JP6616437B2 - Dcリンク部のコンデンサの短絡判定部を有するモータ駆動装置 - Google Patents

Dcリンク部のコンデンサの短絡判定部を有するモータ駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、DCリンク部のコンデンサの短絡判定部を有するモータ駆動装置に関する。
工作機械、鍛圧機械、射出成形機、産業機械、あるいは各種ロボット内のモータを駆動するモータ駆動装置においては、交流電源から供給される交流電力をコンバータ(整流器)にて直流電力に変換してDCリンク部へ出力し、さらにインバータにてDCリンク部における直流電力を交流電力に変換して、この交流電力を駆動軸ごとに設けられたモータに駆動電力として供給している。
DCリンク部には、コンバータ直流出力の脈動分を抑える機能とともに直流電力を蓄積する機能も有するコンデンサが設けられる。このようなコンデンサは、DCリンクコンデンサや平滑コンデンサとも称される。一般にコンデンサには耐圧があることから、DCリンク部における大きな直流電圧に耐えられるよう、複数のコンデンサが直列接続されることがある。
例えば、交流電源の交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、この直流電圧を平滑するために直列接続され、高電位側から、第1、第2、・・・、第Nと定めたN(Nは2以上の整数)個のコンデンサと、前記N個のコンデンサの何れかが短絡故障したことを検出するコンデンサ異常検出回路とを具備し、前記コンデンサ異常検出回路は、励磁回路と、この励磁電流によって接点が閉路する接点回路を備え、高電位側から、第1、第2、・・・、第Nと定めるN個のスイッチ回路と、前記N個のスイッチ回路の各々の励磁回路と交互に直列に接続されるN個の励磁抵抗と、前記N個のスイッチ回路の各々の接点回路と交互に直列に接続されるN個の接点抵抗と、を有し、前記第1のコンデンサの高電位側に、前記第1のスイッチ回路の励磁回路及び接点回路の一端を接続し、前記第1のスイッチ回路に接続された第1の励磁抵抗と前記第2のスイッチ回路の励磁回路の接続点を第1の接続点とし、この第1の接続点に、前記第1のスイッチ回路に接続された第1の接点抵抗と前記第2のスイッチ回路の接点回路の接続点を接続すると共に、この第1の接続点から前記第2のコンデンサの高電位側に電流を流す方向に第1のダイオードを接続し、以下同様に順次第K{(K=2、3、・・・(N−1)}の接続点に前記第Kのスイッチ回路に接続された第Kの接点抵抗と前記第(K+1)のスイッチ回路の接点回路の接続点を接続すると共に、この第Kの接続点から前記第(K+1)のコンデンサの高電位側に電流を流す方向に第Kのダイオードを接続し、第Nのスイッチ回路に接続された第Nの励磁抵抗の他端と、第Nのスイッチ回路に接続された第Nの接点抵抗の他端とを、前記第Nのコンデンサの低電位側に接続し、前記コンバータを運転中に前記第Nのスイッチ回路の励磁がオフしたとき、前記N個のコンデンサのうち少なくとも1台が短絡故障したと判断するようにしたことを特徴とする電力変換装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、モータにより駆動される軸を有するロボット本体と、交流電源から与えられる交流電圧を整流する整流器と当該整流器の各出力端子に接続された一対の直流電源線間に直列に接続された第1のコンデンサおよび第2のコンデンサとを有する直流電源装置と、前記交流電源から前記直流電源装置に至る電源供給経路を開閉可能に設けられた電源開閉手段と、前記直流電源線間の直流電圧を入力して前記モータを駆動するインバータ装置と、前記交流電源の電圧を分圧して入力する交流電圧入力部と、低電位側の前記直流電源線に接続された前記第1のコンデンサの端子間電圧を検出するコンデンサ電圧検出部と、前記交流電圧入力部により入力された交流電圧に基づいて前記交流電源の瞬時停電を監視するとともに、前記電源開閉手段の開閉を制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、低電位側の前記直流電源線の電位を基準として前記交流電圧入力部により入力された交流電圧の最大値を検出する最大値検出部と、前記最大値から前記コンデンサ電圧検出部により検出された前記第1のコンデンサの端子間電圧の値を減算して前記第2のコンデンサの端子間電圧を推定するコンデンサ電圧推定部とを備え、検出された前記第1のコンデンサの端子間電圧の値または推定された前記第2のコンデンサの端子間電圧の値と、前記各コンデンサの定格耐圧よりも高く設定されたしきい値電圧とを比較し、前記各コンデンサの端子間電圧の値のうち少なくとも一方が前記しきい値電圧よりも高い場合には前記電源開閉手段を開放させることを特徴とするロボットが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
例えば、コンデンサとバランス抵抗の並列回路を2個直列接続されてなるコンデンサ回路ユニットをさらに複数組並列接続して構成されるコンデンサ回路のコンデンサ故障検出回路において、前記コンデンサ回路ユニットの1つのコンデンサに並列接続されるバランス抵抗は複数の抵抗から構成されており、前記複数の抵抗のうち1つの抵抗の電圧降下を検出する電圧検出手段と、下限閾値と該下限閾値より大きい上限閾値とを有し、前記電圧検出手段で検出された電圧が前記下限閾値より小さい場合前記コンデンサ回路ユニットのいずれかのコンデンサの異常と判断し、該電圧が前記上限閾値より大きい場合前記コンデンサ回路ユニットのいずれかのコンデンサの異常と判断するコンデンサ異常検出手段と、を備え、少なくとも前記下限閾値は前記コンデンサ回路ユニットに印加される直流電圧に比例して変化することを特徴とするコンデンサ故障検出回路が知られている(例えば、特許文献3参照。)。
国際公開第2011/161730号 特開2010−142066号公報 特開2009−92505号公報
モータ駆動装置内のコンバータとインバータとの間のDCリンク部に設けられた直列接続された複数のコンデンサのうちのいずれかに短絡故障が発生すると、短絡故障していない正常なコンデンサには、これまでよりも高電圧が印加されることになる。正常なコンデンサに印加される高電圧がコンデンサ耐圧以上の電圧であったり、あるいは高電圧が印加された状態が長時間にわたって続くと、高電圧が印加されたコンデンサが破損したり、発火したりすることがある。その結果、モータ、当該モータを駆動するモータ駆動装置、当該モータ駆動装置が駆動するモータに接続されたツール、当該ツールが加工する加工対象、当該モータ駆動装置を有する製造ラインなどが、破損したり変形するなどといった何らかの障害が発生してしまうという問題がある。このため、DCリンク部に設けられたコンデンサの短絡故障を早期に検知することは非常に重要である。例えば、直列接続された複数のコンデンサのそれぞれに印加される電圧を常に監視して短絡故障を検知することも考えられる。しかしながら、各コンデンサについて個々に電圧監視回路を設けることは、部品点数の増加、回路の追加、ひいてはコストの増加を招き、好ましくない。したがって、モータ駆動装置内のコンバータとインバータとの間のDCリンク部に設けられた直列接続された複数のコンデンサの短絡故障を追加の回路を設けることなく低コストで検知することができる技術が望まれている。
本開示の一態様によれば、モータ駆動装置は、交流電源から入力された交流電力を直流電力に変換して出力するコンバータと、コンバータの直流出力側に並列接続され、互いに直列接続された複数のコンデンサを有するDCリンク部と、DCリンク部に並列接続され、DCリンク部における直流電力をモータの駆動のための交流電力に変換して出力するインバータと、DCリンク部の正負両極端子に印加される電圧の値と予め規定された第1の閾値と比較するとともにコンバータを介して交流電源からDCリンク部へ流れる入力電流の値と予め規定された第2の閾値とを比較し、比較の結果、DCリンク部の正負両極端子に印加される電圧の値が第1の閾値を下回ったときにコンバータを介して交流電源からDCリンク部へ流れる入力電流の値が第2の閾値を上回った場合、DCリンク部内の複数のコンデンサのうち少なくとも1つが短絡したと判定する短絡判定部とを備える。
本開示の一態様によれば、コンバータとインバータとの間のDCリンク部に設けられた直列接続された複数のコンデンサの短絡故障を追加の回路を設けることなく低コストで検知することができるモータ駆動装置を実現することができる。
本開示の実施形態によるモータ駆動装置を示す図である。 本実施形態によるモータ駆動装置における短絡判定処理を例示する図である。 従来のモータ駆動装置におけるDCリンク部のコンデンサ短絡発生時を例示する図である。 本開示の実施形態によるモータ駆動装置の動作フローを示すフローチャートである。
以下図面を参照して、DCリンク部のコンデンサの短絡判定部を有するモータ駆動装置について説明する。理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。図面に示される形態は実施するための一つの例であり、図示された実施形態に限定されるものではない。
図1は、本開示の実施形態によるモータ駆動装置を示す図である。
一例として、交流電源2に接続されたモータ駆動装置1により、1巻線タイプの交流モータ(以下、単に「モータ」と称する。)3を1個制御する場合について説明する。モータ3の個数は本実施形態を特に限定するものではなくこれ以外の個数であってもよく、また、モータ3は複数巻線タイプであってもよい。インバータ13は、モータ3の巻線ごとに設けられる。例えば、インバータ13は、1巻線タイプのモータ3が複数個ある場合はモータ3ごとに、複数巻線タイプのモータ3が1個ある場合は巻線ごとに、複数巻線タイプのモータ3が複数個ある場合は各モータ3の巻線ごとに、設けられる。交流電源2及びモータ3の相数は本実施形態を特に限定するものではなく、例えば三相であっても単相であってもよい。また、モータ3の種類についても本実施形態を特に限定するものではなく、例えば誘導モータであっても同期モータであってもよい。ここで、モータ3が設けられる機械には、例えば工作機械、ロボット、鍛圧機械、射出成形機、産業機械、各種電化製品、電車、自動車、航空機などが含まれる。
モータ駆動装置1は、一般的なモータ駆動装置と同様、DCリンク部12の直流電力とモータ3の駆動電力もしくは回生電力である交流電力との間で電力変換を行うインバータ13を制御する。モータ駆動装置1内のモータ制御部20は、モータ3の(回転子の)速度(速度フィードバック)、モータ3の巻線に流れる電流(電流フィードバック)、所定のトルク指令、及びモータ3の動作プログラムなどに基づいて、モータ3の速度、トルク、もしくは回転子の位置を制御するためのスイッチング指令を生成する。モータ制御部20によって作成されたスイッチング指令に基づいて、インバータ13による電力変換動作が制御される。
図1に示すように、モータ駆動装置1は、コンバータ11と、DCリンク部12と、インバータ13と、短絡判定部14と、停止部15とを備える。また、モータ駆動装置1は、電圧測定部16及び入力電流測定部17を備える。また、モータ駆動装置1は、電磁接触器18を備えてもよい。
コンバータ11は、交流電源2から入力された交流電力を直流電力に変換して直流側に出力する。コンバータ11の例としては、ダイオード整流回路、120度通電型整流回路、あるいは内部にスイッチング素子を備えるPWMスイッチング制御方式の整流回路などがある。コンバータ11は、交流電源2が三相である場合は三相のブリッジ回路として構成され、交流電源2が単相である場合は単相ブリッジ回路で構成される。コンバータ11がダイオード整流回路である場合は、交流電源2から入力された交流電流を整流し、直流側であるDCリンク部12に直流電流を出力する。コンバータ11が120度通電型整流回路やPWMスイッチング制御方式の整流回路である場合は、コンバータ11は、交流電源2から入力された交流電力を直流電力に変換して直流側へ出力するとともにモータ減速時にはDCリンク部12における直流電力を交流電力に変換して交流電源2側へ戻すことができる交直双方向に変換可能である電力変換器として実現される。コンバータ11がPWMスイッチング制御方式の整流回路である場合は、スイッチング素子及びこれに逆並列に接続されたダイオードのブリッジ回路からなる。この場合、スイッチング素子の例としては、IGBT、サイリスタ、GTO(Gate Turn−OFF thyristor:ゲートターンオフサイリスタ)、トランジスタなどがあるが、スイッチング素子の種類自体は本実施形態を限定するものではなく、その他のスイッチング素子であってもよい。
DCリンク部12は、コンバータ11の直流出力側及びインバータ13の直流入力側に並列接続される。DCリンク部12は、互いに直列接続された複数のコンデンサC1〜Cn(nは2以上の整数)を有する。DCリンク部12におけるコンデンサC1〜Cnは、コンバータ11の直流出力の脈動分を抑える機能とともに直流電力を蓄積する機能を有する。
インバータ13は、DCリンク部12に並列接続され、DCリンク部12における直流電力をモータ3の駆動のための交流電力に変換して出力する。インバータ13は、スイッチング素子及びこれに逆並列に接続されたダイオードのブリッジ回路からなる。インバータ13は、モータ3が三相である場合は三相のブリッジ回路として構成され、モータ3が単相である場合は単相ブリッジ回路で構成される。インバータ13は、モータ制御部20から受信したスイッチング指令に基づき各スイッチング素子がオンオフ制御されることにより、DCリンク部12における直流電力とモータ3の駆動電力もしくは回生電力である交流電力との間で電力変換する。より詳しくは、インバータ13は、モータ制御部20から受信したスイッチング指令に基づき内部のスイッチング素子をスイッチング動作させ、DCリンク部12を介してコンバータ11から供給される直流電力を、モータ3を駆動するための所望の電圧及び所望の周波数の交流電力に変換し、出力する(逆変換動作)。これにより、モータ3は、供給された電圧可変及び周波数可変の交流電力に基づいて動作することになる。また、モータ3の減速時には回生電力が発生するが、モータ制御部20から受信したスイッチング指令に基づき内部のスイッチング素子をスイッチング動作させ、モータ3で発生した交流の回生電力を直流電力へ変換し、DCリンク部12へ戻す(順変換動作)。スイッチング素子の例としては、IGBT、サイリスタ、GTO、トランジスタなどがあるが、スイッチング素子の種類自体は本実施形態を限定するものではなく、その他のスイッチング素子であってもよい。
短絡判定部14は、DCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧の値と予め規定された第1の閾値th1と比較するとともにコンバータ11を介して交流電源2からDCリンク部12へ流れる入力電流の値と予め規定された第2の閾値th2とを比較し、この比較の結果、DCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧の値が第1の閾値th1を下回ったときにコンバータ11を介して交流電源2からDCリンク部12へ流れる入力電流の値が第2の閾値th2を上回ったことを検知した場合、DCリンク部12内の複数のコンデンサC1〜Cnのうち少なくとも1つが短絡したと判定する。DCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧は、言い換えれば、コンデンサC1の正極端子とコンデンサCnの負極端子との間の電位差である。以下、DCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧を、単に「DCリンク部電圧」と称する。短絡判定部14の短絡判定処理についてより詳しく説明すると次の通りである。
DCリンク部12内の複数のコンデンサC1〜Cnのいずれも短絡故障がない正常な状態において、モータ制御部20によりインバータ13の電力変換動作を制御してモータ3の駆動を行っている場合は、DCリンク部電圧(コンデンサC1の正極端子とコンデンサCnの負極端子との間の電位差)は略一定である。このとき、複数のコンデンサC1〜Cnのうちいずれか1つが短絡すると、DCリンク部電圧の値は一時的に大きく低下し、コンバータ11を介した交流電源2からDCリンク部12へ流入する入力電流の値が一時的に増加する。そこで、本実施形態では、DCリンク部電圧の値が一時的に大きく低下したときにコンバータ11を介した交流電源2からDCリンク部12へ流入する入力電流の値が一時的に増加したか否かを判別し、DCリンク部電圧の値は一時的に大きく低下したときにコンバータ11を介した交流電源2からDCリンク部12へ流入する入力電流の値が一時的に増加した場合は、複数のコンデンサC1〜Cnのうち少なくとも1つが短絡したと判定する。
このため、本実施形態では、DCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧であるDCリンク部電圧の値が一時的に大きく低下したことを検知するために、第1の閾値th1として、定常時にDCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧よりも小さい電圧値を予め設定しておく。「定常時にDCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧」とは、例えば、モータ制御部20によりインバータ13の電力変換動作を制御してモータ3を加速、減速及び一定速といった通常の駆動を行っている場合において、略一定に維持されるDCリンク部電圧である。モータ駆動中の定常時においてもDCリンク電圧は多少脈動して上下に変動するが、第1の閾値th1は、モータ駆動中の定常時における脈動に起因して低下したDCリンク電圧よりも小さい値に設定されるのが好ましい。
またさらに、本実施形態では、DCリンク部電圧の値が一時的に大きく低下したときにコンバータ11を介した交流電源2からDCリンク部12へ流入する入力電流の値が一時的に増加したことを検知するために、第2の閾値th2として、定常時にコンバータ11を介した交流電源2からDCリンク部12へ流入する入力電流よりも大きい電流値を予め設定しておく。「定常時にコンバータ11を介した交流電源2からDCリンク部12へ流入する入力電流」とは、例えば、モータ制御部20によりインバータ13の電力変換動作を制御してモータ3の駆動を行っている場合において定常的に流れる入力電流である。モータ3を加速、減速及び一定速といった通常の駆動を行っている場合において、特にモータ3の加減速駆動時は入力電流が脈動して上下に変動することがある。したがって、モータ3の通常の加減速駆動時における入力電流の変動と複数のコンデンサのうちのいずれか1つが短絡故障したときに発生する入力電流の変動とを区別するために、第2の閾値th2は、モータ駆動中の定常時(例えばモータ3の通常の加減速駆動時など)における脈動に起因して増加した入力電流よりも大きな値に設定されるのが好ましい。例えば、いずれのコンデンサも短絡故障していない状態において通常通りモータ3を加減速駆動し、このときにコンバータ11を介した交流電源2からDCリンク部12へ流入する入力電流を観測しておけば、「モータ駆動中の定常時における脈動に起因して増加した入力電流」を知ることができ、このモータ3の通常の加減速駆動時に観測された入力電流の値よりも大きな値となるよう第2の閾値th2を設定すればよい。
このように、短絡判定部14は、DCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧の値と予め規定された第1の閾値th1と比較するとともにコンバータ11を介して交流電源2からDCリンク部12へ流れる入力電流の値と予め規定された第2の閾値th2とを比較し、この比較の結果、DCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧の値が第1の閾値th1を下回ったときにコンバータ11を介して交流電源2からDCリンク部12へ流れる入力電流の値が第2の閾値th2を上回ったことを検知した場合、DCリンク部12内の複数のコンデンサC1〜Cnのうち少なくとも1つが短絡したと判定する。
ここで、本実施形態によるモータ駆動装置1と従来のモータ駆動装置とにおいて、互いに直列接続された複数のコンデンサのうちのいずれか1つが短絡故障した場合の挙動を比較する。
図2は、本実施形態によるモータ駆動装置における短絡判定処理を例示する図である。図2において、上段はDCリンク部の電圧を例示し、下段はコンバータを介して交流電源からDCリンク部へ流れる入力電流を例示する。また、図3は、従来のモータ駆動装置におけるDCリンク部のコンデンサ短絡発生時を例示する図である。図3において、上段は1つのコンデンサの電圧を例示し、下段はコンバータを介して交流電源からDCリンク部へ流れる入力電流を例示する。
本実施形態によるモータ駆動装置1において、コンデンサ短絡がなくモータ制御部20によりインバータ13の電力変換動作を制御してモータ3の駆動を行っている場合は、図2に示すように、DCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧であるDCリンク部電圧の値は、第1の閾値th1を上回っている(図2の上段の波形)。例えば時刻t1においていずれか1つのコンデンサに短絡故障が発生したとすると、DCリンク部12の電圧の値は一時的に大きく低下するが、その後、DCリンク部12の電圧は、短絡事故発生前のDCリンク部12の電圧まで回復する(図2の上段の波形)。ただし、短絡故障していないコンデンサには時刻t1以前のときよりも高電圧が印加されることになる。このとき、交流電源2からDCリンク部12へコンバータ11を介して流入する入力電流の値は一時的に増加する(図2の下段の波形)。短絡判定部14により、コンバータ11を介して交流電源2からDCリンク部12へ流れる入力電流の値が第2の閾値th2を上回ったことが検知されると、DCリンク部12内の複数のコンデンサC1〜Cnのうち少なくとも1つが短絡したと判定される。後述するように短絡判定部14の後段には、短絡判定部14が複数のコンデンサC1〜Cnのうち少なくとも1つが短絡したと判定した場合にモータ3の駆動を停止させる停止部15が設けられており、例えば時刻t2で停止部15がモータ3の駆動を停止させることにより、短絡故障していないコンデンサは高電圧状態から解放されてDCリンク部電圧が徐々に低下し、破損や発火といったさらなる故障を回避することができる。
一方、従来のモータ駆動装置では、インバータの電力変換動作を制御してモータの駆動を行っている状態において、図3に示すように、DCリンク部に設けられた直列接続された複数のコンデンサのうち、例えば時刻t1においていずれか1つのコンデンサに短絡故障が発生すると、短絡故障していないコンデンサには時刻t1以前のときよりも高電圧が印加され、交流電源からコンバータへ入力電流が流れ込み(図3の下段の波形)、短絡故障していないコンデンサの電圧が上昇する(図3の上段の波形)。その後、短絡故障していないコンデンサの高電圧印加状態がしばらく続き、時刻t2で短絡故障していなかったコンデンサについても破損または発火が発生して短絡が発生し(図3の上段の波形)、また短絡故障していなかった全てのコンデンサについても同様に短絡し、DCリンク部電圧はゼロになり大電流が流れる(図3の下段の波形)。
なお、短絡判定部14による短絡判定処理に用いられるDCリンク部電圧の値は、電圧測定部16によって測定される。電圧測定部16は、例えばDCリンク部12のコンデンサC1〜Cnの電圧制御に用いられるDCリンク部電圧の値を測定するために一般的に設けられる電圧測定器を流用すればよく、新規の電圧測定部16を別途設けなくてもよい。電圧測定部16は、DCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧であるDCリンク部電圧の値を測定できる位置に設けられればよく、例えば図1に示す位置(コンバータ11と複数のコンデンサC1〜Cnの組との間)あるいはAの位置(複数のコンデンサC1〜Cnとインバータ13との間)に設けられる。
短絡判定部14による短絡判定処理に用いられる上記入力電流の値は、入力電流測定部17によって測定される。入力電流測定部17は、例えばDCリンク部12のコンデンサC1〜Cnの電圧制御あるいはコンバータ11(特にコンバータ11がPWM制御方式の整流回路の場合)の電力変換制御に用いられる入力電流の値を測定するために一般的に設けられる電流測定器を流用すればよく、新規の入力電流測定部17を別途設けなくてもよい。入力電流測定部17は、コンバータ11を介して交流電源2からDCリンク部12へ流れる入力電流の値を測定できる位置に設けられた電流測定器であればよい。例えば、図1に示す位置に設けられた電流測定器を入力電流測定部17として用いて、交流電源2からコンバータ11へ流れる交流電流の値を測定してもよい。また例えば、B−1またはB−2の位置に設けられる電流測定器を入力電流測定部17として用いて、コンバータ11からDCリンク部12へ流れる直流電流の値を測定してもよい。このように、入力電流測定部17が測定する「コンバータ11を介して交流電源2からDCリンク部12へ流れる入力電流」は、入力電流測定部17が設けられる位置がコンバータ11の交流入力側である場合は交流電流であり、入力電流測定部17が設けられる位置が直流出力側である場合は、直流電流である。
停止部15は、短絡判定部14が複数のコンデンサC1〜Cnのうち少なくとも1つが短絡したと判定した場合、モータ3の駆動を停止させる。停止部15は、図1に示すように例えばモータ駆動装置1と交流電源2との間の電路を開閉するために一般的に設けられる電磁接触器18に対して遮断指令(開指令)を出力して、電磁接触器18の接点を開離させ、モータ駆動装置1への交流電源2からの電力供給を遮断することによって、モータ3の駆動を停止させる。またあるいは、停止部15は、例えばインバータ13に対して電力変換動作を停止させる指令を出力して、インバータ13によるモータ3に対する電力供給を停止することによって、モータ3の駆動を停止させてもよい。
図4は、本開示の実施形態によるモータ駆動装置の動作フローを示すフローチャートである。
本実施形態によるモータ駆動装置1において、モータ制御部20によりインバータ13の電力変換動作を制御してモータ3の駆動を行っている場合において、ステップS101では、短絡判定部14は、DCリンク部電圧の値は一時的に大きく低下したか否かを判別するために、DCリンク部12の正負両極端子に印加される電圧であるDCリンク部電圧の値と予め規定された第1の閾値th1と比較し、DCリンク部電圧の値が第1の閾値th1を下回ったか否かを判定する。ステップS101において短絡判定部14によりDCリンク部電圧の値が第1の閾値th1を下回ったと判定された場合、ステップS102へ進む。
ステップS102において、短絡判定部14は、コンバータ11を介して交流電源2からDCリンク部12へ流れる入力電流の値が第2の閾値th2を上回ったか否かを判定する。ステップS102において短絡判定部14により入力電流の値が第2の閾値th2を上回ったと判定されなかった場合はステップS101へ戻る。
ステップS102において短絡判定部14により入力電流の値が第2の閾値th2を上回ったと判定された場合はステップS103へ進む。ステップS103へ進んだ場合は、DCリンク部電圧の値が第1の閾値th1を下回ったとき(すなわちDCリンク部電圧の値は一時的に大きく低下したとき)において、コンバータ11を介して交流電源2からDCリンク部12へ流れる入力電流の値が第2の閾値th2を上回った場合であるので、短絡判定部14は、DCリンク部12内の複数のコンデンサC1〜Cnのうち少なくとも1つが短絡したと判定する。
ステップS104において、停止部15は、モータ3の駆動を停止させる。
短絡判定部14、停止部15及びモータ制御部20は、例えばソフトウェアプログラム形式で構築されてもよく、あるいは各種電子回路とソフトウェアプログラムとの組み合わせで構築されてもよい。この場合、例えばASICやDSPなどの演算処理装置にこのソフトウェアプログラムを動作させて各部の機能を実現することができる。上述した実施形態では、短絡判定部14及び停止部15をモータ制御部20内に設けたが、これに代えてモータ制御部20の外部のASICやDSPなどの演算処理装置に上記ソフトウェアプログラムを実行させることで各部の機能を実現させてもよく、あるいは、短絡判定部14及び停止部15の機能を実現するソフトウェアプログラムを書き込んだ半導体集積回路として実現してもよい。
また、短絡判定部14による短絡判定処理に用いられるDCリンク部電圧を測定する電圧測定部16は、例えばDCリンク部12のコンデンサC1〜Cnの電圧制御に用いられるDCリンク部電圧の値を測定するために一般的に設けられる電圧測定器を流用すればよく、新規の電圧測定器を別途設けなくてもよい。また、短絡判定部14による短絡判定処理に用いられる上記入力電流の値を測定する入力電流測定部17は、例えばDCリンク部12のコンデンサC1〜Cnの電圧制御あるいはコンバータ11(特にコンバータ11がPWM制御方式の整流回路の場合)の電力変換制御に用いられる入力電流の値を測定するために一般的に設けられる電流測定器を流用すればよく、新規の入力電流測定器を別途設けなくてもよい。本実施形態によれば、モータ駆動装置内のコンバータとインバータとの間のDCリンク部に設けられた直列接続された複数のコンデンサの短絡故障を追加の回路を設けることなく低コストで検知することができる。
1 モータ駆動装置
2 交流電源
3 モータ
11 コンバータ
12 DCリンク部
13 インバータ
14 短絡判定部
15 停止部
16 電圧測定部
17 入力電流測定部
18 電磁接触器
20 モータ制御部
1〜Cn コンデンサ

Claims (8)

  1. 交流電源から入力された交流電力を直流電力に変換して出力するコンバータと、
    前記コンバータの直流出力側に並列接続され、互いに直列接続された複数のコンデンサを有するDCリンク部と、
    前記DCリンク部に並列接続され、前記DCリンク部における直流電力をモータの駆動のための交流電力に変換して出力するインバータと、
    前記DCリンク部の正負両極端子に印加される電圧の値と予め規定された第1の閾値とを比較するとともに前記コンバータを介して前記交流電源から前記DCリンク部へ流れる入力電流の値と予め規定された第2の閾値とを比較し、比較の結果、前記DCリンク部の正負両極端子に印加される電圧の値が前記第1の閾値を下回ったときに前記コンバータを介して前記交流電源から前記DCリンク部へ流れる入力電流の値が前記第2の閾値を上回った場合、前記DCリンク部内の前記複数のコンデンサのうち少なくとも1つが短絡したと判定する短絡判定部と、
    を備える、モータ駆動装置。
  2. 前記第1の閾値は、前記DCリンク部の正負両極端子に印加される電圧の値が一時的に低下したことを検知するために設定される、請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記第2の閾値は、前記コンバータを介し前記交流電源から前記DCリンク部へ流る入力電流の値が増加したことを検知するために設定される、請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記第2の閾値は、モータ駆動中の定常時における脈動に起因して増加する前記コンバータを介して前記交流電源から前記DCリンク部へ流れる入力電流よりも大きな値に設定される、請求項3に記載のモータ駆動装置。
  5. 前記短絡判定部が、前記複数のコンデンサのうち少なくとも1つが短絡したと判定した場合、前記モータの駆動を停止させる停止部を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
  6. 前記DCリンク部の正負両極端子に印加される電圧の値を測定する電圧測定部を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
  7. 前記コンバータを介して前記交流電源から前記DCリンク部へ流れる入力電流の値として、前記交流電源から前記コンバータへ流れる交流電流の値を測定する入力電流測定部を備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
  8. 前記コンバータを介して前記交流電源から前記DCリンク部へ流れる入力電流の値として、前記コンバータから前記DCリンク部へ流れる直流電流の値を測定する入力電流測定部を備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
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