられていないスライド板40である)。図107では、較正ボタン458はすでに選択されており(強調表示と、ボタン458の塗りつぶしで表される)、ステータス情報424の対応する情報文に示されているように、較正は完了している。第2の完全伸展位置の較正が無事に終了すると、GUI180は自動的に図108に進む。
図108を参照すると、第2の完全伸展段階が完了したら、GUI180はユーザーに、下側のスライド板40を手動で後退させ、後退が成功したことを確認するように促すことができる。下側のスライド板40の後退がうまくいくと、注意喚起文414は、較正ボタン458を選択して第2の完全後退位置を較正するようにとの指示内容に変更される(現在、側のスライド板40は、ドッキングレシーバー32が取り付けられていないスライド板40である)。図107では、較正ボタン458はすでに選択されており(強調表示と、ボタン458の塗りつぶしで表される)、ステータス情報424の対応する情報文に示されているように、較正は完了している。第2の完全短縮位置の較正が無事に終了すると、GUI180は自動的に図109に進む。
図109に示すように、第2の完全短縮位置の段階の較正が成功したことに応答して、ステータス情報424の較正完了段階が、太字で示すように強調表示される。視覚的チェックマーク462が表現10Eの近くに表示され、注意喚起文414は較正が完了したことを示す。このように、スライド板40の実際の位置を、患者支持体10のセンサー、システム、GUI180を用いて較正することができる。図109の画面から、完了した旨を短時間だけ示した後、較正動作は、一例として、図110に示すようなメイン較正画面に戻る。
図110に示すように、較正タブ360が選択されており、注意喚起文414は、較正アイコンを選択するようにとの指示内容を示している。ユーザーがタッチスクリーン較正アイコン382を選択すると、GUI180のタッチスクリーン182の較正が開始される。
図111に示すように、ユーザーがタッチスクリーン較正アイコン382を選択したことに応答して、GUI180は、視覚的な精度を高めるための格子模様を画面182に表示示する。GUI180は、強調表示された(太線で表される)GUI180Eと多数のターゲット464と一緒に患者支持体10Eを表示する。ステータス情報424には、現在アクティブであることがGUI180上の強調表示(太字で表される)から明らかである左上の段階と、右上の段階、左下の段階、右下の段階、較正完了の段階を含む5つの段階が示される。注意喚起文414は、ここではGUI180上の強調表示(太線で表される)から明らかなようにアクティブである画面182の左上隅にある左上のターゲット464として現在示されている、複数のターゲットのうちの割り当てられた1つに触れるようにとのユーザーに対する指示内容になる。較正段階を終了してメイン画面に戻るためのキャンセルボタン466が、ユーザーによる選択用に表示される。
図112に示すように、左上のターゲット464の色の変更(ターゲットシンボルの中にある塗りつぶしの円で表される)によって示されるように、ユーザーは、左上のターゲット464の選択に成功し、対応する較正をアクティブにしている。対応する情報文では、一例として、「較正済み」として左上の段階の較正が成功したことを示している。左上の段階の較正が無事に終了すると、較正動作が進む。
図113に示すように、左上の段階の較正が終了したことに応答して、ステータス情報424の右上の段階がアクティブになるが、これはGUI180上の強調表示(太線で表される)から明らかである。特に、左上のターゲット464は、最近の較正を示すために色が変化したままである(ターゲットシンボルの塗りつぶしの円)。注意喚起文414は、新たに割り当てられた右上のターゲット464に触れるようにとのユーザーに対する指示内容になる。ユーザーが触れるまでは、右上のターゲット464は単なる強調表示(太線で表される)によって割り当てられたものとして示されるが、図113では、ユーザーはすでに右上のターゲット464を選択している。そのことは、色の変化(ターゲットシンボルの中にある塗りつぶしの円で表される)から明らかである。ユーザーが右上のターゲット464を選択したことに応答して、対応する較正が実行され、完了時に、ステータス情報424は、右上の段階が「較正済み」であることを示す。
図114に示すように、右上の段階の較正が終了したことに応答して、ステータス情報424の左下の段階がアクティブになるが、これはGUI180上の強調表示(太線で表される)から明らかである。特に、上にあるターゲット464は、すでに較正されたものとして色が変化したままである(ターゲットシンボルの塗りつぶしの円)。注意喚起文414は、新たに割り当てられた左下のターゲット464に触れるようにとのユーザーに対する指示内容になる。ユーザーが触れるまでは、左下のターゲット464は単なる強調表示(太線で表される)によって割り当てられたものとして示されるが、図114では、ユーザーはすでに左下のターゲット464を選択している。そのことは、色の変化(ターゲットシンボルの中にある塗りつぶしの円で表される)から明らかである。ユーザーが左下のターゲット464を選択したことに応答して、対応する較正が実行され、完了時に、ステータス情報424は、左下の段階が「較正済み」であることを示す。
図115に示すように、左下の段階の較正が終了したことに応答して、ステータス情報424の右下の段階がアクティブになるが、これはGUI180上の強調表示(太線で表される)から明らかである。特に、上にあるターゲットと左下のターゲット464は、すでに較正されたものとして色が変化したままである(ターゲットシンボルの塗りつぶしの円)。注意喚起文414は、新たに割り当てられた左下のターゲット464に触れるようにとのユーザーに対する指示内容になる。ユーザーが触れるまでは、右下のターゲット464は単なる強調表示(太線で表される)によって割り当てられたものとして示されるが、図115では、ユーザーはすでに右下のターゲット464を選択している。そのことは、色の変化(ターゲットシンボルの中にある塗りつぶしの円で表される)から明らかである。ユーザーが右下のターゲット464を選択したことに応答して、対応する較正が実行され、完了時に、ステータス情報424は、右下の段階が「較正済み」であることを示す。
上下の較正段階が完了したことに応答して、GUI180は、図116に示すような完了画面を表示する。ステータス情報424の較正完了段階は、強調表示(太字で表される)されていることから明らかなように、アクティブである。注意喚起文414は、較正が完了し、チェックマーク468が表示されていることを示している。このように、タッチスクリーン182およびGUI180は、患者支持体10のセンサーおよびシステムを用いて較正をすることができる。いくつかの実施形態では、特定の較正アイコンの較正段階と、各較正アイコンの様々な較正プロセスを、適切な順序で実行すればよい。
図27にざっと戻ると、GUI180には、一例として、設定ボタン354が表示されるヘッダーセクションが含まれる。ヘッダーセクションにおいて、GUI180は、一例として、携帯型エネルギー貯蔵装置(バッテリ)の電力寿命(100%)を表示し、恒久的な電源が接続されているか否かをグラフィック表示(たとえば、バッテリの輪郭の中にある電気プラグ)する。GUI180には、一例として、短縮ボタン222が表示されるフッタセクションが含まれる。フッタセクションにおいて、GUI180には、一例として、操作アイコンおよびプリセットアイコン、保存ボタン344が含まれる。フッターにおいて、GUI180は、一例として、患者支持体についての制御と操作に関する指示のためのトレーニングモジュールに入るためのユーザーによる選択用のトレーニングボタン520を表示するとともに、安全ロックアウトスライダーバーも表示する。安全ロックアウトスライダーバーには、GUI180を通して調節可能なステータス機能を含め、患者支持体の状態の変更が可能なロック解除状態と、現在の患者支持体の状態に対する変更が阻止されるロック状態との間で動作可能なスライダーが含まれる。図48を参照すると、ヘッダーセクションのすぐ下に、GUI180には、一例として、現在の操作のタイトル(側臥位上板−短縮モード)が含まれ、現在の操作をキャンセルして図47に示すような前画面に戻るためのユーザーによる選択用のキャンセルボタン(円の中に×印で図示)が含まれる。前に戻るための画面は、キャンセルをする特定の操作に応じて変更することが可能である。
図117を参照すると、患者支持体10のキャスター470に、一例として、患者支持体10を床の上で支持するための一対の車輪472が含まれる。車輪472は、患者支持体10を床に沿って動かすことができるようにするために、選択的回転用にカラム474に取り付けられている。カラム474には、一例として、対応するタワーベース12との接続のために垂直に突出する支柱476が含まれる。車輪472が取り付けられるカラム474の下部478は、カラム474の長手方向の軸を中心に旋回してステアリングを可能にするように選択的に解放可能である。キャスターの一例として、米国特許第8,205,297号に開示されているものを含むことができ、少なくともキャスターの操作および制御に関する詳細を含む、その内容全体を本明細書に援用する。
キャスター470には、一例として、ロックアセンブリ480が含まれる。ロックアセンブリ480には、一例として、カラム474の周りにのびるように配置された足踏みレバー482が含まれる。足踏みレバー482は、静止位置(図117の実線)と、キャスター470の車輪472が回転できるようにロックを解除するロック解除位置(図117の破線)との間で動作可能である。レバー482は、一例として、カラム474の両側で、カラム474から突出する筐体486を通ってのびる回転軸484と接続する。回転軸484は、患者支持体10を動かせるように車輪472の回転を可能にするロック解除位置と、床の上で患者支持体が移動しないように車輪472の回転を防止するロック位置との間で動作可能である。以下にさらに詳細に説明するように、レバー482は、回転軸484をロック解除位置に駆動するように動作可能であるが、回転軸484をロック位置に駆動することはできない。
図118に示すように、回転軸484は、車輪472が自由に回転するのを防止するロック位置に配置されている。ロックアセンブリ480には、一例として、アクチュエーター488が含まれる。アクチュエーター488は、制御システム184と連通するように配置され、回転軸484と係合して、制御システム184の指示でロック位置とロック解除位置との間で回転軸484を動作させる。例示的な実施形態では、ユーザーは、上述したように、アクチュエーター488を介して、GUI180からキャスターの車輪472のロックおよびロック解除を行うことができる。
図118に示すように、レバー482には、回転軸484の一部を例示的に囲むベース490を含む。ベース490には、一例として、回転軸484との選択的係合用に半径方向内側に突出する一対の歯492A、Bが含まれる。歯492A、Bは、周方向に互いに離れて配置され、回転軸484を選択的に係合して軸484をロック解除位置に駆動するが、軸484を係合して回転軸484を係止位置に駆動することはできない。
図119に示すように、回転軸484をロック解除位置に駆動するために、レバー482がロック解除位置に移動している。回転軸484には、一例として、ハブ494と歯496A、Bとが含まれる。歯496A、Bは、レバー482のそれぞれの歯492A、Bと選択的に係合するように配置されたハブ494から半径方向外向きにのびている。回転軸484の歯96A、Bは、一例として、対応する歯492A、Bと噛み合うことができるように、互いから離れてそれぞれ歯492A、Bに対して配置され、ロック解除位置に向かって(すなわち、反時計回りに)のみ回転駆動する。たとえば、歯492Aには、一例として、歯492Aの係合面500と選択的に係合するように配置された係合面498と、回転軸484と係合しない係合面498とは反対側の別の面502とが含まれる(たとえば、表面498は、レバー482の休止位置とロック位置との間の任意の位置で軸484を時計回りに駆動するために、歯496Aの別の表面504にも別の歯496Bにも係合しない)。歯492Bは、歯492Bに対して同様に配置されている。したがって、レバー482は、歯496A、Bと軸484の歯492A、Bとの相補的な配置によって回転軸484の時計方向の回転を駆動することはできない。レバー482には、一例として、カラム474の反対側で、同様のベース490と、回転軸484との歯による係合が含まれる。したがって、レバー482は、回転軸484をロック解除位置に駆動するように動作することは可能であるが、回転軸484をロック位置に駆動することはできない。
ユーザーに対して、GUI180を使用しなければキャスター470をロックできないようにすることによって、不注意でロックがなされる危険性を低減することができ、患者支持体10が動いている途中で不快な止まり方をするのを防ぐことができる。しかしながら、GUI180による制御だけでなく、物理的なレバーによってキャスター470をロック解除位置に切り換えることができるため、床の上で患者支持体10を動かすことができるようにするための迅速かつ簡単な方法を提供することができる。いくつかの実施形態では、レバー482は、回転軸484をロック位置に駆動するように動作可能でありながら、たとえばロック位置とロック解除位置の作動位置を入れ替える(よって、時計回り対反時計回りの回転軸484の回転方向を変える)方法では、回転軸484をロック解除位置に駆動することができない。
次に図121を参照すると、横方向延長部152と同様のサイドアームアセンブリ1152が分解斜視図で示されている。横方向延長部152についての開示内容は、サイドアームアセンブリ1152の特定の開示と矛盾する場合を除いて、サイドアームアセンブリ1152にも同様に当てはまる。サイドアームアセンブリ1152には、接続端を有する本体1155が含まれ、その上に、プレート1153を貫通するねじ付き固定具1151によってドッキングレシーバー32が取り付けられる。プレート1153には細長いスロット1157が設けられ、このスロットを通って連結部176が本体1155を通るシャフト174との接続用にのびている。本体1155には、ドッキングレシーバー32の接続用に固定具1151を受けるために逆方向にのびるウィング1159が含まれている。保持ピン1161がプレート1153の穴を通ってのび、ドッキングレシーバー32と本体1155との接続を案内するために、ドッキングレシーバー32および本体1155の穴と係合する。
本体1155は、軸174を受けるための細長いキャビティ1163を画定する。キャビティ1163は、軸174の回転を支えるためのマウント1165を受けるために両端に形成され、連動する動きが邪魔になるのを回避するためのクリアランスをとって、ピン199を介した軸174との連結部176の接続を収容するために一端で形成される。軸174には、一例として、ピン201を介して連結部176の反対側の端に接続されたコネクタ178が含まれており、コネクタ178はt字形で、センサーと相互作用するために両端にt字形の磁気要素203を含む。本体1155は、ドッキングレシーバー32と反対側の端で接続アセンブリ18と接続し、支持用上板の収容のためにドッキングレシーバー32を支持用上板14に対して横方向かつ垂直に位置決めし、たとえば、側臥位から伏臥位への患者の回転など、患者の身体の位置を変える一助となる。サイドアームアセンブリ1152には、本体1155の凹部1167内に収容された一対のレバー作動式係合ピン1154が含まれる。係合ピン1154は、サイドアームアセンブリ1152内に引っ込んで接続アセンブリ18との係合から外れる後退位置と、延長アーム154から出て接続アセンブリ18と係合し、サイドアーム延長部1152を接続アセンブリ18に固定する伸展位置との間で選択的に移動可能である。本体1155には、凹部1167に収まり、軸174を受けるためのスロットを有するケーシング1166が含まれる。ケーシング1166は、ねじ付き固定具1169によって本体1155に固定されている。本体1155には、ねじ付き固定具1163によってカバー1171も固定され、細長いキャビティ1163およびケーシング1166の少なくとも一部分がカバー1171で覆われている。
回転可能なダイアル1156が、このダイアル1156から本体1155を通ってのびるピン1149を介してレバー1158と係合し、各係合ピン1154を後退位置と伸展位置との間で作動させる。ダイアル1156には、ベース1160と、ベース1160を貫通する一対のビューポート1162とが含まれる。ビューポート1162は、ダイアル1156を通して本体1155を目視検査できるようにするためのものである。本体1155には、係合ピン1154が伸展位置にある旨の視覚的な表示が含まれる。この視覚的な表示は、ダイアル1156がこれに対応して配置されている場合にのみ、ビューポート1162を通して見える。たとえば、延長アーム153には、ピン1154が係合位置にあるときにだけダイアル1156の対応する位置に基づいてビューポート1162を通して色の表示が完全に見え、ピン1154が係合位置にないときには、ビューポート1162を通して色の表示が完全には視認できないように、各ビューポート1162に対応して、サイズ、形状および/または位置合わせがなされたカラー表示を含むことができる。したがって、係合ピン1154が接続アセンブリ18の相補的な穴167の中に一部だけ収まっている際にユーザーに注意が促され、サイドアームアセンブリ1152が誤って外れるのを回避することができる。ベース1160は、ねじ付き固定具1175およびブッシュ1176によって本体1155と回転可能に接続されている。
ここで図122を参照すると、接続アセンブリ18と同様に、接続アセンブリ2018が分解斜視図で示されており、ドッキングレシーバー32は固定されていない。接続アセンブリ18についての開示内容は、接続アセンブリ2018の特定の開示と矛盾する場合を除いて、接続アセンブリ2018にも同様に当てはまる。接続アセンブリ1018には、一例として、本体2020を有するフレーム30が含まれる。本体2020には、べース2022と、図122の向きで横方向延長部152またはサイドアームアセンブリ1152などの横方向アタッチメントの接続を受けるために、(図122の方向で)ベース2022の横方向反対側でねじ付き固定具2011によって取り付けられたエンドキャップ2024と、(図122の向きで)ベース2022の垂直方向反対側で、ねじ付き固定具2013によってベース2020に取り付けられたエンドキャップ2025が含まれる。エンドキャップ2025には各々、スライド板40をその平行移動の範囲全体にわたって通すために、スロット2027が垂直方向に貫通して設けられている。各スロット2027は、スライド板40の外形と一致する形状に作られており、スライド板40が伸展位置と後退位置との間の平行移動の範囲全体にわたって通ることができる。
図122に示すように、ベース2022は、(図122の向きで)各側面に画定された空間2080を有するI字形を含む。空間2080は、エンドキャップ2024の対応する部分2082を受容するように形成されている。ベース2022には、前側2030にいくつかの凹部2028が画定されている。凹部2028は各々、制振アセンブリ44のラック48およびラチェットアセンブリ2034の爪2032のうちの1つを収容する。ラチェットアセンブリ2034は、一例として、ラチェットアセンブリ46と同様であり、ラチェットアセンブリ46についての開示内容は、ラチェットアセンブリ2034の具体的な開示と矛盾する場合を除いて、ラチェットアセンブリ2034にも同様に当てはまる。
図122に示すように、ベース2022には、ねじ付き固定具2017で中央支持バー2015が固定されており、それぞれスライド板40との平行移動可能な接触を受けるために(図122の向きで)両側の後側にトラック2019を画定する。支持バー2015には、トラック2019に沿ってスライド板40の平行移動を支持するために回転可能にピン止めされたローラー2021が含まれる。スライド板40には各々、対応するトラック2019と係合するために、スライド板の内端2081で各側部に回転可能にピン止めされたローラー2021が含まれる。いくつかのカバー2062が、ねじ付き固定具2064で、ベース2022と接続する。また、カバー2066が、ねじ付き固定具2067で、ベース2022の後側2031に固定されている。カバー2066には、ベース2022を接続ロッド16と接続するためのアダプター31を受けるために、開口2068が画定されている。
図123に示すように、各ラチェットアセンブリ2034は、スライドアセンブリ38の各スライド板40の位置を制御する。ラチェットアセンブリ2034には、ラチェットトラック2036および対応する爪2032が含まれる。爪2032は、ラチェットトラック2036と選択的に係合して、フレーム30に対するスライド板40の位置を画定することができる。
図124を参照すると、ベース2022には、マウント受け部2038が含まれる。マウント受け部2038は各々、爪2032が回転用に固定される軸64のうちの1本を受けるためのものである。ユーザーは、ブッシュ2035によって支持されたねじ付き固定具2033で対応する軸64に固定されたハンドル66を選択的に回転させて軸64を回転させ、爪2032の位置をラチェットトラック2036に対して係合位置と係合解除位置との間で枢動させることができる。各爪2032は、枢動用にブッシュ2035によって対応する軸64に支持され、トラック2036との係合位置に付勢するためのねじりばね2031を含む。爪2032を係合解除位置まで枢動させることによって、ベース2022に対する線形の再位置決め用にスライド板40を解放することができる。ラック48は、ダンパー56と係合し、ねじ付き固定具2088によってベース2022に固定されている。スライド板40の平行移動を案内するために、ローラー2021が、スライド板40を横方向および前後方向で係合するようにベース2022に回転可能にピン止めされている。
図125に示すように、エンドキャップ2024には各々、本体2090が含まれる。本体の一部2082は、本体2090からのびてベース2022の空間2080に挿入される。エンドキャップ2024は各々、対応するスライド板40を、中央の支持バー2015の対応するトラック2019と反対側で、その平行移動範囲内で案内するためのトラック2092を画定する。エンドキャップ2024には、対応するスライド板40に転動可能に係合するためのローラー2021が含まれる。
エンドキャップ2024は各々、サイドアーム延長部1152のフック162を受けるためのスロット2040を画定する。フック162は、サイドアーム延長部1152を接続アセンブリ2018に固定するために(変位して示す)軸165と係合できるように配置されている。軸165と係合しているフック162は、フック162を軸165から外してサイドアーム延長部1152を適所に固定するのに必要な関節運動を阻止するために、サイドアーム延長部1152の係合ピン1154と平衡状態にある。
エンドキャップ2024には各々、サイドアーム延長部1152のドッキングレシーバー32の状態を判断するために中央部付近に配置されたセンサー2042が含まれる。センサー2042は、本体2090および部分2082によって画定される凹部2093内で、ねじ付き固定具2096によってカバー2094に固定される。センサー2042は、コネクタ178の回転位置、よって軸174の回転位置を検知する。これは、ドッキングレシーバー32の平行移動可能な軸136が、ロックピン102をゲートラッチ90に係合させてドッキングゲート88がロック位置から外れるのを防ぎ、接続チューブ36がドッキングスロット34から抜けるのを防ぐように位置決めされているか否かを示す。適切なセンサー2042の一例として、センサー2042と相互作用する磁気素子203を含むコネクタ178の位置を判断する磁気リードスイッチがあげられる。
エンドキャップ2024には各々、サイドアーム延長部1152の少なくとも1つの係合ピン1154のための相補的ピン穴167の近くに配置されたキャビティ2044が含まれる。エンドキャップ2024には各々、穴167の中で係合位置にあるときに対応するピン1154の存在を検出するために穴167に近接してキャビティ2044内に配置されたセンサー2046が含まれる。センサー2046は、一例として、ねじ付き固定具2106でカバー2104の内側に固定されている。カバー2104は、キャビティ2044の中で本体2090に固定され、本体2090に対するセンサー2046の位置を正確に特定できるようになっている。適切なセンサー2046の一例として、センサー2046と相互作用するための磁気素子203を含んでもよいピン1154の位置を決定するための磁気リードスイッチがあげられる。カバー2049、2098は、ねじ付き固定具2102でのエンドキャップ2024への固定用に、センサー2042、2046を隠しおよび/または保護するようになっている。
図126を参照すると、スライド板40には、制振アセンブリ44のダンパー56およびラチェットトラック2036を受けるためのキャビティ2048、2050が含まれる。ラチェットトラック2036は、ラチェットトラック58と同様であるが、ラチェットトラック58の1つの歯62とは異なり、ラチェットトラック2036には、互いに隣接して平行に配置された対応する対の歯62が含まれる。各対の歯62は、一例として、連続する対の歯62に沿って長手方向に延びる壁2052によって互いに離れている。ラチェットトラック2036は、ねじ付き固定具2108によってスライド板40のキャビティ2048内に固定されている。キャビティ2050内には、ねじ付き固定具2110によってダンパーが固定されている。スライド板40のラチェットトラック2036とは反対側にねじ付き固定具2114でカバー2112が固定され、カバー2112には、(図126の向きで)スライド板40の下側を横切ってのびるタブ2116が含まれる。
図127を参照すると、ドッキングレシーバー32が分解図で示されている。ドッキングレシーバー32には、各々エンドストッパー80と接続する前側筐体2120と、それぞれ反対側の端でねじ付き固定具2126によってエンドストップ80と接続された後壁2122および下壁2125とが含まれる。前側筐体2120には、外側に凹部2121が設けられ、エンドストップ80に向かって複数のタブ2119がのびている。後壁2122には、ロック解除位置にあるときに、センサー2058やねじ付き固定具で後壁2122の凹部2124内に固定された支持壁116などの様々な構成要素を受け入れるように形成された凹部2124と、ドッキングゲート88の一部(たとえば、ゲートラッチ90の一部、ねじ付き固定具93で各ゲートラッチに固定されたゲートバー92の一部など)が含まれる。ガイドピン2128が支持壁116などの構成要素を案内し、後壁2122と接続する。軸174の位置センサー142が、ねじ付き固定具で下壁2125と接続される支持体マウントと2132とねじ付き固定具2130で接続される。
図127に示すように、レバーアセンブリ140の連結部2136は、一端でねじ付き固定具2138によってハンドル138と接続されている。連結部2136には、一対の電機子2140、2142が含まれており、そのうちの1つである2140が軸136に接続する。各電機子2140、2142は、ハンドル138との接続部から延びる曲がった形状を有し、それぞれ、下壁2125の対応するスロット2145を通ってのびる。各電機子2140、2142は、ハンドル138の力がかかっているときに、ねじ付き固定具2147を中心とした枢動用に、ねじ付き固定具2147でピボット支持部2144と接続する。ピボット支持部2144は、下壁2125を通ってのびるねじ付き固定具2146で下壁2125の内側に固定されている。電機子2140にはt字形の端2148があり、この端2148が、軸136のスロット2150に挿入されると軸136と係合し、電機子2140の枢動運動を軸136の平行運動に変換する。
一例として、軸136と係合して軸136をロック解除位置まで付勢するスプリングヘッド2154を含むばね2151に、ストッパー2152が係合している。ラッチピン102は、軸136と一緒の平行移動用にピン102を固定するために、各々の軸心に軸136を受けてロックピン102と軸136を貫通してそれぞれの軸方向にのびるピン2156によってピン止めされることによって、軸136と接続されている。
ドッキングレシーバー32には、回転レバーとして形成されたトリガーアーム2056と物理スイッチ2060とを含む上板存在センサー2054が含まれる。トリガーアーム2056は、接続チューブ36が存在しないときに、ドッキングスロット34の中までのびる。トリガーアーム2056は、進入する接続チューブ36の力でドッキングスロット34に入ってくる接続チューブ36と係合し、枢動して経路から外れて接続チューブ36をスロットの中に収め、ドッキングスロットの中に接続チューブ36が存在することを示すことができる。接続チューブ36がトリガーアーム2056を十分に枢動させると、トリガーアーム2056の支点端2055がカムとしてスイッチ2060と係合してこれを押し下げ、接続チューブ36がドッキングスロット34の中に完全に収まっていることを示す。トリガーアーム2056は、マウント2158によってピボットロッド2159に枢動可能に支持されている。マウント2158および物理スイッチ2060は、ねじ付き固定具2160によってエンドストップ80のうちの1つに固定されている。
ドッキングレシーバー32には、接続されている支持用上板の種類を検知するための、一対の上板種類センサー2058が含まれる。センサー2058は、一例として、支持用上板の種類を示す、支持用上板に埋め込まれたコード情報を検知する。センサー2058は各々、支持用上板の種類特定の識別コードを示す磁力に応答するリードスイッチなどの磁気センサーとして例示的に具体化されているが、いくつかの実施形態では、センサー2058は、バーコード、光学式および/または支持用上板による対応する表示に応じて支持用上板の種類を検知する他の適切な方法であってもよい。
ここで図128を参照すると、タワーベース12のうちの1つの上部が、支持用上板を制御された状態で回転支持するように示されている。例示的な実施形態では、ヘッドエンドのタワーベース12には、制御された回転用に接続アセンブリ18を支持するための回転ロックアウトアセンブリ1210が含まれる。回転ロックアウトアセンブリ1210は、一例として、2018年7月18日に出願された米国特許出願公開第2019/0029906号に開示されている回転ロックアウトアセンブリ22、122と類似のものであり、この出願を、少なくとも患者を支持する装置、システム、方法に関する部分を含めて全体として本明細書に援用する。回転ロックアウトアセンブリ22、122についての開示は、回転ロックアウトアセンブリ1210の特定の開示内容と矛盾する場合を除いて、回転ロックアウトアセンブリ1210にも適用可能である。
回転ロックアウトアセンブリ1210には、接続アセンブリ18を介して患者支持用上板を支持するように接続する接続ロッド16が含まれる。接続ロッド16には、一端に、回転用にロッド16に取り付けられたプレートとして形成されたアダプター31が含まれる。図3に関して上述したように、アダプター31は、接続アセンブリ18を取り付けるように構成されている。回転ロックアウトアセンブリ1210によって、制限された角度調節と自由回転を含む、軸15を中心とする接続ロッド16の2つの異なる制御回転運動が可能になる。
接続ロッド16にはフランジ1248が固定的に接続され、フランジ1248には、ピン1254を選択的に受けて接続ロッド16の回転を阻止するように形成された穴1251が含まれる。平行移動可能なロッキングカラー1250には、軸15と同心に形成された本体1257が含まれており、ピン1254は、本体1257から軸方向にのびている。ロッキングカラー1250は、接続ロッド16に沿って平行移動可能であり、フランジ1248の穴1252内でピン1254と選択的に係合する。
ピン1254は、軸15を中心とする円周方向の回転用に1254を受け入れる穴1252のあるプレートとして形成されたレバー1249とフランジ1248との間の係合キーとして機能する。レバー1249は、ピン1254を、ロッキングカラー1250のトラック内で摺動して軸15を中心に円周方向に正確に制御して回転させる電動式レバーとして具体化されている。ピン1254を、レバー1249を貫通してフランジ1248と係合させ、フランジ1248(したがって接続ロッド16)に対するレバー1249の回転位置を固定することができる。以下にさらに詳細に説明するように、レバー1249のレバー動作は、アクチュエーター1354によって軸15を中心として制御される。ピン1254がフランジ1248と係合した状態で、軸15を中心とするレバー1249の制御されたレバー動作によって、接続された患者支持用上板を制御して回転させるための、接続ロッド16の制御された動力回転がレバー1240で達成される。
手動インタフェース1224は、ユーザーが回転ロックアウトアセンブリ1210を能動的に操作してロッキングカラー1250を平行移動させ、ピン1254をフランジ1248に係合させたり外したりするためのプラットフォームを提供する。トリガー1240を押して手動でハンドル1236を操作することによって、軸15に沿ってロッキングカラー1250を平行移動させることができる。ハンドル1236は、軸135を中心に回転するように動作可能な回転ディスクアセンブリ1232からのびている。ディスクアセンブリ1232には、枢動レバーアーム1242に連結されたディスク本体1233が含まれる。枢動レバーアーム1242は、ロッキングカラー1250と接続されて、ディスク本体1233の回転運動をロッキングカラー1250の平行運動に変換する。
手動インタフェース1224には、一例として、筐体1260と、選択的回転用に筐体1224上に取り付けられたディスクアセンブリ1232とが含まれる。筐体1260は、ねじ付き固定具1265によってタワーベース12に固定されている。筐体1260には、ディスク本体1233の一部を受けるためにその中に画定された円周方向回転トラック1262と、ディスク本体1233の回転を案内するためのハブ1264とが含まれる。ディスクアセンブリ1232には、ディスク本体1233と、ねじ付き固定具1265でディスク本体1233に固定されたいくつかのディスクプレート1266とが含まれる。ディスクプレート1266は、回転トラック1262への挿入用に形成され、各プレート1266には開口1268があり、そのうちの少なくとも1つは、を回転案内するために、ハブ1264の大きさに対応している。ディスク本体1233には、トリガー1240とディスクプレート1266との間で、ねじ付き固定具1265によってトリガープレート1270が固定されている。
ディスク本体1233は、ハブ1264の開口内に配置された回転体1274にねじ付き固定具1272で固定されている。回転体1274は、筐体1260を通ってディスク本体1233との接続部からのび、ヨークジョイント1276を介してレバーアーム1242と接続されている。ヨークジョイント1276は、偏心軸1278によって形成されている。偏心軸1278は、回転体1274のリング1280からのび、レバーアーム1242をピン接続1282と係合させて軸1278の偏心運動をレバーアーム1424の枢動運動に伝達する。レバーアーム1242には、手動インタフェース1224の近位にあるヨークベース1281と、それぞれ遠位端1284を画定する一対の接続アーム1283とが含まれる。各接続アーム1283は、その遠位端1284で、支点として、ねじ付き固定具1286で支持構造体1352にピン止めされるとともに、接続部1288で固定具1287によってロッキングカラー1250の反対側(上側および下側)にピン止めされ、レバーアーム1242の枢動を軸15に沿ってロッキングカラー1250の平行移動に変換するようになっている。ヨークジョイント1276は、ヨークベース1281に画定されたスロット1290によって形成される。ヨークスロット1290はブッシュ1292を受け、これが回転用に偏心軸1278を受ける。スロット1290は、ブッシュ1292の垂直方向の動きを吸収するように垂直に細長い。ブッシュ1292は、スロット1290に沿って垂直に平行移動し、ブッシュ1292の中で軸1278が回転および/貫通しつつも、レバー1242で固定されたまま、偏心軸1278の円弧運動をレバーアーム1242の枢動運動および軸15に沿ったロッキングカラー1250の平行運動に変換するために軸15に沿った方向に運動できるようになっている。
ロッキングカラー1250は、ピン1254と係合し、接続ロッド16がレバー1249に対して回転するのを防ぐためにフランジ1248に向かって付勢されている。しかしながら、手動インタフェース1224を操作してロッキングカラー1250を外し、ユーザーがたとえば取り付けられた患者支持用上板を横転させるために接続ロッド16を自由に回転できるようにすることができる。トリガー1240を操作して、手動インタフェース1224が回転するようにロックを解除し、ロッキングカラー1250の係合を解除することができる。一例として、スイッチ1255でトリガー1240の位置を検出し、サーボモータ1340を作動させてロックピン1342を操作し、ディスクアセンブリ1232との通常の係合状態を解除して回転できるようにする。スイッチ1255は、一例として、ある位置ではトリガー1240の磁気素子203と相互作用し、別の位置では相互作用を停止してトリガー1240の位置をバイナリー表示するように構成されたリードスイッチとして具体化されている。トリガー1240が押されると、スイッチ1255は、押し下げられた位置にあるトリガー1240の位置を検出し、(コントローラを介して)係合解除要求をソレノイドに対して送って、ロックアセンブリを引き下げるとともにディスクアセンブリ1232が回転できるようにして、ロッキングカラー1250を平行移動させる。しかしながら、いくつかの実施形態では、トリガー1240を押すと、係合解除要求を発生させる信号を無効にするようにしてもよい。サーボモータ1340は、ロックアセンブリの係合を解除する前に他のシステムからの確認、たとえば適切な患者支持用上板が接続アセンブリ18と接続されている旨の確認を必要とするようにしてもよい。ディスク本体1233がロック解除位置まで回転し、ピン1254とフランジ1248との係合が解除されると、別のリードスイッチ1344がディスク本体の磁気素子203と通信する。サーボモータ1340およびピン1342は、ディスクアセンブリ1232との係合用に、ねじ付き固定具1350で取り付けプレート1348に取り付けられている。
図128に示すように、タワーベース12の上部には、構造部分1352が含まれる。構造部分1352は、様々なねじ付き固定具1351でタワーベース12の接続ポスト1422に固定されている。レバー1249の端1356にソレノイド1354が接続され、レバー1249を枢動させて接続ロッド16の軸15を中心とした傾斜位置を調節するために後退位置と伸張位置(図128の向きで垂直方向)との間で選択的に動作可能である。ソレノイド1354は、保持プレート1360およびねじ付き固定具1362で少なくとも1つの構造部分1352に固定されている。構造部分1352には、アーチ形フレーム部材1364が含まれる。アーチ形フレーム部材1364は、そのアーチ1368を通して接続ロッド16を受け、ねじ付き固定具1366で他の構造部分1352に固定されている。構造部分1352には、接続ロッド16を支持するためのブッシュ1370とカバーアセンブリが含まれ、カバーアセンブリには、三日月形開口1374のあるディスクプレート1372と、ねじ付き固定具1378でプレート1372に固定されて開口1374を覆うためのカバーシールド1376とが含まれる。ブレース1382に、接続ロッド16を支持するためのブッシュ1386を受ける穴1384が設けられている。
接続支持部で患者のヘッドサポートに牽引力を与えるように、牽引アセンブリ1380が配置されている。牽引アセンブリ1380には、水平かつ軸15に対して垂直にのびる牽引アーム1388が含まれる。牽引アーム1388にはローラー1390が含まれ、ローラー1390は、構造部分1352に取り付けられたローラー1393に沿って(横方向に)曲がり、吊り牽引錘を提供するためにローラー1390に沿って(垂直に)曲がる牽引線を接続ロッド16内から案内するために、アーム1388のスロット内でピン1391によって回転可能にピン止めされている。ばねアセンブリ1394に、構造部分1352と係合するヘッド1395と、ヘッド1395と係合し、リング1397を介してロッキングカラー1250に付勢力を与えるばね1396とを含む。牽引線は、ばねアセンブリ1394および接続ロッド16を通って延び、患者の頭部に牽引力を与える。構造部分1352には、いくつかのカバー1398が接続されている。
図129を参照すると、フットエンドのタワーベース12の回転接続部1310が示されている。回転接続部1310には、フットエンドのベースタワー12の接続アセンブリ18と接続するための接続ロッド16およびアダプター31が含まれる。接続ロッド16は、ロックアウトアセンブリ1314との回転接続用に、支持壁1312を通ってのびている。
ロックアウトアセンブリ1314は、接続ロッド16を回転できる状態で支持する。ロックアウトアセンブリ1314には、選択的に締め付けて接続ロッド16の回転を阻止するように動作可能なバンドクランプ1318が含まれる。ロックアウトアセンブリ1314には、一例として、ブッシュ1316と、ブッシュ1316を支えるバンドクランプ1318とが含まれる。ブッシュ1316は、ブッシュ1316内のキー1319および対応するキーホール1321によって接続ロッド16に回転可能に固定されている。ブッシュ1316は、バンドクランプ1318の開口1320内にある。バンドクランプ1318は、ブッシュ1316を締め付けて回転を阻止するように選択的に動作可能である。
バンドクランプ1318には、本体1322が含まれる。本体1322は、開口1320を画定し、スリット1326によって互いに離れた一対のウィング1324を有する。ウィング1324が互いに圧縮されてスリット1326が小さくなると、開口1320が小さくなり、ブッシュ1316(および接続ロッド16)の回転が妨げられる。バンドクランプ1318は、開口1320内でブッシュ1316が回転できるようにウィング1324が間隔をあけて配置される(図129に示すような)開位置と、開口1320が小さくなってブッシュ1316の回転が阻止されるクランプ位置との間で選択的に動作可能である。
バンドクランプ1318を開位置とクランプ位置との間で動作させるように、作動アセンブリ1327が配置されている。作動アセンブリ1327には、一例として、アクチュエーター1328と、バンドクランプ1318を選択的に作動させるためにアクチュエーター1328と連通するカム1330とが含まれる。アクチュエーター1328は、中心軸1317に沿ってカム1330を回転させるためにカム1330と連動して連結されるリニアアクチュエーターとして具体化される。カム1330には、中心軸1317からオフセットした半径方向のカム面1334を画定する本体1332が含まれ、バンドクランプ1318を偏心回転させてローラー1341と選択的に係合させる。カム1330には、中心軸1317と同心のシャフト1335が含まれ、シャフト1335は、回転のための作動力を受けるようにアクチュエーター1328と連結されている。カム1330には、支持壁1312と接続するためにシャフト1335と反対側に延びるブッシュコネクタ1333が含まれる。カム1330は、係合位置と係合解除位置との間で動作可能であり、係合位置では、カム面1334が回転してバンドクランプ1318と係合し、ブッシュ1316をとめるためのスリット1326が小さくなるのに対し、係合解除位置では、カム面1334がスリット1326を圧縮せず、開口1320内でブッシュ1316が回転することができる。アクチュエーター1328は、接続ロッド16を連動的にロックするために固定具1337で支持壁1312に取り付けられたローカルコントローラー1336を介して、患者支持体の他のコントローラと連通するように配置される。アクチュエーター1328は、プレート1430に取り付けられている。プレート1430には、アクチュエーター1328との接続用にプレート1430を通してカム1330のシャフト1335を受けるためのブッシュ1462が含まれる。プレート1430には、回転用に接続ロッド16を受けて支持するためのロッドブッシュ1464が含まれる。
図129に示すように、支持壁1312およびプレート1430は、ねじ付き固定具1431でスライドアセンブリ1432に取り付けられている。スライドアセンブリ1432には、支持壁1312およびプレート1430に連結されたスライドリグ1434が含まれる。スライドロッド1434は、スライドベース1436に摺動可能に取り付けられて、平行移動による接続ロッド16の位置決めができるようになっている。スライドリグ1434は、壁1312とプレート1430との接続を受けるI字形断面を有するプレート構造として形成される。スライドリグ1434は、ナット1439を介してスライドベース1436に取り付けられたローラー1438、1440を介してスライドベース1436に摺動可能に取り付けられる。ローラー1438は(図129の向きで)スライドリグ1434の底に係合し、ローラー1440はスライドリグ1434ウェブ1442に係合する。
スライドベース1436は、スライドリグ1434を摺動可能に支持するためにタワーベース12の接続ポスト1422に固定されている。スライドベース1436には、スペーサー1446上に支持される剪断ベアリングとして形成されたスライド板1444が含まれる。スペーサー1446は、ばね1448によってスライドベース1436によって支持される。ばね1448は、スライドリグ1434と弾性的にぴったりフィットするウェーブスプリングとして具体化されている。一例として、スライドリグ1434の底に、ねじ付き固定具1452でストッパー1450が固定され、スライドベース1436と係合してスライドリグ1434が平行移動しすぎないようになっている。タワーベース12の外側カバーとの接続を受けるために、スライドベース1436には取り付けブラケット1454が接続されている。締め付け位置と締め付け解除位置との間の配置のために支持脚1560を介してバンドクランプ1318を支持するために、スライドリグ1434の頂部から間隔をあけて、固定具1458で取り付けプラットフォーム1456が固定されている。
次に図130を参照すると、ヘッドエンドのタワーベース12の下側を分解図で示されている。タワーベース12には、下部材1412、上部材1414を有するベース部材1410が含まれる。下部材と上部材は、ねじ付き固定具1415で互いに固定されて閉鎖空間1416を画定する。閉鎖空間1416には、たとえば電池1419および/または変換器などの電力供給用の構成要素といった様々な構成要素を収容することができる。閉鎖空間1416の中で、支持アセンブリ1418が下部材1412と接続されている。
支持アセンブリ1418には、一例として、接続プラットフォーム1420および接続ポスト1422が含まれる。接続プラットフォーム1420には、閉鎖空間1416内でねじ付き固定具1423で下部材1412に固定された重なり部分1421が含まれる。接続ポスト1422は、接続プラットフォーム1420と接続され、上部材1414の開口1424を通ってのびてタワーベース12の高さを提供して上部を支持する。
タワーベース12を床より上に支持するために、ベース部材1410には一対のキャスター470が接続されている。この接続は、各キャスター470との接続用のベース部材1410を貫通して延在するねじ付き固定具1425でなされている。各キャスター470の端には、ベース部材1410を通ってねじ付き固定具1468でカウンターブレース1466が固定されている。キャスター470は、GUI180によってローカルコントローラー1426および制御システム184を介してロック状態とロック解除状態との間で動作可能である。ローカルコントローラー1426は、一例として、閉鎖空間1416内にねじ付き固定具1427で取り付けられ、キャスター470および制御システム184と連通するように配置されている。電力システムおよび/または通信システムなどの他のシステムとの接続を受けるために、多数のポート1472をベース部材1410に接続することができる。アクセサリを支持するために、ブラケット1474がねじ付き固定具1476でベース部材1412に取り付けられている。
図131を参照すると、フットエンドのタワーベース12の下側が分解図で示されている。タワーベース12には、ヘッドエンドのタワーベース12と同様の下部材1412、上部材1414を有するベース部材1410が含まれる。タワーベース12には、GUI180によってローカルコントローラー1426および制御システム184を介してロック状態とロック解除状態との間で動作可能な一対のキャスター470が含まれる。ヘッドエンドとフットエンドのそれぞれのベースタワー12のベース部材1410には、一例として、キャスター470の状態がロック状態とロック解除状態のどちらなのかを判断して制御システム184に通信するためのセンサーが含まれる。
図132を参照すると、ヘッドエンドのタワーベース12の外側カバー1510が、タワーベースの中身を外から保護している。外側カバー1510には、前部1512と、一対の側部1514、1515とが含まれる。前部1512は、ベース部材1410との接続部からのびるベース部1516と、人間工学的アクセスのためにユーザーに向いた上向きの角度でベース部からのびる境界部1518とを含む成形パネルとして形成される。境界部1518は、ユーザーによるアクセス用にGUI180を受けるために境界ベゼルアセンブリ1522が中に取り付けられた開口1520を画定する。前部には、側部1514との係合用に、ベース部1516と境界部1518が一緒になって画定している接続縁1524を含まれる。
側部1514、1515はそれぞれ、角1530を画定するように互いに接続された横部1526および後部1528を有する成形パネルとして形成される。横部1526は各々前縁1532を画定し、後部1528は各々内縁1534を画定する。前縁1532は各々、前部1512と係合する。各側部1514、1515の内縁1534は互いに係合し、側部1514、1515を互いに接続する。側部1514、1515は各々、接続ロッド16が外側カバー1510を貫通できるようにするための開口の一部1535を画定する。側部1515の横部1526は、一例として、ユーザーによるアクセス用に回転ロックアウトアセンブリ1210の手動インタフェース1224を受け入れるための開口1537を含む。外側カバー1510は、タワーベース12の上部およびタワーベース12の下部の特定部分などの中身を収容するための内部空間1538を画定する。外側カバー1510には、前部1542、側部1544の下端と係合してベース部材1410との接続を強化するためのベースリング1539が含まれる。側部1514、1515には、多数のトリムセクション1545が取り付けられている。レセプタクルに取り付けられている。診断ツールなどの他の通信システムとの接続を受けるために、側部1514の受け部1551にデータポート1547が取り付けられている。
図133に示すように、フットエンドのタワーベース12の外側カバー1540は外側カバー1510と同様であり、前部1542と側部1544とを含み、これらが一緒になって内部空間1546を画定している。前部1542は、ベース部材1410との接続部からのびるベース部1548と、ベース部1548から上向きの角度でのびる境界部1550とを含む成形パネルとして形成されているが、例示的な実施形態では、境界部1550には境界開口がない。これは、GUI180がヘッドエンドのタワーベース12にしか配置されていないためである。側部1544はそれぞれ、前部1540との係合する前縁1552と、内部空間1546を画定するために互いに係合する内縁1554とを含む。側部1544が各々、開口部1556の一部を画定し、接続ロッド16が外側カバー1540を貫通できるようになっている。外側カバー1540には、前部1542、側部1544の下端と係合してベース部材1410との接続を強化するためのベースリング1549が含まれる。
図134を参照すると、ボタン354が強調表示(図134では塗りつぶしと太字で表される)されていることから、図76から図116で開示した設定メニューと同様の設定メニューの別の実施形態を表示するために、設定ボタン354が選択されていることがわかる。図76から図116の設定メニューに関する開示内容は、図134から図136の設定メニューの具体的な開示と矛盾する場合を除いて、図134から図136に開示した設定メニューにも同様に当てはまる。
図134に示すように、ナビゲーションバー3356は、全般的な設定のタブ358、較正タブ360、データログのタブ362をユーザーが選択できるようにするためのものである。ナビゲーションバー3356には、デバッグタブ364と同様のデバッグタブ3364と、ファームウェアタブ3366が含まれる。デバッグタブ3364が選択されたことに応答して、GUI180はデバッグモードに入り、デバッグ用に患者支持体10の領域を示す領域タブ3388のメニューを表示する。
メニュータブ3388には、ヘッドトップタブ3368、ヘッドエレベータータブ3370、ヘッドベースタブ3372、フットトップタブ3374、フットエレベータータブ3376、フットベースタブ3378が含まれる。各メニュータブ3388は、タブに触れてアクティブにすることで、選択したタブに対応するデバッグメニューを表示するように選択可能である。たとえば、現在取り付けられている支持用上板のヘッドエンドの対応するデバッグ機能3382を有するデバッグメニュー3380を表示するヘッドトップタブ3368が、(図134において太字で表されるように)アクティブになっている。たとえば、ヘッドエンドのデバッグ機能3382には、機能とその対応する状態を示す信号の列3412とステータスの列3414が含まれる。そこには、横転ロック状態スイッチ、横転用ハンドルロック解除スイッチ、サーボキー状態スイッチ、横転ロック状態スイッチ、横転ロックLED、ソフトパワースイッチ、温度センサー、24ボルト電源、5ボルト電源、3.3ボルト電源、SCM Can障害、MCU Can障害、RS−485障害、ペンダント接続などの信号ならびに、信号のタイプに合わせて、オン/オフ、温度読み取り値、正常/不良、真/偽などの対応するステータスが含まれる。
図134に示すように、デバッグモードで患者支持体の位置を調節するための選択可能な制御ボタン3390〜3410を有するデバッグ制御マップ3386が表示されている。デバッグ制御マップ3386には、患者支持体3416、3418のグラフィック表現が含まれる。この表現には、ヘッドエンド3416側からみた平面図として患者支持体を2次元で表現したものが含まれる。また、デバッグモードのときに支持用上板の横傾斜を選択的に調節するために、左傾斜ボタン3390と右傾斜ボタン3392が対応する位置に配置されている。さらに、側面3418の側からみた平面図として患者支持体を2次元で表現したものも含まれ、ヘッドエンドのタワーベース12の高さを選択的に調節するためのヘッドエンドのエレベータータワーの上昇ボタン3394と下降ボタン3396、フットエンドのタワーベース12の高さを選択的に調節するためのフットエンドのエレベータータワーの上昇ボタン3398と下降ボタン3400、脚を下げる位置を選択的に調節するための脚上下ボタン3402、3404が各々、その動作に対応する位置に配置されている。
図135を参照すると、現在取り付けられている支持用上板のフットエンドの対応するデバッグ機能3422を有するデバッグメニュー3380を表示するフットトップタブ3374が、(図135において太字で表されるように)アクティブになっている。たとえば、フットエンドのデバッグ機能3422には、機能とその対応する状態を示す信号の列3412とステータスの列3414が含まれる。そこには、傾斜ロック状態スイッチ1、傾斜ロック状態スイッチ2、温度センサー、24ボルト電源、5ボルト電源、3.3ボルト電源、MCU Can障害、RS−485障害、ペンダント接続などの信号ならびに、信号のタイプに合わせて、オン/オフ、温度読み取り値、正常/不良、真/偽などの対応するステータスが含まれる。
デバッグモードで患者支持体の位置を調節するための選択可能な制御ボタン3390〜3410を有するデバッグ制御マップ3386が表示されている。デバッグ制御マップ3386には、患者支持体3416、3418のグラフィック表現が含まれる。この表現には、ヘッドエンド3416側からみた平面図として患者支持体を2次元で表現したものが含まれる。また、デバッグモードのときに支持用上板の横傾斜を選択的に調節するために、左傾斜ボタン3390と右傾斜ボタン3392が対応する位置に配置されている。さらに、側面3418の側からみた平面図として患者支持体を2次元で表現したものも含まれ、ヘッドエンドのタワーベース12の高さを選択的に調節するためのヘッドエンドのエレベータータワーの上昇ボタン3394と下降ボタン3396、フットエンドのタワーベース12の高さを選択的に調節するためのフットエンドのエレベータータワーの上昇ボタン3398と下降ボタン3400、脚を下げる位置を選択的に調節するための脚上下ボタン3402、3404が各々、その動作に対応する位置に配置されている。
図136に示すように、ファームウェア更新タブ3366が選択されたことで、ファームウェア更新メニュー3426が表示されている。ファームウェア更新メニュー3426には、接続されたユニバーサルシリアルバス(USB)記憶装置の名称「Kovak博士のUSBドライブ」を示すUSBボックス3428が含まれる。この記憶装置には、一例として、ペイロードファームウェアのアップデートが検討用に保存されているが、ファームウェアのアップデートを、ネットワーク経由を含むがこれに限定されるものではない任意の適切な媒体で提供することもできる。ファームウェア更新メニュー3426には、選択された構成に従ってペイロードファームウェアの更新を開始するためにユーザーが選択する更新開始ボタン3430が含まれる。
ファームウェア更新メニュー3426には、構成メニュー3432が含まれる。構成メニュー3432には、ノード識別子3434の列がある表の列が含まれる。この表には、NXG、ヘッドトップ、ヘッドエレベーター、ヘッドベース、フットトップ、フットエレベーター、フットベースの機能を含む更新機能3436の行がある。表の列には、インストール日の列3438、インストール済みのバージョン3440、インストールされるペイロードのバージョン3442、更新3444およびスキップ3446の選択可能なオプションが含まれる。メニュー3426では、一例として、各機能についてアップデートオプションがデフォルトの選択になっている。これは、ペイロードバージョンよりも前にインストールされたバージョンであり、一例として、デフォルトでペイロードバージョン以降のインストール済みバージョンの機能についてはスキップのオプションが設定され、ユーザーは必要に応じて各機能の選択されたオプションを選択的に変更することができる。たとえば、ユーザーは、対応するスキップオプションに触れてアクティブにすることによって、インストールされたバージョン1.0.0のままにするためにヘッドトップ機能のファームウェアの更新のスキップを選択している。同様に、フットエレベーターのファームウェアがペイロードのバージョン2.0.0と同じインストール済みバージョン2.0.0の最新版であることを見ているユーザーは、更新オプションに触れてアクティブにすることで、それでもファームウェアのこの部分を更新する選択をすることができる。構成メニュー3432の好ましい構成時に、ユーザーは、更新開始ボタン3430に触れてアクティブにすることでこれを選択し、ファームウェアの更新を開始することができる。
図137を参照すると、(たとえば、図27から)ユーザーがトレーニングボタン520を選択したことに応答して、トレーニングメニュー522を表示するトレーニングモードに入る。トレーニングメニュー522では、テーブル設定タブ528、位置決めタブ530、清掃タブ532、保管タブ534、保守管理536のあるタブ528〜536を含むナビゲーションバー526が表示される。タブ528が強調表示(太字で表される)になっていることから、現在はテーブル設定タブ528が選択されていることがわかる。設定タブ528が現在選択されているため、動画の選択肢538〜542とスライドショー素材544〜548が、ユーザーによる選択用に表示されている。動画の選択肢には、クイックオーバービュー538および詳細オーバービュー540が含まれており、スライドショー素材には、側臥位上板544、仰臥位上板546、伏臥位上板548の指示が含まれている。ホームボタン555が表示され、このボタンが選択されると、トレーニングモードが終了して前の画面に戻る。
図138を参照すると、詳細オーバービュー画面550を表示するために、詳細オーバービューの選択肢540が選択されている。詳細オーバービュー画面550には、動画の適切なセクションにスキップすることができる選択可能なチャプター552がいくつか含まれる。選択可能なチャプターには、一例として、構成要素の概要、テーブルの付属品、基本操作、患者のポジショニング、アクセサリ、トラブルシューティング、付加情報が含まれる。実行時間と比較した経過時間が表示され、再生554、巻き戻し556、早送り558のナビゲーション用のナビゲーションアイコンが、ユーザーによる選択用に表示される。キャンセルボタン560が左上隅に表示され、このボタンが選択されると、トレーニングメニュー522に戻る。
図139を参照すると、仰臥位上板指示画面564を表示するために、仰臥位上板指示546が選択されている。スライド全体に対する現在のスライドの番号と、順方向タブ566と逆方向タブ568を含むナビゲーション制御が示されている。キャンセルボタン560が選択されると、トレーニングメニュー522に戻る。
図140を参照すると、テーブル短縮指示などの保管操作に関連する動画の選択肢562とスライドショー素材564とを表示するために、保管タブ534が選択されている。右にパニング(スワイプ)することによって、別の素材を出すこともできる。特定の動画562またはスライドショー素材564を選択すると先に進んで、テーブル設定タブ528で説明したのと同様の方法で対応する情報が表示される。
図141から図146を参照すると、図33から図39に関して説明したものと同様に、患者支持体を位置決めするためのスクリーンショットが示されている。しかしながら、様々な調節バーの代わりに、患者支持体10の位置を制御するために調節ボタンが設けられている。調節ボタンは一般に、視覚的に裏側にある要素を見ることができるように少なくとも部分的に透明な形状を有する本体と、特定のボタンが使われたときに移動方向を調節する方向矢印で表されている。各ボタンを操作(接触またはほぼ接触)しつづけていると、以下に示すように、各ボタンが患者支持体の対応するパラメーターをその動作限界までの範囲で調節するように動作し、操作されなくなる(解放または近接状態ではなくなる)と調節が停止する。特定のボタンが操作されていることは、その特定のボタンの強調表示によってグラフィカルに表示される(塗りつぶしおよび/または太字や太線で表される)。調節がなされると、GUI180には、タワーベース12Dの変化していく位置が表示される。
図141に示すように、調節ボタン570、572を含む3D表現210が図33と同様に示される。ユーザーは、ヘッドエンドで、タワーベース12を調節対象として選択している。ユーザーは、画面182でヘッドエンドのタワーベース12Dの表示に直接触れる(または最低限の時間だけマウスオーバーする)ことによって、ヘッドエンドのタワーベース12を選択する。ヘッドエンドのタワーベース12Dが選択されたことは、ヘッドエンドのタワーベース12Dと支持用上板224Dの強調表示で示される(図141では太線で表される)。
図141に示すように、ユーザーがヘッドエンドのタワーベース12Dを選択したことに応答して、ヘッドエンドの近くに調節ボタン570、572が表示される。調節ボタン570、572は、それぞれ想定された移動方向と同じように重ねて配置された選択可能な上ボタン570および選択可能な下ボタン572として具体化されている。ユーザーは、上ボタン570を選択的に操作(接触またはほぼ接触)し、ヘッドエンドのタワーベース12の高さを上げる方向で調節することができ、下ボタン572を選択的に操作して、(フットエンドのタワーベース12の高さとは無関係に)ヘッドエンドのタワーベース12の高さを下げる方向で調節することができる。高さが調節されると、GUI180には、ヘッドエンドのタワーベース12Dの変化していく高さが表示される。
図142を参照すると、テーブル高アイコン212がユーザーによって選択されている。テーブル高アイコン212の選択がなされたことは、アイコン212の強調表示(アイコン212の塗りつぶしで表される)およびタワーベース12Dおよび支持用上板224Dの強調表示(太線で表される)によって示される。特に、一例として、前に選択された機能は選択解除され(太線ではない)、付随する調節ボタンが表示されなくなっている。テーブル高調節ボタン574、576は、患者支持体10Dの中央付近で、患者支持体10Dの前に表示されている。調節ボタン574、576は、それぞれ想定された移動方向と同じように重ねて配置された選択可能な上ボタン570および選択可能な下ボタン572として具体化されている。ユーザーは、上ボタン574を選択的に操作(接触またはほぼ接触)し、それぞれのタワーベース12の連携を取りながら上昇させることを含めて、患者支持体10の高さを上げる方向で調節することができる。また、ユーザーは、下ボタン576を選択的に操作し、それぞれのタワーベース12の連携を取りながら下げることを含めて、患者支持体10の高さを下げる方向で調節することができる。
調節ボタン574、576を使用して患者支持体の高さを調節することにより、両方のタワーベース12の高さを同時に簡単に調節することができる。高さが調節されると、GUI180には、支持用上板224Dの変化していく高さとともに、現在のテーブル高情報(アイコン212の右側)が表示される。
図143に示すように、フットエンドのタワーベース12の調節操作を示す。ユーザーがフットエンドのタワーベース12Dを選択したことに応答して、フットエンドのタワーベース12Dおよび側臥位支持用上板224Dが強調表示(太線で表される)され、フットエンドの近くに高さ調節ボタン578、580が表示される。特に、一例として、前に選択された機能(たとえば、ヘッドエンドのタワーベース12D)は選択解除され(太線ではない)、付随する調節ボタンが表示されなくなっている。調節ボタン578、580は、それぞれ想定された移動方向と同じように重ねて配置された選択可能な上ボタン578および選択可能な下ボタン580として具体化されている。ユーザーは、上ボタン578を選択的に操作(接触またはほぼ接触)し、それぞれのタワーベース12の連携を取りながら上昇させることを含めて、フットエンドのベースタワー12の高さを上げる方向で調節することができる。また、ユーザーは、下ボタン576を選択的に操作して、(ヘッドエンドのタワーベース12の高さとは無関係に)フットエンドのベースタワー12の高さを下げる方向で調節することができる。高さが調節されると、GUI180には、フットエンドのタワーベース12Dの変化していく高さが表示される。
図144に示すように、ユーザーが傾斜アイコン216を操作し、アイコン216が選択されている。選択がなされたことは、アイコン216の強調表示(アイコン216の塗りつぶしで表される)と支持用上板224Dの強調表示(太線で表される)によって示される。特に、一例として、前に選択された機能は選択解除され(太線ではない)、付随する調節ボタンが表示されなくなっている。選択可能な反時計回りボタン578および選択可能な時計回りボタン580として、各々半円形の傾斜調節ボタン586、588が具体化され、それぞれ想定される移動方向を示して横に並んで配置され、円を形成している。ユーザーは、反時計回りボタン586を選択的に操作(接触またはほぼ接触)し、接続ロッド16を介して接続アセンブリ18の連携を取りながら回転させることを含めて支持用上板14の傾斜位置を(図145の斜視図に対して)反時計回り方向に調節することができる。また、ユーザーは、時計回りボタン588を選択的に操作して、接続ロッド16を介して接続アセンブリ18の連携を取りながら回転させることを含めて支持用上板14の傾斜位置を(図145の斜視図に対して)反時計回り方向に調節することができる。傾斜が調節されると、GUI180には、支持用上板224(224Dとして示す)の変化していく傾斜角とともに、現在の傾斜情報(アイコン216の右側)が表示される。
図146に示すように、脚折り調節を起動するために、脚折りアイコン230がユーザーによって選択されている。脚折りアイコン230が選択されていることは、アイコン230の強調表示(アイコン230の塗りつぶしで表される)と支持用上板224Dの脚部分の強調表示(太線で表される)で示される。一例として、支持用上板224Dの脚部分の近くに、各々が四分円形の脚折り調節ボタン590、592が表示されている。各ボタンの四分円は、一例として、四分円が平らすなわち厚みがなく、ボタンによる移動方向を示唆するようにして、支持用上板224Dの垂直方向および長手方向に画定される平面内にある。脚折り調節ボタン590、592は、それぞれ支持用上板224Dの上下に配置され、支持用上板224Dで分離されて、脚折り調節時に支持用上板224Dの脚部分で利用可能な動き(横方向位置で患者の腰に対応する支持用上板224Dの中央部分を軸にした脚部分の枢動)に対応する半円を形成する。ユーザーは、上ボタン590を選択的に係合(接触またはほぼ接触)させて支持用上板14の脚折り角を上に(図146の斜視図に対して反時計回り)に調節し、下ボタン592を選択的に係合して支持用上板14の脚折り角を下に(図146の斜視図に対して反時計回りの方向)調節することができる。脚折りが調節されると、GUI180には、支持用上板224Dの変化していく脚折り角とともに、現在の脚折り角情報(アイコン230の右側)が表示される。
現在の手術室のテーブル、たとえば、インディアナ州ベイツビルのAllen Medical Systems, Inc.から入手可能なAllen Advance Table (AAT)や複雑な脊椎手術用の他の多くの2カラム手術台では、前方および後方の切開を必要とする処置のために患者を180度ひっくり返すことができる。本開示は、患者の身体を横反転させるための装置、システム、方法を含む。本開示には、まず(患者を仰臥位にして)仰臥位上板で患者を支持し、次に患者の上に伏臥位上板を配置する、患者の横反転を含む。この伏臥位上板はテーブルに取り付けられており、横反転の準備として患者を固定または挟むように調節される。臨床スタッフの一人が、回転レバーを動かすことによってテーブルの横転軸(FRA)を解除することができる。レバーの作動は、トリガーを押してレバーを回転させることを含む二段階のプロセスで達成することができる。いくつかの実施形態では、トリガーを引く前に、まずは安全ボタンを押さなければならない。FRAが解除されると、上板に挟まれた患者を臨床スタッフが長手方向の軸に沿って手作業で180度ひっくり返すことで反転させることができる。臨床スタッフがレバーを再係合することによってFRAをロックすることができる。横転後、伏臥位上板で患者を完全に支持した状態で、仰臥位上板をテーブルから取り外すことができる。
上述したように、患者をひっくり返すには、FRAを解除する必要がある。意図せずしてまたは知らないうちにFRAが解放されると、患者が危険な状況にさらされ、患者に害が及ぼされる可能性がある。たとえば、患者がテーブルの上にいて1枚の上板だけで支持され(すなわち、患者が2枚の上板で挟まれてはいない)ているときにFRAが解除されると、患者が落下する可能性がある。さらに、患者がガーニーまたはストレッチャーからテーブルに移動してFRAが解除されると、同じく患者が落下する可能性がある。FRAの解除を積極的に阻止することなく(FRAの解除を確認することなく)FRAが解除される旨をユーザーに通知してリスクを減らすこともできるが、依然として落ちるリスクがある。テーブルに固定されている上板が1枚しかない場合、積極的な安全ロックによってFRAの解除を回避できる。
本開示には、テーブルの機能的挙動を含むことができる。ユーザーが解除したい旨を追加の入力および確認信号のうちの少なくとも1つによって確認することなく回転レバーを作動させてFRAを解除しようとすると、FRAを解除することができない。たとえば、いくつかの実施形態では、FRAを解除するには、回転レバーを手動で回転させるとともに、安全トリガーボタンを押す必要がある。いくつかの実施形態では、テーブルの接続バーに患者支持用上板が1枚しか接続されていないと存在検知システムで判断した場合、テーブルでFRAの解除が妨げられる。ユーザーには、この解除行為はトリガーボタンおよび/または安全ボタンを押す(レバーを作動させるプロセスの最初のステップ)ときにはできないことが通知されることになる。
本開示は、上板存在検知のための装置、システム、方法を含み、テーブルに1つ以上のセンサーを含むようにして、テーブルに上板が1枚取り付けられているか2枚取り付けられているかなど、接続バーで取り付けられている支持用上板の数を検出することができる。本開示は、横転軸(FRA)ロックアウトのための装置、システム、方法を含み、FRAを解放するレバーの作動を選択的に可能にしたり防止したりすることが可能なアクチュエーターとロックアウトアセンブリをテーブルに含むことができる。本開示は、テーブルに上板が1枚しかなく、ユーザーが解除しようとした(たとえば、トリガーボタンを押す、安全ボタンを押すなど(レバーを作動させる際の最初のステップ))場合に、FRAを解除できない旨を表示する表示手段を含むことができる、グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)のための装置、システム、方法を含む。本開示は、システムの動作を制御および指揮するためのシステムオンモジュール(SoM)およびデバイス通信のための装置、システム、方法を含む。
本開示には、スライダーバーおよびスライダーを使用して、位置調節などの機能をユーザーが起動できるようにすることが含まれる。いくつかの実施形態では、スライダーをある程度までドラッグして保持するとスライダーが第1の速度で患者支持体が調節され、スライダーを初期位置から最も離れた位置で完全にドラッグして保持すると、スライダーが患者支持体を第1の速度よりも速い別の速度で患者支持体が調節されるように、スライダーの初期(デフォルト)位置からのドラッグ距離が長くなるにつれて調節速度を上げることができる。いくつかの実施形態では、ユーザーが駆動の範囲でスライダーの駆動を維持しなければならないように、自動トリガー点を設けなくてもよい。いくつかの実施形態では、動作速度を1つにしてもよく、作動させるには、スライダーをデフォルト位置から最も離れた位置までドラッグする必要があるようにしてもよい。いくつかの実施形態では、所定の位置調節またはプリセット位置調節において、スライダーを最大位置まで完全にドラッグすると、スライダーを離して元の位置に戻しても患者に対する支持を所定の位置またはプリセット位置に調節する自動ポジショニングが開始される。
本開示の患者支持体は、ピンなどの取り外し可能な部品を使用せずに支持用上板を接続アセンブリで固定するための装置、システムおよび方法を含む。これによって、患者支持体用の取り外し可能な支持用上板における速度と使用しやすさを高めることができる
本開示は、患者支持体を操作するためのユーザーインタフェースのための装置、システム、方法を含む。いくつかの実施形態では、患者支持体の位置調節などの調節機能の使用を開始するには、ユーザーインタフェースのグラフィック表現上で、調節したい患者支持体の所望の部分を選択すればよい。たとえば、ヘッドエンドのタワーベースの調節を起動するには、グラフィック表現でヘッドエンドのタワーベースを選択すればよい。本開示には、患者支持体の特徴要素の位置にリアルタイムで追従する患者支持体のグラフィック表現が含まれる。
以上、例示的な実施形態について詳細に説明したが、添付の特許請求の範囲に記載および定義するように、本開示の範囲および趣旨の範囲内での変形および改変が存在する。

Claims (62)

  1. 患者の身体を床よりも上に支持するための少なくとも1枚の患者用上板であって、支持接続を受けるための少なくとも1つのチューブコネクタを含む、前記少なくとも1枚の患者用上板と、
    少なくとも1つのエンドサポートであって、回転軸を中心とした選択的回転のために前記患者用上板を支持する、前記患者用上板との接続用エンドサポートと、
    前記少なくとも1つの患者支持用上板を前記少なくとも1つのエンドサポートに選択的に接続するための接続アセンブリと、を備え、
    前記接続アセンブリは、前記少なくとも1つのチューブコネクタを受けるためのチューブスロットを画定する少なくとも1つのドッキングレシーバーと、前記患者用上板と前記少なくとも1つのエンドサポートとの係合解除を選択的に阻止するためのドッキングゲートと、を含み、
    前記ドッキングゲートは、前記チューブスロットの入口から離れたロック解除位置と、前記少なくとも1つのチューブコネクタが外れるのを阻止するために前記入口の少なくとも一部に入り込んだロック位置との間で移動可能であり、
    前記入口は、前記回転軸から外向きに開いている、患者支持装置。
  2. 前記少なくとも1つのドッキングレシーバーは、前記チューブスロットの少なくとも一部としてレシーバースロットを画定する少なくとも1つのエンドストップを含み、前記レシーバースロットは、前記回転軸に対して半径方句外側に向いた開口を有する、請求項1に記載の患者支持装置。
  3. 前記少なくとも1つのドッキングレシーバーは、ボトムドッキングレシーバーとして配置され、前記接続アセンブリが水平位置に配置されているときに、前記レシーバースロットが下を向く、請求項2に記載の患者支持装置。
  4. 前記ドッキングゲートは、ゲートラッチを少なくとも1つ含み、前記ゲートラッチは、本体と、前記チューブスロットとの選択的な相互作用のために前記本体から設けられたアームとを有し、前記アームは、前記ロック位置で、前記チューブコネクタが前記チューブスロットから抜けるのを阻止するために前記入口に入り込み、前記ロック解除位置では前記入口から離れる、請求項1に記載の患者支持装置。
  5. 前記接続アセンブリはロックピンを含み、前記ロックピンは、前記ドッキングゲートが移動して前記ロック位置から外れることを許容する係合解除位置と、前記ドッキングゲートが移動して前記ロック位置から外れるのを阻止する係合位置との間で移動可能である、請求項4に記載の患者支持装置。
  6. 前記係合位置において、前記ロックピンが前記本体のピンスロットに挿入される、請求項5に記載の患者支持装置。
  7. 前記ドッキングゲートの前記ロック位置において、前記ピンスロットは前記ロックピンに対応して位置決めされ、前記ドッキングゲートが前記ロック位置以外の位置にあるときに、前記ピンスロットは前記ロックピンに対応していない、請求項6に記載の患者支持装置。
  8. 前記本体はウィングを含み、前記ウィングは、前記ピンスロットの内面からのびて、荷重のかかっていない状態で前記ピンが抜けるのを防ぐ、請求項6に記載の患者支持装置。
  9. 前記ロックピンは、作動ロッドに同心に装着され、前記作動ロッドは、前記ロックピンの前記係合位置および前記係合解除位置を達成するように平行移動可能である、請求項5に記載の患者支持装置。
  10. 前記作動ロッドは、前記ドッキングゲートの第2のゲートラッチとの係合用に第2のロックピンを含む、請求項9に記載の患者支持装置。
  11. 前記第1のロックピンおよび前記第2のロックピンは各々、前記作動ロッドの移動下で、係合位置と係合解除位置との間で移動可能である、請求項10に記載の患者支持装置。
  12. 前記少なくとも1つのドッキングレシーバーは、前記ドッキングレシーバーを前記エンドサポートに対して位置決めするためにスライドアセンブリに装着される、請求項1に記載の患者支持装置。
  13. 前記スライドアセンブリは、前記ドッキングレシーバーを制御下で位置決めするためのラチェットアセンブリを含む、請求項12に記載の患者支持装置。
  14. 前記スライドアセンブリは、前記ドッキングレシーバーが装着されるスライド板を含み、前記スライド板は、前記接続アセンブリのフレームに平行移動可能に接続され、
    前記ラチェットアセンブリは、前記フレームに装着される第1の部分と、前記スライド板に装着される第2の部分とを含み、前記第1の部分および前記第2の部分は、前記フレームに対する前記スライド板の位置を画定するために、互いに選択的に係合するように配置される、請求項13に記載の患者支持装置。
  15. 前記ラチェットアセンブリの前記第1の部分は、爪およびラチェットトラックのうちの一方であり、前記ラチェットアセンブリの前記第2の部分は、前記爪および前記ラチェットトラックのうちの他方である、請求項14に記載の患者支持装置。
  16. 前記第1の部分は、ハンドルと接続され、前記ハンドルは、ユーザーが手で持てるように前記フレームからのび、前記ハンドルは、前記第1の部分を前記第2の部分と係合状態で配置するラッチ位置と、前記第1の部分を前記第2の部分との係合から外すラッチ解除位置との間で動作可能である、請求項14に記載の患者支持装置。
  17. 前記フレームに対する前記スライド板の位置を決定するように配置された位置センサーをさらに備える、請求項14に記載の患者支持装置。
  18. 前記スライドアセンブリは、別の患者用上板の接続を受けるための別のドッキングレシーバーを有する別のスライド板を含む、請求項14に記載の患者支持装置。
  19. 前記別のスライド板は、患者を別の位置まで回転させるための前記スライド板とは対向して配置されている、請求項18に記載の患者支持装置。
  20. 前記スライドアセンブリは、前記ドッキングレシーバーが装着されるスライド板を含み、前記スライド板は、前記接続アセンブリのフレームに平行移動可能に接続され、前記スライドアセンブリはダンパーアセンブリを含み、前記ダンパーアセンブリは、前記フレームに対する前記スライド板の移動時の振動を弱めるために前記スライド板と連結されている、請求項12に記載の患者支持装置。
  21. 前記ダンパーアセンブリは、ラック部分とピニオン部分とを含み、前記ラック部分と前記ピニオン部分は、互いに係合して相互作用により制振力を与え、前記ラック部分およびピニオン部分のうちの一方が前記スライド板に固定され、前記ラック部分およびピニオン部分のうちの他方が前記フレームに固定されている、請求項20に記載の患者支持装置。
  22. 前記ピニオン部分は歯車として形成され、前記歯車は、前記スライド板の平行移動によって制振回転力を与えるように配置される、請求項21に記載の患者支持装置。
  23. 前記接続アセンブリは、ベースフレームを含み、前記患者支持装置は、横方向延長部をさらに備え、前記横方向延長部は、前記フレームから横方向にのびるように前記ベースフレームと選択的に接続可能であり、前記横方向延長部にはドッキングレシーバーが取り付けられている、請求項1に記載の患者支持装置。
  24. 前記横方向延長部が前記ベースフレームと接続されると、前記横方向延長部に取り付けられた前記ドッキングレシーバーは、前記少なくとも1つのドッキングレシーバーと直交する位置にくる、請求項23に記載の患者支持装置。
  25. 患者の身体を床よりも上に支持するための少なくとも1枚の患者用上板であって、支持接続を受けるための少なくとも1つのチューブコネクタを含む、前記少なくとも1枚の患者用上板と、
    少なくとも1つのエンドサポートであって、回転軸を中心とした選択的回転のために前記患者用上板を支持する、前記患者用上板との接続用エンドサポートと、
    前記少なくとも1つの患者支持用上板を前記少なくとも1つのエンドサポートに選択的に接続するための接続アセンブリと、を備え、
    前記接続アセンブリは、前記少なくとも1つのチューブコネクタを受けるためのチューブスロットを画定する少なくとも1つのドッキングレシーバーを含み、
    前記ドッキングレシーバーは、ラッチピンアセンブリを少なくとも1つ含み、前記ラッチピンアセンブリは、前記チューブスロットから後退したロック解除位置と、前記患者支持用上板を前記接続アセンブリに固定するために前記少なくとも1つのチューブコネクタとの係合用に前記チューブスロットの中までのびているロック位置との間で動作可能なラッチピンを有する、患者支持装置。
  26. 前記ラッチピンは、前記ロック位置で前記少なくとも1つのチューブコネクタの長手方向の端への挿入用に配置される、請求項25に記載の患者支持装置。
  27. 前記少なくとも1つのラッチピンアセンブリは、一対のラッチピンアセンブリを含み、ラッチピンアセンブリ各々の前記ラッチピンは、それぞれのロック位置で前記少なくとも1つのチューブコネクタの長手方向の反対側の端への挿入用に配置される、請求項25に記載の患者支持装置。
  28. 前記一対のラッチピンアセンブリは連結部によって連結され、前記連結部は、前記ラッチピンのロック位置とロック解除位置との間で、対応する構成を提供するように配置される、請求項27に記載の患者支持装置。
  29. 前記ラッチピンアセンブリは、前記ロック解除位置と前記ロック位置との間の操作用のハンドルに連結され、前記ハンドルは、それぞれ前記ラッチピンアセンブリの前記ロック解除位置と前記ロック位置とに対応する係合解除位置と係合位置との間で動作可能である、請求項25に記載の患者支持装置。
  30. 前記ラッチピンアセンブリは、連結部を介して前記ハンドルに連結され、前記連結部は、回転可能かつ平行移動可能に支材に固定された駆動軸と、前記駆動軸とは間隔をあけて前記支材に連結されたキー軸と、を備え、前記キー軸は、前記ハンドルの動きを前記ラッチピンアセンブリに伝達するように前記ハンドルに連結されている、請求項29に記載の患者支持装置。
  31. 前記ラッチピンは、前記キー軸の案内用にキートラックを貫通して配置され、前記キートラックは、前記キー軸の平行移動用の移動部であって、前記係合解除位置と前記係合位置との間で前記ハンドルの動きを前記ラッチピンアセンブリに伝達する前記移動部と、前記移動部との接続から角度をなしてのびたロック部と、を含み、前記キー軸は、前記ハンドルが前記係合位置にあるときに、前記支材の平行移動を阻止するために、前記駆動軸を中心に前記支材を枢動させることで前記ロック部に入るように動作可能である、請求項30に記載の患者支持装置。
  32. 患者支持装置の接続アセンブリであって、回転軸を中心とした選択的回転用に患者の身体を床よりも上に支持するための患者用上板を、前記患者支持装置のエンドサポートに選択的に接続するための、前記患者用上板のチューブコネクタを受けるための前記接続アセンブリにおいて、
    前記患者支持装置の前記エンドサポートとの接続用に構成されたフレームと、
    前記フレームに連結されたスライドアセンブリであって、前記回転軸に対する平行移動ができるように動作可能な前記スライドアセンブリと、
    前記回転軸に対して選択的に平行移動可能に位置決めをするための、前記スライドアセンブリに連結されたドッキングレシーバーと、前記患者用上板と前記少なくとも1つのエンドサポートとの係合解除を選択的に阻止するためのドッキングゲートと、を含むドッキングシステムと、を備え、
    前記ドッキングレシーバーは、前記患者用上板の前記少なくとも1つのチューブコネクタを受けるためのチューブスロットを画定し、
    前記ドッキングゲートは、前記チューブスロットの入口から離れたロック解除位置と、前記少なくとも1つのチューブコネクタが外れるのを阻止するために前記入口の少なくとも一部に入り込んだロック位置との間で移動可能である、接続アセンブリ。
  33. 前記少なくとも1つのドッキングレシーバーは、前記チューブスロットの少なくとも一部としてレシーバースロットを画定する少なくとも1つのエンドストップを含み、前記レシーバースロットは、前記回転軸に対して半径方句外側に向いた開口を有する、請求項32に記載の接続アセンブリ。
  34. 前記少なくとも1つのドッキングレシーバーは、ボトムドッキングレシーバーとして配置され、前記接続アセンブリが水平位置に配置されているときに、前記レシーバースロットが下を向く、請求項33に記載の接続アセンブリ。
  35. 前記ドッキングゲートは、ゲートラッチを少なくとも1つ含み、前記ゲートラッチは、本体と、前記チューブスロットとの選択的な相互作用のために前記本体から設けられたアームとを有し、前記アームは、前記ロック位置で、前記チューブコネクタが前記チューブスロットから抜けるのを阻止するために前記入口に入り込み、前記ロック解除位置では前記入口から離れる、請求項32に記載の接続アセンブリ。
  36. 前記接続アセンブリはロックピンを含み、前記ロックピンは、前記ドッキングゲートが移動して前記ロック位置から外れることを許容する係合解除位置と、前記ドッキングゲートが移動して前記ロック位置から外れるのを阻止する係合位置との間で移動可能である、請求項35に記載の接続アセンブリ。
  37. 前記係合位置において、前記ロックピンが前記ゲート本体のピンスロットに挿入される、請求項36に記載の接続アセンブリ。
  38. 前記ドッキングゲートの前記ロック位置において、前記ピンスロットは前記ロックピンに対応して位置決めされ、前記ドッキングゲートが前記ロック位置以外の位置にあるときに、前記ピンスロットは前記ロックピンに対応していない、請求項37に記載の接続アセンブリ。
  39. 前記本体はウィングを含み、前記ウィングは、前記ピンスロットの内面からのびて、荷重のかかっていない状態で前記ピンが抜けるのを防ぐ、請求項37に記載の接続アセンブリ。
  40. 前記ロックピンは、作動ロッドに同心に装着され、前記作動ロッドは、前記ロックピンの前記係合位置および前記係合解除位置を達成するように平行移動可能である、請求項37に記載の接続アセンブリ。
  41. 前記作動ロッドは、前記ドッキングゲートの第2のゲートラッチとの係合用に第2のロックピンを含む、請求項40に記載の接続アセンブリ。
  42. 前記第1のロックピンおよび前記第2のロックピンは各々、前記作動ロッドの移動下で、係合位置と係合解除位置との間で移動可能である、請求項41に記載の接続アセンブリ。
  43. 前記少なくとも1つのドッキングレシーバーは、前記ドッキングレシーバーを前記エンドサポートに対して位置決めするためにスライドアセンブリに装着される、請求項32に記載の接続アセンブリ。
  44. 前記スライドアセンブリは、前記ドッキングレシーバーを制御下で位置決めするためのラチェットアセンブリを含む、請求項43に記載の接続アセンブリ。
  45. 前記スライドアセンブリは、前記ドッキングレシーバーが装着されるスライド板を含み、前記スライド板は、前記接続アセンブリのフレームに平行移動可能に接続され、
    前記ラチェットアセンブリは、前記フレームに装着される第1の部分と、前記スライド板に装着される第2の部分とを含み、前記第1の部分および前記第2の部分は、前記フレームに対する前記スライド板の位置を画定するために、互いに選択的に係合するように配置される、請求項44に記載の接続アセンブリ。
  46. 前記ラチェットアセンブリの前記第1の部分は、爪およびラチェットトラックのうちの一方であり、前記ラチェットアセンブリの前記第2の部分は、前記爪および前記ラチェットトラックのうちの他方である、請求項45に記載の接続アセンブリ。
  47. 前記第1の部分は、ハンドルと接続され、前記ハンドルは、ユーザーが手で持てるように前記フレームからのび、前記ハンドルは、前記第1の部分を前記第2の部分と係合状態で配置するラッチ位置と、前記第1の部分を前記第2の部分との係合から外すラッチ解除位置との間で動作可能である、請求項45に記載の接続アセンブリ。
  48. 前記フレームに対する前記スライド板の位置を決定するように配置された位置センサーをさらに備える、請求項45に記載の接続アセンブリ。
  49. 前記スライドアセンブリは、別の患者用上板の接続を受けるための別のドッキングレシーバーを有する別のスライド板を含む、請求項45に記載の接続アセンブリ。
  50. 前記別のスライド板は、患者を別の位置まで回転させるための前記スライド板とは対向して配置されている、請求項49に記載の接続アセンブリ。
  51. 前記スライドアセンブリは、前記ドッキングレシーバーが装着されるスライド板を含み、前記スライド板は、前記接続アセンブリのフレームに平行移動可能に接続され、前記スライドアセンブリはダンパーアセンブリを含み、前記ダンパーアセンブリは、前記フレームに対する前記スライド板の移動時の振動を弱めるために前記スライド板と連結されている、請求項43に記載の接続アセンブリ。
  52. 前記ダンパーアセンブリは、ラック部分とピニオン部分とを含み、前記ラック部分と前記ピニオン部分は、互いに係合して相互作用により制振力を与え、前記ラック部分およびピニオン部分のうちの一方が前記スライド板に固定され、前記ラック部分およびピニオン部分のうちの他方が前記フレームに固定されている、請求項51に記載の接続アセンブリ。
  53. 前記ピニオン部分は歯車として形成され、前記歯車は、前記スライド板の平行移動によって制振回転力を与えるように配置される、請求項52に記載の接続アセンブリ。
  54. 前記接続アセンブリは、ベースフレームを含み、前記患者支持装置は、横方向延長部を含み、前記横方向延長部は、前記フレームから横方向にのびるように前記ベースフレームと選択的に接続可能であり、前記横方向延長部にはドッキングレシーバーが取り付けられている、請求項32に記載の接続アセンブリ。
  55. 前記横方向延長部が前記フレームと接続されると、前記横方向延長部に取り付けられた前記ドッキングレシーバーは、前記少なくとも1つのドッキングレシーバーと直交する位置にくる、請求項54に記載の接続アセンブリ。
  56. 患者の身体を床よりも上に支持するための少なくとも1枚の患者用上板のチューブコネクタとの接続用の患者支持アセンブリであって、
    回転軸を中心とした選択的回転のために前記少なくとも1枚の患者用上板を前記床よりも上に支持するための少なくとも1つの支持タワーと、
    前記少なくとも1枚の患者用上板の前記チューブコネクタと選択的に接続するために前記少なくとも1つの支持タワーに固定された接続アセンブリと、
    前記患者支持アセンブリを3次元で表現したものを表示するように構成されたユーザーインタフェースと、を備える、患者支持アセンブリ。
  57. 患者支持装置の接続アセンブリであって、回転軸を中心とした選択的回転用に患者の身体を床よりも上に支持するための患者用上板を、前記患者支持装置のエンドサポートに選択的に接続するための、前記患者用上板のチューブコネクタを受けるための前記接続アセンブリにおいて、
    前記患者支持装置の前記エンドサポートとの接続用に構成されたフレームと、
    前記フレームに連結されたスライドアセンブリであって、前記回転軸に対する平行移動ができるように動作可能な前記スライドアセンブリと、
    前記回転軸に対して選択的に平行移動可能に位置決めをするための、前記スライドアセンブリに連結されたドッキングレシーバーであって、前記患者用上板の前記少なくとも1つのチューブコネクタを受けるためのチューブスロットを画定する、前記ドッキングレシーバーと、前記患者用上板が前記フレームから係合解除されるのを選択的に阻止するためのラッチピンシステムであって、前記チューブスロットの中までのびる係合位置と前記チューブスロットから離れる係合解除位置との間で移動可能な少なくとも1つのラッチピンを含む前記ラッチピンシステムと、を含むドッキングシステムと、を備える、接続アセンブリ。
  58. 前記チューブコネクタが前記ドッキングスロットから外れるのを阻止するために、前記係合位置において、前記チューブコネクタの端の中での挿入用に前記少なくとも1つのラッチピンが前記ドッキングスロットの中までのびる、請求項57に記載の接続アセンブリ。
  59. 前記ドッキングアセンブリは、ユーザーが手で持てるように構成された操作ハンドルを含み、前記操作ハンドルは、前記ラッチピンアセンブリの前記位置に対応する係合位置と係合解除位置との間で動作可能であり、前記操作ハンドルは、前記ラッチピンアセンブリの位置決めを可能にするために前記ラッチピンアセンブリと連結されている、請求項57に記載の接続アセンブリ。
  60. 前記ラッチピンアセンブリの位置決めを可能にするために、前記操作ハンドルは、前記操作ハンドルの動きを制限するロック位置と、前記操作ハンドルの前記係合位置と前記係合解除位置との間での動きを可能にするロック解除位置との間で動作可能なトリガーを含む、請求項57に記載の接続アセンブリ。
  61. 前記トリガーは、L字形トラックと係合し、前記L字形トラックは、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で前記トリガーの選択的な移動を可能にするための、第1の方向にのびる第1の部分と、前記トリガーが前記ロック解除位置にあるときに前記操作ハンドルの平行移動を可能にするための、第2の方向にのびる第2の部分と、を有する、請求項57に記載の接続アセンブリ。
  62. 患者の身体を床よりも上に支持するための少なくとも1枚の患者用上板と、
    少なくとも1つのエンドサポートであって、回転軸を中心とした選択的回転のために前記患者用上板を支持する、前記患者用上板との接続用エンドサポートと、
    前記少なくとも1つのエンドサポートに連結されたキャスターシステムと、を備え、
    前記キャスターシステムは、前記患者支持装置を車輪で動かして前記床を移動させるための少なくとも1つの回転する車輪と、
    ブレーキアセンブリに連結されたアクチュエーターであって、前記少なくとも1つの車輪の回転を阻止するブレーキモードと前記少なくとも1つの車輪が回転できるようにする解除モードとの間で前記ブレーキアセンブリを選択的に動作させる、前記アクチュエーターと、
    前記ブレーキアセンブリに連結される作動ハンドルであって、前記ブレーキアセンブリを手動操作して解除モードにするために、静止位置とおよび前記解放位置との間で動作可能な前記作動ハンドルと、を含み、
    前記作動ハンドルは、前記ブレーキモードのときに前記ブレーキアセンブリと通じた状態ではない、患者支持装置。
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