JP2019167661A - 繊維の前処理方法 - Google Patents

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久満 荒川
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Abstract

【課題】前処理インクを付与した痕跡が残りにくく、着色剤の裏抜けを生じず、さらに、白インクで設置した下地の白色度が高い前処理インクの提供。【解決手段】下記式(1)で表される構造単位を含有するカチオンポリマーと、アニオン性樹脂とを含有する前処理インクにより、上記の課題を解決できた。【化1】[式(1)中、R1及びR2は、それぞれ独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、及びヘテロアリール基よりなる群から選択される基を表わし、Xはハロゲン原子を表わし、nは1以上の整数を表わす。]【選択図】なし

Description

本発明は、繊維の前処理方法に関する。
従来、繊維の捺染方法においては、手描きやスクリーン印刷が主流であった。しかし、最近ではインクジェットプリンタを用いる捺染(インクジェット捺染)方法を利用することが多くなっている。
インクジェット捺染に用いる着色剤として、水溶性の染料が挙げられる。そのような染料は、色相が鮮明で、再現できる色域も広い。その反面、水溶性の染料は耐光性が低く、繊維に染料を付着させた後の定着、及び水洗等の工程、さらには水洗等により生じる染料廃液の処理等が煩雑という欠点を有する。このため、水溶性の染料の代わりに、水不溶性の着色剤の使用が注目されている。
水不溶性の着色剤の下地として、白インクにより白色の下地を設けるインクジェット捺染方法が知られている。この方法においては、布帛に前処理インクを付与し、その布帛の前処理インクが付与された部分の少なくとも一部と重なるように、白インクを付与し、白色の下地を設ける。例えば、下記の特許文献1及び2等には、そのような前処理インクが開示されている。
白色の下地は、その白色度が高ければ高い程、その下地の上にカラーインクで画像を記録したとき、カラーインクの発色が優れることが知られている。このため、従来の下地より、少しでも白色度が高い下地を得られる前処理インクが、市場から強く要望されている。
特開平07−119047号公報 特開2000−226781号公報
本発明の課題は、白インクにより設けられた下地の白色度が高い、繊維を前処理する方法を提供することである。
本発明者等は鋭意検討の結果、特定の式(1)で表される構造単位を分子内に含有するカチオンポリマーと、アニオン性樹脂とを含有する前処理インク、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、以下の1)〜9)に関する。
1)
下記式(1)で表される構造単位を分子内に含有するカチオンポリマーと、アニオン性樹脂とを含有する前処理インクを繊維に付着させることにより、繊維を前処理する方法であって、
上記前処理インク中のカチオンポリマーの付着量が、繊維に対して2〜6mg/cmである、繊維を前処理する方法。
Figure 2019167661
[式(1)中、
及びRは、それぞれ独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、及びヘテロアリール基よりなる群から選択される基を表わし、
Xはハロゲン原子を表わし、
nは1以上の整数を表わす。]
2)
前処理インクの総質量に対する、カチオンポリマーの含有量が3〜25質量%である、前記1)に記載の繊維を前処理する方法。
3)
アニオン性樹脂が、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、アクリロニトリル、シアノアクリレート、アクリルアミド、オレフィン、スチレン、ウレタン、酢酸ビニル、塩化ビニル、ビニルアルコール、ビニルエーテル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニルカルバゾール、ビニルイミダゾール、及び塩化ビニリデンから選択される1種類以上のモノマーの重合体;フッ素樹脂;及び天然樹脂から選択される化合物である、前記1)に記載の繊維を前処理する方法。
4)
アニオン性樹脂が、(メタ)アクリル樹脂、スチレン−(メタ)アクリル樹脂、(メタ)アクリル−ウレタン樹脂、及びウレタン樹脂から選択される化合物である前記1)に記載の繊維を前処理する方法。
5)
さらに界面活性剤を含有する、前記1)〜4)のいずれか一項に記載の繊維を前処理する方法。
6)
界面活性剤が、アセチレングリコール及びポリアルキレングリコールから選択される界面活性剤である前記1)〜5)のいずれか一項に記載の繊維を前処理する方法。
7)
界面活性剤が、ポリアルキレングリコールである前記6)に記載の繊維を前処理する方法。
8)
前処理インクの総質量に対する、アニオン性樹脂の含有量が1〜5質量%である、前記1)に記載の繊維を前処理する方法。
9)
前処理インクを、繊維に付着させる工程が、インクジェットプリンタにより行われる工程である、前記1)に記載の繊維の前処理方法。
本発明により、白インクにより設けられた下地の白色度が高い、前処理インクを提供できた。
本明細書においては、特に断りの無い限り、実施例等を含めて「部」及び「%」は、いずれも質量基準で記載する。
[カチオンポリマー]
上記カチオンポリマーは、上記式(1)で表される構造単位を、分子内に含有する。カチオンポリマーは、例えば、特開平6−92012の記載のように、「RNH」で表される2級アミンと、エピハロヒドリンとを反応させることにより得ることができる。
式(1)中、R及びRにおけるアルキル基としては、直鎖、分岐鎖、又は環状アルキル基が挙げられる。これらの中では直鎖、又は分岐鎖アルキル基が好ましく、直鎖アルキル基がより好ましい。アルキル基の炭素数の範囲は特に制限されないが通常C1−C18、好ましくはC1−C8、より好ましくはC1−C4、さらに好ましくはC1−C3、特に好ましくはC1又はC2である。
その具体例としては、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル等の直鎖アルキル基;イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル等の分岐鎖アルキル基;シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロオクチル等の環状アルキル基等が挙げられる。
及びRにおけるアリール基としては、炭素数の範囲が通常C6−C14、好ましくはC6−C10、より好ましくはフェニルが挙げられる。その具体例としては、フェニル、、1−ナフチル、2−ナフチル等が挙げられる。
及びRは、結合して環を形成し、環構成原子として窒素原子を有する、5又は6員環のヘテロ環基となることができる。このヘテロ環基は、酸素原子、及び硫黄原子から選択される原子を、環構成原子として、さらに1つ有することができる。その具体例としては、ピペリジン、ピロリジン、ピロール、モルホリン、チオモルホリン等が挙げられる。
また、上記ヘテロ環基は、隣接する2つの炭素原子に加え、さらにC4−C8の炭素原子と共に縮環構造を有することができる。その具体例としては、インドール、インドリン、カルバゾール、テトラヒドロキノリン、テトラヒドロイソキノリン等が挙げられる。
上記のうち、R及びRとしては、アルキル基が好ましい。
式(1)中、Xにおけるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、及びヨウ素原子等が挙げられる。これらの中では塩素原子が好ましい。
nは、R及びRの種類により変動するため、一概に決定するのは困難である。その目安としては通常1以上の整数、好ましくは3〜85、より好ましくは5〜80程度である。
上記カチオンポリマーの重量平均分子量は通常500〜30000、好ましくは750〜20000、より好ましくは1000〜10000程度が好ましい。このような範囲とすることにより、前処理インクが含有する他の成分との混和性、前処理後の布帛の耐水性、及び洗濯堅牢性等を良好にすることができる。
前処理インクの総質量に対する、カチオンポリマーの含有量は、通常3〜25%、好ましくは5〜20%、より好ましくは5〜15%である。この含有量とすることにより、裏抜け、及び白色度が良好になる傾向がある。
[アニオン性樹脂]
アニオン性樹脂としては、例えば、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリロニトリル、シアノアクリレート、(メタ)アクリルアミド、オレフィン、スチレン、ウレタン、酢酸ビニル、塩化ビニル、ビニルアルコール、ビニルエーテル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニルカルバゾール、ビニルイミダゾール、及び塩化ビニリデンから選択される1種類以上のモノマーの重合体;フッ素樹脂;及び天然樹脂から選択される化合物が挙げられる。
上記の重合体としては、ランダム共重合体、ブロック共重合体、交互共重合体、及びグラフト共重合体等の、公知の重合体が挙げられる。
本明細書において、(メタ)アクリル酸とはアクリル酸とメタクリル酸の両方を、また、(メタ)アクリル酸エステルとはアクリル酸エステルとメタクリル酸エステルの両方を、それぞれ意味し、その他の用語についても同様である。
上記のうち、アニオン性樹脂としては(メタ)アクリル樹脂、スチレン−(メタ)アクリル樹脂、(メタ)アクリル−ウレタン樹脂、及びウレタン樹脂から選択される樹脂が好ましく;(メタ)アクリル樹脂、スチレン−(メタ)アクリル樹脂、及びウレタン樹脂より選択される樹脂がより好ましい。これらのアニオン性樹脂を用いることにより、白インクにより設置される下地の色ムラを抑制し、捺染後の耐擦性、及び洗濯堅牢性が良好になる傾向がある。
上記のウレタン樹脂としては、例えば、ポリエーテルウレタン樹脂、ポリエステルウレタン樹脂、及びポリカーボネートウレタン樹脂等が挙げられる。
前処理インクの総質量に対する、アニオン性樹脂の含有量は通常1〜5%、好ましくは1.5〜5%である。このような含有量とすることにより、白インクを印捺するときの色ムラの防止、及び、前処理インクの痕跡の低減をすることができる。
アニオン性樹脂は、公知の材料及び製造方法により得ることができる。また、樹脂エマルジョン等として、購入することもできる。
上記の(メタ)アクリル樹脂、及びスチレン−(メタ)アクリル樹脂の市販品としては、例えば、ジャパンコーティングレジン株式会社製のモビニール 952A(Tg=−38℃、固形分45%)、710A(Tg=9℃、固形分41%、粘度200〜700mPa・s、MFT=0℃;(メタ)アクリル樹脂)、718A(Tg=−6℃、固形分45%、粘度500mPa・s以下、MFT=0℃;(メタ)アクリル樹脂)、6960(Tg=−23℃、固形分45%、粘度100〜1200mPa・s、MFT=0℃;スチレン−(メタ)アクリル樹脂)、7320(Tg=−20℃、固形分45%、粘度100mPa・s以下、MFT=0℃;(メタ)アクリル樹脂)、7400(Tg=−41℃、固形分50%、粘度100〜2500mPa・s、MFT=0℃;(メタ)アクリル樹脂)、7420(Tg=−26℃、固形分50%、粘度100〜2500mPa・s、MFT=0℃;(メタ)アクリル樹脂)、966A(Tg=−32℃、固形分45%、粘度300mPa・s以下、MFT=0℃;スチレン−(メタ)アクリル樹脂);日本ペイント株式会社製のマイクロジェル E−1002、E−5002;DIC株式会社製のボンコート 4001、5454;日本ゼオン株式会社製のSAE 1014;サイデン化学株式会社製のサイビノール SK−200;BASF社製のジョンクリル 7100、390、711、511、7001、632、741、450、840、74J、HRC−1645J、734、852、7600、775、537J、1535、PDX−7630A、352J、352D、PDX−7145、538J、7640、7641、631、790、780、7610;新中村化学株式会社製のNKバインダー R−5HN(固形分44%)等が挙げられる。
上記(メタ)アクリル−ウレタン樹脂の市販品としては、例えば、ジャパンコーティングレジン株式会社製のモビニール 6910、サイデン化学株式会社製のハイブリッドエマルション X−216−854E−1、X−216−854E−2等が挙げられる。
上記ウレタン樹脂の市販品としては、例えば、日本ルーブリゾール社製のサンキュアー2710;三洋化成工業株式会社製のパーマリン UA−150(;第一工業製薬株式会社製のスーパーフレックス 460、470、610、700;楠本化成株式会社製のNeoRez R−9660、R−9637、R−940;株式会社ADEKA製のアデカボンタイター HUX−380、290K;三井化学株式会社製のタケラック W−605、W−635、WS−6021;大成ファインケミカル株式会社製のポリエーテル(Tg=20℃)等が挙げられる。
アニオン性樹脂のガラス転移温度(Tg)は通常−60℃〜40℃、好ましくは−50℃〜30℃、より好ましくは−45℃〜25℃、さらに好ましくは−43℃〜20℃である。このような範囲とすることにより、前処理後の布帛の質感、例えば肌触り等を良好とすることができる。
また、布帛に対して捺染した画像の破断、ひび割れ、洗濯堅牢性、及び耐擦性を良好とする目的としては、アニオン性樹脂の破断点伸度は200〜500%、弾性率は20〜400MPa程度が好ましい。
破断点伸度は、公知の方法を用いアニオン性樹脂により約60μmの厚さの膜を作成し、引張試験ゲージ長20mm及び引っ張り速度100mm/分の条件下で測定して得られた値とする。
また、弾性率は、同様にアニオン性樹脂により約60μmの厚さの膜を作成し、平行部幅10mm及び長さ40mmの引張試験ダンベルに成形し、JIS K7161:1994に準拠して引張試験を行って求められる引っ張り弾性率とする。
アニオン性樹脂のD50は通常30〜300nm、好ましくは80〜300nmである。このようなD50とすることにより、前処理インク中におけるアニオン性樹脂の分散性を良好にすることができる。
さらに、布帛に捺染した後の着色画像の耐擦性を良好にする目的としては、D50の下限値を100nm程度にするのが好ましい。
[界面活性剤]
上記の前処理インクは、界面活性剤をさらに含有するのが好ましい。界面活性剤の種類は特に限定されないが、例えば、アセチレングリコール、及びポリアルキレングリコールから選択される界面活性剤が好ましい。界面活性剤を含有することにより、前処理インクの粘度の増加、成分の凝集等が抑制され、保存安定性が良好となる。
上記のうち、界面活性剤として少なくともポリアルキレングリコールを含有する前処理インクは、さらに下地の白色度、及び裏抜けが良好になる傾向が有る。
アセチレングリコール界面活性剤としては、例えば、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、2,4−ジメチル−5−デシン−4−オール、及び2,4−ジメチル−5−デシン−4−オール又はこれらのアルキレンオキサイド付加物から選択される界面活性剤が好ましい。上記アルキレンオキサイドとしては、C2−C4の直鎖、分岐鎖、及び環状のアルキレンオキサイドから選択されるものが挙げられる。これらの中では直鎖、又は分岐鎖アルキレンオキサイドが好ましい。
そのような界面活性剤としては、エアープロダグツ社製のオルフィン シリーズ(104、E1010等)、日信化学工業株式会社製のサーフィノール シリーズ(440、465、61等)が挙げられる。
ポリアルキレングリコール界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸エチレンオキシド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキシド付加物、及びポリオキシアルキレンポリオキシアルキレングリコールから選択される界面活性剤が好ましい。これらの中では、ポリオキシアルキレンポリオキシアルキレングリコールが好ましく、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールがより好ましい。
ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、ポリオキシアルキレン分岐デシルエーテル、ポリオキシアルキレントリデシルエーテル、ポリオキシエチレンイソデシルエーテル、ポリオキシアルキレンラウリルエーテル、などが挙げられる。
その市販品の例としては、例えば、第一工業製薬株式会社製のノイゲン XL−40、50、60、70、80、100、140、160、ノイゲン TDS−30、50、70、80、90、100、120等が挙げられる。
脂肪酸エチレンオキシド付加物としては、ステアリン酸エチレンオキシド付加物、ポリエチレングリコールラウリン酸エステル等が挙げられる。その市販品の例としては、例えば、花王株式会社製のエマノーン 1112、3199V、3299V、3299VR、3201M−V等が挙げられる。
高級アルキルアミンエチレンオキシド付加物の市販品の例としては、例えば、花王株式会社製のアミート 102、105、105A、302、320等が挙げられる。
ポリオキシアルキレンポリオキシアルキレングリコールの市販品の例としては、例えば、花王株式会社製のエマルゲン PP−290(ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールが160/30のコポリマー);三洋化成工業株式会社製のニューポール PE−61、PE−62、PE−64、PE−68、PE−71、PE−74、PE−75、PE−78、PE−108(ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン ブロックポリマー);第一工業製薬株式会社製のエパン 410、420、450、485、680、710、720、740、750、785、U−103、U−105、U−108(ポリプロピレングリコールの重量平均分子量が約950〜4000、ポリオキシエチレンの含有量が5〜95%程度のポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール)等が挙げられる。
これらの中ではポリオキシアルキレンポリオキシアルキレングリコールが好ましい。
前処理インクの総質量に対する、界面活性剤の含有量は通常0.05〜5%、好ましくは0.05〜3%、より好ましくは0.05〜1%、さらに好ましくは0.1〜0.5%程度である。このような含有量とすることにより、捺染された繊維の洗濯堅牢性、及び耐擦性が優れる傾向にある。また、前処理インクの保存安定性が優れる傾向にある。
[インク調製剤]
上記の前処理インクは、必要に応じて、さらにインク調整剤を含有することができる。
インク調製剤としては防黴剤、防腐剤、pH調整剤、キレート試薬、防錆剤、水溶性紫外線吸収剤、水溶性高分子化合物、酸化防止剤、糊剤等が挙げられる。
防黴剤の具体例としては、デヒドロ酢酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ナトリウムピリジンチオン−1−オキシド、p−ヒドロキシ安息香酸エチルエステル、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン及びその塩等が挙げられる。
防腐剤の例としては、例えば、有機硫黄系、有機窒素硫黄系、有機ハロゲン系、ハロアリールスルホン系、ヨードプロパギル系、ハロアルキルチオ系、ニトリル系、ピリジン系、8−オキシキノリン系、ベンゾチアゾール系、イソチアゾリン系、ジチオール系、ピリジンオキシド系、ニトロプロパン系、有機スズ系、フェノール系、第4アンモニウム塩系、トリアジン系、チアジン系、アニリド系、アダマンタン系、ジチオカーバメイト系、ブロム化インダノン系、ベンジルブロムアセテート系、無機塩系等の化合物が挙げられる。
有機ハロゲン系化合物の具体例としては、例えばペンタクロロフェノールナトリウムが挙げられる。ピリジンオキシド系化合物の具体例としては、例えば2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウムが挙げられる。イソチアゾリン系化合物の具体例としては、例えば、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンマグネシウムクロライド、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンカルシウムクロライド、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンカルシウムクロライド等が挙げられる。
その他の防腐防黴剤の具体例としては、無水酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、アーチケミカル社製、商品名プロクセルGXL(S)やプロクセルXL−2(S)等が挙げられる。
pH調整剤としては、調製されるインクに悪影響を及ぼさずに、インクのpHを例えば5〜11の範囲に制御できるものであれば任意の物質を使用することができる。pH調整剤としてはアルカリ金属の水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化物、脂肪族アミン化合物及びアルコールアミン化合物等が挙げられる。
アルカリ金属の水酸化物としては、例えば水酸化リチウム、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムが挙げられる。アルカリ土類金属の水酸化物として、例えば水酸化ベリリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム及び水酸化ストロンチウム等が挙げられる。これらの中ではアルカリ土類金属の水酸化物が好ましく、水酸化リチウム及び水酸化ナトリウムがより好ましい。
脂肪族アミン化合物としては、例えばアンモニア、モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエチルアミン、ジメチルアミン及びトリメチルアミンが挙げられるが、好ましくはアンモニア又はトリエチルアミンである。
アルコールアミン化合物としては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、メチルエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン及びN−メチルジエタノールアミンが挙げられるが、好ましくは3級アミン類であり、さらに好ましくは、トリエタノールアミンである。
他の具体例としては、例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩;ケイ酸ナトリウム、酢酸カリウム等の有機酸のアルカリ金属塩;リン酸二ナトリウム等のリン酸塩;等が挙げられる。
キレート試薬の具体例としては、例えば、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム、ウラシル二酢酸ナトリウム等が挙げられる。
防錆剤の具体例としては、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオグリコール酸アンモニウム、ジイソプロピルアンモニウムナイトライト、四硝酸ペンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト等が挙げられる。
水溶性紫外線吸収剤の具体例としては、例えば、スルホ化したベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾ−ル系化合物、サリチル酸系化合物、桂皮酸系化合物、又はトリアジン系化合物が挙げられる。
水溶性高分子化合物の具体例としては、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体、ポリアミン又はポリイミン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、各種の有機系及び金属錯体系の褪色防止剤を使用することができる。前記有機系の褪色防止剤の具体例としては、ハイドロキノン類、アルコキシフェノール類、ジアルコキシフェノール類、フェノール類、アニリン類、アミン類、インダン類、クロマン類、アルコキシアニリン類、複素環類等が挙げられる。
[糊剤]
上記の前処理インクは、必要に応じて、さらに糊剤を含有することができる。糊剤としては、例えば、トウモロコシ及び小麦などのデンプン;カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシメチルセルロース等のセルロース化合物;アルギン酸ナトリウム、アラビヤゴム、ローカストビーンガム、トラントガム、グアーガム、及びタマリンド種子等の多糖類、ゼラチン及びカゼイン等のタンパク質;タンニン及びリグニン等の天然水溶性高分子;及びポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、(メタ)アクリル酸、及び無水マレイン酸等を含有する、合成の水溶性高分子化合物等が挙げられる。
糊剤の含有量は、前処理インクの総質量に対して、通常0〜20%程度である。
上記の前処理インクは、繊維に対して使用するのが好ましい。繊維としては特に限定されない。その一例としては、例えば、絹、綿、羊毛、ナイロン、ポリエステル、レーヨン等の天然繊維、及び合成繊維よりなる群から選択される繊維、若しくはこれらの混紡繊維が挙げられる。これらの中では、綿、及び綿を含有する混紡繊維が好ましい。
[前処理方法]
上記の前処理方法は、上記の前処理インクを、繊維に付着させる工程を有する前処理方法である。前処理インクを繊維に付着させる工程は、特に制限されない。その一例としては、例えば、前処理インク中に繊維を浸積する工程;及び前処理インクを繊維に塗布又は噴霧する工程等が挙げられる。
上記の繊維の前処理方法は、前処理インク中のカチオンポリマーの付着量が、固形分換算で、繊維に対して通常2〜6mg/cm、好ましくは2.5〜5.5mg/cm、より好ましくは3〜5mg/cmとなるように、前処理インクを繊維に付着させる方法である。このような付着量とすることにより、繊維に白下地を設置したときの白色度が高く、繊維の肌触りが良好となる。
繊維に前処理インクを付着させた後、必要に応じて、繊維を乾燥することができる。繊維の乾燥は通常110〜200℃、好ましくは120〜180℃程度で数分間行うことができる。加熱温度を110℃以上とすることにより、繊維に対する前処理インクが含有する成分の定着性が良好となる。また、加熱温度を200℃以下とすることにより、繊維及び前処理インクが含有する成分の熱による劣化を防止できる。
上記した全ての成分等は、そのうちの1種類を単独で使用できるし、2種類以上を併用することもできる。
また、上記した全ての事項について、好ましいもの同士の組み合わせはより好ましく、より好ましいもの同士の組み合わせはさらに好ましい。好ましいものとより好ましいものとの組み合わせ、より好ましいものとさらに好ましいものとの組み合わせ等についても同様である。
上記の前処理インクで繊維の前処理をすることにより、上記の効果に加えて繊維の毛羽立ちを抑制することができる。このため、前処理された繊維に白色の下地を設けるとき、及び、その下地の上にカラーインクで画像を捺染したときのいずれにおいても、鮮明性が優れた画像が得られる。また、前処理をした部分に捺染された画像の定着性が向上することにより、画像の耐擦性、及び洗濯堅牢性をも良好にすることができる。
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例中の合成反応、晶析等の各操作は、特に断りの無い限り、いずれも攪拌下に行った。また、反応等の温度は、反応液等の内部温度を記載した。
また、実施例中で使用した「水」は、特に断りの無い限り、「イオン交換水」を意味する。
また、液の固形分含有量を測定するときは、株式会社エイ・アンド・デイ社製のMS−70を用い、乾燥重量法により求めた。
[調製例1]:前処理インクの調製。
下記表1に示した各成分を混合し、総量を100部とした後、十分に撹拌して混合することにより、調製例1の前処理インクを得た。
[調製例2]:前処理インクの調製。
下記表1に示した各成分を混合し、総量を100部とした後、十分に撹拌して混合することにより、調製例2の前処理インクを得た。
下記表2中の数値は「部」を意味し、固形分換算値である。
下記表2中の略号等は、以下の意味を有する。
KHE 100L:ユニセンス KHE100L(ジメチルアミン・アンモニア・エピクロルヒドリン重縮合物、固形分60%)。
モビニール:モビニール 6960(スチレン/アクリル系樹脂エマルジョン、固形分45%、Tg=−23℃)。
U−103:エパン U−103。
Figure 2019167661
[白インクの調製]
大日精化工業株式会社製の酸化チタンスラリー(TF−5760 WHITE(D2B)、10部)、三洋化成工業株式会社製のアニオン性ウレタン樹脂(ユーコート UX−320、固形分40%、10部)、DMS社製のアニオン性ウレタン樹脂(NeoRez R−967、固形分40%、5部)、グリセリン(15部)、プロピレングリコール(7.5部)、日信化学株式会社製の界面活性剤(ダイノール 604、0.8部)、トリエタノールアミン(0.4部)、アーチケミカル社製の防腐剤(PROXEL GXL(S)、0.05部)を水に加えて液を得た。この液の総量が100部となるように水で調整し、十分に攪拌、混合して液を得た。得られた液を孔径5μmのミックスセルロースエステルのフィルターでろ過した後、真空ポンプを用いて脱気処理することにより、試験用の白インクを得た。
[評価用の繊維の調製]
調製例1及び2の各前処理インクの付着量が、単位面積当たりの付着量0.025g/cmとなるように、綿100%のTシャツ(GILDAN社製、黒色生地)に対してローラーによりA4サイズで塗布し、前処理インクが付着した繊維を得た。得られた繊維に対して、ヒートプレス機で180℃、35秒間の加熱処理を行い、前処理された各繊維を得た。
得られた繊維の単位面積当たりのカチオンポリマーの付着量を算出し、上記表1に「付着量(mg/cm)」として記載した。
得られた前処理された各繊維の前処理された部分に対して、ガーメントプリンター(武藤工業製:VJ−405GT)を用い、上記のようにして調製した白インクを1200×1200dpiの印刷設定モードで吐出して、白インクが付着した繊維を得た。得られた繊維に対してヒートプレス機で180℃、35秒間の加熱処理を行い、白下地が形成された、評価用の繊維を得た。
[白色度の評価]
上記のようにして得た評価用の繊維の白下地の白色度を以下のようにして測定した。
測色機としてX−Rite社製のGretag Macbeth Spectrolinoを用いて、CIE/L*a*b*表色系における、L*値を測色した。観測光源はD65、観測視野は2°、濃度はANSI Tの条件測定である。この条件で5回測定を行い、その平均値を測定結果として、上記表1の「白色度」に示す。
本発明の前処理インクは、白インクにより設けられた下地の白色度が高い、繊維を前処理する方法であるため、繊維の前処理方法として極めて有用である。

Claims (9)

  1. 下記式(1)で表される構造単位を分子内に含有するカチオンポリマーと、アニオン性樹脂とを含有する前処理インクを繊維に付着させることにより、繊維を前処理する方法であって、
    上記前処理インク中のカチオンポリマーの付着量が、繊維に対して2〜6mg/cmである、繊維を前処理する方法。
    Figure 2019167661
    [式(1)中、
    及びRは、それぞれ独立して、水素原子、アルキル基、アリール基、及びヘテロアリール基よりなる群から選択される基を表わし、
    Xはハロゲン原子を表わし、
    nは1以上の整数を表わす。]
  2. 前処理インクの総質量に対する、カチオンポリマーの含有量が3〜25質量%である、請求項1に記載の繊維を前処理する方法。
  3. アニオン性樹脂が、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、アクリロニトリル、シアノアクリレート、アクリルアミド、オレフィン、スチレン、ウレタン、酢酸ビニル、塩化ビニル、ビニルアルコール、ビニルエーテル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニルカルバゾール、ビニルイミダゾール、及び塩化ビニリデンから選択される1種類以上のモノマーの重合体;フッ素樹脂;及び天然樹脂から選択される化合物である、請求項1に記載の繊維を前処理する方法。
  4. アニオン性樹脂が、(メタ)アクリル樹脂、スチレン−(メタ)アクリル樹脂、(メタ)アクリル−ウレタン樹脂、及びウレタン樹脂から選択される化合物である請求項1に記載の繊維を前処理する方法。
  5. さらに界面活性剤を含有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の繊維を前処理する方法。
  6. 界面活性剤が、アセチレングリコール及びポリアルキレングリコールから選択される界面活性剤である請求項1〜5のいずれか一項に記載の繊維を前処理する方法。
  7. 界面活性剤が、ポリアルキレングリコールである請求項6に記載の繊維を前処理する方法。
  8. 前処理インクの総質量に対する、アニオン性樹脂の含有量が1〜5質量%である、請求項1に記載の繊維を前処理する方法。
  9. 前処理インクを、繊維に付着させる工程が、インクジェットプリンタにより行われる工程である、請求項1に記載の繊維の前処理方法。
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