JP2019167736A - くさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に製作できるくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置を提供する。【解決手段】本発明は、組付材のくさび4が支柱1のポケット金具2に緊結されるようにした組付材の抜け止め装置を対象とする。本抜け止め装置は、緊結状態においてくさび4の抜け止めを図るためのロック部材5を備える。ロック部材5は、上端部がくさび上端開口部35に挿通配置された状態で、前壁部41と組付材本体の前端面との間に上下方向にスライド自在に配置される抜け止め片51と、抜け止め片51の前面に設けられた外れ止め凸部7と、抜け止め片51の後面に、組付材本体の前端面に対向するように取り付けられた板ばね6とを備える。くさび4を緊結状態において、抜け止め片51が下方に押し込まれてその下端がくさび4とポケット金具2の連結片22との間に圧入されることによって、抜け止めが図られる。【選択図】図1

Description

この発明は、建築現場のくさび緊結式仮設足場において支柱に腕木材等の組付材がくさび緊結方式によって緊結固定されるくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置に関する。
従来、建築現場に設置される仮設足場は、多数の支柱が適宜の間隔おきに立設されるとともに、各支柱には例えば、腕木材等の水平材(組付材)が組み付けられている。このような仮設足場において、くさび緊結式のものでは、支柱に設けられたポケット金具に、腕木材のくさびが組み付けられるようになっている。すなわちポケット金具は、平面視コ字状に形成されており、その一対の脚片の先端(前端)が支柱の外周面に溶接固定されて、ポケット金具の内側に上下に貫通するポケット孔が形成されている。一方、腕木材のくさびは腕木材の前端部から下方突出状に配置されており、そのくさびがポケット金具のポケット孔に上方から打ち込まれて緊結されることによって、腕木材が支柱に組み付けられるようになっている。
このような仮設足場においては、腕木材のくさびがポケット金具に緊結してその摩擦抵抗力のみによって取付強度(緊結力)を確保するものであるため、くさびをポケット金具に対し上方に押し出すような不慮の力が作用すると、緊結が緩んでしまって取付強度が低下したり、場合によってはくさびがポケット金具から外れ落ちてしまうおそれもある。
このような状況下にあって下記特許文献1には、くさびを緊結状態でロックするための抜け止め片(ロック部材)を用いてくさびの抜け止めを図るようにした抜け止め装置が開示されている。この抜け止め装置は、腕木本体とくさびとの間に上下方向にスライド自在に舌片状の抜け止め片が設けられている。そしてくさびの裏面側(後面側)に抜け止め片が沿うように配置された状態で、くさびおよび抜け止め片をポケット金具のポケット孔に打ち込む。さらにその状態から抜け止め片を下方に打ち込んでくさびおよびポケット金具の連結片間に圧入することによって、くさびの表面側を支柱の外周面に強固に圧接して、くさびの抜け止めを図るようにしている。
しかしながら、特許文献1に示す抜け止め装置においては、くさびに抜け止め片が揺動し得るように取り付けられているため、ポケット金具に打ち込む際に、抜け止め片が揺動してくさびに対し裏面側に離間している場合があり、そうすると、抜け止め片がポケット孔内に挿入されずにポケット孔の外側(後側)に配置されてしまい、くさびを正規に抜け止めした状態に組み付けることができなくなってしまう。このため抜け止め片をくさびの裏面側に沿うように保持できるような構成を採用することが望まれる。
そこで下記特許文献2に示すくさび緊結式足場における腕木材の抜け止め装置においては、抜け止め片の裏面側における腕木本体の前端面に対応して板ばねを取り付けておき、その板ばねの復元力によって抜け止め片をくさびの裏面に押し付けて、抜け止め片をくさびの裏面に沿わせた状態に保持できるように構成している。
特許第5613858号 特許第5640173号
しかしながら、上記特許文献1に示す腕木材の抜け止め装置においては、抜け止め片を腕木材に対し外れ落ちないようにしながらスライド自在に取り付けるには、腕木本体にくさびを溶接する際に、腕木本体およびくさび間に抜け止め片を挿入した状態で溶接する必要がある。このため溶接時に抜け止め片を挿入するという作業が必要となり、溶接作業に少し手間取ってしまう。
一方、に特許文献2に示す腕木材の抜け止め装置においては、腕木本体にくさびを溶接した後、腕木本体およびくさび間の隙間に抜け止め片を挿入配置して、その抜け止め片に板ばねを固定することによって製作することができる。この抜け止め装置において、溶接作業は、腕木本体およびくさびの2つの部材間のみで行うものであるため、溶接作業自体は容易に行うことができる。
しかしながら、特許文献2に示す腕木材の抜け止め装置においては、抜け止め片を腕木材に挿入した状態で、その抜け止め片に板ばねを固定するものであるため、場合によっては1.8mもの長さを有する長大な腕木材に抜け止め片を挿入してばねを取り付ける必要があり、板ばねをスムーズに取り付けることができず、ひいては抜け止め装置の製作が面倒になるおそれがあった。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、抜け止め片が外れ落ちるのを確実に防止しつつ、抜け止め片をくさびの裏面に沿わせた状態に保持できる上さらに、製作を容易に行うことができるくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を備えるものである。
[1]組付材本体の前端部に下方突出状にくさびが設けられた組付材を備え、前記くさびは、略垂直に配置される前壁部の上端に後方突出状に上端後方突出部が設けられ、前記くさびの前記上端後方突出部と前記組付材本体の前端面との間にくさび上端開口部が形成されつつ、前記くさびの両側部が前記組付材本体の前端部両側に固着される一方、前端が支柱に固定される一対の脚片と、その一対の脚片の後端間を連結する連結片とを有する平面視略コ字状のポケット金具の前記連結片と支柱外周面との間のポケット孔に、前記組付材の前記くさびが緊結されるようにしたくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置であって、
前記くさびが前記ポケット金具に緊結された緊結状態において、前記くさびの抜け止めを図るためのロック部材を備え、
前記ロック部材は、上端部が前記くさび上端開口部に挿通配置された状態で、前記前壁部と前記組付材本体の前端面との間に上下方向にスライド自在に配置される抜け止め片と、その抜け止め片の前面に設けられた外れ止め凸部と、前記抜け止め片の後面に、前記組付材本体の前端面に対向するように取り付けられた板ばねとを備え、
前記ロック部材における前記外れ止め凸部を含む下方領域は、前記板ばねをその弾性復元力に抗して前方に圧縮した状態では、前記くさび上端開口部にその上方側から下方側に挿入可能に構成されるとともに、その挿入状態においては、前記板ばねがその弾性復元力によって前記組付材本体の前端面に圧接することにより、前記抜け止め片が前方に押圧付勢されつつ、前記外れ止め凸部が前記上端後方突出部の下面に係止可能に対向配置され、
前記緊結状態において、前記抜け止め片が下方に押し込まれてその下端が前記くさびと前記ポケット金具の前記連結片との間に圧入されることによって、前記くさびの前記ポケット金具に対する抜け止めが図られるように構成されていることを特徴とするくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置。
[2]前記組付材本体はパイプ材によって構成されて、
前記板ばねは、その下端が前記抜け止め片の裏面に固定されるとともに、上端が自由端に設定され、
前記挿入状態においては、前記板ばねの上端が前記パイプ材の内周面における前端部上端に係止可能に対向配置されている前項1に記載のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置。
[3]前記板ばねは、円弧状に形成されている前項2に記載のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置。
[4]前記板ばねは、2枚以上の板ばね材が重ね合わせて構成されている前項1〜3のいずれか1項に記載のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置。
発明[1]のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置によれば、くさびの裏面側に配置される抜け止め片の裏面側に板ばねを取り付けて、その板ばねの弾性復元力によって抜け止め片をくさびの前壁部の裏面に押し付けるようにしているため、抜け止め片をくさびの前壁部裏面に対し離間させずに沿わせるように配置することができる。このためくさびをポケット金具に挿入する際に、くさびと共に抜け止め片をスムーズにポケット孔内に挿入することができ、くさびをポケット金具に対し抜け止め片によって抜け止め状態に確実にロックすることができる。
また本発明の抜け止め装置においては、抜け止め片に板ばねを取り付けてロック部材を製作しておき、そのロック部材を腕木材に組み付けるようにしているため、単独品の抜け止め片に板ばねを取り付けるだけで簡単に板ばねの取付作業が完了するとともに、その抜け止め片(ロック部材)を腕木材のくさび上端開口部に挿入するだけでロック部材を腕木材に組み付けることができ、抜け止め装置の製造を効率良く簡単に行うことができる。
また本発明の抜け止め装置においては、腕木材に組み込まれたロック部材の外れ止め凸部が、腕木材の上端後方突出部の下面側に対向配置されているため、ロック部材を上方に押し上げるような不慮の力が作用したとしても、外れ止め凸部7が上端後方突出部に係止することによって、ロック部材がくさび上端開口部を通って外れてしまうような不具合を確実に防止することができる。
発明[2]のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置によれば、ロック部材の板ばねの上端部が、腕木本体の内周面上端に対向配置されているため、ロック部材を上方に押し上げるような不慮の力が作用したとしても、板ばねの上端部が、腕木本体の内周面上端に係止する。従ってこの点においても、ロック部材がくさび上端開口部を通って外れてしまうような不具合を防止でき、ロック部材が外れてしまうのをより一層確実に防止することができる。
発明[3]のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置によれば、ロック部材を前方に押圧付勢する板ばねとして円弧状のものを採用しているため、ロック部材の抜け止め片をポケット金具に対し抜き差しするような際等に、板ばねの全域が偏りなく弾性変形するようになる。つまり板ばねが部分的に弾性変形するのを防止でき、板ばねに作用する応力が極部的に集中するのを防止でき、板ばねが早期に劣化するのを防止でき、耐久性を向上させることができる。
発明[4]のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置によれば、板ばねの耐振動性を向上できて、耐久性を向上させることができる。
図1はこの発明の実施形態であるくさび緊結式足場における組付材としての腕木材の抜け止め装置を示す側面断面図であって、図(a)はくさびをポケット金具に打ち込んだ直後の状態を示す側面断面図、図(b)はロック部材によって抜け止めした状態を示す側面断面図である。 図2は実施形態の腕木材の抜け止め装置を示す平面図である。 図3は実施形態の腕木材におけるロック部材の取付手順を説明するための側面断面図であって、図(a)は腕木材にロック部材を挿入した直後の状態を示す側面断面図、図(b)はロック部材を途中まで挿入した状態の側面断面図、図(c)は板ばねを圧縮した状態の側面断面図である。
図1〜図3はこの発明の実施形態であるくさび緊結式足場における組付材としての腕木材の抜け止め装置を説明するための図である。
これらの図に示すように本実施形態の抜け止め装置が適用されるくさび緊結式足場(仮設足場)においては、支柱1と、組付材としての腕木材3と、腕木材3に取り付けられるロック部材5とを基本的な構成要素として備えている。
図1および図2に示すように支柱1は、所定の長さを有する丸パイプ材によって構成されており、長さ方向(高さ方向)に所定の間隔おきにポケット金具2が4つずつ設けられている。
ポケット金具2は、互いにほぼ平行に配置される左右一対の略板状の脚片21,21と、一対の脚片21,21に一体に形成され、かつ一対の脚片21,21の基端部(後端部間)を連結する略板状の連結片22とを備えている。
このポケット金具2の一対の脚片21,21の先端部が支柱1の外周面に溶接によってそれぞれ固定されている。なおポケット金具2における連結片22は、支柱1の中心軸(垂直軸)に対し、下方に向かうに従って近付くように傾斜姿勢に配置されている。
また既述した通りポケット金具2は所定の高さおきに4つずつ取り付けられているが、この4つのポケット金具2のうち、隣合うポケット金具2,2はポケット金具2の高さ寸法分だけ高さ位置をずらした状態に配置されるとともに、支柱1の中心軸を挟んで対向し合う2つのポケット金具2,2同士は同じ高さ位置に配置されている。
ここで本実施形態においては、支柱1の中心軸に近付く方向(内径方向)を前方(前側)とし、遠ざかる方向(外径方向)を後方(後側)として説明する。例えばポケット金具2,2における一対の脚片21,21において、支柱1に固着される側が前方となり、連結片22に連結される側が後方となる。具体的には図1において、左側が前方となり、右側が後方となる。同様に、腕木材3やロック部材5においても、支柱1に組み付けた状態において、支柱の軸心に近付く方向を前方(前側)とし、遠ざかる方向を後方(後側)として説明する。なお本実施形態においては、前側を表面側と称し、後側を裏面側(背面側)と称する場合もある。
図1〜図3に示すように支柱1に組み付けられる腕木材3は、直管状の丸パイプ材によって構成される腕木本体31と、腕木本体31の両端部に固着されるくさび4とを基本的な構成要素として備えている。本実施形態においては、腕木材3によって組付材が構成されるとともに、腕木本体31によって組付材本体またはパイプ材が構成されている。
くさび4は、垂直に配置される前壁部41を有している。前壁部41は、前面から見た状態において上側部が腕木本体31の端面形状に対応して円形に形成されるとともに、下側部が下方に延びるように短冊状ないし帯板状に形成されている。さらに前壁部41の外周縁部には、後方に突出するようにして後方突出部42が形成されている。そしてその全周の後方突出部42のうち、上端の部分が上端後方突出部43として構成されるとともに、両側の部分が両側後方突出部44として構成されている。さらに上端後方突出部43は、両側後方突出縁部44に比べて後方への突出寸法が短く形成されている。換言すると、全周の後方突出部42のうち、上端後方突出部43に対応する部分には、後方に向けて開口する切欠部(後述のくさび上端開口部35に相当)が形成されることにより、上端後方突出部43は、両側後方突出部44に比べて後方への突出寸法が短く形成されている。
また両側後方突出部44のうち、上側部は腕木本体31の前端部を収容し得るように、背面から見た状態で両側に膨らむように円弧状に形成されている。
またくさび4の全周の後方突出部42のうち、下端の部分は下端後方突出部45として構成されている。この下端後方突出部45は、後方に向けて下り傾斜するように傾斜状に形成されて、後述する抜け止め片51を後方にガイドするガイド壁として機能するよう構成されている。
このくさび4の両側後方突出部44の上側部が腕木本体31の前端部の両側に嵌め込まれるように配置された状態でろう付け接合されることにより、くさび4が腕木本体31の前端部に固着される。
この固着状態においては、くさび4における上端後方突出部43が両側後方突出部44よりも短く形成されるため、上端後方突出部43と腕木本体31の前端上部との間にくさび上端開口部35が形成されるとともに、両側後方突出部44,44間におけるくさび前壁部41と腕木本体31の前端面との間に、ロック部材5を収容可能な隙間(スペース)が形成されている。
腕木材3に組み込まれるロック部材5は、上下方向に延びる細長形状ないし舌片状の抜け止め片51を有している。この抜け止め片51は、図1(a)に示す非ロック状態においては、その上端部が腕木材3のくさび上端開口部35に挿通配置された状態で、その上端部よりも下側がくさび4の前壁部41と腕木本体31の前端面との間の隙間におけるくさび4の両側後方突出部44,44間に上下方向にスライド自在に収容されている。
抜け止め片51は、上下寸法がくさび4の上下寸法に比べて少し長く形成されている。この抜け止め片51の上端は後方に突出するように形成されて、上端後方突出部53が形成されている。上端後方突出部53の前後長さ寸法(前後厚み寸法)は、腕木材3のくさび上端開口部35の前後寸法よりも長く形成されて、上端後方突出部53がくさび上端開口部35を下方に通過できないようになっている。これにより抜け止め片51(ロック部材5)が下方に抜け落ちるのが防止されるように構成されている。
さらに抜け止め片51の下端は後方に傾斜するように形成されて、下端傾斜部55が形成されている。そして後述するように抜け止め片51が打ち込まれた際に、下端傾斜部55がくさび4における下端後方突出部45にガイドされて後方に移動しながら下方に差し込まれるようになっている。
また抜け止め片51の裏面側における上下方向中間位置よりもやや下側には、リベット60を介して板ばね6の下端が固定されている。板ばね6は、上下方向中間部が上端部および下端部に対し後方に凸となるような円弧状に形成されるとともに、上端が後方に屈曲されて上端屈曲部61として構成されている。この板ばね6は、図1(a)の非ロック状態では上端屈曲部61がくさび4の裏面に対し後方に離間して配置されており、その上端屈曲部61が腕木本体(パイプ材)31の内周面における前端部上端に対向して配置されて、腕木本体31の内周面上端に係止可能に構成されている。
さらに板ばね6はその中間部よりもやや下側が腕木本体31の前端面下端に圧接することにより前方に弾性圧縮変形しており、その板ばね6の弾性復元力(付勢力)によって、抜け止め片51が前方に押し込まれている。これにより、抜け止め片51がくさび4の前壁部41の裏面に沿うように配置されて、抜け止め片51の下端傾斜部55がくさび5の下端後方突出部45から離間しないようになっている。
また抜け止め片51の上側部には、その前面側からリベット70が貫通するように固定されている。そのリベット70の頭部が、抜け止め片51の前面に前方に突出するように配置されて、外れ止め凸部7として構成されている。この外れ止め凸部7は、くさび4の上端後方突出部43の下面に対向して配置されて、外れ止め凸部7が上端後方突出部43の下面に係止可能に構成されている。
なお本実施形態においては、抜け止め片51にリベット70等の外れ止め凸部用部材を別途取り付けて外れ止め凸部7を形成するようにしているが、本発明において外れ止め凸部7の形成方法は特に限定されるものではない。例えば本発明においては抜け止め片51に外れ止め凸部を一体に形成するようにしても良い。
ここで本実施形態において、抜け止め部材5のリベット60,70が形成されている部分の前後厚み寸法は、腕木材3のくさび上端開口部35の前後寸法よりも小さく設定されており、板ばね6を前方に弾性圧縮変形した状態では、ロック部材5は、上端後方突出部53を除いて、くさび上端開口部35に挿通可能に構成されている。
本実施形態の腕木材の抜け止め装置においては既述した通り、腕木材3にロック部材5が組み込まれているが、以下にこのロック部材5の腕木材3への組付手順について説明する。
本実施形態においては、腕木材3とロック部材5とを別々に製作しておく。すなわち腕木本体31の端面にくさび4を溶接して固着することにより、腕木材3を製作する。その一方、抜け止め片51の裏面側に板ばね6をリベット60を介して取り付けるとともに、外れ止め凸部用のリベット70を取り付けて抜け止め片51の表面側に外れ止め凸部7を形成し、これによりロック部材5を製作する。
次に図3(a)に示すように、ロック部材5の抜け止め片51の下側部を腕木材3のくさび上端開口部35に上側から挿入していき、ロック部材5の下側のリベット60の部分をくさび上端開口部35に挿入してくさび4の裏面側に配置する。
続けて図3(b)に示すように、ロック部材5をさらに下方に挿入していく。このとき板ばね6は腕木本体31の前端面上端に押されて前方に弾性圧縮変形することにより、ロック部材5の板ばね6の部分の前後厚み寸法が、くさび上端開口部35の前後方向の開口寸法よりも狭くなり、抵抗なくロック部材5をくさび4内に挿入することができる。
ここで板ばね6の部分をくさび上端開口部35に挿通する際には、板ばね6の弾性復元力によって抜け止め片51が前方に押されているため、そのままの状態で挿入していくと、外れ止め凸部7がくさび4の上端後方突出部43の上面に係止して、それ以上挿入できなくなってしまう場合がある。
そこで図3(c)に示すように、抜け止め片51を後方に押え付けて、板ばね6を弾性圧縮変形することにより、外れ止め凸部7(リベット70)の部分をくさび上端開口部35に対応するように配置することができる。従ってその状態のまま、ロック部材5を下方に押し込めば、リベット70の部分をくさび上端開口部35に挿通することができる。これにより図1(a)に示すようにロック部材5の上端後方突出部53を除く所要部分をくさび上端開口部35に挿通できて、ロック部材5を腕木材5に組み込むことができる。
こうして本実施形態におけるロック部材付きの腕木材、つまり腕木材の抜け止め装置を製作することができる。
以上のように構成された本実施形態の腕木材の抜け止め装置において、腕木材3を支柱1に組み付ける際には、腕木材3のくさび4の下側部を、支柱1における所定のポケット金具2のポケット孔20に上方から挿入する。この際、くさび4内の抜け止め片51は、既述した通り板ばね6によって前方に付勢されているため、抜け止め片51の下端部が後方に離間することがなくくさび4の下端裏面に沿うように配置されることにより、抜け止め片5の下端部がくさび4の下端部と一体となってポケット孔20内に確実に挿入される。こうしてくさび4をポケット孔20に挿入した状態で図1(a)に示すように、くさび4の上端面周辺、例えば腕木本体31の前端部上面をハンマー等で叩いて、くさび4の下端部をポケット金具2の連結片22と支柱外周面との間に圧入してポケット孔20内に緊結する。
なおこの緊結状態(非ロック状態)では、くさび4の下端がポケット金具2の下端よりも少し下方に突出するように配置されている。
次に図1(b)に示すようにハンマー等で抜け止め片51の上端後方突出部53を上から叩いて、抜け止め片51を下方に押し込んで、抜け止め片51の下端部をくさび4の下端後方突出部45とポケット金具2の連結片22の下端との間に圧入する。これによりくさび4の前面が支柱外周面により一層強固に圧接すると同時に、抜け止め片51の下端部がポケット金具2の連結片22により一層強固に圧接する。この状態においては、くさび4がポケット孔20に対しより高い強度で強固に固定されるため、くさび4がポケット孔20から簡単には抜け出さない抜け止め状態(ロック状態)となる。従ってくさび4に上方に押し出すような不慮の力が作用しても、くさび4がポケット金具2から抜け出すことがなく、くさび4が不用意に抜け落ちてしむような不具合を確実に防止することができる。
なおこのロック状態においては、抜け止め片51の下端がくさび4の下端よりも下方に突出するように配置されている。
一方図1(b)に示すロック状態から腕木材4を支柱1から取り外す場合には、ハンマー等で抜け止め片51の下端を上方に突き上げるように叩いて、抜け止め片51をくさび4に対し上方に押し上げて、抜け止め片51の下端部をくさび4の下端後方突出部45とポケット金具2の連結片22の下端との間から抜き出す。これにより図1(a)に示す非ロック状態となり、くさび4がポケット金具2に緊結しただけの状態となる。
続いて、図1(a)に示す非ロック状態から、くさび4の下端、あるいは腕木本体31の前端部下面を下から突き上げるように叩いて、くさび4をポケット金具2に対し上方に押し上げて、くさび4のポケット金具2への緊結を解除する。その後、腕木材3の前端部を持ち上げれば、くさび4をポケット金具2から抜き取ることができ、腕木材4を支柱1から取り外すことができる。
以上のように本実施形態の腕木材の抜け止め装置によれば、くさび4の裏面側に上下方向にスライド自在に抜け止め片51が組み込まれているため、くさび4をポケット孔20に緊結した状態でさらに抜け止め片51をくさび4とポケット金具2の連結片22との間に圧入することにより、くさび4をより一層高い強度でポケット金具2に固定することができる。このためくさび4をポケット金具2に対し上方に押し出すような不慮の力が作用しても、くさび4が抜け落ちるような不具合を確実に防止することができる。
また本実施形態の腕木材の抜け止め装置においては、くさび4の裏面側に配置される抜け止め片51の裏面側に板ばね6を取り付けて、その板ばね6の弾性復元力によって抜け止め片51をくさび4の前壁部41の裏面に押し付けるようにしているため、抜け止め片51をくさび4の前壁部裏面に対し離間させずに沿わせるように配置することができる。このためくさび4をポケット金具2に挿入する際に、くさび4と共に抜け止め片51をスムーズにポケット孔20内に挿入することができ、くさび4をポケット金具2に対しロック部材5(抜け止め片51)を用いて抜け止め状態に確実にロックすることができる。従って腕木材3を簡単かつ効率良く支柱1に組み付けることができる。
また本実施形態においては、抜け止め片51に板ばね6を取り付けてロック部材5を製作しておき、そのロック部材5を腕木材3に組み付けるようにしているため、上記特許文献2等に示す従来の腕木材の抜け止め装置のように、腕木材に抜け止め片を挿入した状態でその抜け止め片に板ばねを固定する場合と比較して、簡単かつ効率良く製作することができる。
すなわち上記特許文献2に示す従来の抜け止め装置のように、腕木材に挿入した抜け止め片に対し板ばねを取り付ける方法においては、特に腕木材の長さが長いような場合には、板ばねの取付作業が面倒になってしまう。
これに対し、本実施形態の腕木材の抜け止め装置においては、抜け止め片51に板ばね6を予め取り付けたロック部材5を腕木材3に組み付けるものであるため、単独品としての抜け止め片51に板ばね6を取り付けるだけで簡単に板ばね6の取付作業が完了する。さらに抜け止め片51に板ばね6を取り付けたロック部材5を腕木材3のくさび上端開口部35に挿入するだけでロック部材5を腕木材3に組み付けることができ、抜け止め装置の製作を効率良く簡単に行うことができる。
また言うまでもなく、本実施形態においては、腕木本体31にくさび4を溶接する際には、その2つの部材間のみで行うものであるため、上記特許文献1に示す従来の抜け止め装置のように抜け止め片等を挿入した状態で腕木本体31およびくさび4間の溶接作業を行う必要がなく、溶接作業を容易に行うことができ、より一層抜け止め装置の製造を容易に行うことができる。
また本実施形態の腕木材の抜け止め装置において、腕木材3に組み込まれたロック部材5の外れ止め凸部7が、腕木材3の上端後方突出部43の下面側に対向配置されているため、ロック部材5を上方に押し上げるような不慮の力が作用したとしても、外れ止め凸部7が上端後方突出部43に係止することによって、ロック部材5がくさび上端開口部35を通って外れてしまうような不具合を確実に防止することができる。
その上さらにロック部材5の板ばね6の上端屈曲部61が、腕木本体31の内周面上端に対向配置されているため、ロック部材5を上方に押し上げるような不慮の力が作用したとしても、板ばね6の上端屈曲部61が、腕木本体31の内周面上端に係止することによって、ロック部材5がくさび上端開口部35を通って外れてしまうような不具合を確実に防止することができる。このように外れ止め手段を2重に採用しているため、ロック部材5が外れ落ちるのをより一層確実に防止できて、より一層製品価値を向上させることができる。
また上記実施形態においては、ロック部材5を前方に押圧付勢する板ばね6として、上端および下端に対し高さ方向中間部が後方に凸となるような円弧状のものを採用し、その円弧状の板ばね6を腕木材3の前端開口部下端に弾性力によって圧接するようにしているため、ロック部材5の抜け止め片51をポケット金具2に対し抜き差しするような際等には、板ばね6の全域が偏りなく弾性変形するようになる。つまり板ばね6が部分的に弾性変形するのを防止でき、板ばね6に作用する応力が極部的に集中するのを防止することができる。従って板ばね6が早期に劣化するのを防止でき、耐久性を十分に向上させることができる。
なお上記実施形態においては、板ばね6を1枚の板ばね材によって構成する場合を例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明においては、板ばね6を2枚またはそれ以上の枚数の板ばね材を重ね合わせて構成するようにしても良い。このように板ばね6を、2枚程度の板ばね材による重ね板ばね構造によって構成することによって、腕木材3を放ったりしても、その際の板ばね6の耐振動性を向上できて、耐久性を向上させることができる。
また本実施形態においては、くさび4をポケット金具2に緊結する際の加圧方向が下向きであり、ロック部材5の抜け止め片51をポケット孔20内に圧入する際の加圧方向も下向きとなっている。このためくさび4を上からハンマーで叩いて緊結した後、ハンマーの操作方向を変更せずにそのまま抜け止め片51をハンマーで上から叩いてロックすることができる。従ってくさび4の緊結作業と抜け止め片51のロック作業とを連続してスムーズに行うことができ、腕木材3の支柱1への組付作業を効率良く簡単に行うことができる。
さらに本実施形態においては、抜け止め片51のロックを解除する際の加圧方向は上向きであり、くさび4の緊結を解除する際の加圧方向も上向きとなっている。このため抜け止め片51を下からハンマーで叩き上げて緊結を解除した後、ハンマーの操作方向を変更せずにそのままハンマーで叩き上げてくさび4の緊結を解除することができる。従って抜け止め片51のロック解除作業とくさび4の緊結解除作業とを連続してスムーズに行うことができ、腕木材3の支柱1からの取外作業を効率良く簡単に行うことができる。
なお上記実施形態においては、本発明の抜け止め装置を、腕木材に適用した場合を例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明においては、腕木材以外でも、くさび緊結式で組み付けられる組付材であればどのような組付材にも適用することができる。例えば本発明の抜け止め装置を、手摺材、ブラケット、エンドストッパー、梁枠、筋交等の組付材にも適用することができる。
また上記実施形態においては、抜け止め片51に板ばね6をリベット60を介して取り付ける場合を例に挙げて説明したが、言うまでもなく本発明においては板ばねの抜け止め片に対する取付方法は限定されるものではなく、どのような方法で取り付けても良い。
この発明のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置は、建築現場に設置されるくさび緊結式の仮設足場を組み立てる際に好適に用いることができる。
1:支柱
2:ポケット金具
20:ポケット孔
21:脚片
22:連結片
3:腕木材(組付材)
31:腕木本体(組付材本体)
35:くさび上端開口部
4:くさび
41:前壁部
43:上端後方突出部
5:ロック部材
51:抜け止め片
6:板ばね
7:外れ止め凸部

Claims (4)

  1. 組付材本体の前端部に下方突出状にくさびが設けられた組付材を備え、前記くさびは、略垂直に配置される前壁部の上端に後方突出状に上端後方突出部が設けられ、前記くさびの前記上端後方突出部と前記組付材本体の前端面との間にくさび上端開口部が形成されつつ、前記くさびの両側部が前記組付材本体の前端部両側に固着される一方、前端が支柱に固定される一対の脚片と、その一対の脚片の後端間を連結する連結片とを有する平面視略コ字状のポケット金具の前記連結片と支柱外周面との間のポケット孔に、前記組付材の前記くさびが緊結されるようにしたくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置であって、
    前記くさびが前記ポケット金具に緊結された緊結状態において、前記くさびの抜け止めを図るためのロック部材を備え、
    前記ロック部材は、上端部が前記くさび上端開口部に挿通配置された状態で、前記前壁部と前記組付材本体の前端面との間に上下方向にスライド自在に配置される抜け止め片と、その抜け止め片の前面に設けられた外れ止め凸部と、前記抜け止め片の後面に、前記組付材本体の前端面に対向するように取り付けられた板ばねとを備え、
    前記ロック部材における前記外れ止め凸部を含む下方領域は、前記板ばねをその弾性復元力に抗して前方に圧縮した状態では、前記くさび上端開口部にその上方側から下方側に挿入可能に構成されるとともに、その挿入状態においては、前記板ばねがその弾性復元力によって前記組付材本体の前端面に圧接することにより、前記抜け止め片が前方に押圧付勢されつつ、前記外れ止め凸部が前記上端後方突出部の下面に係止可能に対向配置され、
    前記緊結状態において、前記抜け止め片が下方に押し込まれてその下端が前記くさびと前記ポケット金具の前記連結片との間に圧入されることによって、前記くさびの前記ポケット金具に対する抜け止めが図られるように構成されていることを特徴とするくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置。
  2. 前記組付材本体はパイプ材によって構成されて、
    前記板ばねは、その下端が前記抜け止め片の裏面に固定されるとともに、上端が自由端に設定され、
    前記挿入状態においては、前記板ばねの上端が前記パイプ材の内周面における前端部上端に係止可能に対向配置されている請求項1に記載のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置。
  3. 前記板ばねは、円弧状に形成されている請求項2に記載のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置。
  4. 前記板ばねは、2枚以上の板ばね材が重ね合わせて構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のくさび緊結式足場における組付材の抜け止め装置。
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