JP2019176583A - 電圧検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
工作機械1の構成を説明する。工作機械1は図示しない主軸機構、主軸移動機構等を備える。主軸機構は主軸モータを備え、工具を装着した主軸を回転する。主軸移動機構は、X軸モータ、Y軸モータ、Z軸モータを備え、テーブル上面に支持した被切削物に対し相対的に主軸をX軸方向(左右方向)、Y軸方向(前後方向)、Z軸方向(上下方向)の各方向に夫々移動する。工作機械1は、回転した工具を被切削物に接触させることで切削加工を行う。
工作機械1が備える上記の構成を利用した電圧Vccの検出について説明する。工作機械1は、上記の如く、コンバータ6によりインバータ8へ供給される電圧Vccに基づきモータ7を駆動する。故に、インバータ8に供給される電圧Vccが所望の値(即ち、設計値)となっていない時、モータ7の回転力が不足する等の誤動作の原因となる。故に、モータ7の電源投入時、サーボ駆動の直前、又は、緊急停止の復旧後等においては、インバータ8に供給される電圧Vccを確認する必要がある。本実施形態では、電圧Vccの検出には、DBスイッチ38Bのオフ状態と、DBスイッチ38Bのオン状態とで検出を行う。
DBスイッチ38Bがオフの時の電圧Vccの検出について説明する。工作機械1は、モータ7の電源投入時、サーボ駆動の直前、又は復旧後の電源投入時、パルス電圧を出力する。パルス電圧は、制御部15がインバータ8を制御して生成する。パルス電圧生成時、制御部15は、モータ7のエンコーダ9からのFB信号S2を解析して、モータ7に対してトルクを発生しない2相を決定する。トルクが発生する相にパルス電圧を出力すると、モータ7が焼付くなどの不具合が生じるためである。以下の説明では、トルクが発生しない相をu相、v相であると制御部15が判断した時を例に説明する。又、制御部15が行う判断等は、制御部15のCPU16が行うものとする。
DBスイッチ38Bがオフ時の抵抗10に流れる電流Iuvの算出について説明する。抵抗10を流れる電流Iuvは、所定時間の経過後に安定する。故に、パルス電圧が安定する所定時間の経過後に抵抗10、11、12の両端の電圧Vccを検出するのが望ましい。ADC41は、トランジスタ21、25がオンしてから所定時間の経過時、抵抗10の両端の電圧を検出する。ADC41は、所定時間の経過時のアナログ電圧をデジタル信号へ変換する。変換されたデジタル信号は、制御部15へ出力される。以下の説明では、ADC41、42、43は、トランジスタ21、25のオンから所定時間の経過時、抵抗10、11、12の両端の電位差を計測しているものとする。
制御部15は、インバータ8に印加している電圧Vccを検出する。制御部15は、Vcc配線L1と接地配線L2の電位差(即ち、電圧Vcc)を検出する。電圧Vccは、接地配線L2のグラウンドを基準として求める。制御部15が算出した電流Iuvが流れる第一配線L3と第二配線L4の電流経路には、抵抗10、11、モータ7の内部抵抗が存在する。これらの抵抗に電流Iuvが流れると、電圧降下が生じる。該時、第一配線L3と第二配線L4において生じる電圧降下の合計が電圧Vccとなる。
本発明は上記実施形態に限らない。DBスイッチ38Bをオンして、DB抵抗35がモータ7に並列接続した状態での電圧Vccの検出を行ったが、DBスイッチ38Bがオン状態での電圧Vccの検出は行わなくてよい。該時、DB抵抗35を接続しない状態で電圧Vccの検出を行えばよい。抵抗10、11、12に流れる電流は、ADC41、42、43を介して、CPU16が間接的に特定したが、電流を検出可能な素子であれば、他の素子でも良い。例えば、電流プローブ等を用いて電流検出を行ってもよい。
インバータ8は、本発明の「駆動回路」の一例である。抵抗10、11、12は本発明の「抵抗」の一例である。ADC11、12、13、CPU16は本発明の「電流検出部」の一例である。エンコーダ9は本発明の「位置検出部」の一例である。S403、415、427の処理を実行するCPU16は、本発明の「選択手段」の一例である。インバータ8は、本発明の「パルス印加部」の一例である。S301、313の処理を実行するCPU16は、本発明の「第一判定手段」の一例である。リレー配線L6は、本発明の「接続線路」の一例である。DBリレー38は、本発明の「切替部」の一例である。DB抵抗35は、本発明の「接続抵抗」の一例である。S311の処理を実行するCPU16は、本発明の「第二判定手段」の一例である。
8 :インバータ
9 :エンコーダ
10、11、12 :抵抗
16 :CPU
41、42、43 :ADC
Claims (6)
- 多相モータを駆動する駆動回路の電圧を検出する電圧検出装置であって、
前記多相モータの各相に直列に接続した抵抗と、
前記各相のうちで前記多相モータの回転に起因しない相である第一相と第二相の間に所定周期でパルス電圧を印加するパルス印加部と、
前記パルス印加部が前記パルス電圧を印加した時、前記第一相に接続した第一抵抗に導通する第一電流を検出する電流検出部と、
前記電流検出部により検出した前記第一電流と、前記第一抵抗、前記第二相に接続した第二抵抗、及び前記多相モータの内部抵抗とに基づき、前記駆動回路の電圧を検出する電圧検出部と
を備えることを特徴とする電圧検出装置。 - 前記多相モータの回転位置を検出する位置検出部と、
前記位置検出部により検出された位置に基づき、前記各相のうち前記多相モータの回転に起因しない二つの相を選択する選択手段と
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電圧検出装置。 - 前記電圧検出部は、
前記パルス印加部が前記パルス電圧を出力した後から、前記第一抵抗、前記第二抵抗の抵抗成分と、前記多相モータの前記内部抵抗の抵抗成分、インダクタンス成分とに基づく時定数に応じた時間が経過する時、前記駆動回路の電圧を検出すること
を特徴とする請求項1又は2に記載の電圧検出装置。 - 外部機器が前記多相モータの回転駆動を開始する前の第一時点、及び、前記外部機器が前記駆動回路への電圧印加を開始する前の第二時点を判定する第一判定手段
を更に備え、
前記パルス印加部は、
前記第一時点又は前記第二時点と判断した時、前記パルス電圧を出力することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電圧検出装置。 - 前記多相モータの前記各相のうち異なる二相間を接続する接続線路と、
前記接続線路に設けられ、前記接続線路を導通状態又は非導通状態に切り替える切替部と、
前記接続線路に設けられ、前記切替部と直列に接続する接続抵抗と
を更に備え、
前記電圧検出部は、
前記切替部が、前記第一相と前記第二相の間の前記接続線路を前記導通状態とした時、
前記第一電流と、前記第一抵抗、前記第二抵抗、前記内部抵抗、及び前記接続抵抗とに基づき前記駆動回路の電圧を検出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電圧検出装置。 - 前記電流検出部により前記第一電流の出力が検出されない時、前記多相モータが未接続状態であると判定する第二判定手段を更に備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電圧検出装置。
Priority Applications (1)
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JP2018061025A JP7139645B2 (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | 電圧検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018061025A JP7139645B2 (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | 電圧検出装置 |
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Family
ID=68170396
Family Applications (1)
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JP2018061025A Active JP7139645B2 (ja) | 2018-03-28 | 2018-03-28 | 電圧検出装置 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016116400A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | 株式会社ミツバ | ブラシレスモータの駆動装置、及び駆動方法 |
JP2016127759A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 株式会社デンソー | 回転電機制御装置 |
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2018
- 2018-03-28 JP JP2018061025A patent/JP7139645B2/ja active Active
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