JP2019165163A - 情報分電盤 - Google Patents

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Taichi Kudo
太一 工藤
大喜 山上
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大喜 山上
茂樹 池下
Shigeki Ikeshita
茂樹 池下
松原 寛至
Hiroshi Matsubara
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Abstract

【課題】内部に設置する通信用等の機器の外部との接続がスムーズに行え、無線機器からの電波を大きく減衰させることなく良好に通信が行える情報分電盤を提供する。【解決手段】壁1に開けた孔10に化粧枠2が取り付けられ、同化粧枠2の内側に、テレビ受信用機器Aや通信用機器B等を設置する機器収容部3が着脱自在に取り付けられている。化粧枠2や機器収容部3の開放された前面に、耐火性素材の扉4が取付けられ、その扉4に耐火性の情報コンセントDや電源コンセントEが取り付けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報分電盤の技術分野に属し、さらに言えば、耐火性が考慮された新築住宅等の壁に取り付けられ、各部屋の壁に設置されるテレビ端子や電話、LANなどの情報コンセントからの配線を集中して配線管理する情報分電盤に関するものである。
従来、情報分電盤は、壁面に配線を取り出す孔や情報分電盤の半分や大半を壁面内に挿入する大きな孔を開けて取り付けられている。また、情報分電盤の中には無線機器が設置されるため、電波の透過性の良い樹脂などにより形成されている。
これらのことから、住宅は耐火構造の壁で作られていても、情報分電盤が取り付けられている壁には孔が開くため、耐火性が損じられるという問題がある。また、耐火性の良い金属製の情報分電盤としたときは、無線機器からの電波が大きく減衰して通信ができないという問題点も生じている。
これに関し、例えば下記特許文献1には、少なくともマルチメディアポート用機器が収容されて、壁に取り付けられるマルチメディアポート用ボックスであって、機器が収容されるボックス本体と、ボックス本体の前面を覆うカバーとを備え、前記ボックス本体は、取り付けられる壁内に嵌り込むように配置される奥側機器収容部と、取り付けられる壁から突出して配置される前側機器収容部とを有し、奥側機器収容部と前側機器収容部とが収容された機器間を接続可能とする接続用孔が穿設された仕切り壁を介して仕切られているとともに、前側機器収容部の側壁面には、通気孔が穿設されていることを特徴とするマルチメディアポート用ボックス(同文献の請求項1)が記載されている。
特許第4866330号公報
前記特許文献1のマルチメディアポート用ボックスは、壁内に嵌りこむ奥側機器収容部と前側機器収容部があり、その間には仕切り壁があるが各収容部に収容された機器間を接続するケーブルを通す接続孔が穿設されており火災の延焼をとめる耐火性はない。また、これらの機器の発する熱がボックス内に籠もらないようにするため前側機器収容部の側壁には通気孔が穿設されており火災の延焼を止める耐火性機能はない、さらに、前側機器と奥側機器を接続するためには、蓋部分又は仕切り壁部分を一旦はずしてケーブルを奥側機器に接続する必要があり大変やりにくいという問題があった。
しかるに、本発明は、上記課題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、耐火性に優れた新築住宅等の壁に取り付けられ、住宅の耐火性能を劣化させることがなく、各部屋の壁に設置されるテレビ端子や電話、LANなどの情報コンセントからの配線を集中して配線管理できる上、内側機器収容部の扉に設けられた情報コンセントと電源コンセントにより、後日、外側機器収容部に設置する通信用等の機器と内側機器収容部に設置されている機器との接続がスムーズに行え、無線機器からの電波を大きく減衰させることなく良好に通信が行えて使い勝手に優れた情報分電盤を提供することにある。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けられる情報分電盤において、
化粧枠2が前記壁1の孔10に取り付けられ、その化粧枠2の内側に、テレビ受信用機器Aや通信用機器B等を設置する機器収容部3が着脱自在に取り付けられていると共に、
前記化粧枠2又は機器収容部3の開放された前面に、耐火性素材の扉4が取付けられ、その扉4に耐火性の情報コンセントD及び/又は電源コンセントEが取り付けられて成ることを特徴とする情報分電盤である。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した情報分電盤において、前記耐火性素材の扉4の前面に、外側機器を搭載する外側機器収容部6が着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けられる情報分電盤において、
機器収容部3と、その外周に取り付けられる化粧枠2で構成され、
前記機器収容部3は、前記壁1の孔10に取り付けられる大きさの箱形で、前面に開閉自在な扉4が付設され、内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置されること、
前記化粧枠2は、前記機器収容部3の外周に嵌合して同機器収容部3を保持する枠体で、前後に移動自在であり、壁1の厚さに応じて、前後に移動された前記化粧枠2に保持される機器収容部3が壁1の孔10に取り付けられることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項3に記載した情報分電盤において、前記扉4に、耐火性の情報コンセントDと及び/又は電源コンセントEが取り付けられていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けられる情報分電盤において、
機器収容部3は、前記壁1の孔10に取り付けられる大きさの箱形で、前面に開閉自在な扉4が付設され、その扉4に情報コンセントD及び/又は電源コンセントEが設けられ、内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置される構成で、壁1の孔10に取り付けられて成ることを特徴とする情報分電盤である。
請求項6に記載した発明は、請求項3又は4又は5に記載した情報分電盤において、前記扉の前面に、外側機器を搭載する外側機器収容部が着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、請求項1又は3又は5記載した情報分電盤において、前記扉4の前面に、無線機器C等の後付機器を搭載できる棚7が設置され、その棚7の全体を覆う電波透過性素材のカバー8が着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けられる情報分電盤において、
内側機器収容部5と、その前面に取り付けられる外側機器収容部6で構成され、
前記内側機器収容部5は、前記壁1の孔10に取り付けられる大きさの箱形で、前面に開閉自在な扉4が付設され、その扉4に情報コンセントD及び/又は電源コンセントEが設けられ、内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置されること、
前記外側機器収容部6は、前記内側機器収容部5の前面に着脱自在に取り付けられ、外側機器を搭載自在であり、その外側機器収容部6の前方開放部に、扉40又は当該外側機器収容部6の全体を覆う蓋体9が設けられて成ることを特徴とする情報分電盤である。
請求項9に記載した発明は、請求項8に記載した内側機器収容部5及び付設の扉4は、金属製で成り、外側機器収容部6の前方開放部の扉40又は蓋体9は、電波透過性の材料で成ることを特徴とする。
請求項10に記載した発明は、請求項8に記載した外側機器収容部6及びその扉4又は蓋体9が耐火性素材で成り、その蓋体9又は扉4にアンテナFが設けられており、外側機器収容部6に搭載される無線機器Cが発する電波の周波数は、前記アンテナFによって透過することを特徴とする。
請求項11に記載した発明は、壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けられ、又は壁1の表面に取り付けられる情報分電盤において、
内部に無線機器C等を設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部3が、壁1に対し前面が露出する形で設置され、
その前面開口部に耐火性の扉4が設けられ、その扉4には、内部に搭載される無線機器Cが発する電波の周波数を透過するアンテナFが設けられていることを特徴とする情報分電盤である。
請求項12に記載した発明は、壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けられ、又は壁1の表面に取り付けられる情報分電盤において、
内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器B等を設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部3が、壁1に対し前面が露出する形で設置され、
その内部に耐火性素材の仕切壁30が水平配置で設けられ、前記仕切壁30で仕切られた一方の前面開口部に耐火性の扉4が設けられ、その内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置され、前記仕切壁30に耐火性の情報コンセントD及び/又は電源コンセントEが設けられ、前記仕切壁30で仕切られた他方の内部に、無線機器C等の後付機器が搭載自在に構成されていることを特徴とする。
請求項13に記載した発明は、請求項12に記載した情報分電盤において、
前記水平配置の仕切壁30が、垂直配置で設けられていることを特徴とする。
請求項14に記載した発明は、請求項12又は13に記載した情報分電盤において、
前記無線機器C等の後付機器が搭載される部分の前方開口部に、電波透過性の扉40が設けられていることを特徴とする。
請求項15に記載した発明は、壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けられ、又は壁1の表面に取り付けられる情報分電盤において、
内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器Bを設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部3が、壁1に対し前面が露出する形で設置され、
その内部に耐火性素材の仕切壁30が垂直配置又は水平配置で設けられ、前記仕切壁30に耐火性の情報コンセントD及び/又は電源コンセントEが設けられ、当該仕切壁30で仕切られた一方の内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置され、仕切壁30で仕切られた他方の内部に、無線機器等の後付機器Cが搭載自在であると共に、当該機器収容部3の前面に開閉自在な一枚の扉4が設けられ、且つ前記後付機器Cが搭載される前面に位置する当該一枚扉4に開けた窓41に、電波透過性素材の蓋50が設けられて成ることを特徴とする。
請求項16に記載した発明は、壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けられ、又は壁1の表面に取り付けられる情報分電盤において、
内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器Bを設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部3が、壁1に対し前面が露出する形で設置され、
その内部に耐火性素材の仕切壁30が垂直配置又は水平配置で設けられ、前記仕切壁30には一部切欠された切欠部31が設けられ、当該仕切壁30で仕切られた一方の内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置され、仕切壁30で仕切られた他方の内部に、無線機器等の後付機器Cが搭載自在であると共に、当該機器収容部3の前面に開閉自在な一枚の扉4が設けられ、且つ前記後付機器Cが搭載される前面に位置する当該一枚扉4に開けた窓41に、電波透過性素材の蓋50が設けられて成ることを特徴とする。
請求項17に記載した発明に係る情報分電盤は、壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けられる情報分電盤において、
内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器Bを設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部3が、壁1に対し前面が露出する形で設置され、
その内部に耐火性素材の仕切壁30又は扉4が設けられ、前記仕切壁30又は扉4で仕切られた奥側にはテレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置され、前記仕切壁30又は扉4に耐火性の情報コンセントD及び/又は電源コンセントEが設けられ、前記仕切壁30又は扉4で仕切られた前方の内部に、無線機器C等の後付機器が搭載自在で、且つ開口部分に電波透過性素材の扉40が設けられて成ることを特徴とする。
本発明の情報分電盤によれば、各部屋のテレビ端子や電話、LANなどの情報コンセントからの配線を集中して配線管理できることはもとより、耐火性に優れた家屋においても、化粧枠を介して機器収容部を設置したり、内外の機器収容部を用いて対応できる自在性に優れる。
また、耐火性の扉を使用しても、情報コンセントや電源コンセントを用いて内部に設置する通信用等の各種機器の接続に支障なく、付設するアンテナにより内部の無線機器からの電波を大きく減衰させることなく通信を良好に行える。
本発明の情報分電盤(第1実施例)の設置要領を示した斜視図である。 異なる情報分電盤の側面図とその設置要領を示した斜視図である。 カバーの取付け状態を示した側面説明図である。 第2実施例の情報分電盤を全体図である。 同第2実施例の情報分電盤を示した分解斜視図である。 第2実施例の情報分電盤に使用される異なる外側機器収容部の斜視図(左図)と、情報コンセントの取付け要領を示した斜視図(右図)である。 同第2実施例の情報分電盤におけるアンテナの設置要領を示した斜視図(左図)と、開口状態図(右図)である。 第3実施例の情報分電盤を示した全体図である。 同第3実施例の異なる情報分電盤を示した全体図である。 第4実施例の情報分電盤を示した全体図である。 同第4実施例の異なる実施形態を示した全体図である。 情報コンセントの設置要領を示した正面説明図(上図)と裏面説明図(下図)である。 情報分電盤内部の配線要領を扉を開けて示した正面図である。 情報コンセントと電源コンセントの扉への取付け状態を示した正面図である。 第5実施例の情報分電盤の奥側構造を示した全体図である。 同第5実施例の情報分電盤の手前側構造を示した全体図である。 同第5実施例の使用状態を示した側面説明図である。
本発明の情報分電盤の好適な実施形態を、以下図面にしたがって説明する。
この情報分電盤は、家屋の中に設置されるテレビ受信用の機器や通信用機器の重要な部分を集中して管理するものである。特に、図2に示した如く、耐火性を考慮して新築される家屋の壁1に孔10を開け、主要構成要素の機器収容部3(内側機器収容部5)を壁1の内部に埋め込む形で取り付け、機器収容部3等の壁1から出ている部分と、前面に取り付けられる扉4を含め金属などの耐火素材で構成する。また、機器収容部3の開口部を閉じる耐火性の扉4に取り付けられる中継用の情報コンセントD(接続端子)と、電源コンセントEを耐火構造で設けて耐火性能に優れた情報分電盤である。
<第1実施例>
図1〜図3に示した情報分電盤の第1実施例について説明する。
当該情報分電盤を取り付ける壁1に孔10を開け、その壁1の孔10に化粧枠2を取り付けた後、テレビ受信用機器A(例えば、ブースタ)や、分配器、LANケーブルを分配するハブ、電話の回線を分配する電話接続端子などの通信用機器Bが設置される機器収容部3を、後から着脱自在に取り付けるタイプである。
前記化粧枠2は、前記壁1の孔10に嵌合する大きさとして、例えば、縦=380mm、横=500mmで、奥行き=60mmで且つ中空の枠体である。機器収容部3は、前記化粧枠2に前方から嵌合されるように、同化粧枠2の内寸より若干小さい外寸の箱形に形成されている。その前方、つまり壁1の奥方向が開口され、内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器Bが設置可能な奥行き(100mm)がある。そして、前記化粧枠2又は機器収容部3の開放された前面に、耐火性素材の扉4が取付けられ、その扉4に耐火性の情報コンセントDや電源コンセントEが取り付けられている。
このような構造であるため、壁1から出てくる配線ケーブルKを、機器収容部3の中に入線しやすくなっている(図13参照)。また、機器収容部3が単体構造であるため、その中に設置される各機器A、B等を取り付ける組み立て作業を行いやすい。
具体的には、この機器収容部3を取り付けるとき、壁1の内部に配線されたケーブルK等が引き出しやすいように、当該機器収容部3の底面にはケーブル入線用の孔が開いている(図示は省略)。この機器収容部3の側壁部分は金属でできており、化粧枠2に固定される構造である。各種機器を取り付ける底部分は樹脂製でも金属製でもよい。
また、この機器収容部3の開口前面、若しくは化粧枠2に、金属製の扉4が開閉自在には取り付けられ、その扉4には、電源コンセントEや、LAN端子、テレビ端子等の情報コンセントDが取り付けられている。
前記金属製の扉4に取り付けられた情報コンセントDや電源コンセントEは、金属製のプレートD2(図12参照)で覆われ、金属製の扉4の裏面側の両コンセントの後方は金属製の筐体で三方が覆われ、金属製の扉4との間に隙間のないようになっている。この金属製の筐体にはコンセントや各端子に配線されるケーブが通過する孔が開けられているが、その孔には防火用のブッシング(G)がはめ込まれている(図6参照)。このブッシングは、万が一火災になり隣の部屋から火が壁1の中に回り情報分電盤の耐火扉4の所まで来たとき、このブッシング自体熱が加わると大きく膨張し、ケーブルを通過させている孔周辺に広がり、火が情報コンセントEに届くのを防ぐ耐火性あるものである。
図2に示した情報分電盤について説明する。
この情報分電盤は、壁1の厚さに対応可能な埋め込みタイプである。機器収容部3の外周に嵌合する化粧枠2が前後方向に移動でき、前記のように壁1に開けられた孔10に対し、機器収容部3を所望位置で保持する。
本実施形態が案出された理由は、壁1に孔10を開けるに際し、通常は、型紙を用いて、その寸法で壁1を切断して孔10を開けるが、正確に直線的に切断するのは難しく、機器収容部3と壁1との間に生じていた隙間を見えなくするためである。
当該機器収容部3は、前記壁1の孔10に取り付けられる大きさの箱形に形成され、前面には開閉自在な扉4が付設され、その扉4に、耐火性の情報コンセントDと電源コンセントEが取り付けられている。
本実施形態の化粧枠2は、前記機器収容部3の外周に嵌合して同機器収容部3を保持する四角い枠体で成り、前後に移動自在に構成されている。よって、壁1の厚さに応じて、前後に移動された前記化粧枠2に保持される機器収容部3が壁1の孔10に取り付けられる。
かくして、当該枠状の化粧枠2を取り付けることにより、機器収容部3と壁1との間に生じる隙間を前方から見えなくできる上、当該化粧枠2を移動して壁1の厚さに対応することができる。
なお、前記扉4の前面に、外部機器を搭載する外側機器収容部6を着脱自在に取り付ける形態でも実施される(図示は省略)。
なお、前記図2図示例の情報分電盤において、化粧枠2のないタイプで実施することも行われる。その場合、機器収容部3は、前記壁1の孔10に嵌合する大きさで前面が開口された箱形に形成されている。開口前面には前記同様の開閉自在な扉4が付設され、その扉4に、耐火性の情報コンセントDと電源コンセントEが取り付けられる。
図3に記載した発明は、前記した機器収容部3に、無線機器C等の後付機器を搭載できる棚7が設置され、その棚7の全体を覆う電波透過性素材のカバー8が着脱自在に取り付けられているものである。
すなわち、ユーザーが、後から設置する無線LANや、インターネット回線の機器である光ONU(Optical Network Unit)を搭載可能な棚7を機器収容部3の耐火性扉4に取り付け、その全体を覆う電波透過性の樹脂等でできたカバー8を着脱自在に取り付けた実施形態である。この棚7に搭載される無線LANなどの機器は、扉4に設置されている情報コンセントDや電源コンセントEに接続して動作させることができるため、ユーザーは容易に設置・使用可能である。
<第2実施例>
図4〜図7に示した情報分電盤の第2実施例について説明する。
外観全体を表す図4の本実施例の情報分電盤は、実は図5のように、内側機器収容部5と、その前面に取り付けられる外側機器収容部6(一部図示を省略)で構成される2分割タイプである。つまり、家屋が建築されるとき、壁1に開けた孔10に、設備する機器を収容する内側機器収容部5と、家屋が完成した後、ユーザーの要求により設備される機器を収容する外側機器収容部6とが分離されている。
内側機器収容部5は、壁1の孔10に取り付けられる大きさの金属製箱形で、前面に開閉自在な金属製扉4が付設されている。後に設置される外側機器を動作させる電源コンセントEや通信用の信号を中継する情報コンセントDを、上述した防火用ブッシングGを介して前記扉4に設置し(図6の右図参照)、内側機器の前方に取り付けられる外側機器収容部6の機器設置を行い易くしたものである。内部には、テレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置される。
一方、外側機器収容部6は、前記内側機器収容部5の前面に着脱自在に取り付けられ、外側機器を搭載自在であり、その外側機器収容部6の前方開放部に、扉40が設けられている(図6の左図参照)。或いは、扉40の代わりに、当該外側機器収容部6の全体を覆う蓋体9を設けた形態でも実施される。
図13に示したように、壁1に設置される内側機器収容部5に、例えばテレビ受信用機器AやLAN用ハブ(通信用機器)Bを取り付け(図1参照)、各部屋からの配線ケーブルKを各機器に接続する。扉4には、テレビの信号を通過させることができるテレビ信号中継用端子、LAN信号中継端子等が設けられている。特には、光ファイバーのコンセントHや情報コンセントD、電源コンセントEが好適に設けられて実施される。これらの中継端子への配線ケーブルKは、開閉する扉4のヒンジ部分に近いところを経由して各機器に接続されるようになっている。
具体的に説明すると、扉4には、依頼主の要望により、後日取り付けられる光ONU又はケーブルMODEMや無線LANなどが設置できる外側機器収容部6が設置可能になっている。外側機器収容部6の前面には、図6の左図に示したような開閉できる電波透過性材料で成る扉40、又は図5に示したような、その外側全体を覆う着脱自在な電波透過性材料で成る蓋体9が取り付けられており、各機器の接続や配線を行い易くなっている。また、扉40を開いたとき、又は蓋体9を取り外したとき、外側機器が転落しないように外側機器収容部6には、転倒防止柵60が設けられている。
詳しくは、耐火性能を要求される住宅において、一般的に内側機器収容部5には、配線ケーブルKを通す孔が設けられているため、金属製の箱形であっても完全な耐火性はない。そのため内側機器収容部5で壁1から出る部分と、内側機器収容部5の前面開口部を覆う扉4には耐火素材を用いて、壁1の耐火性能を損じることのない構造となっている。その扉4には、各種端子や電源コンセント等が耐火構造で設けられている。つまり、壁1から外に出る表面側は金属性のプレートで覆い、内側機器収容部5側は全体を金属製の箱状の筐体で三方を覆い、その筐体に開けられる各端子に配線されているケーブルを通す孔には防火用のブッシングGが取り付けられている(図6の右図参照)。扉4に取り付け可能な外側機器収容部6には、無線LAN機器やHEMS機器が設置され、各機器から発射される電波をなるべく減衰させない素材、例えば樹脂等を用いて外側機器収容部6の扉40、若しくは外側機器収容部6を覆う蓋体9を案出したものである。
図7に示した情報分電盤について説明する。
これは、更に耐火性能を求められる場合に適応するように、外側機器収容部6及びその扉4が耐火性素材で成る場合(図7右図)、又は蓋体9が耐火性素材で成る場合(図7左図)、内部に搭載された無線機器Cが発する電波は大きく減衰して通信ができなくなってしまう。それを回避するため、前記扉4又は蓋体9に、無線機器Cが発する周波数に対応したアンテナFを設け、そのアンテナFを通じて外部に電波を透過し放射するものである。
このアンテナFは、扉4又は蓋体9の内側と外側を接続した形態のほか、外部に設けたアンテナと内部に設置される無線LANのアンテナ端子をケーブルで接続する実施形態も採用される。別の方法として、金属製の扉4、又は蓋体9に使用する電波の波長に対応したスリットを形成したスリットアンテナも採用可能である。の場合はアンテナを構成する追加素材を必要としない。
<第3実施例>
図8と図9に示した情報分電盤の第3実施例について説明する。
この実施例の情報分電盤は、壁1に開けた孔10に取り付けられるタイプと、壁1の表面に直接取り付けるタイプの両方に好適なものである。
図8に示したような内部に無線機器C等を設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部3が、壁1に対し前面が露出する形で設置される。その前面開口部に耐火性の扉4が設けられ、その扉4には、内部に搭載される無線機器Cが発する電波の周波数を透過するアンテナFが設けられている構成である。
具体的には、箱形形状の耐火性素材でできた機器収容部3の背面に、テレビ受信用機器AやLAN用ハブB等が取り付けられ、無線LANや光ONUなどを載せる棚のようなスペースが設けられている。その機器収容部3の前面開口部に設けられた耐火性扉4には、内部に搭載される無線機器Cが発する電波の周波数を透過するアンテナFが設けられている。
アンテナFの実施例としては、機器収容部3の内部と外部に同一のアンテナを形成し、耐火用扉に小さな孔を開け信号線を接続する方法がある。また、機器収容部3の外に設けたアンテナFと無線LANのアンテナ端子を同軸ケーブルで直接接続する方法もある。
図9に示した情報分電盤について説明する。
壁1に直接取り付けられたり、埋め込まれて取り付けられる情報分電盤で、上述した内側機器収容部5の手前に外側機器収納部6を突出させることなく、機器収容部3の中に仕切壁30を設けて実施することにより、壁1からの突出部分が小さくて済むタイプである。内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器B等を設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部3が、壁1に対し前面が露出する形で設置される。
この機器収容部3の内部に、耐火性素材の仕切壁30が水平配置で設けられている。当該仕切壁30で仕切られた一方の前面開口部に耐火性の扉4が設けられ、内部に、テレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置される。
そして、この仕切壁30に、耐火性の情報コンセントDや電源コンセントEが設けられ、前記仕切壁30で仕切られた他方の内部に、無線機器C等の後付機器が搭載自在になっている。前記無線機器C等の後付機器が搭載される部分の前方開口部に、電波透過性のよい、例えば樹脂製の扉40が設けられている。埃等が内部に付着しないようにするためである。
詳しく述べると、この機器収容部3は、耐火素材、例えば金属板でできた四角い箱形に形成され、その内部のおよそ半分となる位置に、耐火構造の仕切壁30が水平配置で取り付けられている。仕切壁30で仕切られた一方の部屋(図9に示した機器収容部3の上方部分)に、テレビ受信用機器AやLAN用ハブ、電話端子などの通信用機器Bの取り付け部とする。そして、他方の部屋(図9に示した機器収容部3の下方部分)を、後日ユーザーの希望により設置される光ONUやケーブルMODEM、無線LANなどのキャリア機器(C)設置用のスペースとなるよう構成されている。このキャリア機器設置スペースには、内部に設置される後付機器Cが前方の開放部に転倒しないように転倒防止柵60が取り付けられている。
前記水平配置の仕切壁30は、垂直配置に設け、左右に部屋を設ける実施形態も採用可能である(図10参照)。
そして、前記仕切壁30には、耐火構造の情報コンセントDであるテレビ信号中継端子、LAN中継端子、光コネクタ等と、電源コンセントEが設置されている。これは、耐火壁を介してキャリア機器とインフラ機器(テレビ受信用機器Aや通信用機器B)を接続するためのものである。インフラ機器が取り付けられる側の前方開放部には、耐火性の扉4が取り付けられている。
なお、図12は、上述した耐火性の情報コンセントDの詳細構造を示している。図12の上図に示した正面図において、当該情報コンセントDは、金属扉4に取り付けられた金属取付け枠D1に、金属プレートD2が表から被覆されて成る。また、同図12の下図に示した裏面図においては、当該情報コンセントDの本体が枠状の金属筐体D3で保護され、同金属筐体D3の一部穿設された下面に、防火用ブッシングGが取付けられ、その防火用ブッシングGに図示両略のコードが被覆される。そして、前記金属筐体D3の開放された裏面が、金属蓋Dで覆われている。
<第4実施例>
図10に示した情報分電盤の第4実施例について説明する。
この実施例の情報分電盤は、上述のように壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けたり、或いは、壁1の表面に直接取り付けて実施することができる。上記と同様に、壁1に対し前面が露出する形で設置され、内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器Bを設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部3の内部に、耐火性素材の仕切壁30が垂直配置で設けられている。本実施例の仕切壁30は、水平配置で設ける形態で実施してもよい(図9参照)。前記仕切壁30には耐火性の情報コンセントDや電源コンセントEが設けられ、当該仕切壁30で仕切られた一方の内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置される。この仕切壁30で仕切られた他方の内部に、無線機器等の後付機器Cが搭載自在である。
本実施例で特長的なのは、前記図9図示例の第3実施例とは異なり、当該機器収容部3の開口前面に、一枚ものの扉4が設けられ、前記後付機器Cが搭載される前面に位置する当該一枚扉4に開けた窓41に、電波透過性の蓋50が設けられていることである。
なお、当該仕切壁30と扉4が接する当該扉部分に、耐火性のゴムJが設けられており、隙間ができないようになっている。
また、図11に示した如く、前記仕切壁30に、一部切欠して形成した切欠部31を設ける実施形態も採用可能である。その場合、切欠部31の縁部にも耐火性のゴムJが設けられる。一方、当該仕切壁30と扉4が接する当該扉部分の耐火性ゴムJは、当該切欠部31の部分を塞ぐべく若干膨出して形成されている。この構造によれば、仕切壁30に耐火性の情報コンセントDや電源コンセントEが設ける必要がなく、配線ケーブルKは、前記仕切壁30の切欠部31を通され、電源コンセントE´等に接続できる。
<第5実施例>
図15〜図17に示した情報分電盤の第5実施例について説明する。
この実施例の情報分電盤は、上述した壁1に孔10を開け、その孔10に埋め込んで取り付けられるタイプの情報分電盤に適用される。
内部にテレビ受信用機器Aや通信用機器Bを設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部3が、壁1に対し前面が露出する形で設置される。その内部の略中間位置に、耐火性素材の扉4が設けられている。或いは、扉4の代わりに、図示省略の仕切壁30を設けて実施してもよい(以下同じ)。
前記の扉4で仕切られた奥側には、テレビ受信用機器Aや通信用機器B等が設置され、扉4に耐火性の情報コンセントDや電源コンセントEが設けられている。そして、前記扉4で仕切られた前方の内部に、無線機器C等の後付機器が搭載自在で、且つ壁1の表面と略同一面となる開口部分に、電波透過性の材料で成る扉40が設けられているものである。よって、後付けされる無線機器C等が支障なく使用される。
以上、実施例を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
1 壁
10 孔
2 化粧枠
3 機器収容部
30 仕切壁
4 扉
40 電波透過性扉
50 電波透過性蓋
5 内側機器収容部
6 外側機器収容部
7 棚
8 カバー
9 蓋体
A テレビ受信用機器
B 通信用機器(LAN用ハブ)
C 無線機器(後付機器)
D 情報コンセント
E 電源コンセント
F アンテナ
G 防火用ブッシング

Claims (17)

  1. 壁に孔を開け、その孔に埋め込んで取り付けられる情報分電盤において、
    化粧枠が前記壁の孔に取り付けられ、その化粧枠の内側に、テレビ受信用機器や通信用機器等を設置する機器収容部が着脱自在に取り付けられていると共に、
    前記化粧枠又は機器収容部の開放された前面に、耐火性素材の扉が取付けられ、その扉に耐火性の情報コンセント及び/又は電源コンセントが取り付けられて成ることを特徴とする情報分電盤。
  2. 前記耐火性素材の扉の前面に、外側機器を搭載する外側機器収容部が着脱自在に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載した情報分電盤。
  3. 壁に孔を開け、その孔に埋め込んで取り付けられる情報分電盤において、
    機器収容部と、その外周に取り付けられる化粧枠で構成され、
    前記機器収容部は、前記壁の孔に取り付けられる大きさの箱形で、前面に開閉自在な扉が付設され、内部にテレビ受信用機器や通信用機器等が設置されること、
    前記化粧枠は、前記機器収容部の外周に嵌合して同機器収容部を保持する枠体で、前後に移動自在であり、壁の厚さに応じて、前後に移動された前記化粧枠に保持される機器収容部が壁の孔に取り付けられることを特徴とする情報分電盤。
  4. 前記扉に、情報コンセントと及び/又は電源コンセントが取り付けられていることを特徴とする、請求項3に記載した情報分電盤。
  5. 壁に孔を開け、その孔に埋め込んで取り付けられる情報分電盤において、
    機器収容部は、前記壁の孔に取り付けられる大きさの箱形で、前面に開閉自在な扉が付設され、その扉に情報コンセント及び/又は電源コンセントが設けられ、内部にテレビ受信用機器や通信用機器等が設置される構成で、壁の孔に取り付けられて成ることを特徴とする情報分電盤。
  6. 前記扉の前面に、外側機器を搭載する外側機器収容部が着脱自在に取り付けられていることを特徴とする、請求項3又は4又は5に記載した情報分電盤。
  7. 前記扉の前面に、無線機器等の後付機器を搭載できる棚が設置され、その棚全体を覆う電波透過性素材のカバーが着脱自在に取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は3又は5に記載した情報分電盤。
  8. 壁に孔を開け、その孔に埋め込んで取り付けられる情報分電盤において、
    内側機器収容部と、その前面に取り付けられる外側機器収容部で構成され、
    前記内側機器収容部は、前記壁の孔に取り付けられる大きさの箱形で、前面に開閉自在な扉が付設され、その扉に情報コンセント及び/又は電源コンセントが設けられ、内部にテレビ受信用機器や通信用機器等が設置されること、
    前記外側機器収容部は、前記内側機器収容部の前面に着脱自在に取り付けられ、外側機器を搭載自在であり、その外側機器収容部の前方開放部に、扉又は当該外側機器収容部全体を覆う蓋体が設けられて成ることを特徴とする情報分電盤。
  9. 前記内側機器収容部及び付設の扉は、金属製で成り、外側機器収容部の前方開放部の扉又は蓋体は、電波透過性の材料で成ることを特徴とする、請求項8に記載した情報分電盤。
  10. 前記外側機器収容部及びその扉又は蓋体は、耐火性素材で成り、その蓋体又は扉にアンテナが設けられており、外側機器収容部に搭載される無線機器が発する電波の周波数は、前記アンテナによって透過することを特徴とする、請求項8に記載した情報分電盤。
  11. 壁に孔を開け、その孔に埋め込んで取り付けられ、又は壁の表面に取り付けられる情報分電盤において、
    内部に無線機器等を設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部が、壁に設置され、その前面開口部に耐火性の扉が設けられ、その扉には、内部に搭載される無線機器が発する電波の周波数を透過するアンテナが設けられていることを特徴とする情報分電盤。
  12. 壁に孔を開け、その孔に埋め込んで取り付けられ、又は壁の表面に取り付けられる情報分電盤において、
    内部にテレビ受信用機器や通信用機器を設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部が、壁に対し前面が露出する形で設置され、
    その内部に耐火性素材の仕切壁が水平配置で設けられ、前記仕切壁で仕切られた一方の前面開口部に耐火性の扉が設けられ、その内部にテレビ受信用機器や通信用機器等が設置され、前記仕切壁に耐火性の情報コンセント及び/又は電源コンセントが設けられ、前記仕切壁で仕切られた他方の内部に、無線機器等の後付機器が搭載自在に構成されていることを特徴とする情報分電盤。
  13. 前記水平配置の仕切壁が、垂直配置で設けられていることを特徴とする、請求項12に記載した情報分電盤。
  14. 前記無線機器等の後付機器が搭載される部分の前方開口部に、電波透過性の扉が設けられていることを特徴とする、請求項12又は13に記載した情報分電盤。
  15. 壁に孔を開け、その孔に埋め込んで取り付けられ、又は壁の表面に取り付けられる情報分電盤において、
    内部にテレビ受信用機器や通信用機器を設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部が、壁に対し前面が露出する形で設置され、
    その内部に耐火性素材の仕切壁が垂直配置又は水平配置で設けられ、前記仕切壁に耐火性の情報コンセント及び/又は電源コンセントが設けられ、当該仕切壁で仕切られた一方の内部にテレビ受信用機器や通信用機器等が設置され、仕切壁で仕切られた他方の内部に、無線機器等の後付機器が搭載自在であると共に、当該機器収容部の前面に開閉自在な一枚の扉が設けられ、且つ前記後付機器が搭載される前面に位置する当該一枚扉に開けた窓に、電波透過性素材の蓋が設けられて成ることを特徴とする情報分電盤。
  16. 壁に孔を開け、その孔に埋め込んで取り付けられ、又は壁の表面に取り付けられる情報分電盤において、
    内部にテレビ受信用機器や通信用機器を設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部が、壁に対し前面が露出する形で設置され、
    その内部に耐火性素材の仕切壁が垂直配置又は水平配置で設けられ、前記仕切壁には一部切欠された切欠部が設けられ、当該仕切壁で仕切られた一方の内部にテレビ受信用機器や通信用機器等が設置され、仕切壁で仕切られた他方の内部に、無線機器等の後付機器が搭載自在であると共に、当該機器収容部の前面に開閉自在な一枚の扉が設けられ、且つ前記後付機器が搭載される前面に位置する当該一枚扉に開けた窓に、電波透過性素材の蓋が設けられて成ることを特徴とする情報分電盤。
  17. 壁に孔を開け、その孔に埋め込んで取り付けられる情報分電盤において、
    内部にテレビ受信用機器や通信用機器を設置自在な箱形に形成された耐火性素材の機器収容部が、壁に対し前面が露出する形で設置され、
    その内部に耐火性素材の仕切壁又は扉が設けられ、前記仕切壁又は扉で仕切られた奥側にはテレビ受信用機器や通信用機器等が設置され、前記仕切壁又は扉に耐火性の情報コンセント及び/又は電源コンセントが設けられていると共に、前記仕切壁又は扉で仕切られた前方の内部に、無線機器等の後付機器が搭載自在で、且つ開口部分に電波透過性素材の扉が設けられて成ることを特徴とする情報分電盤。
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