JP2019166255A - 吸込具及び電気掃除機 - Google Patents

吸込具及び電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019166255A
JP2019166255A JP2018058041A JP2018058041A JP2019166255A JP 2019166255 A JP2019166255 A JP 2019166255A JP 2018058041 A JP2018058041 A JP 2018058041A JP 2018058041 A JP2018058041 A JP 2018058041A JP 2019166255 A JP2019166255 A JP 2019166255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary cleaning
cleaning
rotary
cleaning body
suction tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018058041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6933174B2 (ja
Inventor
龍一 内田
Ryuichi Uchida
龍一 内田
近藤 大介
Daisuke Kondo
大介 近藤
直樹 山岸
Naoki Yamagishi
直樹 山岸
公義 相馬
Kimiyoshi Soma
公義 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2018058041A priority Critical patent/JP6933174B2/ja
Publication of JP2019166255A publication Critical patent/JP2019166255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6933174B2 publication Critical patent/JP6933174B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Abstract

【課題】複数種類の被清掃面に対して良好な使い勝手が得られる吸込具及び電気掃除機を提供する。【解決手段】吸込具2は、回転清掃体10を取り付け可能なボディー8と、ボディー8に取り付けられた回転清掃体10を回転させる駆動部(モータ12)とを備える。回転清掃体10は、被清掃面に接する清掃部材10aを有する。回転清掃体10は、ボディー8から取り外し可能である。吸込具2は、清掃部材10aの曲げ剛性、清掃部材10aの太さ、清掃部材10aの材質、清掃部材10aの根元から先端までの長さ、及び、清掃部材10aの並び方のうちの少なくとも一つが異なる複数種類の回転清掃体10を備える。ボディー8に取り付けて使用する回転清掃体10を、複数種類の回転清掃体10のうちの他の回転清掃体10に交換可能である。【選択図】図4

Description

本発明は、吸込具及び電気掃除機に関する。
下記特許文献1に開示された電気掃除機は、床用の吸込具と寝具用の吸込具が接続管に着脱自在に接続可能であり、いずれを使用するかを選択できる。
特許第5286332号公報
上述した従来の技術では、使用していない方の吸込具を保管するスペースが必要になるという課題がある。また、普段使用しない方の吸込具を、押入れ、あるいは段ボール箱の中などにしまったままになり、結局使用されない可能性がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、複数種類の被清掃面に対して良好な使い勝手が得られる吸込具及び電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明に係る吸込具は、回転清掃体を取り付け可能なボディーと、ボディーに取り付けられた回転清掃体を回転させる駆動部とを備える吸込具であって、回転清掃体は、被清掃面に接する清掃部材を有し、回転清掃体は、ボディーから取り外し可能であり、吸込具は、清掃部材の曲げ剛性、清掃部材の太さ、清掃部材の材質、清掃部材の根元から先端までの長さ、及び、清掃部材の並び方のうちの少なくとも一つが異なる複数種類の回転清掃体を備え、ボディーに取り付けて使用する回転清掃体を、複数種類の回転清掃体のうちの他の回転清掃体に交換可能であるものである。
また、本発明に係る電気掃除機は、上記吸込具と、上記吸込具に塵埃を吸い込むための気流を発生させる電動送風機とを備えるものである。
本発明によれば、複数種類の被清掃面に対して良好な使い勝手が得られる吸込具及び電気掃除機を提供することが可能となる。
実施の形態1による電気掃除機を示す斜視図である。 図1に示す電気掃除機が備える吸込具を斜め上から見た斜視図である。 図2に示す吸込具の断面図である。 図2に示す吸込具のボディーから回転清掃体を取り外す途中の状態を示す斜視図である。 実施の形態1による吸込具が備える回転清掃体を示す斜視図である。 実施の形態1による吸込具が備える回転清掃体を示す斜視図である。 実施の形態1による電気掃除機の機能ブロック図である。 実施の形態1による吸込具が備える封止部材を示す斜視図である。 図1に示す電気掃除機の掃除機本体を示す斜視図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による電気掃除機1を示す斜視図である。図1に示すように、電気掃除機1は、吸込具2、吸引パイプ3、吸引ホース4、掃除機本体5、ハンドル6、及び操作部7を備える。
吸込具2は、吸引パイプ3の一端部に対して、着脱可能に接続される。吸引パイプ3の他端部は、吸引ホース4の一端部に対して、着脱可能に接続される。吸引ホース4の他端部は、掃除機本体5のホース接続口に対して、着脱可能に接続される。
掃除機本体5は、吸込具2に塵埃を吸い込むための気流を発生させる電動送風機5aと、塵埃を含む空気から塵埃を分離する塵埃分離部とを内蔵している。掃除機本体5の塵埃分離部は、例えば、サイクロン式のものでもよいし、紙パック式のものでもよい。
使用者が電気掃除機1を用いて掃除を行うとき、使用者はハンドル6を把持する。ハンドル6の近くに、使用者が手で操作するスイッチなどを有する操作部7が設置されている。
図2は、図1に示す電気掃除機1が備える吸込具2を斜め上から見た斜視図である。図3は、図2に示す吸込具2の断面図である。これらの図に示すように、吸込具2は、ボディー8と連結管9とを備える。連結管9は、ボディー8の長手方向の中央において、ボディー8の後面側に配置されている。連結管9は、前述した吸引パイプ3に対して連結される。吸込具2は、例えば床面のような被清掃面の上を移動しながら塵埃を空気と一緒に吸い込むためのものである。本実施の形態の吸込具2は、掃除機ヘッドとも呼ばれる。
ボディー8は、上ケース8aと下ケース8bとが組み合わされて構成された細長い形状の外観を有する。ボディー8の長手方向の長さは、例えば、10cm以上30cm以下の範囲にあってもよい。図3に示すように、ボディー8は、底面開口8c及び内部空間8dを有する。含塵空気が底面開口8cからボディー8の内部に流入する。内部空間8dは、底面開口8cに連通している。含塵空気は、内部空間8dを通過して、連結管9の内部へ移動する。
内部空間8dに回転清掃体10が配置されている。回転清掃体10は、回転可能である。回転清掃体10は、被清掃面に接する清掃部材10aを有する。清掃部材10aは、例えばナイロンのような樹脂材料で作られた繊維質の多数のブラシ毛でもよいし、ゴムのブレードのようなものでもよいし、それらを組み合わせたものでもよい。回転清掃体10が回転すると、清掃部材10aが被清掃面上の塵埃を掻き上げる。回転清掃体10は、アジテーターまたはビーターバーとも呼ばれる。
ボディー8は、ボディー8の前面を形成する前面壁8eを備える。前面壁8eは、例えばエラストマー、塩化ビニールのような、比較的変形し易い軟質材料で作られていることが望ましい。連結管9は、関節11を介してボディー8につながっている。関節11により、連結管9は、ボディー8に対して、互いに平行でない第一回転軸及び第二回転軸を中心として回転可能である。
図2に示すように、吸込具2は、回転清掃体10を回転させるモータ12を備える。モータ12は、ボディー8の内部に配置されている。モータ12の駆動力は、例えばベルト(図示せず)のような動力伝達機構を介して回転清掃体10に伝達され、回転清掃体10を回転させる。回転清掃体10の回転軸は、ボディー8の長手方向に対して実質的に平行である。
図3に示すように、第一車輪13及び第二車輪14がボディー8に対して取り付けられている。ボディー8は、被清掃面上で第一車輪13に支えられることで、被清掃面上をスムーズに移動できる。第二車輪14は、ボディー8に対して回動可能な支持部材(図示せず)を介してボディー8に対して取り付けられている。当該支持部材が回動することで、第二車輪14はボディー8に対して変位可能である。吸込具2が被清掃面から浮いている状態においては、第二車輪14は、ボディー8の底面から下へ突出する。吸込具2が被清掃面に置かれている状態においては、第二車輪14は、ボディー8の内側に引っ込む。吸込具2は、第二車輪14が引っ込んだときにはオンとなり、第二車輪14が突出したときにはオフとなる安全スイッチ(図示せず)を内蔵している。この安全スイッチがオンすると回転清掃体10は駆動可能な状態になり、安全スイッチがオフすると回転清掃体10の回転が停止する。
モータ12は、回転清掃体10を回転させる駆動部の例である。この例に代えて、回転清掃体10を回転させる駆動部は、例えば、空気流によって回転するタービンを用いたものでもよい。
回転清掃体10は、ボディー8から取り外し可能である。図4は、図2に示す吸込具2のボディー8から回転清掃体10を取り外す途中の状態を示す斜視図である。図4に示すように、回転清掃体10の長手方向の一端側に着脱用持ち手15が連結されている。回転清掃体10は、着脱用持ち手15に対して回転可能である。着脱用持ち手15は、突出する摘み15aを有する。摘み15aは、指でつまめる一文字状の形状を有する。
ボディー8は、内部空間8dからボディー8の一方の側面へ貫通する開口8fを有する。回転清掃体10をボディー8から取り外すときに回転清掃体10が開口8fを通過する。図4は、回転清掃体10が開口8fを通過する途中の状態を示す。開口8fを通して回転清掃体10をボディー8から引き抜くことで、回転清掃体10をボディー8から取り外すことができる。回転清掃体10をボディー8に対して適切に装着した状態では、着脱用持ち手15が開口8fを塞ぐ。
回転清掃体10がボディー8に対して適切に装着された状態から摘み15aに指を添えて着脱用持ち手15を回転させると、着脱用持ち手15と開口8fとの間のロックが解除され、回転清掃体10をボディー8から引き抜ける状態になる。回転清掃体10をボディー8に対して装着するときには、逆の手順により、着脱用持ち手15を開口8fに対して固定することができる。
本実施の形態の吸込具2は、清掃部材10aの曲げ剛性、清掃部材10aの太さ、清掃部材10aの材質、清掃部材10aの根元から先端までの長さ、及び、清掃部材10aの並び方のうちの少なくとも一つが異なる複数種類の回転清掃体10を備える。この吸込具2では、ボディー8に取り付けて使用する回転清掃体10を、複数種類の回転清掃体10のうちの他の回転清掃体10に交換可能である。
図5は、実施の形態1による吸込具2が備える回転清掃体10Aを示す斜視図である。図6は、実施の形態1による吸込具2が備える回転清掃体10Bを示す斜視図である。本実施の形態の吸込具2は、図5に示す回転清掃体10Aと、図6に示す回転清掃体10Bとの2種類の回転清掃体10を備える。回転清掃体10Aは、第一回転清掃体に相当する。回転清掃体10Bは、第二回転清掃体に相当する。以下の説明では、回転清掃体10Aと回転清掃体10Bとを区別する必要のない場合には総称して「回転清掃体10」と呼ぶ。
図5及び図6に示すように、回転清掃体10は、筒状基体10b及び清掃部材保持部10cを備える。清掃部材保持部10cは、筒状基体10bの外周面から突出する。清掃部材保持部10cは、清掃部材10aを保持する。清掃部材10a及び清掃部材保持部10cは、筒状基体10bの外周において、つるまき線状に延びる。筒状基体10bの外周に、並行する複数条の清掃部材10a及び清掃部材保持部10cが配置されている。
以下の説明では、清掃部材10aの根元から先端までの長さを単に「清掃部材10aの長さ」と呼ぶ。本実施の形態における清掃部材10aは、毛で構成されている。清掃部材10aの長さは、清掃部材保持部10cから、清掃部材10aを構成する毛の先端までの長さに相当する。
図6に示す回転清掃体10Bの清掃部材10aの長さは、図5に示す回転清掃体10Aの清掃部材10aの長さよりも長い。回転清掃体10Bによれば、以下のような効果が得られる。清掃部材10aの長さが長いほど、清掃部材10aが被清掃面に接したときに清掃部材10aが曲げ変形しやすいので、清掃部材10aの側面が被清掃面に当たりやすい。清掃部材10aの側面が被清掃面に当たると、被清掃面を拭うことに類似する清掃効果が得られる。このような回転清掃体10Bは、例えば、フローリングの清掃に適している。
また、回転清掃体10Bは、布団のような寝具の清掃にも適している。曲げ変形しやすい清掃部材10aを有する回転清掃体10Bによれば、寝具に傷が付くことを確実に防止できる。
これに対し、長さが比較的短い清掃部材10aを有する回転清掃体10Aによれば、以下のような効果が得られる。清掃部材10aの長さが短いほど、清掃部材10aが被清掃面に接したときに清掃部材10aが曲げ変形しにくいので、清掃部材10aが被清掃面を攪拌して塵埃を掻き出す効果が高くなる。このような回転清掃体10Aは、例えば、絨毯の清掃に適している。
本実施の形態であれば、清掃する被清掃面の種類に応じて、2種類の回転清掃体10A,10Bのうち、より適した方の回転清掃体10をボディー8に取り付けて使用することができる。このため、より優れた清掃効果が得られる。また、使用していない方の回転清掃体10は、狭いスペースに収納可能であるので、邪魔になることもない。また、吸込具2の全体を交換する場合よりも、回転清掃体10のみを交換する作業の方が簡単である。
前述したように、本実施の形態では、回転清掃体10Bの清掃部材10aの長さが回転清掃体10Aの清掃部材10aの長さよりも長いという長さ条件(第三条件)を満足する。この長さ条件に代えて、回転清掃体10Bの清掃部材10aの曲げ剛性が回転清掃体10Aの清掃部材10aの曲げ剛性よりも高いという条件(第一条件)を満足するようにしてもよい。その場合であっても類似の効果が得られる。あるいは、長さ条件に代えて、回転清掃体10Bの清掃部材10aの太さが回転清掃体10Aの清掃部材10aの太さよりも太いという条件(第二条件)を満足するようにしてもよい。その場合であっても類似の効果が得られる。
吸込具2は、3種類以上の回転清掃体10を備えてもよい。吸込具2が備える複数種類の回転清掃体10の間で、清掃部材10aの材質が異なるようにしてもよい。その場合においても、前述した効果に類似した効果が得られる。吸込具2が備える複数種類の回転清掃体10の間で、清掃部材10aの並び方が異なるようにしてもよい。その場合においても、前述した効果に類似した効果が得られる。「清掃部材10aの並び方」とは、例えば、清掃部材10a及び清掃部材保持部10cの条数、清掃部材10aを構成する毛の本数、清掃部材10aを構成する毛の配置密度のうちの少なくとも一つでもよい。
図5及び図6に示すように、着脱用持ち手15と反対側の回転清掃体10の端部に、噛合凹部10dが形成されている。図示を省略するが、ボディー8の内部には、モータ12により駆動される駆動ロータ(図示せず)が設置されている。噛合凹部10dは、当該駆動ロータが有する凸部と噛み合う。回転清掃体10がボディー8に取り付けられた状態では、当該駆動ロータに噛合凹部10dが噛み合うことで、当該駆動ロータから回転清掃体10へ回転力が伝達される。
図6に示すように、回転清掃体10Bの噛合凹部10dの近くに凸部10eが形成されている。図5に示すように、回転清掃体10Aの噛合凹部10dの近くには凸部10eが形成されていない。
図7は、実施の形態1による電気掃除機1の機能ブロック図である。図7に示すように、電気掃除機1は、制御部16及び検出部17を備える。制御部16(制御手段)は、操作部7から受信した信号と、検出部17から受信した信号とに基づいて、電動送風機5a及びモータ12の運転を制御する。制御部16は、電動送風機5aの出力を調整することにより電動送風機5aの吸引力を調整できる。制御部16は、モータ12により回転清掃体10の回転速度を調整できる。制御部16は、処理回路により実現されてもよい。制御部16の処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ16aと少なくとも1つのメモリ16bとを備えてもよい。
検出部17は、複数種類の回転清掃体10のうちのどの種類の回転清掃体10がボディー8に取り付けられているかを判別する判別手段に相当する。検出部17は、ボディー8の内部に配置されている。回転清掃体10Bがボディー8に取り付けられると、検出部17が有するスイッチが凸部10eに押されることで、検出部17が第一信号を出力する。これに対し、回転清掃体10Aがボディー8に取り付けられると、検出部17が有するスイッチは押されないので、第一信号とは異なる第二信号を検出部17が出力する。制御部16は、検出部17から受信する信号に基づいて、回転清掃体10A,10Bのいずれがボディー8に取り付けられているかを判別できる。
制御部16は、ボディー8に取り付けられている回転清掃体10の種類に応じて、電動送風機5aの吸引力と回転清掃体10の回転速度との少なくとも一方を調整してもよい。そのようにすることで、被清掃面の種類に応じて、電動送風機5aの吸引力と回転清掃体10の回転速度との少なくとも一方を過不足のない値に調整することが可能となる。例えば、以下のようにしてもよい。回転清掃体10Aがボディー8に取り付けられている場合には、絨毯などを清掃していると考えられる。絨毯の清掃には、電動送風機5aの吸引力が高いことが望ましく、回転清掃体10の回転速度が高いことが望ましい。そこで、この場合には、制御部16は、電動送風機5aの吸引力と回転清掃体10の回転速度との少なくとも一方が比較的高い値になるように調整する。これに対し、回転清掃体10Bがボディー8に取り付けられている場合には、フローリングまたは布団などを清掃していると考えられる。フローリングあるいは布団の清掃には、電動送風機5aの吸引力がそれほど高い必要はなく、回転清掃体10の回転速度がそれほど高い必要はない。そこで、この場合には、制御部16は、電動送風機5aの吸引力と回転清掃体10の回転速度との少なくとも一方が比較的低い値になるように調整する。
本実施の形態の吸込具2は、回転清掃体10をボディー8に取り付けない状態で使用することもできる。例えばフローリングを清掃するときなどには、回転清掃体10の必要性が低い場合がある。そのような場合に、回転清掃体10をボディー8に取り付けない状態で吸込具2を使用する。本実施の形態の吸込具2は、回転清掃体10をボディー8に取り付けないときに開口8fを塞ぐ封止部材18を備える。
図8は、実施の形態1による吸込具2が備える封止部材18を示す斜視図である。封止部材18は、前述した着脱用持ち手15と類似の形状を有する。封止部材18は、突出する摘み18aを有する。封止部材18を開口8fに挿入し、摘み18aに指を添えて封止部材18を回転させると、封止部材18が開口8fに固定され、開口8fが塞がれる。回転清掃体10をボディー8に取り付けない状態で吸込具2を使用するときには、封止部材18によって開口8fを塞ぐことで、ボディー8の内部空間8dの真空度が低下することを確実に防止できるので、より優れた清掃効果が得られる。
図9は、図1に示す電気掃除機1の掃除機本体5を示す斜視図である。図9に示すように、回転清掃体10を収納可能な収納部5bが掃除機本体5の内部に形成されている。ボディー8に取り付けられていない回転清掃体10、すなわち使用していない回転清掃体10を収納部5bに収納可能である。これにより、すなわち使用していない回転清掃体10を他の場所にしまっておく必要がないので、使い勝手に優れる。ボディー8に取り付ける回転清掃体10を交換するときにも、すぐに交換することができる。
収納部5bは、回転清掃体10の形状に対応した、細長い形状を有する。収納部5bの入口5cが掃除機本体5の上面に形成されている。図示の例では、収納部5bの長手方向が水平面に対して垂直になるように収納部5bが形成されているが、収納部5bの長手方向が水平あるいは斜めになるように収納部5bを形成してもよい。また、複数の収納部5bを掃除機本体5に形成してもよい。
掃除機本体5は、紫外線光源5dを備える。紫外線光源5dは、収納部5bに収納された回転清掃体10に対して紫外線を照射する。紫外線光源5dから回転清掃体10に対して紫外線を照射することにより、回転清掃体10を殺菌することができるので、衛生性を向上することが可能となる。紫外線光源5dは、紫外線LEDを備えたものでもよい。
以上説明した実施の形態では、一般にキャニスター型と呼ばれる形式の電気掃除機を例に説明したが、一般に縦型、アップライト型、スティック型、または片手持運び型などと呼ばれる形式の電気掃除機、あるいは肩掛け型などと呼ばれる形式の電気掃除機のような、他の形式の電気掃除機にも本発明を適用可能である。
また、本発明は、一般にロボット掃除機と呼ばれるような、被清掃面上を自律的に移動する自走式の電気掃除機にも適用可能である。この場合には、回転清掃体及びこれを駆動する駆動部を有する吸込具と、塵埃を吸引する気流を発生させる電動送風機との両方が、ロボット掃除機の本体に備えられてもよい。
1 電気掃除機、 2 吸込具、 3 吸引パイプ、 4 吸引ホース、 5 掃除機本体、 5a 電動送風機、 5b 収納部、 5c 入口、 5d 紫外線光源、 6 ハンドル、 7 操作部、 8 ボディー、 8a 上ケース、 8b 下ケース、 8c 底面開口、 8d 内部空間、 8e 前面壁、 8f 開口、 9 連結管、 10,10A,10B 回転清掃体、 10a 清掃部材、 10b 筒状基体、 10c 清掃部材保持部、 10d 噛合凹部、 10e 凸部、 11 関節、 12 モータ、 13 第一車輪、 14 第二車輪、 16 制御部、 17 検出部、 18 封止部材

Claims (7)

  1. 回転清掃体を取り付け可能なボディーと、前記ボディーに取り付けられた前記回転清掃体を回転させる駆動部とを備える吸込具であって、
    前記回転清掃体は、被清掃面に接する清掃部材を有し、
    前記回転清掃体は、前記ボディーから取り外し可能であり、
    前記吸込具は、前記清掃部材の曲げ剛性、前記清掃部材の太さ、前記清掃部材の材質、前記清掃部材の根元から先端までの長さ、及び、前記清掃部材の並び方のうちの少なくとも一つが異なる複数種類の前記回転清掃体を備え、
    前記ボディーに取り付けて使用する前記回転清掃体を、前記複数種類の前記回転清掃体のうちの他の前記回転清掃体に交換可能である吸込具。
  2. 前記複数種類の前記回転清掃体は、第一回転清掃体及び第二回転清掃体を含み、
    前記第二回転清掃体の前記清掃部材の曲げ剛性が前記第一回転清掃体の前記清掃部材の曲げ剛性よりも高い第一条件と、
    前記第二回転清掃体の前記清掃部材の太さが前記第一回転清掃体の前記清掃部材の太さよりも太い第二条件と、
    前記第二回転清掃体の前記清掃部材の根元から先端までの長さが前記第一回転清掃体の前記清掃部材の根元から先端までの長さよりも長い第三条件のうちの少なくとも一つの条件を満足する請求項1に記載の吸込具。
  3. 前記回転清掃体を前記ボディーから取り外すときに前記回転清掃体が通過する開口が前記ボディーに形成されており、
    前記回転清掃体を前記ボディーに取り付けないときに前記開口を塞ぐ封止部材を備える請求項1または請求項2に記載の吸込具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の吸込具と、
    前記吸込具に塵埃を吸い込むための気流を発生させる電動送風機とを備える電気掃除機。
  5. 前記複数種類の前記回転清掃体のうちのどの前記回転清掃体が前記ボディーに取り付けられているかを判別する判別手段と、
    前記ボディーに取り付けられている前記回転清掃体の種類に応じて、前記電動送風機の吸引力と前記回転清掃体の回転速度との少なくとも一方を調整する制御手段とを備える請求項4に記載の電気掃除機。
  6. 前記ボディーに取り付けられていない前記回転清掃体を収納可能な収納部を備える請求項4または請求項5に記載の電気掃除機。
  7. 前記収納部に収納された前記回転清掃体に対して紫外線を照射する紫外線光源を備える請求項6に記載の電気掃除機。
JP2018058041A 2018-03-26 2018-03-26 吸込具及び電気掃除機 Active JP6933174B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018058041A JP6933174B2 (ja) 2018-03-26 2018-03-26 吸込具及び電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018058041A JP6933174B2 (ja) 2018-03-26 2018-03-26 吸込具及び電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019166255A true JP2019166255A (ja) 2019-10-03
JP6933174B2 JP6933174B2 (ja) 2021-09-08

Family

ID=68106172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018058041A Active JP6933174B2 (ja) 2018-03-26 2018-03-26 吸込具及び電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6933174B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021083681A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 三菱電機株式会社 吸込具および電気掃除機
WO2023153771A1 (ko) * 2022-02-08 2023-08-17 엘지전자 주식회사 청소기

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61188547U (ja) * 1985-05-31 1986-11-25
JPH05261036A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 Hitachi Ltd 電気掃除機の吸口
JPH08103403A (ja) * 1994-10-06 1996-04-23 Hirokimi Doi 電気掃除機
JP2006051187A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機
JP2012152479A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Hitachi Appliances Inc 収納装置付き電気掃除機及び電気掃除機の収納装置
JP2016171981A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 アイロボット コーポレイション 着脱可能パッドを用いた自律床清掃
JP6075466B2 (ja) * 2014-02-07 2017-02-08 三菱電機株式会社 床面吸込具及びこの床面吸込具を備えた電気掃除機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61188547U (ja) * 1985-05-31 1986-11-25
JPH05261036A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 Hitachi Ltd 電気掃除機の吸口
JPH08103403A (ja) * 1994-10-06 1996-04-23 Hirokimi Doi 電気掃除機
JP2006051187A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機
JP2012152479A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Hitachi Appliances Inc 収納装置付き電気掃除機及び電気掃除機の収納装置
JP6075466B2 (ja) * 2014-02-07 2017-02-08 三菱電機株式会社 床面吸込具及びこの床面吸込具を備えた電気掃除機
JP2016171981A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 アイロボット コーポレイション 着脱可能パッドを用いた自律床清掃

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021083681A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 三菱電機株式会社 吸込具および電気掃除機
WO2023153771A1 (ko) * 2022-02-08 2023-08-17 엘지전자 주식회사 청소기

Also Published As

Publication number Publication date
JP6933174B2 (ja) 2021-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5118726B2 (ja) 表面処理ヘッド
JP5600509B2 (ja) 表面処理ヘッド
JP4938876B2 (ja) 表面処理用ヘッド
JP2007000602A (ja) 水掃除機能を備えた真空掃除機
EP2453778B1 (en) A surface treating head
JP2007089755A (ja) 集塵器およびそれを備えた電気掃除機
WO2015118981A1 (ja) 床面吸込具及びこの床面吸込具を備えた電気掃除機
JP2019166255A (ja) 吸込具及び電気掃除機
JP2009017902A (ja) 電気掃除機の吸口体及びこれを用いた電気掃除機
JP2008289671A (ja) 電気掃除機用アタッチメント
JP2006334301A (ja) 電気掃除機用吸込具
JP2017006185A (ja) 電気掃除機の吸込具及びこれを備えた電気掃除機
JP2011041748A (ja) 掃除機用吸込み口体及び電気掃除機
KR200306319Y1 (ko) 브러쉬가 내장된 진공청소기용 흡입헤드
JP4726708B2 (ja) 電気掃除機
JP5253885B2 (ja) 吸込口体および電気掃除機
JP3882771B2 (ja) 電気掃除機
JP4421339B2 (ja) 吸込口体および電気掃除機
KR200159657Y1 (ko) 업라이트청소기의 더스트커버설치구조
JP2019170693A (ja) 吸込具及び電気掃除機
JP2006026201A (ja) 掃除機用吸込具及びそれを備えた電気掃除機
JP2013208161A (ja) 電気掃除機
JP2005334209A (ja) 掃除機用吸込具及びこれを用いた電気掃除機
JP2004057364A (ja) 吸込み口体及び電気掃除機
JP2001309876A (ja) 床用吸込具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210720

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6933174

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150