JP2019175041A - 資金繰り情報提供装置、資金繰り情報提供方法及び資金繰り情報提供プログラム - Google Patents

資金繰り情報提供装置、資金繰り情報提供方法及び資金繰り情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が金融機関等の取引情報を入力するだけで自動的に将来の損益計算書情報等の資金繰り情報を利用者に提供することができる資金繰り情報提供装置等を提供すること。【解決手段】金融機関取引情報記憶部31と、金融機関取引情報の項目情報を、出金項目及び入金項目に区分して記憶33し、入金項目及び出金項目の情報に基づいて、将来出金又は入金が予測される入出金項目予測情報35を生成し、入出金項目予測情報に基づいて、資金繰り予測情報67を生成し、資金繰り予測情報を表示部21に表示し、入出金項目予測情報の少なくとも一部は、出金項目情報及び/又は入金項目情報から月毎の特異な変動情報を除去した傾向情報に基づく予測情報に、対応する月の変動情報を加えた変動情報付き傾向情報65である資金繰り情報提供装置1。【選択図】 図12

Description

本発明は、例えば、金融機関取引情報から将来の資金繰り情報を自動的に生成する資金繰り情報提供装置、資金繰り情報提供方法及び資金繰り情報提供プログラムに関するものである。
従来、企業等の経理部等が、自社の将来の損益計算書等をシミュレーションすることができる経営管理支援システム等が提案されている(例えば、特許文献1等)。
特開2016−134053号公報
しかし、かかるシミュレーション装置は、経理知識等を有する担当者が、所定の項目に必要なデータを入力等することで初めて、将来の損益計算書のデータが生成される装置となっているため、小規模な店舗等の経営者等にとっては使い勝手が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、利用者が金融機関等の取引情報を入力するだけで自動的に将来の損益計算書情報等の資金繰り情報を利用者に提供することができる資金繰り情報提供装置、資金繰り情報提供方法及び資金繰り情報提供プログラムを提供することを目的とする。
上記目的は、本発明にあっては、金融機関取引情報を記憶する金融機関取引情報記憶部と、前記金融機関取引情報の項目情報を、損益計算表に属する出金項目及び入金項目に区分して記憶する入出金項目情報生成処理部と、前記入金項目及び前記出金項目の情報に基づいて、将来出金又は入金が予測される入出金項目予測情報を生成する入出金項目予測情報生成処理部と、前記入出金項目予測情報に基づいて、資金繰り予測情報を生成する資金繰り予測情報生成処理部と、前記資金繰り予測情報を表示する表示部と、を有し、前記入出金項目予測情報の少なくとも一部は、前記出金項目情報及び/又は前記入金項目情報から月毎の特異な変動情報を除去した傾向情報に基づいて生成される予測情報に、対応する月の前記変動情報を加えた変動情報付き傾向情報であることを特徴とする資金繰り情報提供装置により達成される。
前記構成によれば、金融機関取引情報(例えば、通帳データ等)から項目情報(例えば、入金/出金、摘要等)を、損益計算表に属する出金項目(例えば、人件費、固定費、変動費、返済等)及び入金項目(例えば、売上等)に区分して、自動的に記憶し、入金項目及び出金項目の情報に基づいて、将来出金又は入金が予測される入出金項目予測情報(例えば、将来人件費データ等)も自動的に生成することができる。
そして、入出金項目予測情報に基づいて、資金繰り予測情報(例えば、損益計算書情報等)を生成し、資金繰り予測情報を表示部に表示するので、利用者は、将来の損益計算書等の資金繰りの状況を容易かつ手間をかけることなく取得することができる。
また、前記構成によれば、入出金項目予測情報の少なくとも一部は、出金項目情報及び/又は入金項目情報から月毎の特異な変動情報(例えば、季節指数等)を除去した傾向情報(例えば、季節変動除去後の傾向値等)に基づいて生成される予測情報に、対応する月の変動情報を加えた変動情報付き傾向情報(例えば、季節調整済み将来傾向値等)である。
このため、入出金項目予測情報が変動情報付き傾向情報であるときは、その予測は、データ全体の変化の傾向と当該月等の特異な変動情報の双方を加味した情報であるため、精度の高い入出金項目予測情報となる。
好ましくは、少なくとも一部の前記入出金項目予測情報が、前記傾向情報を移動平均処理した移動平均処理済み傾向情報に基づき生成されることを特徴とする。
前記構成によれば、少なくとも一部の入出金項目予測情報が、傾向情報(例えば、季節変動除去後の傾向値等)を移動平均処理した移動平均処理済み傾向情報(例えば、第1の3カ月移動平均値等)に基づき生成される。
このように傾向情報を移動平均処理した移動平均処理済み傾向情報とすることで、データ全体の変化の傾向を把握しやすくなり、予測精度が向上することになる。
好ましくは、少なくとも一部の前記入出金項目予測情報が、前記移動平均処理済み傾向情報をさらに移動平均処理した重複移動平均処理済み傾向情報に基づき生成されることを特徴とする。
前記構成によれば、移動平均処理済み傾向情報(例えば、第2の3カ月移動平均値等)をさらに移動平均処理した重複移動平均処理済み傾向情報(例えば、第2の将来傾向値等)に基づき生成される。
したがって、データ全体の変化の傾向をより把握しやすくなり、より予測精度が向上することになる。
好ましくは、前記資金繰り予測情報に基づき、将来起こり得る資金需要の増加に関する警告が出力されることを特徴とする。
前記構成によれば、資金繰り予測情報に基づき、将来起こり得る資金需要の増加に関する警告が出力されるので、例えば、将来の預金金額の不足や運転資金の増加等の資金需要の増加が予測されると、警告が出力され、利用者に報知されることになる。
上記目的は、本発明にあっては、装置の入出金項目情報生成処理部が、金融機関取引情報の項目情報を、損益計算表に属する出金項目及び入金項目に区分して記憶し、前記装置の入出金項目予測情報生成処理部が、前記入金項目及び前記出金項目の情報に基づいて、将来出金又は入金が予測される入出金項目予測情報を生成し、前記装置の資金繰り予測情報生成処理部が、前記入出金項目予測情報に基づいて、資金繰り予測情報を生成し、装置の表示部に前記資金繰り予測情報を表示し、前記入出金項目予測情報の少なくとも一部は、前記出金項目情報及び/又は前記入金項目情報から月毎の特異な変動情報を除去した傾向情報に基づいて生成される予測情報に、対応する月の前記変動情報を加え、変動情報付き傾向情報とすることを特徴とする資金繰り情報提供方法により達成される。
上記目的は、本発明にあっては、資金繰り情報提供装置に、金融機関取引情報の項目情報を、損益計算表に属する出金項目及び入金項目に区分して記憶する機能、前記入金項目及び前記出金項目の情報に基づいて、将来出金又は入金が予測される入出金項目予測情報を生成する機能、前記入出金項目予測情報に基づいて、資金繰り予測情報を生成する機能、表示部に前記資金繰り予測情報を表示する機能、前記入出金項目予測情報の少なくとも一部は、前記出金項目情報及び/又は前記入金項目情報から月毎の特異な変動情報を除去した傾向情報に基づいて生成される予測情報に、対応する月の前記変動情報を加え、変動情報付き傾向情報とする機能、を実行させる構成となっていることを特徴とする資金繰り情報提供プログラムにより達成される。
以上説明したように、本発明は、利用者が金融機関等の取引情報を入力するだけで自動的に将来の損益計算書情報等の資金繰り情報を利用者に提供することができる資金繰り情報提供装置、資金繰り情報提供方法及び資金繰り情報提供プログラムを提供できるという利点がある。
本発明の第1の実施の形態にかかる「資金繰り情報提供装置」の外観を示す概略図である。 図1の「資金繰り情報提供装置」の「資金繰り情報提供装置本体」の主な構成を示す概略図である。 「第1の各種情報記憶部」の主な構成を示す概略ブロック図である。 「第2の各種情報記憶部」の主な構成を示す概略ブロック図である。 「第3の各種情報記憶部」の主な構成を示す概略ブロック図である。 「第4の各種情報記憶部」の主な構成を示す概略ブロック図である。 「第5の各種情報記憶部」の主な構成を示す概略ブロック図である。 「第6の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 図3の「通帳データ記憶部」に記憶される「通帳データ」の一部を示す概略説明図である。 「将来売上データ」生成工程を示す概略フローチャートである。 「将来売上データ」生成工程を示す他の概略フローチャートである。 売上情報等に関する説明図である。 図5の「季節指数データ記憶部」に記憶されている「季節指数データ」を示す概略説明図である。 第2の実施の形態の特徴部分を示す概略説明図である。 「トリム平均値」と「第2の3カ月移動平均値」の月別変化を比較したグラフである。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる「資金繰り情報提供装置1」の外観を示す概略図である。
図1に示すように、本装置1は、資金繰り情報提供装置本体10、表示部である各種情報を表示する「ディスプレイ21」、各種情報を入力する「キーボード22」及び「マウス23」を備えている。
また、資金繰り情報提供装置本体10には、CD等の情報記録媒体を受容し、そのデータを取得等する各種データ入力部13を備えている。
したがって、図1に示す本装置1の各種データ入力部13に「資金繰り情報提供」に関するプログラム等が記憶されているCD等を挿入し、データを読み込ませることで、「資金繰り情報提供装置1」として機能する。
また、「資金繰り情報提供」に関するプログラム等は、CD等以外の無線通信によって、本装置1が取得しても良く、予め資金繰り情報提供装置本体10内に記憶させておいても構わない。
そして、図1の資金繰り情報提供装置1の各装置10等は、コンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やハードディスク等を有し、バスを介して接続されている。
図2は、図1の「資金繰り情報提供装置1」の「資金繰り情報提供装置本体10」の主な構成を示す概略図である。
図1に示すように、同本体10は、制御部11を有し、制御部11は、ディスプレイ21等の外部装置と通信するための通信装置12や各種データ入力部13を制御する構成となっている。
また、ディスプレイ21、キーボード22及びマウス23は通信装置12と通信可能に接続されている。
さらに、制御部11は、図2に示す第1の各種データ記憶部30、第2の各種データ記憶部40、第3の各種データ記憶部50、第4の各種データ記憶部60、第5の各種データ記憶部70及び第6の各種データ記憶部80も制御する。
図3乃至図8は、それぞれ「第1の各種情報記憶部30」乃至「第6の各種情報記憶部80」の主な構成を示す概略ブロック図である。これらの内容については、後述する。
以下、本実施の形態にかかる「資金繰り情報提供装置1」の動作例等を説明する。
本実施の形態では、A企業の経営者が、A企業の金融機関取引情報である例えば、通帳データを図1の「資金繰り情報提供装置1」に入力することで、A企業の将来、例えば、翌月の資金繰り状況(資金不足等)等を把握することを例に、以下説明する。
先ず、A企業の経営者は、A企業の通帳データを、例えば、CD等に記憶させ、図1の「資金繰り情報提供装置本体10」の「各種データ記憶部13」を介して入力する。
すると、この通帳データは、「資金繰り情報提供装置本体10」の図3の金融機関取引情報記憶部である例えば、「通帳データ記憶部31」に記憶される。
図9は、図3の「通帳データ記憶部31」に記憶される「通帳データ31a」の一部を示す概略説明図である。
図9に示すように、通帳データ31aには、A企業の通帳の金融機関取引情報の項目情報である例えば、入金/出金の日付、入金又は出金の別、それらの摘要、金額等が含まれている。
本装置1は、この通帳データ31aから過去の損益計算書等の属する出金項目である例えば、「過去人件費」「過去固定費」「過去変動費」「過去返済」等を区分して記憶すると共に、過去の入金項目である例えば、「過去売上」等も区分して記憶する。
更に、これらの「過去人件費」「過去固定費」「過去変動費」「過去返済」「過去売上」等に基づき、将来、例えば、翌月の「将来人件費」「将来固定費」「将来変動費」「将来返済」「将来売上」等を予測する。
以下、項目毎に説明する。
(「将来人件費データ」生成工程について)
先ず、入出金項目情報生成処理部である図3の「人件費判断取得部(プログラム)32」が動作し、A企業から個人に対する振込データが所定数以上、存在する年月日の出金データ、図9の場合は、2017年5月25日の「給与」等の出金データを「人件費」として、図3の「過去人件費データ記憶部33」に記憶する。
例えば、図9の通帳データ31aのうち、5月の「給与」40,000円、6月の「給与」40,000円、7月の「給与」40,000円等のデータを「過去人件費データ記憶部33」に記憶する。
次いで、入出金項目予測情報生成処理部である例えば、図3の「将来人件費データ生成処理部(プログラム)34」が動作し、「過去人件費データ記憶部33」のデータ(例えば、5月「40,000円」、6月「40,000円」、7月「40,000円」等)を取得し、平均値を求め、将来である例えば、8月の入出金項目予測情報である例えば、「将来人件費データ」を生成し、図3の「将来人件費データ記憶部35」に記憶する。
例えば、(40,000円(5月)+40,000円(6月)+40,000円(7月))÷3=40,000円(8月の予測値)を8月の「将来人件費データ」として「将来人件費データ記憶部35」に記憶する。
(「将来固定費データ」生成工程について)
次いで、「将来固定費データ」生成工程について以下説明する。
先ず、図3の「資金繰り情報提供装置本体10」の入出金項目情報生成処理部である例えば、「固定費判断取得部(プログラム)36」が動作し、図3及び図9の「通帳データ記憶部31」の通帳データ31aの特定の摘要(例えば、「電気nカ月分」等)を機械学習等により、「固定費」として判断し、図3の「過去固定費データ記憶部37」に記憶する。
例えば、図9の通帳データ31aのうち、5月の「電気5月分」の30,000円、6月の「電気6月分」の36,000円、7月の「電気7月分」の30,000円等のデータを「過去固定費データ記憶部37」に記憶する。
次いで、入出金項目予測情報生成処理部である例えば、図3の「将来固定費データ生成処理部(プログラム)38」が動作し、図3の「過去固定費データ記憶部37」のデータ(例えば、5月の「30,000円」、6月の「36,000円」、7月の「30,000円」等)を取得し、平均値を求め、将来である例えば、8月の「将来固定費データ」を生成し、図4の「将来固定費データ記憶部41」に記憶する。
例えば、(30,000円(5月)+36,000円(6月)+30,000円(7月))÷3=32,000円(8月の予測値)を8月の入出金項目予測情報である例えば、「将来固定費データ」として「将来固定費データ記憶部41」に記憶する。
(「将来変動費データ」生成工程について)
次いで、「将来変動費データ」生成工程について以下説明する。
先ず、図4の「資金繰り情報提供装置本体10」の入出金項目情報生成処理部である例えば、「変動費判断取得部(プログラム)42」が動作し、図3及び図9の通帳データ記憶部31の通帳データ31aのうち、固定費以外の出金(但し、借入及び貸付に対する返済を除く)を「変動費」とし、図4の「過去変動費データ記憶部43」に記憶する。
例えば、図9の通帳データ31aのうち、5月分として、「カ)ニンジン」の10,0000円及び「カ)キャベツ」の50,000円の合計60,000円とし、6月分として「カ)キャベツ」40,000円、7月分として「カ)ニンジン」20,000円等のデータを図4の「過去変動費データ記憶部43」に記憶する。
次いで、入出金項目予測情報生成処理部である例えば、図4の「将来変動費データ生成処理部(プログラム)44」が動作し、図4の「過去変動費データ記憶部43」のデータ(例えば、5月の「60,000円」、6月の「40,000円」、7月の「20,000円」等)を取得し、平均値を求め、将来である例えば、8月の「将来変動費データ」を生成し、図4の「将来変動費データ記憶部45」に記憶する。
例えば、(60,000円(5月)+40,000(6月)+20,000円(7月))÷3=40,000円(8月の予測値)を8月の入出金項目予測情報である例えば、「将来変動費データ」として「将来変動費データ記憶部45」に記憶する。
(「将来返済データ」の生成工程について)
次いで、「将来返済データ」生成工程について以下説明する。
先ず、図4の「資金繰り情報提供装置本体10」の入出金項目情報生成処理部である例えば、「返済判断取得部(プログラム)46」が動作し、図3及び図9の通帳データ記憶部31の通帳データ31aのうち、入金の欄のうち、摘要が「返済」データを図4の「過去返済データ記憶部47」に記憶する。
例えば、図9の通帳データ31aのうち、5月分として0円、6月分として6,000円、7月分として6,000円等のデータを図4の「過去返済データ記憶部47」に記憶する。
次いで、入出金項目予測情報生成処理部である例えば、図4の「将来返済データ生成処理部(プログラム)48」が動作し、図4の「過去返済データ記憶部47」のデータ(例えば、5月の「0円」、6月の「6,000円」、7月の「6,000円」等)を取得し、返済額は前月と同様と判断し、8月の「将来返済データ」を生成し、図5の「将来返済データ記憶部51」に記憶する。
例えば、上述の例では、前月(7月)が、6,000円であるため、8月も6,000円と判断し、6,000円を8月の「将来返済データ」として、図5の「将来返済データ記憶部51」に記憶する。
(「将来売上データ」の生成工程について)
次いで、「将来売上データ」の生成工程について以下説明する。
図10及び図11は、「将来売上データ」生成工程を示す概略フローチャートである。
以下、「将来売上データ」の生成工程を、図10及び図11のフローチャートに沿って説明する。
先ず、ステップ(以下「ST」とする。)1では、図3の入出金項目情報生成処理部である例えば、「売上判断取得部(プログラム)52」が動作し、図3及び図9の「通帳データ記憶部31」の通帳データ31aの入金の欄のうち、「証書貸付」以外のすべての入金を「売上」とし、図5の「過去売上データ記憶部53」に記憶する。
例えば、図9の通帳データ31aのうち、5月分として「カ)リンゴ」の70,000円、「カ)ミカン」の90,000円、及び「カ)バナナ」の100,000円等のデータを抽出する。
また、6月分として、「カ)リンゴ」の80,000円及び「カ)ミカン」の110,000円等のデータを抽出する。
そして、7月分として、「カ)ミカン」の80,000円及び「カ)バナナ」の90,000円等のデータを抽出し、図5の「過去売上データ記憶部53」に記憶する。
次いで、ST2へ進む。ST2では、図5の「トリム売上平均値演算処理部(プログラム)54」が動作し、図5の「過去売上データ記憶部53」の月別の売上データのうち、最大値と最小値を除去し、残った売上値の平均を求め、図5の「トリム売上平均値記憶部55」に記憶する。
図12は、売上情報等に関する説明図である。
図5の「トリム売上平均値記憶部55」に記憶される「トリム平均値」は、図12の「トリム平均値」に示すように算出される。
例えば、図12に示すように、2016年7月のトリム平均値が178千円、8月のトリム平均値が224千円、9月のトリム平均値が173千円等である。
このように本実施の形態では、各月の売上値の平均の計算に異常値を含めないことで、平均値の信頼性を向上させることができる。
次いで、ST3へ進む。ST3では、図5の「季節指数データ生成処理部(プログラム)56」が動作し、過去における複数年の月別のトリム平均値等の売上データに基づき、各月の変動指数である例えば、季節指数(各月における売上変化の指数)を求め、図5の「季節指数データ記憶部57」に記憶する。
図13は、図5の「季節指数データ記憶部57」に記憶されている「季節指数データ57a」を示す概略説明図である。
図13に示すように、季節指数は、例えば、1月の季節指数は「0.85」、2月の季節指数は「0.83」、そして、3月の季節指数は「0.89」等となり、その月の売上の変動傾向を示す「変動指数」が記憶されている。
次いで、ST4へ進む。ST4では、図5の「月別傾向値生成処理部(プログラム)58」が動作し、図5の「トリム売上平均値記憶部55」と「季節指数データ記憶部57」を参照し、月毎の「トリム平均値」データに、対応する月の「季節指数」を除して、傾向情報である例えば、「季節変動除去後の傾向値」を求め、図6の「月別傾向値記憶部61」に記憶する。
このように月毎のトリム平均値に季節指数を除することで、季節変動を除去した後の傾向値を把握することができる。
例えば、図12の例で示すと、2016年7月は、トリム平均値が「178千円」で、季節指数が「1.08」であるから、売上の「月別傾向値」は「165」となり、8月は。「249」、9月は「164」等となり、これらの「月別傾向値」が、図6の「月別傾向値記憶部61」に記憶されることになる。
次いで、ST5へ進む。ST5では、図6の「将来傾向値予測データ生成処理部(プログラム)62」が動作し、図6の「月別傾向値記憶部61」の「月別傾向値」に基づき、「将来傾向値」を生成し、図6の「将来傾向値記憶部63」に記憶する。
すなわち、この工程では、例えば、図12に示す「季節変動除去後の月別傾向値」から、将来の「月別傾向値」、例えば、図12に記憶が未だない「2017年8月」の「月別傾向値」を予測することになる。
具体的には、図12の例では、2016年7月の「月別傾向値」は、「165」で、8月の「月別傾向値」は「249」であるため、7月から8月への傾向値の変化は「1.5倍」となる。このため、図6の「将来傾向値予測データ生成処理部(プログラム)62」が動作し、2017年7月の月別傾向値「146」を「1.5倍」して、2017年8月の「将来傾向値」である「219」を求め、図6の「将来傾向値記憶部63」に記憶する。
これにより、2017年8月の「将来傾向値」は、例えば「219」と予測され、記憶されることになる。
また、この「将来傾向値」が「傾向情報に基づいて生成される予測情報」の一例となっている。
次いで、ST6へ進む。ST6では、図6の「季節調整済み将来傾向値生成処理部(プログラム)64」が動作し、図6の「将来傾向値記憶部63」の「将来傾向値(例えば、8月、219)」に、対応する「季節指数記憶部」の「季節指数(例えば、8月、0.9)」を乗じて、「季節調整済み将来傾向値」を生成し、「季節調整済み将来傾向値記憶部65」に記憶する。
すなわち、ST5で求めた「将来傾向値」はあくまで年間全体の傾向値を示すもので、各月特有の変動情報を考慮していない。そこで、本工程では、当該月の季節指数を乗じることで、季節指数を考慮した月別傾向値を求め、その数値の信頼性を高めている。
具体的には、上述の例の「将来傾向値」である「219」に、8月の季節指数「0.9」を乗じて、変動情報付き傾向情報である例えば、「季節調整済み将来傾向値」である「197」を求め、図6の「季節調整済み将来傾向値記憶部65」に記憶する。
以上で、将来、例えば2017年9月の「将来人件費」、「将来固定費」、「将来変動費」「将来返済」等の出金に関する予測値と、売上に関する予測値である「季節調整済み将来傾向値」が、本装置1によって求められ記憶される。
そこで、以下のように、2017年9月の「損益計算書」データをST7で予測する。
ST7では、図6の資金繰り予測情報生成処理部である例えば、「将来損益計算書生成処理部(プログラム)66」が動作し、図3の「将来人件費データ記憶部35」、図4の「将来固定費データ記憶部41」、図4の「将来変動費データ記憶部45」、図5の「将来返済テータ記憶部51」及び図6の「季節調整済み将来傾向値記憶部65」を参照する。
そして、同処理部66は、記憶部35等内の「将来人件費データ」(8月、40、000円)、「将来固定費データ」(8月、32、000円)、「将来変動費データ」(8月、40,000円)、「将来返済データ」(8月、6,000円)、「季節調整済み将来傾向値」(8月、197,000円)等に基づいて、例えば、2017年8月の「資金繰り予測情報」である例えば、「将来損益計算書」データを生成し、図6の「将来損益計算書記憶部67」に記憶する。
以上で、将来、例えば2017年8月の「損益計算書」データが生成され、記憶される。
そして、この「損益計算書」データは、特に「売上」データの予測が年間の傾向値と、予測する月の季節指数を考慮した予測データであり、年間の売上全体の変化の傾向と、当該月等の特異な季節指数の双方を加味したデータであるため、精度の高い予測データとなっている。
また、この「損益計算書」データは、通帳データ等を入力するだけで、自動的に「人件費」「固定費」「変動費」「返済」及び「売上」等の各項目に分類して作成されると共に、将来の予測である「損益計算書」データも生成されるので、利用者にとって、容易に「資金繰り状況」を把握することができる。
また、本実施の形態では、このように、2017年8月の「損益計算書」データを生成し、必要に応じて、この「損益計算書」データを図1のディスプレイ21に表示することができる。このため、利用者は、ディスプレイ21を視認することで、容易に、将来の資金繰り状況等を把握することができる。
具体的には、例えば、利用者は、2017年8月における預金の不足等を事前に把握することができる。
また、本実施の形態では、上述のように、将来の「損益計算書」データを予測することができるため、将来起こり得る資金需要の増加に関する警告である各種アラートを出力することができる構成ともなっている。
本実施の形態のアラートは、「第1の資金調達検討アラート」,「第2の資金調達検討アラート」及び「納税準備アラート」を含むため、以下、それぞれについて説明する。
(第1の資金調達検討アラート出力工程について)
図7の「第1の資金調達検討アラート生成処理部(プログラム)71」が動作し、図6の「将来損益計算書記憶部67」を参照し、設定された複数カ月以内に、通帳の予測金額が設定した金額を下回るか否かを判断し、下回ると判断したときは、「第1の資金調達検討アラート」をディスプレイ21等に出力する。
したがって、通帳の予測金額が設定金額を下回るときは、アラートが出力されるので、利用者にその予測を気付かせることができる。
(第2の資金調達検討アラート出力工程について)
図7の「第2の資金調達検討アラート生成処理部(プログラム)72」が動作し、過去の出金データ等を参照し、複数カ月連続で出金額が前年同月比を上回ったか否かを判断し、上回ったときは、増加運転資金ニーズが予測されると判断し、「第2の資金調達アラート」をディスプレイ21等に出力する。
したがって、増加運転資金ニーズが予測されるときは、アラートが出力されるので、利用者にその予測を気付かせることができる。
(納税準備アラート出力工程について)
図7の「納税準備アラート生成処理部(プログラム)73」が動作し、過去の出金データと入金データ等を参照し、出金が入金より少ない状態が、複数カ月続いたか否かを判断し、「納税準備アラート」をディスプレイ21等に出力する。
したがって、利用者が納税準備をする必要があるときは、事前にアラートが出力される。
例えば、当該企業の売上が増加した際は、一般的に増加運転資金が必要となり、借り入れを行わないと、現金は減ることになる。このため、その後の納税のタイミングで現金が足りないことが起こり得る。
そこで、このような状況を回避すべく、納税を鑑みた資金繰り計画が必要となる旨のアラートを出力する構成となっている。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、上述の第1の実施の形態の売上に関する「将来傾向値」をさらに処理する点で相違するが、その他の多くの構成が、第1の実施の形態と共通するため、以下相違点を中心に説明し、第1の実施の形態と共通する構成等は同一符号等して、その説明を省略する。
上述の第1の実施の形態では、図10のST4で「月別傾向値」を求め、ST5では、この「月別傾向値」に基づき「将来傾向値」を生成したが、本実施の形態では、「月別傾向値」からさらに「3カ月移動平均」処理を2回(3×3移動平均)行い、その後、「第2の将来傾向値」を求める点で大きく相違する。
以下、詳細に説明する。
先ず、将来の売上データを生成するための図10のST1乃至ST4までは、第1の実施の形態と共通する。
また、出金に関する人件費、固定費、変動費、返済等についてのデータの算出方法も第1の実施の形態と共通する。
以下、ST4の処理が終えた後の処理について説明する。
図10のST4で、季節変動除去後の「月別傾向値」を図6の「月別傾向値記憶部61」に記憶した後、図7の「第1の3カ月移動平均処理部(プログラム)74」が動作し、図6の「月別傾向値記憶部61」の各月の「月別傾向値」と、その前後1カ月の値を足して3で割り、当該月の「第1の3カ月移動平均値」を求め、図7の「第1の3カ月移動平均値記憶部75」に記憶する。
この「第1の3カ月移動平均値」が、移動平均処理済み傾向情報の一例である。
また、図14は、第2の実施の形態の特徴部分を示す概略説明図である。
図14に示すように、月別傾向値を「第1の3カ月移動平均」処理することで、図14に示すように、2016年7月が「191」、8月が「193」、9月が「186」等となり、これらが「第1の移動平均値」となる。
次いで、図7の「第2の3カ月移動平均処理部(プログラム)76」が動作し、「第1の3カ月移動平均値記憶部75」の各月の「第1の3カ月移動平均値」と、その前後1カ月の値を足して3で割り、当該月の「第2の3カ月移動平均値」を求め、「第2の3カ月移動平均値記憶部77」に記憶する。
すると、図14の「第2の移動平均値」となる。すなわち、本実施の形態では「3カ月移動平均」を2回(3×3移動平均)行うことで、全体の傾向値を把握し易い数値を求めている。
この「第2の3カ月移動平均値」が、重複移動平均処理済み傾向情報の一例となっている。
図15は、「トリム平均値」と「第2の3カ月移動平均値」の月別変化を比較したグラフである。
図15に示すように、本実施の形態のように、「3×3移動平均」処理を行うことで、より傾向を把握しやすいデータとなっている。
次いで、図8の「第2の将来傾向値予測データ生成処理部(プログラム)81」が動作し、図7の「第2の3カ月移動平均値記憶部77」の各月の「第2の3カ月移動平均値」に基づき、「第2の将来傾向値」を生成し、図8の「第2の将来傾向値記憶部82」に記憶する。
例えば、2016年の7月から8月の「第2の3カ月移動平均値」は、図14によれば、「183」から「190」と変化し、約1.04倍となっている。
このため、図8の「第2の将来傾向値予測データ生成処理部(プログラム)81」は、2017年7月の「159」を、同様に1.04倍し、8月の売上の予想値として「165」を求め、この値を「第2の将来傾向値」として、「第2の将来傾向値記憶部82」に記憶させる。
次いで、図8の「第2の季節調整済み将来傾向値生成処理部(プログラム)83」が動作し、「第2の将来傾向値記憶部82」の「第2の将来傾向値」に、対応する図5の「季節指数記憶部57」の 「季節指数」を乗じて、「季節調整済み第2の将来傾向値」を生成し、図8の「季節調整済み第2の将来傾向値記憶部84」に記憶する。
例えば、「第2の将来傾向値」である上述の「165」に、8月の季節指数「0.9」を乗じて、「季節調整済み将来傾向値」(149)を求め、149千円を8月の「季節調整済み第2の将来傾向値」として、図8の「季節調整済み第2の将来傾向値記憶部84」に記憶する。
この工程で、売上の予測値が傾向値と季節調整の双方の要素から精度よく推定されることになる。
次いで、「損益計算書」を予測する工程が実行される。
具体的には、図8の「第2の将来損益計算書生成処理部(プログラム)85」が動作し、図3の「将来人件費データ記憶部35」、図4の「将来固定費データ記憶部41」,図4の「将来変動費データ記憶部45」、図5の「将来返済データ記憶部51」及び図8の「季節調整済み第2の将来傾向値記憶部84」を参照する。
そして、「将来人件費データ」(8月、40,000円)、「将来固定費データ」(8月、32,000円)、「将来変動費データ」(8月、40,000円)、「将来返済データ」(8月、6,000円)及び「季節調整済み第2の将来傾向値」(8月、149,000円)等に基づいて、2017年8月の「第2の将来損益計算書」データを生成し、図8の「第2の将来損益計算書記憶部86」に記憶する。
このように、本実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、「3×3移動平均」の処理を付加して、売上の予想値を算出するので、第1の実施の形態に比べより不規則要因が除去され、平準化された傾向値(第2の将来傾向値)に基づいた判断することできる。
本発明は上述の第1の実施の形態及び第2の実施の形態に限らず、以下の構成も含まれる。
例えば、通帳データ等の基礎データが少なく、季節指数を演算で得られないとき、例えば、1年分のみのデータしかないときは、上述の「3カ月移動平均(当該月の前後1カ月のデータを平均する方法、当該月以前の3カ月のデータを平均する方法、当該月以後の3カ月のデータを平均する方法等)」で、傾向値を求めても構わない。
また、第2の実施の形態の「3×3移動平均」で「傾向値」を求めても構わない。
さらに、通帳データ等に欠落データがあるときも、上述の「3カ月移動平均」又は「3×3移動平均」でデータを補足して、「月別傾向値」等を求める構成としても構わない。
以上説明した本実施形態においては、装置として実現される場合を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されず、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納され頒布されてもよい。
また、記憶媒体は、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であればよい。記憶媒体の記憶形式は、特には限定されない。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体には限定されず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づいて本実施形態における各処理を実行すればよく、1つのパソコン等からなる装置であってもよいし、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等であってもよい。
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンには限定されず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
1・・・資金繰り情報提供装置、10・・・資金繰り情報提供装置本体、11・・・制御部、12・・・通信装置、13・・・各種データ入力部、21・・・ディスプレイ、22・・・キーボード、23・・・マウス、30・・・第1の各種データ記憶部、31・・・通帳データ記憶部、32・・・人件費判断取得部(プログラム)、33・・・過去人件費データ記憶部、34・・・将来人件費データ生成処理部(プログラム)、35・・・将来人件費データ記憶部、36・・・固定費判断取得部(プログラム)、37・・・過去固定費データ記憶部、38・・・将来固定費データ生成処理部(プログラム)、40・・・第2の各種データ記憶部、41・・・将来固定費データ記憶部、42・・・変動費判断取得部(プログラム)、43・・・過去変動費データ記憶部、44・・・将来変動費データ生成処理部(プログラム)、45・・・将来変動費データ記憶部、46・・・返済判断取得部(プログラム)、47・・・過去返済データ記憶部、48・・・将来返済データ生成処理部(プログラム)、50・・・第3の各種データ記憶部、51・・・将来返済データ記憶部、52・・・売上判断取得部(プログラム)、53・・・過去売上データ記憶部、54・・・トリム売上平均値演算処理部(プログラム)、55・・・トリム売上平均値記憶部、56・・・季節指数データ生成処理部(プログラム)、57・・・季節指数データ記憶部、58・・・月別傾向値生成処理部(プログラム)、60・・・第4の各種データ記憶部、61・・・月別傾向値記憶部、62・・・将来傾向値予測データ生成処理部(プログラム)、63・・・将来傾向値記憶部、64・・・季節調整済み将来傾向値生成処理部(プログラム)、65・・・季節調整済み将来傾向値記憶部、66・・・将来損益計算書生成処理部(プログラム)、67・・・将来損益計算書記憶部、70・・・第5の各種データ記憶部、71・・・第1の資金調達検討アラート生成処理部(プログラム)、72・・・第2の資金調達検討アラート生成処理部(プログラム)、73・・・納税準備アラート生成処理部(プログラム)、74・・・第1の3カ月移動平均処理部(プログラム)、75・・・第1の3カ月移動平均値記憶部、76・・・第2の3カ月移動平均処理部(プログラム)、77・・・第2の3カ月移動平均値記憶部、80・・・第6の各種データ記憶部、81・・・第2の将来傾向値予測データ生成処理部(プログラム)、82・・・第2の将来傾向値記憶部、83・・・第2の季節調整済み将来傾向値生成処理部(プログラム)、84・・・季節調整済み第2の将来傾向値記憶部、85・・・第2の将来損益計算書生成処理部(プログラム)、86・・・第2の将来損益計算書記憶部。

Claims (6)

  1. 金融機関取引情報を記憶する金融機関取引情報記憶部と、
    前記金融機関取引情報の項目情報を、損益計算表に属する出金項目及び入金項目に区分して記憶する入出金項目情報生成処理部と、
    前記入金項目及び前記出金項目の情報に基づいて、将来出金又は入金が予測される入出金項目予測情報を生成する入出金項目予測情報生成処理部と、
    前記入出金項目予測情報に基づいて、資金繰り予測情報を生成する資金繰り予測情報生成処理部と、
    前記資金繰り予測情報を表示する表示部と、を有し、
    前記入出金項目予測情報の少なくとも一部は、前記出金項目情報及び/又は前記入金項目情報から月毎の特異な変動情報を除去した傾向情報に基づいて生成される予測情報に、対応する月の前記変動情報を加えた変動情報付き傾向情報であることを特徴とする資金繰り情報提供装置。
  2. 少なくとも一部の前記入出金項目予測情報が、前記傾向情報を移動平均処理した移動平均処理済み傾向情報に基づき生成されることを特徴とする請求項1に記載の資金繰り情報提供装置。
  3. 好ましくは、少なくとも一部の前記入出金項目予測情報が、前記移動平均処理済み傾向情報をさらに移動平均処理した重複移動平均処理済み傾向情報に基づき生成されることを特徴とする請求項2に記載の資金繰り情報提供装置。
  4. 好ましくは、前記資金繰り予測情報に基づき、将来起こり得る資金需要の増加に関する警告が出力されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の資金繰り情報提供装置。
  5. 装置の入出金項目情報生成処理部が、金融機関取引情報の項目情報を、損益計算表に属する出金項目及び入金項目に区分して記憶し、
    前記装置の入出金項目予測情報生成処理部が、前記入金項目及び前記出金項目の情報に基づいて、将来出金又は入金が予測される入出金項目予測情報を生成し、
    前記装置の資金繰り予測情報生成処理部が、前記入出金項目予測情報に基づいて、資金繰り予測情報を生成し、
    装置の表示部に前記資金繰り予測情報を表示し、
    前記入出金項目予測情報の少なくとも一部は、前記出金項目情報及び/又は前記入金項目情報から月毎の特異な変動情報を除去した傾向情報に基づいて生成される予測情報に、対応する月の前記変動情報を加え、変動情報付き傾向情報とすることを特徴とする資金繰り情報提供方法。
  6. 資金繰り情報提供装置に、金融機関取引情報の項目情報を、損益計算表に属する出金項目及び入金項目に区分して記憶する機能、
    前記入金項目及び前記出金項目の情報に基づいて、将来出金又は入金が予測される入出金項目予測情報を生成する機能、
    前記入出金項目予測情報に基づいて、資金繰り予測情報を生成する機能、
    表示部に前記資金繰り予測情報を表示する機能、
    前記入出金項目予測情報の少なくとも一部は、前記出金項目情報及び/又は前記入金項目情報から月毎の特異な変動情報を除去した傾向情報に基づいて生成される予測情報に、対応する月の前記変動情報を加え、変動情報付き傾向情報とする機能、を実行させる構成となっていることを特徴とする資金繰り情報提供プログラム。
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