JP2019164897A - 電池監視装置、電池監視システム、および電池監視方法 - Google Patents

電池監視装置、電池監視システム、および電池監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】故障診断に要する時間を短縮することができる電池監視装置、電池監視システム、および電池監視方法を提供すること。【解決手段】実施形態に係る電池監視装置は、電池と負荷とを接続するリレーと、電池から負荷への突入電流の流入を防止するプリチャージリレーとを備える複数の電池装置に設けられ、電池装置の状態を監視する電池監視装置であって、診断部を備える。診断部は、起動時に所定の接続順序で負荷と並列接続される複数の電池装置のうち、監視対象の電池装置が最初に負荷と接続される電池装置となる場合に限り、プリチャージリレーの故障診断を行う。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、電池監視装置、電池監視システム、および電池監視方法に関する。
従来、電池と負荷とを接続するリレーと、起動時に電池から負荷への突入電流の流入を防止するプリチャージリレーとを有する複数の電池装置を備え、各電池装置を負荷に並列接続して負荷へ電力を供給する電源装置がある(例えば、特許文献1参照)。
電池装置は、起動時に、まず、プリチャージリレーをオンにし、抵抗を介して電池と負荷とを接続することによって負荷の容量成分をプリチャージした後、リレーをオンにして電池と負荷とを接続することにより、電池から負荷への突入電流の流入を防止する。かかる電池装置は、起動時に各リレーおよびプリチャージリレーの故障診断を行うのが一般的である。
特開2014−93806号公報
しかしながら、複数の電池装置が備える全てのプリチャージリレーの故障診断を行うと、故障診断に要する時間が嵩む。実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、故障診断に要する時間を短縮することができる電池監視装置、電池監視システム、および電池監視方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る電池監視装置は、電池と負荷とを接続するリレーと、前記電池から前記負荷への突入電流の流入を防止するプリチャージリレーとを備える複数の電池装置に設けられ、前記電池装置の状態を監視する電池監視装置であって、診断部を備える。診断部は、起動時に所定の接続順序で前記負荷と並列接続される前記複数の電池装置のうち、監視対象の前記電池装置が最初に前記負荷と接続される電池装置となる場合に限り、前記プリチャージリレーの故障診断を行う。
実施形態の一態様に係る電池監視装置、電池監視システム、および電池監視方法は、故障診断に要する時間を短縮することができる。
図1は、実施形態に係る電池監視システムの構成の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る故障診断中に行われるBMS間通信の説明図である。 図3は、実施形態に係る起動時の正リレー、負リレー、およびPリレーの動作タイミングの一例を示す説明図である。 図4は、実施形態に係るマスタBMSの診断部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、電池監視装置、電池監視システム、および電池監視方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。ここでは、車両を走行させるモータへ電力を供給する電池装置の状態を監視する電池監視システムを例に挙げて説明する。図1は、実施形態に係る電池監視システム100の構成の一例を示す説明図である。
図1に示すように、電池監視システム100は、第1パック10、第2パック20、および第3パック30を備える。第1パック10、第2パック20、および第3パック30は、電池装置であり、負荷4と並列接続されて負荷4へ電力を供給する。負荷4は、車両を走行させるモータである。
なお、ここでは、電池監視システム100が第1パック10、第2パック20、および第3パック30という3個の電池装置を備える場合を例に挙げて説明するが、電池装置の個数は、複数個であれば、2個であってもよく、4個以上であってもよい。
第1パック10は、複数の電池が直列接続された組電池11を備える。また、第1パック10は、組電池11の正極と負荷4の正極とを接続する正極側リレー(以下、「正リレー12」と記載する)と、組電池11の負極と負荷4の負極とを接続する負極側リレー(以下、「負リレー13」と記載する)とを備える。
さらに、第1パック10は、組電池11から負荷4への突入電流の流入を防止するプリチャージリレー(以下「Pリレー14」と記載する)を備える。Pリレー14は、抵抗15を介して正リレー12と並列接続される。
また、第1パック10には、マスタBMS(Battery Management System)16が設けられる。マスタBMS16は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。
マスタBMS16は、第1パック10の状態を監視する電池監視装置であり、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する診断部17を備える。
マスタBMS16は、組電池11の電圧の状態を監視する他、正リレー12、負リレー13、およびPリレー14のオン/オフを切り替える制御を行う。診断部17は、正リレー12、負リレー13、およびPリレー14の故障診断を行う。
なお、マスタBMS16が備える診断部17は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
第2パック20は、複数の電池が直列接続された組電池21を備える。また、第2パック20は、組電池21の正極と負荷4の正極とを接続する正極側リレー(以下、「正リレー22」と記載する)と、組電池21の負極と負荷4の負極とを接続する負極側リレー(以下、「負リレー23」と記載する)とを備える。
さらに、第2パック20は、組電池21から負荷4への突入電流の流入を防止するプリチャージリレー(以下「Pリレー24」と記載する)を備える。Pリレー24は、抵抗25を介して正リレー22と並列接続される。
また、第2パック20には、第1スレーブBMS26が設けられる。第1スレーブBMS26は、CPU、ROM、RAMなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。第1スレーブBMS26は、第2パック20の状態を監視する電池監視装置であり、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する診断部27を備える。
第1スレーブBMS26は、組電池21の電圧の状態を監視する他、正リレー22、負リレー23、およびPリレー24のオン/オフを切り替える制御を行う。診断部27は、正リレー22、負リレー23、およびPリレー24の故障診断を行う。第1スレーブBMS26が備える診断部27は、ASICやFPGA等のハードウェアで構成されてもよい。
第3パック30は、複数の電池が直列接続された組電池31を備える。また、第3パック30は、組電池31の正極と負荷4の正極とを接続する正極側リレー(以下、「正リレー32」と記載する)と、組電池31の負極と負荷4の負極とを接続する負極側リレー(以下、「負リレー33」と記載する)とを備える。
さらに、第3パック30は、組電池31から負荷4への突入電流の流入を防止するプリチャージリレー(以下「Pリレー34」と記載する)を備える。Pリレー34は、抵抗35を介して正リレー32と並列接続される。
また、第3パック30には、第2スレーブBMS36が設けられる。第2スレーブBMS36は、CPU、ROM、RAMなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。第2スレーブBMS36は、第3パック30の状態を監視する電池監視装置であり、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する診断部37を備える。
第2スレーブBMS36は、組電池31の電圧の状態を監視する他、正リレー32、負リレー33、およびPリレー34のオン/オフを切り替える制御を行う。診断部37は、正リレー32、負リレー33、およびPリレー34の故障診断を行う。第2スレーブBMS36が備える診断部37は、ASICやFPGA等のハードウェアで構成されてもよい。
なお、以下では、第1パック10、第2パック20、および第3パック30のうち、特定のパックを指さない場合には、単にパックと記載することがある。また、以下では、3個の正リレー12,22,32のうち、特定の正リレーを指さない場合には、単に正リレーと記載することがある。
また、3個の負リレー13,23,33についても同様に、特定の負リレーを指さない場合には、単に負リレーと記載し、3個のPリレー14,24,34についても同様に、特定のPリレーを指さない場合には、単にPリレーと記載することがある。
マスタBMS16、第1スレーブBMS26、および第2スレーブBMS36は、図1に太点線で示すCAN(Controller Area Network)通信ラインによって接続され、CAN通信ラインを介して互いに各種情報の送受信を行うことができる。
例えば、マスタBMS16は、第1スレーブBMS26および第2スレーブBMS36へ故障診断を開始させる指令を含む情報を送信する。また、マスタBMS16は、第1スレーブBMS26および第2スレーブBMS36へ負荷4への給電を開始させる指令を含む情報を送信する。
一方、第1スレーブBMS26および第2スレーブBMS36は、例えば、故障診断の結果や、マスタBMS16からの指令に従った動作結果等を含む情報をマスタBMS16へ送信する。
また、第1スレーブBMS26は、組電池21の電圧を示す情報を所定周期でマスタBMS16へ送信する。第2スレーブBMS36は、組電池31の電圧を示す情報を所定周期でマスタBMS16へ送信する。
また、マスタBMS16および車両制御ユニット5は、図1に太点線で示すCAN通信ラインによって接続され、CAN通信ラインを介して互いに各種情報の送受信を行うことができる。
例えば、マスタBMS16は、起動信号を受信して起動する場合に、第1パック10の故障診断を行うと共に、第2パック20および第3パック30の故障診断を行わせ、故障診断の結果を含む情報を車両制御ユニット5へ送信する。また、マスタBMS16は、組電池11,21,31の平均電圧を示す情報等を所定周期で車両制御ユニット5へ送信する。
車両制御ユニット5は、車両全体を統括制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAMなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。車両制御ユニット5は、例えば、車両の運転者の操作に応じた回転速度でモータを回転させる制御信号を負荷4へ出力することにより、負荷4の動作制御を行う。
また、車両制御ユニット5は、例えば、マスタBMS16から正リレー12,22,32、負リレー13,23,33、およびPリレー14,24,34のうちの何れかが故障したことを示す情報を受信する場合に、警告灯を点灯させてユーザに故障を報知する。
かかる電池監視システム100では、車両のイグニッションスイッチ(以下、「IG」と記載する)がオンされて起動する場合に、第1パック10、第2パック20、および第3パック30の故障診断を行う。
マスタBMS16は、各パックの故障診断を行う場合、まず、負荷4と順番に接続するパックの接続順序を決定する。このとき、マスタBMS16は、例えば、第1パック10、第2パック20、および第3パック30の組電池11,21,31の平均電圧を算出し、電圧が平均電圧に近いパックの順に接続する接続順序を決定する。
そして、マスタBMS16は、決定した接続順序と同一の順序で各パックに回ってくる順番で、各パックの正リレーおよび負リレーの故障診断を行う。このとき、マスタBMS16は、最初に負荷4と接続されるパックが第1パック10である場合には、正リレー12および負リレー13の故障診断を行った後、接続順の順番で第2パック20および第3パック30の正リレーおよび負リレーの故障診断を行わせる。
また、マスタBMS16は、最初に負荷4と接続されるパックが第1パック10または第2パック20である場合、最初に負荷4に接続されるパックの正リレーおよび負リレーの故障診断を行わせる。
その後、マスタBMS16は、2番目に負荷4に接続されるパックが第1パック10である場合、正リレー12および負リレー13の故障診断を行った後、残りのパックの正リレーおよび負リレーの故障診断を行わせる。
また、マスタBMS16は、2番目に負荷4と接続されるパックが第1パック10でない場合、第2パック20および第3パック30のうち、故障診断が行われていない方のパックに正リレーおよび負リレーの故障診断を行わせる。その後、マスタBMS16は、正リレー12および負リレー13の故障診断を行う。
その後、マスタBMS16は、各パックを順次負荷4と接続する前にPリレーの故障診断を実行する。このとき、電池監視システム100では、3個のPリレー14,24,34の全てについて故障診断を行わなくても、最初に負荷4と接続されるパックのPリレーさえ正常であれば、負荷4へ突入電流は流れない。
例えば、1番目に負荷4と接続されるパックのPリレーが故障しておらず、2番目に負荷4と接続されるパックのPリレーが故障していた場合、1番目のパックを負荷4と接続するときに、Pリレーをオンにして負荷4の容量成分をプリチャージすることができる。
これにより、負荷4は、2番目のパックが接続される時点では、既にプリチャージが完了しているため、2番目に負荷4と接続されるパックのPリレーが故障してオン固着していても、負荷4へ突入電流が流入することがない。これは、3番目に負荷4と接続されるパックのPリレーが故障していた場合も同様である。
そこで、マスタBMS16は、全ての正リレーおよび負リレーの故障診断が終了した後、最初に負荷4と接続されるパックに限りPリレーの故障診断を実行し、他のPリレーの故障診断を行わずに、各パックと負荷4とを先に決定した接続順序で接続させる。
これにより、電池監視システム100は、起動時に負荷4へ突入電流が流入することを防止しつつ、最初に負荷4と接続されるパック以外のパックが備えるPリレーの故障診断を省略することにより、故障診断に要する時間を短縮することができる。
次に、図2を参照し、故障診断中におけるBMS間通信の一例について説明する。図2は、実施形態に係る故障診断中におけるBMS間通信の説明図である。ここでは、マスタBMS16によって、第1パック10、第2パック20、第3パック30の順に負荷4と接続するように接続順序が決定された場合を例に挙げて説明する。
なお、図2に示す「負」と記載されたブロックは、負リレーを動作させて行う故障診断の期間を示しており、「正」と記載されたブロックは、正リレーを動作させて行う故障診断の期間を示している。
また、「P」と記載されたブロックは、Pリレーを動作させて行う故障診断の期間を示しており、「プリチャージ」と記載されたブロックは、負荷4の容量成分がプリチャージ中の期間を示している。
また、「負荷接続」と記載されたブロックは、パックを負荷4と接続する接続動作の期間を示している。なお、故障診断中の各正リレー、各負リレー、各Pリレーの動作、および故障診断の内容については、図3を参照して詳述する。
第1パック10、第2パック20、第3パック30の順に負荷4と接続される場合、マスタBMS16は、図2に示すように、負リレー13を動作させる故障診断と、正リレー12を動作せる故障診断とを連続して行う。そして、マスタBMS16は、第1スレーブBMS26へ故障診断を開始させる指令を含む情報を送信する(ステップS1)。
第1スレーブBMS26は、故障診断を開始させる指令を含む情報を受信すると、負リレー23を動作させる故障診断と、正リレー22を動作させる故障診断とを連続して行い、故障診断の結果を含む情報をマスタBMS16へ送信する(ステップS2)。
マスタBMS16は、第1スレーブBMS26から故障結果を含む情報を受信すると、第2スレーブBMS36へ故障診断を開始させる指令を含む情報を送信する(ステップS3)。
第2スレーブBMS36は、故障診断を開始させる指令を含む情報を受信すると、負リレー33を動作させる故障診断と、正リレー32を動作させる故障診断とを連続して行い、故障診断の結果を含む情報をマスタBMS16へ送信する(ステップS4)。
マスタBMS16は、第2スレーブBMS36から故障結果を含む情報を受信すると、Pリレー14を動作させて負荷4の容量成分をプリチャージし、第1パック10を負荷4と接続する。このとき、マスタBMS16は、Pリレー14の故障診断を行う。そして、マスタBMS16は、第1スレーブBMS26へ負荷4との接続指令を含む情報を送信する(ステップS5)。
第1スレーブBMS26は、負荷4との接続指令を受信すると、第2パック20を負荷4と接続し、その旨を示す動作結果を含む情報をマスタBMS16へ送信する(ステップS6)。マスタBMS16は、第1スレーブBMS26から動作結果を含む情報を受信すると、第2スレーブBMS36へ負荷4との接続指令を含む情報を送信する(ステップS7)。
第2スレーブBMS36は、負荷4との接続指令を含む情報を受信すると、第3パック30を負荷4と接続し、その旨を示す動作結果を含む情報をマスタBMS16へ送信する(ステップS8)。
このように、電池監視システム100では、マスタBMS16、第1スレーブBMS26、および第2スレーブBMS36が、負リレーを動作させる故障診断と正リレーを動作させる故障診断とを連続して行う毎に通信を行う。
これにより、電池監視システム100では、マスタBMS16、第1スレーブBMS26、および第2スレーブBMS36が、順番に負リレーを動作させ、その後、順番に正リレーを動作させて故障診断を行う場合に比べて通信回数を低減することができる。
具体的には、マスタBMS16、第1スレーブBMS26、および第2スレーブBMS36は、順番に負リレーを動作させ、その後、順番に正リレーを動作させて故障診断を行う場合、負リレーを動作させる度および正リレーを動作させる度に通信する必要がある。
かかる場合、マスタBMS16が負リレーを動作させ、マスタBMS16から第1スレーブBMS26へ負リレーの動作指令を送信し(1回目通信)、第1スレーブBMS26からマスタBMS16へ負リレーの動作結果を送信する(2回目通信)。
続いて、マスタBMS16から第2スレーブBMS36へ負リレーの動作指令を送信し(3回目通信)、第2スレーブBMS36からマスタBMS16へ負リレーの動作結果を送信する(4回目通信)。
その後、マスタBMS16が正リレーを動作させ、マスタBMS16から第1スレーブBMS26へ正リレーの動作指令を送信し(5回目通信)、第1スレーブBMS26からマスタBMS16へ負リレーの動作結果を送信する(6回目通信)。
続いて、マスタBMS16から第2スレーブBMS36へ正リレーの動作指令を送信し(7回目通信)、第2スレーブBMS36からマスタBMS16へ正リレーの動作結果を送信する(8回目通信)。このように、計8回の通信が必要となる。
これに対して、電池監視システム100では、図2に示すように、ステップS1〜ステップS4の4回の通信で負リレーを動作させる故障診断、および正リレーを動作させる故障診断を完了することができる。
また、電池監視システム100では、マスタBMS16が決定する負荷4との接続順序と同一の順序で各パックに回ってくる順番で負リレーを動作させる故障診断と、正リレーを動作させる故障診断を行い、各パックを決定した接続順序で負荷4と接続する。
図2に示す例では、マスタBMS16は、第1パック10、第2パック20、第3パック30の順で故障診断、および負荷4との接続を行う。これにより、マスタBMS16は、各パックの故障診断を行う順序、および各パックを負荷4と接続する順序の制御を簡易な処理で実現することができる。
次に、図3と図1とを合わせて参照しながら、起動時の各パックの動作の一例について説明する。図3は、実施形態に係る起動時の正リレー、負リレー、およびPリレーの動作タイミングの一例を示す説明図である。ここでも、図2に示す場合と同様に、第1パック10、第2パック20、第3パック30の順に負荷4と接続する場合を例に挙げて説明する。
マスタBMS16は、第1パック10、第2パック20、第3パック30の順に負荷4と接続すると決定した場合、まず、時刻t1から時刻t2までの期間、第1パック10の正リレー12およびPリレー14をオフにした状態で負リレー13をオンにする。このとき、正リレー12およびPリレー14がオン固着していなければ、第1パック10の正極および負極間の電位差は、「0」になるはずである。
このため、マスタBMS16の診断部17は、第1パック10の正極および負極間の電位差が「0」であれば、正リレー12およびPリレー14がオン固着していないと診断する。また、診断部17は、第1パック10の正極および負極間の電位差が「0」でない場合、正リレー12またはPリレー14がオン固着して故障していると診断する。
なお、診断部17は、第1パック10の正極および負極間の電位差が組電池11の電圧と略同一である場合に、正リレー12がオン固着していると診断し、組電池11の電圧よりも低い場合に、Pリレー14がオン固着していると診断することができる。
その後、マスタBMS16は、時刻t2から時刻t3までの期間、第1パック10の負リレー13およびPリレー14をオフにした状態で正リレー12をオンにする。このとき、負リレー13がオン固着していなければ、第1パック10の正極および負極間の電位差は、「0」になるはずである。
このため、診断部17は、第1パック10の正極および負極間の電位差が「0」であれば、負リレー13がオン固着していないと診断する。また、診断部17は、第1パック10の正極および負極間の電位差が「0」でない場合、負リレー13がオン固着して故障していると診断する。
続いて、第1スレーブBMS26は、時刻t3から時刻t4までの期間、第2パック20の正リレー22およびPリレー24をオフにした状態で負リレー23をオンにする。このとき、正リレー22およびPリレー24がオン固着していなければ、第2パック20の正極および負極間の電位差は、「0」になるはずである。
このため、第1スレーブBMS26の診断部27は、第2パック20の正極および負極間の電位差が「0」であれば、正リレー22およびPリレー24がオン固着していないと診断する。また、診断部27は、第2パック20の正極および負極間の電位差が「0」でない場合、正リレー22またはPリレー24がオン固着して故障していると診断する。
なお、診断部27は、第2パック20の正極および負極間の電位差が組電池21の電圧と略同一である場合に、正リレー22がオン固着していると診断し、組電池21の電圧よりも低い場合に、Pリレー24がオン固着していると診断することができる。
その後、第1スレーブBMS26は、時刻t4から時刻t5までの期間、第2パック20の負リレー23およびPリレー24をオフにした状態で正リレー22をオンにする。このとき、負リレー23がオン固着していなければ、第2パック20の正極および負極間の電位差は、「0」になるはずである。
このため、診断部27は、第2パック20の正極および負極間の電位差が「0」であれば、負リレー23がオン固着していないと診断する。また、診断部27は、第2パック20の正極および負極間の電位差が「0」でない場合、負リレー23がオン固着して故障していると診断する。
続いて、第2スレーブBMS36は、時刻t5から時刻t6までの期間、第3パック30の正リレー32およびPリレー34をオフにした状態で負リレー33をオンにする。このとき、正リレー32およびPリレー34がオン固着していなければ、第3パック30の正極および負極間の電位差は、「0」になるはずである。
このため、第2スレーブBMS36の診断部37は、第3パック30の正極および負極間の電位差が「0」であれば、正リレー32およびPリレー34がオン固着していないと診断する。また、診断部37は、第3パック30の正極および負極間の電位差が「0」でない場合、正リレー32またはPリレー34がオン固着して故障していると診断する。
なお、診断部37は、第3パック30の正極および負極間の電位差が組電池31の電圧と略同一である場合に、正リレー32がオン固着していると診断し、組電池31の電圧よりも低い場合に、Pリレー34がオン固着していると診断することができる。
その後、第2スレーブBMS36は、時刻t6から時刻t7までの期間、第3パック30の負リレー33およびPリレー34をオフにした状態で正リレー32をオンにする。このとき、負リレー33がオン固着していなければ、第3パック30の正極および負極間の電位差は、「0」になるはずである。
このため、診断部37は、第3パック30の正極および負極間の電位差が「0」であれば、負リレー33がオン固着していないと診断する。また、診断部37は、第3パック30の正極および負極間の電位差が「0」でない場合、負リレー33がオン固着して故障していると診断する。
ここまでの動作で、正リレー12,22,32、負リレー13,23,33、およびPリレー14,24,34の故障診断が完了する。次に、マスタBMS16は、監視対象の第1パック10が最初に負荷4と接続するパックであるため、第1パック10のPリレー14の故障診断を行う。
このとき、マスタBMS16は、負荷4とパックとを最初に接続する場合に必要な負荷4の容量成分をプリチャージする動作を利用して、Pリレー14の故障診断を行う。これにより、マスタBMS16は、Pリレー14の故障診断のためだけにPリレー14を動作させる処理を省くことができるため、故障診断に要する時間を短縮することができる。
具体的には、マスタBMS16の診断部17は、時刻t7で負リレー13をオンにし、その後、時刻t8でPリレー14をオンにする。これにより、組電池11からPリレー14を経由させ抵抗15によって電圧を低下させた電力を負荷4へ供給し、負荷4の容量成分をプリチャージする。
このとき、診断部17は、第1パック10の正極および負極間の電位差が「0」である場合、Pリレー14がオフ固着して故障していると診断する。また、診断部17は、第1パック10の正極および負極間の電位差が、抵抗15によって組電池11の電圧を低下させた所定の電圧となっていれば、Pリレー14がオフ固着しておらず正常に動作していると診断する。
そして、マスタBMS16は、診断部17によってPリレー14が正常であると判定される場合に、時刻t9で正リレー12をオンにして組電池11と負荷4とを接続させる。その後、第1スレーブBMS26は、時刻t10で負リレー23をオンにし、時刻t11で正リレー22をオンにして組電池21と負荷4とを接続する。
続いて、第2スレーブBMS36は、時刻t11で負リレー33をオンにし、時刻t12で正リレー32をオンにして組電池31と負荷4とを接続する。これにより、第1パック10、第2パック20、および第3パック30と負荷4との接続が完了する。
なお、前述したが、第2パック20の組電池21が負荷4に接続される時点、および第3パック30の組電池31が負荷4に接続される時点で、既に負荷4のプリチャージが完了している。このため、負荷4には、突入電流が流入することがない。
次に、図4を参照し、マスタBMS16の診断部17が実行する処理について説明する。図4は、実施形態に係るマスタBMS16の診断部17が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
診断部17は、IGがオンされた場合に、図4に示す処理を行う。具体的には、図4に示すように、診断部17は、まず、第1パック10、第2パック20、および第3パック30の各組電池11,21,31の電圧を取得する(ステップS101)。
続いて、診断部17は、各組電池11,21,31の電圧に基づいて負荷4と接続するパック(第1パック10、第2パック20、第3パック30)の接続順序を決定する(ステップS102)。
そして、診断部17は、決定した接続順序で最初に負荷4と接続するパックのリレー診断を実行する(ステップS103)。このとき、診断部17は、最初に接続するパックが第1パック10である場合、第1パック10の正リレー12および負リレー13のリレー診断を行う。
また、診断部17は、最初に接続するパックが第2パック20である場合、第2パック20の診断部27へ正リレー22および負リレー23の故障診断を行わせ、診断結果を取得する。また、診断部17は、最初に接続するパックが第3パック30である場合、第3パック30の診断部37に正リレー32および負リレー33の故障診断を行わせ、診断結果を取得する。
続いて、診断部17は、次に負荷4と接続するパックのリレー診断を実行する(ステップS104)。このとき、診断部17は、次に接続するパックが第1パック10である場合、第1パック10の正リレー12および負リレー13のリレー診断を行う。
また、診断部17は、次に接続するパックが第2パック20である場合、第2パック20の診断部27へ正リレー22および負リレー23の故障診断を行わせ、診断結果を取得する。また、診断部17は、次に接続するパックが第3パック30である場合、第3パック30の診断部37に正リレー32および負リレー33の故障診断を行わせ、診断結果を取得する。
その後、診断部17は、リレー未診断のパックがあるか否かを判定する(ステップS105)。そして、診断部17は、未診断のパックがあると判定した場合(ステップS105,Yes)、処理をステップS104へ移す。
また、診断部17は、リレー未診断のパックがないと判定した場合(ステップS105,No)、故障したリレーがあるか否かを判定する(ステップS106)。診断部17は、故障したリレーがあると判定した場合(ステップS106,Yes)、故障したリレーがあるパックを接続対象から除外し(ステップS107)、処理をステップS108へ移す。
また、診断部17は、故障したリレーがないと判定した場合(ステップS106,No)、最初に接続するパックのPリレー診断を実行する(ステップS108)。このとき、診断部17は、最初に接続するパックが第1パック10である場合、第1パック10のPリレー14のリレー診断を行う。
また、診断部17は、最初に接続するパックが第2パック20である場合、第2パック20の診断部27へPリレー24の故障診断を行わせ、診断結果を取得する。また、診断部17は、最初に接続するパックが第3パック30である場合、第3パック30の診断部37にPリレー34の故障診断を行わせ、診断結果を取得する。
続いて、診断部17は、最初に負荷4と接続するパックのPリレーが正常か否かを判定し(ステップS109)、Pリレーが正常でないと判定した場合(ステップS109,No)、車両制御ユニット5へ故障通知を行い(ステップS110)、処理を終了する。
また、診断部17は、Pリレーが正常であると判定した場合(ステップS109,Yes)、ステップS102で決定した接続順序でパックと負荷4とを順次接続し(ステップS111)、IGがオフされたか否かを判定する(ステップS112)。
そして、診断部17は、IGがオフされていないと判定した場合(ステップS112,No)、IGがオフされるまでステップS112の判定処理を繰り返す。また、診断部17は、IGがオフされたと判定した場合(ステップS112,Yes)、全リレーをオフにして(ステップS113)、処理を終了する。
上述したように、実施形態に係る各パックは、組電池と負荷とを接続するリレー(正リレーおよび負リレー)と、組電池から負荷への突入電流の流入を防止するPリレーとを備える。そして、実施形態に係る各BMS(マスタBMS、第1スレーブBMS、第2スレーブBMS)は、それぞれ各パックに設けられ、パックの状態を監視する電池監視装置ある。
各BMSは、起動時に所定の接続順序で負荷と並列接続される複数のパックのうち、監視対象のパックが最初に負荷と接続されるパックとなる場合に限り、Pリレーの故障診断を行う診断部を備える。これにより、実施形態に係るBMSは、監視対象のパックが最初に負荷と接続されるパックでない場合に、Pリレーの故障診断を省略することができるので、故障診断に要する時間を短縮することができる。
また、実施形態に係るパックは、組電池の正極と負荷の正極とを接続する正リレーと、組電池の負極と負荷の負極とを接続する負リレーとを備え、診断部は、負リレーの故障診断と正リレーの故障診断とを連続して行う。これにより、各BMSは、故障診断中に相互に情報を送受信する通信回数を低減することにより、故障診断に要する時間を短縮することができる。
また、実施形態に係る診断部は、監視対象のパックの負リレーをオンにした状態で正リレーをオンにする前に、Pリレーをオンにして負荷の容量成分をプリチャージするPリレーの動作に基づいてPリレーの故障診断を行う。
このように、診断部は、起動時に必須の負荷のプリチャージ動作を利用してPリレーの故障診断を行うので、Pリレーの故障診断のためだけにPリレーを動作させる処理を省くことができるので、故障診断に要する時間を短縮することができる。
また、実施形態に係る診断部は、各パックと負荷とが接続される所定の接続順序と同一の順序で各パックに回ってくる順番で監視対象のパックの正リレーおよび負リレーの故障診断を行う。これにより、診断部は、各パックの故障診断を行う順序、および各パックを負荷と接続する順序の制御を簡易な処理で実現することができる。
なお、上述した実施形態では、車両を走行させるモータへ電力を供給する電池装置の状態を監視する電池監視システムを例に挙げて説明したが、実施形態に係る電池監視システムは、HEMS(Home Energy Management System)等、任意の給電システムが備える電池装置の状態を監視することもできる。
また、上述した実施形態では、各パックのBMSは、各パックが負荷に接続される所定の接続順序と同一の順序で各パックに回ってくる順番で監視対象のパックの正リレーおよび負リレーの故障診断を行ったが、これは一例である。
各パックのBMSは、監視対象のパックが最初に負荷と接続されるパックとなる場合に限り、Pリレーの故障診断を行うことができれば、それ以前に行う正リレーおよび負リレーの故障診断については、任意の順序で行ってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
100 電池監視システム
4 負荷
5 車両制御ユニット
10 第1パック
20 第2パック
30 第3パック
11,21,31 組電池
12,22,32 正リレー
13,23,33 負リレー
14,24,34 Pリレー
15,25,35 抵抗
17,27,37 診断部
16 マスタBMS
26 第1スレーブBMS
36 第2スレーブBMS

Claims (6)

  1. 電池と負荷とを接続するリレーと、前記電池から前記負荷への突入電流の流入を防止するプリチャージリレーとを備える複数の電池装置に設けられ、前記電池装置の状態を監視する電池監視装置であって、
    起動時に所定の接続順序で前記負荷と並列接続される前記複数の電池装置のうち、監視対象の前記電池装置が最初に前記負荷と接続される電池装置となる場合に限り、前記プリチャージリレーの故障診断を行う診断部
    を備えることを特徴とする電池監視装置。
  2. 前記電池装置は、
    前記電池の正極と前記負荷の正極とを接続する正極側リレーと、前記電池の負極と前記負荷の負極とを接続する負極側リレーとを備え、
    前記診断部は、
    前記負極側リレーの故障診断と前記正極側リレーの故障診断とを連続して行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池監視装置。
  3. 前記診断部は、
    前記監視対象の電池装置の前記負極側リレーをオンにした状態で前記正極側リレーをオンにする前に、前記プリチャージリレーをオンにして前記負荷の容量成分をプリチャージする前記プリチャージリレーの動作に基づいて当該プリチャージリレーの故障診断を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の電池監視装置。
  4. 前記診断部は、
    前記所定の接続順序と同一の順序で各電池装置に回ってくる順番で前記監視対象の電池装置の前記正極側リレーおよび前記負極側リレーの故障診断を行う
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電池監視装置。
  5. 電池と負荷とを接続するリレーと、前記電池から前記負荷への突入電流の流入を防止するプリチャージリレーとを備える複数の電池装置に設けられ、前記電池装置の状態を監視する電池監視装置を備え、
    各前記電池監視装置は、
    起動時に所定の接続順序で前記負荷と並列接続される前記複数の電池装置のうち、監視対象の前記電池装置が最初に前記負荷と接続される電池装置となる場合に限り、前記プリチャージリレーの故障診断を行う診断部
    を備えることを特徴とする電池監視システム。
  6. 電池と負荷とを接続するリレーと、前記電池から前記負荷への突入電流の流入を防止するプリチャージリレーとを備える複数の電池装置に設けられる電池監視装置によって前記電池装置の状態を監視する工程と、
    起動時に所定の接続順序で前記負荷と並列接続される前記複数の電池装置のうち、前記電池監視装置による監視対象の前記電池装置が最初に前記負荷と接続される電池装置となる場合に限り、前記プリチャージリレーの故障診断を行う工程と
    を含むことを特徴とする電池監視方法。
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