JPH05261036A - 電気掃除機の吸口 - Google Patents

電気掃除機の吸口

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Publication number
JPH05261036A
JPH05261036A JP4063211A JP6321192A JPH05261036A JP H05261036 A JPH05261036 A JP H05261036A JP 4063211 A JP4063211 A JP 4063211A JP 6321192 A JP6321192 A JP 6321192A JP H05261036 A JPH05261036 A JP H05261036A
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JP
Japan
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brush
suction port
wiping
vacuum cleaner
brush base
Prior art date
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Application number
JP4063211A
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English (en)
Inventor
Susumu Sato
佐藤  進
Masaro Sunakawa
正郎 砂川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】本発明は、塵埃を掻きあげる回転清掃体13と
床面等の汚れ等を拭く、拭きブラシを有するブラシ台を
着脱自在に構成した回転清掃体を、吸口1の吸込口室1
4に着脱自在に支持し、その吸込口室上方に着脱自在な
吸込口カバー4で構成し、拭きブラシに螺旋状等の塵埃
侵入路を間欠、或いは連続的に設けた電気掃除機の吸口
である。 【効果】床面の清掃の際、拭きブラシを持つ回転清掃体
を容易に吸口に取付け使用することができ、付着し汚れ
た拭きブラシを洗浄することが容易なため長期に渡って
拭き面が維持できる実用的価値が高く、また、塵埃侵入
路を有した拭きブラシであるため拭きと吸塵が同時に出
来、掃除効率が高い。更に、吸込口と拭きブラシとの隙
間が確保出来、吸込気流の流れがスムーズと成り吸込性
能の向上、及び気流音の低減により静音化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機の吸口に係
り、特にフローリング床など木床面、及びタイル或い
は、畳等の床面の拭き掃き拭き、磨きの掃除に最適な吸
口に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の吸口は、実開昭64−
43859 号に記載のように、回転体の全周に渡り布地を巻
きつけ固着させた回転布地を木床,畳面に直接接触させ
て拭き掃除を行うものであった。しかしながら、回転体
全周に布地を巻回させ構成であるため、該布地と床面と
の間が全て接触されている為隙間がなく、床面に散乱し
ている粗大塵等は吸引出来ず吸い残しが生ずる。このた
め別の吸口を用いたりして吸引する等の手間が生じたり
し、使い勝手を著しく低下させるものであった。また、
上記のように床面との隙間がないため、電気掃除機から
生じた吸込気流が、吸口の吸込口底面前方に行き渡らな
いため吸込性能の低下ばかりか、吸込気流が塞がれた格
好となり、気流音が大きくなったり、それらに伴い異音
発生等の不快現象の要因があった。また、回転布地で床
面に付着した汚れをとり、その汚れが布地を徐々に汚染
し、長期に渡って布地の綺麗さが維持できず、そのまま
の状態で拭き掃除を継続すると床面への再汚染が生ず
る。従って、回転布地を取り外して洗浄するか、廃棄す
るかの選択となる。廃棄するとなると不経済であり、洗
浄する必要が生じる。しかし、本構造では容易に着脱が
出来ない。しかも、取り外した際に軸受が固持されてお
り、洗浄した際に軸受からの油、或いはグリースの流出
等及び発錆現象が伴い、著しく軸受の品質を低下させる
要因があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、吸込
口室内の流路を確保することで吸込性能の向上を図った
回転清掃体を得るとともに、従来例では容易に出来なか
ったブラシ台の洗浄を容易にした電気掃除機の吸口を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転清掃体の
軸方向に対して螺旋状形状等の塵埃侵入路を設けたブラ
シ台を形設したことで、ブラシ台からなる回転清掃体を
吸込口室に内設した状態で、吸口吸込室とブラシ台の塵
埃侵入路との距離が開くため、この間で吸込流路が確保
され、それに伴って、吸込性能の向上や気流音の低減等
が図られる。また、吸込口室上方のケースを着脱自在な
吸口カバーで開閉自在に構成して、回転清掃体の着脱を
容易に行い易く、更にモータ等の駆動源からの回転伝達
を摩擦車方式で回転清掃体に伝達する手段としたこと
で、回転清掃体の取付け、取外しが容易となり、更に、
床面の拭き掃き磨きを行うためのブラシ台を別体部品で
装着容易な構成としたことで、ブラシ台のみの洗浄が容
易な回転清掃体を備えた電気掃除機の吸口が達成され
る。
【0005】
【作用】本発明によれば、拭きブラシの径及び軸方向に
塵埃侵入路を設けてあるため、電気掃除機からの吸込引
気流の流れを吸口内で妨げる事なく、気流の通りが良
く、従って床面に散乱している菓子屑等の粗大塵に対し
て吸口内に吸引しやすく、しかも高速気流音が生じにく
いため異音等の不快な音の発生がない快音吸口が可能と
なり、また洗浄可能なブラシ台を回転清掃体着脱自在に
装着させ、吸口を床面に接地させたとき、拭きブラシの
外周が接触するようブラシ台の寸法を設定した回転清掃
体を吸口に着脱自在に取着したので、フローリング床
面,畳等の床面を掃除する際、拭きブラシ外周が回転し
ながら床面を拭きながら磨く作用も生じ更に、拭き部材
となる拭きブラシの洗浄によるメンテナンスが容易とな
り、長期に渡って拭きブラシの美しさが維持できる電気
掃除機の吸口を提供することが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図8迄を
引用し説明する。
【0007】吸口1は、上ケース2,下ケース3及び、
吸口カバー4により外郭を構成し、下ケース3と上ケー
ス2及び吸口カバー4の間に家具等への傷つきを防止す
るバンパー5を設け、後端部に上下回転自在なケーシン
グ6を備え、その先に回転自在な吸口継手7を接続して
いる。
【0008】下ケース3前側下方に横長の吸込口8を形
設し、吸込口8の前方に可焼性を有し吸込口8内の吸込
圧力を保持する圧力制御板9を横方向に配設している。
該圧力制御板9は数箇所切欠き部(図示せず)を設けて
ある。又、下ケース3は前側下方にローラ10を、後方
下方に車輪11を回動自在に軸支され、該ローラ10と
車輪11によって下ケース3の下面と床面との間に一定
の間隔を維時出来るようになっている。
【0009】吸口1の内部には、回転清掃体13を収納
する吸込口室14,吸込口8から入った塵埃をケーシン
グ6及び、吸口継手7へ導く連絡路15,回転清掃体1
3の駆動源となるモータ16を収納するモータ室17更
に、モータ16の回転を制御する制御基板18がある。
【0010】回転清掃体13はロータリーコア22とブ
ラシ台65とで着脱時に構成され、ロータリーコア22
には、一方、ストッパーを一体に形成したストッパー部
19を、もう一方に断面台形状の歯を有する摩擦車(従
動側)20を嵌着した摩擦プーリ21を配設すると共
に、ロータリーコア22両端にシャフト23を圧入し、
すべり軸受24によって回転自在に軸支し、すべり軸受
24を圧入した軸受カバー25を下ケース3に設けた一
対の対向した支持リブ26,27により保持している。
【0011】また、ここで、図3,図4,図5を引用し
説明していくと、ロータリーコア22の外周には、軸方
向に延びる溝部67があり、円筒状のブラシ台65の内
周には、該、溝部67に嵌合する同じく軸方向に延びる
突起部68があり、ロータリーコア部22の回転を確実
にブラシ台65に伝えると共に、ブラシ台65の軸方向
の係止を摩擦プーリ21の端面21aとストッパー部1
9によりおこなっている。摩擦プーリ21のブラシ台6
5と対向する部分の外径を、ブラシ台65の内径より大
なる寸法(φD)に構成し、ストッパーを除いたストッ
パー部19の外径(φD1 )をブラシ台65の内径(φ
d)より小なる寸法に構成しているので、使用時はブラ
シ台65が確実に摩擦プーリ21の端部21aとストッ
パー部19の間で保持され、メンテナンスのためブラシ
台65を取外す時はストッパー部19を押すことにより
容易に取外す事が出来る。
【0012】また、摩擦車(従動側)20の材質とし
て、耐摩耗性に優れると共に、嵌着のために可撓性を有
するウレタンゴムを使用している。モータ16には、両
側に防振ゴム(大)28,防振ゴム(小)29があり、
回転軸30は軸を両側に有する両軸タイプを使用し、夫
々プーリ31,32と回転清掃体13がロックする等、
過負荷が加わった時にモータ16の移動を防止するため
に、すべり軸受33を圧入した軸受部34を備えてい
る。
【0013】連絡路15と下ケース3の間には、モータ
16の回転により駆動する駆動輪35配している。駆動
輪35は、外側に軟質のタイヤ36を、両側に塵埃の侵
入を防止する保護カバー37を設け、モータ16の回転
を伝える駆動プーリ38を備えたシャフト39に圧入
し、その両端をすべり軸受40を圧入した軸受部41に
て回動自在に軸支し、軸受部41と連絡路15と下ケー
ス3により嵌着固定している。
【0014】モータ16の回転は、減速比を大きくとる
ため途中の中間プーリ42を介してベルト43,44に
よって、駆動プーリ38に伝達する。中間プーリ42
は、シャフト45を圧入し、両端をすべり軸受46を圧
入した軸受部47にて回動自在に軸支しており、軸受部
47は連絡路15と上ケース2で嵌着固定している。
【0015】一方、モータ16の回転を回転清掃体13
に伝達するため、摩擦車(従動側)20と対向する位置
に摩擦車(従動側)20の断面台形状の歯に対応する溝
を有した摩擦車(駆動側)48を配置し、これと並列にモ
ータ16の回転をベルト49を介して伝えるプーリ部5
0を配置し、摩擦車(駆動側)48とプーリ部50を固
着することにより連結プーリ51を構成している。連結
プーリ51は、プーリ部50にシャフト52を圧入し、
摩擦車(駆動側)48を嵌着してEリングで固定して、
両端をすべり軸受を圧入した軸受部にて回動自在に軸支
されている。ここで、回転清掃体13Aの摩擦車(従動
側)20の軸受カバー25と下ケース3に設けた支持リ
ブ26の間に板バネ56を配置し、摩擦車(従動側)2
0が常に摩擦車(駆動側)48に押しつれられるように
している。
【0016】制御基板18の下側には、吸口1の操作方
向を検知するために回動自在に軸支した方向センサー
(図示せず)がある。方向センサーの回動方向の信号を
制御回路に取込み、モータ16の回転を吸口1の操作方
向に合わせて正逆回転させている。吸込口カバー4は、
両側に開閉レバー(図示せず)を有し、これを操作する
ことにより上ケース2及び、下ケース3から取外す事が
出来る。
【0017】また、ブラシ台65には、ABS樹脂等の
水洗い可能な材質で円筒状に形成され、該円筒状外周に
図6で示す如く極細繊維が高密度に集束されたナイロン
製の均一な厚みのはけ64を綿等の生地69に縫い付け
等の固着手段により構成された拭きブラシ71を、図7
で示す如くある一定の間隔でブラシ台65の外周に接着
剤により螺旋状に塵埃侵入路70を形成するよう、ある
一定の間隔を開けて巻きつけ固着している。ここで、本
発明の実施例である拭きブラシについて図8を引用し説
明する。ここで、ブラシ台65に拭きブラシ71を巻き
付けていく方法については多種多様の方法が考えられ
る。その一例について説明すると、まず拭きブラシ71
を巻き付け寸法(幅と長さと両端部傾斜)に裁断した帯
状の拭きブラシ71の生地69裏面に接着剤を塗布し、
拭きブラシ71先端部をブラシ台65の中央に固着さ
せ、ブラシ台65の一端部迄拭きブラシ71端面が当接
しないよう、ある一定の間隔を開けて螺旋状にブラシ台
65端部迄巻き付けていくことで必然的に螺旋状の塵埃
侵入路70がブラシ台65の半分に形成される。残るブ
ラシ台65の半分も同様に拭きブラシ71先端部をあら
かじめ固着された先端部に合わせるように巻方向のみ反
対方向に螺旋状に巻き付け行くことで図8に示す拭きブ
ラシ71が形成される。
【0018】また、他の方法として拭きブラシ71のは
け64幅を生地69の幅よりも狭くしたモヒカン状の拭
きブラシ71を作製して、該拭きブラシ71をブラシ台
65に螺旋状に生地69同志の端面を当接させるように
前述同様巻き付け、ブラシ台65の半分を固着し、次に
残り半分を前記同様巻き付けて行くことで生地64の露
出部が塵埃侵入路70として形成される。このように巻
き付け方法,構成については多種多様あり最適なものを
選択すればよい。
【0019】ここで、図7を引用し説明すると、拭きブ
ラシ71をブラシ台65に螺旋状に巻き付けする最適な
角度(θ)として30度から60度の範囲で、幅が30
mm程度の帯状の拭きブラシ71を巻き付けることで塵埃
侵入路70が形設され、該塵埃侵入路70の幅Wを5mm
から15mmの任意設定開口幅が得られ拭き主体か或い
は、吸塵も兼ねるかで適宣選択出来る。
【0020】このように形設された拭きブラシ71を有
する回転清掃体13を、吸込口室14に収納支持した状
態で図2で示すように吸口1の車輪11、及びローラ1
0底面より突出しておりフローリング床面等に常に接触
する寸法になっている。
【0021】次に掻き揚げ効果の高い回転掃除体につい
て、図9に従い説明する。
【0022】回転清掃体13Aは螺旋状に形設された発
泡樹脂製のロータリーコア22Aと一方にプーリ、他方
に断面台形状の歯を有する摩擦車(従動側)20を嵌着
した摩擦プーリー21を配設し、両端軸受により回転自
在に軸支し、すべり軸受24を圧入した軸受カバー25
を下ケース3に設けた一対の対向した支持リブ26,2
7により保持している。
【0023】回転清掃体13Aには、長手方向に螺旋状
に連続した嵌合溝を有し、この嵌合溝に嵌合する突起を
有した軟質可撓性を有するブレード12である。
【0024】更に、絨毯の掃除の際には、図9に示す塵
埃の掻き上げ効果の高い可橈性を持つブレード12を設
けた回転清掃体13Aを吸口カバー4を取外して、回転
清掃体13と交換して用いる事が出来る。ブレード12
の寸法は、掃除面に吸口1を置いたとき、掃除面とブレ
ード12の間は、僅かな隙間が開く寸法に設定し、フロ
ーリング床等の木床上で使用されてもブレード12が上
記、木床で擦れる事のないようにしている。
【0025】以上のように構成した吸口1は、操作方向
に合わせてモータ16が回転し、駆動輪35はモータ1
6と同一方向に回転する。一方、回転清掃体13,13
Aは、途中の摩擦車(従動側)20と摩擦車(駆動側)
48との摩擦伝達により回転方向が変えられモータ16
と逆方向に回転する。従って、掃除面に対して拭きブラ
シ71やブレード12の掻き揚げ効果が高められる方向
に回転させることが出来る。また、回転清掃体13,1
3Aのメンテナンスのため、回転清掃体13,13Aを
取出すのに吸口カバー4を上ケース2、及び下ケース3
から取出せば回転清掃体13,13Aが摩擦車(従動
側)20と摩擦車(駆動側)48の部分で着脱自在とな
るため、回転清掃体13,13Aの着脱が容易で、メン
テナンスに優れ、また、掃除面に応じて、夫々適した別
の種類の回転清掃体13,13Aを取付けることが出
来、取扱いが容易なものである。
【0026】また、拭きブラシ71の中央より夫々の端
部にわたり塵埃侵入路70を互いに螺旋方向が反対向き
の構成とし、吸口1前進操作時に拭きブラシ71よりな
る回転清掃体13を手前側に回転させることで塵埃搬送
作用が生じ、吸込口8両端に存在した塵埃が塵埃侵入路
70により中央に案内され、吸込口8中央に設けた連絡
路15を経て掃除機本体の集塵室内に効率良く吸塵され
る。
【0027】また、塵埃侵入路70の実用的性能幅寸法
として5mm〜15mm幅が最適で、すなわち5mm以下では
大豆等の粗大塵が吸込めず、吸塵される塵埃が限定され
る。しかも、気流通過断面が狭く従って風速が高く気流
音が高くなる。また、15mm以上では拭きブラシ71幅
に対する塵埃侵入路70幅(W)の比率が50%以上と
なり、これを螺旋状に形設し径方向一断面で見た場合、
拭きブラシ71端面から次ぎの拭きブラシ71端面迄の
距離が離れすぎて、例え高速で拭きブラシ71を回転さ
せても床面に対して時々しか拭き作用が作用しないた
め、拭き残しが生じ易い。しかも、塵埃侵入路70幅
(W)が広くなるため、すなわち気流通過断面が広くな
り風速が弱まり吸塵搬送作用の低下で吸込性能の低下が
生じる。
【0028】また、塵埃侵入路70及び拭きブラシ71
の巻き角度(θ)として実用上30度〜60度が最適
で、このことは角度(θ)30度以下では塵埃侵入路7
0の経路が長く塵埃を搬送する時間を多く必要とし、従
って吸塵効率の低下が生じやすい。しかも、角度(θ)
が浅いことで拭きブラシ71の回転方向の力と拭きブラ
シ71の端部傾斜面の抵抗力の合力が大きくなり、スラ
スト力が大となって回転損失が生じ回転の低下により拭
き作用が低下する。反対に角度(θ)が深いと吸口を直
進操作した場合に床面と接触する拭きブラシ71の回転
接触軌跡が同じになり、接触面と不接触面が存在するた
め拭き残しが生じる。よって拭きブラシ71の巻き角度
(θ)を30度から60度の範囲内で形設することと、
拭きブラシ71をブラシ台65中央を境に螺旋方向を互
いに反対方向としたので回転時のスラスト力が相殺され
易く、滑らかで且つ回転変動がないため拭き作用が安定
する。
【0029】また、塵埃侵入路70が交差する箇所に塵
埃が最も集積されるため、吸込力の最大効率点付近すな
わちに吸口1の連絡路15上に塵埃侵入路70の交差部
を設定したことで高い吸塵作用が生じる。
【0030】また、拭きブラシ71を構成するはけ64
は高密度に集束された極細繊維であり掃除面に吸口1を
置いたとき、掃除面と回転清掃体13の拭きブラシ71
は常に接触する寸法になっていて、例えば畳を掃除する
場合、畳目内に入り接触するため畳目内に付着している
微細塵を高い拭き作用によって吸塵しやすい。
【0031】このようにフローリング床面や畳を掃除す
るとき、拭きブラシ71を有する回転清掃体13を取付
けて行い、掃除面から塵埃を吸込むと同時に、から拭き
出来るようになっている。
【0032】また、拭きブラシ71上面に段差(高いは
けと低いはけ)を設けることで起伏あるいは、溝等が存
在する木床や畳等の面に拭きブラシ71が接触すること
で、より拭き作用の高い構成も考えられる。
【0033】本実施例によれば、フローリング床などの
床や畳の掃除の際に、拭きブラシ71を有する回転清掃
体13を容易に取付け使用することができ、この場合、
床面から拭き揚げた塵埃が拭きブラシ71に付着し汚れ
るため、定期的に水洗い、あるいは洗浄する必要がある
が、この場合、回転清掃体13は水洗いあるいは洗浄出
来ない軸受部分と、可能なブラシ台65を容易に分離で
きるため、拭きブラシ71に付着した汚れを綺麗に落す
ことができ、長期に渡って美しい拭きブラシ71が得ら
れる大きな効果を有する。また、これにより汚れたまま
長期に渡って掃除を行った場合、拭きブラシ71からの
汚れが再度、床面を再汚染させる等の問題を生じること
がなく、品質維持、及び取扱性などの優れた効果を有す
る。また、ブラシ台65の中央からお互いに拭きブラシ
71を反対方向に巻くことによって塵埃侵入路70が中
央に向かうように螺旋状に形設されるため、掃除時に吸
口1を運転させた場合に吸口1前方操作時に、前記ブラ
シ台65、すなわち回転清掃体13の回転方向を手前に
回転させることにより、吸込口8両端からの塵埃の通り
路としての塵埃侵入路70に中央に導かれ、吸口1中央
にある連絡路15内に効率良く吸塵され易く、更に軸方
向に対して細塵等の吸塵効果に優れたものである。更
に、紙屑や菓子屑、米粒、小豆等の粗大塵に対しての吸
塵は吸口1前方下端に、数ケ所切欠き部を設けた可撓性
を有した圧力制御板9が設けられているため、これら粗
大塵に対しても、上記切欠き部から吸塵され易く、何等
抵抗なく吸込口8室内に導かれ吸塵するため、上述した
如く、回転清掃体13の塵埃侵入路70との相乗効果に
より、吸口1前方操作時(前進時)に、全て吸塵出来る
ため前方へ粗大塵の飛散等が生じにくく、拭き掃除をし
ながら同時に吸塵することが出来、掃除効率の高く使い
勝手の良い効果を有する。また、螺旋状に拭きブラシ7
1が巻かれている回転清掃体13であるため、掃除面に
対して順次、拭きブラシ71が接するので拭き残こしが
生じないため、拭き効果が良い。更に、螺旋状に拭きブ
ラシ71を接着固定しているので剥がれにくい効果があ
る。
【0034】更に、従来、全周隙間なく拭きブラシを巻
かれた回転清掃体によって吸込口8面が覆われ、この室
内と回転清掃体との僅かな隙間により気流が高速化し、
気流音の上昇により高周波の音質の音が発生したり、あ
るいは、これらに起因して異音が発生し不快な現象とな
り非常に不快な吸口が、塵埃侵入路70を形設したこと
で最適な隙間が確保出来、上記発生が本発明により大幅
に解消される。
【0035】すなわち、拭きブラシ71に塵埃侵入路7
0を設けることで吸込口8面と回転清掃体13との隙間
が確保出来るため、塵埃の通りを良くするばかりでな
く、気流の流れがスムーズとなり気流音の低減が図られ
た低騒音の吸口1が得られ実用的価値の高い効果を有す
る。また、全周に渡り拭きブラシ71が巻かれている従
来のものとは異なり塵埃侵入路70があるため風の通り
が良く、従って隣接する拭きブラシ71端部が常にセル
フクリーニングされるため汚れが付きにくい。更に、塵
埃侵入路70が存在するため水洗い、あるいは洗浄後の
水切れが良好で、乾燥時間も少なく実用価値が高い。
【0036】次に他実施例その1について図10を用い
説明する。
【0037】はけ64を横方向に不定間隔を於いて複数
間引いた状態の拭きブラシ71Aを作製し、該拭きブラ
シ71Aを長手方向に裁断した帯状の拭きブラシ71A
を前記実施例と同方法でブラシ台65Aに、該ブラシ台
65A軸方向にはけ64の間引かれた部分が、隣接する
拭きブラシ71A面に対してずれるように巻き付け固着
することでブラシ台65Aに径方向と軸方向の塵埃侵入
路70Aが構成される。且つ、ここで径方向の塵埃侵入
路70Aが隣接する該拭きブラシ71A面と同一面上に
成らずに階段上に構成されている。
【0038】以上のように拭きブラシ71Aを有する回
転清掃体13を吸口1内に前記実施例同様回転自在に支
持することで拭き及び吸塵作用が得られる。しかも塵埃
侵入路70Aを軸及び径方向に設けて有るため、吸塵搬
送経路が多く、従って塵埃通過が容易となり効率的に塵
埃を吸口1の連絡路15へ導き易い。
【0039】従って、上記他実施例その1によれば、塵
埃侵入路70Aが複数存在することで最短距離で塵埃を
効率良く導くので吸込性能が高い。また、床面と拭きブ
ラシ71Aとの接触面が少ない為、回転時抵抗が低減出
来、駆動源であるモータ16や回転清掃体13のすべり
軸受24への負担が軽減出来これらの耐久性が向上す
る。
【0040】次に他実施例その2について、図11を用
い説明する。
【0041】ここで、回転清掃体13の構成は、前述の
実施例と同構成であり、拭きブラシ71Bの構成が異な
る点である。すなわちブラシ台65B外周に対して、拭
きブラシ71Bを同一方向へ螺旋状に、ある一定の間隔
で巻いて接着剤により固定し、一方向への塵埃侵入路7
0Bを有するような構成とした。
【0042】このように一方向の塵埃侵入路70Bを有
することで、吸込気流により吸込口8内に塵埃が吸引さ
れて塵埃侵入路70Bに入ってより塵埃搬送がおこなわ
れて行く間に塵埃侵入路70Bより細塵等が離脱し吸口
1内の連絡路15内に導かれる。
【0043】従って拭きブラシ71Bを同一方向に巻く
ため生産性が高く、工業的価値の優れた効果を有する。
【0044】次に他実施例その3について図12を用い
説明する。
【0045】ここで、回転清掃体13の構成は、前述の
実施例と同構成であり、拭きブラシ71Cの構成が異な
る点である。すなわちブラシ台65C外周に対して、拭
きブラシ71Cを同一方向へ螺旋状に、ある一定の間隔
で巻いて接着剤により固定し、一方向への塵埃侵入路7
0Cを有すると共に図10と同様軸方向にも略一直線状
に塵埃侵入路70Cを構成した。このように塵埃侵入路
70Cは軸方向にも略一直線状或いは階段状に形設する
構成を選択するかは拭きブラシ71Cの機能、目的によ
り選択すればよい。
【0046】このように一方向の塵埃侵入路70Cを有
することで、吸込気流により吸込口8内に塵埃が吸引さ
れて塵埃侵入路70Cに入って塵埃搬送がおこなわれて
行く間に塵埃侵入路70Cより細塵等が離脱し吸口1内
の連絡路15内に導かれる。更に、塵埃侵入路70Cを
軸及び径方向に設けて有るため、吸塵搬送経路が多く、
従って塵埃通過が容易となり効率的に塵埃を吸口1の連
絡路15へ導き易い。従って拭きブラシ71Cを同一方
向に巻くため生産性が高く、工業的価値の優れた効果を
有する。また、塵埃侵入路70Cが複数存在することで
最短距離で塵埃を効率良く導くので吸込性能が高い。
【0047】次に他実施例その4について、図13,図
14,図15を用い説明する。
【0048】回転掃除体13Bは、螺旋状に形設された
発泡樹脂製のロータリーコア22Bと一方にプーリー、
他方に断面台形状の歯を有する摩擦車20(従動側)を
嵌合した摩擦プーリー21を配設し、両端軸受により回
転自在に軸支し、すべり軸受24を圧入した軸受カバー
25を下ケース3に設けた一対の対向した支持リブ2
6,27により保持している。
【0049】回転掃除体13Bには、長手方向に螺旋状
に連続した略Cの字状の嵌合溝を有し、この嵌合溝に嵌
合する突起12aを有した軟質可撓性を有するブレード
12が対向するように嵌着されている。また、長細く一
様な幅で裁断され、拭きブラシ71dがロータリーコア
22Bのブラシ台65固定面57に当接され、ブレード
12と90度対向するように支持されている。
【0050】拭きブラシ71dは生地69の裏側に、溝
板状の金属あるいは合成樹脂よりなるブラシ台65dに
接着剤等により固着されている。ブラシ台65dは拭き
ブラシ71d長手方向の端部よりも大きくし、その端部
を、回転掃除体13dの拭きブラシ71d支持の端部に
略コの字状の支持部72を設け、この支持部72内に突
出したブラシ台65d先端を挿入することで固持され
る。拭きブラシ71d外径は、ブレード12外径よりも
大きく、且つ、吸口1の吸込口8室底部より突出し、木
床や畳などの掃除面に当接するように寸法を設定してい
る。このため掃除面に吸口1を置いたとき、掃除面と拭
きブラシ71dは常に接触する寸法になっている。
【0051】次に、絨毯の掃除の際には、塵埃の掻き揚
げ効果の高い可撓性を持つブレード12で摺接及び弾き
作用により絨毯面を掻き揚げ、次に、拭きブラシ71d
で絨毯面を押し付ける作用が生じるため、絨毯面はある
一定の振幅で上下に加振され、この繰返しが絨毯面に波
及して絨毯の毛の中にもぐり込んでいる塵埃等を浮上さ
せ、その浮上させた塵埃を吸込気流で吸口1の吸込口8
から連絡路15を経て吸口継手7を経由して掃除機本体
内に吸塵される。一方この時、拭きブラシ71dは絨毯上
の繊維質塵埃を摺接作用により捕集する。また、ブレー
ド12と拭きブラシ71dが90゜離れて形設されてい
るため、各々の機能を阻害することがない構成としてい
る。
【0052】本他実施例その4によれば、絨毯上,木床
や畳等の拭き掃除といったあらゆる被掃除面への対応が
組替えすることなく行えるため手間がかからず、従っ
て、掃除効率の高い、しかも使い勝手の高い実用的に優
れた効果を有する。
【0053】木床や畳等の掃除の際に、拭きブラシ71
dに床面から拭き上げた塵埃が拭きブラシ71d付着し
汚れるため、定期的に水洗いする必要があるが、拭きブ
ラシ71dは、とめ等の支持手段にて、ロータリーコア
22Bより容易に着脱出来、水洗い等により、拭きブラ
シ71dに付着した汚れを落すことが出来、長期に渡っ
て美しい拭きブラシ71d面が維持出来使い勝手に優れ
た効果を有する。
【0054】また、吸口1底面よりの突出量がブレード
12の突出量よりも、拭きブラシ71dが大きいため、
例えばフローリング木床等にある溝等によく入り込むた
め、溝内に入っている微細塵の捕集効果が高い。
【0055】次に他実施例その5について、図16を用
い説明する。
【0056】ここで回転清掃体13Bの構成は前述の図
13と同様でブラシ台65d取付け方法のみ異なる。従
って取付け方法のみに限定して説明する。この方法は、
まずブラシ台65dの両端部に切欠き穴73を設け、回
転掃除体13dの固定面57両端に、上記切欠き穴73
の幅寸法と同等で、しかも上方に抜けど防止のために切
欠き穴73の幅寸法より大きい幅の突出部を形成し、そ
の中央部に溝を設けて突出部に弾性を有した突起74を
固持し、この突起74に上記切欠き穴73を挿着するこ
とで支持する構成である。従って回転掃除体13dの固
定面57よりブラシ台65dを外す時は、突出部を押し
つぼめることで切欠き穴73幅よりが突出部の幅が狭ま
り簡単に外し、拭きブラシ71dを水洗いすることが出
来る。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、塵埃侵入路を有する拭
きブラシを有する回転清掃体において、木床や畳の掃除
の際に、床面から拭き上げられた塵埃が拭きブラシに付
着し汚れるため、定期的に水洗いする必要があるが、こ
の場合に回転清掃体を水洗い出来ない軸受部分と、水洗
いできる拭きブラシ及びブラシ台を容易に分離できるた
め、水洗い、或いは洗浄により拭きブラシに付着した汚
れを綺麗に落すことが出来、長期に渡って美しい拭き面
が維持出来、繰返し使用出来る大きな効果がある。
【0058】更に、洗えることが出来るため汚れたまま
長期に使用したとき拭きブラシが汚れて、この汚れで床
面を汚すといった再汚染の問題がないため安心して使用
でき、常に拭き機能が高い状態で使用できる。
【0059】また、水洗いあるいは洗浄後に乾燥して
も、塵埃侵入路があることで、拭きブラシの水切れも良
く乾燥が早く実用的に優れた効果がある。
【0060】更に、塵埃侵入路を有するために、これと
近接するはけは常時、中まで気流が波及し各繊維がお互
いに衝突してセルフクリーニング作用が生じ易いのと、
更に回転遠心力が働いており付着塵埃が拭きブラシより
離脱するため常にきれいな状態で拭きブラシが維持出
来、汚れにくくなり、それに伴って洗う頻度も少なく手
間が省ける等、使い勝手の良い効果が得られる。
【0061】また、吸込口室内に対して、拭きブラシで
吸込口の間口を狭めることがないため吸込気流がスムー
ズに床面に波及するため、気流音が上昇したり、これに
伴って異常音が生じたりすることがなく、静音吸口が得
られる。従って、吸込口の間口を極力小さく出来るた
め、吸口全体をも小形化出来、従って軽量化が図られ、
取扱い性に優れる大きな効果を得る。
【0062】また、畳清掃において拭きブラシは極細繊
維で構成されており、畳目内に入り込んでいる微細塵に
対して接触するため効率良く掻きだす作用があり、畳に
対する拭き及び吸塵効果の高い実用的に優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、吸口の上ケース2を
除き一部を断面図示した平面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本発明の一実施例を示す、ロータリーコアを回
転清掃体から取外したときの外観図。
【図4】本発明の一実施例を示す、拭きブラシをブラシ
台に巻きつけた状態を示す一部横断面図。
【図5】本発明の一実施例を示す、拭きブラシをブラシ
台に巻きつけた状態を示す一部縦断面図。
【図6】本発明の一実施例を示す、生地69にはけ64
を植毛構成した拭きブラシの一部拡大断面図。
【図7】本発明の一実施例を示す、ブラシ台に拭きブラ
シを巻きつけている様子を示す外観図。
【図8】本発明の一実施例を示す、拭きブラシをブラシ
台に巻きつけた状態を示す外観図。
【図9】本発明の一実施例を示す、ブレードを有する回
転清掃体の一部を断面図示した外観図。
【図10】本発明の他実施例その1を示す、拭きブラシ
をブラシ台に巻きつけた状態を示す外観図。
【図11】本発明の他実施例その2を示す、拭きブラシ
をブラシ台に巻きつけた状態を示す外観図。
【図12】本発明の他実施例その3を示す、拭きブラシ
をブラシ台に巻きつけた状態を示す外観図。
【図13】本発明の他実施例その4を示す、拭きブラシ
をブラシ台に巻きつけた状態を示す外観図。
【図14】図13の要部縦断面図。
【図15】本発明の他実施例その4を示す、ブラシ台を
ロータリーコアに装着する過程を示す部分斜視図。
【図16】本発明の他実施例その5を示す、ブラシ台を
ロータリーコアに装着する過程を示す部分斜視図。
【符号の説明】
1…吸口、2…上ケース、3…下ケース、4…吸口カバ
ー、7…吸口継手、8…吸込口、12…掻き揚げ部材
(ブレード)、13,13A,13B…回転清掃体、1
4…吸込口室、15…連絡路、16…モータ(駆動
輪)、24…軸受(すべり軸受)、65,65A,65
B,65C,65d…ブラシ台、70,70A,70
B,70C…塵埃侵入路、71A,71B,71C,7
1d…拭きブラシ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下ケースと上ケースと吸口カバーと、該吸
    口カバーの下方に吸込口室と、該吸口カバーを着脱自在
    に構成される吸口と、該吸口内部に両端に軸受を有する
    回転清掃体を駆動するためのモータ等の駆動手段を備
    え、電気掃除機からの吸込気流を前記吸込口に導くため
    の連絡路と、該連絡路と連通する吸口継手で構成された
    吸口において、回転清掃体外周に、綿及び、ナイロン等
    の化学繊維からなる起毛状の拭きブラシを間欠、或いは
    連続的に塵埃侵入路を構成したブラシ台を、前記回転清
    掃体に着脱自在に嵌着させた事を特徴とする電気掃除機
    の吸口。
  2. 【請求項2】請求項1において、吸口内部に回転清掃体
    を回転自在に軸支した状態で、吸込口の連絡路略中央か
    らそれぞれの端部に渡り、拭きブラシを互いに反対方向
    に塵埃侵入路を有するよう螺旋状に拭きブラシを巻回し
    たブラシ台を設けたことを特徴とする電気掃除機の吸
    口。
  3. 【請求項3】請求項2において、拭きブラシ上面を均
    一、或いは段差を有するよう巻回したブラシ台を設けた
    ことを特徴とする電気掃除機の吸口。
  4. 【請求項4】請求項1において、塵埃侵入路をブラシ台
    の軸方向に階段状、あるいは略一直線状に複数設けた事
    を特徴とする電気掃除機の吸口。
  5. 【請求項5】請求項1において、起毛状の拭きブラシを
    ブラシ台軸方向に対して、同一方向に螺旋状に塵埃侵入
    路を形成するよう拭きブラシを巻回したブラシ台を設け
    た事を特徴とする電気掃除機の吸口。
  6. 【請求項6】請求項2,5において、塵埃侵入路の幅
    (W)を5mm〜15mm以内で構成するブラシ台を設けた事
    を特徴とする電気掃除機の吸口。
  7. 【請求項7】請求項6において、塵埃侵入路をブラシ台
    の軸方向に階段状、或いは略一直線状に複数設けた事を
    特徴とする電気掃除機の吸口。
  8. 【請求項8】請求項2,5において、拭きブラシはブラ
    シ台の径方向に対して30度〜60度以内でブラシ台に
    巻回させたことを特徴とする電気掃除機の吸口。
  9. 【請求項9】請求項1において、両端に軸受を有し、外
    周に可撓性の掻き揚げ部材を互いに対向するよう固定し
    た回転清掃体に起伏状の拭きブラシを有する帯状のブラ
    シ台を着脱自在に取付けた事を特徴とする電気掃除機の
    吸口。
  10. 【請求項10】請求項9において、掻き揚げ部材の対向
    する中間位置に帯状のブラシ台を着脱自在に設けるとと
    もに、掻き揚げ部材外径よりも前記帯状のブラシ台の拭
    きブラシの外径を大きくした事を特徴とする電気掃除機
    の吸口。
  11. 【請求項11】請求項10において、拭きブラシを間欠
    に設けたことでブラシ台軸方向に間欠に塵埃侵入路が構
    成されるようにした事を特徴とする電気掃除機の吸口。
  12. 【請求項12】請求項10において、拭きブラシ上面を
    均一、或いは段差を有するよう設けたブラシ台で構成し
    た事を特徴とする電気掃除機の吸口。
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