JP2019165888A - 吸収性物品 - Google Patents

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【課題】内部に体液を閉じ込めることによって、体液の漏れを抑制することができる吸収性物品を提供する。【解決手段】互いに直交する長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、吸収体を備える吸収性物品であって、前記吸収体は、吸収性材料を含んで構成される吸収性コアと、前記吸収性コアの肌当接面側を覆う上層コアラップシートおよび前記吸収性コアの肌非当接面側を覆う下層コアラップシートを含む少なくとも2枚以上で構成されるコアラップシートと、を備え、前記吸収性コアの前記幅方向の両側端部において前記下層コアラップシートを肌当接面側に折り返した部分が、前記上層コアラップシートよりも肌面側に存するように配置され、前記吸収体の前記長手方向の中央部において、前記折り返した部分と前記上層コアラップシートとが接合されていない。【選択図】図6

Description

本発明は、排出された体液の漏れを抑制するための吸収性物品に関する。
従来、排出された体液(以下、単に「体液」とも言う)を吸収体に誘導して吸収させる使い捨ておむつ(以下、単に「おむつ」とも言う)等の吸収性物品が広く知られている。吸収性物品は、その内部へ体液を閉じ込め、体液の漏れを抑制することが求められる。
そこで、吸収性物品内部から肌当接面側への戻り(以下、「ウェットバック」とも言う)が発生することに対して、例えば、特許文献1には、液透過性のトップシートの肌当接側の幅方向の両端部側に、疎水性のシートを配置することによって、ウェットバックの抑制を図った吸収性物品が開示されている。また、例えば、特許文献2には、液透過性のトップシートの肌当接側の幅方向の両端部側に、疎水性のシートを設け、その自由端部に伸縮部材を伸縮状態で配置することで形成された立体ギャザーによって、ウェットバックの抑制を図った吸収性物品が開示されている。
特開平02−102649号公報 特開2011−104397号公報
しかしながら、特許文献1に記載の吸収性物品では、疎水性のシートをトップシートに位置合わせして貼る手間が掛かったり、また、特許文献2に記載の吸収性物品では、立体ギャザーを特殊な配置構成にする必要があったりすることから、製品コストが増加するおそれが考えられる。このため、体液の漏れを抑制するための吸収性物品には依然として改良の余地がある。
本発明の目的は、内部に体液を閉じ込めることによって、体液の漏れを抑制することが簡易に実現できる吸収性物品を提供することにある。
本発明による吸収性物品は、互いに直交する長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、吸収体を備える吸収性物品であって、前記吸収体は、吸収性材料を含んで構成される吸収性コアと、前記吸収性コアの肌当接面側を覆う上層コアラップシートおよび前記吸収性コアの肌非当接面側を覆う下層コアラップシートを含む少なくとも2枚以上で構成されるコアラップシートと、を備え、前記吸収性コアの前記幅方向の両側端部において前記下層コアラップシートを肌当接面側に折り返した部分が、前記上層コアラップシートよりも肌当接面側に存するように配置され、前記吸収体の前記長手方向の中央部において、前記折り返した部分と前記上層コアラップシートとが接合されていないことを特徴とするものである。
本発明によれば、下層コアラップシートの当該折り返した部分と上層コアラップシートとが接合されていない領域において、ポケット構造ができるので、当該ポケット構造に体液を貯留させることができる結果、体液の漏れを抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るおむつの一例の外観において、正面側から見た斜視図である。 図1に示すおむつの分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る、伸張状態のおむつをトップシート側から見た平面図である。 本発明の一実施形態に係る、吸収体をトップシート側から見た平面図である。 図3におけるV−V方向断面図である。 本発明の一実施形態に係る、着用状態におけるおむつの断面斜視図である。
本発明による吸収性物品の実施形態について、図1から図6を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明は本実施形態の態様に限定されるものではない。なお、特許請求の範囲、明細書または図面において、吸収性物品の着用者の腹側から股下を介して背側に亘る方向を長手方向とし、当該長手方向と直交する方向を幅方向とし、吸収性物品の表面又は裏面の法線方向を厚さ方向とする。これら長手方向、幅方向、および厚さ方向は互いに直交する。本発明に係る吸収性物品は、当該長手方向、当該幅方向、および当該厚さ方向を有するものである。
先ず、本発明を展開型使い捨ておむつに応用した一実施形態を以下に説明する。
<おむつの主な構成>
図1に本発明の一実施形態に係るおむつの一例の外観において、正面側から見た斜視図を示す。本実施形態に係るおむつ10は、展開型使い捨ておむつであり、前身頃領域10Fと、後身頃領域10Rと、これら前身頃領域10Fおよび後身頃領域10Rをつなぐ股下領域10Cとを有する。また、着用時に前身頃領域10Fと後身頃領域10Rとで着用者のウエストの部分を取り囲むウエスト周り開口部10Wが形成されている。同様に、前身頃領域10Fおよび後身頃領域10Rの下端部と股下領域10Cとで着用者の両脚の太股部分を取り囲む左右一対の脚周り開口部10Lが形成されている。
着用時に前身頃領域10Fは、着用者の腹側に位置し、後身頃領域10Rは着用者の背側に位置する。そして、着用時に股下領域10Cは、着用者の股下を覆い、左右一対の脚周り開口部10Lに、着用者の脚がそれぞれ通された形となる。したがって、脚周り開口部10Lは、着用者の両脚の付け根から太股あたりのいずれかに位置することとなる。
仮想線Pは、おむつ中央部において腹側から背側に向かって、股下部分を通って延びるものである。具体的には、仮想線Pは、例えば、おむつのウエスト側を上、股下側を下として定義すると、おむつ表面に沿って、かつ上下方向に延びると共に、股下部分を経由して、背側においても上下方向に延びるものである。
おむつ10の外側に位置するカバーシート11の後身頃領域10Rの左右両端縁部には、着用時に前身頃領域10Fの左右両端縁部に重ね合わせてこれらをつなぎ、脚周り開口部10Lを形成し得る左右一対のファスニングテープ10Aが接着されている。このファスニングテープ10Aは、前身頃領域10Fのカバーシート11上に接着されたフロントパッチシート10Bに対して繰り返し剥離可能に接合される。
図2は、図1に示すおむつ10の模式的な分解斜視図であり、図3は、本実施形態に係る、伸張状態のおむつ10をトップシート14側から見た平面図である。図2の吸収体13および図3のおむつ10については、説明の便宜上、部分的に破断した状態をそれぞれ示している。
図2に示すように、本実施形態におけるおむつ10は、外側から順に、良好な手触りを得るために薄い不織布にて形成されるカバーシート11と、液不透過性を有するバックシート(裏面シート)12と、吸収体13と、液透過性を有するトップシート(表面シート)14と、一対のサイドシート15と、を重ねた積層構造を有しているものである。
カバーシート11の股下領域10Cの左右両側には、それぞれ脚周り開口部10Lとなる一対の切欠き部11Nが形成されている。カバーシート11と一対のサイドシート15との間には、脚周りギャザーを形成するための一対の糸ゴム16がそれぞれ伸張状態で接着されている。
トップシート14は、液透過性を有する不織布などで構成される。バックシート12は、カバーシート11に接合され、吸収体13は、このバックシート12とトップシート14との間に配置され、この吸収体13を介してトップシート14がバックシート12に接合される。すなわち、おむつ10では、吸収体13の肌当接面側がトップシート14で覆われ、吸収体13の肌非当接側がバックシート12で覆われている。また、バックシート12のうち、後身頃領域10Rの上端部に対応する領域には、バックシート12の幅方向に沿って延び、着用者に対してウエスト周りに適度な着用感を与えるための弾性シート10Dが接合されている。
本実施形態におけるトップシート14の幅方向の左右両側縁部には、立体ギャザーを形成する疎水性の一対のサイドシート15が備えられている。一対のサイドシート15は、着用時に吸収体13の左右両側縁部に沿って起立し、排出された体液の横漏れを防止するための部材である。一対のサイドシート15の外側端縁部には、カバーシート11の一対の切欠き部11Nと同様の形状に切欠き部15Nが形成されている。一対のサイドシート15のそれぞれには、その内側端縁部を吸収体13側に折り返して把持させる形で立体ギャザー伸縮材としての糸ゴム19が伸張状態で配置される。一対のサイドシート15は、糸ゴム19が収縮した際に、着用者の肌当接方向に向かって立ち上がる。立体ギャザーは従来の使い捨ておむつに用いられている公知の構成を採用することができる。例えば、撥水性シートの層間に伸張状態の立体ギャザー伸縮材を挟み込んで固定することにより、形成することができる。
トップシート14の下に位置する本実施形態の吸収体13は、主にパルプや液体を吸収することで膨潤する高吸水性樹脂(Super Absorbent Polymer、以下「SAP」とも言う)などの吸収性材料を含んで構成される吸収性コア17を、ティシュや不織布等のコアラップシート18によって包み込んだものである。コアラップシート18は、図2や後述の図5に示すように、吸収性コア17を上下から挟んで包み込んでいる上層コアラップシート18aおよび下層コアラップシート18bを含んで構成されている。本実施形態では、コアラップシート18は2枚構成になっているが、本発明では、コアラップシートは3枚以上の構成であってもよい。また、上層コアラップシート18aは、一体構成でもよく複数枚で構成されていてもよい。
本実施形態に係るおむつ10では、上層コアラップシート18aと下層コアラップシート18bとが対向する面に、非接合部を設けることによって、体液を貯留可能なポケット部を形成している。当該ポケット部を形成するために必要なコアラップシート18とその周辺の構成を以下に詳述する。
<ポケット部>
図4は本実施形態に係る、吸収体13をトップシート14側から見た平面図である。また、図5は、図3におけるV−V方向断面図であり、図6は、本実施形態に係る、着用状態におけるおむつの断面斜視図である。
上層コアラップシート18aは、吸収性コア17の肌当接面側を覆っており、下層コアラップシート18bは、吸収性コア17の肌非当接面側を覆っている。また、下層コアラップシート18bは、吸収性コア17の幅方向の両側端部において下層コアラップシート18bを肌当接面側に折り返した部分が、上層コアラップシート18aよりも肌当接面側に存するように配置されている。
さらに、コアラップシート18は、図4に示すように、吸収体13の長手方向の中央部において、下層コアラップシート18bの折り返した部分と上層コアラップシート18aとが接合されていない第1非接合部21aを有する。この構成により、図5および図6に示すように、当該第1非接合部21aにおいて第1ポケット部Paが形成されている。
コアラップシート18は、図4に示すように、吸収体13の長手方向の両端部において、下層コアラップシート18bの折り返した部分と上層コアラップシート18aとが接合されている接合部20を有する。この構成により、SAPを外部に漏れることを抑制し、吸収性コアの型崩れを抑制している。
本実施形態ではさらに、おむつ10は、図4に示すように、上層コアラップシート18aおよび下層コアラップシート18bと、表面シート14とは、吸収体13の少なくとも幅方向の端部領域において接合されていない第2非接合部21bを有する。この構成により、図5および図6に示すように、当該第2非接合部21bにおいて第2ポケット部Pbが形成されている。第2ポケット部Pbの構成により、上述した第1ポケット部Paに加え、ポケット構造がおむつ10に形成されるので、体液をおむつ10内部に閉じ込め、体液が漏れることをさらに抑制することが可能となる。
上層コアラップシート18aは、親水性を有している。ここで、「親水性」とは、液体面が固体面と成す接触角が小さい性質をいい、一般に、90°より小さいものをいう。例えば、上層コアラップシート18aおよび下層コアラップシート18bに、親水化処理を施すことにより、所望の親水性を与えることができる。一方、「疎水性」とは、液体面が固体面と成す接触角が大きい性質をいい、一般に、90°より大きいものをいう。本実施形態では、下層コアラップシート18bの親水性は、上層コアラップシート18aよりも低くなっている。この構成により、排出された体液が、親水性を有する肌当接側の上層コアラップシート18aに浸透して、吸収性コア17へ迅速に誘導される一方、コアラップシート18の肌非当接面側の液止め効果を実現することが可能となる。本発明では、下層コアラップシート18bは、疎水性であってもよい。
本実施形態の吸収体13は、図4に示すように、後身頃部分M1、股下部分M2、前身頃部分M3に三区分されている。そして、吸収性コア17の股下部分M2に対応する部分には、一対の脚周り開口部10Lに対応するように、円弧状をなす一対の切欠き部17Nが形成されている。その結果、吸収性コア17は、砂時計形状を呈している。切欠き部17Nにおいて、上層コアラップシート18aと、下層コアラップシート18bと、吸収性コア17とで囲まれた部分は、ポケット構造となっている。したがって、体液を貯留するという本発明の効果を奏する上で、吸収性コア17には切欠き部17Nが形成されていることが好ましい。本発明では、吸収性コア17の形状は、これに限られず、前身頃、股下、後身頃に亘るように、長手方向において細長い形状であってもよいし、長手方向と幅方向における長さが同程度の略正方形のもの、長手方向の端の角が丸く落とされているもの、長手方向に延びる楕円形のもの、円形のもの等、さまざまな形状であってもよい。
図5中、Lは吸収体13の幅方向の長さ、L1は吸収体13左側の幅方向端部から下層コアラップシート18b左側の折り返し部分の端部までの長さ、L2は吸収体13右側の幅方向端部から下層コアラップシート18b右側の折り返し部分の端部までの長さ、をそれぞれ表す。本発明の効果を発揮するにあたって、長さL、L1、およびL2の好適な範囲は、長さLが80mmから150mm、長さL1およびL2が10mmから40mmである。なお、本実施形態では、長さL1とL2は等しくなっているが、本発明においてはこの限りではなく、互いに異なっても良い。
従来、吸収性物品は、吸収性物品内部へ体液を閉じ込め、体液の漏れを抑制することが求められていることを鑑み、例えば、特許文献1に記載の吸収性物品では、液透過性のトップシートの肌当接側の幅方向の両端部側に、疎水性のシートを配置することによって、また、特許文献2に記載の吸収性物品では、液透過性のトップシートの肌当接側の幅方向の両端部側に、疎水性のシートを設け、その自由端部に伸縮部材を伸縮状態で配置することで形成された立体ギャザーによって、それぞれウェットバックの抑制を図っている。
しかしながら、特許文献1に記載の吸収性物品では、疎水性のシートをトップシートに位置合わせして貼る手間が掛かったり、また、特許文献2に記載の吸収性物品では、立体ギャザーを特殊な配置構成にする必要があったりすることから、製品コストが増加するおそれが考えられる。
本実施形態によれば、下層コアラップシート18bの折り返した部分と上層コアラップシート18aとが接合されていない第1非接合部21aにおいて、第1ポケット部Paが形成されるので、第1ポケット部Paのポケット構造に体液を貯留させることができる結果、体液の漏れを抑制することが簡易に実現可能となる。
また、上層コアラップシート18aおよび下層コアラップシート18bと、トップシート14とが接合されていない第2非接合部21bにおいて、第2ポケット部Pbが形成されるので、第2ポケット部Pbのポケット構造にも体液を貯留させることができる結果、体液の漏れをさらに抑制することが可能となる。
<その他>
本発明は、上述した実施形態や、随所に述べた変形例に限られることなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、適宜の変更や変形が可能である。
例えば、上記実施形態またはその変形例に係るおむつの構造は、上述したような展開型に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に規定された吸収性物品の構成を含むおむつでありさえすれば、どのような構成であってもよい。例えば、パンツ型の使い捨ておむつや、尿パッド等であっても本発明を適用可能である。
加えて、上記実施形態またはその変形例は、乳幼児向けのおむつに限らず、成人向けのおむつ、尿パッドなど、各種吸収性物品に適用可能である。
L 吸収体の幅方向の長さ
L1 吸収体左側の幅方向端部から下層コアラップシート左側の折り返し部分の端部までの長さ
L2 吸収体右側の幅方向端部から下層コアラップシート右側の折り返し部分の端部までの長さ
M1 後身頃部分
M2 股下部分
M3 前身頃部分
Pa 第1ポケット部
Pb 第2ポケット部
10 おむつ
10A ファスニングテープ
10B フロントパッチシート
10F 前身頃領域
10R 後身頃領域
10C 股下領域
10W ウエスト周り開口部
10L 脚周り開口部
11 カバーシート
11N、15N、17N 切欠き部
12 バックシート(裏面シート)
13 吸収体
14 トップシート(表面シート)
15 サイドシート
16、19 糸ゴム
17 吸収性コア
18 コアラップシート
18a 上層コアラップシート
18b 下層コアラップシート
20 接合部
21a 第1非接合部
21b 第2非接合部

Claims (5)

  1. 互いに直交する長手方向と幅方向と厚さ方向とを有し、吸収体を備える吸収性物品であって、
    前記吸収体は、吸収性材料を含んで構成される吸収性コアと、前記吸収性コアの肌当接面側を覆う上層コアラップシートおよび前記吸収性コアの肌非当接面側を覆う下層コアラップシートを含む少なくとも2枚以上で構成されるコアラップシートと、を備え、
    前記吸収性コアの前記幅方向の両側端部において前記下層コアラップシートを肌当接面側に折り返した部分が、前記上層コアラップシートよりも肌当接面側に存するように配置され、
    前記吸収体の前記長手方向の中央部において、前記折り返した部分と前記上層コアラップシートとが接合されていないことを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記上層コアラップシートは、親水性を有し、
    前記下層コアラップシートの親水性は、前記上層コアラップシートよりも低いことを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記吸収体の前記長手方向の両端部において、前記折り返した部分と前記上層コアラップシートとが接合されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収性コアは、砂時計形状を呈するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収体の肌当接面側を覆う液透過性の表面シートをさらに備え、
    前記上層コアラップシートおよび前記下層コアラップシートと、前記表面シートとは、前記吸収体の少なくとも前記幅方向の端部領域において接合されていないことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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