JP2019167994A - ジョイント構造及び道具 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の長尺な部材を、両者間に別部材を介在させることなく直接接続する。【解決手段】接続対象の一方の部材に設けられた第1継手部110の各突出片111,111の対向面111a,111a間の間隙114に、接続対象の他方の部材に設けられた第2継手部120の挿入部121を挿入する構成である。軸心回りに相対回転しようとしても各突出片111,111の各対向面111a,111aに挿入部121の外側面が当接することにより規制される。第1継手部110に設けられたロックシャフト115が、第2継手部120の第1連結溝122に挿入されることで、軸心に直交する方向への揺動が防止される。【選択図】 図2

Description

本発明は、長尺な部材同士を接続するジョイント構造及び当該ジョイント構造を用いて接続される複数の長尺な部材を有するグリップを備えた道具に関する。
特許文献1では、パイプ材の連結構造を開示している。これは、複数のパイプ材間に、筒状のスリーブ部を備えた継手体を介在させて接続するものである。パイプ材の先端にはスリーブ部から片持ち状に伸びるばね部と、パイプ材の受け側端部の外周を取り囲むリング状部を設け、分解時においてスリーブ部を備えた継手体がパイプ材の受け側端部から抜け落ちることを防止する特徴を備えている。パイプ材の先端部には清掃ヘッドが設けられ、分割可能なパイプ材をグリップとして清掃具が開示されている。
特開2012−202411号公報
特許文献1によれば、長尺なグリップ(柄)が、分解可能な2本のパイプ材から構成されている。これは、持ち運びや収納時の利便性を考慮したものであり、使用時には、2本のパイプ材を接続する必要がある。2本のパイプ材を接続する際には、2本のパイプ材が相互に軸心回りに回転することを防止すると共に、軸心に直交する方向への揺動も防止するため、特許文献1では、パイプ材とは別部材としてのスリーブ部を備えた継手体を介在させている。そのため、部品点数が多く構造が複雑である。別部材としての継手体を使用せずに、2本のパイプ材を直接接続する構成とすれば便利であるが、例えば、鍬、スコップなどように、グリップに接続されるヘッド部分の重量が重くなればなるほど、両者を接続した際の軸心回りの回転防止や軸心に直交する方向への揺動防止について十分な対策を施す必要があり、これを別部材としての継手体を介さずに達成することは容易ではない。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、複数の長尺な部材を、両者間に別部材を介在させることなく直接接続可能であり、従来と比較して部品点数が少なく、構造が簡易であり、かつ、両者を接続した際の軸心回りの回転防止と軸心に直交する方向への揺動防止の両方を達成することができるジョイント構造及び当該ジョイント構造を用いた道具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明のジョイント構造は、
長尺な複数の部材を長手方向に沿って取り外し可能に接続するジョイント構造であって、
前記複数の部材のうち接続対象となっている一方の部材の接続側端部に二股状に形成された2つの突出片と、前記各突出片の対向面間において異なる位置に掛け渡された複数の連結軸と、前記突出片の基部側から前記対向面間の間隙に出没可能に設けられたロックシャフトとを有する第1継手部と、
前記一方の部材に接続される他方の部材の接続側端部に設けられ、前記各突出片の対向面間の間隙に挿入され、前記各対向面により軸心回りの動きが規制される挿入部と、前記挿入部の先端縁から長手方向に沿って切り欠かれるように形成され、前記複数の連結軸がそれぞれ係合する複数の連結溝とを有する第2継手部と
を備え、
接続時に、前記ロックシャフトが、前記複数の連結溝のうち、前記挿入部の先端縁に開口する開口端寄りの連結溝に挿入され、前記各突出片の前記各対向面の対面方向に対する、前記一方の部材及び前記他方の部材の直径方向への動きが規制されることを特徴とする。
前記第1継手部の複数の連結軸は、前記各突出片の対向面間において異なる位置に掛け渡された第1及び第2連結軸からなり、
前記第2継手部の複数の連結溝は、前記挿入部の先端縁側に開口する第1連結溝と、前記第1連結溝に、連通部を備えた隔壁部を隔てて隣接する位置に形成された第2連結溝とをからなり、
前記第2連結軸が前記連通部を介して前記第2連結溝に挿入され、前記第1連結軸が前記第1連結溝に挿入される構成であることが好ましい。
前記長尺な複数の部材として、相互に接続されることにより、道具のグリップを構成するものに適用されることが好ましい。
また、本発明の道具は、
ヘッド部分に対して長尺なグリップが連結されてなる道具において、
前記グリップが、長手方向に沿って取り外し可能に接続される複数の長尺な部材からなり、前記複数の長尺な部材が、上記のジョイント構造により接続可能となっていることを特徴とする。
本発明によれば、接続対象の一方の部材に設けられた第1継手部の各突出片の対向面間の間隙に、接続対象の他方の部材に設けられた第2継手部の挿入部を挿入する構成であるため、軸心回りに相対回転しようとしても各突出片の各対向面に挿入部の外側面が当接することにより規制される。また、第1継手部に設けられたロックシャフトが、第2継手部の第1連結溝に挿入されることで、軸心に直交する方向への揺動が防止される。よって、本発明では、別部材を介在させることなく、長尺な複数の部材同士を長手方向に沿って直接確実かつ容易に接続することができ、従来と比較して、部品点数が少なく構造が簡易で便利である。
図1(a)は、本発明の一の実施形態に係る道具(鍬)を示した斜視図であり、図1(b)は、グリップを分解した斜視図である。 図2(a)は、ジョイント構造を説明するための図1(a)の要部拡大図である。 図3は、ジョイント構造を構成する第1継手部及び第2継手部を示す斜視図である。 図4は、第1継手部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 図5は、第2継手部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 図6(a)〜(c)は、第1継手部及び第2継手部の接続の手順を説明するための図である。 図7は、道具の他の例を示した図であり、(a)はレーキのヘッド部分を、(b)は、角スコップを、(c)は剣スコップを示した図である。 図8は、道具を収容する保管ケースの外観を示した図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は側面図である。 図9は、保管ケースの内部を示した図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の一の実施形態に係るジョイント構造10を適用した道具20の例を示した図であり、図3〜図5は、ジョイント構造を示した図である。なお、本実施形態のジョイント構造10が適用される道具20の種類は限定されるものではなく、例えば、図1及び図2に示した鍬、あるいは、図7に例示したレーキやスコップ等の農具、工具あるいは清掃用具等に適用することができる。
図1に示した道具20は鍬であり、鍬としての機能を果たすヘッド部分20Aと、ヘッド部分20Aが先端に取り付けられたグリップ200とを有している。グリップ200は、所定の長さを有し、断面略円形に形成された長尺な棒状部材からなる。一般的なグリップは、1本の棒状部材からなるが、本実施形態のグリップ200は、持ち運びや収納時の利便性を考慮して分割可能となっている。本実施形態では、グリップ200を3分割している。分割されたグリップ200を構成する3つの長尺な部材のうち、長手方向に隣接する一方の部材及び他方の部材間にジョイント構造10が設けられている。
なお、特許請求の範囲で規定する「一方の部材」は、長手方向に隣接する接続対象の2部材の関係において、後述の第1継手部110が設けられているものを指し、「他方の部材」は、第2継手部120が設けられているものを指す。例えば、図1の例では、ヘッド部分20Aが先端部201aに取り付けられた部材(先端長尺部材)201は、後端部201bに第2継手部120を設けているため「他方の部材」に相当し、先端長尺部材201に隣接する部材(中間長尺部材)202は、先端部202aに第1継手部110が設けられているため、先端長尺部材201との関係で「一方の部材」に相当する。また、中間長尺部材202の後端部202bに接続される部材(後端長尺部材)203は、先端部203aに第1継手部110が設けられており、中間長尺部材202の後端部202bに設けた第2継手部120に接続される。よって、中間長尺部材202及び後端長尺部材203間の関係では、中間長尺部材202が「他方の部材」に相当し、後端長尺部材203が「一方の部材」に相当する。
次に、ジョイント構造10について、主に図2〜図6を参照してより詳細に説明するが、説明の便宜上、先端長尺部材201及び中間長尺部材202の2部材間のジョイント構造10を例にとり説明する。
上記のように、ジョイント構造10は、第1継手部110及び第2継手部120との組合せで構成され、第1継手部110は、中間長尺部材202の先端部(先端長尺部材201との接続側端部)202aに設けられ、第2継手部120は、先端長尺部材201の後端部(中間長尺部材202との接続側端部)201bに設けられている。
第1継手部110は、図3及び図4に示したように、中間長尺部材202の先端部202aから二股状に突出する突出片111,111を有している。突出片111,111は、側面視で略円形に形成され(図4(c)参照)、突出片111,111の対向面111a,111a間に、第1連結軸112及び第2連結軸113が掛け渡されている。第1連結軸112及び第2連結軸113は、後述する第2継手部120の第1連結溝122及び第2連結溝123に係合し、グリップ200の長手方向に直交する方向への揺動を防止するため複数設けられている。より具体的には、第1連結軸112は、対向面111a,111aの中心付近に掛け渡され、第2連結軸113は、軸心が、側面視で、第1連結軸112に対して突出片111,111の先端縁111b,111b寄りで、かつ上下いずれかにずれた位置(本実施形態では、図3及び図4(b)に示したように、下縁111c側にややずれた位置)に掛け渡されている。また、第2連結軸113は、第1連結軸112よりも細い直径となっている。
第1継手部110は、さらに、ロックシャフト115を有している。ロックシャフト115は、突出片111,111の基部側である、対向面111a,111a間の間隙114の端壁面114aから、当該間隙114に向かって出没可能になっている。具体的には、端壁面114aから中間長尺部材202の軸心に沿って所定の深さのシャフト挿入孔116が設けられており、このシャフト挿入孔116内にばね部材により弾性的に付勢されている。本実施形態では、シャフト挿入孔116内にコイルスプリング117を配設して弾発付勢し、ロックシャフト115の一部が、シャフト挿入孔116から突出し、常態において、間隙114内に位置させている。ロックシャフト115は外周方向に突出する突起部115aが設けられ、この突起部115aが中間長尺部材202に形成されたスリット(図示せず)を通じて外周面に突出し、操作ボタン118に連結されている。ロックシャフト115の一部が間隙114内に位置している状態において、操作ボタン118を後端部202b側に引くと、ロックシャフト115はシャフト挿通孔116内に収容される。また、ロックシャフトは、後述する第2継手部120の第1連結溝122内に挿入可能な直径で形成されている。
先端長尺部材201の後端部201bに設けられる第2継手部120は、図3及び図5に示したように、挿入部121を有している。挿入部121は、側面視で略円形に形成され(図5(c)参照)、第1継手部110の一対の突出片111,111の対向面111a,111a間の間隙114に挿入して配設される。挿入部121は、幅が、第1継手部110の一対の突出片111,111の対向面111a,111a間の距離とほぼ同じが若干小さい程度になっており、対向面111a,111aに対峙する外側面121a,121aは、対向面111a,111aと同じく略平坦な面になっている。このため、挿入部121を間隙114内に配置した状態において、中間長尺部材202に対して先端長尺部材201を相対的に軸心回りに回転させる方向の外力が付与された場合でも、外側面121a,121aが対向面111a,111aに接することから、先端長尺部材201の軸心回りへの相対回転は阻止される。なお、先端長尺部材201が中間長尺部材202に対して、長手方向に直交する方向に動作できるのは、挿入部121の外側面121a,121aが突出片111,111の対向面111a,111aに規制されて回転する方向(図3の矢印A1、A2方向)のみとなる。
挿入部121には、その先端縁121bから長手方向に沿って切り欠かれるように形成された複数の連結溝を有する。本実施形態では、第1連結溝122及び第2連結溝123の2つが形成されている。第1連結溝122は、開口端122bが先端縁121bに開口し、側部が外側面121a,121aに開放されるように、長手方向に沿って所定の深さ切り欠かれるように形成されている。第1連結溝122の溝幅X1(第1連結溝122を挟んで対向する対向片122d,122d間の距離(図5(c)参照))は、第1連結軸112の直径とほぼ同じになっている。そして、挿入部121は、この対向片122d,122dの対面方向(図3のB方向)が、第1継手部110の2つの突出片111,111の対向面111a,111aの対面方向(図3のC方向)と直交する向きで、突出片111,111間に挿入される。
第2連結溝123は、隔壁部124を隔てて第1連結溝122の奥側(中間長尺部材202の後端部202b側)に隣接形成されている。隔壁部124には、相対的に小径の第2連結軸113が通過可能な連通部124aが形成され、第1連結溝122側から挿入される第2連結軸123は、この連通部124aを経て第2連結溝123内に挿入配置される。この連通部124aは、第1連結溝122の溝中心P(図5(c),図6(a)参照)上に形成される。
第2連結溝123の溝幅X2は、第2連結軸113の直径とほぼ同じで、第1連結溝X1よりも狭い幅になっている。また、第2連結軸113の第1連結軸112に対する相対位置に合わせて、第1連結溝122の溝中心P上に位置する連通部124aよりも、第2連結溝123は、側面視で、溝底面123aの位置が円周方向に深く、第1連結溝122の溝底面122aよりも低い位置となっている(図5(c)参照)。
本実施形態のジョイント構造10は、次のように使用される。先端長尺部材201と中間長尺部材202を接続する場合、図6(a)に示した第1継手部110の第1連結軸112及び第2連結軸113の中心を結ぶ仮想線Qに沿って、斜め下方向から、第2継手部120の挿入部121を、第1継手部110の間隙114に、突出片111,111の先端縁111b,111b寄りから挿入する。挿入部121を挿入する際には、第1連結溝122に第1連結軸112が侵入するように挿入する。すると、第1連結溝122の溝幅X1が第1連結軸112の直径とほぼ同じであるため、第1連結溝122の溝中心Pに、第1連結軸112及び第2連結軸113の中心間を通る仮想線Qが自動的に位置合わせされる。第1連結溝122の溝中心P上に連通部124aが形成されているため、そのまま挿入すると、第2連結軸113が連通部124aを通過する。このとき、第1継手部110の間隙114には、ロックシャフト115が突出しているが、挿入部121を挿入して過程で、挿入部121の略円弧状の先端縁121bがロックシャフト115に当接し、シャフト挿通孔116内に押し込む(図6(b)参照)。
次に、連通部124aを通過した第2連結軸113が第2連結溝123の溝底面123aに近接する方向に先端長尺部材201を長手方向に直交する方向に所定角度回転させる(図6(b)参照)。すると、第1連結溝122の開口端がロックシャフト115に対峙するため、ロックシャフト115は、コイルスプリング117に付勢されて、シャフト挿通孔116から突出し、第1連結溝122内に一部が挿入される(図6(c)及び図2参照)。これにより、先端長尺部材201は長手方向に直交する方向(図3の矢印A1,A2方向)への回転が阻止されてロックされる。
このようにして接続されることにより、先端長尺部材201及び中間長尺部材202は、軸心回りへの相対回転が生じることなく、また、長手方向に直交する方向への揺動も生じない。従って、本実施形態によれば、先端長尺部材201に設けられた第2継手部120及び中間長尺部材202に設けられた第1継手部110同士を連結するだけで、両者間に跨がる別部材を用いることなく確実かつ簡易に接続できる。よって、ヘッド部分20Aが所定の重量を有する農具などにおけるグリップ200として適している。
先端長尺部材201及び中間長尺部材202は上記のように接続して一つのグリップ200として使用されるが、使用後は、例えば、図8及び図9に示したような保管ケースに1000に、それぞれを取り外して収容される。取り外す際には、操作ボタン118を中間長尺部材202の他端202b側に手指で移動させる。これにより、ロックシャフト115が第1連結溝122から離脱される。ロックシャフト115を第1連結溝122から離脱させた状態で、先端長尺部材201を、接続時と逆方向に若干回転させ、第2連結軸113の位置を第2連結溝123の溝底面123aから離間する方向に移動させて、図6(c)の状態から図6(b)の状態とし、連通部124aの位置に合わせる。次に、図6(a)の斜め下方向に先端長尺部材201を引くと、第2連結軸113が連通部124aを通過し、さらに、第1連結軸112及び第2連結軸113が第1連結溝122から離脱する。このように、両者の接続の解除も極めて容易である。
なお、中間長尺部材202の後端部202b側の第2継手部120に、後端長尺部材203の先端部203a側の第1継手部110を接続する手順、及び、接続を解除する手順も上記と同様である。
ここで、図8及び図9に示した保管ケース1000は、鍬、スコップ、レーキなどの複数の道具20を収容可能なもので、ヘッド部分20A、グリップ200とに分離して収容されている。グリップ200は、複数の長尺部材に分割されている。上記のように、グリップ200は、分割された複数の長尺部材を接続して用いられるが、複数の道具20が同時に使用されるとは限らないため、グリップ200となる分割された長尺部材はヘッド部分20Aの種類よりも少ない数とすることもできる。すなわち、グリップ200を共通化することで、保管スペースの省スペース化を図ることができる。本実施形態では、分割状態の長尺部材をヘッド部分20Aに速やかに接続してグリップ200とすることができるため、このように分割して保管しても必要に応じて速やかに作業に取りかかることができる。
10 ジョイント構造
110 第1継手部110
111 突出片
112 第1連結軸
113 第2連結軸
114 間隙
115 ロックシャフト
116 シャフト挿入孔
120 第2継手部
121 挿入部
122 第1連結溝
123 第2連結溝
124 隔壁部
124a 連通部
20 道具
20A ヘッド部分
200 グリップ
201 先端長尺部材
202 中間長尺部材
203 後端長尺部材

Claims (4)

  1. 長尺な複数の部材を長手方向に沿って取り外し可能に接続するジョイント構造であって、
    前記複数の部材のうち接続対象となっている一方の部材の接続側端部に二股状に形成された2つの突出片と、前記各突出片の対向面間において異なる位置に掛け渡された複数の連結軸と、前記突出片の基部側から前記対向面間の間隙に出没可能に設けられたロックシャフトとを有する第1継手部と、
    前記一方の部材に接続される他方の部材の接続側端部に設けられ、前記各突出片の対向面間の間隙に挿入され、前記各対向面により軸心回りの動きが規制される挿入部と、前記挿入部の先端縁から長手方向に沿って切り欠かれるように形成され、前記複数の連結軸がそれぞれ係合する複数の連結溝とを有する第2継手部と
    を備え、
    接続時に、前記ロックシャフトが、前記複数の連結溝のうち、前記挿入部の先端縁に開口する開口端寄りの連結溝に挿入され、前記各突出片の前記各対向面の対面方向に対する、前記一方の部材及び前記他方の部材の直径方向への動きが規制されることを特徴とするジョイント構造。
  2. 前記第1継手部の複数の連結軸は、前記各突出片の対向面間において異なる位置に掛け渡された第1及び第2連結軸からなり、
    前記第2継手部の複数の連結溝は、前記挿入部の先端縁側に開口する第1連結溝と、前記第1連結溝に、連通部を備えた隔壁部を隔てて隣接する位置に形成された第2連結溝とをからなり、
    前記第2連結軸が前記連通部を介して前記第2連結溝に挿入され、前記第1連結軸が前記第1連結溝に挿入される請求項1記載のジョイント構造。
  3. 前記長尺な複数の部材として、相互に接続されることにより、道具のグリップを構成するものに適用される請求項1又は2記載のジョイント構造。
  4. ヘッド部分に対して長尺なグリップが連結されてなる道具において、
    前記グリップが、長手方向に沿って取り外し可能に接続される複数の長尺な部材からなり、前記複数の長尺な部材が、請求項1又は2のいずれか1に記載のジョイント構造により接続可能となっていることを特徴とする道具。
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