JP2019174079A - レンジフード - Google Patents

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【課題】下流側に排出される排気中の油分の含有率を減少させることが可能で、下流に排気延長ダクトが接続されている場合にも該排気延長ダクトへの油分の付着を抑制することが可能なレンジフードを提供する。【解決手段】底部に排気用吸い込み口7を備えたケーシングと、ケーシング内に配設された排気用ファンと、排気用吸い込み口の下方に配設された整流板8と、整流板と排気用吸い込み口とを囲繞するフード部とを備え、排気用ファンにより排気を行う使用状態において、整流板は、排気用吸い込み口とその周囲の領域を含む所定領域に対向する位置である使用状態用位置に位置するとともに、整流板とフード部との間に排気用吸い込み口に連通する狭幅の流路が形成されるように構成されたレンジフードであって、フード部の下面の排気用吸い込み口の外側領域で、かつ、前記整流板の上面と対向する領域に、下方に突出する畝状の凸部が設けられた構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、レンジフードに関し、詳しくは、排気に含まれる油分を補集する機能を備えたレンジフードに関する。
例えばガスコンロやガスグリルなどの調理機器を用いて調理を行う際に、調理排気を外部に排出するために用いられるレンジフードの中には、排気に含まれる油分を低減するための構成を備えたレンジフードがある。
そして、そのようなレンジフードとして、特許文献1に記載されているように、排気に含まれる油分を捕集回収するために、例えば、ファンロータの上手にグリスフィルターを配備して、ファンロータに吸い込まれる排気中の油分を吸着捕集するようにしたレンジフードが知られている。
この特許文献1のレンジフードによれば、グリスフィルターによってファンロータに吸い込まれる排気中の油分が吸着捕集されるため、排気に含まれる油分を減少させることができて有意義である。
また、特許文献2には、ファンケーシングに付着させ捕集した油を流下案内して所定のオイルポケットに導くようにしたレンジフードが開示されている。
この特許文献2のレンジフードには、オイルポケットを取り外して回収した油を廃棄することが可能で、しかも、オイルポケット自体を比較的簡単に清掃することができるという利点がある。
特開昭60−14029号公報 特開2000−329387号公報
上述の特許文献1および特許文献2のレンジフードにおいては、グリスフィルターや、ファンケーシングに付着させることによる油分の捕集率が100%である場合には、レンジフードに吸い込まれた空気中の油分が完全に取り除かれた状態で、レンジフードよりも下流側に排気を排出することができる。
しかしながら、グリスフィルターや、ファンケーシングに付着させることによる油分の捕集率を100%にすることは困難であるのが実情である。
したがって、グリスフィルターや、ファンケーシングに付着させることにより捕集できなかった油分が、レンジフードより下流側に排出されることになる。
一般的に、レンジフードと、屋外に面した外壁に設けられる排気用排出口との間には、排気延長ダクトが設けられることが多い。
したがって、レンジフードからの排気(すなわち、レンジフードの下流側に排出された排気)に含まれる油分の少なくとも一部が排気延長ダクトに付着することになる。
そして、レンジフードから排出された排気に含まれる油分が排気延長ダクトに付着した場合、排気延長ダクトが通常は、壁際や天井裏などに設置されることが多いことから、排気延長ダクトに付着した油分を取り除くための清掃作業には困難を伴うことが多い。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、レンジフードを構成する排気用ファンの下流側に排出される排気中の油分の含有率を減少させることが可能で、かつ、レンジフードの下流に排気延長ダクトが接続されている場合にも該排気延長ダクトへの油分の付着を抑制することが可能なレンジフードを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のレンジフードは、
底部に排気用吸い込み口が形成されたケーシングと、
ケーシング内に配設された排気用ファンと、
前記排気用吸い込み口の下方に配設された整流板と、
前記整流板と前記排気用吸い込み口とを囲繞するフード部と
を備え、
前記排気用ファンにより排気を行う使用状態において、前記整流板は、前記排気用吸い込み口とその周囲の領域を含む所定領域に対向する位置である使用状態用位置に位置するとともに、
前記整流板と前記フード部との間に前記排気用吸い込み口に連通する狭幅の流路が形成されるように構成されたレンジフードであって、
前記フード部の下面の、前記排気用吸い込み口の外側領域であって前記整流板の上面と対向する領域に、下方に突出する畝状の凸部が設けられていること
を特徴としている。
本発明のレンジフードにおいては、前記凸部として、底面視における前記整流板の存在領域を囲繞する第1凸部が設けられていることが好ましい。
また、前記凸部として、前記排気用吸い込み口の周縁を囲繞する第2凸部が設けられていることが好ましい。
本発明のレンジフードは、上述のように、フード部の下面の、排気用吸い込み口の外側領域で、かつ、整流板の上面と対向する領域に、下方に突出する畝状の凸部を設けるようにしているので、排気ファンの上流側における排気中に含まれる油分を減らして、レンジフードの下流側に排気延長ダクトが設けられている場合にも、レンジフードから排気された排気中の油分が排気延長ダクトに付着することを抑制することが可能なレンジフードを提供することができる。
すなわち、整流板の上面と、下方に突出した畝状の凸部の間を排気が通過する際、すなわち、整流板の上面と下方に突出した畝状の凸部の間を排気が通過する際に排気が圧縮され整流板の上面と下方に突出した畝状の凸部の間を通過し、圧縮されていた排気が膨張する際に油分が液滴となって整流板やフード部の下面に補集されるため、排気ファンに流入する排気および排気ファンから排出される排気に含まれる油分を減らすことが可能になり、レンジフードの下流側に排気延長ダクトが設けられている場合にも、レンジフードから排気された排気中の油分が排気延長ダクトに付着することを抑制することが可能になる。
また、凸部として、底面視における整流板の存在領域を囲繞する第1凸部を設けるようにした場合、排気用ファンに吸い込まれる排気、および、排気用ファンから排出される排気に含まれる油分をより効果的に減少させることが可能になる。
また、凸部として、排気用吸い込み口の周縁を囲繞する第2凸部を設けるようにして場合、排気用ファンに吸い込まれる排気、および、排気用ファンから排出される排気に含まれる油分をより効果的に減少させることが可能になり、有意義である。
本発明の一実施形態にかかるレンジフードを示す図であり、整流板の他辺をフード部に係止させたレンジフードの使用可能状態における側面断面図である。 本発明の一実施形態にかかるレンジフードを示す図であり、整流板の他辺をフード部に係止させたレンジフードの使用可能状態における正面断面図である。 本発明の一実施形態にかかるレンジフードの、整流板の図示を省略した、隔壁の底面図である。 図3に示した隔壁の底面図であって、第1凸部、および、第2凸部、および、第1凸部で囲繞された領域を示す底面図である。 図4におけるV−V線断面図である。 本発明の別実施形態にかかるレンジフードの、整流板の図示を省略した、隔壁の下面図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかるレンジフード1の側面断面図であり、図2は正面断面図である。
<レンジフードの基本構成>
本実施形態にかかるレンジフード1は、台所などに設置されるコンロ(例えばガスコンロ)(図示せず)の上方などに配設されるレンジフードである。
本発明のレンジフード1は、図1、図2に示すように、吸い込み部を有する排気用ファン4と、排気用ファン4を収容するケーシング2と、整流板8を揺動可能に取り付けたフード部3とを備えている。排気用ファン4としては、例えば遠心ファンが用いられる。
排気用ファン4の上部には、排気用ファン4を駆動するファンモータ5が取り付けられている。
ケーシング2の底壁側には、下方に開口した排気用吸い込み口7が形成されており、排気用ファン4の吸い込み部が排気用吸い込み口7と連通している。排気用ファン4の吹き出し部に接続された排気ダクト30は、ケーシング2の外部へ延びている。
フード部3は、下面が開口された平面視矩形状に形成されている。
フード部3の下面は隔壁13により構成され、フード部3の上面は天板21により構成されている。
天板21はケーシング2の底壁の排気用吸い込み口7を塞がないように配置されている。天板21と隔壁13との間の領域は、制御部(図示せず)、スイッチ部6、近接センサ(図示せず)などの配線を行うための配線用通路23として利用することができるように構成されている。
隔壁13の下方には、平面視矩形状の整流板8が配設されている。この整流板8の外周端部とフード部3の外周側壁との間に環状で幅の狭い流路(狭幅流路)9が形成されている。
ここで、環状の流路9が幅の狭い流路(狭幅流路)とされていることから、整流板8に当たった汚染空気がこの環状の流路(狭幅流路)9内ヘと高速で流入し、これにより、ケーシング2の側方への汚染空気の溢流が抑制されて、ケーシング2の底壁の排気用吸い込み口7を経由する汚染空気の捕獲率が向上する。
また、隔壁13の下面と整流板8の上面との間の領域(空間)は、排気が通流するフード内通路22として機能するように構成されている。
そして、上述の狭幅流路9と、ケーシング2の底壁の排気用吸い込み口7とが、このフード内通路22を介して連通するように構成されている。
なお、隔壁13の下面と整流板8の上面との間に形成されるフード内通路22は、高さ方向の寸法が小さく、厚みの薄い(幅の狭い)空間として形成されている。
また、上記フード部3の前面(図1における左側)には、上記スイッチ部6が配設されている。
スイッチ部6は、停止スイッチ、強スイッチ、中スイッチ、弱スイッチ、照明スイッチ、チャイルドロックスイッチを備えている。このスイッチ部6は、押し操作している間だけ接点を閉じられるモーメンタリスイッチ(例えば、タクトスイッチ)が用いられている。また、各スイッチの操作面は図示しないメンブレンシートにより覆われている。
スイッチ部6からの指令信号は、制御部(図示せず)に入力される。制御部は、スイッチ部6からの信号に応じて排気用ファン4の起動および起動後の回転速度および停止を制御する。
本実施形態では、チャイルドロックスイッチを所定時間(例えば、3秒)以上継続して押し操作すると、排気用ファン4の運転中には排気用ファン4の運転を停止し、また、排気用ファン4の運転停止中に強スイッチ、中スイッチ、あるいは弱スイッチが押し操作されても排気用ファン4の回転を開始しない状態である、チャイルドロックモードに移行する。これにより老齢者などの誤操作を未然に防止することができる。
また、チャイルドロックモードにおいて、チャイルドロックスイッチを所定時間(例えば、3秒)以上継続して押し操作すると、チャイルドロックモードが解除されて、通常モード用制御に切り換わり、強スイッチ、中スイッチ、あるいは、弱スイッチが押し操作されることにより、排気用ファン4の回転が可能な状態となる。
また、強スイッチ、中スイッチ、あるいは、弱スイッチが押し操作されて、排気用ファン4が強回転、中回転、あるいは、弱回転して、レンジフード1が稼働しているときには、台所などに設置されたコンロ(例えばガスコンロ)で発生した上昇汚染空気流が、コンロ上方の吸い込み口(狭幅流路9)からレンジフード1内に吸引され、排気用ファン4、排気ダクト30を経て屋外へ排出される。
また、フード部3内の後端側には、照明用のランプ50を設置するための照明器具設置部51が収納されている。スイッチ部6の照明スイッチを押し操作することによりランプ50に通電され、また、ランプ50に通電された状態で、再度、照明スイッチを押し操作することによりランプ50への通電が遮断される。
本実施形態において、上記ランプ50は、整流板8の一辺8a側に開設された透光孔32に臨ませて配置されている。透光孔32の周囲は、整流板8の一部を上方に膨出させた膨出部31により囲まれている。
膨出部31は、ランプ50に向かって上り勾配となるように傾斜して形成されており、ランプ50の光は膨出部31の下側に開口している透光孔32を通ってレンジフード1の下方に向けて照射されるように構成されている。
なお、本実施形態においては、膨出部31が、整流板8の一辺8aと平行な左右方向に長く形成されており、これに伴って透光孔32も左右方向に長く開口し、レンジフード1の下方への照明効果が高くなるように構成されている。
さらに前記膨出部31は、フード部3内の隔壁13と整流板8の間のフード内通路22内に流れ込む空気の流れ(空気流)のバランスを良好に保つ働きもする。つまり、汚染空気は図1の矢印aで示すように、環状の狭幅流路9からフード内通路22内に吸い込まれ、さらに矢印a1,a2で示すように、ケーシング2の底壁の排気用吸い込み口7から排気用ファン4に吸い込まれる。
このとき、整流板8において、透光孔32を形成するために、単に整流板8の一辺8aの一部を切り欠いただけでは、狭幅流路9における透光孔32の形成箇所付近の汚染空気通過用流路幅が、狭幅流路9における他の部分より広くなり、それに起因して汚染空気の流速が低下し、汚染空気の捕捉率が低下してしまうことになる。
そのため、本実施形態では、膨出部31によってフード内通路22における整流板8とフード部3の下面との間隔を狭くなるように構成して、汚染空気の流速の低下を防いで、汚染空気の捕捉率の低下を防止するようにしている。
整流板8の一辺8aは、フード部3の後端側(図1における右側)に揺動可能に軸支されており、該一辺8aと対向する他辺8bは、フード部3の前端側に係止すること、および、係止した状態を解除することができるように構成されている。
すなわち、特に図示しないが、フード部3の他辺8bがフード部3の前端側に係止されていない状態(非係止状態)になると、整流板8はその一辺8a側を支軸として、他辺8bが下方に回動した状態となり、この状態が整流板8の非使用状態となる。
これに対し、整流板8の他辺8bがフード部3の前端側に係止した、図1、図2に示す状態が、整流板8の使用状態となる。
なお、整流板8の係止構成に関しては、これ以上の詳細な説明は省略する。
<特徴的構成>
次に、本実施形態にかかるレンジフード1が備える特徴的構成について説明する。
このレンジフード1においては、フード部3の下面(すなわち隔壁13の下面)の、排気用吸い込み口7の外側に位置する領域10であって、整流板8の上面と対向する領域13aに、下方に突出する畝状の凸部11が設けられている(図3、図4、図5参照)。
そして、本実施形態にかかるレンジフード1では、畝状の凸部11として、環状の第1凸部11aと、第1凸部11aによって取り囲まれた領域に配設された環状の第2凸部11bを備えている。
すなわち、フード部3内の隔壁13と整流板8との間に形成されたフード内通路22は、隔壁13の下面から第1凸部11aと、第2凸部11bが下方に突出した構造を有している。
第1凸部11aは、底面視における整流板8の存在領域を囲繞するように、隔壁13の下面の周縁部近傍を周回する態様で配設されている。
また、第2凸部11bは、隔壁13の下面の、第1凸部11aに取り囲まれた領域内に、排気用吸い込み口7を囲繞する態様で配設されている。
なお、図3は、レンジフード1の、整流板8の図示を省略した、隔壁13の底面図を示す図であり、図4は、図3の隔壁13における第1凸部41、第2凸部42、および、第1凸部41で囲繞される領域のみを示す底面図であり、図5は、図4におけるV−V断面図である。
本実施形態にかかるレンジフード1は、上述のように、フード部3の下面(隔壁13の下面)に、畝状の凸部11(詳しくは、第1凸部11a、および、第2凸部11b)を備えているので、排気が隔壁13と整流板8との間に形成されたフード内通路22を通流するにあたって、畝状の凸部11(第1凸部11a、第2凸部11b)と整流板8との間を通流する際に、排気の圧力に変動が生じて、気体の状態で排気中に含まれている油分の結露(液化)が促進される。そして、結露(液化)した油分は、隔壁13の下面側に配設された畝状の凸部11(第1凸部11a、第2凸部11b)の周辺に付着し、排気から除去されることになる。
その結果、排気が排気用ファン4に吸い込まれる前の段階、すなわち、排気用ファンの上流側で油分が除去され、排気用ファン4に吸い込まれる排気中の油分の含有率を低下させることが可能になり、排気ダクト30に排気延長ダクト(図示せず)を接続した場合にも、油分が排気延長ダクトに付着することを抑制することが可能になる。
また、本実施形態にかかるレンジフード1においては、畝状の凸部11として、第1凸部11aと、第2凸部11bを備えており、排気が第1凸部11aと整流板8の間を通過する段階と、第2凸部11bと整流板8の間を通過する段階の、2つの段階で油分が除去されることになるため、効率よく排気中の油分を除去することが可能になる。
特に、本実施形態では、第2凸部11bが、第1凸部11aに取り囲まれた領域内に、排気用吸い込み口7を囲繞する態様で配設されており、
(a)第1凸部11aと整流板8の間を通過した後の、排気用ファン4に吸い込まれる排気の全量が、第2凸部11bと整流板8の間を通過するとともに、
(b)第2凸部11bの周方向の長さ(周回距離)が、第1凸部11aの周回距離よりも小さく、第1凸部11aと整流板8の間を通過する際の排気の流速よりも、第2凸部11bと整流板8の間を通過する際の排気の流速の方が大きくなるため、排気中の油分の結露(液化)を促進する作用が大きくなるので、
油分の分離効率を向上させることが可能になり、本発明をさらに実効あらしめることができる。
なお、上記実施形態では、畝状の凸部11として、第1凸部11a、第2凸部11bの2つの凸部を設けた場合を例に挙げて説明したが、凸部の数は、単数としてもよく、また、3つ以上としてもよい。
すなわち、第1凸部11aのみを設けた構成としてもよく、また、第1凸部11aは設けず、第2凸部11bのみを設けた構成とすることも可能であり、さらに第3凸部(図示せず)を設けるように構成することも可能である。
また、上記実施形態では、第1凸部11aを、底面視における整流板8の存在領域を囲繞する環状の構造とし、第2凸部11bを、排気用吸い込み口7を囲繞する環状の構造としているが、畝状の凸部11(第1凸部11a、第2凸部11b)は、環状でない構造、例えば閉環していない馬蹄形の構造としたり、直線状の構造としたりすることも可能である。
また、上記実施形態では、排気用吸い込み口7を囲繞する第2凸部11bを備えた構成としているが、例えば、図6に示すように、第2凸部は備えず、排気用吸い込み口7の周縁を囲繞しない態様の第3凸部11cを備えた構成とすることも可能である。
また、本発明においては、畝状の凸部11をフード部3の下面を構成する隔壁13の下面に設けるようにしているが、畝状の凸部を整流板の上面に設けるようにした場合にも、同様に排気中の油分を低減する効果を得ることができる。
しかしながら、上述の畝状の凸部は、プレス加工などの方法で形成されることが一般的であり、その場合には、整流板の下面に、上面側に形成した凸部に対応する形状の凹部が形成されてしまうことになり、美観上好ましくないことから、通常は、畝状の凸部11をフード部3の下面を構成する隔壁13の下面に設けることが好ましい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 レンジフード
2 ケーシング
3 フード部
4 排気用ファン
5 ファンモータ
6 スイッチ部
7 排気用吸い込み口
8 整流板
8a 整流板の一辺
8b 整流板の他辺
9 管状の流路(狭幅流路)
10 隔壁の下面の排気用吸い込み口の外側に位置する領域
11 畝状の凸部
11a 第1凸部
11b 第2凸部
11c 第3凸部
13 隔壁
13a 隔壁の下面の整流板の上面と対向する領域
21 天板
22 フード内通路
23 配線用通路
30 排気ダクト
31 膨出部
32 透光孔
50 ランプ
51 照明器具設置部
a、a1、a2 汚染空気の流れを示す矢印

Claims (3)

  1. 底部に排気用吸い込み口が形成されたケーシングと、
    ケーシング内に配設された排気用ファンと、
    前記排気用吸い込み口の下方に配設された整流板と、
    前記整流板と前記排気用吸い込み口とを囲繞するフード部と
    を備え、
    前記排気用ファンにより排気を行う使用状態において、前記整流板は、前記排気用吸い込み口とその周囲の領域を含む所定領域に対向する位置である使用状態用位置に位置するとともに、
    前記整流板と前記フード部との間に前記排気用吸い込み口に連通する狭幅の流路が形成されるように構成されたレンジフードであって、
    前記フード部の下面の、前記排気用吸い込み口の外側領域であって前記整流板の上面と対向する領域に、下方に突出する畝状の凸部が設けられていること
    を特徴とするレンジフード。
  2. 前記凸部として、底面視における前記整流板の存在領域を囲繞する第1凸部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  3. 前記凸部として、前記排気用吸い込み口の周縁を囲繞する第2凸部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のレンジフード。
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