JP2019175060A - 障害者応対端末装置、障害者応対システムおよび駐車場管理システム - Google Patents

障害者応対端末装置、障害者応対システムおよび駐車場管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019175060A
JP2019175060A JP2018061532A JP2018061532A JP2019175060A JP 2019175060 A JP2019175060 A JP 2019175060A JP 2018061532 A JP2018061532 A JP 2018061532A JP 2018061532 A JP2018061532 A JP 2018061532A JP 2019175060 A JP2019175060 A JP 2019175060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
person
handicapped person
unit
user
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018061532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7182888B2 (ja
Inventor
勝也 木下
Katsuya Kinoshita
勝也 木下
孝幸 馬場
Takayuki Baba
孝幸 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amano Corp
Original Assignee
Amano Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amano Corp filed Critical Amano Corp
Priority to JP2018061532A priority Critical patent/JP7182888B2/ja
Publication of JP2019175060A publication Critical patent/JP2019175060A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7182888B2 publication Critical patent/JP7182888B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

【課題】様々な障害の種類に対応しつつ、容易に正当な障害者に対して合理的配慮が実施でき、その際の設備費用等の負担やオペレータのストレスを軽減する。【解決手段】障害者応対端末は、記憶部と、出力部と、選択入力部と、通信部と、制御部とを有する。上記記憶部は、複数の質問を示すデータを記憶する。上記出力部は、記憶された複数の上記質問を示すデータを順次出力する。上記選択入力部は、出力された上記質問に応答するユーザの入力を受け付ける。上記通信部は、判断機関と通信可能である。上記制御部は、上記選択入力部を介した上記質問に応答したユーザの入力に応じて、障害者であることの確認が可能か否かを判断し、可能と判断された場合は上記通信部を介して確認用データを上記判断機関に送信し、上記判断機関の確認結果を受信した場合に、上記障害者に配慮した処理の実行を許可する。【選択図】図4

Description

本発明は、障害者応対端末装置、障害者応対システムおよび駐車場管理システムに関する。
平成28年4月の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の施行にともない、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害者に対しての合理的配慮を実施しやすくする、障害者応対端末装置および障害者応対システム等が必要とされている。
下記特許文献1には、身障者用の駐車スペースの健常者による利用を抑止するため、駐車スペースの利用者が身障者であることを識別する身障者識別手段と、この身障者識別手段において身障者として識別されなかった利用者による駐車を抑止する駐車抑止手段とを設けた駐車管理システムが開示されている。当該システムでは、身障者識別手段として身障者認定証の有無を識別する識別装置を、身障者認定証を画像データに変換して出力する撮像部と、この撮像部が出力した画像データの解析を行って身障者認定証の真偽判定を行う判定部とで構成するとともに、識別装置には車両の検出を行う車両検出部を設け、この車両検出部において車両を検出することにより撮像部及び判定部をスタンバイ状態とすべく構成し、身体障害者用の専用駐車区域に駐車しようとする車両に対し、正当な身体障害者かどうかを身障者手帳の「障」「帳」の文字の有無により確認している。
また下記特許文献2には、身障者の身体的及び精神的負担を軽減し、身障者がより簡単に身障者用駐車スペースを利用することができるようにするために、身障者手帳を所定の位置に提示するように案内する提示案内部と、車両内において提示された身障者手帳を撮影する撮影部と、撮影画像の背景部分から身障者手帳の画像を判別する画像判別部と、身障者手帳の画像に基づいて、身障者手帳が真正なものであるか否かを判定する身障者手帳判定部と、身障者手帳が真正なものであると判定された場合には、駐車許可を示す通知を行い、身障者手帳の画像が判別されなかった場合又は身障者手帳が真正なものであると判定されなかった場合には、駐車不許可を示す通知を行う駐車管理部とを備えた身障者用駐車スペース管理システムが開示されている。
特開2004−225242号公報 特開2010−186383号公報
ところが、障害者手帳は、自治体や発行年度で表記やデザインに相違があることから、それらの真贋を正確に判定するのは困難であり、対象となる障害者手帳の種類を全て予め判定装置等に記録させるのは極めて困難だった。また、障害者手帳の種類を全て調査して記録するために掛かる時間と費用と、それらに対応するための設備費用の負担を、各機関に負担させるとすれば、そのような配慮がなされたシステムの実現のハードルが高くならざるを得なかった。
また、上記特許文献1、2に記載の技術においては、障害者が利用する駐車場等の自動料金精算機の取扱いおよび駐車料金の減免について「必要かつ合理的な配慮」を提供することには一切言及しておらず、そのような配慮がなされた駐車場管理機関側の解決策を実現する必要に迫られてきていた。
さらに、対面や遠隔状態で様々な障害者に応対するサービスを実現する場合でも、障害者に応対するオペレータ等は、丁寧な説明をしたり、障害者の応答に対しても時間を掛けて応対するケースもあり、オペレータ側がストレスに感じてしまうことも、普及の阻害要因となっていた。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、様々な障害の種類に対応しつつ、容易に正当な障害者に対して合理的配慮を実施でき、その際の設備費用等の負担やオペレータのストレスを軽減することが可能な、障害者応対端末装置、障害者応対システムおよび駐車場管理システムを実現することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る障害者応対端末は、記憶部と、出力部と、選択入力部と、通信部と、制御部とを有する。上記記憶部は、複数の質問を示すデータを記憶する。上記出力部は、記憶された複数の上記質問を示すデータを順次出力する。上記選択入力部は、出力された上記質問に応答するユーザの入力を受け付ける。上記通信部は、判断機関と通信可能である。上記制御部は、上記選択入力部を介した上記質問に応答したユーザの入力に応じて、障害者であることの確認が可能か否かを判断し、可能と判断された場合は上記通信部を介して確認用データを上記判断機関に送信し、上記判断機関の確認結果を受信した場合に、障害者に配慮した処理の実行を許可する。
この障害者応対端末によれば、判断機関に先立って、予め記憶された複数の質問の応答に応じて判定し、ある程度の確認が取れた段階で判断機関へ確認用データを送信することで、様々な障害の種類(障害内容や程度)に対応しつつ、容易に正当な障害者に対して合理的配慮が実施できるとともに、判断機関への負担が軽く、予め記憶する質問条件も少なく済むため、設備費用等の負担やオペレータのストレスを軽減することができる。ここで「障害者に配慮した処理」とは、例えば駐車料金その他の料金の減免・割引処理、障害者への優先的な駐車スペースの提供(障害者用の駐車スペースの健常者利用の抑止処理)、駐車スペースへの誘導灯やロボットによる誘導処理、係員による駐車スペースへの運転代行処理(バレー方式)等であるが、これらに限られない。当該処理は、制御部によって実行されてもよいし、制御部が他の装置に指示することで実行されてもよいし、人間によって実行されてもよい。
上記選択入力部は、開始釦と「はい」釦と「いいえ」釦とからなってもよい。
この構成により、入力手段が3つの釦からの選択であり、障害者の障害の程度によらず簡単な応答入力方法であり、障害者が容易に操作できるので、障害者に配慮した端末が実現する。
上記障害者応対端末は、複数の上記質問に応答して障害者手帳の提示を受け入れた障害者の当該障害者手帳を撮像する画像撮像部をさらに有してもよい。この場合上記制御部は、撮像された上記障害者手帳の画像を、上記通信部を介して上記判断機関に送信してもよい。
この構成により、判断機関に自動的に障害者手帳の画像が送信できるため、判断機関による確認作業が聞き取り等に拠らず目視により容易におこなえる。
上記制御部は、画像認識により、または、ユーザの入力に基づいて、上記画像撮像部の被写体が運転免許証であるか否かを判断し、上記被写体が運転免許証であると判断した場合、当該運転免許証の裏面の画像を、聴覚障害者であることの判断用の画像として上記通信部を介して上記判断機関に送信してもよい。
この構成により、障害者手帳に代えて運転免許証の裏面が撮像された場合には、聴覚障害者の確認のために判断機関に自動的にその運転免許証の裏面の画像を送信できるため、判断機関による聴覚障害者の確認作業が備考欄の記載により容易におこなえる。なお、運転免許証の裏面の画像を判断機関に送信せずに、運転免許証の裏面の特記文字をOCR等で認識することで、聴覚障害者であるか否かを障害者応対端末側で判断してもよい。
上記障害者応対端末は、ユーザを撮像するユーザ撮像部をさらに有してもよい。この場合複数の上記質問の一つは、ユーザ画像の撮像を許可するか否かであってもよく、上記制御部は、上記質問に対して許可が選択入力された場合に、上記ユーザ撮像部が撮像した上記ユーザ画像を上記判断機関に送信してもよい。
この構成により、判断機関が確認作業をおこなう際の参考となりえるので、音声応答等に比べて素早く確認作業をおこなうことができる。ユーザ画像は、静止画でもよいし動画でもよい。
本発明の他の形態に係る障害者応対システムは、上記いずれかに記載の障害者応対端末と、上記判断機関としてのサポートセンターに設置され、上記障害者応対端末とネットワーク接続されたオペレータPCと、を有する。上記オペレータPCは、上記障害者応対端末との間でデータを送受信可能に構成されている。
本発明の他の形態に係る駐車場管理システムは、上記いずれかに記載の障害者応対端末と、駐車料金精算機と、上記判断機関としての駐車場サポートセンターに設置され、上記障害者応対端末とネットワーク接続されたオペレータPCと、を有する。上記オペレータPCは、上記障害者応対端末及び上記駐車料金精算機の夫々との間でデータを送受信可能に構成されている。
以上説明したように、本発明によれば、様々な障害の種類に対応しつつ、容易に正当な障害者に対して合理的配慮が実施でき、その際の設備費用等の負担やオペレータのストレスを軽減することができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
本発明の実施形態に係る障害者応対システムの構成を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る障害者応対端末の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る障害者応対端末の外観図である。 本発明の実施形態に係る障害者応対システムのフロー図である。 本発明の実施形態に係る障害者応対端末の表示画面である。 本発明の実施形態に係る障害者応対端末の表示画面である。 本発明の他の実施形態に係る障害者応対端末の表示画面である。 本発明の実施形態に係るオペレータPCの機能を説明するブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態は、本発明の好適な具体例であって、種々の好ましい技術を開示しているが、本発明の技術範囲はこれらの態様に限定されるものではない。
[障害者手帳について]
前述の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の施行にともない、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害者に対しての合理的配慮を実施しやすくする、という社会的責任を果たすために、有料駐車場においては障害者手帳を保持している人や、同乗者に対して、駐車料金の割引や無償化などの減免措置を講じることで、駐車場を利用し易くし、障害者の活動範囲を制限することが無いようにすることが必要である。
障害者手帳には、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳等がある。また、自治体によっては、障害の種類、等級によって駐車料金の割引内容を変更し、さらに減免区分分類毎に集計し報告しなければならないところもある。
例えば表1は自治体Aが推奨する駐車料金割引制度であり、表2は自治体Bが推奨する駐車料金割引制度である。また、療育手帳は、手帳の名前、障害の判定基準、障害等級の区分など、地域によっても異なり、名前も自治体によっては、愛の手帳、愛護手帳、みどりの手帳、などと称するところもある。
Figure 2019175060
Figure 2019175060
上記の割引制度は代表的な2自治体の例であり、他にも駐車料金の半額割引や駐車時間を割引く等、様々な駐車料金割引制度を採用する自治体がある。
そこで、これらの制度に対応しつつ、普及に際しての設備投資や人件費の高騰を抑え、有効に活用される駐車場管理システムを構築しなければならない。
<実施例1>
[障害者応対システムの構成]
図1は、本発明の実施形態に係る障害者応対システムの構成を示す概略図である。実施例としては駐車場管理システムとして説明する。
当該駐車場管理システムは、駐車場に設置される障害者応対端末100(及び駐車料金精算機150)と、クラウド側のサポートセンター及び障害者応対管理装置から構成される。
サポートセンターは、複数の駐車場の運営・経営管理をおこなう機関であり、各々の駐車場とサポート契約をおこない、複数のオペレータがそれぞれオペレータPC(Personal Computer)200を操作して、ユーザからの問合せ応対などをおこなっている。
障害者応対管理装置は、サーバ250とデータベース(DB)260よりなり、ネットワークを介してサポートセンターの各オペレータPC200や、障害者応対端末100等とデータ送受信がおこなえるようになっている。なお、障害者応対管理装置は、駐車場管理装置の一部であってもよい。
サポートセンター及び障害者応対管理装置は、複数の駐車場にネットワーク(インターネットや広域無線通信システム)を介して接続されており、各駐車場は必ずしも同一の自治体内のものとは限らない。なお、オペレータPC200はサーバ250を経由してネットワークに接続されてもよい。
よって、サポートセンターで受け持つユーザ毎の駐車料金割引内容や、対象となる障害者手帳の表紙デザインなどは、駐車場の所在地域毎に異なる場合もある。
また、駐車場毎に、駐車場管理装置類の構成が異なる場合もある。例えば駐車場Aでは、駐車料金精算機150が一台と障害者応対端末100が一台設置され、他には図示しない駐車券発行機や出入口のゲート装置が備えられているが、ネットワーク接続されているのは駐車料金精算機150と障害者応対端末100だけである。
一方、駐車場Cは比較的大規模な駐車場であって、複数の障害者応対端末100が設置されている。さらに、駐車場Dは、図示しない駐車券発行機があるものの、有人精算式の駐車場であって、障害者応対端末100のみ、ネットワーク接続されている。
他には、比較的小規模の駐車場として、複数の駐車スペースの夫々に退出防止装置を備え、それらを駐車料金精算機150で制御する所謂フラップ式駐車場等の構成も存在する。
[障害者応対端末の内部構成]
図2は本実施形態に係る障害者応対端末100の内部構成を示したブロック図である。
同図に示すように、障害者応対端末100は、CPU(Central Processing Unit)1、メモリ2、外部通信部3、通信部4、応対カメラ5、手帳読取カメラ6、手帳読取カメラ照明7、スピーカ8、マイク9、開始釦10、はい釦11、いいえ釦12、表示画面13、駐車券リーダ/ライタ14及びサービス券スタッカ15を有し、それらはバス及びインターフェイス16を介して接続されている。
CPU1は、必要に応じてRAM,ROM等のメモリ2等にアクセスし、各種演算処理を行いながら障害者応対端末100の各ブロック全体を統括的に制御する。障害者応対端末100は、メモリ2に記録されたプログラムに従い、CPU1の制御によって動作する。
またメモリ2には、駐車場に車を駐車するユーザに対する複数の質問を示すデータ(画像データ、テキストデータまたは音声データ)が記憶されている。
外部通信部3は、例えばEthernet(登録商標)用のNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールであり、上記サポートセンター及び障害者応対管理装置との外部通信ネットワークを介した通信を担う。
通信部4は駐車場の構内ネットワークに接続され、他の障害者応対端末100や駐車料金精算機150等との通信を担う。
応対カメラ5は、障害者応対端末100を操作するユーザ画像を撮像可能である。
手帳読取カメラ6は、手帳読取口に挿入された障害者手帳または運転免許証の画像を撮像する。また手帳読取カメラ6は、当該障害者手帳及び運転免許証の手帳読取口への挿入及び取出しを検出する。
手帳読取カメラ照明7は、上記手帳読取カメラ6による撮像時に障害者手帳または運転免許証を照明する。
スピーカ8は、ユーザに対する質問を示す自動音声や、サポートセンターのオペレータの声を出力可能である。
マイク9は、上記自動音声及びオペレータの質問に対するユーザの返答の音声を集音可能である。
開始釦10は、当該障害者応対端末100による駐車料金減免処理の申請開始手段として機能する釦である。
はい釦11は、ユーザへの質問に対する肯定入力手段として機能する釦であり、いいえ釦12は上記質問に対する否定入力手段として機能する釦である。
表示画面13は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)等を用いた画面出力部(表示デバイス)であり、上記質問を示す画像またはテキストを表示する。
駐車(サービス)券リーダ/ライタ14は、駐車券挿入口から挿入された駐車券の読取り/書込みまたは発行前のサービス券に対する書込みを行う。
サービス券スタッカは、発行前のサービス券をスタックし、駐車券から読取ったデータに応じて、サービス券を1枚ずつ繰り出して発行する。
[障害者応対端末の外観構成]
図3は、本発明の実施形態に係る障害者応対端末100の外観図である。
障害者応対端末100は、その筐体の前面に上記表示画面13を有し、「はい」釦11と「いいえ」釦12が並んで配置され、開始釦10とともに、選択入力部を構成している。
前面の中段には、マイク9が設けられるとともに、手帳読取り口17が前面から内部に開口していて、その内部の天井部に上記手帳読取カメラ6と手帳読取カメラ照明7が設置されている。
さらに下段にはスピーカ8と駐車券挿入口18が設置されていて、後述するサービス券発行口を兼用している。
さらに前面の最上部には応対カメラ5が設置され、右側面には個人情報提供に関する事項の説明書きiが貼付されている。
障害者応対端末100の筐体は、支柱19に支持され、図示しない駐車場路面に立設されている。
なお、障害者応対端末100の設置場所は、駐車料金精算機150の近傍であるとは限らないが、駐車場が複数の駐車料金精算機150を有する場合、駐車場出口以外の事前精算式の駐車料金精算機150は、障害者応対端末100と並設されるか、若しくは、障害者応対端末100と駐車料金精算機150とが一体化されているのが望ましい。
[障害者応対システムの動作]
次に、以上のように構成された障害者応対システムの動作について説明する。当該動作は、障害者応対端末100のCPU1その他のハードウェアと、メモリ2等に記憶されたプログラムとの協働、並びに、サポートセンターのオペレータPC200及びサーバ250のCPUとプログラムとの協働により実行される。
図4は、本発明の実施形態に係る障害者応対システムのフロー図である。また図5、図6は、当該動作時における障害者応対端末100の表示画面13の一連の表示例を示した図である。
ユーザが上記図2、3に示した開始釦10を押下すると、処理が開始され、CPU1は、ステップS101で案内画面表示1として図5(1)に示した個人情報提示の案内を表示画面13に出力させる。この際に、障害者応対端末100の右側面の説明書きiを確認すべき旨が表示されてもよい。
CPU1は、ステップS102で「はい」釦11が押下されれば(YES)ステップS104に移行するが、「いいえ」釦12が押下されるか(NO)、または予め設定した時間応答がなければ、ステップS103に移行し、警告画面表示1として図5(2)に示した個人情報提示に関する警告文を一定時間表示した後、処理を終了する。
ステップS102ではい釦11が押下された場合のステップS104では、CPU1は、図5(3)に示すように、案内画面表示2として障害者手帳/運転免許証の提示の案内をする。
ここで、障害者が聴覚障害者の場合は、障害者手帳ではなく運転免許証の条件欄の「補聴器(使用しない場合は特定後写鏡等で聴覚障害者標識を付けた重被牽引車を牽引しない普通車に限る)」の提示も有効としている。
CPU1は、ステップS105で「はい」釦11が押下されれば(YES)、ステップS107に移行するが、「いいえ」釦12が押下されるか(NO)、または予め設定した時間応答がなければ、ステップS106に移行し、警告画面表示2として図5(4)に示すような手帳/免許証提示が必要である旨の警告文を一定時間表示した後、処理を終了する。
上記ステップS105で「はい」釦11が押された場合のステップS107では、CPU1は、処理開始通知をサポートセンター(サーバ250)に送信する。
サポートセンターでは、障害者応対管理装置のサーバ250により処理開始通知が受信される。また複数のオペレータPC200の夫々にも当該開始通知が転送され、その時点で複数のオペレータPC200のいずれかでオペレータが受信確認の操作を行なうと、ステップS108に移行して、その後はオペレータがオペレータPC200で操作することができる。オペレータPC200でのその後の操作は後述する。
次にCPU1はステップS109に移行して、図5(5)に示した案内画面表示3としてユーザに駐車券挿入の案内をする。
CPU1は、ステップS110で駐車券の挿入が検出されれば(YES)、ステップS112に移行するが、予め設定した時間応答がなければ(NO)、ステップS111でタイムアウトとなって、処理を終了する。
駐車券が挿入されれば、ステップS112で、図5(6)に示した障害者手帳/運転免許証の手帳読取口17への挿入の案内を出力し、ステップS113で手帳の挿入を監視しつつ、予め設定した時間応答がなければ、ステップS114でタイムアウトとなって、処理を終了する。
CPU1は、これらのステップS111やステップS114のタイムアウトの際には、別途処理終了の案内を表示させてもよい。また、タイムアウトが迫ってきたら表示を点滅させたり、終了までのカウントダウンを表示させたりしてもよい。
ステップS113で障害者手帳若しくは運転免許証が挿入されると、手帳読取カメラ6によって画像が認識される。この時点では、単に背景画像が変わって静止したことを認識すればよく、そのタイミングで画像(静止画)を撮像し、ステップS115で撮像画像をサーバ250へ送信する。当該撮像画像は、サーバ250からオペレータPC200へ送信され、オペレータPC200の表示画面を介してオペレータに視認可能となる。
オペレータPC200で上記画像をオペレータが視認し、障害者手帳若しくは運転免許証が、駐車料金割引の対象であることが確認できると、オペレータがオペレータPC200の別途キーボードのファンクションキー等を操作することで、ステップS118で確認結果を送信する。ステップS117の文字読み取り・記録処理については図8を用いて後述する。
CPU1は、ステップS119で確認結果を受信すると、駐車料金の減免処理を許可し、ステップS120に移行して、案内画面表示5として図6(7)に示した手帳/免許取出し案内を出力する。
次にCPU1はステップS121で手帳/免許証の取出しを検出すると(YES)、ステップS123に移行するが、一定時間取出しが検出できない場合(NO)は、ステップS122で警告画面(図示しない)を表示する。
警告画面は図6(7)の画面の点滅表示でもよいし、他のメッセージで取出しを促しても良いが、この場合は障害者手帳/運転免許の証取出しが検出されない限りは、次のステップには進まない。なお、障害者手帳/運転免許証の取出しの検出は、手帳読取カメラ6によって画像が認識され、単に背景画像が元の何もない状態に変わったことを認識すればよい。
CPU1は、障害者手帳/運転免許証の取出しを検出すると(YES)、ステップS123に移行し、駐車券に減免割引のデータなどを記録し、駐車券挿入口18から排出する。
次にCPU1はステップS124で図6(8)に示した駐車券取出しの案内画面表示6を表示し、ステップS125で駐車券の取出しを検知すると、処理を終了する。
ステップ125で一定時間駐車券の取出しが検出されない場合(NO)、CPU1は、ステップS126で警告画面(図示しない)を表示する。警告画面は図6(8)の画面の点滅表示でもよいし、他のメッセージで取出しを促しても良いが、この場合は駐車券の取出しが検出されない限りは、次のステップには進まない。
なお、処理の終了に際して、図6(9)に示すような精算案内表示画面を一定時間出力してもよい。また、この表示中に「開始」釦11が押下された場合は、すぐに元のステップS101の処理に戻ればよい。
以上のように、本発明の障害者応対端末100は、記憶部(メモリ2)と、出力部(表示画面13)と、選択入力部(開始釦10、はい釦11、いいえ釦12)と、通信部(外部通信部3)と、制御部(CPU1)と、を有し、上記記憶部は、複数の質問を示すデータを記憶し、上記出力部は、記憶された複数の上記質問を示すデータを順次出力し、上記制御部は、上記選択入力部を介した上記質問に応答したユーザの入力に応じて、障害者であることの確認が可能か否かを判断し、可能と判断された場合(障害者手帳/運転免許証の画像が撮像できた場合)は上記通信部を介して確認用データ(撮像データ)を上記判断機関に送信し、上記判断機関の確認結果を受信した場合に、上記障害者に配慮した処理(駐車料金減免処理)の実行を許可する。これにより、判断機関に先立って、予め記憶された複数の質問の応答に応じて判定するので、判断機関の負担が軽く、予め記憶する質問条件も少なく済むので、設備費用や人件費の抑制につながる。
また、本発明の障害者応対端末100では、前記選択入力部は、開始釦10(減免処理申請開始手段)と「はい」釦11(肯定入力手段)と「いいえ」釦12(否定入力手段)からなる。これにより、入力手段が3つからの選択であり、特に質問に対する入力手段は「はい」釦11と「いいえ」釦12の2つであり、障害者の障害の程度によらず簡単な応答入力方法であり、障害者が容易に操作できるので、障害者に配慮した端末が実現する。なお、開始釦10は、赤外線式人感センサ等で代替してもよい。さらに、「はい」釦11と「いいえ」釦12を、肯定と否定が選択入力できる他の手段に置き換えてもよい。例えば一つの釦に対しての一度押しと二度押しで肯定と否定を識別してもよい。
また、本発明の障害者応対端末100は、さらに画像撮像部(手帳読取カメラ6)を有し、当該画像撮像部により、複数の上記質問に応答して障害者手帳の提示を受け入れた障害者の当該障害者手帳を撮像し、上記制御部は、撮像された上記障害者手帳の画像を、上記通信部を介して上記判断機関に送信する。これにより、判断機関に自動的に障害者手帳の画像が送信できるため、判断機関による確認作業が聞き取り等に拠らず目視により容易におこなえる。
<実施例2>
駐車場の形態として、比較的小規模で、駐車場出入口にゲート装置等を設けず、駐車スペース毎に退出防止装置を備えた所謂フラップ式駐車場においては、駐車場利用者は利用の際に駐車券を発行することはないが、駐車スペースに車両を駐車させてから、その近傍に備えた料金精算機で、駐車スペースの番号の入力をすることによって、駐車料金が提示される。
そのような形態の駐車場の場合には、駐車券の代わりに、サービス券を障害者応対端末100が発行し、そのサービス券を駐車料金精算機150に挿入することで、駐車料金の減免割引などが受けられる。
この様な場合、前述の実施例1における図4の駐車券挿入に関するステップS109〜S111は省略されるが、ステップS123が、サービス券減免記録・排出処理となり、ステップS124の案内画面表示が、図7(1)に示すようなサービス券取出し案内表示となる。また、処理を終了した際の案内画面も図7(2)に示すような精算の案内画面を出力すればよい。
<オペレータPCの機能>
図8は、本発明の実施形態に係るオペレータPC200の機能を説明するブロック図である。
同図に示すように、オペレータPC200は、機能ブロックとして、開始通知受信部201、応対カメラ画像受信部202、テキスト生成部203、テキスト送信部204、音声受信部205、音声送信部206、画像記録部207、テキスト記録部208、画像検索部t209、OCR(Optical Character Recognition)処理部210、確認結果送信部211及びテキスト検索部212を有する。
開始通知受信部201は、障害者応対端末100から、上記減免申請処理の開始通知を受信する。
応対カメラ画像受信部202は、障害者応対端末100から、応対カメラ5によって撮像された障害者手帳/運転免許証の画像を受信する。
テキスト生成部203は、オペレータと障害者応対端末100のユーザとの応対に用いられる定型文のテキストを生成する。またテキスト生成部203は、例えばオペレータの音声を音声認識処理によりテキストに変換してもよい。
テキスト送信部204は、上記テキスト生成部203が生成したテキストを、障害者応対端末100へ送信する。
音声受信部205は、オペレータと障害者応対端末100のユーザとの応対において、障害者応対端末100からユーザの音声を受信する。
音声送信部206は、オペレータと障害者応対端末100のユーザとの応対において、オペレータの音声を障害者応対端末100へ送信する。
画像記録部207は、障害者応対端末100から受信した、障害者手帳/運転免許証の画像や、ユーザの画像を記録する。
テキスト記録部208は、OCR処理部210によって画像情報から変換されたテキスト情報を記録する。
画像検索部209は、画像記録部207に記録された障害者手帳/運転免許証の画像やユーザの画像と、障害者応対端末100から受信した画像とを照合することで、ユーザのリピート利用の有無を検索する。
OCR処理部210は、障害者手帳/運転免許証の画像に含まれる文字や番号等をテキストに変換し、テキスト記録部208に記録することで、テキスト検索部212によるテキスト検索を容易にする。
確認結果送信部211は、障害者手帳/運転免許証の画像を用いた障害者であることの確認結果を障害者応対端末100へ送信する。
テキスト検索部212は、OCR処理部210によって変換されたテキストと、障害者確認のための所定のテキストとを照合することで、ユーザが障害者であるか否かを判断する。
これらの検索機能や記録部は、サーバ250やDB260において一括で記録しておくのがさらに効果的である。また、画像検索部209では、オペレータPC200やDB260に記録された画像にとどまらず、インターネットを介して各自治体の提供する情報や画像と照合して、手帳の真贋を目視比較し確認することも可能である。
このようなケースにおいて、AIによる検索や真贋判断なども、適宜取り入れることで、オペレータの負担をさらに軽減することができる。将来的には、AIによって完全または部分的、時限的に応対を代替できる可能性もある。
図2、3に示した通り、障害者応対端末100には、手帳読取りカメラ6とは別に、応対カメラ5、マイク9、スピーカ8等が搭載されているが、前述の実施例1の場合には、主に聴覚障害者に応対する場合を説明していたので、マイク9とスピーカ8は機能していなかった。
ところが、自治体によっては料金減免の対象となる障害者には、他の障害者も含まれ、必ずしもオペレータと対話が出来ないこともない場合がある。また、障害者応対端末100の操作を、介助者として健常者がおこなうこともある。
そのような場合には、マイク9とスピーカ8を利用して、インターホンのようにオペレータと対話できるのが、不慮の事態やトラブルを未然に防ぐには有効である。
その際、オペレータPC200からのメッセージとして、定形文をテキストまたは音声で送信するだけでなく、オペレータがキーボードで入力した文言をそのまま表示画面13に表示したり、上述したようにオペレータの音声をテキストに変換して表示画面13に表示したりしてもよい。
さらに、応対カメラ5では、障害者応対端末100を操作する人物の画像が撮像できるので、不正な減免料金の申請(虚偽の申請)などが抑止できる。
さらに、操作方法が解からないユーザに対して、オペレータPC200から遠隔操作で、ユーザに換わって各種釦の押下の操作をすることもできる。(図4のステップS127)。
このように、本発明の障害者応対端末100は、ユーザを撮像するユーザ撮像部(応対カメラ5)をさらに有してもよい。この場合複数の上記質問の一つは、ユーザ画像の撮像を許可するか否かであってもよく、上記制御部(CPU1)は、上記質問に対して許可が選択入力された場合に、上記ユーザ撮像部が撮像した上記ユーザ画像を上記判断機関に送信してもよい。これにより、判断機関が確認作業をおこなう際の参考となりえるので、音声応答等に比べて素早く確認作業をおこなうことができる。
その他、本発明の障害者応対端末100、および障害者応対システムにおいて、障害者手帳や運転免許証等の取り忘れに際して、警報を出力するとともに、駐車券記録処理・サービス券発行処理を留保しているので、手帳等の回収を気づかせることができる。
また、障害者応対端末100は、個人情報提供の同意のうえ、障害者手帳若しくは運転免許証の提示後に、サポートセンターに通知することで、オペレータの業務を効率化し、オペレータが多数の障害者応対端末100に応対できるため人件費が節約される。
さらに、サポートセンターで障害者手帳番号若しくは運転免許証番号を記録し、リピート使用の状況を確認するので、利用率の集計が容易で、自治体への報告業務が簡素化できる。
<他の実施例>
障害者応対端末100には、「はい」釦11、「いいえ」釦12に加えて、「介助者」の釦が設けられていてもよい。また、この様な健常者による釦操作については、タッチ式入力画面によって、様々な入力をおこなえるようにしてもよい。
さらに、介助者による操作について、マイクからの申し出によって、オペレータが応答してもよい。
なお、健常者の介助による応対の場合には、別途駐車場入口の監視画像などから、少なくも同乗者の有無を確認できる画像が、オペレータPC200から確認できるようにするのがよい。
障害者手帳や運転免許証の取り忘れを防止するために、手帳読取りカメラ照明7を点滅させて案内してもよい。聴覚障害者に対しては、例えば手帳読取り口17またはその近傍が別途振動する機能を設けたり、スピーカ8から出力される低音で、振動と気づく様なリズムを発生させたりしてもよい。
障害者、健常者を問わず、オペレータからの質問等に、画像や動画を利用し、表示画面13に表示させてもよい。オペレータが表示され、手話などを活用してもよい。
本発明に使用した障害者応対端末100の機能は、そのままで例えば外国人用の応対端末として利用することも可能である。利用用途は駐車場には限定されず、観光地のチケット販売機や他の案内装置の補助機能として利用することも有効である。その場合、オペレータPCでは自動翻訳機能や、自動翻訳機能を提供するサイトにインターネット経由で接続できる状態であれば、多言語対応を実現することも容易である。
また、不正を防止・抑止する機能として、同一手帳を不正使用され大量発券をされることがないように、オペレータPC100には過去の応対履歴が確認でき、短時間内の重複利用がないかを、手帳番号や運転免許証番号と、本人氏名等から、重複利用頻度が確認できるのがよい。
また、障害者手帳を手帳読取り口17に挿入した後に、撮影用に手帳を圧迫する透明板等を上下可動するように設置してもよい。
また、本発明の実施形態は、障害者応対端末100が内蔵された、駐車料金精算機150として実現されてもよい。また、障害者応対端末100が内蔵された、サービス券発行機として実現されてもよい。さらに、障害者応対端末100と駐車料金精算機150が並設され、駐車料金の減免額や割引後の駐車料金が駐車料金精算機150の画面に表示されたり、駐車料金精算機150の精算処理と連動したりするようにしてもよい。
また、障害者応対端末100は、運転免許証のサイズやフォーマットが固定されている点に着目し、手帳読取カメラ6の撮像範囲にある物体が、運転免許証かそれ以外(障害者手帳等)であるかを識別してもよい。
すなわち、上記制御部(CPU1)は、画像認識により、または、ユーザの入力に基づいて、上記画像撮像部(手帳読取カメラ6)の被写体が運転免許証であるか否かを判断し、上記被写体が運転免許証であると判断した場合、当該運転免許証の画像を、聴覚障害者であることの判断用の画像として上記通信部(外部通信部3)を介して上記判断機関に送信してもよい。
また、障害者応対端末100にOCR処理部を設けて、運転免許証の裏面に特記してある文字をOCRで読み取ることで、その時点で(オペレータの判断無くとも)自動で聴覚障害者を判定してもよい。これに代えて、聴覚障害者か否かを選択する釦が例えば障害者応対端末100の前面に別途設けられてもよい。
なお、運転免許証から聴覚障害者を判別する場合、運転免許証の裏面の備考欄の「条件:補聴器・・・」という特記事項が聴覚障害者であることを示すため、当該裏面を撮影する必要があるが、不正防止のため、表面の名前や免許番号をDB記録するためには、表裏両面を撮影する必要がある。したがって、運転免許証の表裏両面の撮影が一度にできるカメラが障害者応対端末100に別途設けられてもよい。
その場合、具体的には、手帳読取口17の上下(運転免許証の表裏)から撮影するカメラとして構成されてもよいし、カメラは上下のうち一方のみに設けて裏面はミラーによって取得して撮像し、画像処理で反転させた上でOCRしてもよい。
以上説明した本発明に係る特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。すなわち各実施形態で説明した種々の特徴部分は、各実施形態の区別なく、任意に組み合わされてもよい。また上記で記載した種々の効果は、あくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果が発揮されてもよい。
また、本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う障害者応対端末装置、障害者応対システムおよび駐車場管理システムもまた本発明の技術思想に含まれる。
本発明の技術は、ショッピングセンター等の大規模有料駐車場や、市街地近郊の小規模の駐車場や、公共施設・役所等の駐車場を管理する駐車場管理システムにおいて、好適に利用できるものである。
1…CPU
2…メモリ
3…外部通信部
5…応対カメラ
6…手帳読取カメラ
10…開始釦
11…はい釦
12…いいえ釦
100…障害者応対端末
150…駐車料金精算機
200…オペレータPC
250…サーバ

Claims (7)

  1. 複数の質問を示すデータを記憶する記憶部と、
    記憶された複数の前記質問を示すデータを順次出力する出力部と、
    出力された前記質問に応答するユーザの入力を受け付ける選択入力部と、
    判断機関と通信可能な通信部と、
    前記選択入力部を介した前記質問に応答したユーザの入力に応じて、障害者であることの確認が可能か否かを判断し、可能と判断された場合は前記通信部を介して確認用データを前記判断機関に送信し、前記判断機関の確認結果を受信した場合に、障害者に配慮した処理の実行を許可する制御部と
    を具備する障害者応対端末。
  2. 請求項1に記載の障害者応対端末であって、
    前記選択入力部は、開始釦と「はい」釦と「いいえ」釦とからなる
    障害者応対端末。
  3. 請求項1または2に記載の障害者応対端末であって、
    複数の前記質問に応答して障害者手帳の提示を受け入れた障害者の当該障害者手帳を撮像する画像撮像部をさらに具備し、
    前記制御部は、撮像された前記障害者手帳の画像を、前記通信部を介して前記判断機関に送信する
    障害者応対端末。
  4. 請求項3に記載の障害者応対端末であって、
    前記制御部は、画像認識により、または、ユーザの入力に基づいて、前記画像撮像部の被写体が運転免許証であるか否かを判断し、前記被写体が運転免許証であると判断した場合、当該運転免許証の裏面の画像を、聴覚障害者であることの判断用の画像として前記通信部を介して前記判断機関に送信する
    障害者応対端末。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の障害者応対端末であって、
    ユーザを撮像するユーザ撮像部をさらに具備し、
    複数の前記質問の一つは、ユーザ画像の撮像を許可するか否かであり、
    前記制御部は、前記質問に対して許可が選択入力された場合に、前記ユーザ撮像部が撮像した前記ユーザ画像を前記判断機関に送信する
    障害者応対端末。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の障害者応対端末と、
    前記判断機関としてのサポートセンターに設置され、前記障害者応対端末とネットワーク接続されたオペレータPCと、を具備し、
    前記オペレータPCは、前記障害者応対端末との間でデータを送受信可能である
    障害者応対システム。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の障害者応対端末と、
    駐車料金精算機と、
    前記判断機関としての駐車場サポートセンターに設置され、前記障害者応対端末とネットワーク接続されたオペレータPCと、を具備し、
    前記オペレータPCは、前記障害者応対端末及び前記駐車料金精算機の夫々との間でデータを送受信可能である
    駐車場管理システム。
JP2018061532A 2018-03-28 2018-03-28 障害者応対端末装置、障害者応対システムおよび駐車場管理システム Active JP7182888B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018061532A JP7182888B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 障害者応対端末装置、障害者応対システムおよび駐車場管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018061532A JP7182888B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 障害者応対端末装置、障害者応対システムおよび駐車場管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019175060A true JP2019175060A (ja) 2019-10-10
JP7182888B2 JP7182888B2 (ja) 2022-12-05

Family

ID=68170389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018061532A Active JP7182888B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 障害者応対端末装置、障害者応対システムおよび駐車場管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7182888B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021156920A1 (ja) * 2020-02-03 2021-08-12 三菱電機株式会社 駐車場の管理システム
JP7028419B1 (ja) 2020-08-14 2022-03-02 株式会社ミライロ 障害者支援の情報処理方法、プログラム及び障害者支援の情報処理装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004225242A (ja) * 2003-01-17 2004-08-12 Ueno Seisakusho:Kk 駐車管理システム
JP2010186383A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Masataka Sumida 身障者用駐車スペース管理システム
JP2010277445A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Toshiba Corp 通行料金精算システム
JP2011138480A (ja) * 2009-12-04 2011-07-14 Denso Corp 駐車場空き情報通知システム
JP2015008381A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 株式会社リコー 通信端末、通信システム、通信方法、情報処理装置、プログラム
JP2015011629A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 株式会社リコー 情報処理装置、第2の情報処理装置、通信端末、通信システム、プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004225242A (ja) * 2003-01-17 2004-08-12 Ueno Seisakusho:Kk 駐車管理システム
JP2010186383A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Masataka Sumida 身障者用駐車スペース管理システム
JP2010277445A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Toshiba Corp 通行料金精算システム
JP2011138480A (ja) * 2009-12-04 2011-07-14 Denso Corp 駐車場空き情報通知システム
JP2015008381A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 株式会社リコー 通信端末、通信システム、通信方法、情報処理装置、プログラム
JP2015011629A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 株式会社リコー 情報処理装置、第2の情報処理装置、通信端末、通信システム、プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021156920A1 (ja) * 2020-02-03 2021-08-12 三菱電機株式会社 駐車場の管理システム
JP7028419B1 (ja) 2020-08-14 2022-03-02 株式会社ミライロ 障害者支援の情報処理方法、プログラム及び障害者支援の情報処理装置
JP2022042026A (ja) * 2020-08-14 2022-03-14 株式会社ミライロ 障害者支援の情報処理方法、プログラム及び障害者支援の情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7182888B2 (ja) 2022-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105913358A (zh) 用于公安机关基层服务的自助服务系统
KR101050449B1 (ko) 지능형 장애인 주차면 관리 시스템, 관리 방법 및 그 기록매체
JP2018120510A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システム
JP2019175060A (ja) 障害者応対端末装置、障害者応対システムおよび駐車場管理システム
WO2006016466A1 (ja) テレビ電話交番システム
KR100446064B1 (ko) 카메라를 이용한 주차위치 확인시스템
JP6289867B2 (ja) 料金自動収受システム及び料金自動収受機
KR20130028627A (ko) 소독증명서 발급시스템
KR102163888B1 (ko) 생체정보를 이용한 승하차 관리 시스템 및 그 방법
JP7064360B2 (ja) 端末装置、料金機械、料金収受システム、料金収受方法、及びプログラム
KR102064776B1 (ko) 무인 주차장 차량 데이터베이스 관리 시스템 및 방법
JP6313570B2 (ja) 受取証書発行機、料金自動収受機及び料金自動収受システム
JP2008217152A (ja) 有料道路の料金収受システム
CN212541494U (zh) 全警七合一业务一体机
JP2023143129A (ja) 料金収受システム及び料金収受方法
JP2019139636A (ja) 有料道路利用者支援装置、有料道路利用者支援方法及びプログラム
KR101414832B1 (ko) 사전 스티커 발부 인지를 위한 주차단속 사전인지 앱이 탑재된 스마트폰
KR20030087313A (ko) 무인 주차관리 시스템 및 방법
JP6154621B2 (ja) 料金自動収受システム
KR20080094116A (ko) 주차 관제 시스템
JP3816585B2 (ja) 駅務装置
TWI666612B (zh) 免停車繳費系統、方法與裝置
JP6871019B2 (ja) 料金収受システム、料金自動収受機、料金収受方法、及びプログラム
JPH10502470A (ja) チェックイン・待ち行列・ビザ・呼び出し・評価システム
JP2015219749A (ja) 料金自動収受機及びこれを備える料金収受システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220301

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20220301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7182888

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150