JP2019168148A - 熱交換素子とそれを用いた熱交換形換気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】平板の伸縮によって、風路の高さが変化し、熱交換素子を流れる空気の偏りが生じ、熱交換効率が低下するという問題があった。【解決手段】複数の伝熱板が所定の間隙を設けて積層され、複数の伝熱板によって形成された複数の間隙において、給気流と排気流とが交互に直交して隣接するように間隙内を通風させ、伝熱板を介し給気流と排気流との熱交換を行う熱交換素子であって、間隙は、伝熱板から起立するリブによって形成され、間隙内に給気流と排気流の風路を形成しており、リブは、リブ補強材を前記伝熱板が覆うように構成されており、リブ補強材は、温湿度変化による伸縮率が前記伝熱板より小さい材料で構成されている。【選択図】図3
Description
本発明は、寒冷地等で使用され、室内の空気を室外へ排気する排気流と、室外の空気を室内へ給気する給気流との間で熱交換する熱交換素子とそれを用いた熱交換形換気装置に関するものである。
この種の熱交換形換気装置に用いられる熱交換素子は、生産性を向上させるため、例えば次のような構造が知られている。
図9に示すように、熱交換素子101は伝熱性を備えた平板102を多数枚積層することによって構成されている。平板102には、平板102に対して垂直方向に起立し平板102上を縦断する立ち上がり部103が所定間隔で平行に複数備えられている。この立ち上がり部103によって、隣接して積層される一対の平板間に間隙が生じ、空気通路を形成している。熱交換素子101は、複数の間隙が積層されるように形成され、隣接する間隙におけるそれぞれの空気通路の送風方向は、互いに直交するように構成されている。なお、この平板102の立ち上がり部103は、平板102を山形に折り曲げることで構成されている。平板102を折り曲げることで平板102同士が接する部分には、予め帯状に粉末接着剤が印刷されており、山形に折り曲げた後加熱することで、立ち上がり部103の接合が行われている。
このような従来の熱交換素子においては、伝熱性と吸湿性を備えた平板を山形に折り曲げ、立ち上がり部を設けて平板同士の間隔を維持する構成となっていたため、温湿度変化による平板の伸縮に伴い、平板立ち上がり部の高さの変化が生じていた。立ち上げ部の高さが変化すると、風路の断面に部分的な変形が生じることで、熱交換素子を流れる空気に偏りが生じ、熱交換効率が低下するという課題を有していた。
そこで、本発明は、上記の課題を解決するものであり、平板の立ち上がり部が伸縮することにより生じる風路断面の部分的な変形を抑制することで、熱交換素子を流れる空気の偏りを解消し、熱交換効率の高い熱交換素子およびそれを用いた熱交換形換気装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、複数の伝熱板が所定の間隙を設けて積層され、複数の前記伝熱板によって形成された複数の前記間隙において、給気流と排気流とが交互に直交して隣接するように前記間隙内を通風させ、前記伝熱板を介し前記給気流と前記排気流との熱交換を行う熱交換素子であって、前記間隙は、前記伝熱板から起立するリブによって形成され、前記間隙内に前記給気流と前記排気流の風路を形成しており、前記リブは、リブ補強材を前記伝熱板が覆うように構成されており、前記リブ補強材は、温湿度変化による伸縮率が前記伝熱板より小さい材料で構成されていることを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、隣接する伝熱板の間隙に風路を形成するためのリブを、伝熱板でリブ補強材を覆うように構成し、リブ補強材として温湿度変化による伸縮率が伝熱板より小さい材料を用いることにより、温湿度変化によるリブの収縮を抑制することができる。すなわち、リブ補強材によってリブの高さの収縮が低減され、風路断面の部分的な変形を抑制することで、風路を通過する空気を偏りなく均一に送風させることができる。よって、熱交換素子の風路内を均一な風速、風圧で送風させることで熱交換効率を高く維持することができる。
本発明の請求項1記載の熱交換素子は、複数の伝熱板が所定の間隙を設けて積層され、複数の前記伝熱板によって形成された複数の前記間隙において、給気流と排気流とが交互に直交して隣接するように前記間隙内を通風させ、前記伝熱板を介し前記給気流と前記排気流との熱交換を行う熱交換素子であって、前記間隙は、前記伝熱板から起立するリブによって形成され、前記間隙内に前記給気流と前記排気流の風路を形成しており、前記リブは、リブ補強材を前記伝熱板が覆うように構成されており、前記リブ補強材は、温湿度変化による伸縮率が前記伝熱板より小さい材料で構成されている。
これにより、温湿度変化によるリブの収縮を抑制することができる。すなわち、リブ補強材によってリブの高さの収縮が低減され、風路断面の部分的な変形が抑制されることで、風路を通過する空気を偏りなく均一に送風させることができる。よって、熱交換素子の風路内を均一な風速、風圧で送風させることで熱交換効率を高く維持することができる。
また、前記リブは、前記リブ補強材と前記伝熱板との接着によって形成されている構成にしてもよい。
これにより、伝熱板より温湿度変化に対する伸縮率の小さい補強材に、伝熱板を固定することができる。すなわち、リブ補強材と伝熱板とが接着され固定されることで、伝熱板のうちリブを覆っている部分の高さの伸縮及びしわの発生が低減され、風路の断面の偏りを抑制することで、風路を通過する空気を偏りなく均一に送風させることができる。よって、熱交換素子の風路内を均一な風速、風圧で送風させることで熱交換効率を高く維持することができる。
また、前記リブ補強材と前記伝熱板との接着に用いられる接着剤が、前記リブの起立方向に対して底面となる位置に配置される構成にしてもよい。
これにより、リブ補強材と伝熱板との接着に用いられる接着剤が風路を形成するリブ表面から突出することを抑制することができる。したがって、リブ表面が接着剤の量のムラによって膨らむことを抑制し、リブの断面形状を均一にすることができる。リブの断面形状を均一にすることで、風路断面の部分的な変形が抑制され、風路を通過する空気を偏りなく均一に送風させることができる。よって、熱交換素子の風路内を均一な風速、風圧で送風させることで熱交換効率を高く維持することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換形換気装置の住宅における設置状態を示す模式図である。図1において、家1の屋内に熱交換形換気装置2が設置されている。例として日本の冬季を挙げると、屋内の空気(以下、排気流3という)を、黒色矢印のごとく、熱交換形換気装置2を介して屋外に放出する。また、屋外の空気(以下、給気流4という)は、白色矢印のごとく、熱交換形換気装置2を介して室内にとり入れる。そして、この熱交換形換気装置2を介した屋内外の空気移動により換気を行うとともに、この熱交換形換気装置2を介した換気時に、排気流3の熱を給気流4へと伝達し、室内の熱の放出を抑制している。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる熱交換形換気装置の住宅における設置状態を示す模式図である。図1において、家1の屋内に熱交換形換気装置2が設置されている。例として日本の冬季を挙げると、屋内の空気(以下、排気流3という)を、黒色矢印のごとく、熱交換形換気装置2を介して屋外に放出する。また、屋外の空気(以下、給気流4という)は、白色矢印のごとく、熱交換形換気装置2を介して室内にとり入れる。そして、この熱交換形換気装置2を介した屋内外の空気移動により換気を行うとともに、この熱交換形換気装置2を介した換気時に、排気流3の熱を給気流4へと伝達し、室内の熱の放出を抑制している。
図2は、熱交換形換気装置2の構造を示す模式図である。熱交換形換気装置2は図2に示すように、本体ケース5内に熱交換素子6を配置し、排気ファン7を駆動することで、排気流3を内気口8から吸い込み、熱交換素子6、排気ファン7を経由し、排気口9から屋外へと排出する。また、給気ファン10を駆動することで、給気流4を外気口11から吸い込み、熱交換素子6、給気ファン10を経由し、給気口12から屋内へと供給する構成としている。
図3は、熱交換素子6の構造を示す分解斜視図である。図3に示すように熱交換素子6は、伝熱板13から伝熱板13の厚み方向に対してリブ14を起立させた構成である熱交換素子ピース15を複数枚積層することで形成されている。熱交換素子ピース15は、一段ずつ互い違いにリブ14の長手方向が直交するように向きを変えて積層されている。熱交換素子ピース15が積層されることで形成された間隙は、リブ14が隣接する熱交換素子ピース15の伝熱板13と接触することで形成されている。すなわち、図3に示す熱交換素子6は、一の熱交換素子ピース15と一の熱交換素子ピース15のリブ14に隣接する他の熱交換素子ピース15の伝熱板13とで形成された間隙が風路として機能している。この風路に交互に排気流3および給気流4を流すことで、排気流3と給気流4との間で熱交換を行うことができる。
リブ14は所定の間隔で伝熱板13から起立しており、風路を流れる排気流3または給気流4を整流することによって、伝熱板13の表面に対し均一な風量で通風させることができる。伝熱板13の表面を通風する風量を均一化することにより、隣接する間隙内を通過する排気流3と給気流4との間で伝熱板を介し効率よく熱を伝えることができるため、熱交換効率の高い熱交換素子6を得ることができる。
図4は、リブ14の構造を示す部分拡大図である。図4に示すように、リブ14は四角柱形状であり、温湿度変化に対する伸縮率が伝熱板13より小さいリブ補強材16と伝熱板13から構成される。リブ補強材16は、図示したようにリブ14が形成している風路表面となるリブ側面18とリブ天面17とを伝熱板13で覆われている。リブ底面19およびリブ端面20はリブ補強材16が露出している構成である。リブ補強材16は、リブ14と同様に、風路に沿う方向に延在している。
ここで、例えば、図9の従来の熱交換素子構成によれば、排気流の湿度に比べて給気流の湿度が低く、平板102が低湿条件下で収縮する性質を備えていた場合、給気流に接触する立ち上がり部103の表面の平板102は、排気流に接触する立ち上がり部103の表面の平板102よりも大きく収縮しようとする。したがって、給気流に接触する立ち上がり部103の表面の平板102は、給気流に接触する立ち上がり部103の高さを低くする方向に力を働かせる。リブ補強材が存在しない場合には、この給気流に接触する立ち上がり部103の高さを低くする方向に働く力により、給気流に接触する立ち上がり部103の高さが排気流に接触する立ち上がり部103の高さより低くなる。すなわち給気流の風路と排気流の風路との間に風路断面高さの差異が生じることになるため、不均一な風量バランスで給気流および排気流が流れることで熱交換素子101の熱交換効率が減少してしまう。
一方、図3の本実施例の構成によれば、温湿度変化に対する伸縮率が伝熱板13より小さいリブ補強材16を伝熱板13で覆うことでリブ14を構成しているため、湿度の低下による伝熱板13の収縮をリブ補強材16が抑制することができる。これによりリブ14の高さの収縮が低減され、給気流4の風路および排気流3の風路において風路断面の部分的な変化を抑制することができるため、伝熱板13を流れる給気流4および排気流3の風量バランスを維持でき、熱交換効率の高く維持される熱交換素子6を得ることができる。
図5は、リブ14の構造例を示す部分拡大図である。図5に示す通り、伝熱板13とリブ補強材16との接面を接着剤21で接着した構成としても良い。温湿度変化によって伝熱板13が伸長した場合にはリブ14表面で伝熱板13がしわを生ずることとなるが、伝熱板13がリブ補強材16に接着されていると、その接着力によって伝熱板13のしわ生成が抑制され、しわ由来の微小なリブ高さ変化、ばらつきを防ぐことができる。リブ14表面における伝熱板13のしわ生成を抑制することによって、しわ高さの変化に由来するリブ14の高さの伸縮が抑えられると、給気流4の風路と排気流3の風路との間の風路断面の差異が小さくなる。給気流4の風路と排気流3の風路との間の風路断面の差異を小さく抑えることによって、伝熱板13を流れる給気流4および排気流3の風量バランスを維持できるため、熱交換効率の高く維持される熱交換素子6を得ることができる。
図6は、リブ14の構造例を示す部分拡大図である。図6に示す通り、伝熱板13とリブ補強材16との接着に用いられる接着剤21Cをリブ底面19および伝熱板底面22の境界部に配置した構成にしても良い。この構成により、リブ補強材16と伝熱板13との接着に用いられる接着剤21Cの量のムラによってリブ14の表面が膨らむことを抑制し、リブ14の断面形状を均一にすることができる。リブ14の断面形状を均一に形成すると、風路断面の部分的な変形が抑制され、風路を通過する空気を偏りなく均一に送風させることができる。これにより、伝熱板13を流れる給気流4および排気流3の風量バランスを維持でき、熱交換効率の高く維持される熱交換素子6を得ることができる。
伝熱板13は伝熱性を備えた薄いシートであって、気体が透過しない性質のものを用いることができる。
伝熱板13の材質としては、例えば金属やポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンといった透湿性の無い樹脂シートを用いることができる。また透湿性を備えた材料としては、ポリウレタンやポリエチレンテレフタレートをベースとした透湿樹脂膜やセルロース繊維やセラミック繊維、ガラス繊維をベースとした紙材料等を用いることができる。特にセルロース繊維をベースとした紙材料は曲げやすく、リブ補強材16を覆いやすいためより好適である。
リブ補強材16の材質としては、伝熱板13よりも吸放湿による寸法変化が少なく、一定の強度があれば用いることができ、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂部材やセルロース繊維やセラミック繊維、ガラス繊維をベースとした紙材料、金属を用いることができる。
図7は、本発明の他の実施形態であるリブ14Aを示している。図7で示すリブ14Aは、略三角柱形状であるリブ補強材16Aの2側面を伝熱板13Aで覆うことで構成されている。リブ底面19Aおよびリブ端面20Aはリブ補強材16Aが露出しており、リブ側面18Aおよびリブ天面17Aは、接着剤21Aによって接着されている。このようにリブ天面17Aが伝熱板13Aを凸状に折り曲げた部分で構成されると、リブ天面17Aにおいてリブ補強材16Aに対する伝熱板13Aの移動が起きにくくなり、伝熱板13Aがリブ補強材16Aにより強固に接着される。リブ天面17Aにおいて伝熱板13Aがリブ補強材16Aに強固に接着されると、リブ天面17Aにおける伝熱板13Aの伸縮及びしわ生成がさらに抑制されるため、しわ高さの変化に由来するリブ14A高さの変動が抑えられる。リブ14A高さの変動が小さくなると、給気流4の風路と排気流3の風路との間の風路断面の差異が小さくなるため、伝熱板13Aを流れる給気流4および排気流3の風量バランスを維持でき、熱交換効率の高く維持される熱交換素子6を得ることができる。
図8は、本発明の他の実施形態であるリブ14Bを示している。図8で示すリブ14Bは、リブ補強材16Bを伝熱板13Bで覆うことで構成されており、リブ底面19Bおよびリブ端面20Bはリブ補強材16Bが露出し、リブ側面18Bおよびリブ天面17Bは接着剤21Bによって接着されている。リブ補強材16Bの形状は、略四角柱形状であり、略四角柱形状の側面のうちリブ天面17Bに、長手方向に沿って一様に、凹部が設けられた形状になっている。また、凹部が設けられた面は、リブ天面17Bにおいて伝熱板13Bに接着されている。このようにリブ天面17Bにおいてリブ補強材16Bに凹部が設けられていると、リブ天面17Bの両端部に伝熱板13Bを凸状に折り曲げた部分が生じるため、リブ天面17Bにおいてリブ補強材16Bに対する伝熱板13Bの移動が起きにくくなり、伝熱板13Bがリブ補強材16Bにより強固に接着される。リブ天面17Bにおいて伝熱板13Bがリブ補強材16Bに強固に接着されると、リブ天面17Bにおける伝熱板13Bの伸縮及びしわ生成がさらに抑制されるため、しわ高さの変化に由来するリブ14B高さの変動が抑えられる。リブ14B高さの変動が小さくなると、給気流4の風路と排気流3の風路との間の風路断面の差異が小さくなるため、伝熱板13Bを流れる給気流4および排気流3の風量バランスを維持でき、熱交換効率の高く維持される熱交換素子6を得ることができる。
以上のように本実施形態にかかる熱交換素子は、温湿度変化による形状の歪みを抑制し高い熱交換効率を維持できるものであって、熱交換形換気装置等に用いる熱交換素子として有用である。
1 家
2 熱交換形換気装置
3 排気流
4 給気流
5 本体ケース
6 熱交換素子
7 排気ファン
8 内気口
9 排気口
10 給気ファン
11 外気口
12 給気口
13,13A,13B 伝熱板
14,14A,14B リブ
15 熱交換素子ピース
16,16A,16B リブ補強材
17,17A,17B リブ天面
18,18A,18B リブ側面
19,19A,19B リブ底面
20,20A,20B リブ端面
21,21A,21B,21C 接着剤
22 伝熱板底面
101 熱交換素子
102 平板
103 立ち上がり部
2 熱交換形換気装置
3 排気流
4 給気流
5 本体ケース
6 熱交換素子
7 排気ファン
8 内気口
9 排気口
10 給気ファン
11 外気口
12 給気口
13,13A,13B 伝熱板
14,14A,14B リブ
15 熱交換素子ピース
16,16A,16B リブ補強材
17,17A,17B リブ天面
18,18A,18B リブ側面
19,19A,19B リブ底面
20,20A,20B リブ端面
21,21A,21B,21C 接着剤
22 伝熱板底面
101 熱交換素子
102 平板
103 立ち上がり部
Claims (3)
- 複数の伝熱板が所定の間隙を設けて積層され、複数の前記伝熱板によって形成された複数の前記間隙において、給気流と排気流とが交互に直交して隣接するように前記間隙内を通風させ、前記伝熱板を介し前記給気流と前記排気流との熱交換を行う熱交換素子であって、
前記間隙は、前記伝熱板から起立するリブによって形成され、前記間隙内に前記給気流と前記排気流の風路を形成しており、
前記リブは、リブ補強材を前記伝熱板が覆うように構成されており、
前記リブ補強材は、温湿度変化による伸縮率が前記伝熱板より小さい材料で構成されていることを特徴とする熱交換素子。 - 前記リブは、前記リブ補強材と前記伝熱板との接着によって形成されていることを特徴とする前記請求項1に記載の熱交換素子。
- 前記リブ補強材と前記伝熱板との接着に用いられる接着剤は、前記リブの起立方向に対して底面となる位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載の熱交換素子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018055442A JP2019168148A (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 熱交換素子とそれを用いた熱交換形換気装置 |
PCT/JP2018/046222 WO2019124286A1 (ja) | 2017-12-22 | 2018-12-17 | 熱交換素子とそれを用いた熱交換形換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018055442A JP2019168148A (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 熱交換素子とそれを用いた熱交換形換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019168148A true JP2019168148A (ja) | 2019-10-03 |
Family
ID=68106755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018055442A Pending JP2019168148A (ja) | 2017-12-22 | 2018-03-23 | 熱交換素子とそれを用いた熱交換形換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019168148A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220178630A1 (en) * | 2019-02-27 | 2022-06-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Heat exchange element and heat exchange-type ventilation device using same |
-
2018
- 2018-03-23 JP JP2018055442A patent/JP2019168148A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220178630A1 (en) * | 2019-02-27 | 2022-06-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Heat exchange element and heat exchange-type ventilation device using same |
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