JPH0630864A - 電気掃除機の吸口 - Google Patents

電気掃除機の吸口

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Publication number
JPH0630864A
JPH0630864A JP4187886A JP18788692A JPH0630864A JP H0630864 A JPH0630864 A JP H0630864A JP 4187886 A JP4187886 A JP 4187886A JP 18788692 A JP18788692 A JP 18788692A JP H0630864 A JPH0630864 A JP H0630864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
suction port
wiping
cleaning body
rotary
Prior art date
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Pending
Application number
JP4187886A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Sato
佐藤  進
Masaro Sunakawa
正郎 砂川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4187886A priority Critical patent/JPH0630864A/ja
Publication of JPH0630864A publication Critical patent/JPH0630864A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】木床,畳の掃除と拭きを同時に行い、しかも粗
大塵等の吸込性能が向上し、更に吸込気流音の低減によ
り静音化が計られ、かつ、回転清掃体の拭きブラシの洗
浄等メンテナンスが容易で、しかも長期に渡って品質を
維持できる電気掃除機の吸口を提供する。 【構成】塵埃を掻き揚げる回転清掃体と床面等の汚れ等
を拭く、拭きブラシを有するブラシ台を二分割構成と
し、夫々反対向きにハケを一定の間隔で巻き付け、夫々
のブラシ台を接合することでブラシ台中央よりハケの向
き及びハケが巻き付いていない部分即ち塵埃侵入路が反
対方向になるように構成した拭きブラシを、吸口の吸込
口室に着脱自在に支持し、その吸込口室上方に着脱自在
な吸込口カバーで構成し、拭きブラシに螺旋状等の塵埃
侵入路を設けた電気掃除機の吸口である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機の吸口に係
り、特にフローリング床など木床面、及びタイル或い
は、畳等の床面の拭き掃きの掃除に最適な拭きブラシ台
を有する回転清掃体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の吸口は、実開昭64−
43859 号に記載のように、回転体の全周に渡り布地を巻
き付け固着させた回転体を吸込具のケース前,後と一定
の距離を隔てて配設されている構成であり、下記のよう
な問題点を有する。
【0003】(1)回転体全周にわたり布地を巻き付け
ているため、布地面積が広く回転体の製作時間がかか
り、製作コストも高い。
【0004】(2)回転体と吸込口室との距離、即ち隙
間を設けると吸口全体が大きくなり取扱性が低下する。
【0005】(3)上記隙間を設けても、実際は床面と
回転体の布地面の軸方向の一面が接触していて塵埃の通
り路がなく吸込性が低下する。
【0006】(4)拭き掃きを長期に渡って使用する
と、布地が汚れる為水洗いする必要性が生じる。この
際、回転体を取り出す為に吸口全体をネジにより固定し
ているのでネジを外して取り出すので、簡単に取り出す
事が出来なく面倒である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、拭き
掃除を行う為の拭きブラシ台の製作を容易にし、且つ、
吸込性能の向上を計った回転清掃体を有する電気掃除機
の吸口を提供する事にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒状のブラ
シ台を二分割構成として夫々のブラシ台に対して拭きブ
ラシを一定間隔で螺旋状に巻き付けることで、隣接する
拭きブラシ間に一定の溝、即ち塵埃侵入路が形設され
る。しかも、夫々のブラシ台に拭きブラシを螺旋状に巻
回する方向を反対向きとしたものを、接合固持すること
で拭きブラシ台が形設され、該拭きブラシ台接合部より
夫々の端部に渡って塵埃侵入路が螺旋状に夫々反対方向
に形設され、該拭きブラシ台を、軸受、及びプーリ,ス
トッパーを有するロータリーコア外周に挿入支持すると
ともに、装着時に予め設けられたロータリーコア外周の
凹部と、ブラシ台内周に設けられた凸部とを合わせ挿入
する事で、拭きブラシ台の回動防止及び抜け防止を計っ
た回転清掃体の構成とした。また、吸込口室上方のケー
スを着脱自在な吸口カバーで開閉自在に構成して、回転
清掃体の着脱を行い易い構成としたことで、回転清掃体
の取付け,取外しが容易となり、拭きブラシ台の水洗い
が容易な回転清掃体を備えた電気掃除機の吸口である。
【0009】
【作用】本発明によれば、モータからの回転駆動源によ
り回転力をベルト及びプーリを介してロータリーコアの
プーリに該回転力が伝達されて、ロータリーコアが回転
する。ここで、拭きブラシ台も上述した如くロータリー
コアに一体化されており回転するため、床上に散乱して
いる塵埃が塵埃侵入路各部により気流とともに導かれ、
拭きブラシ台の塵埃侵入路中央に集まり吸口の連絡路内
に導かれて電気掃除機内に捕塵される。一方、吸口を床
面に接地させたとき、拭きブラシの外周が接触するよう
拭きブラシ台の寸法を設定した回転清掃体を吸口に着脱
自在に取着したので、フローリング床面,畳等の床面を
掃除する際、拭きブラシ外周が回転しながら床面を拭く
作用も生じる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図9まで
を引用し説明する。
【0011】まず、図1,図2において吸口1は、上ケ
ース2,下ケース3及び、吸口カバー4により外郭を構
成し、下ケース3と上ケース2及び吸口カバー4の間に
家具等への傷つきを防止するバンパー5を設け、後端部
に上下回転自在なケーシング6を備え、その先に回転自
在な吸口継手7を接続している。
【0012】下ケース3前側下方に横長の吸込口8を形
設し、吸込口8の前方に可焼性を有し吸込口8内の吸込
圧力を保持する圧力制御板9を横方向に配設している。
該圧力制御板9は数箇所切欠き部(図示せず)を設けて
ある。又、下ケース3は前側下方にローラ10を、後方
下方に車輪11を回動自在に軸支され、該ローラ10と
車輪11によって下ケース3の下面と床面との間に一定
の間隔を維時出来るようになっている。
【0013】吸口1の内部には、回転清掃体13を収納
する吸込口室14,吸込口8から入った塵埃をケーシン
グ6及び、吸口継手7へ導く連絡路15,回転清掃体1
3の駆動源となるモータ16を収納するモータ室17、
更に、モータ16の回転を制御する制御基板18があ
る。
【0014】回転清掃体13はロータリーコア22とブ
ラシ台65a,65bとで着脱時に構成され、ロータリ
ーコア22には、一方、ストッパーを一体に形成したス
トッパー部19を、もう一方に断面台形状の歯を有する
摩擦車(従動側)20を嵌着した摩擦プーリ21を配設
すると共に、ロータリーコア22両端にシャフト23を
圧入し、すべり軸受24によって回転自在に軸支し、す
べり軸受24を圧入した軸受カバー25を下ケース3に
設けた一対の対向した支持リブ26,27により保持し
ている。また、ここで、図3,図4,図5,図6,図7
を引用し説明していくと、ロータリーコア22の外周に
は、軸方向に延びる凹部67があり、円筒状のブラシ台
65a,65bの内周には、該凹部67に嵌合する同じ
く軸方向に延びる凸部68があり、ロータリーコア部2
2の回転を確実にブラシ台65a,65bに伝えると共
に、ブラシ台65a,65bの軸方向の係止を摩擦プー
リ21の端面21aとストッパー部19により行ってい
る。摩擦プーリ21のブラシ台65a,65bと対向す
る部分の外径(φd)を、ブラシ台65a,65bの内
径より大なる寸法(φD)に構成し、ストッパーを除い
たストッパー部19の外径(φD1)をブラシ台65a,
65bの内径(φd)より小なる寸法に構成しているの
で、使用時はブラシ台65a,65bが確実に摩擦プー
リ21の端部21aとストッパー部19の間で保持さ
れ、メンテナンスのためブラシ台65a,65bを取外
す時はストッパー部19を押すことにより容易に取外す
事が出来る。
【0015】また、摩擦車(従動側)20の材質とし
て、耐摩耗性に優れると共に、嵌着のために可撓性を有
するウレタンゴムを使用している。モータ16には、両
側に防振ゴム(大)28,防振ゴム(小)29があり、
回転軸30は軸を両側に有する両軸タイプを使用し、夫
々プーリ31,32と回転清掃体13がロックする等、
過負荷が加わった時にモータ16の移動を防止するため
に、すべり軸受33を圧入した軸受部34を備えてい
る。
【0016】連絡路15と下ケース3の間には、モータ
16の回転により駆動する駆動輪35を配している。駆
動輪35は、外側に軟質のタイヤ36を、両側に塵埃の
侵入を防止する保護カバー37を設け、モータ16の回
転を伝える駆動プーリ38を備えたシャフト39に圧入
し、その両端をすべり軸受40を圧入した軸受部41に
て回動自在に軸支し、軸受部41と連絡路15と下ケー
ス3により嵌着固定している。
【0017】モータ16の回転は、減速比を大きくとる
ため途中の中間プーリ42を介してベルト43,44に
よって、駆動プーリ38に伝達する。中間プーリ42
は、シャフト45を圧入し、両端をすべり軸受46を圧
入した軸受部47にて回動自在に軸支しており、軸受部
47は連絡路15と上ケース2で嵌着固定している。
【0018】一方、モータ16の回転を回転清掃体13
に伝達するため、摩擦車(従動側)20と対向する位置
に摩擦車(従動側)20の断面台形状の歯に対応する溝
を有した摩擦車(駆動側)48を配置し、これと並列に
モータ16の回転をベルト49を介して伝えるプーリ部
50を配置し、摩擦車(駆動側)48とプーリ部50を
固着することにより連結プーリ51を構成している。連
結プーリ51は、プーリ部50にシャフト52を圧入
し、摩擦車(駆動側)48を嵌着してEリングで固定し
て、両端をすべり軸受を圧入した軸受部にて回動自在に
軸支されている。ここで、回転清掃体13の摩擦車(従
動側)20の軸受カバー25と下ケース3に設けた支持
リブ26の間に板バネ56を配置し、摩擦車(従動側)
20が常に摩擦車(駆動側)48に押しつけられるよう
にしている。
【0019】制御基板18の下側には、吸口1の操作方
向を検知するために回動自在に軸支した方向センサー
(図示せず)がある。方向センサーの回動方向の信号を
制御回路に取込み、モータ16の回転を吸口1の操作方
向に合わせて正逆回転させている。吸口カバー4は、両
側に開閉レバー(図示せず)を有し、これを操作するこ
とにより上ケース2及び、下ケース3から取外す事が出
来る。
【0020】ここで、本発明の実施例である拭きブラシ
71を有する回転清掃体13について図3,図4,図
5,図6,図7,図8を引用し説明する。
【0021】ブラシ台65a,65bは二分割構造にな
っており、夫々同一形状でABS樹脂等の水洗い可能な
材質で図3に示す如く円筒状に形成されている。該一端
部には該外周の大径(φD1)部より小さな小径(φ
1)部を有する段付部66を設け、他端部は前記小径
(φd1)部と接合される寸法に設定された内径(φ
0)部を有するよう形成されている。従って、同一形
状のブラシ台65a,65bにて、どちらか一方を逆向
きにし図4で示すようにブラシ台65aの大径(φD1)
部にブラシ台65aの小径(φd1 )部を段付部66ま
で押し込み、この時にブラシ台65a,65bどちらか
の接合部に接着剤を塗布し固持手段としておく。また、
ブラシ台65a,65b内面には、図7,図8で示す如
く対角線上にロータリーコア22の凹部と嵌着するため
の凸部68が形設されて、ロータリーコア22にブラシ
台65を挿入した際の回動防止を計ったものである。従
って、ブラシ台65a,65bの接合の際は夫々の凸部
68は、同一面上にズレなく接合させる為、例えばブラ
シ台65a,65bの一部に位置決めマーク等を施す
か、或いは切欠き等を設けて接合の際ズレを防止する方
法にてブラシ台65を形成する。
【0022】また、該円筒状外周には極細繊維が高密度
に集束されたナイロン製の均一な厚みのハケ64が綿等
の生地69に縫い付け固着された拭きブラシ71を、図
3に示す如く前記ブラシ台65a,65bの外周一端部
より巻き付け固着する。
【0023】ここで、まず拭きブラシ71を最適巻き付
け寸法(幅と長さと両端部傾斜)に裁断した帯状の拭き
ブラシ71の生地69裏面に接着剤を塗布し、拭きブラ
シ71先端部をブラシ台65aの段付部66を除く外周
端に固着支持し、図4の左方図のような状態になる。次
に、同方法でブラシ台65bについても拭きブラシ71
を巻き付け固着する。この際、上記ブラシ台65aとは
逆に外周の大径側の端部に拭きブラシ71先端部を一致
させて固着し、順次外周小径部まで螺旋状に上記とは反
対向きに巻き付け固着していくと、図4の右方図のよう
な状態が出来る。これらを前述のようにブラシ台65
a,65bを中央で拭きブラシ71が一致するように接
合支持することで図5のような拭きブラシ台65が出来
る。この状態において、拭きブラシ71がブラシ台65
a,65bの外周面に巻かれていない部分が生じる。こ
こで、即ちこの部分は拭きブラシ台65中央より夫々反
対向きの螺旋状の溝であり、即ち塵埃侵入路70が形成
される。さらに、該塵埃侵入路70は拭きブラシ台65
中央で交差するよう形成される。このように形成された
拭きブラシ台65を前述のようにロータリーコア22に
挿入支持することで、拭きブラシ台65はロータリーコ
ア22の端部21aとストッパー部19の間で保持され
回転清掃体13が構成される。このように構成された拭
きブラシ71を有する回転清掃体13を吸込口室14に
収納支持することで、図2に示すように吸口1の車輪1
1及びローラ10の底面より突出し、フローリング床面
等に常時接触する寸法設定としている。
【0024】次に掻き揚げ効果の高い回転掃除体につい
て、図9に従い説明する。
【0025】回転清掃体13Aは螺旋状に形設された発
泡樹脂製のロータリーコア22Aと一方にプーリ,他方
に断面台形状の歯を有する摩擦車(従動側)20を嵌着
した摩擦プーリ21を配設し、両端軸受により回転自在
に軸支し、すべり軸受24を圧入した軸受カバー25を
下ケース3に設けた一対の対向した支持リブ26,27
により保持している。
【0026】回転清掃体13Aには、長手方向に螺旋状
に連続した嵌合溝を有し、この嵌合溝に嵌合する突起を
有した軟質可撓性を有するブレード12である。
【0027】更に、絨毯の掃除の際には、図9に示す塵
埃の掻き揚げ効果の高い可橈性を持つブレード12を設
けた回転清掃体13Aを吸口カバー4を取外して、回転
清掃体13と交換して用いる事が出来る。ブレード12
の寸法は、掃除面に吸口1を置いたとき、掃除面とブレ
ード12の間は、僅かな隙間が開く寸法に設定し、フロ
ーリング床等の木床上で使用されてもブレード12が上
記、木床で擦れる事のないようにしている。
【0028】以上のように構成した吸口1は、操作方向
に合わせてモータ16が回転し、駆動輪35はモータ1
6と同一方向に回転する。一方、回転清掃体13,13
Aは、途中の摩擦車(従動側)20と摩擦車(駆動側)
48との摩擦伝達により回転方向が変えられモータ16
と逆方向に回転する。従って、掃除面に対して拭きブラ
シ71やブレード12の掻き揚げ効果が高められる方向
に回転させることが出来る。
【0029】また、回転清掃体13のメンテナンスのた
め取外す際に、上ケース2及び下ケース3からの吸口ケ
ース4の両側の開閉レバー(図示せず)を操作すること
で吸口ケース4が離脱出来、吸込口室14内に軸受支持
されている回転清掃体13が露出され、これを持ち上げ
て取り出すことが容易に行える。また、被掃除面に応じ
て回転清掃体13Aの付替えも上述の逆操作で簡単に取
付けできる。
【0030】また、拭きブラシ71の中央より夫々の端
部にわたり塵埃侵入路70を互いに螺旋方向が反対向き
の構成とし、吸口1前進操作時に拭きブラシ71よりな
る回転清掃体13を手前側に回転させることで塵埃搬送
作用が生じ、吸込口8両端に存在した塵埃が塵埃侵入路
70により中央に案内され、吸込口8中央に設けた連絡
路15を経て掃除機本体の集塵室内に効率良く吸塵され
る。
【0031】また、拭きブラシ71をブラシ台65中央
を境に螺旋方向を互いに反対方向としたことで回転時の
スラスト力が相殺され易く、滑らかで且つ回転変動がな
いため拭き作用が安定する。
【0032】また、塵埃侵入路70が交差する箇所に塵
埃が最も集積されるため、吸込力の最大効率点付近すな
わち吸口1の連絡路15上に塵埃侵入路70の交差部を
設定したことで高い吸塵作用が生じる。
【0033】また、拭きブラシ71を構成するハケ64
は高密度に集束された極細繊維であり掃除面に吸口1を
置いたとき、掃除面と回転清掃体13の拭きブラシ71
は常に接触する寸法になっていて、例えば畳を掃除する
場合、畳目内に入り接触するため畳目内に付着している
微細塵を高い拭き作用によって吸塵しやすい。
【0034】このようにフローリング床面や畳を掃除す
るとき、拭きブラシ71を有する回転清掃体13を取付
けて行い、掃除面から塵埃を吸込むと同時に、から拭き
出来るようになっている。
【0035】また、拭きブラシ71上面に段差(高いハ
ケと低いハケ)を設けることで起伏あるいは、溝等が存
在する木床や畳等の面に拭きブラシ71が接触すること
で、より拭き作用の高い構成も考えられる。
【0036】本実施例によれば、フローリング床などの
床や畳の掃除の際に、拭きブラシ71を有する回転清掃
体13を容易に取付け使用することができ、この場合、
床面から拭き揚げた塵埃が拭きブラシ71に付着し汚れ
るため、定期的に水洗い、あるいは洗浄する必要がある
が、この場合、回転清掃体13は水洗いあるいは洗浄出
来ない軸受部分と、可能なブラシ台65を容易に分離出
来るため、拭きブラシ71に付着した汚れを綺麗に落す
ことができ、長期に渡って美しい拭きブラシ71が得ら
れる大きな効果を有する。また、これにより汚れたまま
長期に渡って掃除を行った場合、拭きブラシ71からの
汚れが再度、床面を再汚染させる等の問題を生じること
がなく、品質維持、及び取扱性などの優れた効果を有す
る。また、ブラシ台65の中央からお互いに拭きブラシ
71を反対方向に巻くことによって塵埃侵入路70が中
央に向かうように螺旋状に形設されるため、掃除時に吸
口1を運転させた場合に吸口1前方操作時に、前記ブラ
シ台65、すなわち回転清掃体13の回転方向を手前に
回転させることにより、吸込口8両端からの塵埃の通り
路としての塵埃侵入路70に中央に導かれ、吸口1中央
にある連絡路15内に効率良く吸塵され易く、更に軸方
向に対して細塵等の吸塵効果に優れたものである。更
に、紙屑や菓子屑,米粒,小豆等の粗大塵に対しての吸
塵は吸口1前方下端に、数ケ所切欠き部を設けた可撓性
を有した圧力制御板9が設けられているため、これら粗
大塵に対しても、上記切欠き部から吸塵され易く、何等
抵抗なく吸込口8室内に導かれ吸塵するため、上述した
如く、回転清掃体13の塵埃侵入路70との相乗効果に
より、吸口1前方操作時(前進時)に、全て吸塵出来る
ため前方へ粗大塵の飛散等が生じにくく、拭き掃除をし
ながら同時に吸塵することが出来、掃除効率の高く使い
勝手の良い効果を有する。また、螺旋状に拭きブラシ7
1が巻かれている回転清掃体13であるため、掃除面に
対して順次、拭きブラシ71が接するので拭き残しが生
じないため、拭き効果が高い。更に、螺旋状に拭きブラ
シ71を接着固定しているので剥がれにくい効果があ
る。
【0037】更に、従来、全周隙間なく拭きブラシを巻
かれた回転清掃体によって吸込口8面が覆われ、この室
内と回転清掃体との僅かな隙間により気流が高速化し、
気流音の上昇により高周波の音質の音が発生したり、あ
るいは、これらに起因して異音が発生し不快な現象とな
り非常に不快な吸口が、塵埃侵入路70を形設したこと
で最適な隙間が確保出来、上記発生が本発明により大幅
に解消される。
【0038】すなわち、拭きブラシ71に塵埃侵入路7
0を設けることで吸込口8面と回転清掃体13との隙間
が確保出来るため、塵埃の通りを良くするばかりでな
く、気流の流れがスムーズとなり気流音の低減が計られ
た低騒音の吸口1が得られ実用的価値の高い効果を有す
る。また、全周に渡り拭きブラシ71が巻かれている従
来のものとは異なり塵埃侵入路70があるため風の通り
が良く、従って隣接する拭きブラシ71端部が常にセル
フクリーニングされるため汚れが付きにくい。更に、塵
埃侵入路70が存在するため水洗い、あるいは洗浄後の
水切れが良好で、乾燥時間も少なく実用価値が高い。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、下記効果が挙げられ
る。
【0040】拭きブラシ台を二分割構成としたことで、
夫々のブラシ台にハケの巻き方向を夫々逆向きに製作す
ることが出来、夫々のブラシ台を接合したときブラシ台
中央でハケの巻き方向が反対向きにする事が容易なため
生産性の高いブラシ台が可能である。
【0041】塵埃侵入路を有する拭きブラシを有する回
転清掃体において、木床や畳の掃除の際に、床面から拭
き上げられた塵埃が拭きブラシに付着し汚れるため、定
期的に水洗いする必要があるが、この場合に回転清掃体
を水洗い出来ない軸受部分と、水洗いできる拭きブラシ
及びブラシ台を容易に分離できるため、水洗い、或いは
洗浄により拭きブラシに付着した汚れを綺麗に落すこと
が出来、長期に渡って美しい拭き面が維持出来、繰返し
使用出来る大きな効果がある。
【0042】更に、洗えることが出来るため汚れたまま
長期に使用したとき拭きブラシが汚れて、この汚れで床
面を汚すといった再汚染の問題がないため安心して使用
でき、常に拭き機能が高い状態で使用できる。
【0043】また、水洗いあるいは洗浄後に乾燥して
も、塵埃侵入路があることで、拭きブラシの水切れも良
く乾燥が早く実用的に優れた効果がある。
【0044】更に、塵埃侵入路を有するために、これと
近接するハケは常時、中まで気流が波及し各繊維がお互
いに衝突してセルフクリーニング作用が生じ易いのと、
更に回転遠心力が働いており付着塵埃が拭きブラシより
離脱するため常に綺麗な状態で拭きブラシが維持出来、
汚れにくくなり、それに伴って洗う頻度も少なく手間が
省ける等、使い勝手の良い効果が得られる。
【0045】また、吸込口室内に対して、拭きブラシで
吸込口の間口を狭めることがないため吸込気流がスムー
ズに床面に波及するため、気流音が上昇したり、これに
伴って異常音が生じたりすることがなく、静音吸口が得
られる。従って、吸込口の間口を極力小さく出来るた
め、吸口全体をも小形化出来、従って軽量化が計られ、
取扱い性に優れる大きな効果を得る。
【0046】また、畳清掃において拭きブラシは極細繊
維で構成されており、畳目内に入り込んでいる微細塵に
対して接触するため効率良く掻きだす作用があり、畳に
対する拭き及び吸塵効果の高い実用的に優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す吸口の上ケース2を除
き一部断面平面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】ブラシ台に拭きブラシを巻き付けている様子を
示す外観図である。
【図4】夫々のブラシ台の接合状態を示す外観図であ
る。
【図5】本発明の一実施例を示し、拭きブラシをブラシ
台に巻き付けた状態を示す外観図である。
【図6】ロータリーコアを回転清掃体から取外したとき
の外観図である。
【図7】ロータリーコアに拭きブラシを挿入する様子を
示す外観図である。
【図8】ロータリーコアと拭きブラシとの嵌合状態を示
す縦断面図である。
【図9】ブレードを有する回転清掃体の一部断面外観図
である。
【符号の説明】
1…吸口、2…上ケース、3…下ケース、4…吸口カバ
ー、8…吸込口、12…掻き揚げ部材(ブレード)、1
3,13A…回転清掃体、14…吸込口室、15…連絡
路、16…モータ、20…摩擦車、22…ロータリーコ
ア、24…軸受(すべり軸受)、65a,65b…ブラ
シ台、70…塵埃侵入路、71…拭きブラシ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下ケースと上ケースと吸口カバーと、該吸
    口カバーの下方に吸込口室と、該吸口カバーを着脱自在
    に構成される吸口と、該吸口内部両端に軸受と、その一
    端にプーリを設けたロータリーコアと、該ロータリーコ
    ア外周に着脱自在に挿着する円筒状のブラシ台外周に化
    学繊維から成る起毛状の拭きブラシを巻回した第1の回
    転清掃体と、両端に軸受を有しその一端に摩擦車を設
    け、外周上に可橈性の掻き揚げ部材を有する第2の回転
    清掃体を取替自在に回動軸支し、該第1或いは第2の回
    転清掃体を回転駆動するためのモータ等の駆動手段を備
    え、電気掃除機からの吸込気流を前記吸込口に導くため
    の連絡路と、該連絡路と連通する吸口継手で構成された
    吸口において、円筒状のブラシ台を二分割構成とし、該
    夫々のブラシ台を互いに反対向きとなるよう拭きブラシ
    を螺旋状に巻回するとともに、連続した螺旋状の溝を有
    する塵埃侵入路を形設し、夫々のブラシ台を当接固持
    し、ブラシ台中央より夫々の端部にかけて拭きブラシの
    巻き方向が反対向きで、且つ、塵埃侵入路が中央で交差
    する拭きブラシ台をロータリーコアに挿入した第1の回
    転清掃体を設けた事を特徴とする電気掃除機の吸口。
JP4187886A 1992-07-15 1992-07-15 電気掃除機の吸口 Pending JPH0630864A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4828084A (en) * 1986-02-27 1989-05-09 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Control circuit for fluid coupling with high-gear clutch
US4880091A (en) * 1987-03-31 1989-11-14 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Control circuit for fluid coupling with lock-up clutch
US5784756A (en) * 1996-04-26 1998-07-28 Massachusetts Institute Of Technology Debris cleaner with compound auger and vacuum pickup
JP2014526934A (ja) * 2011-08-23 2014-10-09 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 表面を清掃するための清掃装置

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