JP4935733B2 - 貸付状況表示プログラム、貸付状況表示装置、貸付状況表示方法 - Google Patents

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Description

散在する情報から必要な情報を抽出してそれらを統合、連携させることで、情報の関連を可視化する貸付状況表示プログラム、貸付状況表示装置、貸付状況表示方法に関する。
すでに、金融庁のパブリックコメントの中や、保険会社、主要行等向けの総合的な監督指針の中に、優越的地位の濫用として独占禁止法上問題となる行為の発生防止等法令等の厳正遵守に向けた態勢整備が各種金融機関等で行われているかに留意するよう明記されている。さらには、金融庁は、平成18年1月に「取引等の適切性確保への取組みについて」を発出し、それに伴い優越的地位の濫用問題に対する具体的取組みが金融検査時における重点項目となった。
また、実際に監査を受け、優越的地位の濫用が発覚し、一部の厳しい業務停止命令を発令された金融機関も存在している。このように優越的地位の濫用行為はすべての金融機関がかかわる重要な問題となっている。
また、従来技術として、ネットワーク上の大量の情報から目的の情報を収集する情報探索活動において探索対象のWebページ等の情報を短時間で大量に提示し目的の情報の発見を支援する方法、システムが開示されている。また、抽象的な検索要求に対して、厳密な検索式を直接入力しなくても目的とする1次情報にアクセスできるようにする装置が開示されている。さらに、複数のテキストマイニング分析結果を比較、編集することにより、定点観測的な分析及び特徴的な傾向の出現を検知可能とする分析装置が開示されている。
特開2001−75987号公報 特開2001−117935号公報 特開2005−165754号公報
上述の優越的地位の濫用行為を監視するため、有効な優越的地位濫用監視システムの実現が期待されている。この監視を行う際、従来は資料のリストアップや整理など人手に頼っており、実際に監査を行う際のチェックに多大な時間、および工数がかけられていた。
上述した問題点を解決するため、貸付と、預金等その他の各種金融情報との関連を監視担当者が容易にチェックするこができるよう表示する貸付状況表示プログラム、貸付状況表示装置、貸付状況表示方法を提供することを目的とする。
貸付状況表示プログラムは、コンピュータを、顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、顧客の預金情報を記録している預金データベースとにアクセス可能な貸付状況表示装置として機能させる貸付状況表示プログラムであって、前記コンピュータを、顧客に関する情報の入力を受ける入力手段と、前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記複数の貸付データベースから少なくとも貸付日付を含む貸付情報を抽出する貸付情報抽出手段と、前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記預金データベースから少なくとも預金日付を含む預金情報を抽出する預金情報抽出手段と、前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報と、前記預金情報抽出手段により抽出された預金情報とを日付を軸とした同一グラフ上に表示する表示手段と、して機能させることを特徴とするものである。
また、貸付状況表示プログラムは、コンピュータを、顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースにアクセス可能な貸付状況表示装置として機能させる貸付状況表示プログラムであって、前記コンピュータを、表示種別の入力を受ける入力手段と、前記入力手段にて入力された表示種別に対応する貸付情報を前記複数の貸付データベースから抽出する貸付情報抽出手段と、前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報を前記入力手段に入力された表示種別に基づいた軸を有するグラフ上に表示する表示手段と、して機能させることを特徴とするものである。
また、貸付状況表示装置は、顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、顧客の預金情報を記録している預金データベースと、顧客に関する情報の入力を受ける入力手段と、前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記複数の貸付データベースから少なくとも貸付日付を含む貸付情報を抽出する貸付情報抽出手段と、前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記預金データベースから少なくとも預金日付を含む預金情報を抽出する預金情報抽出手段と、前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報と、前記預金情報抽出手段により抽出された預金情報とを日付を軸とした同一グラフ上に表示する表示手段と、を有することを特徴とするものである。
また、貸付状況表示装置は、顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、表示種別の入力を受ける入力手段と、前記入力手段にて入力された表示種別に対応する貸付情報を前記複数の貸付データベースから抽出する貸付情報抽出手段と、前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報を前記入力手段に入力された表示種別に基づいた軸を有するグラフ上に表示する表示手段と、を有することを特徴とするものである。
また、貸付状況表示方法は、顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、顧客の預金情報を記録している預金データベースとにアクセス可能なコンピュータが、顧客に関する情報の入力を受ける入力ステップと、前記入力ステップにて受け付けた顧客に関する情報に基づき、前記複数の貸付データベースから少なくとも貸付日付を含む貸付情報を抽出する貸付情報抽出ステップと、前記入力ステップにて受け付けた顧客に関する情報に基づき、前記預金データベースから少なくとも預金日付を含む預金情報を抽出する預金情報抽出ステップと、前記貸付情報抽出ステップにより抽出された貸付情報と、前記預金情報抽出ステップにより抽出された預金情報とを日付を軸とした同一グラフ上に表示する表示ステップと、を実行することを特徴とするものである。
また、貸付状況表示方法は、顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースにアクセス可能なコンピュータが、表示種別の入力を受ける入力ステップと、前記入力ステップにて受け付けた表示種別に対応する貸付情報を前記複数の貸付データベースから抽出する貸付情報抽出ステップと、前記貸付情報抽出ステップにより抽出された貸付情報を前記入力ステップにて受け付けた表示種別に基づいた軸を有するグラフ上に表示する表示ステップと、を実行することを特徴とするものである。
貸付に関する情報を軸としたグラフを表示することで、貸付に関する調査を支援することができる。
本実施の形態における貸付状況表示システム(貸付状況表示装置)を図1に示す。貸付状況表示システム100は、キーボード、マウス等、ユーザからの入力を受け付ける入力手段20、貸付の種別(以下、貸付名目と称す)のテーブルごとに、顧客ごとの貸付に関する情報を保持する各種貸付DB50(DB:Database)および顧客ごとに預金に関する情報を保持する預金DB40を備える。また、貸付状況表示システム100は、モニタ、プリンタ等、ユーザに処理結果を出力する出力手段30を備える。また、貸付状況表示システム100は、入力手段20によって入力された表示種別(表示すべきグラフの種別)に対応する貸付情報を各種貸付DB50から抽出し、抽出された貸付情報を入力手段20に入力された表示種別に基づいた軸(本実施の形態では日付や利率を軸とする)を有するグラフ上に付与し、出力手段30を介してグラフを表示する表示処理制御部1(貸付情報抽出手段、表示手段)を備える。
表示処理制御部1について、さらに説明する。表示処理制御部1は、さらに、制御部11、融資状況利率別処理手段12、取引状況利率別処理手段13、融資状況日付別処理手段14、取引状況期間別処理手段15(貸付情報抽出手段、預金情報抽出手段、表示手段)、各社融資状況処理手段16、返済状況表示処理手段17、処理手段選択部18を備える。
制御部11は、入力手段20からの入力信号および出力手段30へのグラフ出力を制御する。
融資状況利率別処理手段12は、入力手段20から入力された顧客名に対する貸付名目、貸付金額、および利率を各種貸付DB50から抽出し、利率を軸としたグラフ上に当該利率に対応する貸付名目、貸付金額を付し、出力手段30に表示させる。
取引状況利率別処理手段13は、入力手段20から入力された貸付名目に対する顧客名、貸付金額および利率を各種貸付DB50から抽出し、利率を軸としたグラフ上に当該利率に対応する顧客名、貸付金額を付し、出力手段30に表示させる。
融資状況日付別処理手段14は、入力手段20から入力された顧客名に対する借入日および返済完了日を貸付名目ごとに各種貸付DB50から抽出し、日付を軸としたグラフ上に当該日付に対応した抽出データを付し、出力手段30に表示させる。
取引状況期間別処理手段15は、入力手段20から入力された顧客名に対する貸付情報(貸付名目、借入日(貸付日付)および返済完了日)を各種貸付DB50から抽出するとともに、預金DB40から少なくとも取引日(預金日付)を含んだ預金情報を抽出する。さらに取引状況期間別処理手段15は、入力手段20から入力された表示すべき対象の項目(例えば投資信託、保険に関する情報)を、各担当部署に配置され、運用管理されているDBから少なくとも取引した日付を含んだ必要事項を抽出する。また取引状況期間別処理手段15は、上述の抽出した各データを、日付を軸とした同一のグラフ上に付し、出力手段30に一覧表示させる。
各社融資状況処理手段16は、入力手段20から入力された顧客名に対する貸付名目および貸付名目に対応した貸付金額、借入日を各種貸付DB50から抽出するとともに、さらに預金DB40から少なくとも預金金額および取引日を抽出する。また各社融資状況処理手段16は、上述の抽出した各データを、日付を軸としたグラフ上に付し、出力手段30に一覧表示させる。
返済状況表示処理手段17は、入力手段20から入力された顧客名および貸付名目に対応した貸付金額、分割返済日およびその分割返済金額を抽出し、分割返済日時点までの分割返済金額を累積した累積分割返済金額と貸付金額との割合、および分割返済金額を、日付を軸としたグラフ上に付し、出力手段30に一覧表示させる。
処理手段選択部18は、上述の各処理手段のいずれの処理を実行するかの選択画面を出力手段30に表示させる。また、処理手段選択部18は、入力手段20を介してユーザから選択入力された処理を実行する上述の各処理手段を選択する。
上述の入力手段20、表示処理制御部1、出力手段30は、1つの電子計算機の内部に含まれる。また表示処理制御部1内の融資状況利率別処理手段12、取引状況利率別処理手段13、融資状況日付別処理手段14、取引状況期間別処理手段15、各社融資状況処理手段16、返済状況表示処理手段17、および処理手段選択部18は、それぞれ図示しないハードディスクドライブ等の不揮発性記憶媒体に格納されたプログラムが図示しないCPUおよびメモリ等の不揮発性記憶媒体等のハードウェア資源上で実行されることにより実現される。また制御部11は、図示しない端子、チップおよびビデオボード、およびこれらを制御するドライバによって実現される。
尚、本実施の形態における貸付状況表示システム100において、各種貸付DB50および預金DB40は、それぞれ別の担当部署に配置され、運用管理がなされているものとし、入力手段20、表示処理制御部1、出力手段30は、優越的地位の濫用行為を監視、監査する部署に配置されているものとする。また各種貸付DB50に保持されている各テーブルも、貸付名目を担当するそれぞれ個別の部署で運用管理がなされているものとする。
ここで、各種貸付DB50に保持されているテーブルを図2、図3に示す。各種貸付DB50は、貸付名目ごとにテーブルを保持しており、本実施の形態ではその貸付名目の一例として、地域雇用促進貸付(図2)、新事業育成資金貸付(図3)の2つの名目をメインに説明する。
また各種貸付DB50は、貸付情報として、貸付名目ごとに貸付対象顧客の名称である顧客名を保持し、さらに顧客名ごとに、貸付けた金額である貸付金額、貸付の開始日である借入日、貸付金額の返済が完了する予定日である返済完了日、貸付金額が分割による返済である場合は毎月の分割返済される日である返済日およびその利率の項目を保持している(図2、図3参照)。また、各種貸付DB50は、貸付名目、顧客名ごとに、分割による返済である場合は、返済のあった日付である分割返済日およびその分割返済金額を保持しているものとする。尚、図2、図3においては、「地域雇用促進貸付」、「新事業育成資金貸付」を融資(貸付)の一例として示したが、各種貸付DB50は、その他の貸付名目も同様に保持しているものとする。
また、預金DB40に保持されているテーブルを図4に示す。預金DB40は、預金情報として定期預金、財形貯蓄、振替等の預金の種別を示す預金種別、および預金金額の項目を、顧客名ごとに(顧客名ごとにテーブルがある)保持している。また預金DB40は、預金等のあった日を示す取引日の項目を、顧客名ごとに保持している。
さらに、他の金融商品(本実施の形態では保険、投資信託)に対しても、預金DB40同様の情報(テーブル)がそれぞれ管轄の部署に配置されているものとする。
次に、本実施の形態における貸付状況表示システム100の処理を図5以降のフローチャートおよび表示画面イメージを参照しつつ説明する。
まず、グラフ種別(表示種別)の選択処理を図5のフローチャートに示す。処理手段選択部18は、ユーザにいずれの処理に関するグラフを表示するかの選択画面を出力手段30に表示させる。ここで、グラフをユーザに選択させる選択画面イメージを図6に示す。処理手段選択部18は、融資状況日付別処理、融資状況利率別処理、各社融資状況処理、取引状況期間別処理、返済状況表示処理、取引状況利率別処理を選択させる画面を出力手段30に表示させ、ユーザによる選択を促す。
ユーザによって、入力手段20を介してグラフ種別の入力があった場合(ステップS1)、処理手段選択部18は選択されたグラフ種別の表示処理を行う(ステップS2)。
次に、グラフ種別の表示処理の概要を図7のフローチャートを参照しつつ説明する。
処理手段選択部18は、図3にて示した選択画面によっていずれの処理(表示種別、グラフ種別)が選択されたかを判定する(ステップS10)。処理手段選択部18は、判定結果に基づき、融資状況日付別処理(ステップS11)、融資状況利率別処理(ステップS12)、返済状況表示処理(ステップS13)、取引状況期間別処理(ステップS14)、取引状況利率別処理(ステップS15)、各社融資状況処理(ステップS16)を、対応した各処理手段に実行させる。
次に、上述の各処理(ステップS11からステップS16)の詳細について説明する。まず、図8に融資状況日付別処理(ステップS11)について説明する。
入力手段20にて調査したい顧客の顧客名が入力された場合(ステップS20)、融資状況日付別処理手段14は、入力された顧客名が登録されている貸付名目を各種貸付DB50より抽出し、当該顧客名の貸付金額、借入日、返済完了日をさらに抽出する(ステップS21)。
融資状況日付別処理手段14は、抽出した各種データを、入力された顧客名の融資状況として日付を軸としたグラフ上に付し、出力手段30に表示させる(ステップS22)。
図9に、融資状況日付別処理手段14による顧客名「A」の融資状況の表示画面イメージを示す。
融資状況日付別処理手段14は、顧客名「A」の融資状況として、日付を軸としたグラフ上に、貸付名目ごとの借入日および借入金額、返済完了日を時系列に表示する。
このように表示することで、例えば新事業育成資金貸付を担当する部署、地域雇用促進資金貸付を担当する部署等、各担当部署個別に配置されている融資に関する情報を時系列に一覧表示することができる。
次に、融資状況利率別処理(ステップS12)について、図10のフローチャートを参照しつつ説明する。
入力手段20にて調査したい顧客の顧客名が入力された場合(ステップS30)、融資状況利率別処理手段12は、入力された顧客名が登録されている貸付名目を各種貸付DB50より抽出し、当該顧客名の貸付金額、利率をさらに抽出する(ステップS31)。
融資状況利率別処理手段12は、入力された顧客名の融資状況として、抽出した各種データを、利率を軸としたグラフ上に付し、貸付名目および貸付金額を出力手段30に表示させる(ステップS32)。
図11に、顧客名「A」を例に、融資状況利率別処理手段12による利率を軸とした表示画面イメージを示す。融資状況利率別処理手段12は、貸付項目および貸付金額を、利率を軸としたグラフで表示する。尚、融資状況利率別処理手段12は、予め定義された妥当な利率とそうでない利率の表示分けすることができる(例えば図11に示すように、利率2.50%から2.85%までを妥当な利率として、利率の値を表示する欄に配色し、それ以外は配色なしで表示する。)。この表示分けによって、ユーザは利率の状況把握がより容易になる。
また、貸付状況表示システム100は、融資状況日付別処理手段14および融資状況利率別処理手段12による表示内容をマージした画面表示イメージをユーザに提供することができる。すなわち、図12に示すように、貸付状況表示システム100は横軸成分を時系列とし、縦軸成分に利率とした画面表示イメージを表示することができる。
次に、返済状況表示処理(ステップS13)について、図13のフローチャートを参照しつつ説明する。
入力手段20にて、調査したい顧客の顧客名および貸付名目が入力された場合(ステップS40)、返済状況表示処理手段17は、各種貸付DB50から入力された顧客名および貸付名目の借入日、貸付金額、分割返済日およびその分割返済金額を抽出する(ステップS41)。
返済状況表示処理手段17は、抽出した各種データに基づき、入力された顧客名および貸付名目の返済状況として出力手段30を介して時系列的に表示する(ステップS42)。図14に、返済状況表示処理手段17による融資名目「海外展開資金貸付」とした場合の返済状況の表示画面イメージを示す。
返済状況表示処理手段17は、例えば図14のように、入力された顧客名の顧客が「海外展開資金貸付」の貸付名目を借り入れた日、および分割返済日を時系列に表示するとともに(尚、分割返済日に対しては貸付金額とその分割返済日における分割返済金額の累積額との割合で表示)、分割返済金額を表示する。
次に、取引状況期間別処理(ステップS14)について、図15のフローチャートを参照しつつ説明する。
入力手段20によって、調査したい顧客の顧客名(顧客に関する情報)が入力され、必要に応じ貸付との関連を調査したい情報(例えば保険、投資信託に関する情報)(表示項目)が入力された場合(ステップS50)、取引状況期間別処理手段15は、入力された顧客名が登録されている貸付名目を各種貸付DB50より抽出し、当該顧客名の貸付金額、借入日、返済完了日(貸付情報)をさらに抽出する。また、取引状況期間別処理手段15は、入力された顧客名の預金種別、預金金額、取引日(預金情報)を抽出する(ステップS51)。
さらに、取引状況期間別処理手段15は、入力された顧客名の顧客が例えば保険に加入しており、また投資信託に投資しており、上述の表示項目の入力もあった場合は、各担当部署で管理運用されている情報(テーブル)から、それらの情報を抽出する。取引状況期間別処理手段15は、例えば保険に関しては更新日、投資信託に関しては投資金額およびその投資日を抽出する。
取引状況期間別処理手段15は、抽出した各種データを、入力された顧客名の取引状況として出力手段30を介して同一グラフ上に時系列的に表示する(ステップS52)。
図16に、取引状況期間別処理手段15による取引状況の表示画面イメージの一例を示す。
取引状況期間別処理手段15は、入力された顧客名の取引状況として、日付を軸としたグラフ上に、貸付名目ごとの借入日および借入金額、返済完了日を時系列に表示するとともに、預金DB40より抽出した預金種別、預金金額を、取引日に応じて、上述の時系列と同じ系列上に表示する。
また、取引状況期間別処理手段15は、その他保険、投資信託に関する情報も抽出可能であれば、それらの情報も上述の時系列と同じ系列上に表示する。
このような時系列を同じにした一覧表示によって、例えば、当該顧客は、本来1300万円の借り入れのみが必要であるにも係わらず、担当者が例えば1500万円を顧客に貸し付け、差額200万円(1500(万円)−1300(万円)=200(万円))を財形貯蓄させる等の金融機関による優越的地位の濫用行為を監視部署が監視することができる。すなわち、例えば融資の借入日から所定期間(例えば2ヶ月以内)に財形貯蓄がある場合、またこれらの行為が3、4回程度あったと認められる場合は、ユーザ(監視部署の担当者)は優越的地位の濫用行為があるのではないかとの推測をたてることができる。
また、貸付の借入日(貸付日付)と預金日付との間の日数が所定の日数(例えば60日(2ヶ月程度)等、経験則的に関連があると思われる日数)内である場合、取引状況期間別処理手段15は、所定日数内にある貸付情報および預金情報の両方またはいずれか一方の表示を、例えば表示枠に配色を付す等他のものの表示と異なる表示としてもよい。このようにすることで、ユーザへの視認性が増す。
同様に、融資の借入日から所定期間に投資信託への投資があったり、保険の更新があったりした場合も、優越的地位の濫用行為があるのではないかとの推測をユーザはたてることができる。
図16にて示した表示画面イメージ以外として、図17に、貸付と為替の状況とを時系列で示した例を示す。図17は、所定の顧客の取引状況として、日付を軸としたグラフ上に、貸付名目ごとの借入日および借入金額、返済完了日を時系列に表示するとともに、大口振替のあった日付を同一時系列に表示する。このように表示することで、融資と為替との相関がある場合は、ユーザはそれを容易に発見することができる。
図18は、上述の図16の財形貯蓄および投資信託に関する表示の形式を変えたものである。図18は、財形貯蓄のあった日付を金額でまとめた表示形式となっている。このように一定金額でまとめた表示とすることで、さらに貸付との関連の判断の指標とすることができる。
次に、取引状況利率別処理(ステップS15)の詳細について、図19のフローチャートを参照しつつ説明する。
入力手段20によって、調査対象である貸付名目が入力された場合(ステップS60)、取引状況利率別処理手段13は、各種貸付DB50内部の調査対象の貸付名目のテーブルから顧客名を抽出し、さらに、当該顧客名に対応した貸付金額、および利率を抽出する(ステップS61)。
取引状況利率別処理手段13は、利率を軸としたグラフ上に顧客名、貸付金額を付し、出力手段30を介してユーザに表示する(ステップS62)。
図20に、取引状況利率別処理手段13による貸付名目が地域雇用促進資金貸付である場合の融資状況の表示画面イメージを示す。また、取引状況利率別処理手段13は、融資状況利率別処理手段12と同様、予め定義された妥当な利率とそうでない利率の表示分けすることができ(例えば図20において、利率2.50%から2.85%までを妥当な利率として、利率の値を表示する欄に配色し、それ以外は配色なしで表示する等)、ユーザにとっては利率の状況把握がより容易になる。また、取引状況利率別処理手段13は、妥当な利率でない融資先(顧客名)の表示欄に対し配色することもできる。
取引状況利率別処理手段13による表示によって、高金利(または低金利)による融資がなされている顧客を特定することができる。また、顧客名を同時に表示することで、ユーザは顧客間での顕著な金利の差を発見することができる。
次に、各社融資状況処理(ステップS16)について、図21のフローチャートを参照しつつ説明する。
入力手段20によって、調査対象である顧客の顧客名が入力された場合(ステップS70)、各社融資状況処理手段16は、各種貸付DB50の当該顧客名が登録されている貸付名目を抽出し、さらに、当該顧客名に対応した貸付金額、借入日を抽出する。また、預金DB40から、顧客名に対する預金種別、預金金額、取引日を抽出する(ステップS71)。
各社融資状況処理手段16は、抽出した各種データを、入力された顧客名の融資と預金との対応状況として出力手段30を介して時系列的に表示する(ステップS72)。図22に、各社融資状況処理手段16による所定の顧客に対する顧客名の融資(貸付)と預金との対応状況の表示画面イメージを示す。
各社融資状況処理手段16は、所定の顧客の融資状況として、日付を軸としたグラフ上に、融資名目(貸付名目)およびその貸付金額、および預金種別とその預金金額を時系列に一覧表示する。
このように表示することで、ユーザは、例えば大口の融資(例えば図22では新事業融資(5000万円))の後に預金の増加(定期預金(2000万円))があった等、融資と預金との時系列的な関連を発見することができる。
また、各社融資状況処理手段16の処理によって、定期的にある融資理由を元にした融資があるかどうか一目で判定できる。これに、預金情報を追加することで優越的地位を用いている可能性が高いことを一目で推測することができる。
また、図22の例では、設備購入のために融資を受け、その後定期的にボーナスのための融資を受けている。これは設備購入の融資の条件としてボーナスの融資を強制している可能性が伺える。また、新事業の融資を受けた後に定期預金をしているのは優越的地位の濫用の可能性が非常に高いと推測できる。
本実施の形態によって、以下の効果を奏することができる。
貸付状況表示システム100によって、対象取引先の融資に関する金利情報を系列的に参照し、これまでの取引先との関係(優越的地位の状況)を簡単に把握することができる。
また貸付状況表示システム100によって、融資残高自体の推移状況を時系列に参照することで、取引先との詳細な関係を漏れなく確認できる。
また、貸付状況表示システム100によって、融資等に関連する金利の推移状況を時系列に参照することで、取引先との金利設定に関する詳細な関係を漏れなく確認できる。
貸付状況表示システム100によって、過去からの変化(系列)や推移の比較表示(並列表示)により着目すべき点を的確に判断できる。
取引先グループの融資に関する金利情報を系列的に参照することで、他の状況との対比も踏まえて、これまでの取引先との関係(優越的地位の状況)を簡単に確認できる。よって、取引先グループの融資残高状況や推移状況の関係を確認でき、また、取引先グループに関連する金利の設定推移状況を時系列に確認できる。
各種の系列表示としては、対象期間側を基本にして、その期間を等間隔で表示させることで、全体の流れを的確に把握できる。イベント(取引)系列側を基本にして、イベントの日付を系列表示の対象とすることで、優越的地位の状況に陥りやすいイベントの前後関係を的確に把握できる。このように確認したい内容に応じて表示方法を切り替えられることは、把握漏れや効率を向上させることができる。
各提供情報に対して、予め設定した規則に基づいて、着目すべき点(アラームポイントなど)が示され(色の区別や、ポップアップ、別ウインドウなどでの指摘)、優越的地位の濫用行為のチェックが確実になる。
本実施の形態は、預金DB40および各種貸付DB50内の貸付名目それぞれのデータが外部の担当部署に配置されている等、各種情報が分散されている貸付状況表示システム100として説明したが、貸付状況表示システム100を一つのサーバとした貸付状況表示装置としてもよい。
更に、貸付状況表示システム(貸付状況表示装置)を構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、クラスタリング制御プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、貸付状況表示システム(貸付状況表示装置)を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) コンピュータを、顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、顧客の預金情報を記録している預金データベースとにアクセス可能な貸付状況表示装置として機能させる貸付状況表示プログラムであって、
前記コンピュータを、
顧客に関する情報の入力を受ける入力手段と、
前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記複数の貸付データベースから少なくとも貸付日付を含む貸付情報を抽出する貸付情報抽出手段と、
前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記預金データベースから少なくとも預金日付を含む預金情報を抽出する預金情報抽出手段と、
前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報と、前記預金情報抽出手段により抽出された預金情報とを日付を軸とした同一グラフ上に表示する表示手段と、
して機能させることを特徴とする貸付状況表示プログラム。
(付記2) 付記1に記載の貸付状況表示プログラムにおいて、
前記表示手段に、さらに、前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報の貸付日付と、前記預金情報抽出手段により抽出された預金情報の預金日付との間の日数が所定の日数内である場合、該所定の日数内である前記貸付情報および前記預金情報の両方またはいずれか一方の表示を他の貸付情報および預金情報の表示と変える機能を備えさせることを特徴とする貸付状況表示プログラム。
(付記3) コンピュータを、顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースにアクセス可能な貸付状況表示装置として機能させる貸付状況表示プログラムであって、
前記コンピュータを、
表示種別の入力を受ける入力手段と、
前記入力手段にて入力された表示種別に対応する貸付情報を前記複数の貸付データベースから抽出する貸付情報抽出手段と、
前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報を前記入力手段に入力された表示種別に基づいた軸を有するグラフを表示する表示手段と、
して機能させることを特徴とする貸付状況表示プログラム。
(付記4) 顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、
顧客の預金情報を記録している預金データベースと、
顧客に関する情報の入力を受ける入力手段と、
前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記複数の貸付データベースから少なくとも貸付日付を含む貸付情報を抽出する貸付情報抽出手段と、
前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記預金データベースから少なくとも預金日付を含む預金情報を抽出する預金情報抽出手段と、
前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報と、前記預金情報抽出手段により抽出された預金情報とを日付を軸とした同一グラフ上に表示する表示手段と、
を有することを特徴とする貸付状況表示装置。
(付記5) 付記4に記載の貸付状況表示装置において、
前記表示手段は、さらに、前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報の貸付日付と、前記預金情報抽出手段により抽出された預金情報の預金日付との間の日数が所定の日数内である場合、該所定の日数内である前記貸付情報および前記預金情報の両方またはいずれか一方の表示を他の貸付情報および預金情報の表示と変えることを特徴とする貸付状況表示装置。
(付記6) 顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、
表示種別の入力を受ける入力手段と、
前記入力手段にて入力された表示種別に対応する貸付情報を前記複数の貸付データベースから抽出する貸付情報抽出手段と、
前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報を前記入力手段に入力された表示種別に基づいた軸を有するグラフを表示する表示手段と、
を有することを特徴とする貸付状況表示装置。
(付記7) 顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、顧客の預金情報を記録している預金データベースとにアクセス可能なコンピュータが、
顧客に関する情報の入力を受ける入力ステップと、
前記入力ステップにて受け付けた顧客に関する情報に基づき、前記複数の貸付データベースから少なくとも貸付日付を含む貸付情報を抽出する貸付情報抽出ステップと、
前記入力ステップにて受け付けた顧客に関する情報に基づき、前記預金データベースから少なくとも預金日付を含む預金情報を抽出する預金情報抽出ステップと、
前記貸付情報抽出ステップにより抽出された貸付情報と、前記預金情報抽出ステップにより抽出された預金情報とを日付を軸とした同一グラフ上に表示する表示ステップと、
を実行することを特徴とする貸付状況表示方法。
(付記8) 付記7に記載の貸付状況表示方法において、
前記表示ステップは、さらに、前記貸付情報抽出ステップにより抽出された貸付情報の貸付日付と、前記預金情報抽出ステップにより抽出された預金情報の預金日付との間の日数が所定の日数内である場合、該所定の日数内である前記貸付情報および前記預金情報の両方またはいずれか一方の表示を他の貸付情報および預金情報の表示と変えることを特徴とする貸付状況表示方法。
(付記9) 顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースにアクセス可能なコンピュータが、
表示種別の入力を受ける入力ステップと、
前記入力ステップにて受け付けた表示種別に対応する貸付情報を前記複数の貸付データベースから抽出する貸付情報抽出ステップと、
前記貸付情報抽出ステップにより抽出された貸付情報を前記入力ステップにて受け付けた表示種別に基づいた軸を有するグラフを表示する表示ステップと、
を実行することを特徴とする貸付状況表示方法。
(付記10)
請求項1に記載の貸付状況表示プログラムにおいて、
前記貸付情報抽出手段に、さらに、前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、該顧客に貸し付けた貸付名目と貸付の利率とを抽出する機能を備えさせ、
前記表示手段に、さらに、前記利率を軸としたグラフ上に、前記貸付名目を表示する機能を備えさせることを特徴とする貸付状況表示プログラム。
(付記11)
請求項10に記載の貸付状況表示プログラムにおいて、
前記表示手段に、さらに、前記貸付情報抽出手段により抽出された利率が所定の範囲のものと、該所定の範囲外のものとで表示を変える機能を備えさせることを特徴とする貸付状況表示プログラム。
(付記12)
請求項4に記載の貸付状況表示装置において、
前記貸付情報抽出手段は、さらに、前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、該顧客に貸し付けた貸付名目と貸付の利率とを抽出し、
前記表示手段は、さらに、前記利率を軸としたグラフ上に、前記貸付名目を表示することを特徴とする貸付状況表示装置。
(付記13)
請求項12に記載の貸付状況表示装置において、
前記表示手段は、さらに、前記貸付情報抽出手段により抽出された利率が所定の範囲のものと、該所定の範囲外のものとで表示を変えることを特徴とする貸付状況表示プログラム。
(付記14)
請求項7に記載の貸付状況表示方法において、
前記貸付情報抽出ステップは、さらに、前記入力ステップにて受け付けた顧客に関する情報に基づき、該顧客に貸し付けた貸付名目と貸付の利率とを抽出し、
前記表示ステップは、さらに、前記利率を軸としたグラフ上に、前記貸付名目を表示することを特徴とする貸付状況表示方法。
(付記15)
請求項14に記載の貸付状況表示方法において、
前記表示ステップは、さらに、前記貸付情報抽出ステップにより抽出された利率が所定の範囲のものと、該所定の範囲外のものとで表示を変えることを特徴とする貸付状況表示方法。
本実施の形態における貸付状況表示システムの一例を示す図である。 本実施の形態における地域雇用促進貸付のテーブルの一例を示す図である。 本実施の形態における新事業育成資金貸付のテーブルの一例を示す図である。 本実施の形態における預金に関する情報のテーブルの一例を示す図である。 本実施の形態におけるグラフ種別の選択処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるグラフを選択させる選択画面イメージの一例を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるグラフ種別の表示処理の概要の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における融資状況日付別処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における融資状況日付別処理手段による融資状況の表示画面イメージの一例を示す図である。 本実施の形態における融資状況利率別処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における利率を軸とした表示画面イメージの一例を示す図である。 本実施の形態における横軸成分を時系列とし、縦軸成分に利率とした画面表示イメージの一例を示す図である。 本実施の形態における返済状況表示処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における返済状況表示処理手段による返済状況の表示画面イメージの一例を示す図である。 本実施の形態における取引状況期間別処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における取引状況期間別処理手段による取引状況の表示画面イメージの一例を示す図である。 本実施の形態における融資と為替の状況とを同一時系列のグラフ上に表示した画面イメージの一例を示す図である。 本実施の形態における融資と財形貯蓄のあった日付を同一時系列のグラフ上に表示した画面イメージの一例を示す図である。 本実施の形態における取引状況利率別処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における取引状況利率別処理手段による融資状況を表示した画面イメージの一例を示す図である。 本実施の形態における各社融資状況処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態における各社融資状況処理手段による融資と預金との対応状況の表示画面イメージの一例を示す図である。
符号の説明
1 表示処理制御部、11 制御部、12 融資状況利率別処理手段、13 取引状況利率別処理手段、14 融資状況日付別処理手段、15 取引状況期間別処理手段、16 各社融資状況処理手段、17 返済状況表示処理手段、20 入力手段、30 出力手段、40 預金DB、50 各種貸付DB、100 貸付状況表示システム。

Claims (3)

  1. コンピュータを、顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、顧客の預金情報を記録している預金データベースとにアクセス可能な貸付状況表示装置として機能させる貸付状況表示プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    顧客に関する情報の入力を受ける入力手段と、
    前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記複数の貸付データベースから少なくとも貸付日付を含む貸付情報を抽出する貸付情報抽出手段と、
    前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記預金データベースから少なくとも預金日付を含む預金情報を抽出する預金情報抽出手段と、
    前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報と、前記預金情報抽出手段により抽出された預金情報とを日付を軸とした同一グラフ上に表示する表示手段と、
    して機能させ
    前記表示手段に、さらに、前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報の貸付日付と、前記預金情報抽出手段により抽出された預金情報の預金日付との間の日数が所定の日数内である場合、該所定の日数内である前記貸付情報および前記預金情報の両方またはいずれか一方の表示を他の貸付情報および預金情報の表示と変える機能を備えさせることを特徴とする貸付状況表示プログラム。
  2. 顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、
    顧客の預金情報を記録している預金データベースと、
    顧客に関する情報の入力を受ける入力手段と、
    前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記複数の貸付データベースから少なくとも貸付日付を含む貸付情報を抽出する貸付情報抽出手段と、
    前記入力手段にて入力された顧客に関する情報に基づき、前記預金データベースから少なくとも預金日付を含む預金情報を抽出する預金情報抽出手段と、
    前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報と、前記預金情報抽出手段により抽出された預金情報とを日付を軸とした同一グラフ上に表示する表示手段と、
    を有し、
    前記表示手段は、さらに、前記貸付情報抽出手段により抽出された貸付情報の貸付日付と、前記預金情報抽出手段により抽出された預金情報の預金日付との間の日数が所定の日数内である場合、該所定の日数内である前記貸付情報および前記預金情報の両方またはいずれか一方の表示を他の貸付情報および預金情報の表示と変えることを特徴とする貸付状況表示装置。
  3. 顧客ごとの貸付情報を記録している複数の貸付データベースと、顧客の預金情報を記録している預金データベースとにアクセス可能なコンピュータが、
    顧客に関する情報の入力を受ける入力ステップと、
    前記入力ステップにて受け付けた顧客に関する情報に基づき、前記複数の貸付データベースから少なくとも貸付日付を含む貸付情報を抽出する貸付情報抽出ステップと、
    前記入力ステップにて受け付けた顧客に関する情報に基づき、前記預金データベースから少なくとも預金日付を含む預金情報を抽出する預金情報抽出ステップと、
    前記貸付情報抽出ステップにより抽出された貸付情報と、前記預金情報抽出ステップにより抽出された預金情報とを日付を軸とした同一グラフ上に表示する表示ステップと、
    を実行し、
    前記表示ステップは、さらに、前記貸付情報抽出ステップにより抽出された貸付情報の貸付日付と、前記預金情報抽出ステップにより抽出された預金情報の預金日付との間の日数が所定の日数内である場合、該所定の日数内である前記貸付情報および前記預金情報の両方またはいずれか一方の表示を他の貸付情報および預金情報の表示と変えることを特徴とする貸付状況表示方法。
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